JP6134234B2 - 照明器具 - Google Patents

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本発明は、面状の出光面を有する照明器具に関する。
近年、例えばLED(Light Emitting Diode)の光を導光部に導入し、導光部を面状に出光させる照明器具が開発されている。
例えば、特許文献1では、LEDを有する光源部と、導光部として光源部と光学的に結合された導光板とを備えた照明器具(ベースライト)が開示されている。特許文献1の図10には、当該照明器具をペンダント(pendant)型で天井に設置した状態が開示されている。
特許文献2では、複数のLEDと、当該LEDから放射された光の配光を調整する配光調整部材とを備えた照明器具が開示されている。
特開2011−222516号公報 特開2012−234906号公報
特許文献1、2に開示された照明器具は、光を照射する側の空間や面に対して直接照明を行うために構成されたものである。すなわち、特許文献1、2に開示された照明器具は、光を照射する側とは反対側の空間や面(例えば、天井面や壁面)に光を照射して間接照明を行うことを目的としたものではない。つまり、特許文献1、2に開示された照明器具は、間接照明により空間の雰囲気を向上させる機能を有するものではない。
面状の出光面を有する照明器具により直接照明と間接照明を併せて行う場合、光源から出射された光を直接照明光と間接照明光とに配光(例えば、照明器具に対して下方と上方に配光)するとともに、当該間接照明光として配光された光を、出光面の直上だけでなく、その周辺部にまで拡散するように配光制御することが課題となる。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、面状の出光面を有する照明器具において、光源から出射された光を直接照明光と間接照明光とに配光するとともに、間接照明光をその出光面の直上だけでなく、その周辺部にまで拡散することができる照明器具を提供することを目的とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
すなわち、本願に開示する照明器具は、面状の出光面を有する照明器具であって、
光源部と、
前記面状の出光面を有し、前記光源部からの光を導光して前記出光面における第1面側と第2面側に向けて出光する導光部と、
前記光源部と前記導光部を有する器具本体と、
前記導光部の前記出光面における前記第2面側に対向して配置され、前記器具本体を取付面に取り付ける取付部と、を備え、
前記取付部は、
表面に凹凸形状を有し、前記導光部の前記出光面における前記第2面側から出光した光の少なくとも一部を反射する光反射部を設けたものである。
本願に開示する照明器具は、上記構成を基本として、以下のような態様をとることができる。
本願に開示する照明器具において、
前記光反射部は、
前記出光面から離間するに従って、前記光反射部の断面形状が幅広になる山形状に形成されることが好ましい。
本願に開示する照明器具において、
前記光源部は、半導体発光素子を有することが好ましい。
本発明によれば、面状の出光面を有する照明器具において、光源から出射された光を直接照明光と間接照明光とに配光するとともに、間接照明光をその出光面の直上だけでなく、その周辺部にまで拡散することができる。
本発明の実施形態に係る照明器具11の斜視図。 照明器具11の一部を拡大した斜視図。 図2に示すA−A線における片側断面図。 図3に示すC−C線における部分拡大図。 取付部(光反射部)の変形例を示す斜視図。
本発明の実施形態に係る照明器具11について、図1から図5を用いて説明する。本実施形態に係る照明器具11は、半導体発光素子としてのLED53の光を導光部60に導入し、導光部60の第1面61及び第2面62を出光面として出光させる照明器具である。照明器具11は、例えば、天井等の取付面に設置されるシーリングライトとして使用される。以下では、図3に示すように、照明器具11を天井Cに取り付けた場合における上下方向を照明器具11の上下として説明する。
図1、図2に示すように、照明器具11は、主に器具本体21及び取付部71を有している。器具本体21は、照明器具11の主たる部分である。取付部71は、照明器具11を天井C等に取り付けるための部分である。
器具本体21は、カバー部31、光源部51、及び導光部60、を有している。
本実施形態のカバー部31は、枠体であり、平面形状は長方形である。以下の説明では、カバー部31の平面方向における長方形の中心側をカバー部31の内側とし、中心側から見て長方形の外側をカバー部31の外側とする。カバー部31は、一対の長辺と一対の短辺を有している。カバー部31の一対の長辺は、対向する位置に配置される、第1長辺部321及び第2長辺部322で構成される。カバー部31の一対の短辺は、対向する位置に配置される、第1短辺部331及び第2短辺部332で構成される。光源部51は、第1長辺部321及び第2長辺部322に設けられ、第1短辺部331及び第2短辺部332には光源部51は設けられないが、カバー部31の断面形状は同様の構造である。このため、カバー部31の構成について、図3、図4を用いて説明する。
カバー部31は、カバー主体34、挟持部35、及び上部カバー36を有する。カバー主体34は、カバー部31の基体となる部分である。カバー主体34は、第1長辺部321、第2長辺部322、第1短辺部331、及び第2短辺部332のそれぞれの長手方向に沿って設けられている。カバー主体34は、立壁部37、上壁部38、下壁部39、及び遮光部41を有する。
立壁部37は、上下方向に沿って立設される板状の部分である。上壁部38は、立壁部37の上部からカバー部31の内側に向けて延設される板状の部分である。下壁部39は、立壁部37の下部からカバー部31の外側に向けて延設される板状の部分である。下壁部39の外側の端部には、側壁部40が上方に向けて立設される。遮光部41は、立壁部37の下部からカバー部31の内側に向けて延設される板状の部分である。
第1長辺部321及び第2長辺部322を構成するカバー主体34の内側方向の表面に、光源部51は取り付けられる。光源部51が取り付けられる表面は、立壁部37の内側面である。立壁部37における光源部51が取り付けられる部分は、光源取付部43となる。光源取付部43は、光源部51で発生した熱を伝えて外部に放出する放熱部でもある。このため、光源部51が取り付けられる立壁部37の内側面は、光源部51との接触面積が広くなるよう平坦に形成されている。
挟持部35は、導光部60をカバー部31に固定する部材である。挟持部35は、カバー主体34の遮光部41との間で導光部60を挟持する。
上部カバー36は、カバー主体34の上面側、換言すれば器具本体21の上側を覆う部材である。上部カバー36は、カバー主体34の立壁部37の上部と、下壁部39の側壁部40との間に配置される。
カバー部31を構成するカバー主体34、挟持部35、及び上部カバー36の主要部は、耐久性と、光源部51が発する熱を放熱させるための熱伝導性とを考慮し、アルミニウム等の金属素材を用いて形成されている。尚、カバー部31は、耐久性及び放熱性が確保できれば、アルミニウム等の金属材料に限らず、樹脂などの他の材料、もしくはそれら材料の組み合わせで形成することもできる。
光源部51は、例えば複数のLED53を有し、導光部60の入射部67に対して光を出射するものである。光源部51は、例えば複数のLED光源モジュールを有している。各LED光源モジュールは、例えば平板状の基板52上に複数のLED53が等間隔に実装されている。本実施形態では、光源部51は、第1長辺部321及び第2長辺部322に設けられる。このため、光源部51は、第1長辺部321及び第2長辺部322の光源取付部43に配置される。
光源部51は、光源取付部43に当接して固定されるため、光源部51から発生する熱は、第1長辺部321及び第2長辺部322を構成するカバー部31に伝わる。カバー部31に伝わった熱は、カバー部31の周囲の空気中に放熱される。放熱性を高めるため、光源部51と光源取付部43との間に熱伝導性シートや放熱グリスを介在させてもよい。尚、本実施形態では、光源部51に半導体発光素子としてのLED53を用いたが、LED53に限定されず、例えば有機EL素子(OLED)を用いてもよい。
光源部51には、LED53を点灯させるための電源装置54や点灯装置(図示せず)等が電気的に接続される。電源装置54や点灯装置(図示せず)等は、取付部71の内部に収容される。
導光部60は、光源部51から導入される光を面状に出光する部分である。本実施形態の導光部60は、平坦な板状であり、第1面61と、第1面61に対向する第2面62の両面が出光面となる。第1面61は、器具本体21の下側に向けられる面である。第2面62は、器具本体21の上側に向けられる面である。
導光部60は、主として導光板63、光調整部64、及び保護板66で構成される。また、導光部60は、入射部67、出光領域としての出光部68、及び透明領域としての透明部69を有する。導光部60の平面形状は長方形である。導光部60は、入射部67を光源部51のLED53に対向させるようにカバー部31の遮光部41に載置され、遮光部41と挟持部35とで挟持して固定される。
導光板63は、例えば、透明のアクリル樹脂素材を用いて形成される板状体である。導光板63は、対向する一対の長辺と、対向する一対の短辺とを有する。一対の長辺のうちの一方の長辺を、光源部51からの光を導入する入射部67とする。
導光板63の第2面62側の表面には、光調整部64が形成される。本実施形態では、光調整部64として、入射部67から導入される光のうち、一部の光を透過させ、一部の光を反射させる、パターン印刷層が導光板63に形成される。光調整部64が形成される領域は、出光部68(図2に示す斜線部)となる。つまり、第1面61側から見て、光調整部64が形成される領域は第1面61側の第1出光部681となる。また、第2面62側から見て、光調整部64が形成される領域は第2面62側の第2出光部682となる。
本実施形態では、光調整部64が形成される領域の外縁は、導光板63の各辺の端部から所定距離だけ内側に設定される。つまり、導光板63の各辺に沿った縁部には、光調整部64が形成されない透明部分が一定幅で確保される。光調整部64が形成されない領域は透明部69となる。
つまり第1面61においては、導光板63の各辺に沿った枠状の透明部69が形成され、その内側に、透明部69に囲まれる長方形の第1出光部681が形成される。また、第2面62においては、導光板63の各辺に沿った枠状の透明部69が形成され、その内側に、透明部69に囲まれる長方形の第2出光部682が形成される。
なお、光調整部64は光透過性を有するため、第1出光部681及び第2出光部682は、光透過性を有する。このため、照明器具11の消灯状態においては、第1面61側と第2面62側のいずれからでも導光部60の反対側にあるものが透けて見える。例えば、照明器具11の消灯状態において、下側の第1面61側から見た場合、第1出光部681、第2出光部682、透明部69を通して、上側の取付部71を目視することができる。照明器具11の点灯状態においては、第1出光部681及び第2出光部682は、出光しているため取付部71を目視することは困難となる。
導光板63の第1面61側と第2面62側には、導光板63を保護する保護板66が設けられる。保護板66として、例えば、導光板63よりも薄いアクリル樹脂板を用いることができる。
ここで、本実施形態の光調整部64について説明する。光調整部64は、例えば白色インクで導光板63に直接印刷された所定のドットパターンを有する。光調整部64は、光源部51近傍の領域に比較的小さいドットを配置するとともにドット間隔を大きくし、光源部51から離間するにしたがってドットを大きくするとともにドット間隔を小さくすることで、光の反射量と透過量を制御することができる。その結果、第1出光部681及び第2出光部682の光量の制御や、第1出光部681及び第2出光部682が各々なるべく均一に出光するような配光制御を行うことができる。
取付部71は、導光部60の第2面62に対向して配置され、器具本体21を器具本体21の取付面である天井Cに取り付けるための長尺状の部材である。取付部71は、光反射部72、端壁部73、対向壁部74及び取付端部75を有する。取付部71は、内部に電源装置54や点灯装置(図示せず)等を収容する容器状の収容部でもある。このため、取付部71の内部は、電源装置54や点灯装置(図示せず)等を収容するために所定の容積を有する空間が形成されている。取付部71は、器具本体21を長期間保持し得る耐久性と、電源装置54が発する熱を放熱させるための放熱性とを考慮し、熱伝導性を有するアルミニウム等の金属素材を用いて形成されている。取付部71は、器具本体21上側の短手方向中央に、取付部71の長手方向と器具本体21の長手方向とが平行になるように配置される。
なお、取付部71は、耐久性及び放熱性が確保できれば、アルミニウム等の金属材料に限らず、樹脂などの他の材料、もしくはそれら材料の組み合わせで形成することもできる。
光反射部72は、取付部71の側面側に連続して形成された凹凸形状を有し、導光部60の第2面62側から出光した光の少なくとも一部を反射する部分である。光反射部72は、入射した光を乱反射する部分である。具体的には、光反射部72は、光反射部72の表面に、円弧状の凹みである複数の谷部と該複数の谷部の間に形成される凸状の山部が取付部71の短手方向に交互に連続して形成される部分である。光反射部72は、図3に示す取付部71の短手方向の中央線Dに対して対称な形状であり、中央線Dを介して対向して配置される。光反射部72は、照明器具11の導光部60の出光面から離間するに従って(本実施形態では、上方に向かうに従って)、光反射部72の断面形状が幅広になる山形状(本実施形態では、略台形状)に形成されている。すなわち、光反射部72は、器具本体21の短手方向中央近傍から器具本体21の外側斜め方向に向かって延設される、表面が凹凸状の傾斜面である。
なお、本実施形態においては、光反射部72を板状部材を周期的に屈曲することで凹凸形状の表面を形成しているが、特に限定するものではない。例えば、所定厚さを有する板状部材表面を円弧状に穿設して本実施形態と同様の凹凸形状の表面を形成することもできる。
端壁部73は、光反射部72の長手方向両端に連設され、上下方向に沿って立設される板状の部分である。
対向壁部74は、光反射部72及び端壁部73に連設され、器具本体21に対向して設けられる板状部分である。
なお、本実施形態では、対向壁部74を平坦な板状部分として構成しているが、特に限定するものではなく、対向壁部74の表面を光反射部72のように凹凸形状に形成してもかまわない。
取付端部75は、取付部71(対向壁部74)の長手方向の両端部において下方に突出して設けられ、器具本体21の第1短辺部331及び第2短辺部332の上端に連結される部分である。
ここで、本実施形態の光反射部72について説明する。光反射部72は、器具本体21の短手方向中央近傍から器具本体21の外側斜め方向に延設した取付部71の傾斜面に形成される。光反射部72は、前述した円弧状の凹みである、複数の谷部と該複数の谷部の間に形成される凸状の山部が交互に連続して形成された所定の凹凸パターンを有する。光反射部72は、このような凹凸パターンを有した傾斜面が形成されているため、導光部60の第2面62側から出光した光の少なくとも一部を反射し、出光面の直上だけでなく器具本体21の側方に拡散することができる。すなわち、光反射部72は、導光部60の第2面62側から出光した光の少なくとも一部を乱反射させることで、間接照明光として天井Cに、広がりのある光を出光させることができる。また、凹凸パターンを構成する谷部や山部の形状、数、山部と谷部のピッチ(間隔)を適宜設定することで、光の反射量や乱反射の状態を配光制御して間接照明光として光の広がり具合を調整することができる。
なお、光反射部の表面は、凹凸形状を有することにより、本発明の効果が得られればよく、本実施形態の形状に限定するものではない。例えば、図5(a)に示すように、導光部60に対して光反射部の傾きや光反射部の谷部(山部)の数を変更したりして構成してもよい。
また、図5(b)に示すように、取付部の断面形状を円弧状とし、取付部表面に円弧状に外側に向けて突出する複数の山部と該複数の山部の間に形成される凹状の谷部が交互に形成された所定の凹凸パターンを有するように構成してもよい。
また、図5(c)に示すように、取付部の表面を階段状に形成してもよい。
以上説明した本実施形態に係る照明器具11によれば、導光部60の第2面62に対向して配置される取付部71を備えることにより、該第2面62側から出光した光の少なくとも一部を反射することができる。また、器具本体21により、光源部51から出射された光を導光部60の第1面61側から出光される直接照明光と、導光部60の第2面62側から出光される間接照明光とに配光するとともに、当該間接照明光を取付部71により出光面直上だけでなく、その周辺部にまで拡散することができる。すなわち、照明器具11によれば、導光部60から放たれる、上方への光を光反射部72によって配光制御し、器具本体21の上側だけでなく、その側方へも光を拡散させて、器具本体21の周囲にも光を配光させることができる。これにより、天井Cの表面が明るくなり、空間全体の明るさ感が得られる。
例えば、特許文献1の図10に示すように、面状の出光面を有する照明器具を、照明器具の裏側(光を照射する側とは反対側)に所定の空間を有した状態で天井面等に器具本体(灯具)を配置する場合、器具本体(灯具)を天井面等に取り付けるとともに内部に電源等を収納する取付部を備えた構成が考えられる。
このような取付部を備えた照明器具では、天井面等だけでなく電源収納を兼ねた取付部が間接照明光を受ける対象になるため、間接照明光の拡散を妨げてしまう。そのため、この取付部を極力コンパクトにすることが望まれるが、当該取付部の大きさは電源サイズに依存するものであり、取付部のコンパクト化は困難である。これに対して本実施形態に係る照明器具11では、取付部71が導光部60の第2面62側から出光される間接照明光を受ける対象となるが、該取付部71により受けた間接照明光を取付部71の周辺部にまで拡散することができるため、取付部71により間接照明光の拡散を妨げてしまうことがない。
また、このような取付部を備えた照明器具では、間接照明光として配光された光を、光を照射する側とは反対側の空間や面(例えば、天井面や壁面)に拡散するように配光制御するために、特許文献2のように器具本体(灯具)側で配光制御する構成が考えられる。すなわち、特許文献2のように器具本体(灯具)側に光を拡散させる部材(例えば、特許文献2における配光調整部材4)を配置する構成が考えられる。しかしながら、このような構成にすると器具本体(灯具)の大きさが大きくなることで照明器具の外観を損ねる可能性があり、意匠面で劣る。これに対して本実施形態に係る照明器具11においては、器具本体21に特許文献2における配光調整部材4のようなものを設ける必要がない。
照明器具11においては、取付部71の光反射部72の表面形状が、規則的に連続する凹凸形状であるとともに、光反射部72が出光面から離間するに従って、光反射部72の断面形状が幅広になる山形状に形成されている。このため、照明器具11の消灯時に導光部60を介して下方から取付部71を見た際や照明器具11の側方から取付部71を見た際に意匠的効果を得ることができる。すなわち、器具本体21から間接照明光を受ける取付部71(光反射部72)が光を受けるディテールの役割を果たす凹凸状の表面を有することで、取付部71が単なる器具本体21の支持部材の役割だけでなく、意匠性を高める役割を果たすことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。例えば、照明器具11は長方形としたが、丸型やその他の形状としてもよい。また、シーリングライトの他、ペンダントライト等に適用してもよい。
光源部51を導光部60の端部の一部に対して設けたが、これに限定されず、光源部51を導光部60の全周に対して設けてもよい。また、光源部51を導光部60の外側に設けたが、導光部60の内側に設けてもよい。例えば、導光部60の内側に開口部を形成してドーナツ型とし、その開口部の端部に沿って内側から外側に向けて光源部51を設けるようにしてもよい。
光調整部64としてインクジェット手段を用いたドット印刷パターンを用いたが、これに限定されず、例えば、一部の光を透過させ、一部の光を反射させるシート状材を導光板63に張り付けて配光を制御するようにしてもよい。もしくは、導光板63の表面に凹凸を設ける方法や光を反射させる物質を含有させた導光板を用いても良い。
本実施形態では、カバー部31として枠体を用いたが、これに限定されず、例えば、導光部を収納するケースや、反射シートを貼り付けるなどの手段を用いても良い。
11 照明器具
21 器具本体
31 カバー部
321 第1長辺部
322 第2長辺部
331 第1短辺部
332 第2短辺部
34 カバー主体
35 挟持部
36 上部カバー
37 立壁部
38 上壁部
39 下壁部
40 側壁部
41 遮光部
43 光源取付部
51 光源部
52 基板
53 LED
54 電源装置
60 導光部
61 第1面
62 第2面
63 導光板
64 光調整部
66 保護板
67 入射部
68 出光部
681 第1出光部
682 第2出光部
69 透明部
71 取付部
72 光反射部
73 端壁部
74 対向壁部
75 取付端部
C 天井

Claims (3)

  1. 面状の出光面を有する照明器具であって、
    光源部と、
    前記面状の出光面を有し、前記光源部からの光を導光して前記出光面における第1面側と第2面側に向けて出光する導光部と、
    前記光源部と前記導光部を有する器具本体と、
    前記導光部の前記出光面における前記第2面側に対向して配置され、前記器具本体を取付面に取り付ける取付部と、を備え、
    前記取付部は、
    表面に凹凸形状を有し、前記導光部の前記出光面における前記第2面側から出光した光の少なくとも一部を反射する光反射部が設けられている、
    照明器具。
  2. 請求項1に記載の照明器具であって、
    前記光反射部は、
    前記出光面から離間するに従って、前記光反射部の断面形状が幅広になる山形状に形成される、
    照明器具。
  3. 請求項1または請求項2に記載の照明器具であって、
    前記光源部は、半導体発光素子を有する、
    照明器具。
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