JP6201913B2 - 加熱盤、加熱装置及び加熱方法 - Google Patents

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Description

本発明は、被加熱体の所望の被加熱領域を精度よく加熱可能な加熱盤、加熱装置及び加熱方法に関する。
従来、樹脂製品の成型に用いる金型等の加熱、シート状の材料のヒートシール等の各種加熱用途において、板状部材に加熱部材を配置した加熱盤、加熱装置が用いられていた。このような加熱盤は、用途によっては加圧可能に構成されている。例えば、特許文献1には、固体高分子型燃料電池の製造に用いる、固体高分子電解質膜の両面に電極触媒層を接合した膜電極接合体の製造装置として、加圧を行うメインヘッドと、メインヘッドに隣接して配置されたサブヘッドと、を備え、各ヘッドの加圧力、温度を個別に設定可能に構成された製造装置が開示されている。
特開2011−71049号公報
しかし、特許文献1に記載のような技術では、メインヘッドとサブヘッドとが隣接して設けられているため、高温側のメインヘッドから低温側のサブヘッドに容易に熱が移動してしまい、メインヘッドとサブヘッドとの間に明確な温度差を保つことができない。これにより、メインヘッドとサブヘッドとの境界近傍に温度分布が生じ、所望の温度で加熱することができない領域が生じるおそれがあった。また、膜材料等の低剛性の被加熱体を加熱した場合に、しわや変形などが生じるおそれがあった。
そこで、本発明は、被加熱体の所望の被加熱領域を精度よく加熱可能な加熱盤、加熱装置及び加熱方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、加熱盤が、台座と、前記台座に設けられ被加熱体を保持するための保持部材と、被加熱体に接触して加熱する加熱部材と、前記加熱部材を前記保持部材から離間して支持する支持部材と、被加熱体が前記加熱部材に接触する接触部以外の領域を加熱するための補助加熱手段と、を備え、当該補助加熱手段は前記加熱部材と離間するように設けられており、前記加熱部材と前記補助加熱手段とが独立して温度制御が可能に構成されている、という技術的手段を用いる。
請求項1に記載の発明によれば、加熱部材は保持部材から離間して支持されているので、加熱部材の熱が保持部材に直接伝達して散逸することを抑制することができる。これにより、加熱部材の温度を精度よく制御した状態で被加熱体の所望の被加熱領域を加熱することができる。また、補助加熱手段により接触部以外の領域を加熱することにより、被加熱体の接触部と接触部以外の領域との間に過大な温度差が生じることを防止することができる。これにより、被加熱体のしわ、そりなどの変形を防ぐことができる。また、補助加熱手段は加熱部材と離間するように設けられているとともに、補助加熱手段を用いない場合に比べて、加熱部材と周囲の部材との温度差を小さくすることができるので、加熱部材の熱が散逸することを抑制することができる。加熱部材と補助加熱手段とが独立して温度制御が可能に構成されているので、それぞれを所望の温度条件に設定して、良好な条件で被加熱体の加熱を行うことができる。
請求項に記載の発明では、請求項に記載の加熱盤において、前記補助加熱手段は、前記保持部材がヒータを内蔵して構成されている、という技術的手段を用いる。
請求項に記載の発明のように、補助加熱手段として、保持部材がヒータを内蔵した構成を用いることもできる。
請求項に記載の発明では、請求項1または請求項2に記載の加熱盤において、前記支持部材は、前記加熱部材を複数箇所で固定するとともに、前記加熱部材の前記保持部材に対する位置を調整可能に構成されている、という技術的手段を用いる。
請求項に記載の発明によれば、加熱部材は支持部材により保持部材に対する位置を調整可能に構成されているので、被加熱体との位置関係を調整することができる。これにより、被加熱体の所望の被加熱領域を片当たりなどなく正確に加熱することができるので、良好な条件で被加熱体の加熱を行うことができる。
請求項に記載の発明では、請求項に記載の発明において、前記加熱部材は、複数に分割されて形成されており、それぞれの位置を調整可能に構成されている、という技術的手段を用いる。
請求項に記載の発明によれば、加熱部材の被加熱体に対する平行度などの位置精度をより向上させることができる。
請求項に記載の発明では、請求項1ないし請求項のいずれか1つに記載の加熱盤において、前記加熱部材は、断面形状が接触部の幅が狭い凸字状に形成されている、という技術的手段を用いる。
加熱部材を請求項に記載の発明のように構成すると、被加熱体と接触する表面で加熱部材と保持部材との隙間(水平方向の距離)を大きくできる。この隙間量を調節することで加熱部材から保持部材への輻射による熱伝達を適度に調整することができる。これにより、被加熱部材の性状や加熱条件に合わせて隙間を設定することでより高精度な加熱温度の制御が可能となる。
請求項に記載の発明では、加熱装置において、請求項1ないし請求項のいずれか1つに記載の加熱盤を1組備え、当該1組の加熱盤は、それぞれの加熱部材が対向するように配置されており、それぞれの加熱部材が対向した状態を維持しながら少なくとも一方の加熱盤を他方の加熱盤に対して相対的に移動するように駆動する駆動手段を備え、被加熱体を、前記駆動手段により駆動された当該1組の加熱盤のそれぞれの加熱部材により挟み込んで加圧しながら加熱する、という技術的手段を用いる。
請求項に記載の発明によれば、1組の加熱盤を用意し、加熱盤を駆動手段によりそれぞれの加熱部材が対向するように移動させ、被加熱体を1組の加熱盤により挟み込んで加圧しながら加熱することができる。これにより、被加熱体の所望の被加熱領域であり加熱部材に接触する接触部を良好な条件で加圧しながら加熱することができる。また、挟み込んで加熱するため、加熱部材の熱を効率よく被加熱体に伝えることができる。
請求項に記載の発明では、請求項に記載の加熱装置において、少なくとも一方の加熱盤が、それぞれの加熱部材の片当たりを防ぐための調芯手段を備えた、という技術的手段を用いる。
請求項に記載の発明によれば、調芯手段により加熱部材の片当たりを防ぐことができるため、被加熱体の被加熱領域を均一に加熱することができる。
請求項に記載の発明では、請求項または請求項に記載の加熱装置において、少なくとも一方の加熱盤が、被加熱体を押圧して被加熱体の移動を拘束する拘束手段を備えた、という技術的手段を用いる。
請求項に記載の発明によれば、例えばシート状部材を積層した被加熱体など、位置ずれを起こしやすい被加熱体を押圧することにより拘束することができるので、被加熱体の位置ずれがない状態で加熱することができる。
請求項に記載の発明では、請求項ないし請求項のいずれか1つに記載の加熱装置において、前記1組の加熱盤は、付勢部材により付勢されて前記保持部材から突出し被加熱体を前記加熱部材から離間して保持する第2の保持部材をそれぞれ備えており、それぞれの加熱盤が備えた第2の保持部材は、対向して設けられており、加熱盤が駆動手段により駆動され、前記第2の保持部材が被加熱体を挟み込んだ後、前記第2の保持部材はそれぞれが保持部材内部に向かって後退し、それぞれの加熱部材が被加熱体に同時に接触するように構成されている、という技術的手段を用いる。
請求項に記載の発明によれば、1組の加熱盤がそれぞれ備えた第2の保持部材により被加熱体をそれぞれ加熱部材から離間して保持し、それぞれの加熱部材に同時に接触させることができる。これにより、被加熱体の被加熱領域を必要最小限の加熱により加圧しながら加熱することができるので、被加熱体への熱影響を少なくすることができるとともに加熱条件を精度よく設定することができる。また、被加熱体を第2の保持部材により挟み込んで保持するため、被加熱体の位置ずれを防ぐことができる。
請求項1に記載の発明では、加熱方法において、請求項に記載の加熱装置を用いて、被加熱体を一方の加熱盤の第2の保持部材に配置する工程と、前記駆動手段により少なくとも一方の加熱盤を他方の加熱盤に対して相対的に移動するように駆動する工程と、各加熱盤が備えた第2の保持部材により被加熱体を挟み込む工程と、それぞれの加熱部材を被加熱体に同時に接触させ、加圧しながら加熱する工程と、を備えた、という技術的手段を用いる。
請求項1に記載の発明によれば、請求項に記載の加熱装置を用いて、被加熱体を一方の加熱盤の第2の保持部材に配置し、駆動手段により少なくとも一方の加熱盤を他方の加熱盤に対して相対的に移動するように駆動し、各加熱盤が備えた第2の保持部材により被加熱体を挟み込み、それぞれの加熱部材を被加熱体に同時に接触させ、加圧しながら加熱することができる。これにより、被加熱体の所望の被加熱領域であり加熱部材に接触する接触部を良好な条件で加圧しながら加熱することができる。また、挟み込んで加熱するため、加熱部材の熱を効率よく被加熱体に伝えることができる。
請求項1に記載の発明では、請求項1に記載の加熱方法において、前記補助加熱手段は、前記加熱部材より低温になるように制御される、という技術的手段を用いる。
請求項1に記載の発明によれば、補助加熱手段を加熱部材より低温になるように制御することにより、加熱部材と補助加熱部材との間に過大な温度差が生じることを防止することができるので、加熱部材からの熱の散逸を防ぐとともに、被加熱体の変形を防ぐことができる。
図1(A)は加熱装置の構成を示す正面図である。図1(B)は加熱装置により加熱する被加熱体の例を示す説明図である。 加熱盤の構成を示す説明図である。図2(A)は平面図、図2(B)は側面図である。 図2(A)のA−A断面図である。 図3の一部断面拡大図である。図4(A)は図2(A)のB−B断面図、図4(A)は図2(A)のC−C断面図である。 図2(A)のD−D断面図である。 他方の加熱盤の構成を示す説明図である。図6(A)は平面図、図6(B)は側面図である。 加熱方法の工程を示す説明図である。加熱装置の正面図と、正面図のA,B,C部の拡大図を併せて示す。 加熱方法の工程を示す説明図である。 加熱方法の工程を示す説明図である。 加熱部材を分割した加熱盤の構成を示す平面図である。 調芯手段を備えた加熱盤の構成を示す断面図(図3の断面図に対応する位置)である。 拘束手段を備えた加熱盤の構成を示す断面図(加熱盤20における図2(A)のA−A断面に対応する位置)である。
本発明の加熱盤及び加熱装置について、被加熱体の加熱圧着を行うヒートシーラーとして用いる構成を例に、図を参照して説明する。
図1に示すように、加熱装置1は、それぞれの加熱部材13、23(図2、図6)が対向するように上下に配置された1組の加熱盤10、20と、加熱盤10、20を相対的に移動させる駆動手段30と、加熱盤10、20の温調を行う温調手段(図示せず)や駆動手段30の制御を行う駆動制御手段などを備えた制御装置40と、を備えている。被加熱体の例を図1(B)に示す。図1(B)の上図は、被加熱体Mを下方から見た平面図であり、下図は側面図である。被加熱体Mは2枚のシート状部材M1、M2からなり、小さい方のシート状部材M2の外周部でシート状部材M1と熱圧着を行う。
駆動手段30は、駆動盤31、駆動盤31に対向して設けられる対向盤32、駆動盤31を対向盤32に対して移動させる、例えば、電動アクチュエータ等の公知の駆動機構33、ロードセル等の荷重検出手段34を備えている。駆動手段30は、それぞれの加熱部材が対向した状態を維持しながら少なくとも一方の加熱盤を他方の加熱盤に対して相対的に移動するように駆動する。本実施形態では、加熱盤10が駆動盤31に、加熱盤20が対向盤32に取り付けられており、駆動機構33により加熱盤10を加熱盤20に向かって移動させることができる。荷重検出手段34は、駆動機構33と駆動盤31に挟まれて設けられており、加熱盤10が加熱盤20を押圧する加圧力を検出することができる。これにより、加圧力を制御して所定の加圧力で被加熱体を加圧することができる。また、駆動手段30はリニアゲージ、エンコーダ等の位置検出手段を備えることができ、駆動盤31の位置を制御することができる。
加熱装置1は後述する工程により、被加熱体Mを、駆動手段30により駆動された1組の加熱盤10、20により挟み込んで加圧しながら加熱することができる。
図2−5に示すように、加熱盤10は、外観形状が平板状に形成されており、台座11と、台座11の上に設けられ被加熱体Mを保持するための保持部材12と、被加熱体Mに接触して加熱する加熱部材13と、加熱部材13を保持部材12から離間して支持する支持部材14と、被加熱体Mが加熱部材13に接触する接触部13e以外の領域を加熱することが可能な補助加熱手段である補助加熱部材15と、を備えている。
本実施形態では、加熱部材13は矩形の枠状に形成されており、表面側(台座11の反対側)から見て保持部材12の内側に、保持部材12と接触しないように離間して配置されている。また、補助加熱部材15は、加熱部材13の内側に、加熱部材13と接触しないように離間して配置されている。
保持部材12は、断熱部材16を介して台座11に取り付けられている。補助加熱部材15は、加熱手段であるヒータ(図示せず)と、温度計測手段である熱電対(図示せず)を内蔵したブロック状の部材であり、断熱部材16を介して台座11に取り付けられている。
本実施形態では、保持部材12は、加熱部材13の外方の領域を加熱するための加熱手段であるヒータ12bと温度計測手段である熱電対12cを内蔵している。これにより、保持部材12も補助加熱手段として作用させることができる。ここで、加熱部材13、保持部材12及び補助加熱部材15はそれぞれ制御装置40により独立して温度制御が可能に構成されている。
加熱部材13は、伝熱部13a、加熱手段であるヒータ13b、断熱材13c、支持部材14への固定部13dを備えている。また、温度計測手段として熱電対13fを備えている。
伝熱部13aは、ヒータ13bを覆って接触するように設けられ、被加熱体と接触する接触部13eにおいてヒータ13bの熱を被加熱体Mに伝え、所望の被加熱領域を加熱する。加熱装置1をヒートシールに用いる場合には、加圧も行い、所定の幅、長さで熱圧着する。
伝熱部13aは断熱材13cを介して固定部13dに取り付けられている。これにより、ヒータ13bの熱は固定部13d側に散逸することがなく、効率よく接触部13eに伝えられる。
伝熱部13aは、加熱用途・目的に応じて各種形状を採用することができる。本実施形態では、伝熱部13aは、断面の外形形状が凸字状に形成されており、伝熱部13aの接触部13eと保持部材12の表面12aの端部との距離が、伝熱部13aの底部と保持部材12との水平方向の距離より広くなるように離間されている。そして、接触部13eがヒータ13bを内蔵する部分よりも幅が狭くなるように形成されている。また、接触部13eは、保持部材12の表面よりも外方に突出して設けられており、補助加熱部材15は伝熱部13aの一部を覆うように表面部15aが延長されて形成されている。伝熱部13aをこのように構成すると、被加熱体Mと接触する表面で加熱部材13と保持部材12との隙間(水平方向の距離)を大きくできる。この隙間量を調節することで加熱部材13から保持部材12への輻射による熱伝達を適度に調整することができる。これにより、被加熱部材Mの性状や加熱条件に合わせて隙間を設定することでより高精度な加熱温度の制御が可能となる。
加熱部材13は、複数の支持部材14により、保持部材12と離間するように支持されている。本実施形態では、矩形状の加熱部材13の各辺の中央と角部の8箇所が支持部材14により固定されている。
支持部材14は、台座11に形成されたねじ部11aにねじ込み可能に形成された筒状のアジャスタボルト14aと、アジャスタボルト14aに挿通され、加熱部材13をアジャスタボルト14aに固定する固定ボルト14bと、を備えている。支持部材14は、断熱部材16に形成された孔部を貫通して配置される。
加熱部材13は、固定ボルト14bを加熱部材13の固定部13dに締め付けて、アジャスタボルト14aの端部を固定ボルト14bと加熱部材13とにより挟み込むことによりアジャスタボルト14aに固定される。
アジャスタボルト14aを保持部材12に対して上下させることにより、加熱部材13を保持部材12に対して上下させることができる。これにより、保持部材12に対する加熱部材13の位置関係や、加熱部材13と加熱部材23との平行度などを調整することができる。また、小面積で加熱部材13を支持するため、熱の散逸を小さくすることができる。
加熱盤10には、台座11上に配置されバネ等の弾性部材等からなる付勢部材17aと、この付勢部材17aにより付勢されて表面から突出するピン状に形成された突出部材17bと、からなる第2保持部材17が設けられている。第2保持部材17は、突出部材17b上に被加熱体Mを載置することにより、被加熱体Mを加熱部材13の接触部13eから離間して保持する。本実施形態では、左右に3箇所ずつ計6箇所に設けられている。
保持部材12の上面には、被加熱体Mの位置決めを行うための位置決め部材である位置決めピン18が設けられている。位置決めピン18は、被加熱体Mの形状に合わせて配置され、保持部材12の上面から突出して設けられている。本実施形態では、12箇所に設けられている。
図6に示すように、加熱盤20は、位置決め手段28の形状以外は加熱盤10と同一構造に形成されている。以下の説明において、台座21は台座11に、保持部材22は保持部材12に、表面22aは表面12aに、ヒータ22bはヒータ12bに、熱電対22cは熱電対12cに、加熱部材23は加熱部材13に、接触部23eは接触部13eに、熱電対23fは熱電対13fに、支持部材24は支持部材14に、補助加熱部材25は補助加熱部材15に、断熱部材26は断熱部材16に、第2保持部材27は第2保持部材17に、突出部材27bは突出部材17bに、それぞれ対応する。位置決め手段28は位置決めピン18の形状に対応した凹部として形成されている。
加熱装置1において、加熱盤10と加熱盤20とは、加熱部材13と加熱部材23とが対向するように配置されている。以下に、2枚のシート状部材M1、M2からなる被加熱体Mを熱圧着してヒートシールする場合を例に、加熱装置1を用いた被加熱体Mの加熱方法を、図7−9を参照して説明する。なお、図7−9においては、駆動機構33、荷重検出手段34、制御装置40は省略している。
まず、制御装置40により、加熱盤10の加熱部材13、保持部材12、補助加熱部材15及び加熱盤20の加熱部材23、保持部材22、補助加熱部材25をそれぞれ所定の設定温度で温調する。ここで、加熱部材13及び加熱部材23は、ヒートシールを行うための温度に設定される。また、保持部材12及び補助加熱部材15の表面温度は、加熱部材13の表面温度よりも低くなるように設定、制御され、保持部材22及び補助加熱部材25の表面温度は、加熱部材23の表面温度よりも低くなるように設定、制御される。
次に、図7(A)に示すように、被加熱体Mを保持部材12上に配置する。ここで、被加熱体Mは2枚のシート状の部材が重ね合わされた状態で、位置決めピン18で位置合わせされ、突出部材17bの上に載置される。ここで、被加熱体Mはまだ加熱部材13と接触していない。加熱部材13は熱圧着を行うシートM2の外周部に面するように配置されている。
続いて、駆動手段30により加熱盤10を加熱盤20に向かって移動させる。加熱盤20は図7(B)に示すように、最初に突出部材17b及び突出部材27bにおいて被加熱体Mと接触し、被加熱体Mは対向する突出部材17bと突出部材27bとにより上下から挟み込まれた状態となる。このとき、被加熱体Mは加熱部材23とは接触していない。
更に加熱盤10を上方に移動させると、図8(A)に示すように、突出部材17b及び突出部材27bはそれぞれ付勢部材17a及び加熱盤20において付勢部材17aに相当する付勢部材(図示せず)の付勢力に逆らって、それぞれが保持部材12、22内部に向かって後退する。ここで、第2保持部材17及び第2保持部材27は、突出部材17bと突出部材27bとが、被加熱体Mと加熱部材13との距離及び被加熱体Mと加熱部材23との距離が等しくなるように後退するように構成されている。
更に加熱盤10を上方に移動させ、図8(B)に示すように、加熱部材13及び加熱部材23を被加熱体Mに同時に接触させ、所定の加圧力を付加しながら加熱し、ヒートシールを行う。このとき、補助加熱部材15及び補助加熱手段として作用する保持部材12により加熱部材13の接触部13e以外の領域が、加熱部材13及び加熱部材23より低い温度条件で加熱され、被加熱体Mの接触部と接触部以外の領域との間に過大な温度差が生じない。本実施形態では、被加熱体Mは保持部材12及び補助加熱部材15には接触していない。これにより、被加熱体Mは、加熱部材13及び加熱部材23のみで加圧されるため、他の領域に圧力が付加されることがなく、良好なヒートシールを行うことができる。
被加熱体Mの加熱が終了すると、加熱盤10を下方に移動させる。すると、図9(A)に示すように、突出部材17b及び突出部材27bはそれぞれ付勢部材17a及び加熱盤20において付勢部材17aに相当する付勢部材(図示せず)の付勢力によりそれぞれが保持部材12、22の外部に向かって突出し、被加熱体Mは加熱部材13及び加熱部材23から同時に離れる。
更に、加熱盤10を下方に移動させると、図9(B)に示すように、被加熱体Mから突出部材27bから離れる状態を経て、図7(A)に示すような状態に戻る。そして、ヒートシールが行われた被加熱体Mを取り出す。上記工程を繰り返し、連続して被加熱体Mのヒートシールを行うことができる。
上述の加熱装置1を用いた加熱方法によれば、加熱部材13は支持部材14により保持部材12から離間して支持されているので、加熱部材13の熱が保持部材12に直接伝達して散逸することを抑制することができる。これにより、加熱部材13の温度を精度よく制御した状態で被加熱体Mの被加熱領域を加熱することができる。
補助加熱部材15及び補助加熱手段として作用する保持部材12により加熱部材13の接触部13e以外の領域を、加熱部材13より低温になるように制御して加熱することにより、被加熱体Mの接触部と接触部以外の領域との間に過大な温度差が生じることを防止することができる。これにより、被加熱体のしわ、そりなどの変形を防ぐことができる。また、補助加熱部材15は加熱部材13と離間するように設けられているとともに、補助加熱部材15を用いない場合に比べて、加熱部材13と周囲の部材との温度差を小さくすることができるので、加熱部材13の熱が散逸することを抑制することができる。加熱部材13と補助加熱部材15及び保持部材12とが独立して温度制御が可能に構成されているので、それぞれを所望の温度条件に設定して、良好な条件で被加熱体Mの加熱を行うことができる。
加熱部材13は支持部材14により保持部材12に対する位置を調整可能に構成されているので、被加熱体Mとの位置関係を調整することができる。これにより、被加熱体Mの所望の被加熱領域を片当たりなどなく正確に加熱することができるので、良好な条件で被加熱体Mの加熱を行うことができる。
第2保持部材17、27により被加熱体Mをそれぞれ加熱部材13、23から離間して保持し、それぞれの加熱部材13、23に同時に接触させることができる。
これにより、被加熱体Mの被加熱領域を必要最小限の加熱により加圧しながら加熱することができるので、被加熱体Mへの熱影響を少なくすることができるとともに加熱条件を精度よく設定することができる。挟み込んで加熱するため、加熱部材13、23の熱を効率よく被加熱体Mに伝えることができる。また、被加熱体Mを加熱までの間に第2保持部材17、27により挟み込んで保持するため、被加熱体Mの位置ずれを防ぐことができる。特に、加熱で形状変化するシート状の部材、低剛性部材等を確実に固定して正確な位置で加熱することができ、好適である。
加熱盤10を、例えば熱硬化性樹脂の硬化処理などの用途において、被加熱体を載置して加熱する加熱盤として単独で使用することもできる。この場合には、被加熱体を加熱部材13と離間して保持する必要がないため、第2保持部材17を備えていない構成とすることができる。
(変更例)
加熱部材13、23が被加熱体Mに接触して加熱可能であれば、被加熱体Mの形状等に合わせて、接触部13e、23e、保持部材12、22の表面12a、22a及び補助加熱部材15、25の表面15a、25aの位置関係は任意に設定することができる。例えば、厚さ(高さ)が均一でなく、補助加熱部材15、25に対応する位置が厚く形成されている被加熱体Mを加熱する場合には、補助加熱部材15、25の表面15a、25aを接触部13e、23eより後退させることができる。また、被加熱体Mが低剛性部材の場合、加熱部材13、23のみで挟み込むと変形するおそれがあるので、接触部13e、23e、保持部材12、22表面12a、22a及び補助加熱部材15、25の表面15a、25aを同一平面上となるように配置しても良い。
加熱盤10と加熱盤20とで、保持部材12、22、加熱部材13、23及び補助加熱部材15、25の温度条件は、それぞれ独立に設定することができる。例えば、加熱盤20の加熱部材23の温度を加熱盤10の加熱部材13の温度よりも高く設定したりすることができる。
本実施形態では、被加熱体Mの位置決め部材として位置決めピン18を用いたが、これに限定されるものではなく、例えば、枠状の部材で位置決めを行う構成を採用することができる。保持部材12、加熱部材13及び補助加熱部材15を加熱する加熱手段としてヒータを用いたが、これに限定されるものではなく、例えば、熱媒配管等、公知の加熱手段を採用することができる。付勢部材17aとして、バネ等の弾性部材以外にも、電動アクチュエータ、流体を用いた圧力アクチュエータ等を採用することができる。補助加熱部材15は、保持部材12と一体的に形成することもできる。
加熱部材13が、複数に分割されて形成されている構成を採用することができる。図10に示す例では、加熱部材13は矩形状の各辺として4つに分割して配置されている。それぞれの加熱部材13(13A−13D)は、3つの支持部材14により支持されており、それぞれの位置を調整可能に構成されている。これにより、加熱部材13の被加熱体Mに対する平行度などの位置精度をより向上させることができる。また、ヒータ13b及び熱電対13fをそれぞれ備えているので、温度条件を個別に設定することができる。
[実施形態の効果]
本発明の加熱装置1、加熱盤10、20及び加熱方法によれば、被加熱体Mの所望の被加熱領域を精度よく加熱することができる。また、被加熱体Mのしわ、そりなどの変形を防ぐことができる。これにより、被加熱体Mを良好な条件で加熱することができる。
(その他の実施形態)
加熱盤10または加熱盤20の少なくとも一方が、被加熱体Mへの加熱部材の片当たりを防ぐための調芯手段を備える構成を採用することができる。図11に示すように、加熱盤10において、補助加熱部材15の下方に形成された空間に、調芯手段である球座50が配置されている。球座50は、台座11上に設置されたベース51の先端に設けられており、加熱部材13の支持部材14は球座50下方に設けられた取付具52を介して球座50に接続されている。これにより、加熱盤20の加熱部材23との平行度が良好でなく片当たりが生じる状態でも、球座50により加熱部材13の向きが加熱部材23に沿って変わるので、被加熱体Mへの加熱部材の片当たりを防ぐことができる。
例えば、被加熱体Mが複数のシート状部材からなり、シート状部材を積層して圧着させる場合等には、下層のシート状部材を加熱盤10に対して位置決めしても、上層のシート状部材が位置決めされておらず、加熱する前に位置ずれを生じるおそれがある。このような場合、図12に示すように、加熱盤20が、上層のシート状部材の移動を拘束する拘束手段である拘束部材を備えた構成を採用することができる。図12に示すように、拘束部材60は、被加熱体Mを押圧する押えパット61と、コイルばね62と、ガイドピン63を備えている。コイルばね62は、断熱部材26と押えパット61との間に配置され、押えパット61を外方に付勢する。ガイドピン63は、押えパット61の裏面から押えパット61を支持し、押えパット61の位置決めを行う。押えパット61の表面61aは加熱部材23の接触部23eよりも外方に位置している。ガイドピン63の先端と押えパット61との間には隙間が設けられている。加熱盤10が上昇すると、被加熱体Mは、まず第2保持部材17、27に挟み込まれ、続いて押えパット61に接触する。更に加熱盤10が上昇すると、被加熱体Mから押えパット61に力が負荷され、押えパット61が変位するとともに、コイルばね62の反力により押えパット61は被加熱体Mを押圧する。そして、上層のシート状部材が押圧されて位置ずれが生じない状態で、加熱部材13、23が被加熱体Mに接触し加熱する。以上のように、拘束部材60を備えた構成によれば、例えばシート状部材を積層した被加熱体など、位置ずれを起こしやすい被加熱体を押圧することにより拘束することができるので、被加熱体の位置ずれがない状態で加熱することができる。また、被加熱体Mとの接触面積が広いため被加熱体Mを保持するために必要な挟持力を分散することができる。これにより、被加熱体Mを保持するために被加熱体Mに加わる単位面積当たり挟持力が小さくなるため、保持によって被加熱体Mが破れたりつぶれたりすることを防ぐことができる。なお、本実施形態では、拘束部材60は補助加熱部材として作動しない。
1…加熱装置
10…加熱盤
11…台座
12…保持部材
12a…表面
12b…ヒータ
12c…熱電対
13…加熱部材
13a…伝熱部
13b…ヒータ
13c…断熱材
13d…固定部
13e…接触部
13f…熱電対
14…支持部材
14a…アジャスタボルト
14b…固定ボルト
15…補助加熱部材
15a…表面
16…断熱部材
17…第2保持部材
17a…付勢部材
17b…突出部材
18…位置決めピン
20…加熱盤
21…台座
22…保持部材
22a…表面
22b…ヒータ
22c…熱電対
23…加熱部材
23e…接触部
23f…熱電対
24…支持部材
25…補助加熱部材
26…断熱部材
27…保持部材
27b…突出部材
28…位置決め手段
30…駆動手段
31…駆動盤
32…対向盤
33…駆動機構
34…荷重検出手段
40…制御装置
50…球座
51…ベース
52…取付具
60…拘束部材
61…パット
62…コイルばね
63…ガイドピン
M…被加熱体

Claims (11)

  1. 台座と、
    前記台座に設けられ被加熱体を保持するための保持部材と、
    被加熱体に接触して加熱する加熱部材と、
    前記加熱部材を前記保持部材から離間して支持する支持部材と、
    被加熱体が前記加熱部材に接触する接触部以外の領域を加熱するための補助加熱手段と、を備え、
    当該補助加熱手段は前記加熱部材と離間するように設けられており、
    前記加熱部材と前記補助加熱手段とが独立して温度制御が可能に構成されていることを特徴とする加熱盤。
  2. 前記補助加熱手段は、前記保持部材がヒータを内蔵して構成されていることを特徴とする請求項に記載の加熱盤。
  3. 前記支持部材は、前記加熱部材を複数箇所で固定するとともに、前記加熱部材の前記保持部材に対する位置を調整可能に構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の加熱盤。
  4. 前記加熱部材は、複数に分割されて形成されており、それぞれの位置を調整可能に構成されていることを特徴とする請求項に記載の加熱盤。
  5. 前記加熱部材は、断面形状が接触部の幅が狭い凸字状に形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか1つに記載の加熱盤。
  6. 請求項1ないし請求項のいずれか1つに記載の加熱盤を1組備え、
    当該1組の加熱盤は、それぞれの加熱部材が対向するように配置されており、
    それぞれの加熱部材が対向した状態を維持しながら少なくとも一方の加熱盤を他方の加熱盤に対して相対的に移動するように駆動する駆動手段を備え、
    被加熱体を、前記駆動手段により駆動された当該1組の加熱盤のそれぞれの加熱部材により挟み込んで加圧しながら加熱することを特徴とする加熱装置。
  7. 少なくとも一方の加熱盤が、それぞれの加熱部材の片当たりを防ぐための調芯手段を備えたことを特徴とする請求項に記載の加熱装置。
  8. 少なくとも一方の加熱盤が、被加熱体を押圧して被加熱体の移動を拘束する拘束手段を備えたことを特徴とする請求項または請求項に記載の加熱装置。
  9. 前記1組の加熱盤は、付勢部材により付勢されて前記保持部材から突出し被加熱体を前記加熱部材から離間して保持する第2の保持部材をそれぞれ備えており、
    それぞれの加熱盤が備えた第2の保持部材は、対向して設けられており、
    加熱盤が駆動手段により駆動され、前記第2の保持部材が被加熱体を挟み込んだ後、前記第2の保持部材はそれぞれが保持部材内部に向かって後退し、それぞれの加熱部材が被加熱体に同時に接触するように構成されていることを特徴とする請求項ないし請求項のいずれか1つに記載の加熱装置。
  10. 請求項に記載の加熱装置を用いて、
    被加熱体を一方の加熱盤の第2の保持部材に配置する工程と、 前記駆動手段により少なくとも一方の加熱盤を他方の加熱盤に対して相対的に移動するように駆動する工程と、
    各加熱盤が備えた第2の保持部材により被加熱体を挟み込む工程と、
    それぞれの加熱部材を被加熱体に同時に接触させ、加圧しながら加熱する工程と、を備えたことを特徴とする加熱方法。
  11. 前記補助加熱手段は、前記加熱部材より低温になるように制御されることを特徴とする請求項1に記載の加熱方法。
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