JP6203027B2 - 永久磁石式同期モータ、電気車駆動システム、及び電気車 - Google Patents

永久磁石式同期モータ、電気車駆動システム、及び電気車 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、永久磁石式同期モータ、電気車駆動システム、及び電気車に関する。
電気車は、走行中に駆動制御装置内のインバータが故障した場合の対処として、インバータ装置とモータとの間を電気回路として切り離すモータ開放接触器を備えている。一般的には、モータ開放接触器はインバータ装置内のインバータの近くに配置される(例えば、特許文献1、2参照)。
国際公開第2009/107233号 国際公開第2011/080823号
ところで、インバータ装置内のインバータの近くにモータ開放接触器を備えた電気車において、車両内に配線された電線に短絡または地絡が発生した場合、モータ開放接触器を開状態にしても、モータを短絡または地絡が発生している箇所から切り離すことはできない。
モータが永久磁石同期モータである場合、電気車の車輪が回転している限りモータは発電し続けるため、短絡または地絡が発生している箇所へ短絡電流または地絡電流が流れ続け、モータが過熱する恐れがある。
本発明が解決しようとする課題は、電気車においてインバータ装置と永久磁石同期モータの間に配線された電線が短絡または地絡した場合に、永久磁石同期モータが過熱すること、および、短絡または地絡した箇所とモータとの間の配線が過熱することを防止する永久磁石式同期モータ、電気車駆動システム、及び電気車を提供することである。
実施形態の永久磁石式同期モータは、電気車の電気車駆動システムが備える永久磁石式同期モータである。永久磁石式同期モータは、自スイッチを遮断することにより、モータが備えるモータ部が発電した電圧が出力端子に加圧されないように制御するモータ開放スイッチを備える。
第一の実施形態による電気車システム200の概略図一例を示す図である。 実施形態による永久磁石式同期モータ1の外観図の一例を示す図である。 第一の実施形態による電気車100が備える電気車駆動システム120の一例を示す図である。 スイッチング素子12をインバータ動作させるためのゲート信号の一例を示す図である。 第二の実施形態による電気車100が備える電気車駆動システム120の一例を示す図である。 第三の実施形態による電気車100が備える電気車駆動システム120の一例を示す図である。 第四の実施形態による電気車100が備える電気車駆動システム120の一例を示す図である。
以下、実施形態による永久磁石式同期モータ1、電気車駆動システム120、及び電気車100について図面を参照して説明する。
<第一の実施形態>
図1は、第一の実施形態による電気車システム200の概略図一例を示す図である。
電気車システム200は、電気車100と、架線110とを備える。
電気車システム200の架線110は、電気車100の動力源となる電圧を供給する。架線110は、例えば1500ボルトの直流電力を電気車100に供給する。
電気車100は、図1に示すように、永久磁石式同期モータ1と、インバータ装置4と、断流器収納箱5と、パンタグラフ6と、車輪7と、フィルタリアクトル24とを備える。
電気車100のパンタグラフ6は、架線110から電圧を取得する。
インバータ装置4は、断流器収納箱5とフィルタリアクトル24とを介してパンタグラフ6から入力した直流電力を永久磁石式同期モータ1が駆動するための交流電力に変換する。例えば、インバータ装置4は、VVVF(Variable Voltage Variable Frequency)インバータであり、架線電圧が1500ボルトの場合、1500ボルトの直流電力を0〜1100ボルトの三相交流電力に変換する。そして、インバータ装置4は、変換した交流電力を永久磁石式同期モータ1に出力する。
永久磁石式同期モータ1は、モータ部2と、モータ開放スイッチ3とを備える。
永久磁石式同期モータ1が備えるモータ部2は、インバータ装置4が出力する三相交流電力に応じて回転する。
モータ開放スイッチ3は、インバータ装置4と永久磁石式同期モータ1との間の電線Aが短絡または地絡した場合、開状態となり、短絡または地絡の箇所からモータ部2を分離する。モータ開放スイッチ3は、例えば、モータ開放接触器である。
車輪7は、モータ部2と直接あるいは間接的に接続されており(図示せず)、モータ部2の回転に応じて回転する。そして、電気車100は、車輪7が回転することで走行する。
なお、図1で示したモータ部2は、1つのモータを意味するものではなく、車輪7の数量に応じた数のモータを備えるものである。また、インバータ装置4も同様に、モータの数と駆動方式に応じた数量のインバータを備えるものである。
図2は、実施形態による永久磁石式同期モータ1の外観図の一例を示す図である。
図2で示す実施形態による永久磁石式同期モータ1の例では、モータ部2の上部にモータ開放スイッチ3が備えられている。モータ部2からモータ開放スイッチ3へは電線Bで接続されている。また、モータ開放スイッチ3は外部へ電線Aを介して接続される。なお、ここで示した電線Aは、図1で示した電線Aに相当する電線である。
図3は、第一の実施形態による電気車100が備える電気車駆動システム120の一例を示す図である。
ここで、図3を用いて、第一の実施形態による永久磁石式同期モータ1を備える電気車駆動システム120について説明する。なお、永久磁石式同期モータ出力端子28は、永久磁石式同期モータ1の出力端子である。また、図3には電気車駆動システム120と共に、パンタグラフ6と車輪7とが示されている。
第一の実施形態による電気車駆動システム120は、永久磁石式同期モータ1と、インバータ装置4と、断流器収納箱5と、フィルタリアクトル24とを備えている。
永久磁石式同期モータ1は、モータ部2と、モータ開放スイッチ3とを備える。
モータ部2は、モータ回転時の誘起電圧13と、巻線のインピーダンス14とを備える。
インバータ装置4は、フィルタコンデンサ11と、スイッチング素子12(12a〜12f)と、フィルタコンデンサ過電圧抑制抵抗15と、フィルタコンデンサ過電圧抑制用スイッチング素子16と、制御部18とを備える。
断流器収納箱5は、高速度遮断器8と、充電抵抗短絡用接触器9と、充電抵抗10とを備える。
電気車駆動システム120が備えるインバータ装置4の起動時には、高速度遮断器8は閉状態にする。また、充電抵抗短絡用接触器9は開状態にする。このとき、インバータ装置4が備えるフィルタコンデンサ11は、パンタグラフ6から高速度遮断器8と充電抵抗10を介して充電される。
フィルタコンデンサ11が十分に充電されると、充電抵抗短絡用接触器9を閉状態にすることで、パンタグラフ6とフィルタコンデンサ11とは、フィルタリアクトル24を介して接続されたことになる。
その後、制御部18は、スイッチング素子12、例えばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)のゲート電圧を制御し、モータへ出力する電圧と周波数の双方を制御することで、スイッチング素子12をVVVFインバータとして動作させる。
図4は、スイッチング素子12をインバータ動作させるためのゲート信号(指令信号)の一例を示す図である。
例えば、制御部18は、図4に示すような6パルス三相インバータのゲート信号をスイッチング素子12に印加することで、永久磁石式同期モータ1を動作させるための三相交流電圧を生成する。
次に、図3を用いてインバータ装置4と永久磁石式同期モータ1との間の電線Aが短絡または地絡した場合について説明する。
図3で示す電気車駆動システム120を備える電気車100が走行中に電気車駆動システム120の電線Aが短絡または地絡した場合、インバータ装置4から永久磁石式同期モータ1への電力供給を停止する。
しかしながら、電気車100が走行中である場合、永久磁石式同期モータ1のモータ部2は、インバータ装置4からの電力供給がないにも関わらず、電気車100の車輪7と連動して回転する。そして、モータ部2は、永久磁石を用いているため、回転すると誘起電圧13が発生する。従って、永久磁石式同期モータ1のモータ部2は、電気車100の車輪7が回転している間、誘起電圧が発生し、短絡または地絡した電線Aに電流を流し続けることになる。
そこで、電線Aが短絡または地絡した場合に、永久磁石式同期モータ1が備えるモータ開放スイッチ3を開状態にすることで、発生した誘起電圧が永久磁石式同期モータ出力端子28へ加圧されることを防止する。
以上のように、第一の実施形態の永久磁石式同期モータ1は、電気車100の電気車駆動システム120が備える永久磁石式同期モータであって、永久磁石式同期モータ1が発電した電圧を出力する出力端子である永久磁石式同期モータ出力端子28に、自スイッチの遮断により電圧が加圧されないように制御するモータ開放スイッチ3を備える。
こうすることで、インバータ装置4と永久磁石式同期モータ1との間の電線Aが短絡または地絡した場合に、永久磁石式同期モータ1が備えるモータ開放スイッチ3を開状態にすることで、発生した誘起電圧が永久磁石式同期モータ出力端子28へ加圧されることを防止し、短絡電流、地絡電流が流れることを防止する。その結果、永久磁石同期モータが過熱すること、および、短絡または地絡した箇所とモータとの間の配線が過熱することを防止することができる。
<第二の実施形態>
図5は、第二の実施形態による電気車100が備える電気車駆動システム120の一例を示す図である。
ここで、図5を用いて、第二の実施形態による永久磁石式同期モータ1を備える電気車駆動システム120について説明する。
図5で示す第二の実施形態による電気車駆動システム120は、第一の実施形態による電気車駆動システム120に、モータ開放接触器駆動用コイル17と、バッテリ電圧を供給する制御電源19と、バッテリ電圧開放用スイッチ20とを更に備える。なお、この場合、モータ開放スイッチ3は、モータ開放接触器3である。
モータ開放接触器3は、モータ開放接触器駆動用コイル17が制御電源19からバッテリ電圧開放用スイッチ20を介して加圧されている場合に、閉状態となる。
そこで、電線Aが短絡または地絡した場合に、バッテリ電圧開放用スイッチ20を開状態にし、モータ開放接触器駆動用コイル17への加圧を遮断することで、永久磁石式同期モータ1が備えるモータ開放スイッチ3を開状態にし、発生した誘起電圧が永久磁石式同期モータ出力端子28へ加圧されることを防止する。
以上のように、第二の実施形態の永久磁石式同期モータ1は、電気車100の電気車駆動システム120が備える永久磁石式同期モータであって、永久磁石式同期モータ1が発電した電圧を出力する出力端子である永久磁石式同期モータ出力端子28に、自スイッチの遮断により電圧が加圧されないように制御するモータ開放接触器3を備える。また、第二の実施形態の永久磁石式同期モータ1は、モータ開放接触器駆動用コイル17と、バッテリ電圧を供給する制御電源19と、バッテリ電圧開放用スイッチ20とを更に備える。
こうすることで、インバータ装置4と永久磁石式同期モータ1との間の電線Aが短絡または地絡した場合に、永久磁石式同期モータ1が備えるモータ開放スイッチ3を開状態にすることで、発生した誘起電圧が永久磁石式同期モータ出力端子28へ加圧されることを防止し、短絡電流、地絡電流が流れることを防止する。その結果、永久磁石同期モータが過熱すること、および、短絡または地絡した箇所とモータとの間の配線が過熱することを防止することができる。
<第三の実施形態>
図6は、第三の実施形態による電気車100が備える電気車駆動システム120の一例を示す図である。
ここで、図6を用いて、第三の実施形態による永久磁石式同期モータ1を備える電気車駆動システム120について説明する。
図6で示す第三の実施形態による電気車駆動システム120は、第二の実施形態による電気車駆動システム120に、モータ開放接触器制御リレー21と、故障検知部22と、出力電流検出センサ23とを更に備える。
制御部18が備える故障検知部22は、インバータ装置4が備える出力電流検出センサ23により検出した電流があるしきい値以上であることを検出した場合に、インバータ装置4と永久磁石式同期モータ1との間の電線Aが短絡または地絡したと判定する。
すると、故障検知部22は、制御部18が備えるモータ開放接触器制御リレー21を開状態にする。モータ開放接触器制御リレー21が開状態になると、モータ開放接触器駆動用コイル17の加圧が遮断され、永久磁石式同期モータ1が備えるモータ開放接触器3が開状態になる。
また、電気車100が車庫に入った後などには、インバータ装置4と永久磁石式同期モータ1との間の電線Aが短絡または地絡したと判定されていない場合であっても、バッテリ電圧開放用スイッチ20を開状態にし、モータ開放接触器駆動用コイル17への加圧を遮断することで、永久磁石式同期モータ1が備えるモータ開放スイッチ3を開状態にし、発生した誘起電圧が永久磁石式同期モータ出力端子28へ加圧されることを防止する。
以上のように、第三の実施形態の永久磁石式同期モータ1は、電気車100の電気車駆動システム120が備える永久磁石式同期モータであって、永久磁石式同期モータ1が発電した電圧を出力する出力端子である永久磁石式同期モータ出力端子28に、自スイッチの遮断により電圧が加圧されないように制御するモータ開放接触器3と、モータ開放接触器駆動用コイル17と、バッテリ電圧を供給する制御電源19と、バッテリ電圧開放用スイッチ20とを備える。また、第三の実施形態の永久磁石式同期モータ1は、モータ開放接触器制御リレー21と、故障検知部22と、出力電流検出センサ23とを更に備える。
こうすることで、インバータ装置4と永久磁石式同期モータ1との間の電線Aが短絡または地絡したか否かを判定することができ、電線Aが短絡または地絡したと判定した場合に、永久磁石式同期モータ1が備えるモータ開放スイッチ3を開状態にすることで、発生した誘起電圧が永久磁石式同期モータ出力端子28へ加圧されることを防止し、短絡電流、地絡電流が流れることを防止する。その結果、永久磁石同期モータが過熱すること、および、短絡または地絡した箇所とモータとの間の配線が過熱することを防止することができる。
<第四の実施形態>
図7は、第四の実施形態による電気車100が備える電気車駆動システム120の一例を示す図である。
ここで、図7を用いて、第四の実施形態による永久磁石式同期モータ1を備える電気車駆動システム120について説明する。
図7で示す第四の実施形態による電気車駆動システム120は、第二の実施形態による電気車駆動システム120に、モータ開放接触器制御リレー21と、ゲート指令フィードバック不一致検出部25と、スイッチング素子異常検知部26と、インバータゲート指令演算部27とを更に備える。
制御部18が備えるインバータゲート指令演算部27は、永久磁石式同期モータ1を駆動するために必要な交流三相電圧を発生させる指令信号を生成する。制御部18は、指令信号をスイッチング素子12に出力してスイッチング素子12のオン/オフ動作を制御する。
制御部18が備えるゲート指令フィードバック不一致検出部25は、スイッチング素子12の実際のオン/オフ動作を示すフィードバック信号が制御部18がオン/オフ動作を制御する指令信号と不一致であると判定した場合、すなわち指令通りのオン/オフ動作ができていないことを検知した場合に、スイッチング素子12が異常動作していると判定する。スイッチング素子12の異常動作の原因は、スイッチング素子12自体の故障と、その他の原因、例えばインバータ装置4と永久磁石式同期モータ1との間の電線Aが短絡または地絡などが考えられる。そして、ゲート指令フィードバック不一致検出部25は、異常な動作をしていると判定した場合、スイッチング素子12についての指令信号とフィードバック信号とが不一致であることを示す不一致信号を制御部18が備えるスイッチング素子異常検知部26に出力する。
スイッチング素子異常検知部26は、ゲート指令フィードバック不一致検出部25から不一致信号を入力した場合、スイッチング素子12が異常動作していると判定し、スイッチング素子異常検知信号をモータ開放接触器制御リレー21に出力し、開状態にする。モータ開放接触器制御リレー21が開状態になると、モータ開放接触器駆動用コイル17の加圧が遮断され、永久磁石式同期モータ1が備えるモータ開放接触器3が開状態になる。
以上のように、第四の実施形態の永久磁石式同期モータ1は、電気車100の電気車駆動システム120が備える永久磁石式同期モータであって、永久磁石式同期モータ1が発電した電圧を出力する出力端子である永久磁石式同期モータ出力端子28に、自スイッチの遮断により電圧が加圧されないように制御するモータ開放接触器3と、モータ開放接触器駆動用コイル17と、バッテリ電圧を供給する制御電源19と、バッテリ電圧開放用スイッチ20とを備える。また、第四の実施形態の永久磁石式同期モータ1は、モータ開放接触器制御リレー21と、ゲート指令フィードバック不一致検出部25と、スイッチング素子異常検知部26と、インバータゲート指令演算部27とを更に備える。
こうすることで、インバータ装置4が備えるスイッチング素子12の異常動作を判定し、異常動作していると判定した場合に、永久磁石式同期モータ1が備えるモータ開放スイッチ3を開状態にすることで、発生した誘起電圧が永久磁石式同期モータ出力端子28へ加圧されることを防止し、スイッチング素子12の異常動作の原因の1つである電線Aの短絡または地絡発生時に、短絡電流、地絡電流が流れることを防止する。その結果、永久磁石同期モータが過熱すること、および、短絡または地絡した箇所とモータとの間の配線が過熱することを防止することができる。
なお実施形態について説明したが、上述のインバータ装置4は、VVVFインバータに限定するものではない。例えば、適切に永久磁石式同期モータ1を駆動する範囲におけるスイッチング電源であればどのような電源であってもよい。
また、モータ開放スイッチ3は、モータ開放用接触器に限定するものではない。例えば、適切に発生した誘起電圧が永久磁石式同期モータ出力端子28へ加圧されることを防止する範囲において、どのようなスイッチであってもよい。例えば、モータ開放スイッチ3は、半導体スイッチであってもよい。
以上述べた少なくともひとつの実施形態の永久磁石式同期モータ1によれば、電気車においてインバータ装置と永久磁石同期モータの間に配線された電線が短絡または地絡した場合に、短絡または地絡が発生している箇所から永久磁石同期モータを切り離し、短絡電流、地絡電流が流れることを防止する。その結果、永久磁石同期モータが過熱すること、および、短絡または地絡した箇所とモータとの間の配線が過熱することを防止することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1・・・永久磁石式同期モータ
2・・・モータ部(モータの巻線を含む)
3・・・モータ開放スイッチ、モータ開放用接触器
4・・・インバータ装置
5・・・断流器収納箱
6・・・パンタグラフ
7・・・車輪
8・・・高速度遮断器
9・・・充電抵抗短絡用接触器
10・・・充電抵抗器
11・・・フィルタコンデンサ
12、12a、12b、12c、12d、12e、12f・・・スイッチング素子
13・・・誘起電圧(モータ回転時)
14・・・巻線のインピーダンス
15・・・ファイルコンデンサ過電圧抑制抵抗
16・・・フィルタコンデンサ過電圧抑制用スイッチング素子
17・・・モータ開放接触器駆動用コイル
18・・・制御部
19・・・制御電源
20・・・バッテリ電圧開放用スイッチ
21・・・モータ開放接触器制御リレー
22・・・故障検知部
23・・・出力電流検出センサ
24・・・フィルタリアクトル
25・・・ゲート指令フィードバック不一致検出部
26・・・スイッチング素子異常検知部
27・・・インバータゲート指令演算部
28・・・永久磁石式同期モータ出力端子
100・・・電気車
110・・・架線
120・・・電気車駆動システム
200・・・電気車システム

Claims (11)

  1. 電気車の電気車駆動システムが備える永久磁石式同期モータであって、
    前記永久磁石式同期モータが備えるモータ部が発電した電圧が、前記永久磁石式同期モータの出力端子に加圧されないように遮断するモータ開放スイッチを備える永久磁石式同期モータ。
  2. 前記モータ開放スイッチは、前記電気車が無加圧の時に、開状態となる
    請求項1に記載の永久磁石式同期モータ。
  3. 前記モータ開放スイッチは、インバータが異常動作した場合に、前記インバータが備える制御部による制御に基づいて開状態となる
    請求項1または請求項2に記載の永久磁石式同期モータ。
  4. 前記モータ開放スイッチは、前記インバータと自スイッチとの間の配線が短絡あるいは地絡した場合に、開状態となる
    請求項3に記載の永久磁石式同期モータ。
  5. 前記モータ開放スイッチは、前記インバータのIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)が短絡あるいは地絡した場合に、前記インバータが備える制御部による制御に基づいて開状態となる
    請求項3または請求項4に記載の永久磁石式同期モータ。
  6. 前記モータ開放スイッチは、前記インバータが所定のしきい値以上の電流を流した場合に、前記インバータが備える制御部による制御に基づいて開状態となる
    請求項3から請求項5の何れか一項に記載の永久磁石式同期モータ。
  7. 前記モータ開放スイッチは、モータ開放接触器である
    請求項1から請求項6の何れか一項に記載の永久磁石式同期モータ。
  8. 前記モータ開放スイッチは、自スイッチを制御するモータ開放接触器駆動用コイルと、前記電気車が備えるバッテリとの間に備えられたバッテリ用スイッチが開状態となり、加圧が遮断された前記モータ開放接触器駆動用コイルの制御に基づいて、開状態となる
    請求項1から請求項7の何れか一項に記載の永久磁石式同期モータ。
  9. 前記モータ開放スイッチは、半導体スイッチである
    請求項1から請求項8の何れか一項に記載の永久磁石式同期モータ。
  10. 請求項1から請求項9の何れか一項に記載の永久磁石式同期モータを備える電気車駆動システム。
  11. 請求項1から請求項9の何れか一項に記載の永久磁石式同期モータ、または、請求項10に記載の電気車駆動システム、
    の何れかを備える電気車。
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