JP6204834B2 - 無段変速機 - Google Patents

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Description

本発明は、入力軸の回転中心軸線上に設けられた回転半径調節機構で回転半径を調節することにより変速自在な四節リンク機構型の無段変速機に関する。
従来、車両に設けられたエンジン等の主駆動源からの駆動力が伝達される入力軸と、入力軸と平行に配置された出力軸と、入力軸の回転中心軸線上に設けられた複数の回転半径調節機構と、出力軸に軸支される複数の揺動リンクと、一方の端部に回転半径調節機構に回転自在に外嵌される入力側環状部を有し、他方の端部が揺動リンクの揺動端部に連結されるコネクティングロッドとを備える四節リンク機構型の無段変速機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された第1、第2の各トランスミッションは、上記の無段変速機に対応する。このトランスミッションの入力軸、出力軸、回転半径調節機構、揺動リンク及びコネクティングロッドは、てこクランク機構を構成している。揺動リンクと出力軸との間には、出力軸に対して一方側に相対回転しようとするときに出力軸に揺動リンクを固定し、他方側に相対回転しようとするときに出力軸に対して揺動リンクを空転させる一方向回転阻止機構としてのワンウェイクラッチが設けられている。
回転半径調節機構は、入力軸に対して偏心した状態で入力軸と一体的に回転する円盤状のカム部と、調節用駆動源からの駆動力が伝達され、入力軸に対して同心で相対回転自在なピニオンと、コネクティングロッドに回転自在に連結された円盤状の回転部とで構成される。回転部は、カム部によってカム部に対して偏心した状態で回転自在に支持される。回転部には、ピニオンと噛み合う内歯車が設けられる。
てこクランク機構の回転半径R1は、回転部の中心点と入力軸の回転中心軸線との間の距離であり、無段変速機の変速比を決定する。回転半径R1は、回転半径調節機構により、調節用駆動源の駆動力を用いて調節される。
すなわち、ピニオンが、調節用駆動源により、入力軸の回転速度と同一の速度で駆動される場合には、回転部はカム部と一体に回転する。この場合、回転半径R1は一定であり、一定の変速比で駆動力が入力軸から出力軸に伝達される。
入力軸の回転速度とピニオンの回転速度とに差がある場合には、回転部は、カム部の周りを回転する。この回転の角度θに応じて、回転半径R1が変化する。したがって、ピニオンを入力軸に対して速く又は遅く回転させてから同一速度に戻すことにより、回転角度θを選択し、回転半径R1を変化させ、変速比を制御することができる。
例えば、回転角度θとして、回転半径R1が最小、例えばゼロとなる回転角度θminを選択することにより、変速比を最大又は無限大に設定することができる。また、回転半径R1が最大となる回転角度θmaxを選択することにより、変速比を最小に設定することができる。
特開2013−24382号公報
上記従来の無段変速機によれば、調節用駆動源によりピニオンを回転させてから回転半径R1がある程度大きくなるまでに一定の時間を要する。そして、無段変速機が搭載された車両が停車しており、無段変速機の変速比が無限大であるGN(ギヤードニュートラル)状態から、アクセルがオン状態とされて車両が発進する状態に移行するときには、できるだけ迅速に変速比を変化させたい。
また、逆に、回転半径R1をゼロにしてGN状態に移行する場合にも、速やかに変速して無限大などの最大変速比に変更できるようにしたい。
本発明は、以上の点に鑑み、低速側の変速比において回転調整機構の回転半径の変化率が従来よりも大きい無段変速機を提供することを目的とする。
本発明の無段変速機は、主駆動源からの駆動力が伝達される入力部と、前記入力部の回転中心軸線と平行に配置された出力軸と、前記出力軸に軸支される揺動リンクを有し、前記入力部の回転運動を前記揺動リンクの揺動運動に変換するてこクランク機構と、前記出力軸に対して前記揺動リンクが一方へ相対的に回転しようとするときに該出力軸に該揺動リンクを固定し、該出力軸に対して該揺動リンクが他方へ相対的に回転しようとするときに該出力軸に対して該揺動リンクを空転させる一方向回転阻止機構とを備え、前記てこクランク機構は、該てこクランク機構の回転半径を調節する回転半径調節機構と、前記回転半径調節機構と前記揺動リンクとを連結するコネクティングロッドとを備え、前記回転半径調節機構は、前記回転中心軸線に対して偏心した状態で回転するカム部と、前記回転中心軸線に対して同心で前記カム部と相対回転自在なピニオンと、前記カム部に対して偏心した状態で該カム部によって回転自在に支持され、前記ピニオンと噛み合う内歯車を有し、前記コネクティングロッドに回転自在に連結された回転部とを備える無段変速機であって、前記ピニオン及び前記内歯車が相互に噛み合う箇所における両者のピッチ円半径は、前記回転半径の減少に応じて増大することを特徴とする。
本発明の構成において、てこクランク機構における回転半径R1は、揺動リンクの揺動運動の量、すなわち無段変速機の変速比に対応する。そして、カム部の回転速度とピニオンの回転速度とが同一となるように調節用駆動源が駆動される場合には、回転部とカム部は一体に回転するので、回転半径R1は一定に維持される。
一方、カム部の回転速度とピニオンの回転速度とに差が生じるように調節用駆動源が駆動される場合には、回転部は、カム部の中心点を中心にカム部の周りを回転する。この回転の角度θに応じ、回転半径R1が変化する。すなわち、回転半径R1がゼロのときの回転角度θの値を0°とし、最大のときの回転角度θの値を180°とすると、θが0°から180°に到るまでの範囲において、回転角度θの増大とともに回転半径R1が増大する。
本発明では、ピニオンのピッチ円半径rw1及びカム部の内歯車のピッチ円半径rw2は、これらのギヤが噛み合う箇所に応じて、すなわち回転半径R1に応じて変化し、回転半径R1の減少に応じて増大する。
これにより、低速側(例えば、変速比が無限大であるGN(ギヤードニュートラル)側)での回転角度θに対する回転半径R1の変化率を、従来より大きくすることができる。したがって、GN状態からの発進時や急減速時の変速応答を向上させることができる。
また、本発明において、前記回転半径の減少に応じた前記ピッチ円半径の増大は漸次的であってもよい。これによれば、回転角度θに対する回転半径R1の変化特性が滑らかになる。
本発明の無段変速機の実施形態を一部断面で示す説明図である。 本実施形態のてこクランク機構を示す説明図である。 本実施形態の回転半径の変化を示す説明図である。図3Aは回転半径が最大、図3Bは回転半径が中、図3Cは回転半径が小、図3Dは回転半径が0の状態を夫々示す。 本実施形態の回転半径の変化に対する揺動リンクの揺動範囲の変化を示す説明図である。図4Aは回転半径が最大、図4Bは回転半径が中、図4Cは回転半径が小の状態の揺動範囲を夫々示す。 本実施形態の回転半径調節機構におけるピニオンと内歯のピッチ円半径を示す説明図である。図5Aは回転半径R1が0であるときにピニオンと内歯とが噛み合う状態を示し、図5Bは回転半径R1が最大であるときにピニオンと内歯とが噛み合う状態を示す。 本実施形態の回転半径調節機構におけるピニオンと内歯とが噛み合う箇所の変化を回転ディスクの回転角度θを45°ずつ変えながら示す説明図である。図6Aは回転角度θが0°、図6Bは回転角度θが45°、図6Cは回転角度θが90°、図6Dは回転角度θが135°、図6Eは回転角度θが180°のときの状態を示す。 本実施形態の回転半径調節機構における回転ディスクの回転角度θ対する回転半径R1の変化特性を示すグラフである。 本実施形態の無段変速機から出力される駆動力の変化を示すグラフである。効果を説明するための説明図である。 本発明の別の実施形態の回転半径調節機構におけるピニオンと内歯のピッチ円半径を示す説明図である。図9Aは回転半径R1が0であるときにピニオンと内歯とが噛み合う状態を示し、図9Bは回転半径R1が最大であるときにピニオンと内歯とが噛み合う状態を示す。
図1から図4を参照して、本発明の四節リンク機構型の無段変速機の実施形態を説明する。本実施形態の無段変速機は、変速比h(h=入力軸の回転速度/出力軸の回転速度)を無限大(∞)にして出力軸の回転速度を「0」にできる変速機、所謂IVT(Infinity Variable Transmission)の一種である。
図1を参照して、四節リンク機構型の無段変速機1は、内燃機関などのエンジンや電動機等の主駆動源ENGからの駆動力が伝達されることで回転中心軸線P1を中心に回転する入力軸端部2aと、回転中心軸線P1に平行に配置され、図示省略したデファレンシャルギヤを介して車両の駆動輪(図示省略)に回転動力を伝達させる出力軸3と、回転中心軸線P1上に設けられた6つの回転半径調節機構4とを備える。なお、デファレンシャルギヤの代わりにプロペラシャフトを設けてもよい。
図1及び図2を参照して、各回転半径調節機構4は、カム部としてのカムディスク5と、回転部としての回転ディスク6とを備える。カムディスク5は、円盤状であり、回転中心軸線P1から偏心されると共に、1つの回転半径調節機構4に対して2個1組となるように、各回転半径調節機構4に設けられている。また、カムディスク5には、回転中心軸線P1の方向に貫通する貫通孔5aが設けられている。また、カムディスク5には、回転中心軸線P1に対して偏心する方向とは逆の方向に開口し、カムディスク5の外周面と貫通孔5aを構成する内周面とを連通させる切欠孔5bが設けられている。
各1組のカムディスク5は、夫々位相を60度異ならせて、6組のカムディスク5で回転中心軸線P1の周方向を一回りするように配置されている。
カムディスク5は、隣接する回転半径調節機構4のカムディスク5と一体的に形成されて一体型カム部5cが構成されている。この一体型カム部5cは、一体成型で形成してもよく、または、2つのカム部を溶接して一体化してもよい。各回転半径調節機構4の2個1組のカムディスク5同士はボルト(図示省略)で固定されている。回転中心軸線P1上の最も主駆動源側に位置するカムディスク5は入力軸端部2aと一体的に形成されている。このようにして、入力軸端部2aと複数のカムディスク5とで、カムディスク5を備える入力軸2が構成されることとなる。
入力軸2は、カムディスク5の貫通孔5aが連なることによって構成される挿通孔60を備える。これにより、入力軸2は、主駆動源ENGとは反対側の一方端が開口し他方端が閉塞した中空軸形状に構成される。主駆動源側の他方端に位置するカムディスク5は、入力軸端部2aと一体的に形成されている。このカムディスク5と入力軸端部2aとを一体的に形成する方法としては、一体成型を用いてもよく、また、カムディスク5と入力軸端部2aとを溶接して一体化してもよい。
また、各1組のカムディスク5には、カムディスク5を受け入れる受入孔6aを備える円盤状の回転ディスク6が偏心された状態で回転自在に外嵌されている。
図2に示すように、回転ディスク6は、カムディスク5の中心点をP2、回転ディスク6の中心点をP3として、回転中心軸線P1と中心点P2の距離Raと、中心点P2と中心点P3の距離Rbとが同一となるように、カムディスク5に対して偏心している。
回転ディスク6の受入孔6aには、1組のカムディスク5の間に位置させて内歯6bが設けられている。
入力軸2の挿通孔60には、回転中心軸線P1と同心に、且つ、回転ディスク6の内歯6bと対応する個所に位置させて、ピニオン70がカムディスク5を有する入力軸2と相対回転自在となるように配置されている。ピニオン70は、ピニオンシャフト72と一体に形成されている。なお、ピニオン70は、ピニオンシャフト72と別体に構成して、ピニオン70をピニオンシャフト72にスプライン結合で連結させてもよい。本実施形態においては、単にピニオン70というときは、ピニオンシャフト72を含むものとして定義する。
ピニオン70は、カムディスク5の切欠孔5bを介して、回転ディスク6の内歯6bと噛合する。ピニオンシャフト72には、隣接するピニオン70の間に位置させてピニオン軸受74が設けられている。このピニオン軸受74を介して、ピニオンシャフト72は、入力軸2を支えている。ピニオンシャフト72には、遊星歯車機構などで構成される差動機構8が接続されている。ピニオン70には、差動機構8を介して調節用駆動源14の駆動力が伝達される。
カムディスク5が固定された入力軸2の回転速度とピニオンシャフト72の回転速度とが同一である場合には、回転ディスク6はカムディスク5と共に一体に回転する。入力軸2の回転速度とピニオンシャフト72の回転速度とに差がある場合には、回転ディスク6はカムディスク5の中心点P2を中心にカムディスク5の周縁を回転する。
回転ディスク6は、カムディスク5に対して距離Raと距離Rbとが同一となるように偏心されているため、回転ディスク6の中心点P3を回転中心軸線P1と同一軸線上に位置するようにして、回転中心軸線P1と中心点P3との距離、即ち偏心量R1を「0」とすることもできる。
回転ディスク6の周縁には、一方(入力軸2側)の端部に大径の入力側環状部15aを備え、他方(出力軸3側)の端部に入力側環状部15aの径よりも小径の出力側環状部15bを備えるコネクティングロッド15の入力側環状部15aが、軸方向に2個並べて2個一組のボールベアリングからなるコンロッド軸受16を介して回転自在に外嵌されている。出力軸3には、ワンウェイクラッチ17を介して、揺動リンク18がコネクティングロッド15に対応させて6個設けられている。
ワンウェイクラッチ17は、揺動リンク18と出力軸3との間に設けられ、揺動リンク18が出力軸3に対して一方側に相対的に回転しようとするときに揺動リンク18を出力軸3に固定し(固定状態)、他方側に相対的に回転しようとするときに出力軸3に対して揺動リンク18を空転させる(空転状態)。
揺動リンク18は、環状に形成されており、その下方には、コネクティングロッド15の出力側環状部15bに連結される揺動端部18aが設けられている。揺動端部18aには、出力側環状部15bを軸方向で挟み込むように突出した一対の突片18bが設けられている。一対の突片18bには、出力側環状部15bの内径に対応する差込孔18cが穿設されている。差込孔18c及び出力側環状部15bには、揺動軸としての連結ピン19が挿入されている。これにより、コネクティングロッド15と揺動リンク18とが連結される。
図3は、回転半径調節機構4の偏心量R1(回転半径)を変化させた状態のピニオンシャフト72と回転ディスク6との位置関係を示す。図3Aは偏心量R1を「最大」とした状態を示しており、回転中心軸線P1と、カムディスク5の中心点P2と、回転ディスク6の中心点P3とが一直線に並ぶように、ピニオンシャフト72と回転ディスク6とが位置する。このときの変速比hは最小となる。
図3Bは偏心量R1を図3Aよりも小さい「中」とした状態を示しており、図3Cは偏心量R1を図3Bよりも更に小さい「小」とした状態を示している。変速比hは、図3Bでは図3Aの変速比hよりも大きい「中」となり、図3Cでは図3Bの変速比hよりも大きい「大」となる。図3Dは偏心量R1を「0」とした状態を示しており、回転中心軸線P1と、回転ディスク6の中心点P3とが同心に位置する。このときの変速比hは無限大(∞)となる。本実施形態の無段変速機1は、回転半径調節機構4で偏心量R1を変えることにより、回転半径調節機構4の回転半径を調節自在としている。
図4は、回転半径調節機構4の偏心量R1を変化させた場合の揺動リンク18の揺動範囲の変化を示している。図4Aは、偏心量R1が最大のときの揺動リンク18の揺動範囲を示し、図4Bは、偏心量R1が中のときの揺動リンク18の揺動範囲を示し、図4Cは、偏心量R1が小のときの揺動リンク18の揺動範囲を示している。図4から偏心量R1が小さくなるにつれて揺動範囲が狭くなることが分かる。そして、偏心量R1が「0」になると、揺動リンク18は揺動しなくなる。
本実施形態においては、回転半径調節機構4と、コネクティングロッド15と、揺動リンク18とで、てこクランク機構20(四節リンク機構)が構成される。そして、てこクランク機構20によって、入力軸2の回転運動が揺動リンク18の揺動運動に変換される。本実施形態の無段変速機1は合計6個のてこクランク機構20を備えている。偏心量R1が「0」でないときに、入力軸2を回転させると共に、ピニオンシャフト72を入力軸2と同一速度で回転させると、各コネクティングロッド15が60度ずつ位相を変えながら、偏心量R1に基づき入力軸2と出力軸3との間で揺動端部18aを出力軸3側に押したり、入力軸2側に引いたりを交互に繰り返して、揺動リンク18が揺動する。
コネクティングロッド15の出力側環状部15bは、出力軸3にワンウェイクラッチ17を介して設けられた揺動リンク18に連結されているため、揺動リンク18がコネクティングロッド15によって押し引きされて揺動すると、揺動リンク18が押し方向側又は引張り方向側の何れか一方に揺動リンク18が回転するときだけ、出力軸3が回転し、揺動リンク18が他方に回転するときには、出力軸3に揺動リンク18の揺動運動の力が伝達されず、揺動リンク18が空回りする。各回転半径調節機構4は、60度毎に位相を変えて配置されているため、出力軸3は各回転半径調節機構4で順に回転させられる。
また、本実施形態の無段変速機は、調節用駆動源14を制御する制御部(図示省略)を備えている。制御部は、CPUやメモリ等により構成された電子ユニットであり、メモリに保持された制御プログラムをCPUで実行することにより、調節用駆動源14を制御して、回転半径調節機構4の偏心量R1を調節する機能を果たす。
図5は、回転半径調節機構4におけるピニオン70のピッチ円半径rw1と、回転ディスク6の内歯6bのピッチ円半径rw2を示す。図5Aでは、偏心量R1が「0」であるGN(ギヤードニュートラル)状態のときにピニオン70と内歯6bとが噛み合う箇所でのピニオン70のピッチ円半径rwa及び内歯6bのピッチ円半径rwbが示されている。
図5Bでは、偏心量R1が最大であるOD(オーバドライブ)状態のときにピニオン70と内歯6bとが噛み合う箇所でのピニオン70のピッチ円半径rwc及び内歯6bのピッチ円半径rwdが示されている。
図5に示すように、内歯6bは、偏心量R1が「0」から「最大」まで変化するのに必要な範囲において設けられる。この範囲は、カムディスク5(図2参照)の中心点P2を中心とする180°の中心角の範囲に対応する。ピニオン70は、この範囲の内歯6bに対応するように構成される。
ピニオン70のピッチ円70cのピッチ円半径rw1は、図5Aの偏心量R1が「0」である場合に噛み合う部分から、図5Bの偏心量R1が「最大」である場合に噛み合う部分にかけて漸減している。これに対応し、内歯6bのピッチ円6cのピッチ円半径rw2は、図5Aの偏心量R1が「0」である場合に噛み合う一端側から、図5Bの偏心量R1が「最大」である場合に噛み合う他端側にかけて漸減している。
すなわち、相互に噛み合う箇所におけるピニオン70のピッチ円半径rw1及び内歯6bのピッチ円半径rw2は、てこクランク機構20の回転半径R1である偏心量R1に応じて変化する。そして、ピッチ円半径rw1及びrw2は、偏心量R1が小さいときよりも大きいときの方が小さく、偏心量R1の増大とともに漸減する。
図6は、回転半径調節機構4におけるピニオン70と内歯6bとが噛み合う箇所におけるピッチ円半径rw1及びrw2の変化を、ピニオン70の周りでの回転ディスク6の回転角度θを変えながら示す。図6A〜図6Eでは、それぞれ回転角度θが0°、45°、90°、135°、180°のときにピニオン70と内歯6bとが噛み合う箇所におけるピッチ円半径rw1及びrw2が示されている。
すなわち、図6Aでは、偏心量R1が「0」(変速比が無限大)であるギヤードニュートラル(GN)場合について示されている。図6Bでは、変速比が大きいアンダードライブ(UD)の場合について示されている。図6Cでは、変速比が小さい(車両が最高速度で走行できる)トップドライブ(TD)の場合について示されている。図6Eでは、変速比が最小であるオーバドライブ(OD)の場合について示されている。
上述のように、偏心量R1が変化するとき、回転ディスク6は、ピニオン70(入力軸2)の回転中心軸線P1とカムディスク5の中心点P2との距離Raと、中心点P2と回転ディスク6の中心点P3との距離Rbとが同一となるようにしてピニオン70の周りを回転する(図2参照)。この回転角度θは、偏心量R1が「0」のときの値を0°とすれば、偏心量R1が「最大」のとき、180°となる。
そして、距離Raが一定であるため、偏心量R1が「0」から「最大」まで変化する場合、図6のように、ピニオン70のピッチ円半径rw1が漸減する量と同じ量だけ、内歯6bのピッチ円半径rw2も漸減する。
図7は、回転ディスク6の回転角度θ対する偏心量R1の変化特性を、偏心量R1が「0」のときの回転角度θを0°として示す。図7においては、偏心量R1の増大に応じてピッチ円半径rw1及びrw2が漸減する本実施形態の場合の変化特性が、グラフ曲線73(実線)で示されている。また、比較のため、ピッチ円半径rw1及びrw2が変化しない従来の場合の変化特性が、グラフ曲線71(点線)で示されている。
グラフ曲線71で示されるように、従来の場合、ピニオン及び内歯車のピッチ円半径rw1及びrw2が回転角度θに拘わらず一定であるため、回転角度θに対する偏心量R1の変化率は、回転角度θが小さいとき比較的大きく、回転角度θが大きいとき比較的小さい。このため、調節用駆動源14の駆動量に対する変速比の応答性は、偏心量R1が小さい低速側(UD側)で比較的高く、偏心量R1が大きい高速側(OD側)で比較的低い。このため、無段変速機が搭載された車両が停車しており、無段変速機の変速比が無限大であるGN(ギヤードニュートラル)状態にあるときに、アクセルがオン状態とされてから車両が発進するまでに時間がかかる。また、変速比が小さいUD(アンダードライブ)側の変速比で走行中に急制動が行われた場合には、GN(ギヤードニュートラル)状態に至るまでにある程度の時間を要する。
これに対し、本実施形態によれば、グラフ曲線73で示されるように、ピニオン70のピッチ円半径rw1及び回転ディスク6の内歯6bのピッチ円半径rw2は、これらのギヤが噛み合う箇所に応じて、すなわち偏心量R1に応じて変化し、偏心量R1が大きいときよりも、偏心量R1が小さいときの方が大きい。これにより、回転角度θに対する偏心量R1の変化率が、GN側でより大きくなる。したがって、車両の発進時や制動時の変速応答性が向上される。
図8は、GN状態においてアクセルがオン状態とされる際に主駆動源ENGから路面に伝達される駆動力の変化特性を示す。図8においては、本実施形態の場合の変化特性がグラフ曲線75(実線)で示され、従来の場合の変化特性がグラフ曲線76(点線)で示されている。いずれの場合も、時刻t1において、アクセルがオン状態とされた後、所定の無駄時間が経過してから、路面への駆動力の伝達が開始され、駆動力が増大してゆく。
無駄時間とは、アクセルがオン状態とされて調節用駆動源14が動作し、偏心量R1がゼロより大きくなっても、主駆動源ENGからの駆動力が、出力軸3上のフリクションやタイヤの転がり抵抗などに打ち勝つことができず、路面に駆動量が伝達されない状態の時間を意味する。
従来の場合、グラフ曲線76で示されるように、時刻t1においてアクセルがオン状態とされた後、無駄時間が経過した時刻t3において路面への駆動力の伝達が開始される。これに対し、本実施形態の場合、グラフ曲線75で示されるように、時刻t1においてアクセルがオン状態とされた後、無駄時間が経過した時刻t2において路面への駆動力の伝達が開始される。
すなわち、本実施形態の場合、無駄時間(t2−t1)は、従来の場合における無駄時間(t3−t1)よりも短い。図7のように、回転角度θに対する偏心量R1の変化率が、GN側で従来よりも大きいので、アクセルがオン状態とされた後、速やかに偏心量R1を増大させ、無駄時間を短縮できるからである。
以上のように、本実施形態によれば、ピニオン70と回転ディスク6の内歯6bとが相互に噛み合う箇所における両者のピッチ円半径70c及び6cが、偏心量R1の減少に応じて増大するので、車両発進時のアクセルに対する応答性を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、次のような効果を得ることもできる。すなわち、回転ディスク6は、内歯6bの中心と外径中心とが偏心しているので、OD側の変速比においてピニオン70と内歯6bと噛み合う部分の回転ディスク6の強度が不足するおそれがある。
これを解消するために、内歯6bの径を小さくすると、これに応じてピニオン70の径も小さくする必要が生じる。この場合、負荷の高いUD側の変速比における噛み合い時に、ピニオン70側の強度が不足するおそれが生じる。一方、回転ディスク6の外径を大きくすると、その外側のコネクティングロッド15が大きくなる。
この点、本実施形態によれば、ピニオン70と内歯6bとの噛合い部分におけるピッチ円半径70c及び6cが、偏心量R1の増大に応じて減少するので、OD側の変速比において、該噛合い部分における内歯6bから回転ディスク6の外周までの距離が、従来よりも大きくなる。したがって、OD側の変速比において該噛合い部分における回転ディスク6の強度を高めることができる。
図9は、本発明の別の実施形態係る無段変速機の回転半径調節機構におけるピニオン77のピッチ円半径rw1と、回転ディスク78の内歯78bのピッチ円半径rw2を示す。図9Aでは、偏心量R1が「0」であるギヤードニュートラル(GN)状態のときにピニオン77と内歯78bとが噛み合う箇所でのピニオン77のピッチ円半径rwe及び内歯78bのピッチ円半径rwfが示されている。
図9Bでは、偏心量R1が最大であるオーバドライブ(OD)状態のときにピニオン77と内歯78bとが噛み合う箇所でのピニオン77のピッチ円半径rwg及び内歯78bのピッチ円半径rwhが示されている。
図9に示すように、内歯78bは、偏心量R1が「0」から「最大」まで変化するのに必要な範囲において設けられる。この範囲は、カムディスク5(図2参照)の中心点P2を中心とする180°の中心角の範囲に対応する。ピニオン77は、この範囲の内歯78bに対し、1回転(360°)で対応するように構成される。
ピニオン77のピッチ円77cのピッチ円半径rw1の値は、上記180°の中心角に対応する内歯78bの範囲のうち、図9Aで噛み合っている部分から始まる半分程度の範囲に対応する部分においてはrweであり、図9Bで噛み合っている部分に至るまでの他の半分の範囲に対応する部分ではrwgである。すなわち、ピッチ円77cは、ピッチ円半径がrweの部分とrwgの部分により、ほぼ等分して構成される。これに対応し、内歯78bのピッチ円78cも、ピッチ円半径rw2がrwf及びrwhの部分により、ほぼ等分して構成される。
この場合も、相互に噛み合う箇所におけるピニオン77のピッチ円半径rw1及び内歯78bのピッチ円半径rw2は、偏心量R1に応じて変化し、偏心量R1が小さいときよりも大きいときの方が小さい。ただし、その変化は、2段階である。
この場合も、GN状態でのアクセルオン時の無駄時間を短縮して車両の発進時の応答性を向上させることができる。また、OD側変速比においてピニオン77と内歯78bとが相互に噛み合う箇所における強度を高めることができる。また、ピニオン77及び内歯78bのピッチ円半径rw1及びrw2は、2段階で変化するものであるため、ピニオン77及び内歯78bを比較的容易に形成することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、実施形態に限定されない。例えば、上記実施形態においては、入力軸端部2aと複数のカムディスク5とで入力軸2を構成し、入力軸2が、カムディスク5の貫通孔5aが連なることによって構成される挿通孔60を備えるものを説明した。しかしながら、本発明の入力軸はこれに限られない。
例えば、入力軸の構成部品として、一端が開口し他端が閉塞する形状の挿通孔を有する中空の入力軸芯部を設け、円盤状のカムディスクに入力軸芯部を挿通できるように貫通孔を本実施形態のものよりも大きく形成して、各カムディスクを入力軸芯部の外周面にスプライン結合させて、複数のカムディスクを備える入力軸を構成させてもよい。
この場合、中空の入力軸芯部には、カムディスクの切欠孔に対応させて切欠孔が設けられる。そして、入力軸芯部内に挿入されるピニオンは、入力軸芯部の切欠孔及びカムディスクの切欠孔を介して、回転ディスクの内歯と噛合する。
また、上記実施形態においては、一方向回転阻止機構として、ワンウェイクラッチ17を用いているが、本発明の一方向回転阻止機構は、これに限らず、例えば、揺動リンクから出力軸にトルクを伝達可能な揺動リンクの出力軸に対する回転方向を切換自在に構成されるツーウェイクラッチであってもよい。
また、偏心量R1が最大であるときの回転ディスク6の回転角度θは180°でなくてもよい。例えば、回転角度θが150°であるときの変速比までしか利用しない場合には、最大の偏心量R1を、回転角度θが150°であるときの値に設定してもよい。
また、入力部をピニオンとして、主駆動源の駆動力をピニオンに伝達させ、カムディスクに調節用駆動源の駆動力を伝達させてもよい。
1…無段変速機、2…入力軸、3…出力軸、4…回転半径調節機構、5…カムディスク(カム部)、6…回転ディスク(回転部)、6b…内歯(内歯車)、6c、70c、77c、78c…ピッチ円、14…調節用駆動源、15…コネクティングロッド、17…ワンウェイクラッチ(一方向回転阻止機構)、18…揺動リンク、20…てこクランク機構(四節リンク機構)、70、77…ピニオン、78…回転ディスク(回転部)、P1…回転中心軸線、P2…カムディスクの中心点、P3…回転ディスクの中心点、R1…偏心量(回転半径)、Ra…P1とP2の距離、Rb…P2とP3の距離、rw1、rw2、rwa〜rwh…ピッチ円半径。

Claims (2)

  1. 主駆動源からの駆動力が伝達される入力部と、
    前記入力部の回転中心軸線と平行に配置された出力軸と、
    前記出力軸に軸支される揺動リンクを有し、前記入力部の回転運動を前記揺動リンクの揺動運動に変換するてこクランク機構と、
    前記出力軸に対して前記揺動リンクが一方へ相対的に回転しようとするときに該出力軸に該揺動リンクを固定し、該出力軸に対して該揺動リンクが他方へ相対的に回転しようとするときに該出力軸に対して該揺動リンクを空転させる一方向回転阻止機構とを備え、
    前記てこクランク機構は、該てこクランク機構の回転半径を調節する回転半径調節機構と、前記回転半径調節機構と前記揺動リンクとを連結するコネクティングロッドとを備え、
    前記回転半径調節機構は、
    前記回転中心軸線に対して偏心した状態で回転するカム部と、
    前記回転中心軸線に対して同心で前記カム部と相対回転自在なピニオンと、
    前記カム部に対して偏心した状態で該カム部によって回転自在に支持され、前記ピニオンと噛み合う内歯車を有し、前記コネクティングロッドに回転自在に連結された回転部とを備える無段変速機であって、
    前記ピニオン及び前記内歯車が相互に噛み合う箇所における両者のピッチ円半径は、前記回転半径の減少に応じて増大することを特徴とする無段変速機。
  2. 前記回転半径の減少に応じた前記ピッチ円半径の増大は漸次的であることを特徴とする請求項1に記載の無段変速機。
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