JP6200454B2 - ワイヤーハーネス - Google Patents

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Description

本発明は、ワイヤーハーネスに関する。
従来、ハイブリッド自動車や電気自動車等の車両では、インバータとモータとの間を三相の電線で繋ぎ、インバータからモータへの電力供給が行われる。この三相電線において、1本の編組により外周部を纏めて覆うことでノイズを抑制させる構造、所謂一括シールド構造が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2012−249506号公報
ところで、インバータからモータへの電力供給において、インバータからの出力には立ち上がりの急峻な電圧が含まれる。このような立ち上がりの急峻な電圧は、インピーダンス不整合によってインバータとモータとの間で何度も反射を繰り返す。この結果、モータに過大なサージ電圧がかかる場合がある。特許文献1などに記載されている従来の一括シールド構造では、サージ電圧を抑制させる点でさらなる改善の余地があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、サージ電圧を好適に抑制できるワイヤーハーネスを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係るワイヤーハーネスは、中心軸線を軸心とする円柱形状で形成される本体部と、それぞれが前記中心軸線に沿って前記本体部を貫通して設けられ、電線を個別に収容可能に形成され、かつ、前記中心軸線に沿った軸方向から視た断面において、前記中心軸線周りの周方向に沿って等間隔に配置される、複数の電線収容部と、前記複数の電線収容部のうち前記周方向に沿って隣接する2つの電線収容部の間にて、前記中心軸線に沿って前記本体部を貫通して形成される空間部と、を備える電線保持部材と、3本以上の電線を同一方向に纏め、かつ前記電線のそれぞれの中心軸線周りの配置が前記電線保持部材により保持される電線部と、前記本体部の外周面に巻き付けられることで、前記電線部の前記電線を前記電線保持部材に固定するテープと、前記電線部の前記電線が前記テープにより前記電線保持部材に固定された状態で、前記電線保持部材の外周側を被覆する保護部材と、を備えることを特徴とする。
また、上記のワイヤーハーネスにおいて、前記電線収容部は、前記断面において、当該電線収容部に収容される前記電線の外形線が、前記本体部の前記円柱形状の外形線と内周側から少なくとも接触するよう形成されることが好ましい。
また、上記のワイヤーハーネスにおいて、前記電線収容部は、前記本体部の外周側から前記電線を嵌合可能に形成されることが好ましい。
また、上記のワイヤーハーネスにおいて、前記空間部は、前記断面において、前記複数の電線収容部のうち前記周方向に沿って隣接する2つの電線収容部の間から前記中心軸線までを含んで一体的に形成されることが好ましい。
また、上記のワイヤーハーネスにおいて、前記電線収容部材は、前記本体部の前記円柱形上の外周面から立設され、前記周方向に沿って延在して形成される外縁部を備えることが好ましい。
また、上記のワイヤーハーネスにおいて、前記電線部を保持した前記電線保持部材の外周側を一括して包囲するシールド部材を備え、前記保護部材は、前記シールド部材に包囲された前記電線保持部材の外周側を被覆するこが好ましい
また、上記のワイヤーハーネスにおいて、前記電線保持部材は、前記電線部の長手方向の一部を包囲するよう形成され、前記電線部の長手方向に沿って所定間隔をあけて複数個が設置されることが好ましい。
また、上記のワイヤーハーネスにおいて、前記電線保持部材は、前記電線部の長手方向の全域を包囲するよう形成されることが好ましい。
本発明によれば、電線収容部に収容される各電線の間の距離を大きくとることができるので、各電線のノイズ発生を抑制できると共に、隣接する他の電線に発生するノイズの影響を低減できる。また、電線収容部に電線を収容することで、各電線の適切な位置関係を好適に維持できる。これにより、電線の放射ノイズを充分に低減することが可能となり、この結果、サージ電圧を好適に抑制できるという効果を奏する。
図1は、本発明の一実施形態に係るワイヤーハーネスによりモータとインバータとを接続する構成を示す模式図である。 図2は、本発明の一実施形態に係るワイヤーハーネスの斜視図である。 図3は、図2,4中のIII−III断面図であり、本発明の一実施形態に係るワイヤーハーネスの軸方向断面図である。 図4は、図2に示すワイヤーハーネスにおいて、コルゲートチューブに被覆される部分の中の構成を示す斜視図である。 図5は、図3,4中の電線保持部材の斜視図である。 図6は、従来のワイヤーハーネスの一括シールド構造を説明するためのワイヤーハーネスの軸方向断面図である。
以下に、本発明に係るワイヤーハーネスの実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の図面において、同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰り返さない。
[実施形態]
図1〜5を参照して本実施形態に係る電線保持部材20及びワイヤーハーネス1の構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るワイヤーハーネスによりモータとインバータとを接続する構成を示す模式図である。図2は、本発明の一実施形態に係るワイヤーハーネスの斜視図である。図3は、図2,4中のIII−III断面図であり、本発明の一実施形態に係るワイヤーハーネスの軸方向断面図である。図4は、図2に示すワイヤーハーネスにおいて、コルゲートチューブに被覆される部分の中の構成を示す斜視図である。図5は、図3,4中の電線保持部材の斜視図である。
図1に示すインバータ50(図1中の「INV」)及びモータ60(図1中の「MG1」及び「MG2」)は、ハイブリッド自動車や電気自動車等の車両に搭載されている。インバータ50は、車両に搭載された電源(図示せず)からの直流出力を三相交流出力に変換する装置である。インバータ50は、PWM波形を出力するものでもよいが、正弦波形を出力するものでもよい。モータ60は、インバータ50から出力された三相交流出力により駆動する装置であり、例えばY字結線の三相モータである。
本実施形態に係るワイヤーハーネス1は、上記の三相交流型のインバータ50とモータ60とを接続する電力供給線として用いられる。ワイヤーハーネス1は、三相交流電力を3本の電線3a,3b,3c(図2〜4参照)を用いて供給する三相3線方式の電線群から成る三相電線である。
図2に示すように、ワイヤーハーネス1は、3本の電線3a,3b,3cを同一方向に纏めた電線部2の両端末に、インバータ50及びモータ60とそれぞれ連結するためのインバータ側コネクタ8及びモータ側コネクタ9が接続される。また、図2〜4に示すように、ワイヤーハーネス1は、電線部2の外周側を筒状の編組線6(シールド部材)及びコルゲートチューブ7(保護部材)で被覆されて構成されている。また、ワイヤーハーネス1は、電線部2の各電線3a,3b,3cを内周側から電線保持部材20によって保持するよう構成されている。
図3,4に示すように、電線部2の3本の電線3a,3b,3cは、所定の中心軸線X1に沿って延在し、かつ、中心軸線X1周りの周方向に沿って等間隔に配置される。3本の電線3a,3b,3cのそれぞれは、ノンシールドタイプの電線であり、断面円形状の導体部4a,4b,4cと、この導体部4a,4b,4cの外周を被覆して形成される絶縁部5a,5b,5cと、を有する。つまり、電線3a,3b,3cの形状は、図4に示す中心軸線X1に沿った軸方向から視たワイヤーハーネス1の断面(軸方向断面、すなわち中心軸線X1に直交する断面)において略円形状である。電線3a,3b,3cの導体部4a,4b,4cは、例えば、金属製(アルミニウム合金や銅合金など)の複数の素線をらせん状に撚り合わせた撚り線、または棒状の単芯線などから成る。電線3a,3b,3cの絶縁部5a,5b,5cは、例えば合成樹脂により形成される。
電線部2の各電線3a,3b,3cは、図3に示す軸方向断面において、それぞれの中心軸(重心点)Ya,Yb,Ycが略正三角形をなす配置、所謂、俵積み状の配置となっている。また、3本の電線3a,3b,3cは、後述する電線保持部材20によって、中心軸線X1周りの周方向に隣接する2つの電線同士が接触せず間隙をとるよう配置されている。電線部2は、各電線3a,3b,3cの導体部4a,4b,4c及び絶縁部5a,5b,5cが共に可塑性を有しているので、曲げ変形可能となっている。
電線保持部材20は、電線部2の各電線3a,3b,3cの中心軸線X1周りの配置を保持する部材である。電線保持部材20は、図3,4に示すように、電線部2の各電線3a,3b,3cを内部に収容して保持することで、電線部2の各電線3a,3b,3cの適切な位置関係を維持することができるよう構成されている。電線保持部材20は、例えば合成樹脂により一体成形される。電線保持部材20の材質は、低誘電率材であることが好ましい。
電線保持部材20は、図3,5に示すように、本体部21と、複数の電線収容部22(22a,22b,22c)と、空間部23と、外縁部24とを備える。
本体部21は、中心軸線X1を軸心とする円柱形状で形成される部材である。本体部21は、中心軸線X1周りに外周面21aを有する。この外周面21aは、複数の電線収容部22によって中心軸線X1周りの周方向に沿って複数に区分されている。本実施形態では、3個の電線収容部22a,22b,22cによって、本体部21の外周面21aは周方向に沿って3つに区分されている。
複数の電線収容部22は、それぞれが中心軸線X1に沿って本体部21を貫通して設けられ、電線部2の各電線3a,3b,3cを個別に収容可能に形成される。電線収容部22のそれぞれは、図3に示す中心軸線X1に沿った軸方向から視た断面(軸方向断面)において、中心軸線X1周りの周方向に沿って等間隔に配置されている。電線収容部22の個数は、電線部2が有する電線の本数と同数であり、本実施形態では、3個の電線収容部22a,22b,22cが、中心軸線X1に沿って本体部21を貫通して設けられ、電線部2の各電線3a,3b,3cを個別に収容可能に形成されている。また、3個の電線収容部22a,22b,22cは、中心軸線X1に沿った軸方向から視た断面において、中心軸線X1周りの周方向に沿って等間隔に配置されている。つまり、電線収容部22a,22b,22cは、電線部2の各電線3a,3b,3cと同様に俵積み状の配置となっている。このように配置される電線収容部22a,22b,22cに電線3a,3b,3cを個別に収容することで、電線部2の各電線3a,3b,3cの適切な位置関係を維持しつつ電線部2を保持できる。
電線収容部22a,22b,22cは、図3に示す軸方向断面において、当該電線収容部に収容される電線3a,3b,3cの外形線が、本体部21の円柱形状の外形線と内周側から少なくとも接触するよう形成される。より詳細には、図3に示す軸方向断面において、電線収容部22a,22b,22cに収容される各電線3a,3b,3cの外形線が、本体部21の外周面21aの外形線に内側(中心軸線X1側)から接するように、電線収容部22a,22b,22cが形成されている。このような構成によって、電線3a,3b,3cが電線収容部22a,22b,22cに収容された状態では、電線3a,3b,3cの最も外周側の周面を、本体部21の外周面21aと同一の外周面上に配置させることができ、外周面21aへのテープ26の巻き付けを容易にできる。図4に示すように、電線収容部22a,22b,22cに電線3a,3b,3cを収容して、本体部21の外周面21aにテープ26を巻き付けることで、電線部2の電線3a,3b,3cを電線保持部材20に固定させることができる。
また、電線収容部22a,22b,22cは、本体部21の外周側から電線3a,3b,3cを嵌合可能に形成されている。図5に示すように、電線収容部22a,22b,22cは、本体部21の外周面21a上に、中心軸線X1方向に沿って本体部21の全域に亘って形成される開口部25a,25b,25cを有する。つまり、電線収容部22a,22b,22cは、外周面21a上にて中心軸線X1の方向に延在し、その断面が円弧形状の溝として形成されている。また、電線収容部22a,22b,22cの内周面の曲率半径は、それぞれに収容される電線3a,3b,3cの断面円の半径と同等となるように形成されている。つまり、図3に示すように、電線収容部22a,22b,22cに電線3a,3b,3cが収容された状態では、電線3a,3b,3cの外周面が電線収容部22a,22b,22cの内周面と当接し、図3に示す軸方向断面において、電線収容部22a,22b,22cと電線3a,3b,3cとが同心円状に配置される。このような構成によって、電線収容部22a,22b,22cは、本体部21の外周面21a上の開口部25a,25b,25cから電線3a,3b,3cを内部に嵌合させることができる。
なお、電線収容部22a,22b,22cの開口部25a,25b,25cの周方向の開口幅は、電線3a,3b,3cの断面円の直径より小さく設定され、これにより、電線収容部22a,22b,22cに電線3a,3b,3cが収容された状態から、電線3a,3b,3cが抜け出し難く構成するのが好ましい。
空間部23は、複数の電線収容部22a,22b,22cと区分されて、中心軸線X1に沿って本体部21を貫通して形成される貫通孔部である。空間部23は、図3に示す軸方向断面において、複数の電線収容部22a,22b,22cのうち中心軸線X1周りの周方向に沿って隣接する2つの電線収容部の間から、中心軸線X1までを含んで一体的に形成される。言い換えると、空間部23は、図3に示す軸方向断面において、中心軸線X1から、各電線収容部22a,22b,22cの間隙を通って外周面21aの裏まで到達するように三方向へ放射状に形成されている。このような空間部23を設けることで、複数の電線収容部22a,22b,22cは、中心軸線X1周りの周方向では相互に接触せずに間隙を取って配置されている。
外縁部24は、本体部21の円柱形上の外周面から立設され、周方向に沿って延在して形成される。本実施形態では、外縁部24は、本体部21の軸方向の両端部に設けられている。外縁部24は、電線保持部材20の周囲に編組線6及びコルゲートチューブ7が外装されたときに、編組線6及びコルゲートチューブ7と接触することで、コルゲートチューブ7の外形を円形に保持させる、外形保持部として機能する。
このような構成の電線保持部材20について、本実施形態のワイヤーハーネス1では、図4に示すように、電線部2の各電線3a,3b,3cの延在方向(中心軸線X1の方向)に沿って所定間隔を空けて複数の電線保持部材20が設置されている。個々の電線保持部材20は、中心軸線X1方向の寸法が、電線部2の長手方向の一部を包囲できる程度の長さに設定されている。
編組線6は、金属製(例えば銅金属製)の素線を網目状に編み込んで形成され、全体として筒状をなしている。編組線6は、電線部2の外周側を一括して包囲することでノイズを抑制するシールド部材として機能するものである。本実施形態では、編組線6は、電線部2の各電線を保持した状態の電線保持部材20の外周に沿って被覆するよう構成されている。編組線6は、素線の有する可塑性により伸縮可能となっており、電線部2と共に自在に曲げ変形することができる。
コルゲートチューブ7は、合成樹脂製であって、例えば蛇腹状に形成される。これにより、自在に弾性変形可能であると共に、弾性復元力によって円筒形状を良好に保持可能とされている。コルゲートチューブ7は、電線部2、電線保持部材20及び編組線6を円筒形状の内部に収容できるように形成されており、これにより、電線部2の外周側を被覆して電線を保護できるよう構成されている。
上記のような構成をとる本実施形態のワイヤーハーネス1は、例えば次のような手順で組み立てることができる。図4に示すように、まず、複数の電線保持部材20が、所定の中心軸線X1に沿って所定間隔を空けて配置され、各電線保持部材20の電線収容部22a,22b,22cに、それぞれ電線3a,3b,3cが嵌合される。次に、本体部21の外周面21aにテープ26が巻き付けられて、電線部2の各電線3a,3b,3cが電線保持部材20に固定される。これにより、電線部2の各電線3a,3b,3cが適切な位置関係に保持される。
そして、電線保持部材20に保持された電線部2の外周側に編組線6が被覆され、さらにその外周に、図2,3に示すようにコルゲートチューブ7が装着される。このとき、図3に示すように、電線保持部材20の外縁部24が編組線6及びコルゲートチューブ7に内周側から突き当たることで、コルゲートチューブ7の外形が円形状に保持される。この後、電線部2の両端にコネクタ8,9が接続されて、ワイヤーハーネス1が組み立てられる。
次に、本実施形態に係る電線保持部材20及びワイヤーハーネス1の効果について説明する。
ここで、図6を参照して、比較例としての従来のワイヤーハーネス101の一括シールド構造について説明する。図6は、従来のワイヤーハーネスの一括シールド構造を説明するためのワイヤーハーネスの軸方向断面図である。
図6に示すように、従来のワイヤーハーネス101は、本実施形態のワイヤーハーネス1と同様に、電線部102と、編組線106と、コルゲートチューブ7とを備える。
電線部102は、本実施形態のワイヤーハーネス1の電線部2と同様の3本の電線3a,3b,3cを有している。電線3a,3b,3cは、図6に示す軸方向断面において俵積み状の配置となっている。また、電線3a,3b,3cは、中心軸線X1周りの周方向に隣接する2つの電線同士が接触可能とされている。電線3a,3b,3cを構成する導体部4a,4b,4c及び絶縁部5a,5b,5cの材質や性状などは本実施形態のワイヤーハーネス1のものと同様である。
編組線106は、本実施形態のワイヤーハーネス1の編組線6と同様の材質及び性状で筒状に形成されたものであり、編組線6と同様に電線部102の外周側を一括して包囲している。
このようなワイヤーハーネス101をインバータ50とモータ60との間に接続して電力供給を行った場合(図1参照)、電線部102の各電線3a,3b,3c同士の電線間距離が相互に接触可能な程度に接近しているため、各電線3a,3b,3c間の静電容量cが大きくなり、各電線3a,3b,3cにノイズが発生しやすくなる。また、各電線3a,3b,3cの電線間距離が近いために、各電線3a,3b,3cのそれぞれは、隣接する他の電線に発生するノイズの影響を受けやすい。このため、各電線3a,3b,3cにノイズが発生した場合には、電線部102の放射ノイズが増大する傾向があり、この結果、過大なサージ電圧が発生する場合があった。
これに対して、本実施形態に係るワイヤーハーネス1は、3本の電線3a,3b,3cを同一方向に纏めた電線部2と、電線部2の電線3a,3b,3cのそれぞれの中心軸線X1周りの配置を保持する電線保持部材20と、電線部2を保持した電線保持部材20の外周側を一括して包囲する編組線6と、編組線6により包囲された電線保持部材20の外周側を被覆するコルゲートチューブ7と、を備える。
本実施形態に係る電線保持部材20は、中心軸線X1を軸心とする円柱形状で形成される本体部21と、それぞれが中心軸線X1に沿って本体部21を貫通して設けられ、電線部2の各電線3a,3b,3cを個別に収容可能に形成され、図3に示すように、中心軸線X1に沿った軸方向から視た断面において、中心軸線X1周りの周方向に沿って等間隔に配置される、複数の電線収容部22a,22b,22cと、複数の電線収容部22a,22b,22cのうち周方向に沿って隣接する2つの電線収容部の間にて、中心軸線X1に沿って本体部21を貫通して形成される空間部23と、を有する。
これらの構成により、電線保持部材20の各電線収容部22a,22b,22cの間には、周方向に沿って必ず空間部23が介在するため、電線部2の各電線3a,3b,3cを電線保持部材20の各電線収容部22a,22b,22cに収容させることで、電線部2の各電線間に空間部23の周方向の寸法分の距離を確保できる。このため、従来のワイヤーハーネス101と比較して、電線部2の各電線3a,3b,3cの間の距離を大きくとることができるので、電線部2の各電線3a,3b,3c間の静電容量cを低減でき、各電線3a,3b,3cのノイズ発生を抑制できると共に、隣接する他の電線に発生するノイズの影響を低減できる。また、電線収容部22a,22b,22cの間に空間部23を設けることで、電線収容部22a,22b,22cに収容される各電線3a,3b,3cの間に誘電率の低い空気層を設けることができるので、各電線3a,3b,3c間の静電容量cをさらに低減できる。従って、本実施形態のワイヤーハーネス1及び電線保持部材20は、電線部2の放射ノイズを充分に低減することが可能となり、この結果、サージ電圧の発生を好適に抑制できる。
また、本実施形態の電線保持部材20は、電線収容部22a,22b,22cに電線部2の各電線3a,3b,3cを収容することで、上記のようにサージ電圧の発生を好適に抑制できる電線部2の各電線3a,3b,3cの適切な位置関係を好適に維持することができる。これにより、本実施形態の電線保持部材20は、当該電線保持部材20が組み込まれるワイヤーハーネス1においてサージ電圧の抑制効果を長く継続させることができる。
また、本実施形態の電線保持部材20では、電線収容部22a,22b,22cは、図3に示す軸方向断面において、当該電線収容部22a,22b,22cに収容される電線3a,3b,3cの外形線が、本体部21の円柱形状の外形線(外周面21aの外形線)と内周側から接触するよう形成される。
この構成により、電線収容部22a,22b,22cに収容されている各電線3a,3b,3cを、本体部21の円柱形状の制約の範囲内で、中心軸線X1から外周方向に極力離して配置できるので、電線部2の各電線3a,3b,3cの間の周方向の距離を極力大きくとることができる。これにより、電線部2の各電線3a,3b,3c間の静電容量cをより一層低減でき、サージ電圧の発生をより一層抑制できる。
また、電線部2の各電線3a,3b,3cを電線保持部材20の各電線収容部22a,22b,22cに収容したときに、電線3a,3b,3cが電線保持部材20の本体部21の外周面21aから突出しないので、外周面21aへのテープ26の巻き付けを容易にできる。なお、電線収容部22a,22b,22cに収容される電線3a,3b,3cは、外縁部24より突出しない程度であれば、本体部21の外周面21aより外周側に突出してもよい。
また、本実施形態の電線保持部材20において、電線収容部22a,22b,22cは、本体部21の外周側から電線3a,3b,3cを嵌合可能に形成される。すなわち、電線収容部22a,22b,22cは、本体部21の外周面21a上に設けられる開口部25a,25b,25cから電線3a,3b,3cを内部に嵌合させることができる。この構成により、電線収容部22a,22b,22cに電線3a,3b,3cを容易に収容させることが可能となり、電線保持部材20への電線部2の組付け作業性を向上できる。
また、本実施形態の電線保持部材20では、空間部23は、図3に示す軸方向断面において、複数の電線収容部22a,22b,22cのうち周方向に沿って隣接する2つの電線収容部の間から中心軸線X1までを含んで一体的に形成される。
この構成により、電線収容部22a,22b,22cに収容される各電線3a,3b,3cの間に空気層をより多く設けることができるので、各電線3a,3b,3c間の静電容量cをさらに低減できる。また、電線保持部材20の本体部21が中空状になるので、外力に対して柔軟に変形しやすくでき、衝撃吸収性を向上できる。
また、本実施形態の電線保持部材20は、本体部21の円柱形上の外周面21aから立設され、周方向に沿って延在して形成される外縁部24を備える。この構成により、電線保持部材20の周囲に編組線6及びコルゲートチューブ7が外装されたときに、外縁部24が編組線6及びコルゲートチューブ7に内周側から突き当てられて、コルゲートチューブ7の外形を、外縁部24の外形に沿った円形状に強固に保持できる。
また、本実施形態に係るワイヤーハーネス1において、電線保持部材20は、電線部2の長手方向の一部を包囲するよう形成され、電線部2の長手方向に沿って所定間隔をあけて複数個が設置される。この構成により、電線部2が電線保持部材20によって包囲される領域を長手方向の一部に絞ることができるので、電線保持部材20が包囲していない電線部2の可塑性(曲げやすさ)を維持できる。これにより、本実施形態のワイヤーハーネス1は、電線保持部材20の設置によるサージ電圧低減効果を発揮しつつ、電線部2の可塑性を良好に維持できる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態及びその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
上記実施形態では、図4に示したように、ワイヤーハーネス1が複数の電線保持部材20を備え、個々の電線保持部材20は電線部2の長手方向の一部を包囲するよう形成される構成を例示したが、電線保持部材20の構成はこれに限られない。例えば、ワイヤーハーネス1が単一の電線保持部材20を備え、この電線保持部材20が、電線部2の長手方向の全域を包囲するよう形成される構成でもよい。この構成により、電線保持部材20と電線部2との接触領域を増加できるので、サージ電圧の発生を好適に抑制できる電線部2の各電線3a,3b,3cの配置をより強固に保持することができ、ワイヤーハーネス1のサージ電圧の抑制効果をさらに長く継続させることができる。
また、上記実施形態では、電線保持部材20の各電線収容部22a,22b,22cは、本体部21の外周面21aに設けられた開口部25a,25b,25cから電線3a,3b,3cを嵌合する構成を例示したが、開口部25a,25b,25cを備えない構成でもよい。この場合、電線収容部22a,22b,22cは、円孔形状となり、本体部21の軸方向の両端面に開口する形状となる。
上記実施形態では、実施形態に係るワイヤーハーネス1が接続する2つの要素としてインバータ50及びモータ60を例示したが、2つの要素間でサージ電圧が発生しうるものであれば、他の要素間にワイヤーハーネス1を適用することもできる。
また、上記実施形態では、実施形態に係るワイヤーハーネス1bを、三相交流型のインバータ50とモータ60とを接続する電力供給線として用いる構成を例示したが、インバータ50とモータ60は三相交流型以外のものでもよい。つまり、実施形態に係るワイヤーハーネス1は、例えば四相配線など三相配線以外のものでもよく、電線部2が3本以上の電線を有する構成であればよい。
また、上記実施形態では、ノイズを抑制するシールド部材の一例として編組線6を例示したが、例えば銅やアルミなどの金属テープや箔などをシールド部材として適用してもよいし、これらと編組線6との組み合わせでシールド部材を構成することもできる。
また、電線部2の各電線は、同軸ケーブルでもよい。つまり、各電線の導体部の周り、導体部と被覆部との間に電線ごとに個別にシールド部材が設けられる構成でもよい。
また、上記実施形態では、シールド部材としての編組線6が接地されている構成を例示したが、接地しない構成でもよい。
1 ワイヤーハーネス
2 電線部
3a,3b,3c 電線
6 編組線(シールド部材)
7 コルゲートチューブ(保護部材)
20 電線保持部材
21 本体部
21a 外周面
22,22a,22b,22c 電線収容部
23 空間部
24 外縁部
X1 中心軸線

Claims (8)

  1. 中心軸線を軸心とする円柱形状で形成される本体部と、
    それぞれが前記中心軸線に沿って前記本体部を貫通して設けられ、電線を個別に収容可能に形成され、かつ、前記中心軸線に沿った軸方向から視た断面において、前記中心軸線周りの周方向に沿って等間隔に配置される、複数の電線収容部と、
    前記複数の電線収容部のうち前記周方向に沿って隣接する2つの電線収容部の間にて、前記中心軸線に沿って前記本体部を貫通して形成される空間部と、
    を備える電線保持部材と、
    3本以上の電線を同一方向に纏め、かつ前記電線のそれぞれの中心軸線周りの配置が前記電線保持部材により保持される電線部と、
    前記本体部の外周面に巻き付けられることで、前記電線部の前記電線を前記電線保持部材に固定するテープと、
    前記電線部の前記電線が前記テープにより前記電線保持部材に固定された状態で、前記電線保持部材の外周側を被覆する保護部材と、
    を備えることを特徴とするワイヤーハーネス。
  2. 前記電線収容部は、前記断面において、当該電線収容部に収容される前記電線の外形線が、前記本体部の前記円柱形状の外形線と内周側から少なくとも接触するよう形成される
    請求項1に記載のワイヤーハーネス
  3. 前記電線収容部は、前記本体部の外周側から前記電線を嵌合可能に形成される
    請求項1または2に記載のワイヤーハーネス
  4. 前記空間部は、前記断面において、前記複数の電線収容部のうち前記周方向に沿って隣接する2つの電線収容部の間から前記中心軸線までを含んで一体的に形成される
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のワイヤーハーネス
  5. 前記電線保持部材は、前記本体部の前記円柱形上の外周面から立設され、前記周方向に沿って延在して形成される外縁部を備える
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のワイヤーハーネス
  6. 記電線部を保持した前記電線保持部材の外周側を一括して包囲するシールド部材を備え、
    前記保護部材は、前記シールド部材に包囲された前記電線保持部材の外周側を被覆することを特徴する請求項に記載のワイヤーハーネス。
  7. 前記電線保持部材は、前記電線部の長手方向の一部を包囲するよう形成され、前記電線部の長手方向に沿って所定間隔をあけて複数個が設置される、
    請求項に記載のワイヤーハーネス。
  8. 前記電線保持部材は、前記電線部の長手方向の全域を包囲するよう形成される、
    請求項に記載のワイヤーハーネス。
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