JP6200110B1 - 眼鏡装着具 - Google Patents

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Abstract

【課題】一般の眼鏡の鼻や耳への負担を軽減させるために、耳の上部内側の凹部を利用して、耳の形状に合わせて確実に密着して、眼鏡のテンプル及び/又はモダンに装着する眼鏡装着具を提供することを課題とする。【課題を解決するための手段】眼鏡を耳で支持するための眼鏡と一体化された、又は分離可能な装着具であって、前記眼鏡のテンプル及び/又はモダンに装着する連結部と、該連結部から伸びて耳甲介舟に嵌る、及び又は、耳輪の内側の窪に嵌る押え部とを備え、前記押え部が前記連結部に回動可能に連結されており、該押え部の始端部近傍に突起部が設けられ、該突起部と対向する前記連結部には前記突起部を係止する係止部が設けられ、該係止部上に前記突起部を乗せて、前記押え部の下向きの回動を阻止する構造である。【選択図】 図3

Description

本発明は、眼鏡を耳の上部で挟持して確実に保持し、安定して装着するために、眼鏡に取り付ける眼鏡装着具に関する。
従来、眼鏡はモダンを耳の耳介側頭溝に掛けて,鼻パッドを使用して装着しているので、レンズ部に取り付けた鼻パッドは、鼻に負担をかけている。出願人が先に「眼鏡」特許第5368657号,「眼鏡」特許第5406411号,「眼鏡」特許第5451935号を取得している。これらの「眼鏡」は、眼鏡を保持するために耳朶の裏表面に当接させている保持体と、挟持ストッパーが協働して挟持することによって、眼鏡を安定して固定しているが、人の耳は柔軟でありその形状は様々である。眼鏡を保持する耳の耳介側頭溝に沿わせることはできるが、耳朶を挟持して耳に対する負担を軽減させて、眼鏡を装着感が良く安定して固定させるには、さらなる改良を必要とする。
この問題に対しては、例えば、出願人が先に出願して、特許査定となっている下記特許文献1、2は、湾曲部の上方後方の傾斜した部分の支点と、耳挿入部が押し圧する耳甲介の後方内面との、垂直方向の二カ所で眼鏡を保持し、さらに湾曲部に連結された連結部は、耳輪を乗り越えて耳の表側に延設されて、耳挿入部に連結されているので、連結部の長さは短くコンパクトであるが、眼鏡装着時には髪の毛に絡み易く、電話をかける時に、連結部がスピーカーに当接して音声が聞きとれ難くなるおそれがある。
特願2016−056574 特願2016−056575
眼鏡は、レンズや機器の重量が鼻の両側の柔らかい皮膚面を押圧し、鼻パッドが当接した部分は変色して跡が残る。そうした製品を長時間装着することが問題であることは変わらない。本発明は、こうした問題を解決しようとするもので、一般の眼鏡の鼻や耳への負担を軽減させるために、耳の上部内側の凹部を利用して、耳の形状に合わせて確実に密着して、眼鏡のテンプル及び/又はモダンに装着する眼鏡装着具を提供することを課題とする。
第1発明の眼鏡装着具は、眼鏡を耳で支持するための眼鏡と一体化された、又は分離可能な装着具であって、前記眼鏡のテンプル及び又はモダンに装着する連結部と、該連結部から伸びて耳甲介舟に嵌る、及び又は、耳輪の内側の窪みに嵌る押え部とを備え、前記押え部が前記連結部に回動可能に連結されており、該押え部の始端部近傍に突起部が設けられ、該突起部と対向する前記連結部には前記突起部を係止する係止部が設けられ、該係止部上に前記突起部を乗せて、前記押え部の下向きの回動を阻止する構造であることを特徴とする。
第2発明の眼鏡装着具は、第1発明において、前記押え部が所定以上の力で塑性変形する部材で、及び/又は、前記嵌る方向に付勢する弾性体で構成されていることを特徴とする。
第3発明の眼鏡装着具は、第1又は2発明において、前記押え部がヒンジを介して前記連結部に回動可能に連結されており、前記ヒンジが前記押え部を前記耳甲介舟に嵌る位置で、及び又は、前記耳輪の内側の窪みに嵌る位置で、該押え部の動きを拘束する拘束部材を備えていることを特徴とする。
第4発明の眼鏡装着具は、第1又は2発明において、前記押え部が駆動軸を介して前記連結部に回動可能に連結されており、前記駆動軸が前記押え部を前記耳甲介舟に嵌る位置まで、及び又は、前記耳輪の内側の窪みに嵌る位置まで回動させて停止することを特徴とする。
第5発明の眼鏡装着具は、第1発明から4発明の何れかにおいて、前記眼鏡装着具に、イヤホン、骨伝導補聴器、補聴器、血流量センサー、耳式血圧装置、携帯電話と通信する通信機器、カメラの何れかが取り付けられていることを特徴とする
第1発明の眼鏡装着具によれば、眼鏡と一体化された、又は眼鏡のテンプル及び/又はモダンに装着する連結部と、該連結部から伸びて耳甲介舟に嵌る、及び又は、耳輪の内側の窪に嵌る押え部とを備え、前記押え部が前記連結部に回動可能に連結されており、該押え部の始端部近傍に突起部が設けられ、該突起部と対向する前記連結部には前記突起部を係止する係止部が設けられ、該係止部上に前記突起部を乗せるので、確実に押え部の回動が阻止され、顔面や耳に装着する眼鏡を耳で確実に固定することができる。したがって、メガネに鼻パッドが無くても、それを眼前に保持することができる。
第2発明によれば、押え部が所定以上の力で変形する部材、及び/又は、弾性体で構成されているので、押え部を耳甲介舟や耳輪の内側の窪に、適宜の力加減で嵌め込んで確実に固定することができる。
第3発明によれば、連結部には、耳甲介舟、及び/又は、耳輪の内側の窪みに嵌る方向に回動し、ヒンジを介している押え部の動きを所定位置で拘束する拘束部材を備えているので、適宜の位置に止めた時、その位置で確実に固定できる。
第4発明によれば、連結部には、耳甲介舟、及び/又は、耳輪の内側の窪みに嵌る方向に回動し、駆動軸を介している押え部の動きを所定位置で止めた時、その位置で確実に固定できる。
第5発明によれば、眼鏡装着具に、イヤホン、骨伝導補聴器、補聴器、血流量センサー、耳式血圧装置、携帯電話と通信する通信機器、カメラの何れかが取り付けられるので、眼鏡をかけた時に使用することができる。
第1発明の実施例を示す側面図、斜視図である。 第1発明の実施例を示す斜視図である。 第1発明の実施例を示す側面図、斜視図である。 第2発明の実施例を示す側面図、正面図である。 第2発明の実施例を示す側面図である。 第3発明の実施例を示す側面図、斜視図、断面図である。 第4発明の実施例を示す側面図、斜視図、断面図である。 第5発明の実施例を示す側面図、斜視図である。
以下、本発明に係る眼鏡装着具の実施形態の例を、様々な眼鏡装着具を例にして図面を参照しながら説明する。
図1(a)は第1発明の眼鏡装着具本体をテンプル2とモダン1の間に取り付けたことを示す一実施形態の斜視図であり、図1(b)第1発明の眼鏡装着具本体を取り付けた眼鏡を左耳にかけた状態を示す一実施形態の斜視図である。押え部6の後端部は耳甲介舟4全体に嵌る弓形状である。図1(c)は押え部6の後端部が耳甲介舟4を下方から押し圧する形状を示す一実施形態の斜視図である。図1(d)は第1発明の別の眼鏡装着具として、押え部6の途中から二手に分かれ、耳輪5の内側の窪みに伸びて嵌る押え部6を耳に嵌めた状態を示す一実施形態の斜視図である。この押え部6は耳甲介舟4と耳輪5の内側の窪みと、モダン1との三方向から耳輪5上部を挟持するので、最も安定して眼鏡を保持できる。図1(e)は耳輪5の内側の窪みに伸びて嵌る押え部3の状態を示す一実施形態の斜視図である。これらの図において、第1発明の眼鏡装着具は、眼鏡を耳で支持するための眼鏡と一体化された、又は分離可能な装着具であって、前記眼鏡のテンプル2及び又はモダン1に装着する連結部3と、該連結部3から伸びて耳甲介舟4に嵌る、及び又は、耳輪5の内側の窪みに嵌る押え部6とを備え、前記押え部6が前記連結部3に回動可能に連結されており、該押え部6の始端部近傍に突起部28が設けられ、該突起部28と対向する前記連結部3には前記突起部28を係止する係止部29が設けられ、該係止部29上に前記突起部28を乗せて、前記押え部3の下向きの回動を阻止する構造であることを特徴としている。
第1発明の眼鏡装着具の押え部6は連結部3から後方に伸びて、眼鏡装着具を装着する人の耳の耳甲介舟、4及び又は、耳輪5の内側の窪に嵌って密着して内面を押し圧する形状である。この耳甲介舟8は耳の中心でもあり、周縁が軟骨で包囲されているので、押え部6は安定して固定できる。耳輪5の内側の窪みに嵌る押え部6は、押え部6の後方部が耳輪5の窪みの中に隠れるので、外見から見える部分が最も小さい眼鏡装着具である。そして、眼鏡装着具を装着すると、押え部3がテンプル2又はモダン1に連結している連結部3を支点とする回転モーメントが、モダン1と押え部3とによる耳輪5上部の挟持によって阻止されるため、眼鏡装着具は耳の所定の位置に保持される。また、押え部6は耳輪5より外側に突出することなく、耳の内側に収まり、後方に伸びているので、髪の毛に絡まずに装着は容易である。デザイン的にもシンプルである。
図1の実施形態では、眼鏡装着具は押え部6で耳を保持するが、耳の内側は、凹凸した形状の部分が多数存在している。また、人によって凹凸の形状が異なるので、その変形例として、その人の凹凸の形状の中で、押え部6が嵌り、そこから移動せずに内側を押圧する形状にすることは勿論可能である。窪みのある耳の内側であれば押圧する場所は限定されない。
本発明1の連結部3をテンプル2又はモダン1に結合させる実施形態として、図2(a)はテンプル2を上下から一定以上の力で挟持したことを示す斜視図である。テンプルを左右から挟持しても良い。図2(b)はテンプルを上下からネジで締め付けて保持したことを示す斜視図である。図2(c)はテンプルを左右からネジで締め付けて保持したことを示す斜視図である。図2(d)はテンプルに穴16を設けてネジ15で締め付けて固定したことを示す斜視図である。図2(e)は連結部3をテープ17又はゴムなどで仮止めをして、適宜の位置が決定した後、接着させる方法を示す斜視図である。連結部3をテンプル2に移動可能にして固定する方法は限定しない。前後方向に自由に移動させることができるので、レンズと目との間を示す角膜頂点間距離12mmの調整も可能となる。これにより、市販された眼鏡のテンプル2に取り付け、鼻に負担のかからない装着感の良い眼鏡装着具として便利に使用できる。
図3(a)は自在継手8を取り付けた連結部3の下端部から外側に突出する係止部29に、押え部6の始端部近傍の内側から側方に突出する突起部28を乗せた状態を示す一実施形態の側面図であり、図3(b)は係止部29に突起部28を乗せた状態を示す斜視図であり、図3(c)は係止部29に突起部28を乗せる前の状態を示す斜視図である。押え部6が外側に傾かないように包囲体13が押え部6に接する下端部の形状は水平である。押え部6を外側下方から上方に上げて、突起部28を係止部29の上に乗せると同時に、押え部6を耳介甲舟4に嵌めることにより、押え部6の回動が阻止されるので眼鏡を保持することができる。
本発明の押え部3の材質は、シリコンゴム、ABS、CP、ポリエステル、アセテート、PVC、ポリアミド、ニュクレル、形状記憶樹脂、ベータプラスチック、チタンなどである。押え部3が耳甲介舟8や耳輪5の窪みに接する部分の表層材としては、人肌のように柔軟な部材であるエラストマーゲル状ウレタンを用いると良い。また、肌の温度で変形する樹脂も適している。
以下の図では、第1発明の構成部分と同様な部分については、その説明を省略又は簡略化し、第1発明と異なる部分の実施形態について説明する。
第2発明の眼鏡装着具は、前記押え部6が所定以上の力で塑性変形する部材で、及び/又は、前記嵌る方向に付勢する弾性体で構成されていることを特徴としている。
図4(a)は、第2発明の変形する部材で形成された押え部6を示す一実施形態の斜視図である。矢印が示すように押え部6を耳甲介舟4の形状に合わせて密着させるために、押え部6は一定以上の力を加えると変形するが、放しても元に戻らない。このとき挟持する押し圧の調整は可能である。図4(b)は第2発明の変形する部材で形成された押え部6を、耳輪5の内側の窪みの形状に合致させたことを示す斜視図である。押え部6は耳輪5の窪みに嵌り易い形状であり装着感は良い。
第2発明の眼鏡装着具に係る押え部6が、弾性体を利用して耳を挟持する一実施形態として、図4(c)は第2発明の弾性体の押え部6を指で外側に引っ張った状態を示す正面図である。図4(d)は耳介甲舟4に嵌めるために、押え部6を指で下側に押し下げた正面図である。図4(e)は押え部6が弾性による付勢する力で内側に戻る状態を示す正面図である。図4(f)は押え部6が弾性による付勢する力で上方に戻り、耳甲介舟8を下方から押し圧することを示す正面図である。押え部6を指先で摘まみ、一連の動作をすることにより、適宜の力で耳輪5の上部を上下から挟持するので、簡単に確実に適宜の位置に固定することができる。
図5(a)は第2発明の押え部6が二手に分かれ、分かれた一方の押え部6を耳輪5の内側の窪みに嵌め、他方の押え部6を耳甲介舟8に嵌るように、矢印が示す方向に曲げた状態を示す一実施形態の側面図である。図5(b)は分かれた一方の押え部6を耳甲介舟8に嵌め、他方の押え部6を耳輪5の内側の窪みに嵌るように、矢印が示す方向に曲げた状態を示す一実施形態の側面図である。
図5(c)は第2発明の押え部6が二手に分かれ、分かれた一方の押え部6を耳輪5の内側の窪みに嵌め、他方の押え部6に関節18を設け、矢印が示すように耳甲介舟8に嵌めた状態を示す一実施形態の側面図である。図5(d)は分かれた一方の押え部6を耳甲介舟8に嵌め、他方の押え部6に関節18を設け、耳輪5の内側の窪みに嵌るように、矢印が示す方向に曲げた状態を示す一実施形態の側面図である。二手に分かれた押え部6を適宜の位置に調整して、様々な人の耳に密着させて挟持感の良い眼鏡装着具にすることができる。
第3発明の眼鏡装着具は、前記押え部6がヒンジ26を介して前記連結部3に回動可能に連結されており、前記ヒンジ26が前記押え部6を前記耳甲介舟4に嵌る位置で、及び又は、前記耳輪5の内側の窪みに嵌る位置で、該押え部3の動きを拘束する拘束部材を備えていることを特徴としている。
図6(a)は第3発明の連結部3に拘束部材を設けた左側用のヒンジ26を示す一実施形態の斜視図であり、図6(b)は連結部3に取り付けたヒンジ26を示す説明図である。拘束部材が押え部6を拘束する方法は、押え部6の始端部に逆ネジボルト23の駆動軸を取り付け、この駆動軸を連結部3に設けた斜め下方に傾斜した逆ネジ穴にねじ込むと、この逆ネジ穴の奥に設けた圧縮コイルバネ19の押し圧により押え部6が拘束される。駆動軸は適宜の位置で止めた時、その位置で押え部6を拘束して固定することができる。右側用のヒンジ26は普通のネジ穴とボルトで良い。図6(c)、図6(d)は第3発明の拘束部材として、連結部3に凹部36を、押え部6の始端部に凸部37を設けたことを示す斜視図である。凹部36は弾性体で形成されて、凸部37は凹部36を押し広げて嵌ると凹部36の弾性体が閉って押え部6は拘束される。(例えば、凹部に嵌ると抜け難くなる凸部や、回動するに連れてネジが締まるブレーキ機構等)
第4発明の眼鏡装着具は、前記押え部6が駆動軸を介して前記連結部3に回動可能に連結されており、前記駆動軸が前記押え部6を前記耳甲介舟4に嵌る位置まで、及び又は、前記耳輪5の内側の窪みに嵌る位置まで回動させて停止することを特徴としている。
図7(a)は第4発明の押え部6の回動を停止させるために、斜め下方に傾斜させた第二駆動軸12にスプリングワッシャー25を嵌めたことを示す一実施形態の斜視図である。自在継手8に逆ネジボルト23を取り付け、この第二駆動軸12にスプリングワッシャー25を嵌め込んで、適宜の強さで緩まないようにナットで締め付けると、どの位置であっても押え部6を継続して停止させることができる。図7(b)は連結部3に第二駆動軸12を設けた自在継手8を、斜め下方に傾斜させ、押え部6の始端部を自在継手8に接続し、第二駆動軸12の外周にバネ14を設けたことを示す一実施形態の斜視図である。第二駆動軸12に設けたバネ14は、押え部6を斜め上方にある耳甲介舟4の方向に戻そうとする力があり、バネ14を適宜の力に調整することにより、装着感を良くして着脱も容易にできる。
図7(c)は第4発明のジョイント部の第一駆動軸11及び第二駆動軸12の外側にバネ14を設けたことを示す一実施形態の斜視図である。第一駆動軸11の外側に巻き付けたバネ14の一方端を連結部3に固定し、他方端を第二駆動軸12の自在継手8に固定している。第二駆動軸12の外側に巻き付けたバネ14の一方端を第二駆動軸12の自在継手8に固定し、他方端を押え部6に固定している。これにより、矢印が示すように、押え部6が二手に分かれて耳甲介舟8と耳輪5の内側の窪み嵌ることにより、それぞれに付勢する力が広い範囲に働いて挟持できるので、非常に安定している。
図7(d)は第4発明の押え部6の回動を停止させる方法として、自在継手8の中に異なる極同士を対面させた+磁石24、−磁石24を、其々直交する軸受に固定したことを示す一実施形態の断面図である。第一駆動軸11と第二駆動軸12に異なる極を向き合わせた磁石24を設けることにより、固定した状態が継続する。磁石24が引き合う以上の力で押え部6を動かせば動き、押え部6を離すと保持される。
第5発明の眼鏡装着具は、前記眼鏡装着具に、イヤホン30、骨伝導補聴器、補聴器、血流量センサー32、耳式血圧装置33、携帯電話と通信する通信機器34、カメラ35の何れかが取り付けられていることを特徴としている。
第8(a)図は眼鏡装着具の連結部3に取り付けた第5発明のイヤホン30を示す一実施形態の側面図である。イヤホン30はアタッチメント31に取り付けられ、他の機種と交換可能である。連結部3内にはバッテリーや通信機器を設けて、ワイヤレスイヤホン30として使用できる。連結部3をテンプルに取り付けて安定して保持できる。図示しないが骨伝導補聴器、補聴器なども取り付けることができる。第8(b)図は眼鏡装着具の連結部3に第5発明のイヤホン30を二手に分かれた押え部6に取り付けたことを示す一実施形態の側面図である。この押え部6により確実にイヤホン30を取り付けて安定して保持できる。
第8(c)図は第4発明に係る眼鏡装着具の連結部3にイヤホン30を取り付け、このイヤホン30に、第5発明の小型の血流量センサー32を搭載したこと示す一実施形態の側面図である。眼鏡の取り付けた連結部3にバッテリーや制御部を備え、イヤホン30に測定部を設けている。センサーはレーザー光を血管に向けて照射し、反射光の強さなどから血流量を検知する。血流量はストレスや血圧、脱水、熱中症などによって変動するため、音楽を聴きながら体の状態を測定、記録ができる。第8(d)図は第4発明の眼鏡装着具の押え部6に第5発明の耳式血圧装置33を設けたことを示す一実施形態の側面図である。眼鏡をかけた時に、連結部3にバッテリーや制御部を備えた耳式血圧装置33で24時間血圧の測定、記録ができる。
第8(e)図は第4発明の眼鏡装着具に第5発明のイヤホン30と携帯電話と通信する通信機器34を取り付けた一実施形態の側面図である。通信機器とバッテリーを内蔵した連結部3をテンプル2に取り付けているので、携帯電話と通信する通信機器34を確実に保持し、常時イヤホン30で情報を取ることができる。第8(f)図は第3に係る眼鏡装着具の連結部3にカメラ35を取り付けたことを示す一実施形態の斜視図である。小型のカメラ35とバッテリーを連結部3の中に設け、駆動部を内蔵したヒンジ26により、自動的に押え部6を回動させて耳甲介舟8に嵌め込んで固定することができる。以上、説明したように本願発明の眼鏡装着具は、耳に装着可能な全ての眼鏡に備えて使用することができる。
1 モダン
2 テンプル
3 連結部
4 耳甲介舟
5 耳輪
6 押え部
8 自在継手
9 固定部材
10 球状体
11 第一駆動軸
12 第二駆動軸
13 包囲体
14 バネ
15 ネジ
16 穴
17 テープ
18 関節
19 引張コイルバネ
20 圧縮コイルバネ
23 逆ネジボルト
24 磁石
26 ヒンジ
28 突起部
29 係止部
30 イヤホン
31 アタッチメント
32 血流量センサー
33 耳式血圧装置
34 携帯電話と通信する通信機器
35 カメラ
36 凹部
37 凸部

Claims (5)

  1. 眼鏡を耳で支持するための眼鏡と一体化された、又は分離可能な装着具であって、前記眼鏡のテンプル及び又はモダンに装着する連結部と、該連結部から伸びて耳甲介舟に嵌る、及び又は、耳輪の内側の窪みに嵌る押え部とを備え、前記押え部が前記連結部に回動可能に連結されており、該押え部の始端部近傍に突起部が設けられ、該突起部と対向する前記連結部には前記突起部を係止する係止部が設けられ、該係止部上に前記突起部を乗せて、前記押え部の下向きの回動を阻止する構造である眼鏡装着具。
  2. 前記押え部が所定以上の力で塑性変形する部材で、及び/又は、前記嵌る方向に付勢する弾性体で構成されている請求項1に記載の眼鏡装着具。
  3. 前記押え部がヒンジを介して前記連結部に回動可能に連結されており、前記ヒンジが前記押え部を前記耳甲介舟に嵌る位置で、及び又は、前記耳輪の内側の窪みに嵌る位置で、該押え部の動きを拘束する拘束部材を備えている請求項1又は2に記載の眼鏡装着具。
  4. 前記押え部が駆動軸を介して前記連結部に回動可能に連結されており、前記駆動軸が前記押え部を前記耳甲介舟に嵌る位置まで、及び又は、前記耳輪の内側の窪みに嵌る位置まで回動させて停止する請求項1又は2に記載の眼鏡装着具。
  5. 前記眼鏡装着具に、イヤホン、骨伝導補聴器、補聴器、血流量センサー、耳式血圧装置、携帯電話と通信する通信機器、カメラ、ラジオの何れかが取り付けられていることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の眼鏡装着具。
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