JP6200699B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明はLEDを光源とした照明器具の構造に関するものである。
従来、光源が蛍光灯で器具外形が略正方形のスクエア形と呼ばれる照明器具がオフィス・店舗の主照明として広く普及していたところ、近年のLEDの高効率化にともない、光源をLEDとしたスクエア形の照明器具に置き換える需要が増えてきている。
この置き換えを考慮すると、天井に埋め込む製品においては、既に埋め込まれていた蛍光灯のスクエア形照明器具の埋込部の寸法と、置き換えるLEDのスクエア形照明器具の埋込部の寸法と、を合わせておくことで、置き換えの際に天井の埋込穴を再度加工する手間が省略できる。また、天井に直付けする製品においては、既に直付けされていた蛍光灯のスクエア形照明器具の天井取り付け面の寸法と、置き換えるLEDのスクエア形照明器具の天井取付面の寸法と、を合わせることで、照明器具が取り付いていた部分と、取り付いていなかった部分の色褪せによる天井面の色の違いを隠すことができる。そのため、LEDのスクエア形照明器具の外形寸法は、蛍光灯のスクエア形照明器具の外形寸法に合わせて製品化されていることが多い。
前述の通り、近年普及してきているLEDのスクエア形照明器具は概ね、従来の蛍光灯のスクエア形照明器具の外形寸法に合わせて設計されているため、発光する面の大きさも制約を受け、器具の外形寸法以上に発光する面を大きくすることは困難である。また、スクエア形照明器具に限ったことではないが、逆富士形照明器具など一部の照明器具を除き、器具本体の外形に枠を有する器具は多く普及している。特許文献1には、光源部が枠に囲まれた部分に設けられ、光源部と枠とが離隔して配置されている構造が記載されている。
特開2013-69569号公報
特許文献1に記載の構造では、光源部の発光面の大きさは、照明器具の外形はもとより、枠の内側寸法よりも更に小さくなる、すなわち発光面の面積が小さくなる。発光面の面積が小さくなるため、発光面の輝度が高くなり、使用者がグレアを強く感じる恐れがある。
更に、特許文献1に記載の構造では、光源部の発光面と枠部が離隔して配置されることで、枠と光源部の一体感が損なわれる恐れがある。
本発明では、グレアを低減し、光源部と枠との一体感を持つ照明器具の提供を目的とする。
本発明は、光源モジュールと、該光源モジュールを駆動するための点灯装置と、一つないし複数の前記光源モジュールと前記点灯装置とを取り付ける本体と、前記本体の外周部に設けられた枠を具備した照明器具において、前記光源モジュールと前記点灯装置は電線で接続され、前記枠の内部に前記点灯装置や前記電線及び前記光源モジュールの発光面の一部が位置することを特徴とする。
本発明によれば、枠の内部に光源モジュールの発光面の一部が位置するという構成をとることで、使用者が感じるグレアを低減し、光源モジュールと枠との一体感を持つ照明器具を提供することができる。
本発明の実施例1に係る照明器具の斜視図である。 本発明の実施例1に係る照明器具の分解斜視図である。 図1のA−A’対応の部分断面斜視図である。 略矩形状のカバーの断面図である。 略半円形状のカバーの断面図である。 図5よりもLED搭載数を増やした場合の略半円状のカバーの断面図である。 略かまぼこ形状のカバーの断面図である。 図1のB−B’対応の部分断面斜視図である。 図1の反射板に遮光板を付けた場合の斜視図である。 本発明の実施例2に係る照明器具の斜視図である。 本発明の実施例2に係る照明器具の分解斜視図である。 図10のD−D’対応の部分断面斜視図である。 (a)従来の照明器具を天井に埋込施工する場合の斜視断面図である。(b)従来の照明器具を天井に埋込施工した場合の斜視断面図である。 (a)従来の照明器具を天井に直付施工する場合の斜視断面図である。(b)従来の照明器具を天井に直付施工した場合の斜視断面図である。 実施例2の照明器具を天井に直付施工した場合の斜視断面図である。 (a)図10のカバー側面から見た部分断面図である。(b)図16(a)の別例の部分断面図である。 実施例2の別例を示した照明器具の斜視断面図である。 図10の反射板に遮光板を付けた例を示した斜視図である。
以下、本発明の実施例について適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
この課題を解決するための本発明に係る実施例1について説明する。
図1は、実施例1に係る照明器具1を照明空間側から見た斜視図である。なお、図1において照明器具1の設置状態の構成を図示するため、天井9は断面表示してある。図2は、実施例1に係る照明器具1の分解斜視図、図3は、図1のA−A’対応の部分断面斜視図である。
照明器具1は、固定板2、枠3、光源モジュール4を具備する。
固定板2は、載置部と、天井埋め込み用取り付け部と、を有する。
固定板2の載置部は、略平板形状である。固定板2の載置部には、光源モジュール4のLED41を駆動するための点灯装置5や、照明器具1の外部より電力を供給するための電源線を接続する電源端子台21や調光信号用配線を接続する調光信号端子台22が取り付けられる。
固定板2の天井埋め込み用取り付け部は、載置部から屈曲した形状であり、照明器具1を天井9の開口部に埋め込んで取り付けた際に係止するための構造を有している。
枠3は、本体31と、端板32と、を具備する。
本体31は、略平板形状の取り付け部と、取り付け部の向かい合う2辺から傾斜して立ち上がる立ち上がり部と、を有する。本体31は、本体31の補強のために固定板2に取り付けられる。本体31は、光源モジュール4から出射される光の内、本体31にあたる光を、照明空間に効率的に反射させるために、高反射の塗装又は鏡面蒸着など反射率の優れた表面処理を施すことが好ましい。また、本体31は照明器具を天井9に取り付ける際に、天井照明器具取付面91に接触するため、剛性を有することが好ましく、鋼板やアルミ等の金属材料を用いるのが良い。本体31の取り付け部には、端子台21や調光信号端子台22、電源穴23、ボルト取付穴24、天井取付ボルト93の目出し用の穴が設けられている。本体31の取り付け部には、複数の光源モジュール4と、隣り合う光源モジュール4の間に反射板61とが取り付けられる。光源モジュール4や反射板61は長尺状の部材である。光源モジュール4や反射板61は、それぞれの長手方向が、本体31の立ち上がり部のある向かい合う2辺と並行となるように取り付けられる。
反射板61は、光源モジュール4から出射された光を照明空間側に反射する機能と、本体31の表面の、光源モジュール4同士の間には、端子台21や調光信号端子台22、電源穴23、ボルト取付穴24、天井取付ボルト93の保護および目隠し機能と、を有している。反射板6の反射する機能のために、反射板61の表面には、高反射の塗装又は蒸着面が形成されていることが好ましい。
光源モジュール4は、実装基板42と、実装基板42に取り付けられるLED41と、LED41と実装基板42とを覆うカバー43と、端部キャップ44と、を具備し、全体として長尺状の形状の部材である。実装基板42は、板状の部材であり、LED41を電気的に接続しかつLED41から発せられる熱を効率的に伝播、放熱する効果を奏する。
実装基板42は、照明器具1の使用環境、使用台数、設置する照明空間の設計照度に適した明るさの製品に調整できるように、実装するLED41の搭載数量を調整できる配線パターン構成とすることが好ましい。
実装基板42は、LED41の充電部やレンズ部、樹脂封止部に人が直接触れられないようにすること、及び、光の拡散を目的とし、透光性を有するカバー43に収納される。
カバー43は拡散性を持たせるために、片面あるいは両面にプリズム状の成形を施した物、レンズ状の成形を施した物、マット加工を施した物、またはカバー材の内部に拡散性を高める微粒子を混ぜた物を使用することが好ましい。カバー43を押出成形で製作する場合には、カバー43の端部には、カバー43の端部の開口を塞ぐための端部キャップ44を取り付ける。端部キャップ44にはLED41を駆動するための点灯装置5と実装基板42を電気的に接続するための電線を通すための穴、又は切り欠きを設けておくことが好ましい。
断面A−A’は、長尺の光源モジュール4の短手方向と略平行の断面である。断面B−B’は、長尺の光源モジュール4の長手方向と略平行の断面である。
図1〜3に記載されているカバー43は、断面形状が略かまぼこ形状のものだがこれに限るものではない。図4、図5、図6、図7はそれぞれLED41、実装基板42、カバー43の断面の一例を表したものである。図4は、略矩形状のカバー43の断面図である。図5は、略半円形状のカバー43の断面図である。図6は、図5よりもLED搭載数を増やした場合の略半円形状のカバー43の断面図である。図7は、略かまぼこ状のカバー43の断面図である。以下、図4、図5、図6、図7を用いてカバー43の断面形状について説明する。
カバー43に収納される実装基板42の中央部付近にLED41を1列又は密集して実装した場合、図4に示す略矩形状のカバー43においては、LED41の光軸方向の面ΔA1の照度E1と、LED41の光軸から角度θ傾いた方向の面ΔA2の照度E2との関係は、LED41からカバー43表面までの距離をt、LED41の光軸方向の光度をI1、LED41の光軸から角度θ傾いた方向の光度をI2、とした場合、式1となる。
一般的にLEDは、特殊なレンズ等の光学素子を備えていない限り、LEDの正面の光度が最も高く、側面方向に傾くほど光度が低下する。すなわちI2<I1の関係でありI2/I1は1より小さい値をとる。また、図4の形態においてθの取り得る範囲は0°≦θ≦90°であるから、θの値が大きくなるほど、cos2θの値も小さくなる。よって、カバー43の表面における見た目の明るさは、中央部が最も明るく、端部に近づけば近づくほど暗くなる。
カバー43が、本体2の面Cからほぼ垂直に立ち上がっている面Bを有することで、面B表面から出射されて面Cに当たる拡散光の量が増え、面Cを明るくすることが可能となる。カバー43の表面における明るさは端部に近づけば近づくほど暗くなり、本体の面Cは発光面Bに近い面ほど明るくなるので、本体2の面Cと、カバー43の境界における明るさの差を小さくすることができる。
ただし、図4の形態において、本照明器具を取り付けられる空間のコンセプトや使用者の感じ方によっては、カバー43の中央部が明るく、端部が暗いという見え方は、発光面の明るさが不均一であると捉えられ、不快に感じられる場合がある。この発光面の明るさの不均一さを改善するための方法としては、LEDの配光を変えてI1≦I2となる配光を持つLEDを採用する方法がある。また、カバー43の形状を図5に示す略半円状とし、LEDからカバー表面までの距離をほぼ一定に保つ(t2≒t)ことも有用な手段である。この場合図4の略矩形状のカバー43にあった本体2の面Cからほぼ垂直に立ち上がっている面Bが無くなるため、面Cの明るさは低くなってしまう。加えて、前述の通り、LEDの照明器具は、使用する環境、使用台数、設計照度に適した明るさに合わせて、搭載するLEDの数量を変更できることが製造者側のメリットであり、形状ごとに個別の金型が必要となる意匠部品であるカバー43の形状を変更することは避けるべきである。
図6に示すとおり、図5の略半円状のカバー断面形状を保ったまま、実装基板42に実装するLEDの列数を増やした場合、カバー43の表面は中央部と端部の明るさの差をより小さくすることもできるが、本体2の面Cとカバー表面Aとの明るさの差は大きくなってしまう。また、図6においては、カバー端部に配置されたLED41Bの位置をカバー端部近くに配置してしまうと、カバー端部に配置されたLED41Bとカバー表面Aまでの距離t3が小さくなりすぎてしまい、さらに、実装基板42の長手方向のLEDピッチも大きい場合には、LED個々のツブツブ感が強調されてしまう状態となり、明るさの不均一さだけでなく、グレア感も増幅してしまう。
前述のカバー43表面の明るさの不均一さを低減し、かつ本体2の面Cの明るさの確保を両立する方法として、図7に示すカバーの断面を略かまぼこ形にする方法が挙げられる。複数列LEDが配置された場合のカバー端部の明るさが強くなりすぎないように、カバー側面に一定高さにほぼ垂直に立ち上がる面Bを設け、カバー中央部に配置されたLED41Aが中央だけに配置されたときのカバー端部の明るさが下がらないように、カバー正面は曲面Aを設けている。カバー端部に配置されたLED41Bの位置、面Bの高さ、面Aの曲率の関係はシミュレーションや実測により、最適な寸法関係を導き出すのが好ましい。
本実施例1に示すカバー43は、LEDからの光を出射する面A、B以外の、実装基板42のLED41を実装しない面側にも、面Dを有することで、カバー43が筒状となり、端部キャップ44をカバー43に勘合させることで、より少ない部品点数で、虫や埃等のカバー内へ侵入を制限することが可能となる。
端部キャップ44とカバー43の勘合方法は、カバー43の熱膨張・熱収縮を考慮すると端部キャップ44をカバー43に内嵌めあるいは外嵌めとし、一部がラップする構成とすることが好ましい。図8は前述の内嵌めの状態を示した図1のB−B’ 対応の部分断面斜視図である。端部キャップ44とカバー43が当接する面の間に隙間ΔLを設けることで、カバー43の熱による膨張・収縮を吸収する構成とすることが可能となる。
なお、本実施例ではカバー43は筒状とし、筒状の両端開口に、端部キャップ44を取り付ける構成を示しているが、カバー43と端部キャップ44とを一体成形品として、一つの部品としても良い。さらには、LED41の温度上昇を抑えたい場合には、カバー43断面形状を、面Dを無くしたC形、あるいはコの字形状とすることで、実装基板42のカバー43の面Dに接していた放熱面を、本体2の面Cに直接固定したり、熱伝導率の良い、鋼板やアルミ等の金属の別部材(図示しない)を介することで、LED41から発せられる熱を効率的に伝播、放熱することが可能となる。実装基板42の放熱面には、接触熱抵抗を低減させることを目的として、放熱シートや放熱両面テープ、放熱グリースを介在させても良い。
図8は、図1のB−B’対応の部分断面斜視図である。
本体31には、端板32が取り付けられ、枠3を形成する。特に、本体31の立ち上がり部と端板32とで照明器具1の枠部を形成している。端板32は、本体31の立ち上がり部のある2辺とは異なる向かい合う2辺に取り付けられる。照明器具1において、光源モジュール4の発光面の長さは、向かい合う端板32間の距離よりも長い。ここで、端板32には、光源モジュール4の発光面の一部を枠3の内部に収納するための切り欠き部321を有する。切り欠き部321より、光源モジュール4の発光面の一部(光源モジュール4の端部)が枠3の内部に位置する。光源モジュール4の発光面の一部(光源モジュール4の端部)が枠3の内部に位置することにより、照明器具1を照明空間側から見た際に、光源モジュール4と枠3との間隙が生じず、枠3(端板32)の内面の際まで、発光面を取ることができ、従来よりも発光面を大きくとることができるという効果を奏する。また、発光面を大きくとることができるため、発光面の輝度を下げることで、使用者が感じるグレアを低減することも可能となる。また、光源モジュール4の発光面の一部が枠3の内部に位置するため、枠3と光源モジュール4とが一体感を持つ効果が得られる。
なお、グレアを低減するための方策として、光源モジュールと離隔した位置に拡散性を有するカバーを配置する方法(特開2008-270096号公報参照)が広く知れ渡っているが、この場合、光源から出射されて光が拡散性を有するカバーによって、器具内に反射して戻ってしまったり、拡散性カバーの内部で吸収されてしまったりすることで、照明器具から出射される光量が大幅に低下してしまう恐れがある。本実施例では、光源モジュールと離隔した位置にカバーを設けずに発光面を大きく取っているため、グレアを抑制し、かつ光量の低下を抑えた照明器具を提供するという効果を奏する。
反射板61の高さを高くすることで、照明器具1のA−A’断面と平行な方向の遮光角を大きくすることが可能である。
図9は、図1の反射板61に遮光板62を付けた場合の斜視図である。図9に示すように、遮光板62を追加することで、照明器具1のB−B’断面と平行な方向の遮光角も取ることが可能となる。また、枠3の表面に乳白のカバーや、プリズム加工が施されたカバーを追加で取り付けることで、照明器具1の正面全面を発光面とすることで、さらなるグレアの低減を図ることが可能である。
図10は照明器具の実施例2に係る照明器具101を照明空間側から見た斜視図である。なお、図10において照明器具101の設置した状態の構成を図示するため、天井9は断面表示してある。図11は、実施例2に係る照明器具101の分解斜視図、図12は図10のD−D’対応の部分断面斜視図である。照明器具101は、固定板102、枠103、光源モジュール4などを具備する。
照明器具101は、直付・半埋込兼用形である。
以下、実施例1と異なる点について詳述する。同名称、同符号の部材については、特別な記載がないものを除き実施例1と同様の構造であり、同様の効果を奏するものとする。
実施例2では、実施例1記載の、光源モジュール4が、本体となる直付・半埋込兼用形器具用の固定板102に取り付けられる。固定板102には、点灯装置5や、電源端子台21、調光信号端子台22が取り付けられる。固定板102には、さらに点灯装置5および一部の電源線引き込み用の穴の目隠し用として枠103が取り付けられる。
枠103は本体の外周を覆う形状の部材である。
図12に示す通り、枠103には光源モジュール4を枠103の内部に位置するための切り欠き部321を有する。切り欠き部321より、光源モジュール4が枠103の内部に位置することにより、照明器具1を正面から(照明空間側から)見た際に、光源モジュール4と枠103との間隙が生じず、枠103の内面の際まで、発光面を取ることができる、つまり、従来よりも発光面を大きくとることができるという効果を奏する。また、発光面を大きく取ることができるため、発光面の輝度を下げることで、使用者が感じるグレアを低減することが可能となる。枠103は、加工性、軽量化を考慮し、プラスチック成形品を使用しても良いし、放熱性及び剛性を考慮し、鋼板やアルミ等の金属部材を使用しても良い。
また、光源モジュール4の発光面の一部が枠103の内部に位置するため、枠103と光源モジュール4とが一体感を持つ効果が得られる。
図13は従来の直付・半埋込兼用形の照明器具201の天井埋込施工前、施工後を表したD−D’斜視断面図である。図13に示すとおり、照明器具201には、天井の埋込穴寸法Jより小さい外形寸法K(K<J)の埋込部イ部と、埋込穴寸法Jより大きい外形寸法K(K>J)の天井突出部ロ部が必要となる。埋込部イと天井突出部ロの境界面が天井照明器具取付面91に位置し、埋込部イが天井の埋込開口穴94に収まり、天井突出部ロが天井照明器具取付面91から照明空間側に突出する構成となり、照明空間から使用者が照明器具201を見た場合、照明器具の外郭は天井突出部ロが視認できるが埋込部イは視認できない。
図14は従来の直付・半埋込兼用形の照明器具201を天井9に直付施工した場合の斜視断面図である。図14に示すとおり、埋込部イの上面が天井照明器具取付面91に位置するため、照明空間から使用者が照明器具201を見た場合、天井突出部ロと埋込部イの両方が視認できてしまう。
埋込部イの最外面が固定板202で構成された場合、固定板202は光源モジュール4が取り付く側である表面と、天井突出部ロと天井照明器具取付面91の隙間から裏面の両方が視認できてしまい、固定板202の表面及び裏面の両面が意匠面となり、固定板202をカラー鋼板で構成した場合は通常片面がサービスコートであり色合いが異なり、あるいは一方の面に加工や運搬時のスリ傷が発生している場合、使用者からの見た目が異なり、違和感を覚えてしまうので、両面の色を合わせるように管理を徹底し、かつ加工時や運搬時に傷が発生しないように、注意を払って取り扱わなければならない。
図15は、実施例2に係る照明器具101を天井9に直付施工した場合の斜視断面図である。図15に示すとおり、枠103に、固定板102の側面外周を覆う立ち壁301を設けることで、図14のイ部にあたる固定板102の裏面は使用者から視認できなくなり、固定板102の管理及び取り扱いが容易になると同時に、使用者から視認される照明器具外周面が枠103のみとなるので、埋込部イの外周部と天井突出部ロの外周部の色味を統一することが容易となり、色味の違いにより使用者が感じる違和感を緩和することが可能となる。
図16(a)は、図10のカバー側面から見た部分断面図である。図16(b)は図16(a)の別例の部分断面図である。
図16(b)に示すとおり、枠103の内部に収納する部品に干渉しない位置まで、枠103の内面に傾斜をつけることで、枠の内寸法W1からW2まで発光面を伸ばすことができ、斜線網掛け部431の分だけ発光面を広げることが可能となり、使用者が感じるグレア感を更に低減する効果を奏する。
図17は、実施例2の別例を示した照明器具の斜視断面図である。図17に示すとおり、枠103の切り欠き部321には、凸部302を設けても良い。凸部302は、切り欠き部321から当該枠103の外部に向かって突出する部分であり、光源モジュール4の形状に沿う形状の部分である。特に、カバー43の形状に沿う形状である。凸部302が光源モジュール4の形状に沿う形状の部分であるため、凸部302を設けることで、枠3と光源モジュール4とに一体感を持たせることが可能となる。
図18は、図10の反射板61に遮光板62を付けた例を示した斜視図である。図18に示すとおり、反射板61に遮光板62を取り付けることで、照明器具のD−D’断面と平行な方向の遮光角を取ることが可能となる。
1,101,201 照明器具
2,102,202 固定板
21 電源端子台
22 調光信号端子台
23 電源穴
24 ボルト穴
3,103,203 枠
301 立ち壁部
31 本体
32 端板
321 切り欠き部
4 光源モジュール
41 LED
41A カバー中央部に配置されたLED
41B カバー端部に配置されたLED
42 実装基板
43 カバー
44 端部キャップ
5 点灯装置
61 反射板
62 遮光板
9 天井
91 天井照明器具取付面
93 取付用ボルト
94 埋込用開口穴
イ 直付・半埋込器具における埋込部
ロ 直付・半埋込器具における天井突出部

Claims (4)

  1. 光源モジュールと、該光源モジュールを駆動するための点灯装置と、一つないし複数の前記光源モジュールと前記点灯装置とを取り付ける本体と、前記本体の外周部に設けられた枠を具備した照明器具において、前記光源モジュールと前記点灯装置は電線で接続され、前記枠の内部に前記点灯装置や前記電線及び前記光源モジュールの発光面の一部が位置することを特徴とする照明器具。
  2. 請求項1に記載された照明器具において、
    前記枠は、切り欠き部を有し、前記光源モジュールの発光面の一部は前記切り欠き部の内部に位置することを特徴とする照明器具。
  3. 請求項2に記載された照明器具において、
    前記枠は、当該照明器具の照射方向に向かって広がるよう傾斜していることを特徴とする照明器具。
  4. 請求項2又は3に記載の照明器具において、
    前記枠は、前記切り欠き部から当該枠の外部に向かって突出し、前記光源モジュールの外形に沿う形状の凸部を有することを特徴とする照明器具。
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