JP6539859B2 - 透光性部材及びそれを備えた照明器具 - Google Patents

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本発明は、透光性部材及びそれを備えた照明器具に関する。
従来、光源及び光源を覆う透光性カバーを備え、天井等に形成された取付穴に埋め込まれて取り付けられるダウンライト型の埋込型照明器具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、天井の埋込穴の縁部に係止するつばを開口部に有して埋込穴に埋設された器具本体と、カバー係止部を内面に有する筒状の枠と、前記つばより大きい形状を有して前記カバー係止部に係止する係合部を上面に有する透光性カバーとを備えた照明器具が開示されている。当該照明器具においては、器具本体の開口部に、下方に向けて凸状の透光性カバーが設けられている。また、当該照明器具においては、透光性カバーが前記枠及びマジックばね(特許文献1の図2参照)を介して器具本体に取り付けられる。
実用新案登録第2595974号公報
しかしながら、特許文献1に開示された透光性カバーは、枠及びマジックばね等の取付部材を介して器具本体に取り付ける構造であるため、部材点数が増えるとともに取付構造が複雑になる。そのため、部材点数が少なく、かつ照明器具に容易に取り付け可能であるものが望まれる。
また、透光性カバーは、光源からの出射光を制御するための光制御部材の一種である。光源から出射された光は透光性カバーの表面上で発光しているように見える。特許文献1に開示された下方に向けて凸状の透光性カバーの場合、透光性カバーが天井面から突出するように天井面に取り付けられるため、凸状の表面が発光しているように使用者に視認される。特に、透光性カバーにおいて光源から近い部分は輝度が高くなる。下方に向けて凸状の透光性カバーを用いると、天井面から突出した透光性カバーの頂部付近が光源に最も近いため最も輝度が高くなり、使用者に眩しく発光しているように視認されやすい。そのため、このような照明器具としては、グレアを低減したものが望まれる。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、照明器具に容易に取り付け可能であるとともに、グレアを低減することができる透光性部材及びそれを備えた照明器具を提供することを目的とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
すなわち、本願に開示する透光性部材は、
開口部から光を出射する照明器具に取り付けられる透光性部材であって、
少なくとも前記開口部を覆い、
前記開口部より光源側に窪んでいる凹部を有し、
前記開口部の外周部よりも大きく、前記外周部を挟むとともに、
前記凹部の外側に延長部を有し、
前記凹部と前記延長部とが連続した曲面で形成され、
弾性部材により形成され、
前記延長部は、当該延長部の外縁から前記凹部側に向けて延出される平坦部を有し、前記照明器具が取り付けられる天井の取付穴に前記照明器具を取り付けた際に前記平坦部が前記取付穴の周縁部に当接するものである。
本願に開示する透光性部材において、
前記光源に最も近い部分の肉厚がそれ以外の部分よりも薄くなるように形成されていることが好ましい。
また、本願に開示する照明器具は、
前記透光性部材を備えるものである。
本願に開示する照明器具において、
前記照明器具は、埋込型照明器具であって、
光源部と、前記天井に取り付けるための取付部材と、前記光源部からの光を出射する開口部と、を有する灯具本体と、
前記光源部に給電する電源部と、を有し、
前記照明器具を前記天井に取り付けた際に、前記天井と前記取付部材との間に介装される立壁部を有し、
前記立壁部は、前記透光性部材から連続するように立設していることが好ましい。
本発明によれば、照明器具に容易に取り付け可能であるとともに、グレアを低減することができる。
本発明の第1実施形態に係る照明器具を斜め下方から見た斜視図。 照明器具を斜め上方から見た斜視図。 照明器具を示す平面図。 図3のA−A′線断面図であり、照明器具を取付穴に取り付けた状態を示す図。 図4の一部を拡大した図であり、灯具本体に透光性部材を取り付けた状態を示す図。 照明器具を下側から見た下面図。 照明器具を取付穴に取り付けた状態における取付バネを示す断面図。 第2実施形態に係る照明器具を示す平面図。 図8のB−B′線断面図であり、照明器具を取付穴に取り付けた状態を示す図。
本発明の第1実施形態に係る照明器具100について、図1から図7を用いて説明する。照明器具100は、図4に示すように取付面となる天井Cに形成された、例えば、丸型の取付穴Hに埋め込まれて設置されるダウンライトである。以下の説明では、照明器具100の上下方向は、照明器具100が天井Cに設置された状態における上下方向(図4における上下方向)として説明する。また、上下方向に直交する方向を径方向として説明する。また、本実施形態の説明において、上方から照明器具100等を視た状態を平面視とする。上下方向に対して直交方向から照明器具100等を視た状態を側面視とする。照明器具100等の断面形状を視た状態を断面視とする。
照明器具100は、図1、図2に示すように、灯具本体11と、電源部51と、保持部材61とを主に備える。
灯具本体11は、光源部21、反射部31、ヒートシンク41及び鍔部91を有する灯具主体50、透光性部材81、及び取付バネ71を有している。灯具主体50は、高い熱伝導性を有するアルミニウム等の金属素材を用いて形成されている。
なお、灯具主体50は、金属素材で形成することに限らず、アルミニウム以外の金属素材や樹脂素材、またはそれらの組み合わせで形成しても良く、熱伝導性が高い材料で形成されることが好ましい。
また、灯具本体11において、光軸L(図4参照)に沿う方向を「光軸方向」と定義し、軸方向に直交する方向を「径方向」と定義する。なお、本実施形態では、光軸Lが灯具本体11の中心軸と同じである。
また、本実施形態で挙げる透光性部材81とは、光源部21からの光の配光や照度、色温度などを制御する部材である。透光性部材81としては、例えば、セード(透光カバー)、パネル、凸レンズや凹レンズ等の種々のレンズを広く含むものである。
灯具主体50は、光源部21を収容するとともに、笠状の反射部31及び該反射部31に連設される略円柱状のヒートシンク41から構成される。ヒートシンク41は、灯具主体50の上部に形成されている。ヒートシンク41の構成については後に詳細に説明するが、ヒートシンク41には複数の放熱フィン43が並設されている。ヒートシンク41の下側には光源収容部44が配置される。光源収容部44は、光源部21を収容する有底円筒状の部分である。本実施形態における反射部31及びヒートシンク41は、一体の部材として形成される。なお、本実施の形態において「一体の部材」とは、分離独立した複数の部材が一つに結合したものではなく、成型段階で一つの部材として作られた部材である。ただし、本発明における「一体の部材」は、成型段階で一つの部材として作られた部材に限らず、分離独立した複数の部材が一つに結合した部材を含むように広義な意味を持つこととする。
反射部31は、光源部21を中心にして下方に向かって傘状に開いた形状の光源用リフレクターである。反射部31は、図4に示すように、開口部32、断面視略ハ字状の周壁部33、を有している。反射部31は、光源収容部44の開口部から延設される周壁部33が下方に行くに従って広がる放物面状に形成される。周壁部33の内周面は、光源部21のLED素子から発光される光を反射する反射面となっている。
開口部32は、光源部21で発生した光が外部に向かって通過する部分である。
鍔部91は、周壁部33の下部の開口部32の外周縁から径方向外側に突出して環状に形成される外周部である。鍔部91は、照明器具100を天井Cの取付穴Hに設置した状態で取付穴Hの周縁部を覆う部分である。
光源部21は、照明器具100の照射面側に向けて光を出射する部分である。光源部21は、図4に示すように、ヒートシンク41の光源収容部44内に設けられており、基板22、レンズ23を有している。
基板22は、平板状に加工された基板面に、点光源である1つまたは複数のLED素子を備えたLEDモジュールである。LED素子には、レンズ23が対向して配置されている。基板22は、ヒートシンク41の光源収容部44の底面44aに当接して配置され、ネジ等の取付部材により取り付けられる。基板22は、電線(図示せず)によって電源部51と電気的に接続されている。LED素子は、点灯時に発熱する。LED素子から発する熱は、基板22に伝わる。基板22に伝わった熱は、基板22が光源収容部44の底面44aに当接しているため、光源収容部44に伝わる。
なお、本実施形態では、光源として表面実装型のLED素子を用いたが、光源の種類は表面実装型のLED素子に限定されず、例えばCOB型発光モジュールや有機EL素子(OLED)などであっても実現可能である。
また、基板22は、熱伝導性シート(図示せず)や放熱グリスを介して光源収容部44に取り付けてもよく、これにより、より高い放熱性を得ることができる。
レンズ23は、LED素子が発した光(発光光)を配光制御するための光学部材である。レンズ23は、透光性の高い化学的に安定した光学材料(例えばアクリル樹脂、ポリカーボネート、ガラスなど)を適用して形成される。また、本実施形態のレンズ23は、用途に合わせた形状に形成することができる。本実施形態では、レンズ23は、図4に示すように、凸メニスカスレンズで構成されるレンズ本体24と、該レンズ本体24を支持する円筒部25と、該円筒部25の下端周縁から径方向外側に突出するフランジ部26とを有している。レンズ本体24は、出射面の中央部が下側に向かって突出した凸曲面形状に形成されている。また、レンズ本体24は、入射面の中央部が下側に向かって凹む凹曲面形状に形成されている。円筒部25の外径は、光源収容部44の内径よりも小さい。レンズ23は、光源収容部44に嵌合することで取り付けられる。
透光性部材81は、照明器具100の光源部21からの出射光を制御するものである。透光性部材81は、光源部21からの出射光を外部に出射する開口部32を少なくとも覆う。透光性部材81は、平面視が円形形状で外形が略半球状もしくはドーム状の部材である。透光性部材81は、反射部31の開口部32を閉塞するように照明器具に取り付け可能な部材である。透光性部材81は、ヒートシンク41の光源収容部44内に配置されたLED素子からの光を透過及び拡散させる透光性カバーである。透光性部材81は、例えば、照明器具100を天井Cに取り付けた場合に、使用者に視認される側に出射面を形成する部材である。透光性部材81は、透光性を有する弾性部材で形成される。具体的には、透光性部材81は、種々のゴムやシリコーン樹脂等の軟質合成樹脂などの弾性変形可能な可撓性を有する材料で形成することができる。また、透光性部材81は絶縁材料で形成することができる。本実施形態では、透光性部材81をシリコーン樹脂で形成した。
本実施形態では、透光性部材81をシリコーン樹脂を用いて、弾性変形可能な可撓性を有し、弾性変形を伴って灯具本体11に着脱可能であるように形成した。これに限らず、透光性部材81は、灯具本体11に接着剤等で容易に離脱できないよう固定する構成としてもよい。また、透光性部材81が開口部32を閉塞するように灯具本体11に取付可能な構造であれば、硬質合成樹脂や半硬質合成樹脂で形成することもできる。
透光性部材81は、開口部32より前記光源部21側に窪んでいる凹部82を有する。また、透光性部材81は、開口部32を覆う部分よりも外側に凹部82から連続するように延長部83を有している。なお、本実施形態では、透光性部材81は薄肉なシート状に形成されている。凹部82は、照明器具100に取り付けた状態において反射部31の一端である開口部32から光源部21側に窪み、透光性部材81における開口部32を覆う部分である。すなわち、凹部82は、平面視が円形形状で断面視が円弧状であって、光源部21側に窪んでいる凹曲面形状部分である。凹部82は、光源部21に最も近接する部分(本実施形態では光源の光軸Lが通る付近)の肉厚がそれ以外の部分(例えば、開口部32付近の周縁部)よりも薄く形成されている。具体的には、凹部82は、光軸Lが通過する透光性部材81の中央から径方向外側の周縁部に行くに従って徐々に肉厚が厚くなっている。透光性部材81は、所定の肉厚で凹曲面形状の凹部82を有するように形成されているため、例えば平板状の透光性部材に比べて曲げ剛性や捩れ剛性が高く、略半球面の頂部が下側に落ち窪みにくく、凹曲面形状を安定して保持することができる。透光性部材81の凹部82の反対側の上面は、光源部21からの光を入射する入射面となる。一方、凹部82の表面は光源部21からの光を出射する出射面となる。
なお、本実施形態に係る凹部82の形状は、凹曲面形状であるが、特に限定するものではない。例えば、凹部82の中央が下方に突出した形状や凹部82に複数の凹凸形状を有するように構成することもできる。また、透光性部材81の入射面に凹凸形状を有するように構成することもできる。
本実施形態では透光性部材81を薄肉なシート状に形成したが、これに限らず、開口部32よりも光源部21側に窪んでいる凹部82を有する形状であればよく、例えば、光源部21と反射部31の間を埋めるように構成してもよい。
延長部83は、平面視が円環状であって、凹部82の外周縁から径方向外側に突出する部分である。延長部83は、凹部82に連設される円弧部84と、該円弧部84に連設される略平坦状の平坦部85を有している。円弧部84は、凹部82の外周縁の肉厚と比べて略同じもしくは薄い肉厚の断面視円弧状の部分である。凹部82の表面と円弧部84の下面とは、滑らかな曲面形状が連続して形成される。凹部82の表面及び円弧部84の下面は、光源部21からの光を外側に出射する出射面となる。凹部82における出射面は上側に凸面形状であり、円弧部84における出射面は下側に凸面形状に形成されている。
なお、本実施形態に係る透光性部材81は、延長部83を有するが、特に限定するものではない。例えば、透光性部材として延長部83を有しない構成としてもよく、具体的には、照明器具の開口部に嵌合して取り付ける構成や、透光性部材を支持する枠体を有する構成としてもよい。これにより、外周部を有しない照明器具であっても透光性部材を取り付けることができる。
平坦部85は、円弧部84の径方向外縁から径方向内側に向けて延出される略平坦状の部分である。平坦部85は、平面視円環状である。平坦部85は、平面視において円弧部84の幅の略半分まで延設されている。円弧部84の外縁と平坦部85とは、断面視略V字状に連設され、円弧部84の外縁と平坦部85との間には、延長部83の周囲に亘って溝部86(図5参照)を形成している。平坦部85は、照明器具を取付穴Hに取り付けた際に、天井Cに当接する面となる。すなわち、平坦部85は、照明器具100を天井Cに設置した状態において、鍔部91の上面に配置される。平坦部85は、照明器具100を設置した状態において、鍔部91の上面と取付穴Hの周縁部との隙間が生じることを塞ぐための弾性パッキンの役割を有し、防塵性と気密性とを向上させる。鍔部91は、天井Cの下面側に平坦部85を介して取付穴Hの周縁部を覆う。
また、本実施形態の透光性部材81の平坦部85は、被取付部側に円周状の溝部87が形成されている。溝部87を設けることによって、透光性部材81と天井Cとの間の密着性が向上し、さらに防塵性と気密性を向上させることができる。溝部87は、必ずしも設ける必要はなく、また円周状だけでなくその他の形状に設けても良い。
図4、図6に示すように、延長部83の径方向の最端は、鍔部91の最端よりも径方向外側に形成されている。
透光性部材81は、所定の可撓性や弾性を有しており、照明器具100を取り付ける作業者の手作業により透光性部材81を一定の範囲で撓ませたり伸長させたりして変形することができる。作業者は、凹部82を反射部31の内側に収容した状態で、溝部86に鍔部91を挿通して、該鍔部91を円弧部84の外縁と平坦部85とで挟み込むことで、透光性部材81を灯具本体11に取り付けることができる。このように灯具本体11の鍔部91に取り付けられた透光性部材81は、灯具本体11の下面側に配置されることから、照明器具100を取付穴Hに設置した状態において外部(例えば室内空間など光を照射する空間)に露出する。つまり、透光性部材81は、照明器具100が取付穴Hに設置された状態で視認可能な部分である照明器具100の意匠面の一部を構成する。透光性部材81が開口部32を塞ぐとともに、延長部83(円弧部84)が鍔部91を覆う。そのため、照明器具100が天井Cに取り付けられた場合、例えば室内空間側からは灯具本体11は視認されにくく、天井C面から続くように延長部83と凹部82が見えることになる。
なお、透光性部材81の形状は、図6等に示すような円形形状に限らず、楕円や多角形状、扇形などでもよい。また、外周部(鍔部)を有する照明器具であれば、外周部に沿った形状に形成すればよい。
また、透光性部材の厚さは用途に応じて適宜変更してもよく、例えば、光軸Lが通過する中央部の厚さを変更してレンズ機能を有するように構成することもできる。
また、透光性部材81は、彩色することで演出効果を得ることが可能である。
ヒートシンク41は、熱伝導率の高いアルミニウム等の金属素材からなる放熱部材である。ヒートシンク41は、基部42と、放熱フィン43と、光源収容部44と、保持部材配置部45と、ボス46と、取付バネ71を取り付けるバネ取付部48を有している。
基部42は、有底略円筒状である部分である。基部42は、上部に円板形状の上板部42aを有している。上板部42aには、平面視において互いが略平行をなすとともに、上方に立設する複数の放熱フィン43・43・・・が形成されている。図4に示すように、基部42には、凹状で光源部21(基板22及びレンズ23)を配置するための光源収容部44が形成されている。上板部42aには、基板22に電気的に接続される電線(図示せず)を挿通するとともに、基部42上方側に導く貫通孔(図示せず)が形成されている。
放熱フィン43は、基部42上から複数突出して形成される板状の放熱部材である。放熱フィン43は、径方向において電源部51に対向する側を切り欠いた形状となっている。すなわち、基部42において電源部51に対向する側の表面には、放熱フィン43が設けられていない。
光源部21から発した熱は、基部42(光源収容部44)を介してヒートシンク41全体に伝わる。
保持部材配置部45は、基部42上において放熱フィン43を設けていない部分である。
ボス46は、電源部51に対向する側において基部42の側部に上下方向に沿って設けられるものである。ボス46は、ネジ47を螺合可能なネジ螺合部を有する。
なお、本実施形態において、図3における照明器具100の短手方向を照明器具100の幅方向をいう(以下では、単に幅方向ともいう)。
バネ取付部48は、取付バネ71をヒートシンク41に取り付ける部分である。バネ取付部48は、ヒートシンク41の基部42の周縁に略均等配置されるように複数個(本実施形態では、2個)設けられている。バネ取付部48は、取付バネ71を当接してネジ57で取り付けるためのものである。
取付バネ71は、照明器具100を天井Cの取付穴Hに埋め込んで取り付けるための固定手段である。取付バネ71は、周壁部33の外側面に略均等配置されたバネ取付部48に配設される。取付バネ71は、ステンレス素材等の板状金属部材の中途部を複数箇所屈曲及び湾曲させて形成された板バネである。取付バネ71は、図7に示すように、略V字状に形成された板バネであり、基端部72、湾曲端部73、自由端部74を有する。取付バネ71は、基端部72の一端が灯具主体50のバネ取付部48に当接してネジ57により固定されるとともに、基端部72の他端が湾曲端部73を介して自由端部74の一端に連設され、自由端部74の他端が灯具本体11側方に延出されるものである。取付バネ71を屈曲した状態で照明器具100を天井Cの取付穴Hに設置した場合、取付バネ71は、取付バネ71が広がろうとする弾性力によって取付穴Hの周縁を押圧する。これにより、取付バネ71は、鍔部91との間で天井Cを挟持し、照明器具100を天井Cに固定する。
なお、取付バネの形状、取付位置、本数等については、本実施形態のものに限定されない。
電源部51は、光源部21が有するLED素子に給電を行って、LED素子を点灯させるための電源装置である。電源部51は、箱状の電源ケース52内に直方形状に加工されたプリント配線板上に複数の電子部品が実装された電源回路が収容されたものである。複数の電子部品は、動作時に発熱する部品が含まれている。電子部品から発する熱は、電源ケース52に伝わる。電源部51は、外部商用電源から供給される交流電流を所定の直流電流に変換し、変換後の電流を基板22に実装された複数のLED素子に供給するためのものである。電源部51は、配線(図示せず)を介して端子台53に電気的に接続されている。端子台53は、電源部51(電源ケース52)の一側面に配置されている。照明器具100を天井Cに取り付ける際、配線(図示せず)により端子台53と天井裏側の外部商用電源(図示せず)とを接続することで、電源部51は外部商用電源と電気的に接続される。電源部51と基板22は配線(図示せず)によって電気的に接続されている。
保持部材61は、電源部51を灯具本体11の側方に保持して灯具本体11に取り付ける部材である。保持部材61は、例えば、熱伝導性が高い金属部材である。保持部材61は、側面視略S字状に湾曲し、所定の弾性(バネ性)を有した板状のバネ材である。保持部材61の一端は、保持部材配置部45のボス46にネジ47により取り付けられる。保持部材61の他端は、電源部51の下部に設けられたネジ取付部54にネジ55により取り付けられる。
電源部51の下部には、電源部51の長手方向両端の四隅において下方に突出して配置される側面視略L字状の4つの支持部56を有している。
支持部56は、下端が天井Cの裏面に当接することで。電源部51と天井Cの裏面との間に所定の距離(沿面距離、10mm以上)を確保することができる。
なお、本実施形態の保持部材61は、所定の弾性(バネ性)を有しているため、図4に示す電源部51側は、該電源部51の自重により下方に下がるとともに、電源部51が有する支持部56の下端が天井Cの裏面に当接して保持される。
ここで、従来技術として例えば、特許文献1に開示された照明器具では、開口部において透光性部材の一種である透光性カバーが下方に凸状に形成されている。これに対して、本実施形態で説明する透光性部材81は、図4に示すように、凹部82の頂部を開口部32から離して光源部21側に近接させるように構成している。このような構成により、光源部21に近い位置で光の制御(反射や拡散)を行って、開口部32から光を出射することが好ましいからである。すなわち、光源部21から最も近接する、透光性部材81の最も輝度が高くなる部分(本実施形態では凹部82の頂部付近)を開口部32よりも光源側に配置することによって、最も輝度が高くなる部分を使用者に視認しづらくすることができる。このように、透光性部材81により光源部21に近接した状態で配光制御した光を開口部32から出射するようにすることで、グレアをより効果的に低減することができる。
また、本実施形態では、弾性を有する材料を用いて鍔部91に挟み込むように取り付けるので、透光性部材81を取り付けるための枠体やパッキンなどの取付部材が不要であり、密閉機能を持たす事が可能となっている。そのため、従来必要であった取付部材などを削減でき、コスト削減が可能となる。
なお、本実施形態では、照明器具100を屋内用の照明器具として説明しているが、特に限定するものではなく、透光性部材81を取り付けることで防水性が向上し、屋外用の照明器具として使用することができる。
以上説明した本実施形態の透光性部材81によれば、光源部21からの出射光を外部に出射する開口部32を少なくとも覆うとともに、該開口部32より光源部21側に窪んでいる凹部82を有している。すなわち、室内等の視認者側からは灯具本体11の開口部32を覆い、開口部32よりも光源部21側に凹状を有する形状となっている。これにより、グレアを低減することができる。
本実施形態の透光性部材81によれば、凹部82が、光源部21に最も近い部分の肉厚がそれ以外の部分よりも薄くなるように形成されている。具体的には、透光性部材81は、光軸Lが通過する付近から周縁部に行くに従って徐々に肉厚が厚くなっている。透光性部材81が灯具本体11の光の出射面側を覆う場合、光量を損失させてしまうが、光源部21直下付近の透光性部材81の厚さを薄くすることによって、光源部21の直下を明るくして、照射面全体を明るくすることができる。
本実施形態の透光性部材81によれば、透光性部材81を取り付ける対象である照明器具100が、開口部32を有するとともに該開口部32の外周縁に外周部(鍔部91)を有する灯具本体11を備え、凹部82の外形が外周部(鍔部91)の外形よりも大きい。すなわち、外周部(鍔部91)の外径よりも大きい外径を有する透光性部材81を取付けるため、灯具本体11の外周部(鍔部91)よりも外側まで光源部21からの光を拡散して天井面に光を照射することができる。
本実施形態の透光性部材81によれば、弾性部材により形成され、灯具本体11の外周部(鍔部91)を挟み込んで取り付けられる。すなわち、例えばシリコーン樹脂などの弾性ある素材で透光性部材81を形成し、灯具本体11の外周部(鍔部91)を挟みこんで取付ける。これにより、照明器具の気密性を確保することができる。また、レンズやパネル等の役割を有する透光性部材81は、取り付けるための枠体や、取付穴Hとの気密性を確保するパッキンなどの部材が不要であり、部品点数を少なくすることができてコスト低減に有効である。
本実施形態の透光性部材81によれば、灯具本体11の外周部(鍔部91)を挟み込んで取り付けられた状態で、外周部(鍔部91)近傍の出射面側が曲面で形成されている。すなわち、透光性部材81の下面側には角がなく曲面で形成されている。具体的には、灯具本体11は開口部32を有し、角部を形成しているが、当該角部を透光性部材81により覆う構成としている。これにより、光の出射面側に角部が目立たないため、透光性部材81の出射面に影が出にくい。
本実施形態の透光性部材81は、LED素子を有する光源部21に取り付け可能である。LED素子は、従来の光源よりも光出射側の発熱量が少ないため、近接しても透光性部材81への熱的影響(劣化や変形など)が小さい。また、LED素子は、従来の光源よりも高寿命であり、ランプの交換といった作業を要せず、使用者のメンテナンスが容易となる。また、透光性部材81を光源部21に近づけられるため照明器具の薄型化が図れ、小型化が実現できる。
本実施形態の照明器具100によれば、透光性部材81とLED素子の間にレンズ23を有する。これにより、発光ムラ、色ムラ、グレアの低減などの効果をさらに奏する。
本実施形態の照明器具100によれば、透光性部材81が、灯具本体11が有する外周部(鍔部91)を挟み込んで取り付けられる。これにより、照明器具100に透光性部材81を容易に取り付け可能であるとともに、グレアを低減することができる。また、灯具本体11に透光性部材81の取付部材を設ける必要がなく、組み立てし易く量産性が高くなる。
次に、本発明の第2実施形態に係る照明器具200について、図8及び図9を用いて説明する。照明器具200において、図1等に示す照明器具と同様の構成については同一符号を付与して詳細な説明を省略する。照明器具200では、後述する立壁部89が透光性部材81に設けられることが照明器具100と異なる部分である。以下、異なる部分である立壁部89を主に説明する。
照明器具200は、図8、図9に示すように、灯具本体11と、電源部51と、保持部材61とを主に備える。
灯具本体11は、光源部21、反射部31、ヒートシンク41、及び鍔部91を有する灯具主体50、透光性部材81、及び取付バネ71を有している。
立壁部89は、図9に示すように、取付部材としての取付バネ71の湾曲端部73の径方向外側に近接もしくは当接して配置されている。立壁部89は、電気的絶縁性を有する板状部材である。立壁部89は、透光性部材81の平坦部85の被取付部側に略垂直に連続するように設けられる。立壁部89は、照明器具200を天井Cの取付穴Hに設置した場合、図9に示すように、取付バネ71の湾曲端部73の外側面と天井Cの取付穴Hの周縁との間に介装される。例えば、天井Cが浴室用の天井であって、図9に示すように、浴室内側に金属板C1と、該金属板C1の上部に形成される断熱材(例えば、石膏ボード等)C2の二層からなる場合、立壁部89は金属材からなる取付バネ71と金属板C1との間に配置されることで、取付バネ71と金属板C1との接触を防ぎ、取付バネ71と天井Cの金属板C1との間で絶縁性を確保することができる。この場合、立壁部89の高さ寸法(上下方向の寸法)は、天井Cの金属板C1の厚さ寸法よりも大きいことが好ましい。また、立壁部89の幅寸法は、取付バネ71の湾曲端部73の幅寸法よりも大きいことが好ましい。本実施形態では、立壁部89は、取付バネ71と対向する2箇所の位置に透光性部材81が有する平坦部85の径方向内側の一端から連続するように設けた。しかしながら、これに限らず、円周形状などその他の形状に設けても良い。また、平坦部85の一端ではなく、その中途部に設けても良い。このように構成することで、金属板C1の一端が金属製である取付バネ71の湾曲端部73に接触することがなくなり、灯具本体11と天井材との間の絶縁性を高めることができる。
また、立壁部89を取付穴Hの周縁に沿うように形成すれば、透光性部材81と天井Cとの間の気密性を高めることができる。
以上説明した第2実施形態の照明器具200によれば、照明器具200を被取付部である天井Cの取付穴Hに取り付けた際に、前記天井Cと取付バネ71との間に介装される立壁部89を有している。これにより、例えば、図9に示すような金属板C1と断熱材C2からなる浴室用の天井Cの取付穴Hに照明器具200を取り付けた場合、取付バネ71と金属板C1との間に立壁部89が介装されることで、該立壁部89が取付バネ71と金属板C1とを区画する隔壁となって取付バネ71と金属板C1とが接触することを防ぎ、照明器具としての絶縁性を確保することができる。
11 灯具本体
21 光源部
32 開口部
81 透光性部材
82 凹部
83 延長部
89 立壁部
91 鍔部(外周部)
100 照明器具
200 照明器具
C 天井
H 取付穴
L 光軸

Claims (4)

  1. 開口部から光を出射する照明器具に取り付けられる透光性部材であって、
    少なくとも前記開口部を覆い、
    前記開口部より光源側に窪んでいる凹部を有し、
    前記開口部の外周部よりも大きく、前記外周部を挟むとともに、
    前記凹部の外側に延長部を有し、
    前記凹部と前記延長部とが連続した曲面で形成され、
    弾性部材により形成され、
    前記延長部は、当該延長部の外縁から前記凹部側に向けて延出される平坦部を有し、前記照明器具が取り付けられる天井の取付穴に前記照明器具を取り付けた際に前記平坦部が前記取付穴の周縁部に当接する、透光性部材。
  2. 請求項1に記載の透光性部材であって、
    前記光源に最も近い部分の肉厚がそれ以外の部分よりも薄い、透光性部材。
  3. 請求項1または請求項2に記載の透光性部材を備える、照明器具。
  4. 請求項に記載の照明器具であって、
    前記照明器具は、埋込型照明器具であって、
    光源部と、前記天井に取り付けるための取付部材と、前記光源部からの光を出射する開口部と、を有する灯具本体と、
    前記光源部に給電する電源部と、を有し、
    前記照明器具を前記天井に取り付けた際に、前記天井と前記取付部材との間に介装される立壁部を有し、
    前記立壁部は、前記透光性部材から連続するように立設している、照明器具。
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