JPH10198286A - 組立式多画面表示装置 - Google Patents

組立式多画面表示装置

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JPH10198286A
JPH10198286A JP8358791A JP35879196A JPH10198286A JP H10198286 A JPH10198286 A JP H10198286A JP 8358791 A JP8358791 A JP 8358791A JP 35879196 A JP35879196 A JP 35879196A JP H10198286 A JPH10198286 A JP H10198286A
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JP
Japan
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plate
display
mounting
holder
mounting plate
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JP8358791A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Goto
信行 後藤
Yuji Kato
雄二 加藤
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TAIMU WORLD KK
Original Assignee
TAIMU WORLD KK
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Publication date
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  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 分解・組立を手軽に行うことができてその移
動も容易であり、しかも安価に構成できる組立式多画面
表示装置を提供する。 【解決手段】 組立式多画面表示装置1は、各々液晶デ
ィスプレイ3と、その液晶ディスプレイ3の表示画面の
少なくとも一部が視認可能な状態で、該液晶ディスプレ
イ3を保持する板状ホルダ15とを備えたディスプレイ
ユニット4が複数個用意され、それらが個々の表示画面
が外部から視認できるように、取付ベース部2に対して
個別結合手段18,24により着脱可能に取り付けられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の液晶ディス
プレイを用いた組立式多画面表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車、家電、ゲームソフト等
の企業のショールームやイベントホールには、例えば商
品紹介やその他の情報提供のために、複数のCRTを壁
面に埋め込んだ多画面表示装置が使用されている。ま
た、近年では、100以上ものチャンネルを有するデジ
タル多チャンネルテレビ放送も実用化されており、その
番組紹介のために上述のような多画面表示装置が使用さ
れることも多くなってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、顧客獲得の
ために不特定多数の消費者をターゲットとした情報提供
を行う場合には、情報提供装置の機動性が重要なポイン
トとなる。しかしながら、上述のような従来の多画面表
示装置は、大型のCRTを壁面に埋め込んで構成されて
いるために、多くの場合は移動が不可能か、移動できて
もその搬送には多大な労力と時間を要するため機動性に
は全く欠ける欠点がある。また、CRTは発熱が大きい
ため一ケ所に設置できる台数をそれほど多くできず、例
えばデジタル多チャンネル放送のPR等に用いるには、
必要な画面数を確保できない問題がある。また、CRT
は単価が高く消費電力も大きいため、設備コスト及びそ
のランニングコストも膨大となる。
【0004】本発明の課題は、分解・組立を手軽に行う
ことができてその移動も容易であり、しかも安価に構成
できる組立式多画面表示装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上述の課
題を解決するために、本発明の組立式多画面表示装置
は、各々液晶ディスプレイと、その液晶ディスプレイの
表示画面の少なくとも一部が視認可能な状態で、該液晶
ディスプレイを保持するディスプレイ保持体とを備えた
複数のディスプレイユニットと、それらディスプレイユ
ニットが、個々の表示画面が外部から視認できるように
着脱可能に取り付けられる取付ベース部と、各ディスプ
レイユニットに対応して設けられ、それらディスプレイ
ユニットを、パネル保持部において各々個別に取付ベー
ス部に対し着脱可能に結合する個別結合手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0006】上述の構成によれば、各液晶ディスプレイ
がディスプレイ保持体とともにディスプレイユニットを
構成し、これが取付ベース部に対し個別結合手段により
着脱可能に結合することで多画面表示を可能としたか
ら、組立・分解が極めて容易である。また液晶ディスプ
レイはCRTに比べて軽量かつ小型であるため、分解状
態ではもちろん、組立状態でもその移動を容易に行うこ
とができ、ディスプレイ配置の変更等も容易に行うこと
ができる。また、液晶ディスプレイは安価であり、ディ
スプレイユニットの数が極めて多い装置も比較的安価に
構成できる。さらに、消費電力も小さいのでランニング
コストも少なくてすむ。
【0007】次に、取付ベース部に対しては1ないし複
数の配列平面を設定することができ、複数のディスプレ
イユニットは、その表示画面が上記配列平面に沿って配
列した状態で取付ベース部に対し取り付けることができ
る。同一平面上にディスプレイユニットを配列すること
で、複数のディスプレイ画面をより見やすくすることが
できる。この場合、複数のディスプレイユニットは、上
記配列平面上でその表示画面が縦横所定の個数のマトリ
ックス状に配列するように、取付ベース部に対して取り
付けることができる。こうすれば、多数のディスプレイ
画面を見やすく整然と配列することができる。そして、
複数のディスプレイユニットの少なくとも一部のもの
を、配列平面の少なくとも一部を隙間なく埋めつくすよ
うに密接配置すれば、少ないスペースに多数のディスプ
レイユニットを効率よく配置することができ、ひいては
装置全体をよりコンパクトに構成できる。
【0008】ディスプレイ保持体は、前記液晶ディスプ
レイの表示画面を直接露出させるか又は透明部材を介し
て前記表示画面を透視可能とする窓部を有するととも
に、板面が配列平面に沿う板状ホルダとすることができ
る。この場合、液晶ディスプレイは、ケースに収容され
て板状ホルダの裏面側に該ケースとともに一体的に取り
付けられるものとすることができる。この場合、板状ホ
ルダは、ケースの側縁から側方に張り出した張出部を有
するものとされ、個別結合手段は、その張出部と、取付
ベース部側の被結合部との間にまたがるように設けるこ
とができる。この構成によれば、板状ホルダを張出部に
おいて取付ベース部に対し容易に取り付けることができ
る。
【0009】次に、液晶ディスプレイは、すべてのもの
を同じ大きさを有するものとすることができる。また、
これに対応してディスプレイ保持体も同一形状及び大き
さを有するものとして構成することができ、例えば長方
形状の平面形状を有するものとして構成できる。一方、
液晶ディスプレイ及び/又はディスプレイ保持体は、異
なる大きさのものを混在させた状態で取付ベース部に対
して取り付けるようにしてもよい。
【0010】例えば、ディスプレイ保持体として板状ホ
ルダを用いる場合、縦横の寸法が所定の値の長方形状に
形成された標準サイズの液晶ディスプレイを保持するた
めの標準型ホルダと、縦横所定の枚数ずつ密接配列した
複数枚の標準型ホルダに対応する大きさを有し、かつ標
準サイズの液晶ディスプレイよりも大型の液晶ディスプ
レイを保持するための1ないし複数種類の大型ホルダと
を用意するとともに、上記縦横所定の枚数ずつ密接配列
した複数枚の標準型ホルダに対し、大型ホルダ1枚が対
応するように、それら板状ホルダを取付ベース部に対し
て取り付ける構成とすることができる。こうすれば、複
数種類のサイズの異なるディスプレイユニットを、無駄
なスペースを生ずることなく効率的に配列することがで
き、また、適宜大型ディスプレイを併用することで、映
像情報の強調を図ることができる。
【0011】取付ベース部は、被結合部として、板面が
配列平面に沿うように、かつ板状ホルダの縦方向寸法又
は横方向寸法に対応する間隔を隔てて、横方向又は縦方
向に互いにほぼ平行に配置された横長の取付プレートの
対を1又は複数組含んで構成することができる。この場
合、ディスプレイユニットの板状ホルダは、上記取付プ
レートの間においてケースを後方に突出させた状態で、
該取付プレートの配列方向における両側の縁部がそれぞ
れ対応する取付プレートに重ね合わされるように構成で
き、個別結合手段は、板状ホルダと取付プレートとをそ
の重なり部において互いに着脱可能に結合するものとす
ることができる。これにより、対をなす取付プレートの
間にケースを差し込んで、その状態で取付プレートと板
状ホルダの縁部とを個別結合手段により結合すればよい
から、ディスプレイユニットの組付作業がより簡単にな
る。この場合、個別結合手段としては例えばボルトナッ
ト、あるいはベース部側のねじ孔に螺合するねじ等のね
じ締結手段を用いることができる。
【0012】上記構成において、大型ホルダと標準ホル
ダとを混在させて取り付ける場合には、例えば次のよう
にすればよい。まず、取付プレートの対は、その間隔が
上記標準ホルダの寸法を基準として設定されたものを複
数組配列するようにし、それら複数組の取付プレートの
対を、標準ホルダを該配列方向に密接配置させる間隔で
配列する。そして、取付プレートの両端に対応して、該
取付プレートの長手方向とほぼ直交する向きにぞれぞれ
支持フレームを配置し、各取付プレートをそれら支持フ
レームに対して着脱可能に取り付ける。そして、大型ホ
ルダを取り付ける際には、該大型ホルダの中間を横切る
位置に配置された取付プレートを取り外し、その取り外
された取付プレートの両側に位置する取付プレートに対
して、該大型ホルダの対応する縁部を取り付けるととも
に、該大型ホルダ取付けのために取付プレートが取り外
された場合には、該取り外された取付プレートに対応す
る位置において互いに隣接する標準ホルダの縁部同士
を、補助結合部材により互いに着脱可能に結合する。な
お、補助結合部材は、例えば板状ホルダの裏面側に配置
することができる。
【0013】次に、個別結合手段は次のように構成でき
る。すなわち、取付プレートに対する重なり部において
板状ホルダの上縁部及び下縁部に、それぞれその裏面側
から後方に突出するようにこれと一体的に雌ねじ部を設
け、取付プレートには、その厚さ方向に上記雌ねじ部の
挿通を許容するための貫通部を形成する。そして、雌ね
じ部を貫通部に挿通して板状ホルダを取付プレートに重
ね合わせるとともに、その状態で取付プレートから突出
する雌ねじ部に対してナット部材を締め込むことによ
り、それら板状ホルダと取付プレートとを互いに締結す
る。
【0014】こうすれば、雌ねじ部材を貫通孔に挿入す
ることで、板状ホルダの取付プレートに対する位置決め
を簡単かつ正確に行うことができ、しかもその雌ねじ部
に対しナット部材を締め込むことで、締結作業を極めて
簡単にことができる。この場合、ナット部材を蝶ねじ部
材とすれば、その雌ねじ部材への着脱を手で行うことも
可能となり、ディスプレイユニットの取付ベース部への
着脱作業を一層簡単かつ迅速に行うことができる。
【0015】次に、取付ベース部は、所定の取付面を有
するとともに、その取付面上に複数のベース部側係合部
が分散形成されたものとして構成できる。この場合、デ
ィスプレイユニット側には、複数の取付ベース部側係合
部に対し選択的に係合するユニット側係合部が形成さ
れ、ディスプレイユニットは、取付ベース部に対して所
望の位置に位置決めされた状態で、上記ユニット側係合
部が、複数のベース部側係合部のうち対応する位置のも
のに係合することにより取付ベース部に対して結合され
る。こうすれば、ディスプレイユニットの取付プレート
に対する取付位置の変更及び調整を自由に行うことがで
き、寸法の異なるディスプレイユニットを混在させる場
合も、そのレイアウトの設定ないし変更を自由に行うこ
とができる。
【0016】具体的には、取付ベース部は、上記被結合
部としての取付プレートを備えたものとして構成でき、
該取付プレートには縦横マトリックス状に配列した多数
のベース部側係合部としてのねじ挿通孔が厚さ方向に貫
通して形成される。また、ディスプレイユニットの板状
ホルダの裏面側には、ケースの後端よりも所定長だけさ
らに後方側に突出するユニット側係合部としての雌ねじ
部を、該板状ホルダの裏面側板面縁部の複数位置に一体
的に形成することができ、それら雌ねじ部を取付プレー
トのねじ挿通孔に対し選択的に挿通してその裏面側に突
出させるとともに、該突出した雌ねじ部に対しナット部
材を締め込むことにより、該ディスプレイユニットを取
付ベース部に対して結合する構成とすることができる。
【0017】上記構成においては、雌ねじ部材をねじ挿
通孔に挿入することで、板状ホルダの取付プレートに対
する位置決めを簡単かつ正確に行うことができ、しかも
その雌ねじ部に対しナット部材を締め込むことで、締結
作業を極めて簡単にことができる。なお、上記取付プレ
ートに、縦横マトリックス状に配列した多数のベース部
側係合部としての雌ねじ孔を設け、ディスプレイユニッ
トを貫通するねじ部材をこれにねじ込んで結合するよう
にしてもよい。
【0018】次に、取付ベースに取り付けられる複数の
ディスプレイユニットの少なくとも一部のものに一対一
に対応して、それぞれ対応するディスプレイユニットの
液晶ディスプレイにビデオ再生映像を表示する複数のビ
デオディスク再生装置を設けることができる。これによ
り、各液晶ディスプレイに、高品質の画像を自由に表示
させることができ、また、映像メディアとして汎用のビ
デオディスクを使用できることから、再生装置及びディ
スクの価格も安く、操作も簡単である。一方、ビデオデ
ィスク再生装置に代えて、無線又は有線のテレビ放送を
受信するチューナを設け、液晶ディスプレイにテレビ放
送映像を表示させるようにしてもよい。
【0019】次に、取付ベース部は、設置面からほぼ垂
直に立ち上がる偏平形状(例えば、板状あるいは間仕切
壁状)に形成することができ、その前面側及び背面側の
少なくとも一方に上記配列平面を設定することができ
る。液晶ディスプレイは厚さ(奥行き)がCRT等と比
較して小さいので、該構成のように取付ベース部を構成
すれば薄型で軽量の多画面表示装置が実現できる。この
場合、複数のディスプレイユニットを配列平面の上部側
に配列し、ビデオディスク再生装置(あるいはチューナ
回路)は該配列平面の下部側に対応する位置において、
取付けベース部の内側に収容することができる。こうす
れば、再生装置あるいはチューナ部分を含めて本発明の
装置を薄型かつコンパクトなものとして構成でき、ま
た、液晶ディスプレイの配置位置が高くなって、その表
示画面を見やすくできる。
【0020】なお、配列平面に沿って配列した複数のデ
ィスプレイユニットを、各々の液晶ディスプレイの表示
画面を視認可能な状態で覆う保護板を、取付けベース部
に対して着脱可能に取り付けることができる。これによ
り、取り付けたディスプレイユニットを保護できるばか
りでなく、該保護板に各種デザインを施すことにより、
装置全体の見栄えを向上させる効果も合わせて達成され
る。なお、保護板のさらに上側に、化粧シートを着脱可
能に貼着するように構成してもよく、これにより装置外
観のデザイン変更を容易に行うことができる。
【0021】また、上記本発明の多画面表示装置には、
その底面側に、該装置の移動を補助するキャスターを設
けることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に示すいくつかの実施例を参照して説明する。図1は、
本発明の一実施例たる組立式多画面表示装置(以下、単
に表示装置という)1の、組立完了状態における外観を
示すものである。すなわち、該表示装置1は、設置面G
からほぼ垂直に立ち上がる仕切壁状に構成されており、
その骨格を構成する取付ベース部2に対し、それぞれ液
晶ディスプレイ3を備えた複数のディスプレイユニット
4が、その表示画面が取付ベース部2の前面(配列平
面)に沿うように、縦横に配列した状態で取り付けられ
ている。
【0023】図2及び図3に示すように、取り付けベー
ス部2は、それぞれ設置面Gからほぼ垂直に立ち上がる
とともに、水平方向において所定の間隔で対向配置され
た2本の支持フレーム5,5を有する。複数のディスプ
レイユニット4は、それら支持フレーム5,5の間に例
えば縦横所定数ずつのマトリックス状に配列・保持され
るとともに、図2に示すように、その前面側はアクリル
樹脂板やガラス等の透明材料で構成された保護板6によ
り覆われている。該保護板6は、例えば図8に示すよう
に、左右両側の縁部においてこれを厚さ方向に貫通する
複数のねじ部材6bを、それぞれフレーム5,5に形成
されたねじ孔5a対してねじ込むことにより固定され
る。また、該保護板6の上面には、紙あるいは樹脂シー
ト等で構成されて表面に色彩あるいは模様等のデザイン
が施され、かつ各ディスプレイユニット4の表示画面に
対応する領域が窓状に除去された化粧シート7が着脱可
能に貼着されている。なお、図2に示すように、保護板
6を不透明の材料で構成し、これに各ディスプレイユニ
ット4の表示画面に対応する窓部6aを形成してもよ
い。この場合は、化粧シート7は省略することもでき
る。
【0024】図4(a)に示すように、支持フレーム
5,5は、それぞれ縦長の板部材の幅方向両側の縁部を
折り起こすことにより、その対向側に開く略コの字断面
を有する部材として構成され、その両外側の縁部には、
浅い帯状の凹段部5bがその長手方向(縦方向)に沿っ
て形成されている。そして、支持フレーム5の前面側に
形成された凹段部5bには、その長手方向に沿って所定
の間隔で複数のねじ挿通孔5cが孔設されている。一
方、各支持フレーム5の下端には、それらの対向方向と
交差する向きに延びる帯状の脚板8が取り付けられてい
る。脚板8は、その側縁中間に形成された張出部分を上
方に折り起こして形成された取付部8aを支持フレーム
5,5の各側面部に重ね合わせ、両者を貫通するボルト
ナット9により互いに締結されている。さらに、各脚板
8の下面側には、自身の下面両端部にキャスター10,
10がそれぞれ取り付けられたキャスタープレート11
が、ボルトナット11aを用いて着脱可能に結合されて
いる。
【0025】図5は、ディスプレイユニット4の構成例
を示している。ディスプレイユニット4は、液晶ディス
プレイ3と、その液晶ディスプレイ3の表示画面に対応
する位置に窓部16(透明板で覆われていてもよい)が
形成されたディスプレイ保持部としての板状ホルダ15
とを有する。液晶ディスプレイ3は、図示しないバック
ライトや回路基板とともにケース17に収容され、上記
板状ホルダ15の裏面側に該ケース17がねじ17a等
により一体的に取り付けられている。また、ケース17
の背面側には、映像信号の入力端子19が設けられてい
る。一方、板状ホルダ15は、各々同一寸法の長方形状
に形成され、その平面視における寸法がケース17より
も大きく形成されており、また、その周囲部分がケース
17の側縁から側方に張り出して張出部15aを形成す
るとともに、その張出部15aの裏面側の各コーナー部
には、雌ねじ部18が溶接等により、後方に突出する形
態で該張出部15aと一体的に取り付けられている。
【0026】次に、図6に示すように、対向配置された
2つの支持フレーム5,5の前面側には、ディスプレイ
ユニット4の板状ホルダ15の縦方向寸法に対応する間
隔を隔てて、横方向に互いにほぼ平行に配置された横長
の取付プレート20の対Pが複数組、両者にまたがるよ
うに着脱可能に取り付けられている。これら、複数組の
取付プレート20の対Pは、図に示すようにその配列方
向において板状ホルダ15を密接配置させる間隔で固定
されている。図7に示すように、各取り付けプレート2
0は、その幅方向中央において長手方向に沿うように長
穴状の貫通孔21が形成されるとともに、その裏面側両
端部には雌ねじ部22,22が後方に突出する形態で溶
接等により一体的に設けられている。
【0027】そして、図6及び図8に示すように取付プ
レート20は、それら雌ねじ部22を対応する支持フレ
ーム5のねじ挿通孔5cのいずれかのものに挿通して、
その該支持フレーム5の内側に突出した部分にナット部
材としての蝶ねじ23をねじ込むことにより固定され
る。なお、取付プレート20の支持フレーム5に対する
取り付け高さは、雌ねじ部22を挿通すべきねじ挿通孔
5cを変更することで、その配列間隔を単位として段階
的に変更可能である。また、板状ホルダ15の高さに応
じて、取付プレート20の対の配置間隔は、同じくねじ
挿通孔5cの配列間隔を単位として段階的に変更可能で
ある。
【0028】そして、図6及び図8に示すように、ディ
スプレイユニット4の板状ホルダ15は、対をなす取付
プレート20の間においてケース17を後方に突出させ
た状態で、それぞれ上下の縁部(張出部)15aが対応
する取付プレート20に重ね合わされる。このとき、板
状ホルダ15の各雌ねじ部18は、対応する取付プレー
ト20の貫通孔21に挿通される。そして、その雌ねじ
部18の板状ホルダ15の裏面側に突出した部分にナッ
ト部材としての蝶ねじ24をねじ込むことで、ディスプ
レイユニット4は取付プレート20に対して着脱可能に
結合されることとなる。なお、雌ねじ部18の貫通孔2
1内での位置を変更することにより、ディスプレイユニ
ット4の取付プレート20の長手方向における取付位置
は自由に変更することができる。一方、各ディスプレイ
ユニット4の取付プレート20に対する取り付け位置が
ほぼ固定となっている場合には、長孔形態の貫通孔21
に代えて、各々のディスプレイユニット4の雌ねじ部1
8に対応する個別のねじ挿通孔を形成するようにしても
よい。
【0029】そして、同一の取付プレート20の対Pに
対して、その長手方向(横方向)に沿って、他のディス
プレイユニット4を同様にして次々に取り付け、上下の
各取付プレート20の対Pに対して同様にディスプレイ
ユニット4を取り付ければ、図9に示すように、取付ベ
ース部2の前面側上部を、縦横マトリックス状に配列し
た複数のディスプレイユニット4により隙間なく埋め尽
くすことができる。なお、上下隣接するディスプレイユ
ニット4において、上側のものの板状ホルダ15の下縁
に対応する取付プレート20と、同じく下側のものの板
状ホルダ15の上縁に対応する取付プレート20とを互
いに一体に構成することも可能である。
【0030】次に、ディスプレイユニット4は、図9に
示すようにすべてのものを同じ大きさ形成してもよい
が、図3に示すように、異なる大きさのものを混在させ
た状態で取付ベース部2に取付けることもできる。具体
的には、図9に示すサイズのディスプレイユニット4の
板状ホルダ15を、標準サイズ(例えば4〜7インチ)
の液晶ディスプレイ3を保持するための標準型ホルダ1
5Sとする一方、図3に示すように、縦横所定枚数ず
つ、例えば2枚ずつ密接配列した4枚の標準型ホルダ1
5Sに対応する大きさを有し、標準サイズの液晶ディス
プレイ3よりも大型(例えば8〜14インチ)の液晶デ
ィスプレイ3Lを保持するための大型ホルダ15Lとの
2種類を混在させて取り付けることができる。
【0031】上述のように、大型ホルダ15Lと標準ホ
ルダ15Sとを混在させて取り付ける場合には、例えば
次のようにする。まず、取付プレート20の対Pは、基
本的には図9に示すように、その間隔が上記標準ホルダ
の寸法を基準として設定されたものを複数組配列するよ
うする。そして、大型ホルダ15Lを取り付ける際に
は、図10に示すように、該大型ホルダ15Lの中間を
横切る位置に配置された取付プレート20bを取り外
し、その取り外された取付プレート20bの両側に位置
する取付プレート20aに対して、該大型ホルダ15L
の対応する縁部15Laを取り付けるとともに、上記取
り外された取付プレート20bに対応する位置において
上下に互いに隣接する標準ホルダ15Sの縁部同士を、
補助結合部材25,26により互いに着脱可能に結合す
る。
【0032】本実施例では、補助結合部材25,26は
図11に示す2種類が使用される。まず、補助結合部材
25は、図11(a)に示すように角板状に構成され
て、その4つのコーナー部にそれぞれねじ挿通孔25a
が形成されている。一方、同図(b)に示す補助結合部
材26は、一辺方向に互いに隣接する2つのコーナー部
にはねじ挿通孔26a,26aが、また残りの2つのコ
ーナー部には雌ねじ部26b,26bが溶接等により一
体的に形成されている。
【0033】例えば図12に示すように、4枚の標準型
ホルダ15Sが一点の周りに集まって配列している部分
には、補助結合部材25を、それら4枚の標準型ホルダ
15Sに対し裏面側から各コーナー部にまたがるよう
に、またそれらの雌ねじ部18を対応するねじ挿通孔1
5aに挿通しながら重ね合わせる。そして、その状態
で、それら雌ねじ部18に対しそれぞれナット部材とし
ての蝶ねじ27を螺着することにより、上記4枚の標準
型ホルダ15Sが補助結合部材25により互いに締結さ
れることとなる。また、図10に示すように、大型ホル
ダ15Lと、これに横方向に隣接する上下2枚の標準型
ホルダ15Sとも、同様の補助結合部材25を用いて締
結される。この場合、大型ホルダ15Sの縦方向の辺に
沿う縁部の中間位置には、縦方向に隣接する雌ねじ部2
8,28が形成され、各々補助結合部材25のねじ挿通
孔25aに対して挿通される。
【0034】一方、標準型ホルダ15Sあるいは大型ホ
ルダ15Lが支持フレーム5に隣接する部分に対して
は、図11(b)に示す補助結合部材26が使用され
る。その使用方法は以下の通りである。すなわち、補助
結合部材26の2つの雌ねじ部26bを支持フレーム5
のねじ挿通孔5cに対し表側から挿通し、雌ねじ部26
bの、支持フレーム5の内側に突出した部分には蝶ねじ
27を螺着して、まず補助結合部材26を支持フレーム
5に対して締結する。そして、その補助結合部材26の
ねじ挿通孔26a(図11)に対し、上下の標準型ホル
ダ15Sの雌ねじ部18あるいは、大型ホルダ15Lの
中間の雌ねじ部28を挿通し、裏面側から蝶ねじ27
(図12と同様)をねじ込むことにより、該ホルダ15
Sないし15Lが補助結合部材26に対して締結され
る。これにより、補助結合部材26はホルダ15Sない
し15Lの縁部と、支持フレーム5との間に位置するこ
ととなる。このようにして各ディスプレイユニット4の
組付けが終了すると、取付ベース部2の裏面側は図13
に示すようになものとなる。
【0035】次に、図13に示すように、取付ベース部
2の上部側に配列したディスプレイユニット4の下側の
空間には、それぞれ対応するディスプレイユニット4の
液晶ディスプレイ3にビデオ再生映像を表示する複数の
ビデオディスク再生装置30が収納されている。個々の
ビデオディスク再生装置30は、図14に示すように偏
平箱状の形態を有し、その一方の面側にビデオディスク
(例えばビデオCD)Dを装着するディスク装着部32
と、該ディスク装着部を開閉可能に塞ぐ扉31と、再生
・停止等の操作を行うための操作ボタン33等を備えて
構成されている。このようなビデオディスク再生装置3
0が、その厚さ方向が取付ベース部2の奥行方向と一致
し、扉31及び操作ボタン33の配置側が取付ベース部
2の裏面側となり、かつ扉31が上側で開く配置形態
で、例えば図示しないラック等により縦横所定の個数ず
つのマトリックス状に配列されている。
【0036】そして、図15(a)に示すように、ディ
スプレイユニット4の入力端子19と、対応するビデオ
ディスク再生装置30の映像出力端子34とが接続ケー
ブル40により接続される。なお、ディスプレイユニッ
ト4の特定のもの、例えば大型ディスプレイを備えたデ
ィスプレイユニットについては、対応するビデオディス
ク再生装置30の音声出力端子35にアンプ41及びス
ピーカ42を接続し、該映像に対応する音声をスピーカ
42から出力させて、映像情報をより強調するようにし
てもよい。一方、同図(b)に示すように、ディスプレ
イユニット4の特定のものに、テレビ放送(有線ないし
無線)のチューナ43を接続して、該ディスプレイユニ
ット4においてテレビ放送の映像を表示させるようにし
てもよい。この場合、ディスプレイユニット4の入力端
子19と、上記チューナ43の映像出力端子44とが接
続ケーブル40により接続される。この場合も同様に、
チューナ43の音声出力端子45にアンプ41及びスピ
ーカ42を接続し、テレビ放送音声をスピーカ42から
出力するように構成することができる。
【0037】また、図16に示すように各ディスプレイ
ユニット4には、対応するビデオディスク再生装置30
ないしチューナ43からの音声出力用の小型アンプ46
を組み込んでおき、ディスプレイユニット4の前面側
に、該小型アンプ46からのイヤホン出力端子47を設
けるようにしてもよい。このイヤホン出力端子47にイ
ヤホン48の接続ジャック49をつなげば、上記ビデオ
ディスク再生装置30ないしチューナ43により液晶デ
ィスプレイ3に表示される映像に対応する音声を、該イ
ヤホン48により聴取することができる。
【0038】以下、表示装置1の使用方法について説明
する。まず、表示装置1の組立方法であるが、図3を参
照して説明すれば、両支持フレーム5に脚板8を取り付
け、次いで各脚板8にキャスタープレート11を取り付
ける(なお、図4(b)に示すようにキャスタープレー
ト11を省略し、脚板8を設置面Gに直接置くようにし
てもよい)。次いで、図6に示すように、支持フレーム
5に対して必要な数の取付プレート20を、大小のディ
スプレイユニット4のレイアウトを考慮して所定の位置
に蝶ねじ23を用いて固定する。なお、図10に示すよ
うに、大型ホルダ15Lが配置されるラインには、取付
プレート20を取り付けず、代わって支持フレーム5の
対応する位置に補助結合部材26を取り付けておく。そ
して、上記取付プレート20及び補助結合部材26に対
し、複数のディスプレイユニット4を適宜配列しつつ各
々蝶ねじ24(図8)を用いて固定し、必要に応じて図
10〜図12に示すように、補助結合部材25を取り付
ける。
【0039】次いで、それら取り付けられたディスプレ
イユニット4の下側に図示しないラックを組み付け、さ
らにこれに複数のビデオディスク再生装置30を図13
に示すような配列で取り付ける。そして、図15に示す
ように、各ディスプレイユニット4の入力端子と対応す
るビデオディスク再生装置30の映像出力端子34と
を、それぞれ接続ケーブル40に接続する。そして、図
2に示すように、取付ベース部2の前面側に化粧シート
7を貼着した保護板6を取り付け、さらに図8に示すよ
うに、必要に応じて支持フレーム5,5の裏面側に遮蔽
板60を取り付ける。なお、遮蔽板60は、例えば該遮
蔽板60を貫通するねじ部材61を、支持フレーム5,
5に形成されたねじ孔5dにねじ込むことにより取り付
けることができる。また、ディスプレイユニット4及び
ビデオディスク再生装置30に電力を供給する図示しな
い電源ケーブルを電源に接続する。そして、各ビデオデ
ィスク再生装置30(図14)にビデオディスクDを挿
入して操作部33を操作すれば、対応するディスプレイ
ユニット4に、それぞれその再生映像が出力される。
【0040】以下、本発明の組立式多画面表示装置の他
の実施例について説明する(なお、以下の実施例につい
ては、上述の実施例との共通部分も多いので、主にその
相違点についてのみ説明し、共通部には同一の符号を付
与して他の説明は省略する)。まず、図17に示す例に
おいては、取付ベース部2が、多数のねじ挿通孔50c
を備えた取付プレート50を有している例を示すもので
ある。取付プレート50は、その左右両側の縁部におい
てそれぞれ対応する支持フレーム5の上部に裏面側から
固定されている(その前面側が取付面となる)。図18
に示すように、取付プレート50にはそのほぼ全面に、
上記ねじ挿通孔50cが縦横所定の間隔でマトリックス
状に配列した形で形成されている。また、その両側の縁
部には、支持フレーム5への固定用の複数のねじ挿通孔
5aが所定の間隔で形成されている。そして、各支持フ
レーム5には、図20に示すように、裏面側においてそ
の長手方向に沿うように凹段部5eが形成されており、
該凹段部5e内に取付プレート50の対応する縁部がは
め込まれ、さらにねじ挿通孔50aに挿通されたねじ部
材61を、上記凹段部5eに形成されたねじ孔5fにね
じ込むことにより取り付けられている。
【0041】図19に示すように、ディスプレイユニッ
ト4は、実施例1のものとほぼ同様に構成されている
が、雌ねじ部18は、ケース17の後端面よりも所定長
だけさらに後方側に突出するものとされている。そし
て、図20に示すように、ディスプレイユニット4を取
付プレート50の所定位置に位置決めし、雌ねじ部18
を取付プレート50のねじ挿通孔50cのうち対応する
位置のものに選択的に挿通するとともに、裏面側にその
先端部を突出させる。また、ケース17は、その後端面
を取付プレート50に当接させる。そして、その状態で
突出した雌ねじ部18に対し蝶ねじ24を締め込むこと
により、ディスプレイユニット4は、そのケース17が
取付プレート50側に押し付けられた状態で結合され
る。図21は、その組立が完了した状態を示している。
なお、ディスプレイユニット4の入力端子19は、取付
プレート50との干渉を避けるため、ケース17の側面
に設けられている。この場合、図15に示す接続ケーブ
ル40を入力端子19に予め接続した状態で各ディスプ
レイユニット4の組み付けを行って、ケーブル40をデ
ィスプレイユニット4間の隙間において下方へ垂らすよ
うにしておき、組み付け終了後にビデオディスク再生装
置40あるいはチューナ43と該ケーブル40との接続
を行えばよい。
【0042】このように構成すれば、例えば図17に示
すように、大小のディスプレイユニット4を、前述のよ
うな補助結合部材25,26(図12等)を用いること
なく、自由なレイアウトで取り付けることができる。す
なわち、図22は、標準型ディスプレイを用いたユニッ
トの板状ホルダ(標準型ホルダ)15Sと、大型ディス
プレイを用いたユニットの板状ホルダ(大型ホルダ)1
5Lとの、配置対応関係の一例を模式的に示したもので
あり、標準型ホルダ15Sを4枚組み合わせて配置する
場合は、各4隅の雌ねじ部18に対応する16個のねじ
挿通孔50c(図中実線で示している)がすべて使用さ
れるが、大型ホルダ15Lを配置する場合は、その4隅
部の雌ねじ部18に対応するもの(図中破線で囲ったも
の)のみを使用して取り付けを行うことができる。この
場合、大型ホルダ15Lは、図10ように縁部の中間に
位置する雌ねじ部28を設ける必要がなくなる。
【0043】また、図23に示すように、各種サイズデ
ィスプレイユニット4を取付プレート50に対しランダ
ムに配置することも可能となる(この場合、上述の標準
型ホルダと大型ホルダとの各サイズには限定されな
い)。なお、予め決められたサイズのディスプレイユニ
ット4を密接配置する場合など、使用するねじ挿通孔5
0cの位置が決まっている場合には、図24に示すよう
に、ねじ挿通孔50cの必要なものを除いて他のものを
省略する構成とすることもできる。
【0044】次に、上記仕切壁状の表示装置1は、その
片面にのみディスプレイユニット4が配列されるように
なっていたが、図25に示すように、例えばこれとほぼ
同様に構成された2組の仕切壁状の表示装置ユニット1
A,1Bを背面側で互いに重ね合わされる関係で配置す
れば、両面にディスプレイユニット4が配列された仕切
壁状の表示装置100を構成することができる。この場
合、各表示装置1A,1Bの脚部8及びキャスタープレ
ート11は、互いの干渉を避けるため、背面側には突出
しない位置関係で各支持フレーム5に取り付けられてい
る。この場合、一方の表示装置ユニット1Aを他方のユ
ニット1Bに対し、左右いずれか一方の対応する縁に沿
って設定された回転軸線周りにおいて相対的に回転可能
に結合する構成とすることができる。
【0045】例えば、本実施例では、両ユニット1A,
1Bは、対応する支持フレーム5の側面同士を結合する
1ないし複数の蝶番60により回転可能に結合されてい
る。この場合、図26に示すように、両ユニット1A,
1Bを上記蝶番60が与える回転軸線周りに開いた状態
で、各ディスプレイユニット4及びビデオディスク再生
装置30の取付ベース2に対する取付け、及びビデオデ
ィスク再生装置30とディスプレイユニット4との結線
を行い、その後両ユニットを閉じ合わせればよい。な
お、両ユニット1A,1Bの回転軸線と反対側の縁部
は、公知のフック機構等により互いに着脱可能に結合す
ることができる。
【0046】また、本発明の表示装置は、仕切壁状に形
成する態様に限らず、例えば図27に示すように、取付
ベース部2を柱体状に構成し、その各側面にディスプレ
イユニット4を配置する構成とすることができる。図2
7の表示装置200においては、前述と同様の表示装置
ユニットを4組(1A〜1D)用意し、これを四角柱状
に配置するとともに、その互いに対応する側縁同士を、
例えばL字金具70とこれを貫通して該側縁にねじ込ま
れるボルト71等で構成される結合手段により結合する
ことで構成されている。なお、各結合部の下面側にはキ
ャスター10が取り付けられている
【0047】なお、ディスプレイユニット4を平面上に
密接配列する場合、その板状ホルダ15は、平面形状が
長方形状あるいは正方形状のものに限らず、例えば図2
8(a)に示すように六角形状に形成したり、あるいは
同図(b)に示すように三角形状に形成するなど各種形
状とすることができ、また、異なる形状のものを混在さ
せて使用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての組立式多画面表示装
置の組立完了状態を示す斜視図。
【図2】その保護板の取付け方法を示す分解斜視図。
【図3】図1の表示装置から保護板を取り外した状態を
示す斜視図。
【図4】その支持フレームの下部の構造を変形例ととも
に示す説明図。
【図5】図1の表示装置に使用されるディスプレイユニ
ットの一例を示す三面図。
【図6】ディスプレイユニットの取付ベース部に対する
取付け状態を示す説明図。
【図7】取付プレートの拡大図。
【図8】取付ベース部の組立方法及びディスプレイユニ
ットの組み付け方法を示す分解平面断面図。
【図9】ディスプレイユニットの組付けが終了した状態
の一例を示す正面図。
【図10】寸法の異なるディスプレイユニットを、補助
結合部材を用いて組み付ける方法を示す説明図。
【図11】補助結合部材の拡大図。
【図12】補助結合部材の別の使用方法を示す説明図。
【図13】ディスプレイユニットの組付けが終了した状
態の背面側の様子を示す斜視図。
【図14】ビデオディスク再生装置の一例を示す斜視
図。
【図15】ディスプレイユニットと、ビデオディスク再
生装置、チューナ、アンプ、スピーカ等との接続方法を
示す模式図。
【図16】ディスプレイユニットにイヤホン出力端子を
設けた例を示す正面図。
【図17】本発明の組立式多画面表示装置の第一の変形
例の要部を示す斜視図。
【図18】その取付プレートの拡大図。
【図19】図17の表示装置に使用されるディスプレイ
ユニットの一例を示す三面図。
【図20】図17の表示装置における取付ベース部の組
立方法及びディスプレイユニットの組み付け方法を示す
分解平面断面図。
【図21】その組立完了状態を示す平面断面図。
【図22】図17の表示装置における取付プレートのね
じ挿通孔の使用方法を示す説明図。
【図23】図17の表示装置の別の使用方法を示す斜視
図。
【図24】図17の表示装置の変形例を示す斜視図。
【図25】本発明の組立式多画面表示装置の第二の変形
例を示す斜視図。
【図26】その作用説明図。
【図27】本発明の組立式多画面表示装置の第三の変形
例を示す斜視図。
【図28】ディスプレイユニットの形状及び配列方法の
いくつかの変形例を示す模式図。
【符号の説明】
1 組立式多画面表示装置 G 設置面 2 取付ベース部 3 液晶ディスプレイ 4 ディスプレイユニット 5 支持フレーム 6 保護板 6a 窓部 7 化粧シート 15 板状ホルダ 15S 標準型ホルダ 15L 大型ホルダ 15a 張出部 17 ケース 18 雌ねじ部 20 取付プレート 21 貫通孔 22 雌ねじ部 23,24 蝶ねじ(ナット部材) 25,26 補助結合部材 50 取付プレート 51c ねじ挿通孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年1月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 組立式多画面表示装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の液晶ディス
プレイを用いた組立式多画面表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車、家電、ゲームソフト等
の企業のショールームやイベントホールには、例えば商
品紹介やその他の情報提供のために、複数のCRTを壁
面に埋め込んだ多画面表示装置が使用されている。ま
た、近年では、100以上ものチャンネルを有するデジ
タル多チャンネルテレビ放送も実用化されており、その
番組紹介のために上述のような多画面表示装置が使用さ
れることも多くなってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、顧客獲得の
ために不特定多数の消費者をターゲットとした情報提供
を行う場合には、情報提供装置の機動性が重要なポイン
トとなる。しかしながら、上述のような従来の多画面表
示装置は、大型のCRTを壁面に埋め込んで構成されて
いるために、多くの場合は移動が不可能か、移動できて
もその搬送には多大な労力と時間を要するため機動性に
は全く欠ける欠点がある。また、CRTは発熱が大きい
ため一ケ所に設置できる台数をそれほど多くできず、例
えばデジタル多チャンネル放送のPR等に用いるには、
必要な画面数を確保できない問題がある。また、CRT
は単価が高く消費電力も大きいため、設備コスト及びそ
のランニングコストも膨大となる。
【0004】本発明の課題は、分解・組立を手軽に行う
ことができてその移動も容易であり、しかも安価に構成
できる組立式多画面表示装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上述の課
題を解決するために、本発明の組立式多画面表示装置
は、各々液晶ディスプレイと、その液晶ディスプレイの
表示画面の少なくとも一部が視認可能な状態で、該液晶
ディスプレイを保持するディスプレイ保持体とを備えた
複数のディスプレイユニットと、それらディスプレイユ
ニットが、個々の表示画面が外部から視認できるように
着脱可能に取り付けられる取付ベース部と、各ディスプ
レイユニットに対応して設けられ、それらディスプレイ
ユニットを、パネル保持部において各々個別に取付ベー
ス部に対し着脱可能に結合する個別結合手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0006】上述の構成によれば、各液晶ディスプレイ
がディスプレイ保持体とともにディスプレイユニットを
構成し、これが取付ベース部に対し個別結合手段により
着脱可能に結合することで多画面表示を可能としたか
ら、組立・分解が極めて容易である。また液晶ディスプ
レイはCRTに比べて軽量かつ小型であるため、分解状
態ではもちろん、組立状態でもその移動を容易に行うこ
とができ、ディスプレイ配置の変更等も容易に行うこと
ができる。また、液晶ディスプレイは安価であり、ディ
スプレイユニットの数が極めて多い装置も比較的安価に
構成できる。さらに、消費電力も小さいのでランニング
コストも少なくてすむ。
【0007】次に、取付ベース部に対しては1ないし複
数の配列平面を設定することができ、複数のディスプレ
イユニットは、その表示画面が上記配列平面に沿って配
列した状態で取付ベース部に対し取り付けることができ
る。同一平面上にディスプレイユニットを配列すること
で、複数のディスプレイ画面をより見やすくすることが
できる。この場合、複数のディスプレイユニットは、上
記配列平面上でその表示画面が縦横所定の個数のマトリ
ックス状に配列するように、取付ベース部に対して取り
付けることができる。こうすれば、多数のディスプレイ
画面を見やすく整然と配列することができる。そして、
複数のディスプレイユニットの少なくとも一部のもの
を、配列平面の少なくとも一部を隙間なく埋めつくすよ
うに密接配置すれば、少ないスペースに多数のディスプ
レイユニットを効率よく配置することができ、ひいては
装置全体をよりコンパクトに構成できる。
【0008】ディスプレイ保持体は、前記液晶ディスプ
レイの表示画面を直接露出させるか又は透明部材を介し
て前記表示画面を透視可能とする窓部を有するととも
に、板面が配列平面に沿う板状ホルダとすることができ
る。この場合、液晶ディスプレイは、ケースに収容され
て板状ホルダの裏面側に該ケースとともに一体的に取り
付けられるものとすることができる。この場合、板状ホ
ルダは、ケースの側縁から側方に張り出した張出部を有
するものとされ、個別結合手段は、その張出部と、取付
ベース部側の被結合部との間にまたがるように設けるこ
とができる。この構成によれば、板状ホルダを張出部に
おいて取付ベース部に対し容易に取り付けることができ
る。
【0009】次に、液晶ディスプレイは、すべてのもの
を同じ大きさを有するものとすることができる。また、
これに対応してディスプレイ保持体も同一形状及び大き
さを有するものとして構成することができ、例えば長方
形状の平面形状を有するものとして構成できる。一方、
液晶ディスプレイ及び/又はディスプレイ保持体は、異
なる大きさのものを混在させた状態で取付ベース部に対
して取り付けるようにしてもよい。
【0010】例えば、ディスプレイ保持体として板状ホ
ルダを用いる場合、縦横の寸法が所定の値の長方形状に
形成された標準サイズの液晶ディスプレイを保持するた
めの標準型ホルダと、縦横所定の枚数ずつ密接配列した
複数枚の標準型ホルダに対応する大きさを有し、かつ標
準サイズの液晶ディスプレイよりも大型の液晶ディスプ
レイを保持するための1ないし複数種類の大型ホルダと
を用意するとともに、上記縦横所定の枚数ずつ密接配列
した複数枚の標準型ホルダに対し、大型ホルダ1枚が対
応するように、それら板状ホルダを取付ベース部に対し
て取り付ける構成とすることができる。こうすれば、複
数種類のサイズの異なるディスプレイユニットを、無駄
なスペースを生ずることなく効率的に配列することがで
き、また、適宜大型ディスプレイを併用することで、映
像情報の強調を図ることができる。
【0011】取付ベース部は、被結合部として、板面が
配列平面に沿うように、かつ板状ホルダの縦方向寸法又
は横方向寸法に対応する間隔を隔てて、横方向又は縦方
向に互いにほぼ平行に配置された横長の取付プレートの
対を1又は複数組含んで構成することができる。この場
合、ディスプレイユニットの板状ホルダは、上記取付プ
レートの間においてケースを後方に突出させた状態で、
該取付プレートの配列方向における両側の縁部がそれぞ
れ対応する取付プレートに重ね合わされるように構成で
き、個別結合手段は、板状ホルダと取付プレートとをそ
の重なり部において互いに着脱可能に結合するものとす
ることができる。これにより、対をなす取付プレートの
間にケースを差し込んで、その状態で取付プレートと板
状ホルダの縁部とを個別結合手段により結合すればよい
から、ディスプレイユニットの組付作業がより簡単にな
る。この場合、個別結合手段としては例えばボルトナッ
ト、あるいはベース部側のねじ孔に螺合するねじ等のね
じ締結手段を用いることができる。
【0012】上記構成において、大型ホルダと標準ホル
ダとを混在させて取り付ける場合には、例えば次のよう
にすればよい。まず、取付プレートの対は、その間隔が
上記標準ホルダの寸法を基準として設定されたものを複
数組配列するようにし、それら複数組の取付プレートの
対を、標準ホルダを該配列方向に密接配置させる間隔で
配列する。そして、取付プレートの両端に対応して、該
取付プレートの長手方向とほぼ直交する向きにぞれぞれ
支持フレームを配置し、各取付プレートをそれら支持フ
レームに対して着脱可能に取り付ける。そして、大型ホ
ルダを取り付ける際には、該大型ホルダの中間を横切る
位置に配置された取付プレートを取り外し、その取り外
された取付プレートの両側に位置する取付プレートに対
して、該大型ホルダの対応する縁部を取り付けるととも
に、該大型ホルダ取付けのために取付プレートが取り外
された場合には、該取り外された取付プレートに対応す
る位置において互いに隣接する標準ホルダの縁部同士
を、補助結合部材により互いに着脱可能に結合する。な
お、補助結合部材は、例えば板状ホルダの裏面側に配置
することができる。
【0013】次に、個別結合手段は次のように構成でき
る。すなわち、取付プレートに対する重なり部において
板状ホルダの上縁部及び下縁部に、それぞれその裏面側
から後方に突出するようにこれと一体的に雄ねじ部を設
け、取付プレートには、その厚さ方向に上記雄ねじ部
挿通を許容するための貫通部を形成する。そして、雄ね
じ部を貫通部に挿通して板状ホルダを取付プレートに重
ね合わせるとともに、その状態で取付プレートから突出
する雄ねじ部に対してナット部材を締め込むことによ
り、それら板状ホルダと取付プレートとを互いに締結す
る。
【0014】こうすれば、雄ねじ部材を貫通孔に挿入す
ることで、板状ホルダの取付プレートに対する位置決め
を簡単かつ正確に行うことができ、しかもその雄ねじ部
に対しナット部材を締め込むことで、締結作業を極めて
簡単にことができる。この場合、ナット部材を蝶ねじ部
材とすれば、その雄ねじ部材への着脱を手で行うことも
可能となり、ディスプレイユニットの取付ベース部への
着脱作業を一層簡単かつ迅速に行うことができる。
【0015】次に、取付ベース部は、所定の取付面を有
するとともに、その取付面上に複数のベース部側係合部
が分散形成されたものとして構成できる。この場合、デ
ィスプレイユニット側には、複数の取付ベース部側係合
部に対し選択的に係合するユニット側係合部が形成さ
れ、ディスプレイユニットは、取付ベース部に対して所
望の位置に位置決めされた状態で、上記ユニット側係合
部が、複数のベース部側係合部のうち対応する位置のも
のに係合することにより取付ベース部に対して結合され
る。こうすれば、ディスプレイユニットの取付プレート
に対する取付位置の変更及び調整を自由に行うことがで
き、寸法の異なるディスプレイユニットを混在させる場
合も、そのレイアウトの設定ないし変更を自由に行うこ
とができる。
【0016】具体的には、取付ベース部は、上記被結合
部としての取付プレートを備えたものとして構成でき、
該取付プレートには縦横マトリックス状に配列した多数
のベース部側係合部としてのねじ挿通孔が厚さ方向に貫
通して形成される。また、ディスプレイユニットの板状
ホルダの裏面側には、ケースの後端よりも所定長だけさ
らに後方側に突出するユニット側係合部としての雄ねじ
を、該板状ホルダの裏面側板面縁部の複数位置に一体
的に形成することができ、それら雄ねじ部を取付プレー
トのねじ挿通孔に対し選択的に挿通してその裏面側に突
出させるとともに、該突出した雄ねじ部に対しナット部
材を締め込むことにより、該ディスプレイユニットを取
付ベース部に対して結合する構成とすることができる。
【0017】上記構成においては、雄ねじ部材をねじ挿
通孔に挿入することで、板状ホルダの取付プレートに対
する位置決めを簡単かつ正確に行うことができ、しかも
その雄ねじ部に対しナット部材を締め込むことで、締結
作業を極めて簡単にことができる。なお、上記取付プレ
ートに、縦横マトリックス状に配列した多数のベース部
側係合部としての雌ねじ孔を設け、ディスプレイユニッ
トを貫通するねじ部材をこれにねじ込んで結合するよう
にしてもよい。
【0018】次に、取付ベースに取り付けられる複数の
ディスプレイユニットの少なくとも一部のものに一対一
に対応して、それぞれ対応するディスプレイユニットの
液晶ディスプレイにビデオ再生映像を表示する複数のビ
デオディスク再生装置を設けることができる。これによ
り、各液晶ディスプレイに、高品質の画像を自由に表示
させることができ、また、映像メディアとして汎用のビ
デオディスクを使用できることから、再生装置及びディ
スクの価格も安く、操作も簡単である。一方、ビデオデ
ィスク再生装置に代えて、無線又は有線のテレビ放送を
受信するチューナを設け、液晶ディスプレイにテレビ放
送映像を表示させるようにしてもよい。
【0019】次に、取付ベース部は、設置面からほぼ垂
直に立ち上がる偏平形状(例えば、板状あるいは間仕切
壁状)に形成することができ、その前面側及び背面側の
少なくとも一方に上記配列平面を設定することができ
る。液晶ディスプレイは厚さ(奥行き)がCRT等と比
較して小さいので、該構成のように取付ベース部を構成
すれば薄型で軽量の多画面表示装置が実現できる。この
場合、複数のディスプレイユニットを配列平面の上部側
に配列し、ビデオディスク再生装置(あるいはチューナ
回路)は該配列平面の下部側に対応する位置において、
取付けベース部の内側に収容することができる。こうす
れば、再生装置あるいはチューナ部分を含めて本発明の
装置を薄型かつコンパクトなものとして構成でき、ま
た、液晶ディスプレイの配置位置が高くなって、その表
示画面を見やすくできる。
【0020】なお、配列平面に沿って配列した複数のデ
ィスプレイユニットを、各々の液晶ディスプレイの表示
画面を視認可能な状態で覆う保護板を、取付けベース部
に対して着脱可能に取り付けることができる。これによ
り、取り付けたディスプレイユニットを保護できるばか
りでなく、該保護板に各種デザインを施すことにより、
装置全体の見栄えを向上させる効果も合わせて達成され
る。なお、保護板のさらに上側に、化粧シートを着脱可
能に貼着するように構成してもよく、これにより装置外
観のデザイン変更を容易に行うことができる。
【0021】また、上記本発明の多画面表示装置には、
その底面側に、該装置の移動を補助するキャスターを設
けることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に示すいくつかの実施例を参照して説明する。図1は、
本発明の一実施例たる組立式多画面表示装置(以下、単
に表示装置という)1の、組立完了状態における外観を
示すものである。すなわち、該表示装置1は、設置面G
からほぼ垂直に立ち上がる仕切壁状に構成されており、
その骨格を構成する取付ベース部2に対し、それぞれ液
晶ディスプレイ3を備えた複数のディスプレイユニット
4が、その表示画面が取付ベース部2の前面(配列平
面)に沿うように、縦横に配列した状態で取り付けられ
ている。
【0023】図2及び図3に示すように、取り付けベー
ス部2は、それぞれ設置面Gからほぼ垂直に立ち上がる
とともに、水平方向において所定の間隔で対向配置され
た2本の支持フレーム5,5を有する。複数のディスプ
レイユニット4は、それら支持フレーム5,5の間に例
えば縦横所定数ずつのマトリックス状に配列・保持され
るとともに、図2に示すように、その前面側はアクリル
樹脂板やガラス等の透明材料で構成された保護板6によ
り覆われている。該保護板6は、例えば図8に示すよう
に、左右両側の縁部においてこれを厚さ方向に貫通する
複数のねじ部材6bを、それぞれフレーム5,5に形成
されたねじ孔5a対してねじ込むことにより固定され
る。また、該保護板6の上面には、紙あるいは樹脂シー
ト等で構成されて表面に色彩あるいは模様等のデザイン
が施され、かつ各ディスプレイユニット4の表示画面に
対応する領域が窓状に除去された化粧シート7が着脱可
能に貼着されている。なお、図2に示すように、保護板
6を不透明の材料で構成し、これに各ディスプレイユニ
ット4の表示画面に対応する窓部6aを形成してもよ
い。この場合は、化粧シート7は省略することもでき
る。
【0024】図4(a)に示すように、支持フレーム
5,5は、それぞれ縦長の板部材の幅方向両側の縁部を
折り起こすことにより、その対向側に開く略コの字断面
を有する部材として構成され、その両外側の縁部には、
浅い帯状の凹段部5bがその長手方向(縦方向)に沿っ
て形成されている。そして、支持フレーム5の前面側に
形成された凹段部5bには、その長手方向に沿って所定
の間隔で複数のねじ挿通孔5cが孔設されている。一
方、各支持フレーム5の下端には、それらの対向方向と
交差する向きに延びる帯状の脚板8が取り付けられてい
る。脚板8は、その側縁中間に形成された張出部分を上
方に折り起こして形成された取付部8aを支持フレーム
5,5の各側面部に重ね合わせ、両者を貫通するボルト
ナット9により互いに締結されている。さらに、各脚板
8の下面側には、自身の下面両端部にキャスター10,
10がそれぞれ取り付けられたキャスタープレート11
が、ボルトナット11aを用いて着脱可能に結合されて
いる。
【0025】図5は、ディスプレイユニット4の構成例
を示している。ディスプレイユニット4は、液晶ディス
プレイ3と、その液晶ディスプレイ3の表示画面に対応
する位置に窓部16(透明板で覆われていてもよい)が
形成されたディスプレイ保持部としての板状ホルダ15
とを有する。液晶ディスプレイ3は、図示しないバック
ライトや回路基板とともにケース17に収容され、上記
板状ホルダ15の裏面側に該ケース17がねじ17a等
により一体的に取り付けられている。また、ケース17
の背面側には、映像信号の入力端子19が設けられてい
る。一方、板状ホルダ15は、各々同一寸法の長方形状
に形成され、その平面視における寸法がケース17より
も大きく形成されており、また、その周囲部分がケース
17の側縁から側方に張り出して張出部15aを形成す
るとともに、その張出部15aの裏面側の各コーナー部
には、雄ねじ部18が溶接等により、後方に突出する形
態で該張出部15aと一体的に取り付けられている。
【0026】次に、図6に示すように、対向配置された
2つの支持フレーム5,5の前面側には、ディスプレイ
ユニット4の板状ホルダ15の縦方向寸法に対応する間
隔を隔てて、横方向に互いにほぼ平行に配置された横長
の取付プレート20の対Pが複数組、両者にまたがるよ
うに着脱可能に取り付けられている。これら、複数組の
取付プレート20の対Pは、図に示すようにその配列方
向において板状ホルダ15を密接配置させる間隔で固定
されている。図7に示すように、各取り付けプレート2
0は、その幅方向中央において長手方向に沿うように長
穴状の貫通孔21が形成されるとともに、その裏面側両
端部には雄ねじ部22,22が後方に突出する形態で溶
接等により一体的に設けられている。
【0027】そして、図6及び図8に示すように取付プ
レート20は、それら雄ねじ部22を対応する支持フレ
ーム5のねじ挿通孔5cのいずれかのものに挿通して、
その該支持フレーム5の内側に突出した部分にナット部
材としての蝶ねじ23をねじ込むことにより固定され
る。なお、取付プレート20の支持フレーム5に対する
取り付け高さは、雄ねじ部22を挿通すべきねじ挿通孔
5cを変更することで、その配列間隔を単位として段階
的に変更可能である。また、板状ホルダ15の高さに応
じて、取付プレート20の対の配置間隔は、同じくねじ
挿通孔5cの配列間隔を単位として段階的に変更可能で
ある。
【0028】そして、図6及び図8に示すように、ディ
スプレイユニット4の板状ホルダ15は、対をなす取付
プレート20の間においてケース17を後方に突出させ
た状態で、それぞれ上下の縁部(張出部)15aが対応
する取付プレート20に重ね合わされる。このとき、板
状ホルダ15の各雄ねじ部18は、対応する取付プレー
ト20の貫通孔21に挿通される。そして、その雄ねじ
部18の板状ホルダ15の裏面側に突出した部分にナッ
ト部材としての蝶ねじ24をねじ込むことで、ディスプ
レイユニット4は取付プレート20に対して着脱可能に
結合されることとなる。なお、雄ねじ部18の貫通孔2
1内での位置を変更することにより、ディスプレイユニ
ット4の取付プレート20の長手方向における取付位置
は自由に変更することができる。一方、各ディスプレイ
ユニット4の取付プレート20に対する取り付け位置が
ほぼ固定となっている場合には、長孔形態の貫通孔21
に代えて、各々のディスプレイユニット4の雄ねじ部1
に対応する個別のねじ挿通孔を形成するようにしても
よい。
【0029】そして、同一の取付プレート20の対Pに
対して、その長手方向(横方向)に沿って、他のディス
プレイユニット4を同様にして次々に取り付け、上下の
各取付プレート20の対Pに対して同様にディスプレイ
ユニット4を取り付ければ、図9に示すように、取付ベ
ース部2の前面側上部を、縦横マトリックス状に配列し
た複数のディスプレイユニット4により隙間なく埋め尽
くすことができる。なお、上下隣接するディスプレイユ
ニット4において、上側のものの板状ホルダ15の下縁
に対応する取付プレート20と、同じく下側のものの板
状ホルダ15の上縁に対応する取付プレート20とを互
いに一体に構成することも可能である。
【0030】次に、ディスプレイユニット4は、図9に
示すようにすべてのものを同じ大きさ形成してもよい
が、図3に示すように、異なる大きさのものを混在させ
た状態で取付ベース部2に取付けることもできる。具体
的には、図9に示すサイズのディスプレイユニット4の
板状ホルダ15を、標準サイズ(例えば4〜7インチ)
の液晶ディスプレイ3を保持するための標準型ホルダ1
5Sとする一方、図3に示すように、縦横所定枚数ず
つ、例えば2枚ずつ密接配列した4枚の標準型ホルダ1
5Sに対応する大きさを有し、標準サイズの液晶ディス
プレイ3よりも大型(例えば8〜14インチ)の液晶デ
ィスプレイ3Lを保持するための大型ホルダ15Lとの
2種類を混在させて取り付けることができる。
【0031】上述のように、大型ホルダ15Lと標準ホ
ルダ15Sとを混在させて取り付ける場合には、例えば
次のようにする。まず、取付プレート20の対Pは、基
本的には図9に示すように、その間隔が上記標準ホルダ
の寸法を基準として設定されたものを複数組配列するよ
うする。そして、大型ホルダ15Lを取り付ける際に
は、図10に示すように、該大型ホルダ15Lの中間を
横切る位置に配置された取付プレート20bを取り外
し、その取り外された取付プレート20bの両側に位置
する取付プレート20aに対して、該大型ホルダ15L
の対応する縁部15Laを取り付けるとともに、上記取
り外された取付プレート20bに対応する位置において
上下に互いに隣接する標準ホルダ15Sの縁部同士を、
補助結合部材25,26により互いに着脱可能に結合す
る。
【0032】本実施例では、補助結合部材25,26は
図11に示す2種類が使用される。まず、補助結合部材
25は、図11(a)に示すように角板状に構成され
て、その4つのコーナー部にそれぞれねじ挿通孔25a
が形成されている。一方、同図(b)に示す補助結合部
材26は、一辺方向に互いに隣接する2つのコーナー部
にはねじ挿通孔26a,26aが、また残りの2つのコ
ーナー部には雄ねじ部26b,26bが溶接等により一
体的に形成されている。
【0033】例えば図12に示すように、4枚の標準型
ホルダ15Sが一点の周りに集まって配列している部分
には、補助結合部材25を、それら4枚の標準型ホルダ
15Sに対し裏面側から各コーナー部にまたがるよう
に、またそれらの雄ねじ部18を対応するねじ挿通孔
5aに挿通しながら重ね合わせる。そして、その状態
で、それら雄ねじ部18に対しそれぞれナット部材とし
ての蝶ねじ27を螺着することにより、上記4枚の標準
型ホルダ15Sが補助結合部材25により互いに締結さ
れることとなる。また、図10に示すように、大型ホル
ダ15Lと、これに横方向に隣接する上下2枚の標準型
ホルダ15Sとも、同様の補助結合部材25を用いて締
結される。この場合、大型ホルダ15Lの縦方向の辺に
沿う縁部の中間位置には、縦方向に隣接する雄ねじ部2
8,28が形成され、各々補助結合部材25のねじ挿通
孔25aに対して挿通される。
【0034】一方、標準型ホルダ15Sあるいは大型ホ
ルダ15Lが支持フレーム5に隣接する部分に対して
は、図11(b)に示す補助結合部材26が使用され
る。その使用方法は以下の通りである。すなわち、補助
結合部材26の2つの雄ねじ部26bを支持フレーム5
のねじ挿通孔5cに対し表側から挿通し、雄ねじ部26
の、支持フレーム5の内側に突出した部分には蝶ねじ
27を螺着して、まず補助結合部材26を支持フレーム
5に対して締結する。そして、その補助結合部材26の
ねじ挿通孔26a(図11)に対し、上下の標準型ホル
ダ15Sの雄ねじ部18あるいは、大型ホルダ15Lの
中間の雄ねじ部28を挿通し、裏面側から蝶ねじ27
(図12と同様)をねじ込むことにより、該ホルダ15
Sないし15Lが補助結合部材26に対して締結され
る。これにより、補助結合部材26はホルダ15Sない
し15Lの縁部と、支持フレーム5との間に位置するこ
ととなる。このようにして各ディスプレイユニット4の
組付けが終了すると、取付ベース部2の裏面側は図13
に示すようになものとなる。
【0035】次に、図13に示すように、取付ベース部
2の上部側に配列したディスプレイユニット4の下側の
空間には、それぞれ対応するディスプレイユニット4の
液晶ディスプレイ3にビデオ再生映像を表示する複数の
ビデオディスク再生装置30が収納されている。個々の
ビデオディスク再生装置30は、図14に示すように偏
平箱状の形態を有し、その一方の面側にビデオディスク
(例えばビデオCD)Dを装着するディスク装着部32
と、該ディスク装着部を開閉可能に塞ぐ扉31と、再生
・停止等の操作を行うための操作ボタン33等を備えて
構成されている。このようなビデオディスク再生装置3
0が、その厚さ方向が取付ベース部2の奥行方向と一致
し、扉31及び操作ボタン33の配置側が取付ベース部
2の裏面側となり、かつ扉31が上側で開く配置形態
で、例えば図示しないラック等により縦横所定の個数ず
つのマトリックス状に配列されている。
【0036】そして、図15(a)に示すように、ディ
スプレイユニット4の入力端子19と、対応するビデオ
ディスク再生装置30の映像出力端子34とが接続ケー
ブル40により接続される。なお、ディスプレイユニッ
ト4の特定のもの、例えば大型ディスプレイを備えたデ
ィスプレイユニットについては、対応するビデオディス
ク再生装置30の音声出力端子35にアンプ41及びス
ピーカ42を接続し、該映像に対応する音声をスピーカ
42から出力させて、映像情報をより強調するようにし
てもよい。一方、同図(b)に示すように、ディスプレ
イユニット4の特定のものに、テレビ放送(有線ないし
無線)のチューナ43を接続して、該ディスプレイユニ
ット4においてテレビ放送の映像を表示させるようにし
てもよい。この場合、ディスプレイユニット4の入力端
子19と、上記チューナ43の映像出力端子44とが接
続ケーブル40により接続される。この場合も同様に、
チューナ43の音声出力端子45にアンプ41及びスピ
ーカ42を接続し、テレビ放送音声をスピーカ42から
出力するように構成することができる。
【0037】また、図16に示すように各ディスプレイ
ユニット4には、対応するビデオディスク再生装置30
ないしチューナ43からの音声出力用の小型アンプ46
を組み込んでおき、ディスプレイユニット4の前面側
に、該小型アンプ46からのイヤホン出力端子47を設
けるようにしてもよい。このイヤホン出力端子47にイ
ヤホン48の接続ジャック49をつなげば、上記ビデオ
ディスク再生装置30ないしチューナ43により液晶デ
ィスプレイ3に表示される映像に対応する音声を、該イ
ヤホン48により聴取することができる。
【0038】以下、表示装置1の使用方法について説明
する。まず、表示装置1の組立方法であるが、図3を参
照して説明すれば、両支持フレーム5に脚板8を取り付
け、次いで各脚板8にキャスタープレート11を取り付
ける(なお、図4(b)に示すようにキャスタープレー
ト11を省略し、脚板8を設置面Gに直接置くようにし
てもよい)。次いで、図6に示すように、支持フレーム
5に対して必要な数の取付プレート20を、大小のディ
スプレイユニット4のレイアウトを考慮して所定の位置
に蝶ねじ23を用いて固定する。なお、図10に示すよ
うに、大型ホルダ15Lが配置されるラインには、取付
プレート20を取り付けず、代わって支持フレーム5の
対応する位置に補助結合部材26を取り付けておく。そ
して、上記取付プレート20及び補助結合部材26に対
し、複数のディスプレイユニット4を適宜配列しつつ各
々蝶ねじ24(図8)を用いて固定し、必要に応じて図
10〜図12に示すように、補助結合部材25を取り付
ける。
【0039】次いで、それら取り付けられたディスプレ
イユニット4の下側に図示しないラックを組み付け、さ
らにこれに複数のビデオディスク再生装置30を図13
に示すような配列で取り付ける。そして、図15に示す
ように、各ディスプレイユニット4の入力端子と対応す
るビデオディスク再生装置30の映像出力端子34と
を、それぞれ接続ケーブル40に接続する。そして、図
2に示すように、取付ベース部2の前面側に化粧シート
7を貼着した保護板6を取り付け、さらに図8に示すよ
うに、必要に応じて支持フレーム5,5の裏面側に遮蔽
板60を取り付ける。なお、遮蔽板60は、例えば該遮
蔽板60を貫通するねじ部材61を、支持フレーム5,
5に形成されたねじ孔5dにねじ込むことにより取り付
けることができる。また、ディスプレイユニット4及び
ビデオディスク再生装置30に電力を供給する図示しな
い電源ケーブルを電源に接続する。そして、各ビデオデ
ィスク再生装置30(図14)にビデオディスクDを挿
入して操作部33を操作すれば、対応するディスプレイ
ユニット4に、それぞれその再生映像が出力される。
【0040】以下、本発明の組立式多画面表示装置の他
の実施例について説明する(なお、以下の実施例につい
ては、上述の実施例との共通部分も多いので、主にその
相違点についてのみ説明し、共通部には同一の符号を付
与して他の説明は省略する)。まず、図17に示す例に
おいては、取付ベース部2が、多数のねじ挿通孔50c
を備えた取付プレート50を有している例を示すもので
ある。取付プレート50は、その左右両側の縁部におい
てそれぞれ対応する支持フレーム5の上部に裏面側から
固定されている(その前面側が取付面となる)。図18
に示すように、取付プレート50にはそのほぼ全面に、
上記ねじ挿通孔50cが縦横所定の間隔でマトリックス
状に配列した形で形成されている。また、その両側の縁
部には、支持フレーム5への固定用の複数のねじ挿通孔
50aが所定の間隔で形成されている。そして、各支持
フレーム5には、図20に示すように、裏面側において
その長手方向に沿うように凹段部5eが形成されてお
り、該凹段部5e内に取付プレート50の対応する縁部
がはめ込まれ、さらにねじ挿通孔50aに挿通されたね
じ部材61を、上記凹段部5eに形成されたねじ孔5f
にねじ込むことにより取り付けられている。
【0041】図19に示すように、ディスプレイユニッ
ト4は、実施例1のものとほぼ同様に構成されている
が、雄ねじ部18は、ケース17の後端面よりも所定長
だけさらに後方側に突出するものとされている。そし
て、図20に示すように、ディスプレイユニット4を取
付プレート50の所定位置に位置決めし、雄ねじ部18
を取付プレート50のねじ挿通孔50cのうち対応する
位置のものに選択的に挿通するとともに、裏面側にその
先端部を突出させる。また、ケース17は、その後端面
を取付プレート50に当接させる。そして、その状態で
突出した雄ねじ部18に対し蝶ねじ24を締め込むこと
により、ディスプレイユニット4は、そのケース17が
取付プレート50側に押し付けられた状態で結合され
る。図21は、その組立が完了した状態を示している。
なお、ディスプレイユニット4の入力端子19は、取付
プレート50との干渉を避けるため、ケース17の側面
に設けられている。この場合、図15に示す接続ケーブ
ル40を入力端子19に予め接続した状態で各ディスプ
レイユニット4の組み付けを行って、ケーブル40をデ
ィスプレイユニット4間の隙間において下方へ垂らすよ
うにしておき、組み付け終了後にビデオディスク再生装
置40あるいはチューナ43と該ケーブル40との接続
を行えばよい。
【0042】このように構成すれば、例えば図17に示
すように、大小のディスプレイユニット4を、前述のよ
うな補助結合部材25,26(図12等)を用いること
なく、自由なレイアウトで取り付けることができる。す
なわち、図22は、標準型ディスプレイを用いたユニッ
トの板状ホルダ(標準型ホルダ)15Sと、大型ディス
プレイを用いたユニットの板状ホルダ(大型ホルダ)1
5Lとの、配置対応関係の一例を模式的に示したもので
あり、標準型ホルダ15Sを4枚組み合わせて配置する
場合は、各4隅の雄ねじ部18に対応する16個のねじ
挿通孔50c(図中実線で示している)がすべて使用さ
れるが、大型ホルダ15Lを配置する場合は、その4隅
部の雄ねじ部18に対応するもの(図中破線で囲ったも
の)のみを使用して取り付けを行うことができる。この
場合、大型ホルダ15Lは、図10ように縁部の中間に
位置する雄ねじ部28を設ける必要がなくなる。
【0043】また、図23に示すように、各種サイズデ
ィスプレイユニット4を取付プレート50に対しランダ
ムに配置することも可能となる(この場合、上述の標準
型ホルダと大型ホルダとの各サイズには限定されな
い)。なお、予め決められたサイズのディスプレイユニ
ット4を密接配置する場合など、使用するねじ挿通孔5
0cの位置が決まっている場合には、図24に示すよう
に、ねじ挿通孔50cの必要なものを除いて他のものを
省略する構成とすることもできる。
【0044】次に、上記仕切壁状の表示装置1は、その
片面にのみディスプレイユニット4が配列されるように
なっていたが、図25に示すように、例えばこれとほぼ
同様に構成された2組の仕切壁状の表示装置ユニット1
A,1Bを背面側で互いに重ね合わされる関係で配置す
れば、両面にディスプレイユニット4が配列された仕切
壁状の表示装置100を構成することができる。この場
合、各表示装置1A,1Bの脚部8及びキャスタープレ
ート11は、互いの干渉を避けるため、背面側には突出
しない位置関係で各支持フレーム5に取り付けられてい
る。この場合、一方の表示装置ユニット1Aを他方のユ
ニット1Bに対し、左右いずれか一方の対応する縁に沿
って設定された回転軸線周りにおいて相対的に回転可能
に結合する構成とすることができる。
【0045】例えば、本実施例では、両ユニット1A,
1Bは、対応する支持フレーム5の側面同士を結合する
1ないし複数の蝶番60により回転可能に結合されてい
る。この場合、図26に示すように、両ユニット1A,
1Bを上記蝶番60が与える回転軸線周りに開いた状態
で、各ディスプレイユニット4及びビデオディスク再生
装置30の取付ベース2に対する取付け、及びビデオデ
ィスク再生装置30とディスプレイユニット4との結線
を行い、その後両ユニットを閉じ合わせればよい。な
お、両ユニット1A,1Bの回転軸線と反対側の縁部
は、公知のフック機構等により互いに着脱可能に結合す
ることができる。
【0046】また、本発明の表示装置は、仕切壁状に形
成する態様に限らず、例えば図27に示すように、取付
ベース部2を柱体状に構成し、その各側面にディスプレ
イユニット4を配置する構成とすることができる。図2
7の表示装置200においては、前述と同様の表示装置
ユニットを4組(1A〜1D)用意し、これを四角柱状
に配置するとともに、その互いに対応する側縁同士を、
例えばL字金具70とこれを貫通して該側縁にねじ込ま
れるボルト71等で構成される結合手段により結合する
ことで構成されている。なお、各結合部の下面側にはキ
ャスター10が取り付けられている
【0047】なお、ディスプレイユニット4を平面上に
密接配列する場合、その板状ホルダ15は、平面形状が
長方形状あるいは正方形状のものに限らず、例えば図2
8(a)に示すように六角形状に形成したり、あるいは
同図(b)に示すように三角形状に形成するなど各種形
状とすることができ、また、異なる形状のものを混在さ
せて使用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての組立式多画面表示装
置の組立完了状態を示す斜視図。
【図2】その保護板の取付け方法を示す分解斜視図。
【図3】図1の表示装置から保護板を取り外した状態を
示す斜視図。
【図4】その支持フレームの下部の構造を変形例ととも
に示す説明図。
【図5】図1の表示装置に使用されるディスプレイユニ
ットの一例を示す三面図。
【図6】ディスプレイユニットの取付ベース部に対する
取付け状態を示す説明図。
【図7】取付プレートの拡大図。
【図8】取付ベース部の組立方法及びディスプレイユニ
ットの組み付け方法を示す分解平面断面図。
【図9】ディスプレイユニットの組付けが終了した状態
の一例を示す正面図。
【図10】寸法の異なるディスプレイユニットを、補助
結合部材を用いて組み付ける方法を示す説明図。
【図11】補助結合部材の拡大図。
【図12】補助結合部材の別の使用方法を示す説明図。
【図13】ディスプレイユニットの組付けが終了した状
態の背面側の様子を示す斜視図。
【図14】ビデオディスク再生装置の一例を示す斜視
図。
【図15】ディスプレイユニットと、ビデオディスク再
生装置、チューナ、アンプ、スピーカ等との接続方法を
示す模式図。
【図16】ディスプレイユニットにイヤホン出力端子を
設けた例を示す正面図。
【図17】本発明の組立式多画面表示装置の第一の変形
例の要部を示す斜視図。
【図18】その取付プレートの拡大図。
【図19】図17の表示装置に使用されるディスプレイ
ユニットの一例を示す三面図。
【図20】図17の表示装置における取付ベース部の組
立方法及びディスプレイユニットの組み付け方法を示す
分解平面断面図。
【図21】その組立完了状態を示す平面断面図。
【図22】図17の表示装置における取付プレートのね
じ挿通孔の使用方法を示す説明図。
【図23】図17の表示装置の別の使用方法を示す斜視
図。
【図24】図17の表示装置の変形例を示す斜視図。
【図25】本発明の組立式多画面表示装置の第二の変形
例を示す斜視図。
【図26】その作用説明図。
【図27】本発明の組立式多画面表示装置の第三の変形
例を示す斜視図。
【図28】ディスプレイユニットの形状及び配列方法の
いくつかの変形例を示す模式図。
【符号の説明】 1 組立式多画面表示装置 G 設置面 2 取付ベース部 3 液晶ディスプレイ 4 ディスプレイユニット 5 支持フレーム 6 保護板 6a 窓部 7 化粧シート 15 板状ホルダ 15S 標準型ホルダ 15L 大型ホルダ 15a 張出部 17 ケース18 雄ねじ部 20 取付プレート 21 貫通孔22 雄ねじ部 23,24 蝶ねじ(ナット部材) 25,26 補助結合部材 50 取付プレート 51c ねじ挿通孔

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々液晶ディスプレイと、その液晶ディ
    スプレイの表示画面の少なくとも一部が視認可能な状態
    で、該液晶ディスプレイを保持するディスプレイ保持体
    とを備えた複数のディスプレイユニットと、 それらディスプレイユニットが、個々の表示画面が外部
    から視認できるように着脱可能に取り付けられる取付ベ
    ース部と、 前記各ディスプレイユニットに対応して設けられ、それ
    らディスプレイユニットを、前記ディスプレイ保持体に
    おいて各々個別に前記取付ベース部に対し着脱可能に結
    合する個別結合手段と、 を備えたことを特徴とする組立式多画面表示装置。
  2. 【請求項2】 前記取付ベース部に対して1ないし複数
    の配列平面が設定され、 前記複数のディスプレイユニットは、その表示画面が前
    記配列平面に沿って配列した状態で前記取付ベース部に
    対し取り付けられる請求項1記載の組立式多画面表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記複数のディスプレイユニットは、前
    記配列平面上でその表示画面が縦横所定の個数のマトリ
    ックス状に配列するように、前記取付ベース部に対して
    取り付けられる請求項2記載の組立式多画面表示装置。
  4. 【請求項4】 前記複数のディスプレイユニットは、少
    なくとも一部のものが、前記配列平面の少なくとも一部
    を隙間なく埋めつくすように密接配置されている請求項
    2又は3に記載の組立式多画面表示装置。
  5. 【請求項5】 前記ディスプレイ保持体は、前記液晶デ
    ィスプレイの表示画面を直接露出させるか又は透明部材
    を介して前記表示画面を透視可能とする窓部を有すると
    ともに、板面が前記配列平面に沿う板状ホルダとされて
    おり、 前記液晶ディスプレイはケースに収容されるて、前記板
    状ホルダの裏面側に該ケースとともに一体的に取り付け
    られており、 また、前記板状ホルダは、前記ケースの側縁から側方に
    張り出した張出部を有するものとされ、 前記個別結合手段は、その張出部と、前記取付ベース部
    側の被結合部とを互いに結合するものである請求項2な
    いし4のいずれかに記載の組立式多画面表示装置。
  6. 【請求項6】 前記板状ホルダとして、縦横の寸法が所
    定の値の長方形状に形成された標準サイズの液晶ディス
    プレイを保持するための標準型ホルダと、縦横所定の枚
    数ずつ密接配列した複数枚の前記標準型ホルダに対応す
    る大きさを有し、前記標準サイズの液晶ディスプレイよ
    りも大型の液晶ディスプレイを保持するための1ないし
    複数種類の大型ホルダとが用意され、 前記縦横所定の枚数ずつ密接配列した複数枚の前記標準
    型ホルダに対し、前記大型ホルダ1枚が対応するよう
    に、それら板状ホルダが前記取付ベース部に対して取り
    付けられるようになっている請求項5記載の組立式多画
    面表示装置。
  7. 【請求項7】 前記取付ベース部は、前記被結合部とし
    て、板面が前記配列平面に沿うように、かつ前記板状ホ
    ルダの縦方向寸法又は横方向寸法に対応する間隔を隔て
    て、横方向又は縦方向に互いにほぼ平行に配置された横
    長の取付プレートの対を1又は複数組含んで構成され、 前記ディスプレイユニットの前記板状ホルダは、前記取
    付プレートの間において前記ケースを後方に突出させた
    状態で、該取付プレートの配列方向における両側の縁部
    がそれぞれ対応する取付プレートに重ね合わされるよう
    になっており、 前記個別結合手段は、前記板状ホルダと前記取付プレー
    トとをその重なり部において互いに着脱可能に結合する
    ものである請求項5又は6に記載の組立式多画面表示装
    置。
  8. 【請求項8】 前記取付プレートの対は、その間隔が前
    記標準ホルダの寸法を基準として設定されたものが複数
    組配列しており、それら複数組の取付プレートの対は、
    標準ホルダを該配列方向に密接配置させる間隔で配列す
    るとともに、 各取付プレートの両端に対応して、該取付プレートの長
    手方向とほぼ直交する向きにぞれぞれ支持フレームが配
    置されるとともに、各取付プレートはそれら支持フレー
    ムに対して着脱可能に取り付けられるようになってお
    り、 前記大型ホルダを取り付ける際には、該大型ホルダの中
    間を横切る位置に配置された取付プレートを取り外し、
    その取り外された取付プレートの両側に位置する取付プ
    レートに対して、該大型ホルダの対応する縁部が取り付
    けられるようになっており、さらに、 該大型ホルダ取付けのために前記取付プレートが取り外
    された場合には、該取り外された取付プレートに対応す
    る位置において互いに隣接する前記標準ホルダの縁部同
    士を、補助結合部材により互いに着脱可能に結合するよ
    うにした請求項7記載の組立式多画面表示装置。
  9. 【請求項9】 前記取付プレートに対する重なり部にお
    いて前記板状ホルダの上縁部及び下縁部には、それぞれ
    その裏面側から後方に突出するようにこれと一体的に雌
    ねじ部が設けられ、 前記取付プレートには、その厚さ方向に前記雌ねじ部の
    挿通を許容するための貫通部が形成され、 前記雌ねじ部を前記貫通部に挿通して前記板状ホルダを
    前記取付プレートに重ね合わせるとともに、その状態で
    前記取付プレートから突出する前記雌ねじ部に対してナ
    ット部材を締め込むことにより、それら板状ホルダと取
    付プレートとが互いに締結されるようになっている請求
    項7又は8のいずれかに記載の組立式多画面表示装置。
  10. 【請求項10】 前記取付ベース部は所定の取付面を有
    するとともに、その取付面上に複数のベース部側係合部
    が分散形成されており、 前記ディスプレイユニット側には、前記複数の取付ベー
    ス部側係合部に対し選択的に係合するユニット側係合部
    を有し、 前記ディスプレイユニットは、前記取付ベース部に対し
    て所望の位置に位置決めされた状態で、前記ユニット側
    係合部が、複数のベース部側係合部のうち対応する位置
    のものに係合することにより前記取付ベース部に対して
    結合されるようになっている請求項1ないし6のいずれ
    かに記載の組立式多画面表示装置。
  11. 【請求項11】 前記取付ベース部は、前記被結合部と
    しての取付プレートを備え、該取付プレートには縦横マ
    トリックス状に配列した多数のベース部側係合部として
    のねじ挿通孔が厚さ方向に貫通して形成されており、 前記ディスプレイユニットの前記板状ホルダの裏面側に
    は、前記ケースの後端よりも所定長だけさらに後方側に
    突出する、前記ユニット側係合部としての雌ねじ部が、
    該板状ホルダの裏面側板面縁部の複数位置に一体的に形
    成されており、それら雌ねじ部を前記取付プレートの前
    記ねじ挿通孔に対し選択的に挿通してその裏面側に突出
    させるとともに、該突出した雌ねじ部に対しナット部材
    を締め込むことにより、該ディスプレイユニットが前記
    取付ベース部に対して結合されるようになっている請求
    項10記載の組立式多画面表示装置。
  12. 【請求項12】 前記取付ベースに取り付けられる前記
    複数のディスプレイユニットの少なくとも一部のものに
    一対一に対応して設けられるとともに、それぞれ対応す
    るディスプレイユニットの液晶ディスプレイにビデオ再
    生映像を表示する複数のビデオディスク再生装置を備え
    ている請求項1ないし11のいずれかに記載の組立式多
    画面表示装置。
  13. 【請求項13】 前記取付ベース部は、設置面からほぼ
    垂直に立ち上がる偏平形状に形成され、その前面側及び
    背面側の少なくとも一方に前記配列平面が設定されてい
    る請求項2ないし12のいずれかに記載の組立式多画面
    表示装置。
  14. 【請求項14】 前記複数のディスプレイユニットは配
    列平面の上部側に配列され、前記ビデオディスク再生装
    置は該配列平面の下部側に対応する位置において、前記
    取付けベース部の内側に収容されている請求項13記載
    の組立式多画面表示装置。
  15. 【請求項15】 前記配列平面に沿って配列した前記複
    数のディスプレイユニットを、各々の液晶ディスプレイ
    の表示画面を視認可能な状態で覆う保護板が、前記取付
    けベース部に対して着脱可能に取付けられている請求項
    2ないし14のいずれかに記載の組立式多画面表示装
    置。
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