JP7444918B2 - 接続部材 - Google Patents

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本開示は、アイウエアにウェアラブルデバイスを接続する接続部材に関する。
特開2012-78588号公報には、眼鏡に画像表示装置又はカメラ等の機器を取り付けるための眼鏡用機器取り付け装置が記載されている。眼鏡用機器取り付け装置は、眼鏡のテンプルに取り付けられる。眼鏡用機器取り付け装置は、テンプルの内側、すなわち、装着者の頭側に位置する第1の接触部及び第2の接触部と、テンプルの外側に位置する第3の接触部とを備える。第1の接触部、第3の接触部及び第2の接触部は、前方からこの順で並んでいる。
眼鏡用機器取り付け装置は、第1の接触部、第3の接触部及び第2の接触部を互いに連結する連結部と、連結部に取り付けられた機器取り付け部とを更に備える。連結部は第3の接続部に固定された剛性部を有し、この剛性部に機器取り付け部が固定されている。機器取り付け部には、ヘッドマウントディスプレイ又はカメラ等の機器が取り付けられる。機器取り付け部は、第1の接触部及び第2の接触部を互いに接続する基板部と、機器が取り付けられる取付部と、基板部及び取付部を相互に回動可能に連結するボールジョイントとを有する。取付部に機器が取り付けられた状態において、ボールジョイントを介して基板部に対して取付部を回転させることにより、機器の向きが調整される。
特開2017-55296号公報には、装着型撮像装置が記載されている。装着型撮像装置は、使用者の頭部に装着される装着ユニットと、装着ユニットに取り付けられる撮像ユニットとを備える。装着ユニットは、メガネレンズ部とつる部を有するメガネ型となっている。撮像ユニットは、装着ユニットのつる部に固定される固定部と、固定部の前端からメガネレンズ部の前方に突出しており固定部に対して可動自在に連結された可動部とを有する。
可動部は、固定部に対して連結機構を介して連結されている。連結機構としては、ユニバーサルジョイント又はボールジョイント等が適用される。ボールジョイントは、可動部に設けられた連結部材と、固定部に設けられた被連結部材とを備える。連結部材は、可動部から直線状に延びる軸部と、軸部の端部に設けられた球部とを有する。被連結部材は、固定部から直線状に延びる軸部と、軸部の端部に設けられた筒状の被連結部とを有する。このボールジョイントでは、連結部材が被連結部に対して回動自在とされているので、固定部に対する可動部の位置調整が可能である。
特開2012-78588号公報 特開2017-55296号公報
前述した眼鏡用機器取り付け装置及び装着型撮像装置では、アイウエアに対するウェアラブルデバイスの位置調整が可能である。しかしながら、前述した各装置では、固定強度が一定のボールジョイントを介してウェアラブルデバイスが連結されているため、ウェアラブルデバイスの位置の微調整は困難である。すなわち、調整しやすく固定強度が弱いボールジョイントの場合、意図せずウェアラブルデバイスが回動することがある。逆に、固定強度が強いボールジョイントの場合、ウェアラブルデバイスの位置の微調整、及びウェアラブルデバイスの位置の固定を容易に行えないという問題が生じうる。
本開示は、ウェアラブルデバイスの位置の微調整、及びウェアラブルデバイスの位置の固定を容易に行うことができる接続部材を提供することを目的とする。
[1]本開示に係る接続部材は、アイウエアにウェアラブルデバイスを接続する接続部材である。接続部材は、アイウエアのフレームが通される開口が形成されたフレーム取付部、及びフレーム取付部から延びる筒状部を有するフレーム取付部材と、ウェアラブルデバイスに取り付けられると共に筒状部の内部空間に挿入される調整部を有するウェアラブルデバイス取付部材と、調整部が内部空間に挿入された筒状部を締め付けると共に、筒状部を締め付けるときの締付強度を調整可能な締付部材と、を備える。調整部は、締付部材による締付強度が緩められた状態において内部空間で回転可能とされており、接続部材がアイウエアのフレームに取り付けられた状態で、ウェアラブルデバイス取付部材、締付部材及びフレーム取付部材は、この順で並ぶように配置され、フレーム取付部は、締付部材に対向する底部と、締付部材とは反対側を向く頂部と、底部及び頂部を互いに接続する側部とを有し、開口は、側部に形成される一対の第1開口と、底部に形成された第2開口とを含み、筒状部は、フレーム取付部の底部からフレームとは反対側に突出し、第2開口は、底部においてアイウエアを装着した装着者の前後方向に延在し、フレーム取付部を前後方向に交差する方向に撓めることが可能とされている。
この接続部材では、フレーム取付部材のフレーム取付部に形成された開口にアイウエアのフレームが通される。フレーム取付部材はフレーム取付部から延びる筒状部を有する。筒状部の内部空間にはウェアラブルデバイスに取り付けられたウェアラブルデバイス取付部材の調整部が挿入される。調整部が内部空間に挿入された筒状部は締付部材によって締め付けられ、締付部材では筒状部に対する締付強度が調整可能とされている。そして、ウェアラブルデバイス取付部材の調整部は、当該締付強度が緩められた状態において回転可能とされている。従って、締付強度を緩めた状態で調整部を回転させることによってアイウエアに対するウェアラブルデバイスの位置調整を行うことができる。また、締付部材の締付強度が調整可能とされているので、締付強度を少し緩めて調整部を少し回転させることにより、アイウエアに対するウェアラブルデバイスの位置の微調整を行うことができる。従って、アイウエアに対するウェアラブルデバイスの微調整を行うことができる。また、締付部材による締付強度を調整しながらウェアラブルデバイスの位置調整を行い、ウェアラブルデバイスの位置が適切となったときに締付強度を強めることでウェアラブルデバイスの位置を固定できる。従って、ウェアラブルデバイスの位置の固定を容易に行うことができる。
[2]上記[1]に記載の接続部材において、筒状部は、雄螺子を有し、締付部材は、雄螺子に螺合する雌螺子を有してもよい。雌螺子に雄螺子が螺合した状態において締付部材が筒状部に対して回転することによって締付強度が調整されてもよい。この場合、締付部材を回転させることによって筒状部に対する締付強度を調整できるので、ウェアラブルデバイスの位置の調整、及びウェアラブルデバイスの位置の固定を一層容易に行うことができる。
[3]上記[1]又は[2]に記載の接続部材において、筒状部は、筒状部の軸線が延びる方向である軸線方向に延在するスリットを有し、スリット、内部空間及び開口が互いに連通していてもよい。この場合、筒状部のスリット及び内部空間と、フレーム取付部の開口とが互いに連通していることにより、筒状部と共にフレーム取付部を締め付けることができる。従って、ウェアラブルデバイスと共にフレームを締め付けることができるので、ウェアラブルデバイスの位置調整及び位置固定を一層容易に行うことができる。
[4]上記[1]~[3]のいずれかに記載の接続部材において、調整部の外面の少なくとも一部が曲面状とされていてもよい。この場合、フレーム取付部材の筒状部の内部空間においてウェアラブルデバイス取付部材の調整部をよりスムーズに回転させることができる。従って、アイウエアに対するウェアラブルデバイスの位置の調整を一層容易に行うことができる。
[5]上記[1]~[4]のいずれかに記載の接続部材において、調整部の外面は、筒状部の内面に接触する接触面を含み、接触面は球面状又は略球状を呈する多面体とされていてもよい。
[6]上記[5]において、調整部の外面は、接触面からフレーム取付部側に延びる仮想の延長面に対してフレーム取付部とは反対側に窪む凹面を含んでもよい。この場合、調整部がフレーム取付部とは反対側に窪む凹面を有することにより、調整部のフレーム取付部側への突出量を抑えることができる。従って、ウェアラブルデバイス取付部材の厚みを低減できるので、よりコンパクトな接続部材とすることが可能である。
本開示によれば、ウェアラブルデバイスの位置の微調整、及びウェアラブルデバイスの位置の固定を容易に行うことができる。更に、接続部品の部品点数を少なくすることができるので、シンプルな構造で小型の接続部材を実現することができる。
実施形態に係る接続部材が取り付けられたアイウエア及びウェアラブルデバイスを示す平面図である。 図1の接続部材、アイウエア及びウェアラブルデバイスを示す斜視図である。 図1の接続部材、アイウエア及びウェアラブルデバイスを図2とは異なる方向から見た斜視図である。 図1の接続部材を示す側面図である。 (a)は、図1の接続部材のウェアラブルデバイス取付部材を示す斜視図である。(b)は、図5(a)のウェアラブルデバイス取付部材を図5(a)とは異なる方向から見た斜視図である。 (a)は、図5(a)のウェアラブルデバイス取付部材の第1部材を示す斜視図である。(b)は、図5(a)のウェアラブルデバイス取付部材の第2部材を示す斜視図である。 図1の接続部材の締付部材を示す斜視図である。 図7の締付部材を示す断面図である。 (a)は、図1の接続部材のフレーム取付部材を示す斜視図である。(b)は、図9(a)のフレーム取付部材を示す正面図である。 (a)は、図9(b)のフレーム取付部材のA-A線断面図である。(b)は、図9(b)のフレーム取付部材の断面斜視図である。 図1の接続部材の部分断面図である。 変形例に係る接続部材の断面図である。 (a)は、図12の接続部材のフレーム取付部材の介在部を示す斜視図である。(b)は、図12のフレーム取付部材のフレーム取付部を示す斜視図である。
以下では、図面を参照しながら本開示に係る接続部材の実施形態について説明する。図面の説明において同一又は相当する要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。また、図面は、理解の容易化のため、一部を簡略化又は誇張して描いている場合があり、寸法比率等は図面に記載のものに限定されない。
本開示において、「接続部材」は、アイウエアにウェアラブルデバイスを接続する部品を示している。「アイウエア」は、装着者の目を覆うように装着される器具を示している。アイウエアは、近視、遠視又は乱視等、目の屈折異常を補正する眼鏡、目の周辺を装飾するサングラス、並びに、目を保護するゴーグルを含んでいる。例えば、アイウエアはテンプルを有する。「テンプル」は、アイウエアが装着されたときに装着者のこめかみ及び耳に対向する線状の部分を示しており、つる又はアームとも称される。
「ウェアラブルデバイス」は、装着者の身体に装着されるデバイスを示している。例えば、ウェアラブルデバイスは、アイウエアを介して装着者の頭部に装着される。ウェアラブルデバイスは、カメラ、マイク、ディスプレイ、及びスピーカの少なくともいずれかを有し、例えば、他の機器との映像又は音声の送受信が可能な機器である。ウェアラブルデバイスは、ウェアラブル端末又はウェアラブルコンピュータとも称される。
図1は、本実施形態に係る接続部材20、及び例示的なアイウエア1を示す平面図である。アイウエア1は、フレーム2と、フレーム2に固定される一対のレンズ3とを備える。レンズ3は、視力を矯正する度付きのレンズであってもよいし、コントラストレンズ、又は偏光レンズであってもよい。このように、レンズ3としては種々のレンズを用いることが可能である。
フレーム2は、アイウエア1を装着した装着者の左右方向である方向D1に延びるフロント4と、フロント4の両側のそれぞれに設けられる一対の蝶番5と、各蝶番5からフロント4に交差する方向D2に延び出す一対のテンプル6とを備える。方向D2は、アイウエア1を装着した装着者の前後方向である。以下では、アイウエア1を装着した装着者の左右前後上下のそれぞれを単に「左」、「右」、「前」、「後」、「上」、「下」とする場合がある。
フロント4とテンプル6の間には、アイウエア1の方向D1の両端側を向く合口7が設けられる。例えば、合口7は方向D1及び方向D2の双方に交差する方向D3に延在している。例えば、方向D3は上下方向である。フロント4は、テンプル6が並ぶ方向D1に沿って設けられると共にレンズ3を囲む一対のリム4bと、一対のリム4bを互いに接続するブリッジ4cと、ブリッジ4cの下方に位置するパッド4dと、リム4b及び蝶番5を互いに連結する一対のヨロイ4fとを備える。ヨロイ4fは、智(ち)とも称される。
以上、アイウエア1の構成について説明した。しかしながら、接続部材20はアイウエア1以外のアイウエアに装着することも可能であり、アイウエアの構成は特に限定されない。以下では、アイウエア1に接続部材20を介してウェアラブルデバイス10が取り付けられる例について説明する。
例えば、ウェアラブルデバイス10は、端末部11と、接続部材20を介してアイウエア1に取り付けられる部分である装着部12とを有する。ウェアラブルデバイス10が接続部材20を介してアイウエア1に取り付けられるときに、例えば、端末部11はアイウエア1のレンズ3の前に対向する。
例えば、装着部12は、棒状を呈する。一例として、装着部12は、テンプル6に沿って延在する。端末部11は、装着部12の一端から屈曲する屈曲部11bと、屈曲部11bから延長する延長部11cとを有する。アイウエア1にウェアラブルデバイス10が取り付けられた状態において、屈曲部11bは平面視におけるアイウエア1の方向D1の内側に屈曲しており、延長部11cはレンズ3の前方に位置する。
例えば、延長部11cのレンズ3に対向する面(後側に向けられる面)にディスプレイが設けられ、屈曲部11bの外面(前側に向けられる面)にはカメラのレンズが露出している。ウェアラブルデバイス10では、当該カメラの映像をウェアラブルデバイス10以外の機器に送信することが可能とされている。例えば、ウェアラブルデバイス10のカメラによって撮影された映像を遠隔地においてリアルタイムで表示することが可能である。
端末部11は、一例として、オペレーティングシステム及びソフトウェア(アプリケーション)等を実行するプロセッサ(例えばCPU)と、ROM及びRAMによって構成される記憶部と、無線通信モジュールで構成される通信制御部とを内蔵している。端末部11がプロセッサ、記憶部及び通信制御部を有することにより、ウェアラブルデバイス10はソフトウェアの実行、及び外部の機器に対する情報の送受信が可能である。
例えば、装着部12は接続部材20を介してテンプル6に着脱可能に取り付けられる。これにより、ウェアラブルデバイス10は接続部材20を介してアイウエア1のフレーム2に着脱可能に取り付けられる。図2は、装着部12及びテンプル6を互いに接続する接続部材20を拡大した斜視図である。図3は、図2とは異なる方向から見た接続部材20の斜視図である。図4は、接続部材20を示す側面図である。
図2~図4に示されるように、接続部材20は、ウェアラブルデバイス10が取り付けられるウェアラブルデバイス取付部材30と、締付部材40と、フレーム2が取り付けられるフレーム取付部材50とを備える。ウェアラブルデバイス取付部材30、締付部材40及びフレーム取付部材50は、この順で並ぶように配置されている。
例えば、ウェアラブルデバイス取付部材30、締付部材40及びフレーム取付部材50は、樹脂製(一例としてプラスチック製)である。この場合、ウェアラブルデバイス取付部材30、締付部材40及びフレーム取付部材50の強度及び可撓性を適度にすることができる。しかしながら、ウェアラブルデバイス取付部材30、締付部材40及びフレーム取付部材50の材料は、樹脂以外のもの(例えば金属)であってもよく、特に限定されない。
ウェアラブルデバイス取付部材30、締付部材40及びフレーム取付部材50のそれぞれは、例えば、3Dプリンタによって作製される。この場合、ウェアラブルデバイス取付部材30、締付部材40及びフレーム取付部材50を容易に造形することができ、アイウエア1に応じた形状のウェアラブルデバイス取付部材30、締付部材40及びフレーム取付部材50を容易に作製することが可能となる。接続部材20のカスタムメイドを容易に行うことも可能となる。
ウェアラブルデバイス取付部材30はウェアラブルデバイス10(装着部12)が通される開口30bを有し、フレーム取付部材50はフレーム2(テンプル6)が通される開口55を有する。接続部材20は、ウェアラブルデバイス取付部材30の開口30bにウェアラブルデバイス10が通されて、且つフレーム取付部材50の開口55にフレーム2が通された状態でウェアラブルデバイス10及びアイウエア1を互いに接続する。締付部材40は、ウェアラブルデバイス取付部材30の一部、及びフレーム取付部材50の一部を共に締め付ける。以下では、ウェアラブルデバイス取付部材30、締付部材40及びフレーム取付部材50の構成について説明する。
図5(a)は、ウェアラブルデバイス取付部材30を示す斜視図である。図5(b)は、図5(a)とは異なる方向から見たウェアラブルデバイス取付部材30を示す斜視図である。図5(a)及び図5(b)に示されるように、例えば、ウェアラブルデバイス取付部材30は、フレーム2(テンプル6)とは反対側(方向D1の外側)に向けられる第1部材31と、第1部材31と結合して第1部材31と共に開口30bを形成する第2部材32とを備える。
図6(a)は、第1部材31を示す斜視図である。図5(a)、図5(b)及び図6(a)に示されるように、第1部材31は、ウェアラブルデバイス10の外側面12b(図1又は図3参照)に対向する板状部31bと、第2部材32に係合する係合部31cとを有する。係合部31cは、板状部31bから板状部31bの板厚方向に突出している。
一例として、板状部31bは、方向D2に延びる第1辺31g、第1辺31gの一端から方向D3に延びる第2辺31h、及び第1辺31gの他端から方向D3に延びる第3辺31jを有する矩形状部31fと、第2辺31hから第3辺31jまで延びる湾曲部31kとを有する。
矩形状部31fは、例えば、第1辺31gを短辺、第2辺31h及び第3辺31jを長辺とする矩形状を呈する。第2辺31hは前側に向けられ、第3辺31jは後側に向けられる。一例として、第2辺31hは第3辺31jよりも長い。湾曲部31kは、第2辺31hと第3辺31jの間において板状部31bの外側に膨らむように湾曲している。
係合部31cは、例えば、板状部31bから板状部31bの板厚方向に突出するアーム部31dを有する。一例として、4つのアーム部31dのそれぞれが板状部31bの四隅のそれぞれに設けられる。アーム部31dは、板状部31bから突出する基部31pと、基部31pの先端に位置する係止部31qとを有する。
例えば、基部31pは方向D3を板厚方向とする板状を呈する。例えば、係止部31qは突出部31rを有する。突出部31rは、例えば、板状部31bの板厚方向に沿ってアーム部31dを見たときに板状部31bの長手方向の内側に突出している。突出部31rは、アーム部31dの先端31sから突出部31rが突出する方向に傾斜するテーパ面31tと、テーパ面31tの先端31sとは反対側に位置する天面31vと、天面31v及び基部31pの間において方向D3に延在する段差面31wとを有する。以上のように構成されるアーム部31dは、方向D3に撓めることが可能とされている。
図6(b)は、第2部材32を示す斜視図である。図5(a)、図5(b)及び図6(b)に示されるように、第2部材32は、ウェアラブルデバイス10の内側面12c(図1又は図2参照)に対向する板状部32bと、第1部材31が係合する被係合部32cと、板状部32bからフレーム2(テンプル6)に向かって突出する調整部35とを備える。
板状部32bは、第1部材31の板状部31bと方向D1に沿って対向する。板状部32b及び板状部31bの間にウェアラブルデバイス10の装着部12が挿通される。被係合部32cは、板状部32bの方向D3の端部のそれぞれから突出する一対の突出部32dと、各突出部32dから方向D1に突出する一対の板状部32fと、各板状部32fから方向D2に張り出す一対の張り出し部32gとを有する。
被係合部32cは、方向D3に沿って並ぶ一対の(上下一対の)板状部32fを有する。上側の板状部32fは平板状を呈し、下側の板状部32fは下側に突出する湾曲状を呈する。被係合部32cは、方向D3に沿って並ぶ一対の(上下一対の)張り出し部32gを有する。張り出し部32gは、例えば、板状を呈する。
張り出し部32gは、第1部材31のアーム部31dが係合する部分である。上側の張り出し部32gは、上側の板状部32fの下側部分から方向D2に突出する。下側の張り出し部32gは、下側の板状部32fの上側部分から方向D2に突出する。張り出し部32gは、アーム部31dの基部31pが接触する接触面32hと、アーム部31dの突出部31rの段差面31wが対向する対向面32jとを有する。
接触面32hは、上側の張り出し部32gの上面、及び下側の張り出し部32gの下面に相当する。対向面32jは、張り出し部32gのフレーム2(テンプル6)側(図6(b)では右側)の端面に相当する。各アーム部31dの段差面31wが対向面32jに対向し、各アーム部31dの基部31pが接触面32hに接触することによって、第1部材31が第2部材32に結合する。
調整部35は第2部材32において(板状部32bから)突出する部位であり、調整部35の少なくとも一部が後述するフレーム取付部材50に入り込んだ状態でフレーム取付部材50に対するウェアラブルデバイス取付部材30の角度を調整可能である。この角度の調整については後に詳述する。
例えば、調整部35は、板状部32bから延びる柱状部36と、柱状部36の板状部32bとは反対側の端部に位置する拡径部37とを有する。柱状部36は、例えば、方向D1に延びる柱部36bと、柱部36bから板状部32bに拡径する第1テーパ部36cと、柱部36bから拡径部37に拡径する第2テーパ面36dとを有する。一例として、柱部36bは円柱状を呈する。第1テーパ部36cは柱部36bの一端から板状部32bまで延在しており、第2テーパ面36dは柱部36bの他端から拡径部37まで延在している。
例えば、拡径部37は、球面状を呈する。「球面状」とは、厳密な球面だけでなく、一部に平面を含むが全体的に球状を呈すること、及び、複数の平面のみによって形成されているが全体として略球状を呈する多面体等、全体的に球面に見える形状を含んでいる。拡径部37は、例えば、第2テーパ面36dの柱部36bとは反対側の端部に位置する端面38と、端面38の柱状部36とは反対側の端部からフレーム2(テンプル6)に向かって延びる外面39とを有する。
例えば、方向D1に沿って見たときに、端面38は環状(一例として円環状)を呈する。一例として、端面38は平坦面である。例えば、外面39は、フレーム取付部材50に接触する曲面状の接触面39bと、接触面39bからフレーム取付部材50側(図6(b)では右側)に延びる仮想の延長面39cに対してフレーム取付部材50とは反対側に窪む凹面39dとを有する。「曲面状」とは、厳密な曲面だけでなく、一部に平面を含むが全体的に曲面状を呈すること、及び、複数の平面のみによって形成されているが全体として曲面状を呈すること等、全体的に曲面に見える形状を含んでいる。
一例として、接触面39bは球面状を呈する。この場合、フレーム取付部材50に対するウェアラブルデバイス取付部材30の角度の調整をよりスムーズに行うことが可能となる。接触面39bは端面38から凹面39dまで延在しており、一例として、凹面39dは平坦面である。しかしながら、凹面39dは、平坦面でなくてもよく、フレーム取付部材50側に突出する面であってもよいし、フレーム取付部材50とは反対側に窪む面であってもよい。例えば、方向D1に沿って見た凹面39dの形状は円形状である。
次に、締付部材40について説明する。締付部材40は、フレーム取付部材50を介してウェアラブルデバイス取付部材30の調整部35を締め付ける部品である。この締め付けの機能については後述する。図7は、締付部材40を示す斜視図である。図8は、締付部材40の軸線L1に沿って延びる平面によって締付部材40を切断した締付部材40の断面図である。例えば、締付部材40は環状を呈する。
締付部材40は、軸線L1を中心として回転可能とされている。締付部材40は、方向D1に沿って延びる環状部41と、環状部41の方向D1の端部から締付部材40が縮径するように傾斜する傾斜部42とを有する。環状部41は、締付部材40を回転させるときに指によって摘ままれる部分である。
締付部材40は、ウェアラブルデバイス取付部材30の調整部35(拡径部37)が入り込む貫通孔43を有し、貫通孔43は締付部材40を方向D1に貫通する。例えば、3Dプリントにより貫通孔43には予め調整部35が入り込んだ状態(例えば図11に示される状態)とされており、締付部材40はウェアラブルデバイス取付部材30と一体とされている。貫通孔43は、ウェアラブルデバイス10側(図8では左側)に位置する第1内面44と、フレーム2側(図8では右側)に位置する第2内面45と、第1内面44及び第2内面45の間に位置する雌螺子46とによって画成されている。
締付部材40は、ウェアラブルデバイス取付部材30に対向する第1対向面47と、フレーム取付部材50に対向する第2対向面48とを有する。第1内面44は、第1対向面47から窪んでいる。例えば、第1内面44は、第1対向面47から方向D1の内側に窪む第1傾斜面44bと、第1傾斜面44bから雌螺子46まで延びる第2傾斜面44cとを含む。
第1傾斜面44bは第1対向面47から離隔するに従って貫通孔43が縮径するように傾斜しており、第2傾斜面44cは第1傾斜面44bから離隔するに従って貫通孔43が拡径するように傾斜している。第2傾斜面44cには、調整部35の接触面39bが接触する(図11参照)。
第2内面45は、第2対向面48から窪んでいる。第2内面45の内径は、第1内面44の内径の最大値よりも大きい。第2内面45及び雌螺子46はフレーム取付部材50が入り込む部位であり、雌螺子46にフレーム取付部材50が螺合する。以下では、フレーム取付部材50について説明する。
図9(a)は、フレーム取付部材50を示す斜視図である。図9(b)は、フレーム取付部材50を方向D1に沿ってウェアラブルデバイス取付部材30側から見た正面図である。図10(a)は、図9(b)のフレーム取付部材50のA-A線断面図である。図10(b)は、フレーム取付部材50の断面斜視図である。図9(a)、図9(b)、図10(a)及び図10(b)に示されるように、フレーム取付部材50は、フレーム2(テンプル6)が通される開口55が形成されたフレーム取付部51と、フレーム取付部51から延びる筒状部56とを有する。
例えば、フレーム取付部51は、載頭円錐状を呈する。フレーム取付部51は、締付部材40に対向する底部52と、締付部材40とは反対側を向く頂部53と、底部52及び頂部53を互いに接続する側部54とを有する。例えば、底部52は、側部54に対して拡径するフランジ状を呈する。底部52は、締付部材40に対向する底面52bを有する。
頂部53は、頂面53bと、方向D1に沿って見たときにおける頂面53bの外側に位置する環状の湾曲面53cとを有する。例えば、頂面53bは、底面52bに対して傾斜しており、方向D1の内側に窪むように湾曲している。湾曲面53cは、フレーム取付部51の径方向の外側に膨らむように湾曲している。
例えば、側部54は、底部52から離隔するに従ってフレーム取付部51が縮径するように傾斜する傾斜面54bと、頂部53及び傾斜面54bのそれぞれから離隔するに従ってフレーム取付部51の径方向の内側に凹む窪み54cとを有する。例えば、傾斜面54b及び窪み54cはフレーム取付部51の径方向の内側に湾曲している。
底部52及び側部54には開口55が形成されており、開口55は側部54を方向D2に貫通する。開口55は、側部54に形成されると共に方向D2に沿って並ぶ一対の第1開口55bと、底部52に形成された第2開口55cとを含む。第1開口55bは、底部52から方向D1に延びると共に方向D3に沿って並ぶ一対の延在部55dと、各延在部55dの底部52とは反対側の端部から方向D3に拡張する一対の拡張部55fとを有する。一対の拡張部55fの間にフレーム2(例えばテンプル6)が通される。これにより、フレーム取付部51にフレーム2を取り付けることが可能とされている。
第2開口55cは、底面52bにおいて方向D2に延在すると共に方向D3に沿って並ぶ一対の延在部55gによって画成されている。例えば、延在部55gは直線状に延在しており、一対の延在部55gは互いに平行に延在している。第2開口55cを介してフレーム取付部51は方向D3に撓めることが可能とされている。これにより、開口55に通されたフレーム2をフレーム取付部51によって締め付けることができる。
筒状部56は、フレーム取付部51の底部52からフレーム2とは反対側(図9(a)及び図10(a)では左側)に突出する。筒状部56は、ウェアラブルデバイス取付部材30の調整部35が挿入される内部空間56cを有する。内部空間56cは筒状部56の内面56bによって画成されており、内面56bは調整部35の接触面39bに倣った形状を呈する。例えば、内面56bは曲面状(一例として球面状)を呈する。内面56bに接触面39bが接触した状態でフレーム取付部材50に対してウェアラブルデバイス取付部材30の角度を調整可能とされている。
筒状部56は、例えば、締付部材40の雌螺子46に螺合する雄螺子57が形成された螺子筒部58と、螺子筒部58の軸線L2が延びる方向(軸線方向)の一端に形成された板状部59とを有する。更に、筒状部56は、筒状部56の軸線L2が延びる方向に延在するスリット56dを有する。スリット56dは、雄螺子57を筒状部56の径方向に貫通している。
スリット56dにより、筒状部56は、筒状部56の径方向に撓めることが可能とされている。スリット56dは、筒状部56の内部空間56c、及び開口55に連通している。筒状部56は複数のスリット56dを有し、複数のスリット56dは筒状部56の周方向に沿って並ぶように配置されている。一例として、6つのスリット56dが筒状部56の周方向に沿って等間隔で並んでいる。
板状部59は、例えば、前述した第2開口55cによって上下に分断されている。例えば、接続部材20は脱落抑制部材60を有し、脱落抑制部材60は板状部59の外周に沿って取り付けられ、板状部59の径方向外側への広がりを抑制する。脱落抑制部材60は、接続部材20からアイウエア1を外すときに、不意に開口55からフレーム2(テンプル6)が抜けることを抑制するために設けられる。締付部材40を筒状部56から外すとき、脱落抑制部材60が板状部59の径方向外側への広がりを抑制することにより、第2開口55c、及び第2開口55cと連通するスリット56dが上下に広がることを抑制できるので、開口55からのフレーム2(例えばテンプル6)の意図しない脱落が抑制される。
一例として、脱落抑制部材60は、開放端61を有するCリングであり、開放端61を広げるように撓めることが可能である。この脱落抑制部材60で筒状部56の開放を抑制することにより、開口55からの意図しないフレーム2の脱落を抑制できる。しかしながら、脱落抑制部材60は省略することも可能である。
図2及び図3に示されるように、接続部材20は、アイウエア1及びウェアラブルデバイス10に対して着脱可能とされている。次に、接続部材20を用いてアイウエア1にウェアラブルデバイス10を接続する接続方法の例、並びに、アイウエア1及びウェアラブルデバイス10から接続部材20を外す取り外し方法の例について説明する。アイウエア1及びウェアラブルデバイス10から接続部材20を外す状況としては、例えば、接続部材20等が汚れたとき、又は、アイウエア1若しくはウェアラブルデバイス10のメンテナンス時等が挙げられる。また、例えば、フレーム2のウェアラブルデバイス10を取り付ける部分のサイズによって(例えばテンプル6の太さによって)、開口55のサイズが異なる複数種類のフレーム取付部材50が用意されていてもよく、この場合、フレーム取付部材50のみを交換することによって多様なサイズのアイウエアに接続部材20を取り付けることが可能となる。また、開口30bのサイズが異なる複数種類のウェアラブルデバイス取付部材30が用意されていてもよく、この場合、ウェアラブルデバイス取付部材30のみを交換することによって多様なサイズのウェアラブルデバイスに接続部材20を取り付けることが可能となる。
まず、フレーム取付部材50の開口55にフレーム2を通す(フレーム取付部材の開口にフレームを通す工程)。また、締付部材40が一体化されたウェアラブルデバイス取付部材30を用意する。そして、ウェアラブルデバイス取付部材30の第2部材32の板状部32b、及び上下一対の板状部32fの間にウェアラブルデバイス10の装着部12を入れた状態として被係合部32cに第1部材31の係合部31cを係合させる。これにより、ウェアラブルデバイス取付部材30にウェアラブルデバイス10を取り付ける(ウェアラブルデバイス取付部材にウェアラブルデバイスを取り付ける工程)。
そして、図2、図3及び図11に示されるように、フレーム取付部材50の筒状部56の内部空間56cにウェアラブルデバイス取付部材30の調整部35を挿入する(ウェアラブルデバイス取付部材の調整部を挿入する工程)。なお、調整部35の挿入の前に、脱落抑制部材60を筒状部56(板状部59)に取り付けてもよい。そして、筒状部56の雄螺子57に締付部材40の雌螺子46を噛み合わせて締付部材40を回転させることにより、締付部材40によって筒状部56及び調整部35を締め付ける(締め付ける工程)。このとき、筒状部56のスリット56d及び内部空間56cと、フレーム取付部51の開口55とが互いに連通しているので、筒状部56と共にフレーム取付部51を締め付けることができ、フレーム2(テンプル6)の取り付けをより確実にすることができる。
以上のように、締付部材40は、調整部35が内部空間56cに挿入された筒状部56を締め付ける。締付部材40は、筒状部56を締め付けるときの締付強度を調整可能とされている。例えば、筒状部56に対する締付部材40の回転によって雄螺子57に対する雌螺子46のねじ込み度合を調整することにより、当該締付強度を調整可能である。雄螺子57に対する雌螺子46のねじ込み度合が大きいほど当該締付強度が強く、雄螺子57に対する雌螺子46のねじ込み度合が小さいほど当該締付強度が弱くなる。従って、前述した締め付ける工程では、最初から筒状部56をきつく締め付けるのではなく、最初は筒状部56を軽く締め付けて内部空間56cで調整部35を回転させることにより、フレーム取付部材50に対するウェアラブルデバイス取付部材30の角度を調整する(角度を調整する工程)。
締付部材40が筒状部56を軽く締め付けた状態では、調整部35の接触面39bに対する筒状部56の内面56bの接触圧が小さいので内部空間56cにおいて調整部35を回転させることができる。この調整部35の回転によってアイウエア1に対するウェアラブルデバイス10の位置の微調整が行われる(ウェアラブルデバイスの位置の微調整を行う工程)。例えば、アイウエア1の装着者は、アイウエア1を装着した状態で締付部材40による締付強度を調整しながら、レンズ3の前に対向する端末部11の位置を微調整する。
図1及び図11に示されるように、レンズ3の前に対向する端末部11の位置は、締付部材40及び筒状部56の内部において調整部35を回転させることによって微調整が可能である。調整部35の回転によって、上下左右方向に端末部11の位置を微調整可能であり、テンプル6に対する装着部12の角度も微調整可能である。
例えば、前後方向に延びる基準線Xに対して、装着部12の角度は、15°以下(又は10°以下)の範囲で上下左右に微調整可能である。端末部11及び装着部12の位置の微調整が完了した後は、締付部材40を回転させて筒状部56に対する締付部材40の締付強度を強めることによってウェアラブルデバイス10(端末部11及び装着部12)の位置を固定する(ウェアラブルデバイスの位置を固定する工程)。以上より、接続部材20による接続方法の一連の工程が完了する。
アイウエア1及びウェアラブルデバイス10から接続部材20を外す取り外し方法については、まず、締付部材40による筒状部56への締付強度が小さくなるように締付部材40を回転させる(締付強度を小さくする工程)。そして、締付部材40の回転を続けると、図11に示される状態において、締付部材40が筒状部56から外れて筒状部56から調整部35が外される(筒状部から調整部を外す工程)。
その後、フレーム取付部材50の開口55からフレーム2(テンプル6)を外して接続部材20からアイウエア1を外す(アイウエアを外す工程)。そして、ウェアラブルデバイス取付部材30の第1部材31及び第2部材32を分解してウェアラブルデバイス取付部材30からウェアラブルデバイス10を外す(ウェアラブルデバイスを外す工程)。以上より、取り外し方法の一連の工程が完了する。
次に、接続部材20から得られる作用効果について説明する。図2、図3及び図11に示されるように、接続部材20では、フレーム取付部材50のフレーム取付部51に形成された開口55にアイウエア1のフレーム2が通される。フレーム取付部材50はフレーム取付部51から延びる筒状部56を有する。筒状部56の内部空間56cにはウェアラブルデバイス10に取り付けられたウェアラブルデバイス取付部材30の調整部35が挿入される。調整部35が内部空間56cに挿入された筒状部56は締付部材40によって締め付けられ、締付部材40では筒状部56に対する締付強度が調整可能とされている。そして、ウェアラブルデバイス取付部材30の調整部35は、当該締付強度が緩められた状態において回転可能とされている。従って、締付強度を緩めた状態で調整部35を回転させることによってアイウエア1に対するウェアラブルデバイス10の位置調整を行うことができ、あわせてフレーム2の固定を同時に行うことができる。
また、締付部材40の締付強度が調整可能とされているので、締付強度を少し緩めて調整部35を少し回転させることにより、アイウエア1に対するウェアラブルデバイス10の位置の微調整を行うことができる。例えば、アイウエア1を装着した装着者の肉眼による視野と、ウェアラブルデバイス10のカメラの視野とを近づける微調整が可能である。
また、締付部材40による締付強度を調整しながらウェアラブルデバイス10の位置調整を行い、ウェアラブルデバイス10の位置が適切となったときに締付強度を強めることでウェアラブルデバイス10の位置を固定できる。従って、ウェアラブルデバイス10の位置の固定を容易に行うことができる。
本実施形態において、筒状部56は、雄螺子57を有し、締付部材40は、雄螺子57に螺合する雌螺子46を有する。そして、雌螺子46に雄螺子57が螺合した状態において締付部材40が筒状部56に対して回転することによって締付強度が調整される。従って、締付部材40を回転させることによって筒状部56に対する締付強度を調整できるので、ウェアラブルデバイス10の位置の調整、及びウェアラブルデバイス10の位置の固定を一層容易に行うことができる。
本実施形態において、筒状部56は、筒状部56の軸線L2が延びる方向である軸線方向に延在するスリット56dを有し、スリット56d、内部空間56c及び開口55が互いに連通している。よって、筒状部56のスリット56d及び内部空間56cと、フレーム取付部51の開口55とが互いに連通していることにより、筒状部56と共にフレーム取付部51を締め付けることができる。従って、ウェアラブルデバイス10と共にフレーム2(例えばテンプル6)を締め付けることができるので、ウェアラブルデバイス10の位置調整及び位置固定を一層容易に行うことができる。
本実施形態において、調整部35の外面39の少なくとも一部(例えば接触面39b)が曲面状とされている。よって、フレーム取付部材50の筒状部56の内部空間56cにおいてウェアラブルデバイス取付部材30の調整部35をよりスムーズに回転させることができる。従って、アイウエア1に対するウェアラブルデバイス10の位置の調整を一層容易に行うことができる。
本実施形態において、調整部35の外面39は、筒状部56の内面56bに接触する接触面39bと、接触面39bからフレーム取付部51側に延びる仮想の延長面39cに対してフレーム取付部51とは反対側に窪む凹面39dと、を含んでいる。よって、調整部35がフレーム取付部51とは反対側に窪む凹面39dを有することにより、調整部35のフレーム取付部51側への突出量を抑えることができる。従って、ウェアラブルデバイス取付部材30の方向D1への厚みを低減できるので、よりコンパクトな接続部材20とすることが可能である。その結果、接続部材20の小型化を実現できる。
本実施形態において、フレーム取付部材50は、フレーム2が通される開口55を有し、開口55を広げるように撓めることが可能とされている。従って、前述したテンプル6だけでなく、テンプル6とは形状又は大きさが異なるテンプル、又は、開口55に挿通可能なサイズであればヨロイ4f若しくはブリッジ4c等に対してもフレーム取付部材50を装着することが可能である。
本実施形態において、例えば、接続部材20は、ウェアラブルデバイス10が取り付けられるウェアラブルデバイス取付部材30と、フレーム2が取り付けられるフレーム取付部材50と、調整部35及び筒状部56を締め付ける締付部材40とによって構成される。すなわち、接続部材20は3つの部品で構成されており、締付部材40によってウェアラブルデバイス取付部材30の調整部35、及びフレーム取付部材50の筒状部56の双方を締め付けることができる。従って、接続部材20の部品点数を3点のみとすることができるので、接続部材20の更なる小型化を実現できる。よって、アイウエア1の装着時において接続部材20を邪魔になりにくくすることができる。
続いて、変形例に係る接続部材70について、図12、図13(a)及び図13(b)を参照しながら説明する。接続部材70の一部の構成は、前述した接続部材20の一部の構成と同一であるため、以下では、接続部材20の構成と重複する部分の説明について同一の符号を付して適宜省略する。
図12、図13(a)及び図13(b)に示されるように、接続部材70は、フレーム取付部材50とは異なるフレーム取付部材80を備える。フレーム取付部材80は、互いに分離可能な2部品で構成されている。フレーム取付部材80は、フレーム2(テンプル6)が挿入される開口55を有するフレーム取付部81と、フレーム取付部81及び締付部材40の間に介在する介在部82とを有する。介在部82は、フレーム取付部81に対して着脱可能とされている。
例えば、フレーム取付部81は、開口55が形成されたフレーム挿入部83と、フレーム挿入部83から突出する柱状部84とを有する。フレーム挿入部83は載頭円錐状を呈する。フレーム挿入部83の形状は、例えば、前述したフレーム取付部51の形状と同一である。
柱状部84は、フレーム挿入部83の底部83bから突出している。柱状部84は、介在部82に螺合する雄螺子85と、柱状部84の軸線L3が延びる方向に延在するスリット86とを有する。方向D1に沿って見た場合においてスリット86は直線状を呈し、スリット86は柱状部84を方向D1に貫通している。
介在部82は、筒状部87と、軸線L3が延びる方向の筒状部87の一端において筒状部87から拡径する拡径部88とを有する。筒状部87は締付部材40に対向する端面87bを有し、拡径部88はフレーム取付部81に対向する端面88bを有する。介在部82は、端面87bから窪む第1凹部89、及び端面88bから窪む第2凹部90を有する。
第2凹部90は、その内周面に形成された雌螺子91を有する。雌螺子91には、フレーム取付部81の雄螺子85が螺合する。第1凹部89は、ウェアラブルデバイス取付部材30の調整部35が挿入される内部空間89cを有する。内部空間89cは第1凹部89の内面89bによって画成されており、例えば、内面89bの形状は、調整部35の形状と同一である。
よって、内面89bに調整部35が接触した状態でフレーム取付部材80(介在部82)に対してウェアラブルデバイス取付部材30の角度を調整可能とされている。筒状部87は、軸線L3が延びる方向に延在するスリット87dを有する。スリット87dの形状、数及び配置態様は、前述した筒状部56のスリット56dの形状、数及び配置態様と同様である。
以上、変形例に係る接続部材70では、フレーム取付部材80がフレーム取付部81及び介在部82の2部品で構成されており、調整部35が内部空間89cに挿入された筒状部87は締付部材40によって締め付けられる。締付部材40では、筒状部87に対する締付強度が調整可能とされている。従って、締付強度を緩めた状態で調整部35を回転させることによってアイウエア1に対するウェアラブルデバイス10の位置調整を行うことができる。よって、接続部材70からは、前述した接続部材20と同様の効果が得られる。
以上、本開示に係る接続部材の実施形態及び変形例について説明した。しかしながら、本開示は、前述した実施形態又は変形例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した要旨を変更しない範囲において変形し、又は他のものに適用したものであってもよい。すなわち、接続部材の各部の構成、機能、形状、大きさ、数、材料及び配置態様は、上記の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、前述の実施形態では、端末部11及び装着部12を備えるウェアラブルデバイス10について説明した。しかしながら、接続部材を介してアイウエアに取り付けられるウェアラブルデバイスの構成及び形状は、特に限定されない。例えば、前述の実施形態では、テンプル6が挿通される開口55を有するフレーム取付部材50を備える接続部材20について説明した。しかしながら、フレーム取付部材の開口は、フレーム2のテンプル6以外の部分が挿入される部位であってもよい。例えば、フレーム取付部材の開口は、フレーム2のヨロイ4f、又はフレーム2のブリッジ4cが挿入される部位であってもよく、当該開口に挿入されるフレーム2の部位は特に限定されない。例えば、ブリッジ4cに取り付けるウェアラブルデバイスとしては、GoPro(登録商標)等の小型カメラ等が考えられる。また、テンプル6に取り付ける場合、その左右を問わない。
例えば、前述の実施形態では、図4に示されるように、上下左右が閉じられた開口55を有するフレーム取付部材50について説明した。しかしながら、フレーム取付部材の開口の形状は、開口55に限られず適宜変更可能である。例えば、上下左右のいずれかが開放された(一例としてU字状の)開口を有するフレーム取付部材であってもよい。また、フレーム取付部材の開口は、フレーム取付部材を構成する一対の半割部材が互いに接合されるときに一対の半割部材の間に形成される開口であってもよく、特に限定されない。
例えば、前述の実施形態では、球面状の接触面39bを有する外面39を備えた調整部35について説明した。しかしながら、調整部は、球面状の外面を有しないものであってもよい。例えば、調整部は、円柱状又は多面体状であってもよいし、互いに直交する2枚の円板によって形成されていてもよい。このように、調整部の形状は特に限定されない。
例えば、前述の実施形態では、雌螺子46が雄螺子57に螺合した状態において締付部材40が筒状部56に対して回転することによって締付部材40による締付強度が調整される例について説明した。しかしながら、締付部材は、螺子以外の機構によって締付強度を調整なものであってもよい。例えば、締付部材はくさび状部材のかしめによって締付強度を調整可能であってもよく、締付部材の締付機構の種類は適宜変更可能である。
例えば、前述の実施形態では、3Dプリントにより貫通孔43に予め調整部35が入り込んでおり、締付部材40がウェアラブルデバイス取付部材30と一体として成形されている例について説明した。しかしながら、締付部材40はウェアラブルデバイス取付部材30と別体として成形されていてもよい。例えば、図4に示される接続部材20において、第2部材32から調整部35(柱状部36)及び締付部材40が接合部材を介して脱着可能であってもよい。この接合部材としては、例えば、ボルト及びナットが挙げられるが、特に限定されない。この場合、柱状部36を締付部材40の貫通孔43に通した後、第2部材32と柱状部36を接合することで、前述の実施形態と同様に締付部材40とウェアラブルデバイス取付部材30を一体化することができる。
更に、前述の実施形態では、第2部材32に対する第1部材31の接合によってウェアラブルデバイス10がウェアラブルデバイス取付部材30に取り付けられる例について説明した。しかしながら、ウェアラブルデバイス取付部材の構成も、第1部材31及び第2部材32を有するものに限られず、例えば、クリップ止めによるものであってもよく、適宜変更可能である。
1…アイウエア、2…フレーム、3…レンズ、4…フロント、4b…リム、4c…ブリッジ、4d…パッド、4f…ヨロイ、5…蝶番、6…テンプル、7…合口、10…ウェアラブルデバイス、11…端末部、11b…屈曲部、11c…延長部、12…装着部、12b…外側面、12c…内側面、20…接続部材、30…ウェアラブルデバイス取付部材、30b…開口、31…第1部材、31b…板状部、31c…係合部、31d…アーム部、31f…矩形状部、31g…第1辺、31h…第2辺、31j…第3辺、31k…湾曲部、31p…基部、31q…係止部、31r…突出部、31s…先端、31t…テーパ面、31v…天面、31w…段差面、32…第2部材、32b…板状部、32c…被係合部、32d…突出部、32f…板状部、32g…張り出し部、32h…接触面、32j…対向面、35…調整部、36…柱状部、36b…柱部、36c…第1テーパ部、36d…第2テーパ面、37…拡径部、38…端面、39…外面、39b…接触面、39c…延長面、39d…凹面、40…締付部材、41…環状部、42…傾斜部、43…貫通孔、44…第1内面、44b…第1傾斜面、44c…第2傾斜面、45…第2内面、46…雌螺子、47…第1対向面、48…第2対向面、50…フレーム取付部材、51…フレーム取付部、52…底部、52b…底面、53…頂部、53b…頂面、53c…湾曲面、54…側部、54b…傾斜面、54c…窪み、55…開口、55b…第1開口、55c…第2開口、55d…延在部、55f…拡張部、55g…延在部、56…筒状部、56b…内面、56c…内部空間、56d…スリット、57…雄螺子、58…螺子筒部、59…板状部、60…脱落抑制部材、61…開放端、70…接続部材、80…フレーム取付部材、81…フレーム取付部、82…介在部、83…フレーム挿入部、83b…底部、84…柱状部、85…雄螺子、86…スリット、87…筒状部、87b…端面、87d…スリット、88…拡径部、88b…端面、89…第1凹部、89b…内面、89c…内部空間、90…第2凹部、91…雌螺子、D1,D2,D3…方向、L1,L2,L3…軸線、X…基準線。

Claims (6)

  1. アイウエアにウェアラブルデバイスを接続する接続部材であって、
    前記アイウエアのフレームが通される開口が形成されたフレーム取付部、及び前記フレーム取付部から延びる筒状部を有するフレーム取付部材と、
    前記ウェアラブルデバイスに取り付けられると共に前記筒状部の内部空間に挿入される調整部を有するウェアラブルデバイス取付部材と、
    前記調整部が前記内部空間に挿入された前記筒状部を締め付けると共に、前記筒状部を締め付けるときの締付強度を調整可能な締付部材と、
    を備え、
    前記調整部は、前記締付部材による前記締付強度が緩められた状態において前記内部空間で回転可能とされており、
    前記接続部材が前記アイウエアの前記フレームに取り付けられた状態で、前記ウェアラブルデバイス取付部材、前記締付部材及び前記フレーム取付部材は、この順で並ぶように配置され、
    前記フレーム取付部は、前記締付部材に対向する底部と、前記締付部材とは反対側を向く頂部と、前記底部及び前記頂部を互いに接続する側部とを有し、
    前記開口は、前記側部に形成される一対の第1開口と、前記底部に形成された第2開口とを含み、
    前記筒状部は、前記フレーム取付部の前記底部から前記フレームとは反対側に突出し、
    前記第2開口は、前記底部において前記アイウエアを装着した装着者の前後方向に延在し、前記フレーム取付部を前記前後方向に交差する方向に撓めることが可能とされている、
    接続部材。
  2. 前記筒状部は、雄螺子を有し、
    前記締付部材は、前記雄螺子に螺合する雌螺子を有し、
    前記雌螺子に前記雄螺子が螺合した状態において前記締付部材が前記筒状部に対して回転することによって前記締付強度が調整される、
    請求項1に記載の接続部材。
  3. 前記筒状部は、前記筒状部の軸線が延びる方向である軸線方向に延在するスリットを有し、
    前記スリット、前記内部空間及び前記開口が互いに連通している、
    請求項1又は2に記載の接続部材。
  4. 前記調整部の外面の少なくとも一部が曲面状とされている、
    請求項1又は2に記載の接続部材。
  5. 前記調整部の外面は、前記筒状部の内面に接触する接触面を含み、
    前記接触面は球面状又は略球状を呈する多面体とされている、
    請求項1又は2に記載の接続部材。
  6. 前記調整部の外面は、前記接触面から前記フレーム取付部側に延びる仮想の延長面に対して前記フレーム取付部とは反対側に窪む凹面を含む、
    請求項5に記載の接続部材。
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