JP6206545B1 - 伝送特性補償装置、伝送特性補償方法及び通信装置 - Google Patents

伝送特性補償装置、伝送特性補償方法及び通信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】補償精度を向上させることができる伝送特性補償装置、伝送特性補償方法及び通信装置を得る。【解決手段】受信回路5は、受信信号の歪を補償する第1の適応補償部7を有する。適応補償係数算出部6は、受信信号から第1及び第2の既知信号を検出する既知信号検出部8と、受信信号の歪を補償する第2の適応補償部10と、第1の既知信号とその真値との比較から第2の適応補償部10のタップ係数の初期値を算出するタップ係数初期値算出部12と、第2の既知信号を用いて第2の適応補償部10の出力の位相変動を補償する第1の位相変動補償部14と、第2の適応補償部10及び第1の位相変動補償部14で補償された第1及び第2の既知信号の少なくとも1つとその真値との比較から第1及び第2の適応補償部7,10のタップ係数を算出するタップ係数算出部16とを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、データ通信において伝送路の特性を補償する伝送特性補償装置、伝送特性補償方法及び通信装置に関する。
コヒーレント光通信では、伝送信号の歪をデジタル信号処理により補償することで、数十Gbit/s以上の大容量伝送を実現している。デジタル信号処理では、波長分散補償、偏波多重分離及び偏波分散補償、周波数・位相変動補償等の処理を行っている。更なる大容量化の実現のためには、それらの補償精度の更なる向上が求められている。
適応等化は、デジタル信号処理の中でも最も重要な機能であり、主に、偏波多重分離、偏波分散補償、残留波長分散補償、タイミングジッタ補償等、時間的に変化する状況に対して補償を行う。
適応等化部は、一般的にデジタルフィルタで構成され、そのデジタルフィルタに伝送信号の歪を相殺できるタップ係数を設定することで伝送信号を補償できる。従って、補償の精度はタップ係数の適切性に依存する。このタップ係数を算出する方法として、従来から様々なアルゴリズムが提案されている。
例えば、適応等化アルゴリズムとして、判定帰還型最小二乗平均アルゴリズム(DD-LMS: Decision Directed Least Mean Square)を改良したものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかし、判定帰還ループの中に数値演算型発振器(Numerically-Controlled Oscillator)を使用しており、レーザの位相雑音変動に追従できないため、回路化が難しい。
また、適応等化アルゴリズムとして、定包絡線アルゴリズム(CMA: Constant Modulus Algorithm)を改良したものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。この方式では出力信号の振幅変調成分が一定となるように適応等化部内のフィルタのタップ係数を更新するが、変調方式の多値度が上がると利用が難しくなる。また、多値化に向けて改良が加えられているが、更なる多値化は難しい。
また、適応等化アルゴリズムとして、最小二乗平均アルゴリズム(LMS: Least Mean Square)を改良したものが提案されている(例えば、特許文献3参照)。この方式では帰還ループに帯域制限に対応する固定フィルタを挿入する。
特開2011−199605号公報 特開2011−223563号公報 国際公開第2012/108421号公報 特開2013-168983号公報 特開2014−155194号公報
従来の伝送特性補償装置では、補償精度を向上できず、補償しきれない残留歪が残るという問題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は補償精度を向上させることができる伝送特性補償装置、伝送特性補償方法及び通信装置を得るものである。
本発明に係る伝送特性補償装置は、受信信号の歪を補償する第1の適応補償部を有する受信回路と、適応補償係数算出部とを備え、前記適応補償係数算出部は、前記受信信号から第1及び第2の既知信号を検出する既知信号検出部と、前記受信信号の歪を補償する第2の適応補償部と、前記第1の既知信号とその真値との比較から前記第2の適応補償部のタップ係数の初期値を算出するタップ係数初期値算出部と、前記第2の既知信号を用いて前記第2の適応補償部の出力の位相変動を補償する第1の位相変動補償部と、前記第2の適応補償部及び前記第1の位相変動補償部で補償された前記第1及び第2の既知信号の少なくとも1つとその真値との比較から前記第1及び第2の適応補償部のタップ係数を算出するタップ係数算出部とを有することを特徴とする。
本発明により、補償精度を向上させることができる。
本発明の実施の形態1に係る通信装置を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る伝送特性補償装置を示す図である。 受信信号を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る適応補償係数算出部の実施例1を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る適応補償係数算出部の実施例2を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る適応補償係数算出部を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る位相変動補償部の動作を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る適応補償係数算出部を示す図である。 本発明の実施の形態4に係る伝送特性補償装置を示す図である。
本発明の実施の形態に係る伝送特性補償装置、伝送特性補償方法及び通信装置について図面を参照して説明する。同じ又は対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る通信装置を示す図である。この通信装置は、送信側から送信された光信号を受信するデジタルコヒーレント光受信器である。
偏波分離部1は、光信号をX偏波とY偏波に分離する。光電変換部2は、1組の光信号をアナログ電気信号に変換する。AD(Analog to Digital)変換部3は、1組のアナログ電気信号を所定のサンプリング周波数で標本化することで1組のデジタル電気信号に変換する。デジタル信号処理部4は、AD変換部3から出力されたデジタル電気信号である受信信号に対してデジタル信号処理を行うことで、送信データを復元(復調)する。デジタル信号処理部4は、以下に説明する伝送特性補償装置を有する。
図2は、本発明の実施の形態1に係る伝送特性補償装置を示す図である。ここではX偏波側の構成について説明するが、Y偏波側の構成も同様である。伝送特性補償装置は、受信回路5と、受信回路5とは別に設けられた適応補償係数算出部6とを備える。受信回路5は、受信信号の歪を補償する第1の適応補償部7を有する。第1の適応補償部7は、バタフライ型のFIRフィルタで構成され、X偏波とY偏波の信号の偏波多重分離及び偏波分散を補償し、更に残留波長分散も補償する。適応補償係数算出部6は、第1の適応補償部7の補償係数を算出する。
図3は、受信信号を示す図である。光信号には、送信側でデータ信号に対して、比較的長周期で複数シンボルが連続既知信号(「長周期・連続既知パターン」以後「LP」と称する)として挿入され、比較的短周期で1シンボル又は複数シンボルが単発既知信号(「短周期・単発既知パターン」以後「SP」と称する)として挿入されている。LPは受信回路5におけるデータ同期用に挿入され、SPは受信回路5における位相雑音補償用に挿入されている。例えば、LPとして、伝送信号のパケット、OTU(Optical-chennel Transport unit:数万シンボル)フレームに1回又は数回の割合で、既知の数百シンボル(例えば、128シンボル、256シンボル、512シンボル等)が付加される。SPとして、一定シンボル毎(例えば、数十シンボル毎)に1から数シンボルが定期的に挿入される。なお、SPはLP部にも挿入されるが、LP部におけるSPの挿入間隔とデータ部におけSPの挿入間隔が異なってもよい。
適応補償係数算出部6において、既知信号検出部8は、受信信号に含まれるLP及びSPのフレームに対する位置を検出する。LP及びSPを含む受信信号はバッファ9に保持される。
第2の適応補償部10は、第1の適応補償部7と同じ構成のバタフライ型FIRフィルタを有する。従って、バッファ9から出力された受信信号に対して、第1の適応補償部7と同様に、偏波多重分離、偏波分散、及び残留波長分散を補償する。
LP参照信号記憶部11には、送信側でデータ信号に挿入したLPの真値が参照信号として予め記憶されている。タップ係数初期値算出部12は、MSE(Mean Square Error、自乗平均誤差)アルゴリズムを用いて、LPとその真値との比較から自乗平均誤差を算出し、その誤差を最小化するようなFIRフィルタのタップ係数を初期値として算出する。
SP参照信号記憶部13には、送信側でデータ信号に挿入したSPの真値が参照信号として予め記憶されている。位相変動補償部14は、搬送波の位相回転を補償する機能を有し、SPを用いて第2の適応補償部10の出力信号の位相変動を補償する。具体的には、第2の適応補償部10の出力信号のSPとその真値との位相差を検出し、その位相差を相殺するように第2の適応補償部10の出力信号の位相回転により位相変動を補償する。検出した複数回の位相差に対して平均化し雑音を抑圧することもある。また、位相変動補償部14は、SP間のデータについても位相補償を行って他の回路へ出力する。
LP/SP参照信号記憶部15には、送信側でデータ信号に挿入したLP及びSPの真値が参照信号として予め記憶されている。タップ係数算出部16は、LMS(Least Mean Square、最小二乗法)アルゴリズムを用いて、第2の適応補償部10及び位相変動補償部14で補償処理が行われたLP及びSPとそれぞれの真値を比較し、これらの差分を最小化するように第1及び第2の適応補償部7,10のタップ係数を算出する。第1及び第2の適応補償部7,10には、算出された同じタップ係数が設定される。なお、タップ係数算出部16は、LP及びSPの両方を用いてタップ係数を算出することに限らず、少なくとも1つを用いてタップ係数を算出する。なお、後述するが、LMSアルゴリズムの誤差信号を算出する際に、参照信号にも位相変動補償による位相回転分が与えられる。
以上説明したように、本実施の形態では、受信回路5とは別に、タップ係数を算出するための専用部分として適応補償係数算出部6を設けている。これにより、受信回路5の処理に影響を受けず高精度にタップ係数を算出できる。即ち、主信号遅延とは無関係にタップ係数を求めるだけの制御回路を独立して用意するので、LSI化時の物理的配置配線が容易となる。更にタップ係数の算出に必要な主信号データをバッファに保持することで、ハードウェア実装しなくてもバッファ保持データを外部から読み取ってソフトウェア処理することも可能になる。バッファに保持する時間領域は、既知信号検出部8で検出したフレーム先頭位置に基づいて、LP/SP時間位置を割り出してその周辺データをバッファに書き込むことで容易に取り込むことができる。また、第2の適応補償部10及び位相変動補償部14で補償処理を行って波長多重分離、偏波分散、残留波長分散及び位相雑音の影響を低減したLP及びSPを用いることで高精度にタップ係数を算出できる。
また、タップ係数算出部16のLMSアルゴリズムは自乗誤差が最小となる収束値を求めるため、初期値によっては最適な収束値に収束せず、誤った値に収束する場合がある。そこで、タップ係数初期値算出部12がLPを用いて第2の適応補償部10のタップ係数の初期値を算出する。これにより、できるだけ最適な収束値に近い値から収束アルゴリズムを動作させることができるため、誤った値に収束するのを防いで確実に速く最適なタップ係数を算出できる。
実施例1.
図4は、本発明の実施の形態1に係る適応補償係数算出部の実施例1を示す図である。図2に示す受信回路5の第1の適応補償部7は、受信したX偏波とY偏波を入力して、それぞれにFIRフィルタを適用して、その計算結果を加算してX偏波の出力を得る。Y偏波出力も同様にして得られる。従って、第1の適応補償部7のFIRフィルタは2×2のバタフライ型フィルタ構成となる。
適応補償係数算出部6の第2の適応補償部10は、上述した第1の適応補償部7と同じ構成のバタフライ型フィルタを有する。以下では、既知信号LP及びSPを用いて第1及び第2の適応補償部7,10の最適なタップ係数を求める実施例1の動作を説明する。
まず、既知信号LP及びSPを用いる場合、既知信号の時間位置を正確に検出する必要がある。受信信号は一般的に偏波状態が任意である。また、中心周波数がシフトしている場合や搬送波位相雑音が含まれる場合がある。このような条件であっても、複数の既知信号が連続している連続既知信号列であれば、その既知信号列との相関値を高く保持できる。例えば、既知信号として特殊なパターンを利用して検出する技術がある(例えば、特許文献4参照)。LPの位置が分かれば、その位置とSP挿入位置との関係を送信側と受信側にて決めておくことで、SPの位置も正確に知ることができる。一方、FIRフィルタ出力では、送信信号の混ざり合った偏波状態がアナログの偏波分離と併せてより確実に分離される。
位相変動補償部14は、SP参照信号と受信されたSPとの電界位相差を求め、これから搬送波の位相誤差(回転)を推定する。更に、この位相誤差を打ち消すような電界をFIRフィルタ出力に乗ずることで、送信状態の搬送波位相を復元できる。この操作によって、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調や、64QAM(Quadrature Amplitude Modulation)変調では、送信データを極座標上に表示したコンステレーションが復元できる。
タップ係数算出部16は、この信号を用いてLMSアルゴリズムによりFIRフィルタの最適なタップ係数を求める。一般的なLMSアルゴリズムは以下の式で表される。
Figure 0006206545
ここで、hI/QはFIRフィルタのタップ係数群、E(n)は第2の適応補償部10の入力信号、err(n)は第2の適応補償部10の出力と本来取りうる参照信号との誤差、μは収束速度や残留誤差を調整するためのステップサイズパラメータである。実施例1では、第2の適応補償部10の出力に位相変動補償部14が接続されている。これによって、第2の適応補償部10の出力信号は、位相変動補償部14で検出された位相φ1だけ回転される。従って、err(n)は、位相補償されたFIRフィルタの出力と参照信号との誤差となる。しかしながら、FIRフィルタを通過時点では、位相変動補償部14による補償は行われていないので、その影響を除いて適切なタップ係数を算出するためには、err(n)に対して逆の位相回転を行う。この場合、LMSアルゴリズムは以下の式で表される。
Figure 0006206545
上述のように、位相変動補償部14による影響を考慮することで、より適切なFIRフィルタのタップ係数を求めることができる。なお、上記のLMSアルゴリズムを計算する場合、初期値が必要となる。この初期値については、タップ係数初期値算出部12によって求められる。
実施例2
図5は、本発明の実施の形態1に係る適応補償係数算出部の実施例2を示す図である。実施例1の適応補償係数算出部6の構成に加えて、位相変動補償部14の前段に周波数オフセット補償部17が接続され、後段に位相変動補償部18が接続されている。
位相変動補償部14は、SPとその真値との比較によって位相変動量を推定している。しかし、この位相変動量は、ある周波数オフセット量を超えると正確に推定できない。そこで、位相変動補償部14の前段に、第2の適応補償部10の出力の比較的大きな周波数オフセットを補償する周波数オフセット補償部17を挿入する。これにより、位相変動補償部14は位相変動補償を適切に行うことができ、全体として周波数オフセット耐力を向上できる。例えば、周波数オフセット量がΔF、BaudrateがFbの場合、ΔF/Fb×2πラジアンだけシンボル毎に位相を回転させることで、周波数オフセットを補償することができる。
このように周波数オフセット(位相回転φ3)を行った場合にも、LMSアルゴリズムに用いる誤差信号err(n)に対して、その誤差を求めたシンボルでの位相回転の逆符号(−φ3)を乗ずる必要がある。
また、位相変動補償部14では、SPを用いた搬送波位相回転量検出において、位相回転検出値の時間微分量を検出することで、周波数オフセット残留分を検出することができる(例えば、特許文献5参照)。
更に、SPを利用して搬送波位相を補償する位相変動補償部14の後段に、受信信号のデータパターンを利用して位相変動補償部14の出力の搬送波位相を補償する位相変動補償部18を追加している。タップ係数算出部16は、第2の適応補償部10及び位相変動補償部14,18で補償処理が行われたLP及びSPとそれぞれの真値を比較し、これらの差分を最小化するように第1及び第2の適応補償部7,10のタップ係数を算出する。SPを利用した搬送波位相補償では、SPの挿入間隔によっては、十分に位相雑音(位相変動)を取りきることができないため、位相雑音が残留する。位相雑音の残留分であれば、既知信号でなくともデータパターンを利用して位相雑音を推定できる。この位相変動補償部18の出力(位相回転φ2)を用いてLMSアルゴリズムの誤差信号err(n)を求めることで、位相雑音を低減できる。LMSアルゴリズムに実際に入力する誤差信号err(n)は、位相変動補償部18の位相回転量φ2及び周波数オフセット補償部17による位相回転量φ3の影響を考慮して、下式のようになる。
Figure 0006206545
上述のように、実施例2では位相雑音の影響を極力低減した状態でフィルタ係数を算出できる。従って、より高精度にフィルタのタップ係数を求めることができる。
このように高精度にタップ係数を算出できるため、本実施の形態に係る位相補償装置は補償精度を向上させることができる。そして、この位相補償装置を用いた通信装置は受信感度が向上する。また、タップ係数を算出するためのフィードバックループを受信回路5内に設ける必要が無いため、受信回路5の処理がフィードバックループによる過渡的な状況の影響を受けない。従って、受信回路5の主信号のラインに対して高速処理を行うことができる。
また、データ同期用のLPをLMSの初期値計算に用いることで、LMSの疑似収束を防止して確実に収束させることができる。また、数十シンボル毎に定期的に挿入されたSPを用いることでタップ係数算出の更新頻度が多くなるため、100kHz程度の偏波変動にも対応できる。
実施の形態2.
図6は、本発明の実施の形態2に係る適応補償係数算出部を示す図である。適応補償係数算出部6、バッファ9及びタップ係数初期値算出部12は図示を省略している。また、X偏波側の構成について説明するが、Y偏波側の構成も同様である。
位相変動補償部14は、電界誤差検出部19と、バッファ20と、平均化部21と、補間・位相補償部22とを有する。図7は、本発明の実施の形態2に係る位相変動補償部の動作を示す図である。電界誤差検出部19は、受信信号のSPとその真値との電界誤差を検出する。電界誤差とは、複素平面上に表した場合の座標の差に相当し、位相変動量を示す。
検出した位相変動量はバッファ20に蓄積された後、平均化部21により一定の数のSPに渡って平均化される。図7では、5つのSPについてガウス分布の重み付けをして平均化した場合を示している。このように中心部のSPをより重み付けすると精度が向上する。なお、重み付けはガウス分布に限定されない。次のSPにおいても、5つのSPの平均化を行って移動平均を得る。
補間・位相補償部22は、隣接するSPの位相変動量を用いた補完を行って、それらのSP間の各データにおける位相変動量を推定し、その位相変動量で各データの位相を補償する。補償されたデータは他の回路に送られ、補償されたLP及びSPはタップ係数算出部16に送られる。これにより、位相雑音補償の効果を向上でき、次段のタップ係数算出部16によるタップ係数の算出精度が向上する。
また、消光比歪印加部23がLP及びSPの真値にそれぞれ消光比歪を印加する。タップ係数算出部16は、消光比歪を印加したLP及びSPの真値と第2の適応補償部10及び位相変動補償部14で補償されたLP及びSPとを比較する。なお、タップ係数算出部16がLP及びSPの1つを用いてタップ係数を算出する場合には、消光比歪印加部23はLP及びSPの真値の1つに消光比歪を印加する。
消光比の歪とは、光ファイバを通過する光信号に対するDSオフセットに対応する。タップ係数を算出する時点では消光比の歪補償はまだ行われていないため、受信信号に消光比歪が残っている。従って、消光比歪を印加したLP及びSPの真値と比較することで、受信信号に存在する偏波分散をより高精度に検出できるため、高精度にタップ係数を算出できる。
実施の形態3.
図8は、本発明の実施の形態3に係る適応補償係数算出部を示す図である。本実施の形態では、適応補償係数算出部6は、図5の実施例2に比べて、バッファ9が実装されていない。実施例2のようにバッファ9を実装すれば主信号とは独立にソフトウェアでタップ係数を求めることができるが、本実施の形態の構成でも受信回路5における物理的配置配線が容易となる。
実施の形態4.
図9は、本発明の実施の形態4に係る伝送特性補償装置を示す図である。実施の形態1〜3では、受信回路5とは別に適用補償係数算出部6を設けてタップ係数算出を計算していた。これに対して、本実施の形態では、受信回路5内に実施の形態3の適応補償係数算出部6を設けている。この場合でも位相変動補償を行った後にタップ係数算出を行うことで、高精度にタップ係数を算出することができる。
なお、実施の形態1〜4の適応補償係数算出部6の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステム又はプログラマブルロジックデバイスに読み込ませ、実行することにより補償係数算出を行ってもよい。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。更に「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。更に、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
2 光電変換部、3 AD変換部、5 受信回路、6 適応補償係数算出部、7 第1の適応補償部、8 既知信号検出部、10 第2の適応補償部、12 タップ係数初期値算出部、14 位相変動補償部、16 タップ係数算出部、23 消光比歪印加部

Claims (13)

  1. 受信信号の歪を補償する第1の適応補償部を有する受信回路と、
    適応補償係数算出部とを備え、
    前記適応補償係数算出部は、
    前記受信信号から第1及び第2の既知信号を検出する既知信号検出部と、
    前記受信信号の歪を補償する第2の適応補償部と、
    前記第1の既知信号とその真値との比較から前記第2の適応補償部のタップ係数の初期値を算出するタップ係数初期値算出部と、
    前記第2の既知信号を用いて前記第2の適応補償部の出力の位相変動を補償する第1の位相変動補償部と、
    前記第2の適応補償部及び前記第1の位相変動補償部で補償された前記第1及び第2の既知信号の少なくとも1つとその真値との比較から前記第1及び第2の適応補償部のタップ係数を算出するタップ係数算出部とを有することを特徴とする伝送特性補償装置。
  2. 前記第1の既知信号は、前記受信回路におけるデータ同期用に挿入されたものであり、
    前記第2の既知信号は、前記受信回路における位相雑音補償用に挿入されたものであることを特徴とする請求項1記載の伝送特性補償装置。
  3. 前記タップ係数算出部は、LMS(Least Mean Square)アルゴリズムを用いて前記タップ係数を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の伝送特性補償装置。
  4. 前記タップ係数初期値算出部は、MSE(Mean Square Error)アルゴリズムを用いて前記初期値を算出することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の伝送特性補償装置。
  5. 前記第1及び第2の適応補償部はそれぞれ同じ構成のFIRフィルタを有することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の伝送特性補償装置。
  6. 前記第1の位相変動補償部の前段に挿入され、前記第2の適応補償部の出力の周波数オフセットを補償する周波数オフセット補償部を更に備えることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の伝送特性補償装置。
  7. 前記受信信号のデータパターンを利用して前記第1の位相変動補償部の出力の搬送波位相を補償する第2の位相変動補償部を更に備え、
    前記タップ係数算出部は、前記第2の適応補償部及び前記第1及び第2の位相変動補償部で補償された前記第1及び第2の既知信号の少なくとも1つとその真値との比較から前記第1及び第2の適応補償部のタップ係数を算出することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の伝送特性補償装置。
  8. 前記第1及び第2の既知信号の真値の少なくとも1つに消光比歪を印加する消光比歪印加部を更に備え、
    前記タップ係数算出部は、前記第2の適応補償部及び前記第1の位相変動補償部で補償された前記第1及び第2の既知信号の少なくとも1つとその真値に前記消光比歪を印加したものとを比較することを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の伝送特性補償装置。
  9. 前記適応補償係数算出部は前記受信回路とは別に設けられていることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の伝送特性補償装置。
  10. 前記適応補償係数算出部は、前記受信信号を保持するバッファを有することを特徴とする請求項9に記載の伝送特性補償装置。
  11. 前記適応補償係数算出部は前記受信回路内に設けられていることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の伝送特性補償装置。
  12. 伝送特性補償装置が行う伝送特性補償方法であって、
    受信回路の第1の適応補償部により受信信号の歪を補償するステップと、
    前記受信信号から第1及び第2の既知信号を検出するステップと、
    適応補償係数算出部の第2の適応補償部により前記受信信号の歪を補償するステップと、
    前記第1の既知信号とその真値との比較から前記第2の適応補償部のタップ係数の初期値を算出するステップと、
    前記第2の既知信号を用いて前記第2の適応補償部の出力の位相変動を補償するステップと、
    前記歪及び前記位相変動が補償された前記第1及び第2の既知信号の少なくとも1つとその真値との比較から前記第1及び第2の適応補償部のタップ係数を算出するステップとを備えることを特徴とする伝送特性補償方法。
  13. 光信号をアナログ電気信号に変換する光電変換部と、
    前記アナログ電気信号をデジタル電気信号である前記受信信号に変換するAD変換部と、
    前記受信信号の歪を補償する請求項1〜11の何れか1項に記載の伝送特性補償装置とを備えることを特徴とする通信装置。
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