JP6539859B2 - 透光性部材及びそれを備えた照明器具 - Google Patents
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開口部から光を出射する照明器具に取り付けられる透光性部材であって、
少なくとも前記開口部を覆い、
前記開口部より光源側に窪んでいる凹部を有し、
前記開口部の外周部よりも大きく、前記外周部を挟むとともに、
前記凹部の外側に延長部を有し、
前記凹部と前記延長部とが連続した曲面で形成され、
弾性部材により形成され、
前記延長部は、当該延長部の外縁から前記凹部側に向けて延出される平坦部を有し、前記照明器具が取り付けられる天井の取付穴に前記照明器具を取り付けた際に前記平坦部が前記取付穴の周縁部に当接するものである。
前記光源に最も近い部分の肉厚がそれ以外の部分よりも薄くなるように形成されていることが好ましい。
前記透光性部材を備えるものである。
前記照明器具は、埋込型照明器具であって、
光源部と、前記天井に取り付けるための取付部材と、前記光源部からの光を出射する開口部と、を有する灯具本体と、
前記光源部に給電する電源部と、を有し、
前記照明器具を前記天井に取り付けた際に、前記天井と前記取付部材との間に介装される立壁部を有し、
前記立壁部は、前記透光性部材から連続するように立設していることが好ましい。
なお、灯具主体50は、金属素材で形成することに限らず、アルミニウム以外の金属素材や樹脂素材、またはそれらの組み合わせで形成しても良く、熱伝導性が高い材料で形成されることが好ましい。
また、灯具本体11において、光軸L(図4参照)に沿う方向を「光軸方向」と定義し、軸方向に直交する方向を「径方向」と定義する。なお、本実施形態では、光軸Lが灯具本体11の中心軸と同じである。
また、本実施形態で挙げる透光性部材81とは、光源部21からの光の配光や照度、色温度などを制御する部材である。透光性部材81としては、例えば、セード(透光カバー)、パネル、凸レンズや凹レンズ等の種々のレンズを広く含むものである。
なお、本実施形態では、光源として表面実装型のLED素子を用いたが、光源の種類は表面実装型のLED素子に限定されず、例えばCOB型発光モジュールや有機EL素子(OLED)などであっても実現可能である。
また、基板22は、熱伝導性シート(図示せず)や放熱グリスを介して光源収容部44に取り付けてもよく、これにより、より高い放熱性を得ることができる。
本実施形態では、透光性部材81をシリコーン樹脂を用いて、弾性変形可能な可撓性を有し、弾性変形を伴って灯具本体11に着脱可能であるように形成した。これに限らず、透光性部材81は、灯具本体11に接着剤等で容易に離脱できないよう固定する構成としてもよい。また、透光性部材81が開口部32を閉塞するように灯具本体11に取付可能な構造であれば、硬質合成樹脂や半硬質合成樹脂で形成することもできる。
なお、本実施形態に係る凹部82の形状は、凹曲面形状であるが、特に限定するものではない。例えば、凹部82の中央が下方に突出した形状や凹部82に複数の凹凸形状を有するように構成することもできる。また、透光性部材81の入射面に凹凸形状を有するように構成することもできる。
本実施形態では透光性部材81を薄肉なシート状に形成したが、これに限らず、開口部32よりも光源部21側に窪んでいる凹部82を有する形状であればよく、例えば、光源部21と反射部31の間を埋めるように構成してもよい。
なお、本実施形態に係る透光性部材81は、延長部83を有するが、特に限定するものではない。例えば、透光性部材として延長部83を有しない構成としてもよく、具体的には、照明器具の開口部に嵌合して取り付ける構成や、透光性部材を支持する枠体を有する構成としてもよい。これにより、外周部を有しない照明器具であっても透光性部材を取り付けることができる。
また、本実施形態の透光性部材81の平坦部85は、被取付部側に円周状の溝部87が形成されている。溝部87を設けることによって、透光性部材81と天井Cとの間の密着性が向上し、さらに防塵性と気密性を向上させることができる。溝部87は、必ずしも設ける必要はなく、また円周状だけでなくその他の形状に設けても良い。
なお、透光性部材81の形状は、図6等に示すような円形形状に限らず、楕円や多角形状、扇形などでもよい。また、外周部(鍔部)を有する照明器具であれば、外周部に沿った形状に形成すればよい。
また、透光性部材の厚さは用途に応じて適宜変更してもよく、例えば、光軸Lが通過する中央部の厚さを変更してレンズ機能を有するように構成することもできる。
また、透光性部材81は、彩色することで演出効果を得ることが可能である。
光源部21から発した熱は、基部42(光源収容部44)を介してヒートシンク41全体に伝わる。
なお、本実施形態において、図3における照明器具100の短手方向を照明器具100の幅方向をいう(以下では、単に幅方向ともいう)。
なお、取付バネの形状、取付位置、本数等については、本実施形態のものに限定されない。
なお、本実施形態の保持部材61は、所定の弾性(バネ性)を有しているため、図4に示す電源部51側は、該電源部51の自重により下方に下がるとともに、電源部51が有する支持部56の下端が天井Cの裏面に当接して保持される。
また、本実施形態では、弾性を有する材料を用いて鍔部91に挟み込むように取り付けるので、透光性部材81を取り付けるための枠体やパッキンなどの取付部材が不要であり、密閉機能を持たす事が可能となっている。そのため、従来必要であった取付部材などを削減でき、コスト削減が可能となる。
また、立壁部89を取付穴Hの周縁に沿うように形成すれば、透光性部材81と天井Cとの間の気密性を高めることができる。
21 光源部
32 開口部
81 透光性部材
82 凹部
83 延長部
89 立壁部
91 鍔部(外周部)
100 照明器具
200 照明器具
C 天井
H 取付穴
L 光軸
Claims (4)
- 開口部から光を出射する照明器具に取り付けられる透光性部材であって、
少なくとも前記開口部を覆い、
前記開口部より光源側に窪んでいる凹部を有し、
前記開口部の外周部よりも大きく、前記外周部を挟むとともに、
前記凹部の外側に延長部を有し、
前記凹部と前記延長部とが連続した曲面で形成され、
弾性部材により形成され、
前記延長部は、当該延長部の外縁から前記凹部側に向けて延出される平坦部を有し、前記照明器具が取り付けられる天井の取付穴に前記照明器具を取り付けた際に前記平坦部が前記取付穴の周縁部に当接する、透光性部材。 - 請求項1に記載の透光性部材であって、
前記光源に最も近い部分の肉厚がそれ以外の部分よりも薄い、透光性部材。 - 請求項1または請求項2に記載の透光性部材を備える、照明器具。
- 請求項3に記載の照明器具であって、
前記照明器具は、埋込型照明器具であって、
光源部と、前記天井に取り付けるための取付部材と、前記光源部からの光を出射する開口部と、を有する灯具本体と、
前記光源部に給電する電源部と、を有し、
前記照明器具を前記天井に取り付けた際に、前記天井と前記取付部材との間に介装される立壁部を有し、
前記立壁部は、前記透光性部材から連続するように立設している、照明器具。
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