JP6200662B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の表示ユニットを連ねて配設した表示部を有する表示装置に関する。
従来の表示装置として、例えば表示ユニットとしてLEDユニットを使用したもので鉄道車両に取り付けられているものが有る。その表示装置には、急行や各駅停車等の列車の種類を表示するものや行き先表示をするものが有る。
このような表示装置は、LEDユニットのサイズや使用する数ごとに取付板を設計していた。また、取付ピッチもまちまちであるため完全にカスタム設計を行っていた。この結果、設計工数、製作工数が異なるのでコストが嵩むものとなっていた。
また、表示ユニットの取り付けに取付板を用いない表示装置としては、例えば特許文献1に示すようなものがある。
すなわち、マトリクス状に配置された多数の表示ユニットを平行に配置された梁状部材に連結金具を直交して取り付けたものに複数の表示ユニットを取り付けたものである。この表示装置では、平行に配置された2本の梁状部材には、2つで一組を成す連結金具が複数取り付けられている。この一組の連結金具それぞれには、横置きにした表示ユニットが縦に3つ並べた状態で取り付けられている。
特開2005−37805号公報
しかしながら、このような従来の技術でも、表示ユニットのサイズや使用される数、表示ユニットを横置きに配設するのか縦置きに配設するのかによって連結金具を設計しなければならないという問題点があった。
本発明は、このような従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、種々のサイズや数の表示ユニットを取り付けることができ、さらに、取り付ける表示ユニットを縦置きにするか横置きにするかに関わらず取り付けることができる表示装置を提供することを目的としている。
前述した目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]複数の表示ユニット(20)を連ねて配設した表示部(10)を有する表示装置(1)において、
前記表示ユニット(20)は、該表示ユニット(20)を連ねる方向に延びる複数本の固定フレームにのみ螺子止めによって固定されており、
前記固定フレームは、前記複数の表示ユニット(20)を縦置きに配設した場合に各表示ユニット(20)を螺子止めするための螺子穴と横置きに配設した場合に各表示ユニット(20)を螺子止めするための螺子穴との双方が穿設されていることを特徴とする表示装置(1)。
]前記複数の表示ユニット(20)を固定する前記固定フレームは、3本であることを特徴とする[]に記載の表示装置(1)。
]前記3本の固定フレームは、前記表示ユニット(20)の相対する側縁付近を固定する2本の側縁固定フレーム(31)と、該2本の側縁固定フレーム(31)の中間で前記表示ユニット(20)を固定する1本の中間固定フレーム(32)であることを特徴とする[]に記載の表示装置(1)。
]前記側縁固定フレーム(31)および前記中間固定フレーム(32)は、これら双方に穿設された螺子穴が穿設されている同一の固定フレームであることを特徴とする[]に記載の表示装置(1)。
]前記固定フレームは、所定数の前記表示ユニット(20)を取り付けるための全長を有し、
前記所定数の表示ユニット(20)よりも少ない数の表示ユニット(20)を取り付ける場合に前記固定フレームの全長の余った部分または前記表示ユニット(20)を縦置きにした場合と横置きにした場合とで生じる前記固定フレームの全長の余った部分を埋めるために取り付けるスペーサ板を有することを特徴とする[1]から[]のいずれか一つに記載の表示装置(1)。
前記本発明は次のように作用する。
項[1]の表示装置(1)は、表示部(10)を構成する複数の表示ユニット(20)が該表示ユニット(20)を連ねる方向に延びる複数本の固定フレームのみに固定されている。これにより、表示ユニット(20)を取り付けるための取付板等や固定フレームに直交する部材が不要になるので、部品の種類および部品点数を少なくすることができるとともに、固定フレームの間隔を表示ユニット(20)のサイズに合わせて変えることができるので、種々のサイズや数の表示ユニット(20)を取り付けることができる。また、表示ユニット(20)が縦置きの場合および横置きの場合の何れであっても、固定フレームの間隔を表示ユニット(20)に合わせるだけで、容易に表示ユニット(20)の固定をすることができきる。
示ユニット(20)は、螺子によって固定フレームに固定する。固定フレームには、複数の表示ユニット(20)を縦置きに配設した場合に各表示ユニット(20)を螺子止めするための螺子穴と横置きに配設した場合に各表示ユニット(20)を螺子止めするための螺子穴との双方が穿設されている。したがって、表示ユニット(20)が縦置きであっても横置きであってもそれぞれの場合に合った螺子穴を使用して表示ユニット(20)を固定フレームに螺子止めすることができる。
項[]の表示装置(1)では、複数の表示ユニット(20)を固定する固定フレームは、3本であるので、表示ユニット(20)をサイズにかかわらず、且つ縦置きおよび横置きの何れにかかわらず一列または二列に配設する場合に最少の固定フレームで表示ユニット(20)を固定することができる。
3本の固定フレームは、[]の表示装置(1)のように表示ユニット(20)の相対する側縁付近を固定する2本の側縁固定フレーム(31)と、この2本の側縁固定フレーム(31)の中間で表示ユニット(20)を固定する1本の中間固定フレーム(32)であるので、表示ユニット(20)を一列に配設する場合は、表示ユニット(20)の上下または左右の側縁付近をそれぞれ側縁固定フレーム(31)に固定し、各表示ユニット(20)の中央を中間固定フレーム(32)に固定すればよい。
また、表示ユニット(20)を二列に配設する場合は、二列に配設した表示ユニット(20)全体の上下または左右の側縁付近をそれぞれ側縁固定フレーム(31)に固定し、表示ユニット(20)が連なって延びる方向の中央部で、すなわち二列の表示ユニット(20)が合わさる部分で各列の側縁付近を中間固定フレーム(32)に固定すればよい。
また、項[]の表示装置(1)のように、側縁固定フレーム(31)および中間固定フレーム(32)を同一の固定フレームとすることにより、複数の異なる固定フレームは不要となる。これにより、部品の製作工数およびコストの低減を図ることができる。
さらに、項[]の表示装置(1)のように、固定フレームを所定数の表示ユニット(20)を取り付けるのに適した全長のものとしてあるので、所定数の表示ユニット(20)を取り付けた表示部(10)は最適な大きさとなる。また、同じ全長の固定フレームを使用して所定数の表示ユニット(20)よりも少ない数の表示ユニット(20)を取り付ける場合には、固定フレームを取り付けた状態で全長の余った部分を埋めるためのスペーサ板を固定フレームの両端部に取り付ければよい。また、同じ所定数の表示ユニット(20)を縦置きにした場合と横置きにした場合とでは連ねた表示ユニット(20)の全長に差が生じる。この場合にも固定フレームの全長の余った部分を埋めるために固定フレームの両端部にスペーサ板を取り付ければ良い。
本発明に係る表示装置によれば、表示部を構成する複数の表示ユニットを該表示ユニットの連なる方向に延びる複数本の固定フレームのみに固定するので、種々のサイズや数の表示ユニットを取り付けることができる。
さらに、固定フレームを一種類のものに共通化することができるので、部品の種類を少なくすることができ、設計工数や製作工数を減らすことができ、以って製造コストの低減を図ることができる。
本発明の一実施の形態に係る表示装置の主要部を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係る表示装置を正面側から示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係る表示装置を背面側から示す斜視図である。 表示ユニットを縦置きにして連ねた状態を示す斜視図である。 図4の表示ユニットを固定フレームに固定した状態を示す斜視図である。 図5の中間固定フレームとは異なる形状の中間固定フレームを使用したものを示す斜視図である。 表示装置の表示部カバーを示す斜視図である。 表示装置の電源部とコントローラーとを示す斜視図である。 表示装置の背面を示す斜視図である。
以下、図面に基づき本発明の好適な一実施の形態を説明する。
各図は本発明の一実施の形態を示している。
図1は、本実施の形態に係る表示装置の主要部である表示部を示す斜視図である。図2は、図1の表示部を内蔵した本実施の形態に係る表示装置を正面側から示す斜視図であり、図3は、図2の表示装置を背面側から示す斜視図である。図4は、表示ユニットを縦置きにして連ねた状態を示す斜視図である。図5は、図4の表示ユニットを固定フレームに固定した状態を示す斜視図である。図6は、形状の異なる中間固定フレームを使用した例を示す斜視図である。図7は、図1の表示部を背面から覆った表示部カバーを示す斜視図であり、図8は、表示ユニットを駆動するための電源部とコントローラーとを取り付けた状態を示す斜視図であり、図9は、図8の電源部とコントローラーとを覆う背面カバーを表示部カバーの背面に取り付けた状態を示す斜視図である。
図1に示したように、本実施の形態に係る表示装置1は、表示部10に複数の表示ユニット20を連ねて配設したものである。各表示ユニット20は、複数の発光素子としてLEDを有するものであり、LEDに代えて有機EL等を有するものでもよい。
表示部10は、図7から図9までに示したように表示部カバー100によって背面側から覆われている。さらに、図8に示したように、表示部カバー100の背面には、表示部10を駆動するための電源部40とコントローラー50とが取り付けられている。図9に示したように、これら電源部40とコントローラー50は背面カバー110によって覆われている。表示部カバー100および背面カバー110は金属製の磁性材料である鉄から作られたものである。
このようにして表示部10を有する表示装置1は、図2および図3に例示したように、車体取付用アダプタ120が装着されて鉄道車両に取り付けられる。鉄道車両に取り付けられた場合は、急行や各駅停車等の列車の種類を表示する表示装置や行き先を表示する表示装置として使用される。この場合、例えば各表示ユニット20は、縦192mm×横96mmの大きさのものであり、1つの表示ユニット20には2文字が表示される。したがって、横置きに配設したものの場合は横に2文字を表示することができ、縦置きに配設したものの場合は横方向は1文字で上下方向に2文字を表示することができる。
次に、表示部10について詳述する。
図4に示したように本実施の形態に係る表示装置1の表示部10は、表示ユニット20を縦置きに5つ連ねて配設するものである。表示ユニット20は、表側に多数のLEDが縦横マトリクス状に配列されている。図示された各表示ユニット20の裏面側には、配線203のコネクタ21が上部および下部に1つずつ設けられている。
また、下部のコネクタ21から中央寄りには電源供給用配線のための電源供給コネクタ22が1つ設けられている。各コネクタ21の4つの角の付近には、螺子穴が形成された取付ピン23が一つずつ取り付けられている。また、中央付近の左右の側縁にも取付ピン23が一つずつ取り付けられている。
図1および図5に示したように、表示ユニット20は、その上部および下部それぞれが固定フレーム31,31に固定されており、中央部が固定フレーム32に固定されている。これら固定フレーム31,31,32は、アルミ等の金属製である。
連なる表示ユニット20それぞれの上端の側縁に沿って延びる側縁固定フレーム31は、各表示ユニット20の上部に取り付けられた取付ピン23に螺子止めされている。同様に、各表示ユニット20の下端の側縁に沿って延びる側縁固定フレーム31は、各表示ユニット20の下部に取り付けられた取付ピン23に螺子止めされている。これら側縁固定フレーム31は横断面がL字状に形成されている。
表示部10の表示ユニット20の中央部には、中間固定フレーム32が表示ユニット20の連なる方向に延びている。中間固定フレーム32は、各表示ユニット20の中央付近に取り付けられた取付ピン23に螺子止めされている。中間固定フレーム32は、その長手方向に沿って中央に窪んだ電源供給配線経路32aが形成されている。また、中間固定フレーム32には、電源供給配線経路32a以外のフランジに切欠32bを有している。
電源供給配線経路32aは、各表示ユニット20に電源を供給するための電源供給線201を通す部分である。この電源供給線201は、ハーネス化されたものが電源供給配線経路32aに通されている。切欠32bには、電源供給線201から延びて各表示ユニット20の電源供給コネクタ22に接続されている電線202が結束された状態で通されている。
側縁固定フレーム31および中間固定フレーム32に穿設されている螺子穴は、表示ユニット20を縦置きにしたときに取付ピン23に螺子止めできる位置と表示ユニット20を横置きにしたときに取付ピン23に螺子止めできる位置の双方に穿設されている。なお、取付ピン23を取り付ける位置を縦置きおよび横置きで共通となるような位置にすることによって、側縁固定フレーム31および中間固定フレーム32に穿設する螺子穴も表示ユニット20を縦置きにする場合と横置きにする場合とで共通化することができる。
また、図6に示したように、中間固定フレーム32を中間固定フレーム33に代えることもできる。この中間固定フレーム33は、断面がコ字状の形状を有する点が中間固定フレーム32とは異なるが、中間固定フレーム32と同様の機能を奏する。また、側縁固定フレーム31に穿設されている螺子穴を穿設して加えておくことにより、側縁固定フレーム31に代えて側縁固定フレーム31として使用できることも中間固定フレーム32と同様である。さらに、中間固定フレーム32の切欠32bと同様の切欠を設けておいてもよい。
以上のように側縁固定フレーム31および中間固定フレーム32または中間固定フレーム33に固定された表示ユニット20は、隣同士がそれぞれコネクタ21に接続された配線203によって接続されている。このように構成された表示部10は、図7に示したように表示部カバー100が取り付けられている。表示部カバー100は、正面側が表示部10の表示ユニット20を露出するように開放されている。
図7から図9に示した表示部カバー100の裏面100a側には、電源部40とコントローラー50が設けられている。これらは、背面カバー110によって覆われ、保護されている。この背面カバー110に覆われる位置で電源部40とコントローラー50の中間位置には磁石101bを備えたマグネティックキャッチ101が固定されている。
このマグネティックキャッチ101は、表示部カバー100の裏面100aに固定されたL字形の磁石固定具101aと、該磁石固定具101aが表示部カバー100の裏面100aから立ち上がった起立部分に固定された板状の磁石101bとから成るものである。表示部カバー100の裏面100aからマグネティックキャッチ101の起立部分の先端部までの高さは、背面カバー110の奥行きと略同じである。
また、マグネティックキャッチ101は、表示部カバー100に背面カバー110を取り付けたときに、背面カバー110の側面内側に接する位置に在る。これにより、マグネティックキャッチ101は、磁力によって表示部カバー100と背面カバー110とを連結するとともに、背面カバー110を表示部カバー100に向かって押すような力が背面カバー110に働いたときに、マグネティックキャッチ101の先端が背面カバー110を受けるので、背面カバー110に覆われた電源部40やコントローラー50が背面カバー110から圧力を受けて破損することを防止することができる。
表示部カバー100には、その長手方向の両端付近に取手102が固設されている。このように構成された表示装置1は、例えば図2および図3に示した車体取付用アダプタ120に装着され、車体取付用アダプタ120ごと鉄道車両の所定の表示位置に取り付けられる。
次に本実施の形態に係る表示装置1の作用を説明する。
表示装置1の表示部10は、5つの表示ユニット20を縦置きに横に連ねるように構成される。5つの表示ユニット20は、2本の側縁固定フレーム31と1本の中間固定フレーム32に固定される。表示ユニット20と側縁固定フレーム31および中間固定フレーム32との固定は螺子によって行われる。
2本の側縁固定フレーム31のうち、一本は、連なる表示ユニット20それぞれの上部に取り付け、もう一本は、表示ユニット20それぞれの下部に取り付ける。表示ユニット20それぞれの上部および下部の角付近に取り付けられた取付ピン23には螺子穴が穿設されているので、その螺子穴と側縁固定フレーム31に穿設された螺子穴とを合わせて螺子止めすることにより、表示ユニット20は、所定の位置に固定される。
中間固定フレーム32は、連なる表示ユニット20それぞれの中央部に固定する。この固定は、表示ユニット20それぞれの中央部付近に取り付けられた取付ピン23に穿設された螺子穴に中間固定フレーム32に穿設された螺子穴を合わせて螺子止めする。
次に、中間固定フレーム32の電源供給配線経路32aに電源供給線201を通し、電源供給線201からの電線202を各表示ユニット20の電源供給コネクタ22に接続する。次に、隣り合う表示ユニット20の一方のコネクタ21ともう一方の表示ユニット20のコネクタ21とを配線203で接続する。このように、表示ユニット20は、板状に近く高さが僅かな側縁固定フレーム31および中間固定フレーム32によって固定されるので、5つの表示ユニット20を固定した表示部10の厚さは必要最小限に近い薄さになる。なお、以上の組み立てにおいて、中間固定フレーム32に代えて中間固定フレーム33を使用しても同様にして組み立てることができる。
このようにして組み立てられた表示部10は、次に表示部カバー100を取り付けられる。表示部カバー100の正面側の開放された部分から表示部10を表示部カバー100の内側に入れる。このとき、表示部10のLEDが表示部カバー100の正面側の開放部分から露出する向きに入れる。この状態が図7に示されている。図7には既にコントローラー50が取り付けられている状態が示されている。
図8に示すように、コントローラー50の隣に電源部40を取り付けてから、電源部40およびコントローラー50を覆う背面カバー110を表示部カバー100の裏面100a側に取り付ける。背面カバー110は螺子によって表示部カバー100に固定する。
このようにして完成した表示装置1は、図2および図3に示した車体取付用アダプタ120に取り付けて鉄道車両に取り付けられる。
なお、表示ユニット20が縦置き5つではなく縦置き4つである表示装置1の場合には、上記の側縁固定フレーム31および中間固定フレーム32あるいは中間固定フレーム33を使用すると、それらは表示ユニット20一つ分だけ長さが余ってしまう。
また、表示部カバー100もサイズが大きくなってしまう。このような場合には、表示ユニット20一つの幅の半分の幅を有する板状のスペーサ板で余分なスペースを埋めるようにすればよい。これにより、表示ユニット20を縦置き5枚にした場合と縦置き4枚にした場合とで、全ての部品を共通化することができる。このように本実施の形態によれば、設計工数や製作工数が異なることがないので、コストの低減と製作までの時間の短縮を図ることができる。
また、表示ユニット20を縦置きではなく横置きに連ねて配設した場合でも、その場合に合わせて側縁固定フレーム31および中間固定フレーム32または中間固定フレーム33には螺子穴が穿設してあるので、それらを使用することができる。この場合、側縁固定フレーム31および中間固定フレーム32または中間固定フレーム33の全長に余分が生じたときには上記のようにスペーサ板を使用して余分なスペースを埋めればよい。
このように、本実施の形態に係る表示装置1によれば、種々のサイズや数の表示ユニット20を取り付けることができ、さらに、取り付ける表示ユニット20を縦置きにするか横置きにするかに関わらず取り付けることができる。
前記実施の形態においては、表示ユニット20の上部および下部を固定する側縁固定フレーム31と表示ユニット20の中央を固定する中間固定フレーム32,33とを形状の異なるものとして説明したが、側縁固定フレーム31に中間固定フレーム32,33に穿設された螺子穴と同じ位置にも螺子穴を穿設しておくことにより、中間固定フレーム32,33に代えて、側縁固定フレーム31によって表示ユニット20の中央を固定することができる。
これにより、側縁固定フレーム31と中間固定フレーム32,33を共通化することができるので、部品の種類を減らすことができる。この場合、L字形の側縁固定フレーム31の折り曲げられて起こされている部分が下になるように固定することにより、電源供給線201を保持させることができる。
また、中間固定フレーム32,33に側縁固定フレーム31に穿設された螺子穴と同じ位置にも螺子穴を穿設しておくことによっても側縁固定フレーム31と中間固定フレーム32,33を共通化することができる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。例えば、表示装置は、鉄道車両の列車の種類表示や行き先表示のための表示に使用されるものに限られることなく、他に例えば、交通関連の表示装置等の屋外に設置しておく表示装置や、建造物に組み込んだ表示装置等、様々な表示装置にも適用することができる。
本発明は、LED等の発光体を用いた複数の表示ユニットを連ねて配設した表示部を有する表示装置であれば広く実施することができる。
1…表示装置
10…表示部
20…表示ユニット
21…コネクタ
22…電源供給コネクタ
23…取付ピン
31…側縁固定フレーム
32…中間固定フレーム
32a…電源供給配線経路
32b…切欠
33…中間固定フレーム
40…電源部
50…コントローラー
100…表示部カバー
100a…裏面
101…マグネティックキャッチ
101a…磁石固定具
101b…磁石
102…取手
110…背面カバー
120…車体取付用アダプタ
201…電源供給線
202…電線
203…配線

Claims (5)

  1. 複数の表示ユニットを連ねて配設した表示部を有する表示装置において、
    前記表示ユニットは、該表示ユニットを連ねる方向に延びる複数本の固定フレームにのみ螺子止めによって固定されており、
    前記固定フレームは、前記複数の表示ユニットを縦置きに配設した場合に各表示ユニットを螺子止めするための螺子穴と横置きに配設した場合に各表示ユニットを螺子止めするための螺子穴との双方が穿設されていることを特徴とする表示装置。
  2. 前記複数の表示ユニットを固定する前記固定フレームは、3本であることを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  3. 前記3本の固定フレームは、前記表示ユニットの相対する側縁付近を固定する2本の側縁固定フレームと、該2本の側縁固定フレームの中間で前記表示ユニットを固定する1本の中間固定フレームであることを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  4. 前記側縁固定フレームおよび前記中間固定フレームは、これら双方に穿設された螺子穴が穿設されている同一の固定フレームであることを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  5. 前記固定フレームは、所定数の前記表示ユニットを取り付けるための全長を有し、
    前記所定数の表示ユニットよりも少ない数の表示ユニットを取り付ける場合に前記固定フレームの全長の余った部分または前記表示ユニットを縦置きにした場合と横置きにした場合とで生じる前記固定フレームの全長の余った部分を埋めるために取り付けるスペーサ板を有することを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の表示装置。
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