JP2004245942A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】映像信号に従い表示される表示部11と、入力部12と、スイッチ12aと制御部3とを備え、前記入力部11に入力がなされると、前記制御部3は、前記表示部11の一部に特定表示をさせ、前記表示部11が横方向に配置され、前記スイッチ12aが一側に設定された横配置の場合と、前記表示部11が縦方向に配置され、前記スイッチ12aが他側に設定された縦配置の場合において、前記特定表示は同一方向に表示される。更に、少なくとも前記表示部11を覆うケーシングを設け、前記スイッチ12aを、前記ケーシングの背面に露出して配置させた。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の表示装置は例えば、特許文献1に示されている。この特許文献1において、映像信号に従い表示される表示部と、入力部と、制御部が設けられている。そして、入力部に入力されると、制御部は表示部の一部に特定表示させる(図2のAUTO…を参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−305737号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記表示装置の表示部を縦方向に配置した場合(図3参照)、特定表示が縦に並び、使用者が見づらい第1の欠点がある。更に、表示部に隣接した下の部分に入力部が位置しており、表示部が大型の場合、使用者は特定表示を見ながら、入力しにくい、第2の欠点がある。この欠点を解消するために、無線式の入力部(リモコン)を設ける事が考えられるが、上記入力部は表示装置と独立して離れているため、使用者が入力部を置き忘れて、紛失し易い第3の欠点がある。
【0005】
故に、本発明はこの様な従来の欠点を考慮し、表示部が横方向に配置、縦方向に配置された時に特定表示が見やすく、入力部が入力しやすく、紛失しにくい表示装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、請求項1の本発明では、映像信号に従い表示される表示部と、入力部と、スイッチと制御部とを備え、前記入力部に入力がなされると、前記制御部は、前記表示部の一部に特定表示をさせ、前記表示部が横方向に配置され、前記スイッチが一側に設定された横配置の場合と、前記表示部が縦方向に配置され、前記スイッチが他側に設定された縦配置の場合において、前記特定表示は同一方向に表示される。
【0007】
請求項2の本発明では、前記表示部を覆うケーシングを設け、前記スイッチを前記ケーシングの背面に露出して配置させた。
【0008】
請求項3の本発明では、映像信号に従い、表示される表示部と、入力部と、制御部とを備え、前記入力部に第1入力がなされると、前記制御部は、前記表示部の一部に特定表示をさせ、前記表示部が横方向に配置され、前記入力部に第2入力がなされた横配置の場合と、前記表示部が縦方向に配置され、前記入力部に第3入力がなされた縦配置の場合において、前記特定表示は同一方向に表示されるものである。
【0009】
請求項4の本発明では、前記表示装置に設けられた記憶部は、横方向に並ぶ第1フォントデータと、該第1フォントデータを90度回転させた第2フォントデータを記憶し、前記横配置の場合、前記制御部は前記第1フォントデータを選択し、前記特定表示を横表示させ、前記縦配置の場合、前記制御部は前記第2フォントデータを選択し、前記特定表示を横表示させる。
【0010】
請求項5の本発明では、前記入力部は、ケーブルを介して、前記制御部に接続され、遠隔操作により、入力可能に設けられた。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、図1と図2に従い、本発明の実施の形態1に係る表示装置20を説明する。図1は、この表示装置20のブロック図である。図2は、横配置された場合の表示装置20の斜視図である。
【0012】
これらの図において、CPU1は全体の制御を行う。ゲートアレイ2は、カウンタ機能とLCDコントロール機能を内蔵し、CPU1に接続されている。CPU1とゲートアレイ2とデータ変換部17(後述)とにより、制御部3が構成されている。
【0013】
入力手段4は、接続されたパソコンなどから、映像信号が入力される。映像信号は、画像信号R,G,Bと、水平同期信号HSと、垂直同期信号VS等から成る。
【0014】
ビデオアンプ5は入力された画像信号R、G、Bを必要なレベルに調整する。AD変換部6は、調整された画像信号R、G、Bをサンプリングし、ディジタル値に変換する。
【0015】
グラフィックLSI7は各種画像サイズ(例えば、640×350ドット〜1152×870ドット)と、各種周波数(例えば60〜85Hz)を持つ上記ディジタル値を、表示部11(後述)に合せた、画像サイズと周波数に変換する。フレームメモリ8はグラフィックLSI7に接続されている。
【0016】
シンクロプロセッサ9は、入力する水平同期信号HSと垂直同期信号VSの波形を整形する。シンクロプロセッサ9の出力側は、クロックジェネレータ10と、グラフィックLSI7と、ゲートアレイ2に各々、接続されている。
【0017】
クロックジェネレータ10は、水平同期信号HSの入力により、ドットクロック信号DCLKを出力する。ドットクロック信号DCLKは、AD変換部6と、グラフィックLSI7と、ゲートアレイ2に各々、供給される。
【0018】
表示部11は例えば、液晶表示部であり、ゲートアレイ2に接続されている。表示部11は制御部3を介して、ディジタル値と、水平同期信号HLCDと、垂直同期信号VLCDと、ドットクロック信号DCLKと、表示制御信号DEが供給される。この様に、表示部11は、映像信号に従い、表示される。
【0019】
入力部12はCPU1に接続されている。入力部12は例えば、メニューキー13と、エンターキー14と、ダウンキー15と、アップキー16の4個のキーから成る(図2参照)。
【0020】
ケーブル16aは,制御部3と入力部12とを接続するものである。この様に入力部12はケーブル16aを介して、制御部3に接続され、遠隔操作により、入力可能に構成されている(図2参照)。
【0021】
データ変換部17は、使用者による調整等をガイドするメッセージ等を表示データに変換し、表示部11の一部にOSD(オン・スクリーン・ディスプレイ)として、特定表示させるものである。この様に、入力部12に入力がなされると制御部3は、表示部11の一部に特定表示させる。データ変換部17の入力側はCPU1に接続され、出力側はゲートアレイ2に接続される。
【0022】
ロム18はリードオンリーメモリからなり、CPU1に接続されている。ロム18はCPU1の制御プログラムを記憶している。
【0023】
記憶部21は、例えば、第1記憶領域18aと、第2記憶領域18bとからなる。第1記憶領域18aは例えば、記憶部21の0番地〜1000番地のアドレスを持つ。第1記憶領域18aは、横方向に並ぶ第1フォントデータ(図2のAUTO…等)を記憶している。
【0024】
第2記憶領域18bは例えば、記憶部21の2000番地〜3000番地のアドレスを持つ。第2記憶領域18bは、第1フォントデータを90度回転させた第2フォントデータを記憶している。
【0025】
ケーシング22は、例えば金属板等からなり、略箱状に形成され、この表示装置20の外枠である。ケーシング22は上記部品3,4,5,6,7,8,9,10,11,18,21等を覆う様に形成されている。即ち、ケーシング22は少なくとも、表示部11を覆う様に、設けられている。
【0026】
スイッチ12aは、例えばトグルスイッチ等からなり、一側(例えば、左に傾いた状態であり、図2参照)又は他側(例えば、右側に傾いた状態であり、図4参照)に設定できる様に、構成されている。
【0027】
スイッチ12aは、ケーシング22の背面(後面)に露出する様に、配置されケーシング22に固定されている(図2参照)。スイッチ12aはCPU1に接続されている。
【0028】
スタンド19は例えば、複数の各パイプを組み立てたものである。支持部19aは、スタンド19を構成する部分であり、縦方向に延在する様に、構成されている。
【0029】
ケーシング22の内側の適所に、例えば2個の支持板(図示せず)が固定され支持板には、複数個のネジ切りされた孔(図示せず)が設けられている。支持板19aには、複数個の孔が形成されている。
【0030】
複数個のボルト(図示せず)は、支持板19aの孔を貫通し、ケーシング22の孔を貫通し、支持板の孔にネジ止めされている。
【0031】
使用者又は施工者は、ケーシング22を横方向に配置し、上記ボルトを、支持板の孔(横用)にネジ止めする。この時、表示部11は横方向(即ち、表示部11の長辺が略水平状態になること)に位置する。
【0032】
また、使用者又は施工者は、ケーシング22を縦方向に配置し、上記ボルトを支持板の孔(縦用)にネジ止めする。この時、表示部11は縦方向に(即ち、表示部11の長辺が水平方向に対し、略直角方向にあること)に位置する(図3参照)。以上の部品により、この表示装置20は構成されている。
【0033】
次に、図1ないし図5に従い、この表示装置20の動作を説明する。図3は、スイッチ12aが一側に設置され、表示部11が縦方向に配置された時の、表示装置20の斜視図である。図4は、スイッチ12aが他側に設置され、表示部11が縦方向に配置された時の、表示装置20の斜視図である。図5は、表示装置20に用いられる特定表示23の一表示例である。
【0034】
これらの図において、最初に表示装置20は横配置されている(図2参照)ものとする。これは、例えば、工場出荷時に横配置されている場合である。また例えば、工場出荷時に縦配置されていた場合、使用者又は施工者は、支持板19aと,支持板とを固定していたボルトを外す。そして、ケーシング22を縦方向から横方向に配置変換し、上記ボルトを支持板の孔(横用)にネジ止めする。
【0035】
この様にして、表示装置20は横配置される事ができる。即ち、横位置とは表示部11が横方向に配置され、スイッチ12aが一側に設定された状態である。
【0036】
次に、使用者が表示装置20の電源スイッチ(図示せず)を押すと、動作が開始する。制御部3は、入力手段4を介して映像信号を取り込ませる。
【0037】
そして制御部3は、取り込まれた映像信号を解析し、その映像信号の中から表示パラメータ(水平同期信号HSの周波数と、垂直同期信号VSの周波数と、解像度など)を取り出し、映像信号のモードを決定する。
【0038】
次に制御部3は、上記パラメータがロム18に記憶されているか否かをサーチする。もしも、この表示パラメータが記憶されていれば、制御部3は、表示部11に表示画像を設定する。
【0039】
即ち、映像信号中の画像信号R,G,Bは入力手段4を通り、ビデオアンプ5により、必要なレベルに調整され、AD変換部6によりサンプリングされ、ディジタル値に変換される。このディジタル値は、グラフィックLSI7により、適切な画像サイズと周波数に変換され、制御部3を介して、表示部11へ入力される。
【0040】
水平同期信号HSと垂直同期信号VSは、シンクロプロセッッサ9により波形整形され、制御部3を介して、グラフィックLSI7に入力される。そして、表示部11に適した水平同期信号HLCDと、垂直同期信号VLCDとに変換される。
【0041】
この様にして、上記ディジタル値と、水平同期信号HLCDと、垂直同期信号VLCDと、表示制御信号DEは、表示部11へ入力される。表示部11は、パソコンから出力される映像信号(横配置用)により表示される。
【0042】
そして、例えば、ケーシング22の開口部24に対し、画像領域25が左寄りに設定されているとする(図2参照)。即ち、左側の余白Aが右側の余白Bよりも小さい、とする。
【0043】
この時、使用者は、入力部12のメニューキー13を押すと、メニューを示す特定表示23が、表示部11の一部に表示される(図5参照)。そして使用者はダウンキー15を押し、画面上のポインタ(図示せず)を「HOR.POSITION」の位置に合わせ、エンターキー14を押す。
【0044】
その結果として、制御部3は、表示部11上に、複数の設定値(例えば、1,2,3,4,5など)を表示させる。
【0045】
次に、使用者は、ダウンキー15を押し、画面上のポインタを「4」の位置に合わせ、エンターキー14を押す。その結果、画像領域25の左端の位置(HOR.POSITION)が右側に移動し、左側の余白Aと右側の余白Bが同一になったとする。
【0046】
この様に、入力部12に入力する事により、画像領域25の水平位置や、垂直位置や、画面の大きさを変える事ができる。また、特定表示23は、入力部12への入力に対応した画面(例えば,図5のメニュー表示画面や、設定値を表示する画面(図示せず)など)である。この様に、入力部12に入力する事により、最適な画像を表示させる事ができる。
【0047】
また、図5に示した特定表示23において、AUTO ADJUSTとは、画像領域25の位置等を自動的に調整する場合に選択される。HOR.SIZEは画像領域25の左右の大きさを調整する場合に選択される。
【0048】
そして、FOCUSは、画像の焦点を調整する場合に選択される。HOR.POSITIONは、画像領域25の左右の位置を調整する場合に選択される。VERT.POSITIONは、画像領域25の上下の位置を調整する場合に選択される。
【0049】
この様に、表示部11が横方向に配置され、かつ、スイッチ12aが一側に設定された横配置の場合、制御部3は記憶部21の第1記憶領域18aから、横方向に並ぶ第1フォントデータを選択する。
【0050】
そして、入力部12のメニューキー13が押されると、入力部12はCPU1に対し、メニューキー13の入力に従う信号を出力する。
【0051】
その結果、データ変換部17は、ゲートアレイ2を介して、表示部11に対し第1フォントデータから選択され、メニューを示す表示データを出力する。この様にして、制御部3は、特定表示24(図5に示した、AUTO…等のこと)を横表示(横方向に一列に並ぶこと)させる。
【0052】
次に、使用者は、表示部11を縦方向に配置変換するものとする。具体的には使用者又は施工者は、支持部19aと支持板とを固定していたボルトを外す。そして、ケーシング22を横方向から縦方向に配置変換した後、上記ボルトを支持板の孔(縦用)にネジ止めする。
【0053】
この時、スイッチ12aは未だ一側に設定されているものとする。特定表示23は、表示部11の長辺と平行する方向に表示される。即ち、特定表示23は縦表示(縦方向に表示)となり、使用者は見ずらいものとなる(図3参照)。
【0054】
そのため、使用者はスイッチ12aを他側に設定する(図4参照)。この様にして、表示部11が縦方向に配置され、スイッチ12aが他側に設定されると、表示装置2は、縦配置に設定されたことになる。
【0055】
縦配置の場合、制御部3は記憶部21の第2記憶領域18bから、第1フォントデータを90度回転させた第2フォントデータを選択する。そして、入力部12のメニューキー13が押されると、入力部12はCPU1に対し、メニューキー13の入力に従う信号を出力する。
【0056】
その結果、データ変換部17は、ゲートアレイ2を介して、表示部11に対し第2フォントデータが選択され、メニューを示す表示データを出力する。この様にして、制御部3は、特定表示23(図4に示した、AUTO…等のこと)を横表示(横方向に一列に並ぶこと)させる。
【0057】
上記表示装置20の特徴をまとめる。表示部11が横方向に配置され、スイッチ12aが一側に設定された横配置の場合(図2参照)と、表示部11が縦方向に配置され、スイッチ12aが他側に設定された縦方向の場合(図4参照)において、特定表示23は同一方向に表示される(例えば、横表示される)。
【0058】
次に、図6のブロック図に従い、本発明の実施の形態2に係る表紙装置20aを説明する。この表示装置20aにおいて、表示装置20に設けられたスイッチ12aを備えていない。また、この表示装置20aのロム18cは、表示装置20のロム18と異なる。すなわち、表示装置20aの制御部3の制御プログラムと、表示装置20の制御部3の制御プログラムは異なる。その他の部品は、表示装置20のものと同一である。
【0059】
表示装置20aの入力部12を構成するメニューキー13が押されると、例えば、「OSD回転する」と「OSD回転しない」という、二つのメニューが追加される。その他のメニューは、図5に示したメニューと同一である。
【0060】
即ち、図6において、CPU1は全体の制御を行う。ゲートアレイ2は、カウンタ機能とLCDコントロール機能を内蔵し、CPU1に接続されている。CPU1とゲートアレイ2とデータ変換部17とにより、制御部3が構成されている。
【0061】
入力手段4は、接続されたパソコンなどから、映像信号が入力される。映像信号は、画像信号R,G,Bと、水平同期信号HSと、垂直同期信号VS等から成る。
【0062】
ビデオアンプ5は入力された画像信号R、G、Bを必要なレベルに調整する。AD変換部6は、調整された画像信号R、G、Bをサンプリングし、ディジタル値に変換する。
【0063】
グラフィックLSI7は各種画像サイズ(例えば、640×350ドット〜1152×870ドット)と、各種周波数(例えば60〜85Hz)を持つ上記ディジタル値を、表示部11に合せた、画像サイズと周波数に変換する。フレームメモリ8はグラフィックLSI7に接続されている。
【0064】
シンクロプロセッサ9は、入力する水平同期信号HSと垂直同期信号VSの波形を整形する。シンクロプロセッサ9の出力側は、クロックジェネレータ10と、グラフィックLSI7と、ゲートアレイ2に各々、接続されている。
【0065】
クロックジェネレータ10は、水平同期信号HSの入力により、ドットクロック信号DCLKを出力する。ドットクロック信号DCLKは、AD変換部6と、グラフィックLSI7と、ゲートアレイ2に各々、供給される。
【0066】
表示部11は例えば、液晶表示部であり、ゲートアレイ2に接続されている。表示部11は制御部3を介して、ディジタル値と、水平同期信号HLCDと、垂直同期信号VLCDと、ドットクロック信号DCLKと、表示制御信号DEが供給される。この様に、表示部11は、映像信号に従い、表示される。
【0067】
入力部12はCPU1に接続されている。入力部12は例えば、メニューキー13と、エンターキー14と、ダウンキー15と、アップキー16の4個のキーから成る。
【0068】
データ変換部17は、使用者による調整等をガイドするメッセージ等を表示データに変換し、表示部11の一部にOSD(オン・スクリーン・ディスプレイ)として、特定表示させるものである。この様に、入力部12に入力がなされると制御部3は、表示部11の一部に特定表示させる。データ変換部17の入力側はCPU1に接続され、出力側はゲートアレイ2に接続される。
【0069】
ロム18cはリードオンリーメモリからなり、CPU1に接続されている。ロム18cはCPU1の制御プログラムを記憶している。
【0070】
記憶部21は例えば、第1記憶領域18aと、第2記憶領域18bとからなる。第1記憶領域18aは例えば、記憶部21の0番地〜1000番地のアドレスを持つ。第1記憶領域18aは、横方向に並ぶ第1フォントデータ(図2のAUTO…等)を記憶している。
【0071】
第2記憶領域18bは例えば、記憶部21の2000番地〜3000番地のアドレスを持つ。第2記憶領域18bは、第1フォントデータを90度回転させた第2フォントデータを記憶している。
【0072】
ケーシング22は、例えば金属板等からなり、略箱状に形成され、この表示装置20の外枠である。ケーシング22は上記部品3,4,5,6,7,8,9,10,11,18c,21等を覆う様に形成されている。即ち、ケーシング22は少なくとも、表示部11を覆う様に、設けられている。
【0073】
スタンド19は例えば、複数の各パイプを組み立てたものである。支持部19aは、スタンド19を構成する部分であり、縦方向に延在する様に、構成されている。
【0074】
ケーシング22の内側の適所に、例えば2個の支持板(図示せず)が固定され支持板には、複数個のネジ切りされた孔(図示せず)が設けられている。支持板19aには、複数個の孔が形成されている。
【0075】
複数個のボルト(図示せず)は、支持板19aの孔を貫通し、ケーシング22の孔を貫通し、支持板の孔にネジ止めされている。
【0076】
使用者又は施工者は、ケーシング22を横方向に配置し、上記ボルトを、支持板の孔(横用)にネジ止めする。この時、表示部11は横方向(即ち、表示部11の長辺が略水平状態になること)に位置する。
【0077】
また、使用者又は施工者は、ケーシング22を縦方向に配置し、上記ボルトを支持板の孔(縦用)にネジ止めする。この時、表示部11は縦方向に(即ち、表示部11の長辺が水平方向に対し、略直角方向にあること)に位置する。以上の部品により、この表示装置20aは構成されている。
【0078】
次に、この表示装置20aが横配置の場合を説明する。この時、表示部11は横方向に配置されている。そして、使用者が表示装置20aの電源スイッチを押すと、動作が開始する。
【0079】
制御部3は、入力手段4を介して映像信号を取り込ませる。そして制御部3は上記表示装置20aと同一の制御動作をする。その結果、表示部は、パソコンから出力される映像信号(横配置用)により,表示される。
【0080】
次に、使用者は、初期調整のために、入力部12のメニューキー13を押すと、メニューを示す特定表示が、表示部11の一部に表示される。この様に、特定表示させるために、入力部12に何らかの入力がなされるとことを「入力部12に第1入力がなされる」と表現する。即ち、入力部12に第1入力がなされると制御部3は、表示部11の一部に特定表示させる。
【0081】
そして使用者は、ダウンキー15を押し、画面上のポインタを「OSD回転しない」の位置に合わせ、エンターキー14を押す。この様に、例えば、OSD回転しない旨のメッセージが選択される事を「入力部12に第2入力がなされる」と表現する。
【0082】
この様にして、表示部11が横方向に配置され、かつ、入力部12に第2入力がなされると、表示装置20aは横配置の状態となる。
【0083】
表示装置20aは横配置の場合、制御部3は、記憶部21の第1記憶領域18aから、横方向に並ぶ第1フォントデータを選択する。その結果、データ変換部17は、ゲートアレイ2を介して、表示部11に対し,第1フォントデータから選択され、かつ、メニューを示す表示データを出力する。この様にして、制御部3は特定表示(図2に示した、AUTO…等のこと)を横表示(横方向に一列に並ぶこと)させる。
【0084】
次に、この表示装置20aが縦配置の場合を説明する。この時、表示部11は縦方向に配置されている。使用者は、パソコン操作して、縦配置用の映像信号に切り替える。そして、使用者が表示装置20aの電源スイッチを押すと、動作が開始する。
【0085】
制御部3は、入力手段4を介して映像信号を取り込ませる。そして制御部3は上記横配置の場合と同一の制御動作をする。その結果、表示部11は、パソコンから出力される映像信号(縦配置用)により,表示される。この時、表示部11において、映像信号による表示は、横表示(横方向に並ぶもの)である。
【0086】
次に、使用者は、初期調整のために、入力部12のメニューキー13を押すと第1入力がなされ、メニューを示す特定表示が、表示部11の一部に表示される。この様に、特定表示させるために、入力部12に何らかの入力がなされる事を「入力部12に第1入力がなされる」と表現する。即ち、入力部12に第1入力がなされると制御部3は、表示部11の一部に特定表示させる。
【0087】
そして使用者は、ダウンキー15を押し、画面上のポインタを「OSD回転する」の位置に合わせ、エンターキー14を押す。この様に、例えば、OSD回転する旨のメッセージが選択される事を「入力部12に第3入力がなされる」と表現する。
【0088】
この様にして、表示部11が縦方向に配置され、かつ、入力部12に第3入力がなされると、表示装置20aは縦配置の状態となる。
【0089】
表示装置20aは縦配置の場合、制御部3は、記憶部21の第2記憶領域18bから、第2フォントデータ(第1フォントデータを90度回転したデータであり、横方向に並ぶもの)を選択する。その結果、データ変換部17は、ゲートアレイ2を介して、表示部11に対し,第2フォントデータから選択され、かつメニューを示す表示データを出力する。この様にして、制御部3は、特定表示(図4に示した、AUTO…等のこと)を横表示(横方向に一列に並ぶこと)させる。
【0090】
上記表示装置20aの特徴をまとめる。表示部11が横方向に配置され、入力部12に第2入力がなされた横配置の場合と、表示部11が縦方向に配置され入力部12に第3入力がなされた縦配置の場合において、特定表示(AUTO…等のこと)は同一方向に表示される。
【0091】
なお、表示装置20aにおいて、入力部12は、ケーブル16aを介して制御部3に接続され、遠隔操作により、入力可能に設けられている。
【0092】
【発明の効果】
請求項1の本発明では、映像信号に従い表示される表示部と、入力部と、スイッチと制御部とを備え、前記入力部に入力がなされると、前記制御部は、前記表示部の一部に特定表示をさせ、前記表示部が横方向に配置され、前記スイッチが一側に設定された横配置の場合と、前記表示部が縦方向に配置され、前記スイッチが他側に設定された縦配置の場合において、前記特定表示は同一方向に表示される。この様に、表示装置が横配置の時の特定表示と、縦配置の時の特定表示は同一方向に表示されるので、使用者は特定表示を容易に見る事ができ、従来の見ずらい欠点が解消される。
【0093】
請求項2の本発明では、少なくとも前記表示部を覆うケーシングを設け、前記スイッチを、前記ケーシングの背面に露出して配置させた。この様に、スイッチを外付けする事により、従来の制御プログラムを大幅に変更しなくても、従来の縦配置時の見ずらい事を解消できる。また、スイッチはケーシングの背面に設けられるので、第三者が、スイッチをいたずらして操作する事が防止される。
【0094】
請求項3の本発明では、映像信号に従い表示される表示部と、入力部と、制御部とを備え、前記入力部に第1入力がなされると、前記制御部は、前記表示部の一部に特定表示をさせ、前記表示部が横方向に配置され、前記入力部に第2入力がなされた横配置の場合と、前記表示部が縦方向に配置され、前記入力部に第3入力がなされた縦配置の場合において、前記特定表示は同一方向に表示される。この様に、入力部に第2入力又は第3入力する事により、横配置又は縦配置を設定できるので、使用者による操作性は向上する(入力し易くなる)。
【0095】
請求項4の本発明では、前記表示装置に設けられた記憶部は、横方向に並ぶ第1フォントデータと、該第1フォントデータを90度回転させた第2フォントデータを記憶し、前記横配置の場合、前記制御部は前記第1フォントデータを選択し、前記特定表示を横表示させ、前記縦配置の場合、前記制御部は前記第2フォントデータを選択し、前記特定表示を横表示させる。上記構成により、横配置の時、特定表示を横表示させる事と、縦配置の時、特定表示を横表示させる事の構成が簡素化できる。また、第1フォントデータおよび第2フォントデータを記憶し選択するだけなので、データ変換する大掛かりな部品を必要とせず、コストが安くて済む。
【0096】
請求項5の本発明では、前記入力部は、ケーブルを介して、前記制御部に接続され、遠隔操作により、入力可能に設けられた。この様に、入力部は有線式の遠隔操作できるので、表示部が大型化しても、使用者は表示部から離れた位置で入力できるから、入力がし易くなる。また、入力部は有線で接続されているので、紛失する事が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る表示装置20のブロック図である。
【図2】上記表示装置20が横配置された場合の斜視図である。
【図3】上記表示装置20において、表示部11が縦方向に配置され、スイッチ12aが一側に設定された場合の斜視図である。
【図4】上記表示装置20が縦配置された場合の斜視図である。
【図5】上記表示装置20において、特定表示23の一例を示す図面である。
【図6】本発明の実施の形態2に係る表示装置20aのブロック図である。
【符号の説明】
3 制御部
11 表示部
12 入力部
12a スイッチ
Claims (5)
- 映像信号に従い表示される表示部と、入力部と、スイッチと制御部とを備え、前記入力部に入力がなされると、前記制御部は、前記表示部の一部に特定表示をさせ、前記表示部が横方向に配置され、前記スイッチが一側に設定された横配置の場合と、前記表示部が縦方向に配置され、前記スイッチが他側に設定された縦配置の場合において、前記特定表示は同一方向に表示される事を特徴とする表示装置。
- 少なくとも前記表示部を覆うケーシングを設け、前記スイッチを、前記ケーシングの背面に露出して配置させた事を特徴とする請求項1の表示装置。
- 映像信号に従い表示される表示部と、入力部と、制御部とを備え、前記入力部に第1入力がなされると、前記制御部は、前記表示部の一部に特定表示をさせ、前記表示部が横方向に配置され、前記入力部に第2入力がなされた横配置の場合と、前記表示部が縦方向に配置され、前記入力部に第3入力がなされた縦配置の場合において、前記特定表示は同一方向に表示される事を特徴とする表示装置。
- 前記表示装置に設けられた記憶部は、横方向に並ぶ第1フォントデータと、該第1フォントデータを90度回転させた第2フォントデータを記憶し、前記横配置の場合、前記制御部は前記第1フォントデータを選択し、前記特定表示を横表示させ、前記縦配置の場合、前記制御部は前記第2フォントデータを選択し、前記特定表示を横表示させる事を特徴とする請求項1又は請求項3の表示装置。
- 前記入力部は、ケーブルを介して、前記制御部に接続され、遠隔操作により、入力可能に設けられた事を特徴とする請求項1又は請求項3の表示装置。
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