JP6205969B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6205969B2
JP6205969B2 JP2013170042A JP2013170042A JP6205969B2 JP 6205969 B2 JP6205969 B2 JP 6205969B2 JP 2013170042 A JP2013170042 A JP 2013170042A JP 2013170042 A JP2013170042 A JP 2013170042A JP 6205969 B2 JP6205969 B2 JP 6205969B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
regulating member
recording medium
tension
upstream
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013170042A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015039773A (ja
Inventor
陽一 伊東
陽一 伊東
素暎 朴
素暎 朴
義識 内野
義識 内野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2013170042A priority Critical patent/JP6205969B2/ja
Priority to US14/454,090 priority patent/US9108442B2/en
Publication of JP2015039773A publication Critical patent/JP2015039773A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6205969B2 publication Critical patent/JP6205969B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は画像形成装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写装置、プロッタ、これらの複合機等の画像形成装置として、例えばインク液滴を吐出する液体吐出ヘッド(液滴吐出ヘッド)からなる記録ヘッドを用いた液体吐出記録方式の画像形成装置としてインクジェット記録装置などが知られている。なお、本発明は液体吐出記録方式の画像形成装置に限定されるものではないが、以下では液体吐出記録方式の画像形成装置で説明する。
このような画像形成装置において、例えば、被記録媒体をプラテン部材で画像形成手段に対向して案内する構成であって、プラテン部材上を搬送される被記録媒体をガイドするガイド部材や用紙を押さえる用紙押さえ部材を、媒体搬送方向と直交する方向に移動可能に配置したものが知られている(特許文献1)
特開平6−297798号公報 実開昭63−197156号公報
特に、液体吐出記録方式で画像形成を行う場合、液体吐出ヘッドからなる記録ヘッドと被記録媒体とのギャップを1mm程度の狭いギャップに維持する必要がある。そのため、記録ヘッドとプラテン部材との間に被記録媒体を押さえる規制部材(上記ガイド部材、用紙押さえ手段)を配置する場合、規制部材を薄くする必要がある。
しかしながら、特許文献1、2に記載されているように規制部材を媒体搬送方向上流側でのみ支持する構成にあっては、規制部材の位置が定まらず、被記録媒体と接触したり、記録ヘッドのノズル面と接触したりするなどの課題が生じる。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、規制部材を安定して所要の位置に保持して、画像形成手段と被記録媒体との狭小ギャップを確保できるようにすることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の請求項1に係る画像形成装置は、
被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段に対向して前記被記録媒体を搬送する搬送手段と、を備え、
前記搬送手段は、
前記画像形成手段の媒体搬送方向上流側に配置した上流側回転体対と、
前記画像形成手段の媒体搬送方向下流側に配置した下流側回転体対と、を備え、
前記画像形成手段と前記被記録媒体の搬送路との間には、前記被記録媒体を押さえる規制部材が配置され、
前記規制部材を前記画像形成手段よりも媒体搬送方向上流側で支持する上流側支持部と、
前記規制部材を前記画像形成手段よりも媒体搬送方向下流側で支持する下流側支持部と、を有し、
前記規制部材は、前記上流側回転体対と前記画像形成手段との間に、前記被記録媒体の搬送路に対して、垂直方向に近づく部分を有し、
前記規制部材に張力を付与する張力付与手段と、
前記規制部材に一定以上の力が加わったときに前記規制部材の張力を解除する手段と、
前記張力が解除された前記規制部材を所定位置まで移動させることにより前記規制部材の張力を復帰させる手段と、を備えている
構成とした。
本発明によれば、規制部材を安定して所要の位置に保持して、画像形成手段と被記録媒体との狭小ギャップを確保できる。
本発明の第1実施形態の説明に供する側面説明図である。 本発明の第2実施形態の説明に供する側面説明図である。 本発明の第3実施形態の説明に供する側面説明図である。 本発明の第4実施形態の説明に供する側面説明図である。 同じく平面説明図である。 本発明の第5実施形態の説明に供する側面説明図である。 本発明の第6実施形態の説明に供する側面説明図である。 本発明の第7実施形態に係る画像形成装置の斜視説明図である。 同じく側面説明図である。 同じく記録部の斜視説明図である。 同記録部の平面説明図である。 同記録部のガイド部材の斜視説明図である。 同ガイド部材の配置の説明に供する側面説明図である。 本発明の第8実施形態の説明に供する側面説明図である。 同じく平面説明図である。 本発明の第8実施形態の説明に供する側面説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。本発明の第1実施形態について図1を参照して説明する。図1は同実施形態の説明に供する側面説明図である。
この画像形成装置は、被記録媒体(以下、「用紙」ともいう。)10に画像を形成する画像形成手段として液体吐出ヘッドからなる記録ヘッド1と、画像形成手段である記録ヘッド1に対向して被記録媒体10を搬送する搬送手段2とを備えている。
搬送手段2は、記録ヘッド1の媒体搬送方向上流側に配置した上流側回転体対である搬送ローラ21と加圧ローラ22の対と、記録ヘッド1の媒体搬送方向下流側に配置した下流側回転体である排紙ローラ23と拍車コロ24の対とを備えている。
これらの搬送ローラ21と加圧ローラ22の対と、排紙ローラ23と拍車コロ24の対との間に、記録ヘッド1に対向して被記録媒体10を案内するプラテン部材3が配置されている。このプラテン部材3の案内面側が被記録媒体10の搬送路を形成する。
そして、記録ヘッド1と被記録媒体10の搬送路をなすプラテン部材3との間には、被記録媒体10を押さえる(浮き上がりを規制するという意味)規制部材4が配置されている。規制部材4は、例えばテグス糸などの糸状部材、PETフィルムなどの薄層部材で形成している。
この規制部材4を記録ヘッド1よりも媒体搬送方向上流側で支持する上流側支持部5と、規制部材4を記録ヘッド1よりも媒体搬送方向下流側で支持する下流側支持部6とを有している。
規制部材4は、上流側回転体対である搬送ローラ21と加圧ローラ22の対と記録ヘッド1との間に、被記録媒体10の搬送路に対して、垂直方向に近づく部分4aを有している。
また、規制部材4は、下流側回転体対である排紙ローラ23と拍車コロ24の対と記録ヘッド1との間に、被記録媒体の搬送路に対して、垂直方向に遠ざかる部分4bを有している。
なお、本願において「垂直方向に近づく」とは、搬送路に対向する部分から搬送路に近づくという意味であって、必ずしも搬送路に対して垂直に近づく必要はない。例えば、本実施形態において、「垂直方向に近づく部分」は搬送路の上方から下方に向かう部分であればよく、搬送路に対して垂直方向に配置される部分に限るものではなく、搬送路に対して斜め方向に配置される部分も含まれる。また、「垂直方向に遠ざかる」も同様である。
そして、規制部材4は部分4aの最下端から部分4bの最下端まで、記録ヘッド1とプラテン部材3との間を通って配置されている。
このように、規制部材4の媒体搬送方向両端部をそれぞれ上流側支持部5と下流側支持部6とで支持する構成としたので、記録ヘッド1とプラテン部材3との間で規制部材4を所要の位置に安定して確実に保持することができる。
これにより、規制部材4を薄い部材や糸状部材にすることができるので、被記録媒体の搬送路からの浮き上がりを低減して、画像形成手段と被記録媒体のギャップの狭小化を図れ、画像形成手段と被記録媒体との狭小ギャップを確保できる。
ここで、上述したように、規制部材4は、搬送ローラ21と加圧ローラ22の対と記録ヘッド1との間に、被記録媒体の搬送路に対して、垂直方向に近づく部分4aを有している。これにより、規制部材4を配置するために搬送ローラ21と加圧ローラ22の対と記録ヘッド1との間を広げる必要がなくなり、小型化を図れる。
また、規制部材4は、排紙ローラ23と拍車コロ24の対と記録ヘッド1との間に、被記録媒体の搬送路に対して、垂直方向に遠ざかる部分4bを有している。これにより、規制部材4を配置するために排紙ローラ23と拍車コロ24の対と記録ヘッド1との間を広げる必要がなくなり、小型化を図れる。
本発明の第2実施形態について図2を参照して説明する。図2は同実施形態の説明に供する側面説明図である。
本実施形態は、前記第1実施形態において、規制部材4は、搬送ローラ21と加圧ローラ22の対と記録ヘッド1との間に、被記録媒体の搬送路に対して、垂直方向に近づく部分4aを有しているが、下流側の垂直方向に遠ざかる部分4bは有していない。
このような構成でも、規制部材4を配置するために搬送ローラ21と加圧ローラ22の対と記録ヘッド1との間を広げる必要がなくなり、小型化を図れる。
本発明の第3実施形態について図3を参照して説明する。図3は同実施形態の説明に供する側面説明図である。
本実施形態は、前記第1実施形態において、規制部材4は、排紙ローラ23と拍車コロ24の対と記録ヘッド1との間に、被記録媒体の搬送路に対して、垂直方向に遠ざかる部分4bを有しているが、上流側の垂直方向に近づく部分4aは有していない。
このような構成でも、規制部材4を配置するために排紙ローラ23と拍車コロ24の対と記録ヘッド1との間を広げる必要がなくなり、小型化を図れる。
次に、本発明の第4実施形態について図4及び図5を参照して説明する。図4は同実施形態の説明に供する側面説明図、図5は同じく平面説明図である。
本実施形態では、上流側支持部5と下流側支持部6を、媒体搬送方向と直交する方向に移動させる駆動手段である駆動機構8をそれぞれ備えている。
駆動機構8は、上流側支持部5と下流側支持部6を案内するガイドレール81と、プーリ82、83間に掛け回したタイミングベルト84と、プーリ82を回転駆動する図示しない駆動源とを有し、タイミングベルト84に上流側支持部5或いは下流側支持部6を連結している。
ここで、上流側支持部5及び下流側支持部6は、被記録媒体10の幅方向(主走査方向)端部を規制するためにそれぞれ2個配置している。そして、2つの上流側支持部5、5はループ状のタイミングベルト84の異なる面に連結されている。同様に、2つの上流側支持部5、5はループ状のタイミングベルト84の異なる面に連結されている。
これにより、タイミングベルト84の一方向(例えば矢印A方向)への回転によって2つの上流側支持部5、5は離間する方向に移動する。また、タイミングベルト84の他方向(例えば矢印B方向)への回転によって2つの上流側支持部5、5は接近する方向に移動する。また、2つの下流側支持部6,6の動きも同様である。
このように構成したので、駆動機構8によって上流側支持部5と下流側支持部6を移動させることで、被記録媒体10の幅に応じて規制部材4、4を所要の位置に移動することができる。
なお、駆動機構は、送りネジやボールネジなどを使用することもできる。これらのネジを使用するときには、支持部5、6の回転を規制する。また、リニアモータなど、直接、支持部5,6を移動させる駆動源を使用することもできる。
ここで、用紙ジャム(JAM)が発生した場合の処理について説明する。
上述したように、搬送路と記録ヘッド1との間に規制部材4を配置した場合、用紙JAMが発生すると、規制部材4とプラテン部材3の間に用紙10があるために、ユーザーがジャムを生じた用紙10を取り除くJAM処理を行うときに邪魔(干渉する)であり、更に規制部材4が損傷するおそれがある。
そこで、用紙JAMの発生を検出し、用紙JAMが発生したときには、記録ヘッド1をJAM発生時と反対方向や用紙10から離れる方向に移動させるが、規制部材4も記録ヘッド1と同じ方向に移動させる。
これにより、規制部材4がJAM処理の邪魔になることを防止できる。
なお、ジャム検出は、記録ヘッド1を移動させる移動手段の電圧値変化や記録ヘッド1の速度変動の検出、光学センサによる検出など、で行うことができる。
次に、本発明の第5実施形態について図6を参照して説明する。図6は同実施形態の説明に供する側面説明図である。
本実施形態では、下流側支持部6に、規制部材4に張力を付与する張力付与手段61を設けている。なお、下流側支持部6に代えて、あるいは、下流側支持部6とともに、上流側支持部5に張力付与手段61を設けることもできる。
張力付与手段61を備えることで、規制部材4に確実に張力を与えて、規制部材4を所要の位置に配置保持することができる。
次に、本発明の第6実施形態について図7を参照して説明する。図7は同実施形態の説明に供する側面説明図である。
本実施形態では、規制部材4Aは弾性部材で形成している。
これにより、前記第5実施形態のように別途張力付与手段を備えないでも、規制部材4A自体で張力を得ることができる。
次に、本発明の第7実施形態に係る画像形成装置について図8及び図9を参照して説明する。図8は同画像形成装置の斜視説明図、図9は同じく側面説明図である。
この画像形成装置は、シリアル型画像形成装置であり、左右の側板に架け渡した板状部材からなるガイド部材103などを使用したロッドレスタイプの案内機構にてキャリッジ104を媒体搬送方向と直交する主走査方向に移動可能に支持している。
また、キャリッジ104には、例えばイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色の液滴を吐出する画像形成手段としての液体吐出ヘッドからなる記録ヘッド111を搭載している。
記録ヘッド111には、装置本体側に着脱可能に装着される液体カートリッジ(メインタンク)であるインクカートリッジ113から供給チューブ114を介してインク(液体)が供給される。
一方、装置本体の底部側には、被記録媒体である用紙210(図10参照)を装填した給紙カセット101が装着されている。給紙カセット101内の用紙210は、給紙コロ143によって1枚ずつ分離して送り出される。
この給紙カセット101から給紙された用紙210は、中継ローラ144、搬送ガイド板145を経て、搬送ローラ151と加圧ローラ152との間に送り込まれる。そして、搬送ローラ151と加圧ローラ152による搬送力によってプラテン部材153のリブ153aで案内されながら間歇的に搬送される。
このとき、キャリッジ104を移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド111を駆動することにより、停止している用紙210にインク滴を吐出して1行分を記録し、用紙210を所定量搬送後、次の行の記録を行う。記録終了信号又は用紙210の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了する。
プラテン部材153の下流側には排紙ローラ154と拍車155とが配置され、画像が形成された用紙210を排紙トレイ102上に排出する。
次に、この画像形成装置における記録部の詳細について図10及び図11も参照して説明する。図10は同記録部の斜視説明図、図11は同じく平面説明図である。
プラテン部材153の上方には、案内する用紙210の浮き上がりを規制するためのガイド部材201が主走査方向(キャリッジ移動方向)に2つ配置されている。ガイド部材201は、用紙210と接触し、用紙210の浮きを抑える糸状の規制部材204と、規制部材204を保持する保持部材205、206とを備え、規制部材204の両端が保持部材205,206により保持されている。
規制部材204は柔軟性を持った細い糸状の部材であり、2つの保持部材205、206により張力が与えられた状態で保持されている。
プラテン部材153は、用紙210に接触しガイドするための複数のリブ153aを有しており、規制部材204はこのリブ153aより高い位置に保持されている。
また、ガイド部材201は、キャリッジ104及び記録ヘッド111の走査領域外に位置するよう保持されており、印字を行うためにキャリッジ104がプラテン部材153上方を走査しても、ガイド部材201とキャリッジ104、及び記録ヘッド111とは接触しないようになっている。
ここで、ガイド部材201の保持部材205,206は、ガイドレール281によりキャリッジ104の走査方向と並行する方向に移動可能に保持されている。そして、プーリ282,283間に掛け回したタイミングベルト284を介して図示しないモータによって移動される。
タイミングベルト284はプラテン部材153の搬送方向上流側と搬送方向下流側にそれぞれ設けられ、上流側のタイミングベルト284は上流側の保持部材205に動力を伝え、下流側のタイミングベルト284は下流側の保持部材206に動力を伝える。
上流側のタイミングベルト284と下流側のタイミングベルト284の動作は、図示しない更に別のタイミングベルトにより同期されており、これにより上流側の保持部材205と下流側の保持部材206も同期して移動する。
このように、規制部材204を含むガイド部材201は主走査方向に移動するとき、上流側、下流側の保持部材205、206が同期して動作するため、傾かずにキャリッジ104の走査方向に移動することができる。
また、上流側のタイミングベルト284に連結された2つの保持部材205は、ループ状になったタイミングベルト284の異なる面に固定部288にて固定されて保持されている。同様に、下流側のタイミングベルト284に連結された2つの保持部材206は、ループ状になったタイミングベルト284の異なる面に固定部288にて固定されて保持されている。
したがって、タイミングベルト284が回転すると、2つのガイド部材201はキャリッジ104の走査方向にそれぞれ逆方向に動作する。これにより、2つのガイド部材201は、プラテン部材153の幅方向中央を中心として常に対称に位置するよう移動する。
印字を行うとき、制御部はホスト側から送られてきた印字情報内の用紙210のサイズを読み出し、用紙210の幅方向のサイズに合わせて、ガイド部材201、201の位置を移動する。
ガイド部材201、201は、プラテン部材153上に搬送される用紙210の搬送方向と直交する幅方向両側の端部より内側に位置するよう移動される。これにより、用紙210がプラテン部材153上に搬送されてきたとき、用紙210の端部がプラテン部材153とガイド部材201、201の規制部材204、204間に端部を挟まれた状態となる。
ガイド部材201の規制部材204は用紙210の端部の浮き上がりを抑えることができる。つまり、例えば用紙210の破損、折れ等によって端部が浮き上がりやすくなった用紙210が搬送されても、ガイド部材201の規制部材204によりキャリッジ104と記録ヘッド111に接触しない位置に規制される。これにより、用紙210とキャリッジ104及び記録ヘッド111とが接触することによる不具合(例えば擦れ、ジャム等)を防ぐことができる。
次に、ガイド部材201について図12を参照して説明する。図12はガイド部材の斜視説明図である。
上流側の保持部材205の内部には板ばね211が設けられ、規制部材204の一端部は板ばね211を介して保持部材205に保持されている。規制部材204の一端部はループ形状であり、板ばね211に設けられた切り欠きに引っ掛けられて保持されている。
また、下流側の保持部材206には固定部材212が設けられ、規制部材204の他端部は固定部材212を介して保持部材206に保持されている。規制部材204の他端部は固定部材212に設けられた爪部にループ状になった端部が引っ掛けられて保持されている。
ここで、規制部材204の一端部が板バネ211を介して保持部材205に保持されているため、規制部材204は張力がかかった状態で保持される。このため、規制部材204は柔軟性のある材質であるが、常に張力がかかった状態で保持されており、図13(a)に示すように、保持部材205、206の形状に沿った形状で保持される。
また、規制部材204の一端部を板バネ211で保持することで、規制部材204はある程度の変形が許容される。
ここで、例えば、印字動作中に何らかの理由によりプラテン部材153上で用紙210が停止した場合、ユーザーはプラテン部材153上の用紙210を取り除く必要がある。このとき、上述したように、規制部材104が柔軟性のある材質であることと、ある程度の変形が許容されることで、これらの処理時に規制部材204や、保持部材205,206を破損させずにプラテン部材153上で停止した用紙210を取り除くことができる。
次に、ガイド部材201の配置について図13を参照して説明する。図13は同説明に供する側面説明図である。
プラテン部材153の媒体搬送方向上流側には用紙210をプラテン部材153上に送り出すための搬送ローラ151と加圧コロ152が設けられている。プラテン部材153の媒体搬送方向下流側にはプラテン部材153上から送り出された用紙210を排紙トレイ102に送り出す排紙ローラ154と拍車155が設けられている。
ここで、加圧コロ152は加圧板221を介して装置本体に保持されている。拍車155は拍車ホルダ222を介して装置本体に保持されている。
そして、規制部材204の両端部は、加圧板221の上側に設けられた上流側の保持部材205と、拍車ホルダ222の上側に設けられた下流側の保持部材206とでそれぞれ保持されている
ここで、上流端の保持部材205は、装置本体に保持されたガイドレール281に移動可能に保持されている。下流側の保持部材206は、装置本体に保持された拍車ホルダ222に設けられたガイドレール281(レール部)に移動可能に保持されている。
保持部材205、206の先端部は、それぞれ、加圧板221、拍車ホルダ222の上面からプラテン部材153側の端部を覆うようにプラテン部材153の近傍まで延びている。そして、柔軟性を持った規制部材204は保持部材205、206の形状に沿って、プラテン部材153上では記録ヘッド111とプラテン部材153との隙間を通るように配置されている。
このように規制部材204と保持部材205、206を構成としたことによって、規制部材204と保持部材205、206は主走査方向の任意の位置に移動可能になる。このとき、記録ヘッド111の走査範囲外に配置することができ、印字のときに記録ヘッド111の動作の妨げになることもない。
また、プラテン部材153と記録ヘッド111との間は、規制部材204のみが配置される構成となるが、規制部材204に糸状部材を使用することで、例えば板金の薄板等を素材とした同様の機能を有する規制部材に比べて厚みを薄くすることができる。これにより規制部材を追加することによるプラテン部材と記録ヘッドとの距離の拡大を抑えることができ、液体吐出記録方式では良好な画像を得ることができる。
次に、本発明の第8実施形態について図14及び図15を参照して説明する。図14は同実施形態の説明に供する側面説明図、図15は同じく平面説明図である。
本実施形態では、前記第5実施形態の構成において、上流側支持部5に、規制部材4に張力を解除する張力解除部材62を設けている。張力解除部材62は、一定以上の力が規制部材4に加わると外れるように構成されている。例えば、張力解除部材62は、図示しない爪形状部などで支持部205に固定され、この爪形状部が一定以上の力で外れるように構成されている。
また、張力解除部材62によって解除された張力を復帰させる張力復帰手段63を備えている。
このように構成したので、JAM発生時に用紙によって規制部材4に大きな力が掛かったとき、JAM発生時に用紙が規制部材4を持ち上げることで記録ヘッド1と衝突(干渉)した場合などには、張力解除部材62によって規制部材4の張力が解除される。この規制部材4の張力が解除されることで規制部材4の遊びの長さも増加することになる。
この張力解除による規制部材4の遊び(長さ)が大きくなることで、規制部材4の破損やJAM処理の操作性の低下を防ぐことができる。
また、一度外れた張力解除部材62は張力復帰手段63の位置まで規制部材4を移動させることによって、張力解除部材62の突起部を張力復帰手段63がガイドすることで、張力を発生させる位置まで戻すことができる。
この張力復帰手段63は、ガイド方式に限定されるものではなく、モータやソレノイドなどのアクチュエータ動力を利用しても良く。また、張力解除部材62の保持も爪形状部ではなく、磁石などその他の保持構成とすることもできる。
次に、本発明の第9実施形態について図16を参照して説明する。図16は同実施形態の説明に供する側面説明図である。
本実施形態では、装置本体の内部に、画像形成手段としての画像形成部502、搬送手段としての搬送機構部505等を有し、装置本体の下方側に被記録媒体である用紙510を積載可能な給紙トレイ504を備えている。なお、給紙トレイ504は、給紙カセットを含み、給紙部の意味で使用する。
そして、この給紙トレイ504から給紙される用紙510を取り込み、搬送手段である搬送機構部505によって用紙510を垂直方向(鉛直方向に沿う方向)に間歇的に搬送しながら、画像形成部502によって水平方向に液滴を吐出させて所要の画像を記録する。画像が形成された用紙510を、排紙搬送部506を通じて更に上方向に搬送し、装置本体の上方側に設けられた排紙部である排紙トレイ507に排紙する。
ここで、画像形成部502は、主ガイド部材521及び従ガイド部材522で、記録ヘッド524を搭載したキャリッジ523を移動可能に保持している。このキャリッジ523は、図示しないキャリッジ移動機構の主走査モータによって駆動プーリと従動プーリ間に架け渡したタイミングベルトを介して主走査方向に移動走査する。
キャリッジ523には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のインク滴を吐出するための液体吐出ヘッドからなる記録ヘッド524を搭載している。
記録ヘッド524は、複数のノズルからなるノズル列を主走査方向と直交する副走査方向に配列し、滴吐出方向を水平方向に向けて装着している。つまり、液滴を吐出するノズルが形成されたノズル面が垂直方向に配置され、水平方向に向けて液滴を吐出する記録ヘッド524を備える水平打ち方式を採用している。
給紙トレイ504の用紙510は、給紙コロ(半月コロ)543と分離パッド544によって1枚ずつ分離されて装置本体内に給紙される。給紙された用紙510は、搬送機構部505の搬送ベルト551と押えコロ548との間に送り込まれ、搬送ベルト551に吸着されて搬送される。
搬送機構部505は、駆動ローラである搬送ローラ552と従動ローラ553との間に掛け渡した無端状の搬送ベルト551と、この搬送ベルト551を帯電させるための帯電ローラ554とを備えている。また、押えコロ548は先端加圧板555に保持されている。また、従動ローラ553に対向する拍車558などを有している。
排紙搬送部506は、排紙搬送ローラ561と、搬送ローラ562及び拍車563と、排紙ローラ564及び拍車565と、ガイド部材566などとを有している。
そして、この画像形成装置では、装置本体の前面側には開閉カバーである前カバー601が下端部の支軸602を支点として開閉可能に設けられている。また、搬送ベルト551、搬送ローラ552、従動ローラ553、排紙搬送ローラ561は、搬送部である搬送ユニット700として一体化されている。そして、搬送ユニット700は、搬送ローラ552の軸を支点として開閉可能に設けられている。
これにより、前カバー601及び搬送ユニット700を開放することによって、搬送路を開放することができる。
このような構成の画像形成装置においても、第1から第8実施形態に記載のような規制部材を設けることができる。
このように、JAM発生時に搬送路を開放するような構成の場合は、JAMによる用紙の圧は搬送ユニット700を開放することで達成されるので、規制部材の動作は必要ない。
ただし、規制部材に用紙が絡むようなJAMの場合は、用紙がJAMによって規制部材に衝突した方向(つまり記録ヘッドの移動方向)に移動させるのが好ましい。
このとき、規制部材の強度が強くない場合などは、搬送ユニットが開放される前に移動すると規制部材の破損の可能性があるため、搬送ユニット開放後に移動させることが好ましい。
なお、本願において、「用紙」とは材質を紙に限定するものではなく、OHP、布、ガラス、基板などを含み、インク滴、その他の液体などが付着可能なものの意味であり、被記録媒体、記録媒体、記録紙、記録用紙などと称されるものを含む。また、画像形成、記録、印字、印写、印刷はいずれも同義語とする。
また、「画像形成装置」は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体に液体を吐出して画像形成を行う装置を意味する。また、「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与すること(単に液滴を媒体に着弾させること)をも意味する。
また、「インク」とは、特に限定しない限り、インクと称されるものに限らず、記録液、定着処理液、液体などと称されるものなど、画像形成を行うことができるすべての液体の総称として用いる。例えば、DNA試料、レジスト、パターン材料、樹脂なども含まれる。
また、「画像」とは平面的なものに限らず、立体的に形成されたものに付与された画像、また立体自体を三次元的に造形して形成された像も含まれる。
また、滴吐出方向の向きは垂直方向下方、水平方向に限るものではなく、斜め方向や垂直方向上方とする構成でもよい。
1 記録ヘッド
2 搬送手段
3 プラテン部材
4 規制部材
5 支持部
6 支持部
8 駆動機構
10 被記録媒体(用紙)
61 張力付与手段
62 張力解除手段
104 キャリッジ
111 記録ヘッド
153 プラテン部材
204 規制部材
205 保持部材(支持部)
206 保持部材(支持部)
208 駆動機構
210 被記録媒体(用紙)

Claims (8)

  1. 被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段に対向して前記被記録媒体を搬送する搬送手段と、を備え、
    前記搬送手段は、
    前記画像形成手段の媒体搬送方向上流側に配置した上流側回転体対と、
    前記画像形成手段の媒体搬送方向下流側に配置した下流側回転体対と、を備え、
    前記画像形成手段と前記被記録媒体の搬送路との間には、前記被記録媒体を押さえる規制部材が配置され、
    前記規制部材を前記画像形成手段よりも媒体搬送方向上流側で支持する上流側支持部と、
    前記規制部材を前記画像形成手段よりも媒体搬送方向下流側で支持する下流側支持部と、を有し、
    前記規制部材は、前記上流側回転体対と前記画像形成手段との間に、前記被記録媒体の搬送路に対して、垂直方向に近づく部分を有し、
    前記規制部材に張力を付与する張力付与手段と、
    前記規制部材に一定以上の力が加わったときに前記規制部材の張力を解除する手段と、
    前記張力が解除された前記規制部材を所定位置まで移動させることにより前記規制部材の張力を復帰させる手段と、を備えている
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段に対向して前記被記録媒体を搬送する搬送手段と、を備え、
    前記搬送手段は、
    前記画像形成手段の媒体搬送方向上流側に配置した上流側回転体対と、
    前記画像形成手段の媒体搬送方向下流側に配置した下流側回転体対と、を備え、
    前記画像形成手段と前記被記録媒体の搬送路との間には、前記被記録媒体を押さえる規制部材が配置され、
    前記規制部材を前記画像形成手段よりも媒体搬送方向上流側で支持する上流側支持部と、
    前記規制部材を前記画像形成手段よりも媒体搬送方向下流側で支持する下流側支持部と、を有し、
    前記規制部材は、前記画像形成手段と前記下流側回転体対との間に、前記被記録媒体の搬送路に対して、垂直方向に遠ざかる部分を有し、
    前記規制部材に張力を付与する張力付与手段と、
    前記規制部材に一定以上の力が加わったときに前記規制部材の張力を解除する手段と、
    前記張力が解除された前記規制部材を所定位置まで移動させることにより前記規制部材の張力を復帰させる手段と、を備えている
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段に対向して前記被記録媒体を搬送する搬送手段と、を備え、
    前記搬送手段は、
    前記画像形成手段の媒体搬送方向上流側に配置した上流側回転体対と、
    前記画像形成手段の媒体搬送方向下流側に配置した下流側回転体対と、を備え、
    前記画像形成手段と前記被記録媒体の搬送路との間には、前記被記録媒体を押さえる規制部材が配置され、
    前記規制部材を前記画像形成手段よりも媒体搬送方向上流側で支持する上流側支持部と、
    前記規制部材を前記画像形成手段よりも媒体搬送方向下流側で支持する下流側支持部と、を有し、
    前記規制部材は、前記上流側回転体対と前記画像形成手段との間に、前記被記録媒体の搬送路に対して、垂直方向に近づく部分を有し、前記画像形成手段と前記下流側回転体対との間に、前記被記録媒体の搬送路に対して、垂直方向に遠ざかる部分を有して、前記画像形成手段と前記被記録媒体の搬送路との間を通り、
    前記規制部材に張力を付与する張力付与手段と、
    前記規制部材に一定以上の力が加わったときに前記規制部材の張力を解除する手段と、
    前記張力が解除された前記規制部材を所定位置まで移動させることにより前記規制部材の張力を復帰させる手段と、を備えている
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記規制部材を媒体搬送方向と直交する方向に移動させる駆動機構を有し、
    前記駆動機構は、前記被記録媒体の搬送路に対して前記画像形成手段が配置される側に配置されている
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記規制部材が糸状部材であることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記規制部材が弾性部材であることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記上流側回転体対と前記下流側回転体対との間に、前記画像形成手段に対向して、前記被記録媒体を案内するプラテン部材が配置され、
    前記プラテン部材で前記被記録媒体の搬送路を形成している
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記規制部材を媒体搬送方向と直交する方向に移動させる駆動機構を有し、
    前記被記録媒体のジャム発生が検出されたときに、前記規制部材を退避させる
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
JP2013170042A 2013-08-20 2013-08-20 画像形成装置 Expired - Fee Related JP6205969B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013170042A JP6205969B2 (ja) 2013-08-20 2013-08-20 画像形成装置
US14/454,090 US9108442B2 (en) 2013-08-20 2014-08-07 Image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013170042A JP6205969B2 (ja) 2013-08-20 2013-08-20 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015039773A JP2015039773A (ja) 2015-03-02
JP6205969B2 true JP6205969B2 (ja) 2017-10-04

Family

ID=52694220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013170042A Expired - Fee Related JP6205969B2 (ja) 2013-08-20 2013-08-20 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6205969B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3033921B2 (ja) * 1992-01-10 2000-04-17 キヤノン株式会社 記録装置
JPH06297798A (ja) * 1993-04-19 1994-10-25 Brother Ind Ltd プリンタの用紙ガイド装置
JP2010046886A (ja) * 2008-08-21 2010-03-04 Seiko Epson Corp 印刷装置
JP2012096863A (ja) * 2010-10-29 2012-05-24 Fujifilm Corp インクジェット記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015039773A (ja) 2015-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9108442B2 (en) Image forming apparatus
US9944094B1 (en) Vacuum media drum transport system with shutter for multiple media sizes
JP5440160B2 (ja) 積載装置、搬送装置及び記録装置
JP6236814B2 (ja) 画像形成装置
JP4764073B2 (ja) シート供給装置及び記録装置
JP6135073B2 (ja) 画像形成装置
JP5736950B2 (ja) 画像形成装置
JP2014177329A (ja) 画像形成装置
JP6205969B2 (ja) 画像形成装置
JP5780015B2 (ja) 用紙処理装置および画像形成装置
JP6103869B2 (ja) 記録装置
JP2017189946A (ja) プリンター
JP5780448B2 (ja) 画像形成装置
JP5495928B2 (ja) シート供給ユニットおよびプリンタ
JP5339883B2 (ja) 記録装置
JP5881026B2 (ja) 画像形成装置
JP2013188927A (ja) 画像形成装置
JP2015061747A (ja) 画像形成装置
JP7130404B2 (ja) 記録ヘッドおよび記録装置
JP2012046302A (ja) 画像形成装置
JP6307958B2 (ja) 画像形成装置
JP2010194821A (ja) 記録装置
JP6357810B2 (ja) 画像形成装置
JP2023005904A (ja) 記録装置および搬送装置
JP2015054414A (ja) 画像形成装置及び液体吐出ヘッドユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160722

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170515

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170523

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170718

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170808

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170821

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6205969

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees