JP6201290B2 - 画像表示装置および画像表示装置の画像調整方法 - Google Patents

画像表示装置および画像表示装置の画像調整方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像表示面に画像を表示する画像表示装置および画像表示装置の画像調整方法に関するものである。
従来、スクリーンに対して投写した画像の直線性(非直線性歪)を補正することが可能な走査型画像表示装置が知られている。例えば、特許文献1には、垂直方向の直線性を補正する方法として、走査画像の中心へ到達する偏向光束から上側に数えたピッチ数nに対して、常に走査画像のピッチ比Rypが一定となるような垂直方向の画角のピッチθpを求めて、垂直偏光器を非直線的に駆動させることで垂直方向の直線性を補正する方法が開示されている。
特開2007−199251号公報
しかしながら、上記の走査型画像表示装置により直線性の補正を行う場合、ユーザーは、実際にどのように画像の直線性が補正されるのかを視覚的に把握しにくいという問題がある。
本発明は、上記の問題に鑑み、ユーザーが視覚的に分かりやすい直線性補正機能を提供することが可能な画像表示装置および画像表示装置の画像調整方法を提供することを目的とする。
本発明の画像表示装置は、光変調装置により変調された画像を画像表示面に表示する画像表示装置であって、複数の指標が光変調装置の表示領域に対して水平方向または垂直方向に等間隔で並んだテストパターンを表示領域に表示するテストパターン表示部と、画像の伸縮調整の調整量の操作を受け付ける操作部と、複数の指標の内の少なくとも1の指標を基準指標とし、調整量に応じて、テストパターンの指標の間隔が、その並び方向に対して、基準指標を基準として当該基準指標から離れるにつれて広くなるように、または基準指標から離れるにつれて狭くなるように、表示領域上の複数の指標の内の基準指標以外の指標を移動させる指標移動部と、指標移動部による指標の移動に伴う指標の間隔に基づいて、画像の直線性を補正する直線性補正部と、を備えたことを特徴とする。
本発明の画像表示装置の画像調整方法は、光変調装置により変調された画像を画像表示面に表示する画像表示装置の画像調整方法であって、複数の指標が光変調装置の表示領域に対して水平方向または垂直方向に等間隔で並んだテストパターンを表示領域に表示するステップと、画像の伸縮調整の調整量の操作を受け付けるステップと、複数の指標の内の少なくとも1の指標を基準指標とし、調整量に応じて、テストパターンの指標の間隔が、その並び方向に対して、基準指標を基準として当該基準指標から離れるにつれて広くなるように、または基準指標から離れるにつれて狭くなるように、表示領域上の複数の指標の内の基準指標以外の指標を移動させるステップと、指標の移動に伴う指標の間隔に基づいて、画像の直線性を補正するステップと、を実行することを特徴とする。
これらの構成によれば、表示されたテストパターンの指標の位置を調整することで、曲面の画像表示面に画像を表示する場合の画像の直線性(リニアリティー)を補正する。すなわち、ユーザーは、画像表示面に表示されたテストパターンを見ながら、複数の指標を基準指標に近づけたり、あるいは基準指標から遠ざけたりすることで、基準指標を中心として等間隔になるように指標の位置調整を行うことで直線性を補正することができる。これにより、ユーザーは、実際にどのように画像の直線性が補正されるのかを視覚的に把握しながら補正を行うことができる。なお、指標は直線や点等で表示することが好ましい。
本発明の他の画像表示装置は、光変調装置により変調された画像を画像表示面に表示する画像表示装置であって、複数の指標が光変調装置の表示領域に対して水平方向または垂直方向に等間隔で並んだテストパターンを表示領域に表示するテストパターン表示部と、複数の指標の内の少なくとも1の指標を基準指標とし、テストパターンの指標の間隔を、その並び方向に対して、基準指標を基準として当該基準指標から離れるにつれて広くなるように調整、または基準指標から離れるにつれて狭くなるように調整する指標操作部と、指標操作部により調整した指標の間隔に基づいて、画像の直線性を補正する直線性補正部と、画像の水平方向の直線性を補正する水平モードおよび画像の垂直方向の直線性を補正する垂直モードのいずれか一方を選択するモード選択操作部と、を備え、テストパターン表示部は、水平モードが選択された場合、複数の指標が水平方向に等間隔で並んだテストパターンを表示領域に表示し、垂直モードが選択された場合、複数の指標が垂直方向に等間隔で並んだテストパターンを表示領域に表示することが好ましい。
本発明の他の画像表示装置の画像調整方法は、光変調装置により変調された画像を画像表示面に表示する画像表示装置の画像調整方法であって、画像の水平方向の直線性を補正する水平モードおよび画像の垂直方向の直線性を補正する垂直モードのいずれか一方を選択するステップと、複数の指標が光変調装置の表示領域に対して水平方向または垂直方向に等間隔で並んだテストパターンを表示領域に表示するステップと、複数の指標の内の少なくとも1の指標を基準指標とし、テストパターンの指標の間隔を、その並び方向に対して、基準指標を基準として当該基準指標から離れるにつれて広くなるように調整、または基準指標から離れるにつれて狭くなるように調整すると共に、調整した指標の間隔に基づいて、画像の直線性を補正するステップと、を実行し、テストパターンを前記表示領域に表示するステップでは、水平モードが選択された場合、複数の指標が水平方向に等間隔で並んだテストパターンを表示領域に表示し、垂直モードが選択された場合、複数の指標が垂直方向に等間隔で並んだテストパターンを表示領域に表示することを特徴とする。
この構成によれば、投写面の形状に応じて、水平方向の直線性補正(水平リニアリティー補正)を行うか、垂直方向の直線性補正(垂直リニアリティー補正)を行うかを選択することができる。
本発明の画像表示装置において、指標は、線形で表示されることが好ましい。
この構成によれば、指標を線形(直線)で表示することで、ユーザーが指標の動きや指標の間隔を容易に把握することができる。
本発明の画像表示装置において、複数の指標から、基準指標を選択する操作を受け付ける基準選択部を備えたことが好ましい。
この構成によれば、ユーザーが直線性を補正するための基準指標を選択することができる。例えば、プロジェクターのような画像を投写面に投写する画像表示装置の場合、投写面に対するプロジェクターの設置位置等に応じて基準指標を選択することで、より適切に直線性を補正することができる。
本発明の画像表示装置において、光変調装置におけるテストパターンの表示領域を設定する領域設定部を備え、テストパターン表示部は、テストパターンを、領域設定部により設定された表示領域に表示することが好ましい。
この構成によれば、画像表示装置の表示領域の一部(例えば、表示領域の左半分や右半分だけ)に対してのみテストパターンを表示して直線性を補正することができる。これにより、例えば、画像表示面が波打っている場合であっても、部分毎に補正を行うことで、適切に画像の直線性を補正することができる。
本実施形態に係るプロジェクターの構成を示すブロック図である。 直線性補正について説明する図であり、図(a)は、プロジェクターに対して水平方向に凸曲面の投写面に画像を投写した場合を説明する図であり、図(b)は、水平方向に凹曲面の投写面に画像を投写した場合を説明する図であり、図(c)は、垂直方向に凸曲面の投写面に画像を投写した場合を説明する図であり、図(d)は、垂直方向に凹曲面の投写面に画像を投写した場合を説明する図である。 直線性補正の手順を示すフローチャートである。 直線性補正設定画面を説明する図である。 水平リニアリティー用の基準位置選択画面を説明する図であり、図(a)は、中央の指標線を基準指標線として選択した状態を示し、図(b)は、左側の指標線を基準指標線として選択した状態を示し、図(c)は、右側の指標線を基準指標線として選択した状態を示す図である。 水平リニアリティー用の伸縮調整画面を説明する図であり、図(a)は、指標線が水平方向に等間隔に並んだテストパターンを示し、図(b)は、伸縮補正ゲージが左方向へ操作された時のテストパターンを示し、図(c)は、伸縮補正ゲージが右方向へ操作された時のテストパターンを示す図である。 垂直リニアリティー用の基準位置選択画面を説明する図であり、図(a)は、中央の指標線を基準指標線として選択した状態を示し、図(b)は、下側の指標線を基準指標線として選択した状態を示し、図(c)は、上側の指標線を基準指標線として選択した状態を示す図である。 垂直リニアリティー用の伸縮調整画面を説明する図であり、図(a)は、指標線が垂直方向に等間隔に並んだテストパターンを示し、図(b)は、伸縮補正ゲージが左方向へ操作された時のテストパターンを示し、図(c)は、伸縮補正ゲージが右方向へ操作された時のテストパターンを示す図である。 水平方向の直線性を補正する際の手順を説明する図である。
以下、添付の図面を参照し、本発明の一実施形態に係る画像表示装置および画像表示装置の画像調整方法について説明する。本実施形態では、画像表示装置としてプロジェクター1を例に挙げて説明する。図1は、プロジェクター1の構成を示すブロック図である。同図に示すように、プロジェクター1は、画像信号入力部11、画像処理部12、OSD処理部13、画像補正部14(直線性補正部)、投写光学系15、入力操作部16およびこれらを制御する制御部17を備えている。
画像信号入力部11は、パーソナルコンピューターやDVDプレーヤー等の外部機器2、あるいはUSBメモリーやコンパクトフラッシュ(登録商標)等の外部記憶媒体3から画像情報(画像信号)を入力する。
画像処理部12は、画像信号入力部11により入力した画像情報に対し、予め記憶されている画像処理プログラムに基づいて、所定の画像処理を実行する。所定の画像処理としては、解像度変換、シャープネス調整等の画質調整等が含まれる。
OSD処理部13は、制御部17の指示に基づいて、メニュー画像やメッセージ画像(OSD画像)等で構成されるOSD(オンスクリーンディスプレイ)画面を、画像処理部12から入力される画像情報に重畳する処理を行なう。OSD処理部13は、図示しないOSDメモリーを備えており、OSD画像を形成する図形やフォント等を表すOSD画像情報を記憶している。制御部17が、OSD画像の重畳を指示すると、OSD処理部13は、必要なOSD画像情報をOSDメモリーから読み出し、入力された画像情報の所定の位置にOSD画像情報を重畳する処理を実行する。OSD画像情報が合成された画像情報は、画像補正部14に出力される。一方、制御部17からOSD画像を重畳する旨の指示がない場合には、OSD処理部13は、画像処理部12から入力される画像情報を、そのまま画像補正部14に出力する。なお、請求項における「テストパターン表示部」は、OSD処理部13を主要な構成要素とする。
画像補正部14は、主に、制御部17の指示に基づいてOSD処理部13から入力した画像情報を伸縮して直線性(リニアリティー)を補正する。そして、補正した画像情報をライトバルブ駆動部24へ出力する。なお、制御部17から画像の直線性を補正する指示(伸縮補正の指示)がない場合は、画像補正部14は、OSD処理部13から入力された画像情報を、そのままライトバルブ駆動部24へ出力する。
投写光学系15は、スクリーン等の投写面S(画像表示面)上に画像を投写するものであり、光源部21、光源駆動部22、液晶ライトバルブ23(光変調装置)、ライトバルブ駆動部24および投写レンズ25を有している。
光源部21は、ハロゲンランプ、メタルハライドランプまたは高圧水銀ランプ等から成る光源ランプ21aと、光源ランプ21aから射出した光を略一定の方向に反射するリフレクター21bとにより構成される。光源部21から射出された光(照明光)は、不図示の光分離光学系によって、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の色成分に分離された後、各色用の液晶ライトバルブ23(23R、23G、23B)に入射する。光源駆動部22は、制御部17から指示に基づいて、光源部21に対する電力の供給と停止を制御し、光源部21の点灯および消灯を切り替える。
液晶ライトバルブ23は、一対の透明基板間に液晶が封入された液晶パネル等によって構成される。液晶ライトバルブ23は、マトリクス状に配列された複数の画素から成る矩形の画素領域23a(請求項における表示領域)が形成されており、液晶に対して画素毎に駆動電圧を印加可能になっている。ライトバルブ駆動部24は、液晶ライトバルブ23の各画素に、画像情報に応じた駆動電圧を印加することにより、各画素の光透過率を設定する。
上記の構成により、投写光学系15では、光源部21から射出された光が、液晶ライトバルブ23の画素領域23aを透過することによって変調され、画像情報に応じた画像が色光毎に形成される。形成された各色の画像は、不図示の光合成光学系(ダイクロイックプリズムなど)により画素毎に合成され、投写レンズ25によって投写面S上に投写される。
入力操作部16は、ユーザーからの入力操作を受け付けるものであり、ユーザーがプロジェクター1に対して各種指示を行うための複数の操作キーを備えている。操作キーとしては、電源のON/OFFを切り替える電源キーや、各種設定用のOSDメニュー画面の表示や終了を行うメニューキー、OSDメニュー画面等で選択された項目を確定する決定キー、上下左右に対応する4つの方向キー、動作の取消しや1つ前の動作(画面)に戻るための取消キー等がある。なお、請求項における「指標操作部」、「モード選択操作部」および「基準選択部」は、入力操作部16を主要な構成要素とする。
ユーザーが入力操作部16の各種操作キーを操作すると、入力操作部16は、ユーザーの操作内容に応じた操作信号を制御部17に出力する。本実施形態では、主にOSDメニューの一機能として提供される画像の直線性補正機能により、画像の直線性(非直線性歪)を補正するための操作手段として用いられる(詳細は後述する)。
なお、入力操作部16として、遠隔操作が可能なリモコン(不図示)を用いた構成としても良い。この場合、リモコンは、ユーザーの操作内容に応じた赤外線の操作信号を発信し、図示しないリモコン信号受信部がこれを受信して制御部17に伝達する。
制御部17は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)等により構成される。CPUは、各種演算処理を行う中央処理装置であり、各部との信号の入出力を行うことによりプロジェクター1を統括制御する。ROMは、CPUが各種演算処理を行うために用いられる制御プログラムおよび制御データを記憶している。当該制御プログラムには、上述の画像処理部12において用いられる画像処理プログラムが含まれる。RAMは、CPUが各種演算処理を行う際の作業領域として用いられる。
次に、図2を参照して、プロジェクター1の直線性補正について、その概略を説明する。直線性補正は、曲面の投写面S(例えば、円柱の柱面等)に対して画像を投写したときに生じる画像の伸び縮みを補正するものである。図2は、プロジェクター1を曲面の投写面Sの正面に設置した場合の投写画像Gを示す図である。なお、曲面の投写面Sに画像を投写した場合に生じる台形歪や糸巻き歪(樽型歪)等は、周知の技術により補正されているものとする。
図2(a)は、投写面Sが縦方向すなわち垂直方向には歪みが無く、横方向すなわち水平方向において中央がプロジェクター1側に凸になった曲面(凸面)に、画像を投写した場合を示している。この場合、平面の投写面に対して投写した場合に比べ、投写画像Gは中央付近が縮小され(画像が小さく表示され)、左右両端に離れるにつれて拡大されて表示される(画像が大きく表示される)。このため、投写画像Gとは逆向きに伸縮した画像(すなわち、中央付近を拡大し、左右両端に離れるにつれて縮小した画像)を画素領域23a内に設定すれば、画像の伸縮歪みを相殺して、伸び縮みの無い画像を投写面Sに表示できる。
また、図2(b)は、投写面Sが垂直方向には歪みが無く、水平方向において中央がプロジェクター1から離れる側に凸になった曲面(凹面)に、画像を投写した場合を示している。この場合、平面の投写面に対して投写した場合に比べ、投写画像Gは中央付近が拡大され、左右両端に離れるにつれて縮小されて表示される。このため、投写画像Gとは逆向きに伸縮した画像(すなわち、中央付近を縮小し、左右両端に離れるにつれて拡大した画像)を画素領域23a内に設定すれば、画像の伸縮歪みを相殺して、伸び縮みの無い画像を投写面Sに表示できる。
また、図2(c)は、投写面Sが水平方向に歪みが無く、垂直方向において中央がプロジェクター1側に凸となっている曲面(凸面)に、画像を投写した場合を示している。この場合、平面の投写面に対して投写した場合に比べ、投写画像Gは中央付近が縮小され、上下両端に離れるにつれて拡大されて表示される。このため、投写画像Gとは逆向きに伸縮した画像(すなわち、中央付近を拡大し、上下両端に離れるにつれて縮小した画像)を画素領域23a内に設定すれば、画像の伸縮歪みを相殺して、伸び縮みの無い画像を投写面Sに表示できる。
また、図2(d)は、投写面Sが水平方向に歪みが無く、垂直方向において中央がプロジェクター1から離れた側に凸となっている曲面(凹面)に、画像を投写した場合を示している。この場合、平面の投写面に対して投写した場合に比べ、投写画像Gは中央付近が拡大され、上下両端に離れるにつれて縮小されて表示される。このため、投写画像Gとは逆向きに伸縮した画像(すなわち、中央付近を縮小し、上下両端に離れるにつれて拡大した画像)を画素領域23a内に設定すれば、画像の伸縮歪みを相殺して、伸び縮みの無い画像を投写面Sに表示できる。
本実施形態では、上記のような曲面の投写面Sに投写された画像の非直線性歪(リニアリティー歪)を、OSDメニューで提供される直線性補正機能を用いることで補正する。
次に、図3ないし図8を参照して、直線性補正を行う際のプロジェクター1の動作を説明する。図3は、直線性補正の手順を示すフローチャートである。図4ないし図8は、直線性補正を実行する際にユーザーが操作する操作画面およびその操作方法の一例について説明する図である。なお、図4ないし図8は、液晶ライトバルブ23の画素領域23aに表示される操作画面を示している。
まず、ユーザーによりOSDメニュー画面から「直線性補正」の項目が選択されると、プロジェクター1の制御部17は、OSD処理部13に指示をして、直線性補正設定画面D01(図4参照)を表示する(図3:S01)。
図4に示すように、直線性補正設定画面D01には、画像の水平方向の直線性を補正するための「水平リニアリティー31(水平モード)」と、垂直方向の直線性を補正するための「垂直リニアリティー32(垂直モード)」の2つの選択肢と、入力操作部16が有する操作キーの内の操作可能なキーとその動作を案内する操作案内情報33と、が表示される。
ユーザーは、直線性補正設定画面D01において、投写面Sの形状に応じた項目を選択する。すなわち、投写面Sが図2(a)や図2(b)に示すような曲面(水平方向に弧を描く曲面)である場合は「水平リニアリティー31」を選択し、投写面Sが図2(c)や図2(d)に示すような曲面(垂直方向に弧を描く曲面)である場合は「垂直リニアリティー32」を選択する。
次に、直線性補正設定画面D01において、ユーザー操作により「水平リニアリティー31」が選択されると、制御部17は、OSD処理部13に指示をして、水平リニアリティー用(水平方向の直線性補正用)の基準位置選択画面D02(図5参照)を表示する(図3:S02)。
図5に示すように、水平リニアリティー用の基準位置選択画面D02には、画像の伸縮の目安となる複数の指標線L(本実施形態では9本の指標線Lを例示)が水平方向に等間隔に並んだテストパターンTP1(TP)、および操作案内情報41が表示される。なお、テストパターンTPは、画素領域23a全体に表示される。また、テストパターンTPを画像信号入力部11から入力された画像に重畳して表示しても良いし、テストパターンTPのみを表示しても良い。
この基準位置選択画面D02は、画像の伸縮の基準位置となる指標線L(以下、「基準指標線SL」と称す。図中では便宜上、太線で表示)を選択する画面であり、初期設定として中央の指標線Lが基準指標線SLとして選択された状態で表示される(図5(a))。選択中(確定前)の基準指標線SLは点滅表示され(例えば、赤色→白色→赤色)、残りの指標線Lは灰色(図中では便宜上、細線で表示)で表示される。ユーザーは、投写面Sに対するプロジェクター1の投写位置等によって、所望の位置の指標線Lを選択し、基準指標線SLとして設定する。すなわち、方向キー(左右キー)を操作することにより、図5(b)や図5(c)のように基準指標線SLを選択し、決定キーを操作することで確定する。なお、図中では、便宜上、テストパターンTP1の下方に操作案内情報41を示しているが、実際はテストパターンTP1の所定位置(例えば、中央の参照番号41の位置)に重畳表示される(以下の説明においても同様である)。
次に、基準位置選択画面D02で基準指標線SLが確定されると(図3:S03)、制御部17は、OSD処理部13に指示をして、水平リニアリティー用の伸縮調整画面D03(図6参照)を表示する(図3:S04)。
図6(a)に示すように、伸縮調整画面D03では、水平方向に指標線Lが等間隔に並び、選択された基準指標線SLを赤色(図中の太線)、残りの指標線Lを白色(図中の細線)で表示したテストパターンTP1と、画像の水平方向の伸縮調整を行うための伸縮補正ゲージ42と、操作案内情報43とが表示される。制御部17は、ユーザー操作により伸縮補正ゲージ42が操作されると、画像補正部14に指示をして、伸縮補正ゲージ42の調整量に応じた伸縮補正を実行する(図3:S05)。なお、この伸縮補正は、OSD画面の伸縮と、画像の伸縮とを連動して実行する。
具体的には、図6(a)の状態から、ユーザーによる方向キーの操作により伸縮補正ゲージ42が左方向(マイナス側)へ操作されると、制御部17は、基準指標線SLを基準として、隣接する指標線Lの間隔が基準指標線SLから離れるにつれて広くなるように、他の指標線Lの位置を基準指標線SLに向かう方向に移動させる(基準指標線SLに向かって集束するように移動させる)と共に、これに伴う指標線Lの間隔に応じて指標線間に表示される画像を伸縮させる。すなわち、基準指標線SL付近が縮小され、離れるにつれて拡大するように画像を伸縮することで、水平方向の直線性を補正する(図6(b))。
一方、図6(a)の状態から、ユーザーにより伸縮補正ゲージ42が右方向(プラス側)へ操作されると、制御部17は、基準指標線SLを基準として、隣接する指標線Lの間隔が基準指標線SLから離れるにつれて狭くなるように、他の指標線Lの位置を基準指標線SLから離れる方向に移動させる(基準指標線SLを中心に拡散するように移動させる)と共に、指標線Lの間隔に応じて指標線間に表示される画像を伸縮させる。すなわち、基準指標線SL付近が拡大され、離れるにつれて縮小されるように画像を伸縮することで、水平方向の直線性を補正する(図6(c))。
また、直線性補正設定画面D01(図4参照)において、ユーザー操作により「垂直リニアリティー32」が選択されると、制御部17は、OSD処理部13に指示をして、垂直リニアリティー用(垂直方向の直線性補正用)の基準位置選択画面D04(図7参照)を表示する(図3:S06)。なお、上述の水平リニアリティー31を選択した場合と同様の部分については、記載を省略する。
図7に示すように、垂直リニアリティー用の基準位置選択画面D04には、画像の伸縮の目安となる複数の指標線Lが垂直方向に等間隔に並んだテストパターンTP2(TP)および操作案内情報51が表示される。ユーザーは、基準位置選択画面D04において、方向キー(上下キー)を操作することにより、図7(b)や図7(c)のように基準指標線SLを選択し、決定キーを操作することで確定する。
次に、基準位置選択画面D04で基準指標線SLが確定されると(図3:S07)、制御部17は、OSD処理部13に指示をして、垂直リニアリティー用の伸縮調整画面D05(図8参照)を表示する(図3:S08)。
図8(a)に示すように、伸縮調整画面D05では、垂直方向に指標線Lが等間隔に並び、選択された基準指標線SLを赤色(図中の太線)、残りの指標線Lを白色(図中の細線)で表示したテストパターンTP2と、画像の垂直方向の伸縮調整を行うための伸縮補正ゲージ52と、操作案内情報53とが表示される。制御部17は、ユーザー操作により伸縮補正ゲージ52が操作されると、画像補正部14に指示をして、伸縮補正ゲージ52の調整量に応じた伸縮補正を実行する(図3:S09)。
具体的には、図8(a)の状態から、ユーザーによる方向キーの操作により伸縮補正ゲージ52が左方向(マイナス側)へ操作されると、制御部17は、基準指標線SLを基準として、隣接する指標線Lの間隔が基準指標線SLから離れるにつれて広くなるように、他の指標線Lの位置を基準指標線SLに向かう方向に移動させる(基準指標線SLに向かって集束するように移動させる)と共に、これに伴う指標線Lの間隔に応じて指標線間に表示される画像を伸縮させる。すなわち、基準指標線SL付近が縮小され、離れるにつれて拡大するように画像を伸縮することで、垂直方向の直線性を補正する(図8(b))。
一方、図8(a)の状態から、ユーザーにより伸縮補正ゲージ52が右方向(プラス側)へ操作されると、制御部17は、基準指標線SLを基準として、隣接する指標線Lの間隔が基準指標線SLから離れるにつれて狭くなるように、他の指標線Lの位置を基準指標線SLから離れる方向に移動させる(基準指標線SLを中心に拡散するように移動させる)と共に、指標線Lの間隔に応じて指標線間に表示される画像を伸縮させる。すなわち、基準指標線SL付近が拡大され、離れるにつれて縮小されるように画像を伸縮することで、垂直方向の直線性を補正する(図8(c))。
次に、図9を参照して、直線性を補正する際の具体的な手順を説明する。ここでは、水平方向の直線性補正について説明する。
図9(a)は、プロジェクター1側に凸になった投写面S(凸面)に投写する場合の直線性補正を説明する図である。この場合、プロジェクター1(制御部17)により指標線Lが水平方向に等間隔に並んだテストパターンTP1(図6(a)参照)を投写すると、投写面Sには、図9(a)に示すような、基準指標線SL付近が縮小され、左右両端に離れるにつれて拡大されたテストパターンTP1、すなわち、基準指標線SL付近の指標線Lの間隔が密になり、離れるにつれて指標線Lの間隔が広いテストパターンTP1が表示される。
ユーザーは、投写面Sに投写されたテストパターンTP1の指標線Lを見ながら、その指標線Lの間隔が等間隔となるように、伸縮補正ゲージ42を操作する。この場合、図9(b)に示すように、ユーザーは伸縮補正ゲージ42を右方向(プラス側)に調整し、投写面SのテストパターンTP1の指標線Lを基準指標線SLから離れる方向に移動させて指標線Lの間隔が等間隔になるように調整する。すなわち、図9(a)で示す投写面S上のテストパターンTP1とは逆向きに伸縮したテストパターンTP1(例えば、図6(c)のようなテストパターンTP1)を画素領域23aに設定するように補正を行うことで、伸び縮みの無い画像を投写面Sに表示できる。
また、図9(c)のように、プロジェクター1から離れる方向に凸になった投写面S(凹面)に投写する場合、プロジェクター1(制御部17)により指標線Lが水平方向に等間隔に並んだテストパターンTP1(図6(a)参照)を投写すると、投写面Sには、図9(c)に示すような、基準指標線SL付近が拡大され、左右両端に離れるにつれて縮小されたテストパターンTP1、すなわち、基準指標線SL付近の指標線Lの間隔が広くなり、離れるにつれて指標線Lの間隔が密になるテストパターンTP1が表示される。
この場合、図9(d)に示すように、ユーザーは伸縮補正ゲージ42を左方向(マイナス側)に調整し、投写面SのテストパターンTP1の指標線Lを基準指標線SLに向かう方向に移動させて指標線Lの間隔が等間隔になるように調整する。すなわち、図9(c)に示す投写面S上のテストパターンTP1とは逆向きに伸縮したテストパターンTP1(例えば、図6(b)のようなテストパターンTP1)を画素領域23aに設定するように補正を行うことで、伸び縮みの無い画像を投写面Sに表示できる。
以上説明したとおり、本実施形態によれば、テストパターンTPを投写面Sに表示し、表示されたテストパターンTPの指標の位置を調整することで、曲面で形成される投写面Sに画像を表示する場合に生じる画像の直線性(リニアリティー)を補正する。すなわち、ユーザーは、投写面Sに表示されたテストパターンTPを見ながら、複数の指標線Lを基準指標線SLに近づけたり、あるいは基準指標線SLから遠ざけたりすることで、基準指標線SLを中心として等間隔になるように指標線Lの位置調整を行うことで直線性を補正することができる。これにより、ユーザーは、実際にどのように画像の直線性が補正されるのかを視覚的に把握しながら補正を行うことができる。
なお、本実施形態では、テストパターンTPの指標線Lを9本としているが、あくまでも一例であり、これに限るものではない。また、直線性補正の設定項目として、指標線Lの数を設定できるようにしても良い。
また、本実施形態では、テストパターンTPの指標を直線(実線)で示しているが、これに限るものではなく、指標の移動や指標間の間隔等が分かるものであれば、その形状は問わない。例えば、指標を点線で表示しても良いし、あるいは直線(線形)の代わりに点で表示しても良い。または、丸や四角等の図形を指標として表示しても良い。
また、本実施形態では、画素領域23a全体にテストパターンTPを表示しているが、画素領域23aの一部に対してテストパターンTPを表示するようにしても良い。この場合、直線性補正の設定項目として領域設定項目(領域設定部)を設け、画素領域23aにおけるテストパターンTPの表示領域を設定する。例えば、水平方向の直線性補正を行う場合には、画素領域23aを水平方向に複数に分割した領域のいずれかの領域(例えば、画素領域23aを左右に2分割した右半分、または左半分)をユーザーに選択させ、選択された領域に対してのみテストパターンTPを表示して直線性を補正する。垂直方向の直線性補正を行う場合には、画素領域23aを垂直方向に複数に分割した領域のいずれかの領域(例えば、画素領域23aを上下に2分割した上半分、または下半分)をユーザーに選択させる。これにより、例えば、投写面Sが波打っている場合(正弦波状に波打っている場合)であっても、部分毎に(凸部分と凹部分を分けて)補正を行えるため、より適切に画像の直線性を補正することができる。
また、本実施形態では、光源部21は放電型の光源ランプ21aにより構成されているが、レーザーやLED等の固体光源を用いても良い。
また、本実施形態では、プロジェクター1の表示方式として、透過型液晶表示方式を採用しているが、反射型液晶表示方式、DLP(Digital Light Processing)(登録商標)方式等、その表示原理は問わない。また、プロジェクター1以外にも、透過型のスクリーンを一体的に備えたリアプロジェクター、液晶ディスプレイ等の画像表示装置に本発明を適用しても良い。
また、上記の実施形態に示したプロジェクター1の各機能(各処理)をプログラムとして提供することが可能である。また、そのプログラムを各種記録媒体(CD−ROM、フラッシュメモリ等)に格納して提供することも可能である。すなわち、コンピューターを、プロジェクター1の各構成要素として機能させるためのプログラム、およびそれを記録した記録媒体も、本発明の権利範囲に含まれるものである。
また、上述した実施例によらず、プロジェクター1の装置構成や処理工程等について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
1…プロジェクター 12…画像処理部 13…OSD処理部 14…画像補正部 15…入力操作部 23,23R,23G,23B…液晶ライトバルブ 23a…画素領域 31…水平リニアリティー 32…垂直リニアリティー 42,52…伸縮補正ゲージ D02,D04…基準位置選択画面 D03,D05…伸縮調整画面 TP,TP1,TP2…テストパターン L…指標線 SL…基準指標線 S…投写面

Claims (7)

  1. 光変調装置により変調された画像を画像表示面に表示する画像表示装置であって、
    複数の指標が前記光変調装置の表示領域に対して水平方向または垂直方向に等間隔で並んだテストパターンを前記表示領域に表示するテストパターン表示部と、
    前記画像の伸縮調整の調整量の操作を受け付ける操作部と、
    前記複数の指標の内の少なくとも1の指標を基準指標とし、前記調整量に応じて、前記テストパターンの指標の間隔が、その並び方向に対して、前記基準指標を基準として当該基準指標から離れるにつれて広くなるように、または前記基準指標から離れるにつれて狭くなるように、前記表示領域上の前記複数の指標の内の前記基準指標以外の指標を移動させる指標移動部と、
    前記指標移動部による前記指標の移動に伴う前記指標の間隔に基づいて、前記画像の直線性を補正する直線性補正部と、を備えたことを特徴とする画像表示装置。
  2. 光変調装置により変調された画像を画像表示面に表示する画像表示装置であって、
    複数の指標が前記光変調装置の表示領域に対して水平方向または垂直方向に等間隔で並んだテストパターンを前記表示領域に表示するテストパターン表示部と、
    前記複数の指標の内の少なくとも1の指標を基準指標とし、前記テストパターンの指標の間隔を、その並び方向に対して、前記基準指標を基準として当該基準指標から離れるにつれて広くなるように調整、または前記基準指標から離れるにつれて狭くなるように調整する指標操作部と、
    前記指標操作部により調整した前記指標の間隔に基づいて、前記画像の直線性を補正する直線性補正部と、
    前記画像の水平方向の直線性を補正する水平モードおよび前記画像の垂直方向の直線性を補正する垂直モードのいずれか一方を選択するモード選択操作部と、を備え、
    前記テストパターン表示部は、
    前記水平モードが選択された場合、前記複数の指標が水平方向に等間隔で並んだテストパターンを前記表示領域に表示し、
    前記垂直モードが選択された場合、前記複数の指標が垂直方向に等間隔で並んだテストパターンを前記表示領域に表示することを特徴とする画像表示装置。
  3. 前記指標は、線形で表示されることを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示装置。
  4. 前記複数の指標から、前記基準指標を選択する操作を受け付ける基準選択部を備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  5. 前記光変調装置における前記テストパターンの表示領域を設定する領域設定部を備え、
    前記テストパターン表示部は、
    前記テストパターンを、前記領域設定部により設定された表示領域に表示することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  6. 光変調装置により変調された画像を画像表示面に表示する画像表示装置の画像調整方法であって、
    複数の指標が前記光変調装置の表示領域に対して水平方向または垂直方向に等間隔で並んだテストパターンを前記表示領域に表示するステップと、
    前記画像の伸縮調整の調整量の操作を受け付けるステップと、
    前記複数の指標の内の少なくとも1の指標を基準指標とし、前記調整量に応じて、前記テストパターンの指標の間隔が、その並び方向に対して、前記基準指標を基準として当該基準指標から離れるにつれて広くなるように、または前記基準指標から離れるにつれて狭くなるように、前記表示領域上の前記複数の指標の内の前記基準指標以外の指標を移動させるステップと、
    前記指標の移動に伴う前記指標の間隔に基づいて、前記画像の直線性を補正するステップと、を実行することを特徴とする画像表示装置の画像調整方法。
  7. 光変調装置により変調された画像を画像表示面に表示する画像表示装置の画像調整方法であって、
    前記画像の水平方向の直線性を補正する水平モードおよび前記画像の垂直方向の直線性を補正する垂直モードのいずれか一方を選択するステップと、
    複数の指標が前記光変調装置の表示領域に対して水平方向または垂直方向に等間隔で並んだテストパターンを前記表示領域に表示するステップと、
    前記複数の指標の内の少なくとも1の指標を基準指標とし、前記テストパターンの指標の間隔を、その並び方向に対して、前記基準指標を基準として当該基準指標から離れるにつれて広くなるように調整、または前記基準指標から離れるにつれて狭くなるように調整すると共に、調整した前記指標の間隔に基づいて、前記画像の直線性を補正するステップと、を実行し、
    前記テストパターンを前記表示領域に表示するステップでは、
    前記水平モードが選択された場合、前記複数の指標が水平方向に等間隔で並んだテストパターンを前記表示領域に表示し、
    前記垂直モードが選択された場合、前記複数の指標が垂直方向に等間隔で並んだテストパターンを前記表示領域に表示することを特徴とする画像表示装置の画像調整方法。
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