JP6200048B2 - 釣り用回転リール - Google Patents

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Description

本発明は回転リールに関し、特に変速手段を有する釣り用回転リールに関するものである。
例えば特許文献1に記載されている回転リールは、リールユニットと、回転トランスミッション機構と、ハンドル手段と、ロータと、スプールシャフトと、往復動機構と、スプールとを有している。該リールユニットはリール本体を有し、該リール本体は第1の開口と、該第1の開口を覆う第1の蓋部材とを有している。該回転トランスミッション機構はリールユニットに回転可能に取付けられているマスターギアシャフトと、マスターギアシャフトに取付けられていて第1のシャフト軸を回転軸として回転できるマスターギアとを有している。リール本体は、スプールシャフトのマスターギア側でマスターギアシャフトを回転可能に支持する第1の回転支持部を更に有している。第1の蓋部材はマスターギアの第1の蓋部材側でマスターギアシャフトを回転可能に支持する第2の回転支持部を有している。
米国特許第7537178号明細書
上述した従来の回転リールは変速手段を有しないため、状況に応じてロータのマスターギアシャフトに対する回転速度の比率を変えることができない等の問題がある。
本発明は上記問題点に鑑みて、変速手段を有する釣り用回転リールの提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明はリール本体と、前記リール本体に取付けられている駆動ユニットと、前記駆動ユニットにより回転駆動されることができるように構成されたロータと、前記駆ユニットにより駆動されて前記ロータに対して直線状往復作動できるように構成されたスプールと、変速手段とを備える釣り用回転リールであって、前記リール本体は前記変速手段を内部に収容するように構成されており、前記駆動ユニットは、回転可能に前記リール本体の外表面に取付けられているクランクと、前記リール本体内に配置され、且つ前記クランクと連結して該クランクにより第1の回転軸で回転するように駆動されるメインシャフトと、前記第1の回転軸と略直交する第2の回転軸に沿って延伸するらせん管と、前記らせん管内に延伸して前記メインシャフトと結合することにより該メインシャフトにより直線状往復作動するように駆動されるスプールシャフトと、を有しており、前記変速手段は前記メインシャフトが挿通されていると共に、第1の係合エリア及び前記らせん管と噛み合うワーム歯を有している出力ホイールと、前記出力ホイールの一側に配置されていると共に、2の係合エリアを有している連結器と、前記出力ホイールと前記連結器との間に配置され、前記メインシャフトと前記出力ホイールとを連結して前記メインシャフトからの回転駆動力を前記出力ホイールに転送する遊星歯車システムと、前記連結器を駆動して、該連結器が前記リール本体と係合して前記出力ホイールと前記メインシャフトとが異なるスピードで回転することができる第1の位置と、該連結器の前記第2の係合エリアが前記出力ホイールの前記第1の係合エリアと係合して前記出力ホイールと前記メインシャフトとが同じスピードで回転することができる第2の位置との間に切り替える調整ユニットと、を有していることを特徴とする釣り用回転リールを提供する。
また、本発明はリール本体と、メインシャフトと、クランクと、スプールシャフトと、カム機構と、らせん管と、ロータと、スプールと、出力ホイールと、遊星歯車システムと、連結器とを備える釣り用回転リールであって、前記リール本体は、内表面と外表面とを有し、前記内表面に内係合エリアが配置されている左ケース部及び所定の長さ方向において前記左ケース部の反対側にあって、且つ内表面と外表面とを有する右ケース部を有し、前記左ケース部と前記右ケース部との間に収容空間が画成されており、前記メインシャフトは、前記収容空間内に配置され、前記長さ方向と略一致する第1の回転軸に沿って延伸し, 且つ前記右ケース部の前記内表面に回転可能に取付けられている右端部と、該右端部から前記左ケース部側へ延伸する中間部と、該中間部から前記左ケース部側へ更に延伸する左端部とを有しており、前記クランクは、前記収容空間内に配置されていると共に、先端が前記メインシャフトの前記左端部と結合して前記メインシャフトがそこで回転することを許容し、基端が前記左ケース部から外側へ延伸するように形成されている回転シャフトと、駆動端部及び前記駆動端部の反対側にあって前記回転シャフトの前記基端と結合することにより、前記駆動端部の円運動を前記回転シャフトの前記第1の回転軸を回転軸とする回転に変換するクランク端部を有するクランクアームと、を有し、手動で回されると前記メインシャフトを前記第1の回転軸を回転軸として回転させるように駆動することが可能に構成されており、前記スプールシャフトは、前記長さ方向と略直交して前記第2の回転軸に沿って延伸すると共に、前記収容空間内に配置されている後端部と、前記リール本体の前側に配置されている前端部と、前記前端部と前記後端部との間にある中間部と、を有するように形成されており、前記カム機構は、前記メインシャフトの前記右端部と前記スプールシャフトの前記後端部とを連結させ、且つ前記メインシャフトの回転を前記スプールシャフトの前記第2の回転軸に沿った直線状往復作動に変換するように構成されており、前記らせん管は、前記スプールシャフトの前記中間部により回転可能に挿通されていると共に、前端と前記長さ方向と直交する横方向において前記前端の反対側にある後端とを有しており、前記ロータは、前記リール本体の前側に配置されていると共に、前記らせん管と共に前記第2の回転軸を回転軸として回転することができるように、前記らせん管の前記前端と結合しており、前記スプールは、前記ロータの前側に配置されていると共に、前記スプールシャフトの前記前端部共に移動できるように該前端部と結合しており、前記出力ホイールは、回転可能に前記メインシャフトの前記中間部が挿通されているハブ部と、前記左係合エリアを有する左端縁部と、前記長さ方向における前記左端縁部の反対側に配置され、且つ前記らせん管と噛み合うワーム歯が形成されている右端縁部とを有するように形成され、前記収容空間内に配置されていて該出力ホイールが前記第1の回転軸を回転軸として回転駆動される際、前記らせん管に前記第2の回転軸を回転軸として回転させるように構成されており、前記遊星歯車システムは、前記収容空間内に配置されていると共に、前記出力ホイールと前記メインシャフトとが異なるスピードで回転する作動状態と、前記出力ホイールと前記メインシャフトとが同じスピードで回転する非作動状態と、の間に切り替えることができるように、前記メインシャフトと前記出力ホイールとを繋ぐように構成されており、前記連結器は、前記遊星歯車システムと前記左ケース部との間に配置されていると共に、該連結器が前記メインシャフトの前記中間部により回転可能に挿通されている軸孔が形成されている上、右方向係合エリアと、前記長さ方向における前記右方向係合エリアの反対側にある左方向係合エリアとを有しており、更に、該連結器は、前記左方向係合エリアが前記左ケース部の前記内係合エリアとスプライン係合して前記遊星歯車システムを前記作動状態に設定する左方向位置と、前記右方向係合エリアが前記出力ホイールの前記左係合エリアとスプライン係合して前記遊星歯車システムを前記非作動状態に設定する右方向位置と、の間に切り替えることができるように構成されていることを特徴とする釣り用回転リールをも提供する。
上記のように本発明の釣り用回転リールは、変速手段を備えており、そして該変速手段はメインシャフトが挿通されていると共に、第1の係合エリア及びらせん管と噛み合うワーム歯を有している出力ホイールと、前記出力ホイールの一側に配置されていると共に、2の係合エリアを有している連結器と、前記出力ホイールと前記連結器との間に配置され、前記メインシャフトと前記出力ホイールとを連結して前記メインシャフトからの回転駆動力を前記出力ホイールに転送する遊星歯車システムと、前記連結器を駆動して、該連結器が前記リール本体と係合して前記出力ホイールと前記メインシャフトとが異なるスピードで回転することができる第1の位置と、該連結器の前記第2の係合エリアが前記出力ホイールの前記第1の係合エリアと係合して前記出力ホイールと前記メインシャフトとが同じスピードで回転することができる第2の位置との間に切り替える調整ユニットと、を有しているので、調整ユニットの調整により遊星歯車システムを第1の位置に切り替えることによって、互いに連動に回転する出力ホイールとメインシャフトそれぞれの回転速度を異なるものにすることが可能になっているので、状況に応じて釣り糸をリールから放出または巻き取るスピードやトルクを変更できる釣り用回転リールを提供することができる。
第1の実施形態の回転リールの外部構成が示されている斜視図である。 第1の実施形態の回転リールの分解斜視図である。 第1の実施形態の回転リールの断面図である。 図3におけるIV-IV線に沿った断面図である。 図3に対応する断面図で連結器が右方向位置に切り替えられた状態が示されている。 第2の実施形態の回転リールの構成が示されている分解斜視図である。 第2の実施形態の回転リールの断面図である。 図7におけるVIII-VIII線に沿った断面図である。 図7に対応する断面図で連結器が右方向位置に切り替えられた状態が示されている。 第3の実施形態の回転リールの構成が示されている分解斜視図である。 第3の実施形態の回転リールの断面図である。 図11におけるXII-XII線に沿った断面図である。 図11におけるXIII-XIII線に沿った断面図である。 図に11対応する断面図で連結器が右方向位置に切り替えられた状態が示されている。
以下、本発明の各好ましい実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1の斜視図及び図2の分解斜視図に示されているように、本発明の釣り用回転リールの第1の実施形態は、リール本体1と、駆動ユニット2と、ロータ3と、スプール4と、変速手段5とを具えている。
リール本体1は釣り竿7や船の舷縁(図示せず)に取付けられることができるように構成されたものであり、左ケース部101と所定の長さ方向(X)において該左ケース部1
01の反対側に配置される右ケース部102とを有している。該左ケース部101と右ケース部102との間に、変速手段5を収容する収容空間100(図3の回転リールの断面図を参照)が画成されている。左ケース部101と右ケース部102とはそれぞれ内表面と外表面とを有している。図3に示されているように、左ケース部101の内表面は鋸歯状の内係合エリア103が形成された肩区域105を有している。肩区域105は長さ方向(X)における第1の回転軸(L1)の周囲において延伸している。
この実施形態において、左ケース部101には第1の回転軸(L1)に沿って該左ケース部101の内表面から外表面に貫通する貫通孔104が形成されている。
図2に示されているように、駆動ユニット2はリール本体1に取付けられていると共に、クランク201とメインシャフト202とらせん管203とスプールシャフト204とカム機構6とを有している。
メインシャフト202は収容空間100内に収容されていると共に、長さ方向(X)に
おける第1の回転軸(L1)に沿って延伸している。該メインシャフト202は右ケース部102の内表面に回転可能に取付けられている右端部2023と、右端部2023から左ケース部101側へ延伸する中間部2022と、中間部2022から更に左ケース部101側へ延伸する左端部2021とを有している。
クランク201はリール本体1の左ケース部101の外表面に回転可能に取付けられていると共に、メインシャフト202の第1の回転軸(L1)を回転軸とする回転を駆動できるように構成されている。この実施形態においてクランク201は手動であり、回転シャフト2011とクランクアーム2012とを有している。
回転シャフト2011は収容空間100内に配置されていると共に、左ケース部101の貫通孔104を挿通するように延伸している。回転シャフト2011は先端2013と基端2014とを有し、先端2013はメインシャフト202の左端部2021に接続して、メインシャフト202と共に回転することができる。基端2014は左ケース部101の外側まで延伸している。
クランクアーム2012は駆動端部2015と駆動端部2015の反対側にあって回転シャフト2011の基端2014に接続されているクランク端部2016とを有しており、駆動端部2015の円運動を回転シャフト2011の第1の回転軸(L1)を回転軸とする回転に変換することができる。
スプールシャフト204は長さ方向(X)と略直交する横方向(Y)に沿った第2の回
転軸(L2)で延伸し、収容空間100内にある後端部2041と、リール本体1の前側に配置される前端部2043と、後端部2041と前端部2043との間にある中間部2042とを有している。この実施形態において、第2の回転軸(L2)は第1の回転軸(L1)と直交している。
カム機構6はメインシャフト202の右端部2023とスプールシャフト204の後端部2041とを繋ぐように配置されるものであり、且つ、メインシャフト202の回転をスプールシャフト204の第2の回転軸(L2)に沿った直線状往復作動に変換するように構成されている。
この実施形態において、カム機構6は駆動ギア61と、受動ギア62と、ピン部材63と、スライダ64とを有している。駆動ギア61はメインシャフト202と共に第1の回転軸(L1)を回転軸として回転するようにメインシャフト202の右端部2023に取付けられている。受動ギア62は第1の回転軸(L1)と略平行な第3の回転軸(L3)を回転軸として回転可能に右ケース部102の内表面に取付けられていると共に、駆動ギア61と噛み合って駆動ギア61により回転駆動されるように配置されている。ピン部材63は第3の回転軸(L3)から放射状に延伸するように受動ギア62に配置されている。スライダ64はスプールシャフト204と共に移動するようにスプールシャフト204の後端部2041に取付けられている。
スライダ64には長さ方向(X)及び横方向(Y)と共に直交する縦方向(Z)に沿って延伸する延伸溝(図示せず)が形成されている。ピン部材63は該延伸溝に沿って摺動可能に該延伸溝に嵌め込んでおり、この構成により受動ギア62が駆動ギア61により回転駆動される際、スライダ64及びスプール4及びスプールシャフト204は第2の回転軸(L2)に沿って直線状往復作動するようになる。
らせん管203はスプールシャフト204の中間部2042が回転可能に挿通されていると共に、第2の回転軸(L2)に沿って延伸している。らせん管203は前端2031と、横方向(Y)において前端2031の反対側にある後端2032とを有している。
ロータ3はリール本体1の前側に配置されていると共に、らせん管203の前端2031に接続され、らせん管203と共に駆動ユニット2により第2の回転軸(L2)を回転軸として回転するようになっている。
スプール4はロータ3の前側に配置されていると共に、スプールシャフト204の前端部2043に接続されてスプールシャフト204と共に移動するようになっている。
変速手段5はメインシャフト202が挿通さていると共に、出力ホイール10と、フランジ手段200と、連結器20と、遊星歯車システム30と、調整ユニット40とを有している。
出力ホイール10は収容空間100内に配置されていると共に、ハブ部15と、リム部16と、ウェブ部12とを有している。ハブ部15はメインシャフト202の中間部2022により回転可能に挿通されている。リム部16は左端縁部13と長さ方向(X)にお
いて左端縁部13の反対側にある右端縁部11とを有している。左端縁部13は鋸歯状の第1の係合エリア(例えば左係合エリア131)を有している。右端縁部11はらせん管203と噛み合うワーム歯111を有し、出力ホイール10が第1の回転軸(L1)を回転軸として回転駆動される際、右端縁部11のワーム歯111とらせん管203との噛み合いにより、らせん管203の第2の回転軸(L2)を回転軸とする回転を駆動することができる。ウェブ部12はハブ部15とリム部16との間に掛け渡されている。
フランジ手段200はメインシャフト202の中間部2022から張り出して出力ホイール10の位置を制限する。
遊星歯車システム30は収容空間100内に収容されていると共に、メインシャフト202の回転運動を出力ホイール10に転送するように配置されている。遊星歯車システム30はメインシャフト202及び出力ホイール10に接続し、且つ出力ホイール10とメインシャフト202が異なるスピードで回転する作動状態と、出力ホイール10とメインシャフト202が同じスピードで回転する非作動状態との間に切り替えることができるように構成されている。
図2、図3及び図4に示されているように、遊星歯車システム30は太陽歯車32と、キャリヤウェブ34と、外輪歯車31と、複数の遊星歯車33とを有している。
太陽歯車32はメインシャフト202と共に第1の回転軸(L1)を回転軸として回転できるようにメインシャフト202に取付けられている。
キャリヤウェブ34はハブ部15と出力ホイール10左端縁部13との間に掛け渡され、出力ホイール10と共に回転することができる。この実施形態において出力ホイール10のウェブ部12の左端部はキャリヤウェブ34の役割を果たしており、そして該キャリヤウェブ34はウェブ部12の左端部に形成された複数のキャリヤピン341を有している。
図3に示されているように、外輪歯車31は太陽歯車32を囲むように連結器20の内周面251に取付けられている。
複数の遊星歯車33は回転可能にキャリヤウェブ34に取付けられていると共に、第1の回転軸(L1)の周囲において互いに所定の角度間隔で配置されている。各複数の遊星歯車33はそれぞれ太陽歯車32及び外輪歯車31と噛み合っている。この実施形態において、各遊星歯車33にはそれぞれ通孔330が形成され、キャリヤウェブ34に形成される各キャリヤピン341が、各遊星歯車33がそれぞれ有する通孔330を回転可能に挿通することにより、各遊星歯車33は回転可能にキャリヤウェブ34取付けられている。
遊星歯車システム30が作動状態に切り替えられる際、遊星歯車システム30は下記(1)式により減速効果を発揮するギアレシオを有している。
Figure 0006200048
ここで、Rは遊星歯車システム30のギアレシオであり、Nrは外輪歯車31の歯数であり、Nsは太陽歯車32の歯数である。
メインシャフト202の回転数と出力ホイール10との比率は1/Rであるので、遊星歯車システム30が作動状態に切り替えられる際、出力ホイール10はメインシャフト202より遅いスピードで回転するようになっている。
連結器20は遊星歯車システム30と左ケース部101との間に配置されていると共に、メインシャフト202の中間部2022により回転可能に挿通される軸孔21が形成されている。連結器20は第2の係合エリア(例えば右方向係合エリア22)及び第3の係合エリア(例えば長さ方向(X)において右方向係合エリア22の反対側にある左方向係
合エリア23)とを有している。右方向係合エリア22と左方向係合エリア23はいずれも鋸歯状に形成されている。そして連結器20は第1の位置(例えば左方向位置)と第2の位置(例えば右方向位置)との間に切り替えることができる。
左方向位置については図3に示されているように、左方向係合エリア23が左ケース部101の内係合エリア103とスプライン係合して遊星歯車システム30を作動状態に設置する(この際、右方向係合エリア22は例えば出力ホイール10の左係合エリア131と係合しない)。
右方向位置については図5に示されているように、右方向係合エリア22が出力ホイール10の左係合エリア131とスプライン係合して遊星歯車システム30を非作動状態に設置する(この際、左方向係合エリア23は例えば左ケース部101の内係合エリア103と係合しない)。
図2に示されているように、連結器20は小径環状部24と、大径環状部25と、小径環状部24と大径環状部25との間に画成される肩面26とを有している。
小径環状部24は軸孔21を囲む内周面241と、内周面241の外側(反対側)にある外周面242を有している。
大径環状部25は外周面252と、外周面252の内側(反対側)にあって前記外輪歯車31が取り付けられている内周面251とを有している。該右方向係合エリア22と左方向係合エリア23は外周面252に形成されている。更に、内周面251は遊星歯車システム30を収容する空間250を囲んでいる。この構成により、連結器20の右方向係合エリア22は出力ホイール10の左係合エリア131とスプライン係合することができる。
調整ユニット40は連結器20を左方向位置と右方向位置との間に調整するものであり、環状カム手段41と受動カム42とを有している。
環状カム手段41は第1の回転軸(L1)を回転軸として回転できるように左ケース部101の外表面に取付けられており、且つ、内縁カム面411を有している。
受動カム42は連結器20を長さ方向(X)に沿って移動させるものであり、接続端部
421と受動端部422とを有している。接続端部421は収容空間100内に配置されていると共に、連結器20に取付けられていて連結器20と共に回転することができる。受動端部422は長さ方向(X)において接続端部421の反対側に配置されていると共
に、内縁カム面411と摺動係合するように延伸することにより、環状カム手段41の第1の回転軸(L1)を回転軸とする回転に応じて、連結器20を左方向位置と右方向位置との間に切り替えることができる。
この実施形態において、受動カム42の接続端部421は環状に形成されており、そして連結器20の小径環状部24の外周面242は環状に形成された接続端部421がそこに係合することができるように形成されている。この構成により、連結器20及び受動カム42は共に長さ方向(X)に沿って移動することができる。図2に示されているように
、外周面242には環状に形成された接続端部421と係合する複数のフック手段27が形成されている。
また、この実施形態において、受動カム42は第1の回転軸(L1)を中心として放射状に延伸する複数の受動足423を有しており、各受動足423の先端424により受動端部422を構成するようになっている。
また、この実施形態において、環状カム手段41の内縁カム面411には、複数のカム溝412が形成されている。各カム溝412は第1の回転軸(L1)を中心とする円周方向に沿って延伸し、各前記受動足423の先端424にそれぞれ対応して受入れることができるようになっている。
図6〜図9に本発明の回転リールの第2の実施形態が示されており、図6に分解斜視図が示されており、図7に連結器20が左方向位置に配置される状態が示され、図9に連結器20が右方向位置に配置される状態が示されている。この第2の実施形態の構成に第1の実施形態と同様の構成が多いが、この第2の実施形態における遊星歯車システム30’の構成は第1の実施形態と異なっている。
この遊星歯車システム30’は収容空間100(なお、第2の実施例では符号を省略しているが、第1の実施例と同様の位置に形成されているものとする。)内に配置されていてメインシャフト202の回転運動を出力ホイール10に転送するように配置されている。遊星歯車システム30’はメインシャフト202及び出力ホイール10に接続し、且つ出力ホイール10とメインシャフト202が異なるスピードで回転する作動状態と、出力ホイール10とメインシャフト202が同じスピードで回転する非作動状態との間に切り替えることができるように構成されている。
遊星歯車システム30’は太陽歯車32’と、キャリヤ手段34’と、外輪歯車31(図8に示す)と、複数の遊星歯車33とを有している。
太陽歯車32’は出力ホイール10と共に回転できるように、出力ホイール10のハブ部15に取付けられている。
キャリヤ手段34’にはメインシャフト202と共に回転することができるように該メインシャフト202が挿通されている通孔340が形成されている。また、該キャリヤ手段34’は出力ホイール10に面する右表面342と、該右表面342に形成されている複数のキャリヤピン341’(図8に示す)とを有している。
外輪歯車31は連結器20の大径環状部25の内周面251(図7に示す)に取付けられ、且つ太陽歯車32’を囲むように配置構成されている。
複数の遊星歯車33は回転可能にキャリヤ手段34’に取付けられていると共に、第1の回転軸(L1)の周囲において互いに所定の角度間隔で配置されている。各複数の遊星歯車33はそれぞれ太陽歯車32’及び外輪歯車31と噛み合うように配置構成されている。更に、各遊星歯車33はそれぞれ各キャリヤピン341’により回転可能に挿通される通孔330が形成され、この構成により各遊星歯車33はキャリヤウェブ34’に回転可能に取付けられている。
遊星歯車システム30’が作動状態に設定される際、遊星歯車システム30’は下記(2)式により減速効果を発揮するギアレシオを有している。
Figure 0006200048
ここで、Rは遊星歯車システム30’のギアレシオであり、Nrは外輪歯車31の歯数であり、Nsは太陽歯車32’の歯数である。
メインシャフト202の回転数と出力ホイール10との比率は1/Rであるので、遊星歯車システム30’が作動状態に切り替えられる際、出力ホイール10はメインシャフト202より速いスピードで回転するようになっている。
図10〜図14に本発明の回転リールの第3の実施形態が示されており、図11に連結器20が左方向位置に配置される状態が示され、図14に連結器20が右方向位置に配置される状態が示されている。この第3の実施形態の構成に第2の実施形態と同様の構成が多いが、この第2の実施形態における遊星歯車システム30”の構成は第2の実施形態と異なっている。更に、連結器20の大径環状部25の内周面251には複数のキーエリア253がそれぞれ長さ方向(X)に沿って延伸し且つ第1の回転軸(L1)の周囲におい
て互いに所定の角度間隔で形成されている。
遊星歯車システム30”は他の実施形態と同様に収容空間100内に配置されていてメインシャフト202の回転運動を出力ホイール10に転送するように配置されている。遊星歯車システム30”はメインシャフト202及び出力ホイール10に接続し、且つ出力ホイール10とメインシャフト202が異なるスピードで回転する作動状態と、出力ホイール10とメインシャフト202が同じスピードで回転する非作動状態との間に切り替えることができるように構成されている。
遊星歯車システム30”はキャリヤ手段34”と、第1の太陽歯車32と、第2の太陽歯車32’と、複数のステップ遊星歯車33’とを有している。
キャリヤ手段34”は通孔340と、複数のキャリヤピン341’(図12に示す)と、出力ホイール10に面する右表面342と、端縁343と、複数のキースロット344とを有している。通孔340は該キャリヤ手段34”がメインシャフト202によりが挿通されるように構成されたものである。複数のキャリヤピン341’は右表面342に形成されている。各キースロット344はそれぞれ端縁343から第1の回転軸(L1)へ延伸するように形成されている。該複数のキースロット344は、キーエリア253とそれぞれ係合できるように第1の回転軸(L1)の周囲において互いに所定の角度間隔で配置されている。この構成により、連結器20は長さ方向(X)に沿って移動してキャリヤ
手段34”と係合することができ、そしてキャリヤ手段34”と係合すると該キャリヤ手段34”は連結器20に対して回転できないようになる。
第1の太陽歯車32はメインシャフト202と共に第1の回転軸(L1)を回転軸として回転可能にメインシャフト202に取付けられている。
第2の太陽歯車32’は出力ホイール10と共に回転するように出力ホイール10のハブ部15に取付けられている。
複数のステップ遊星歯車33’はキャリヤ手段34”に回転可能に取付けられていると共に、第1の回転軸(L1)の周囲において互いに所定の角度間隔で配置されている。各ステップ遊星歯車33’は図12に示すようにそれぞれ第1の太陽歯車32と噛み合う第1のステップ歯車331と、第2の太陽歯車32’と噛み合う第2のステップ歯車332とを有している。更に、各ステップ遊星歯車33’はそれぞれキャリヤピン341’により回転可能に挿通される通孔330’が形成されており、この構成によりキャリヤウェブ34”に回転可能に取付けられている。
遊星歯車システム30”が作動状態に設定される際、遊星歯車システム30”は下記(3)式により減速効果を発揮するギアレシオを有している。
Figure 0006200048
ここで、Rは遊星歯車システム30”のギアレシオであり、NS1は第1の太陽歯車32の歯数であり、Ns2は第2の太陽歯車32’の歯数であり、Np1は第1のステップ歯車331の歯数であり、Np2は第2のステップ歯車332の歯数である。
メインシャフト202の回転数と出力ホイール10との比率は1/Rであるので、遊星歯車システム30’が作動状態に切り替えられる際、出力ホイール10はメインシャフト202より速い/遅いスピードで回転するようになっている。
以上は本発明の各好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
上述のように本発明の釣り用回転リールは、変速手段を備えており、そして該変速手段はメインシャフトが挿通されていると共に、第1の係合エリア及びらせん管と噛み合うワーム歯を有している出力ホイールと、前記出力ホイールの一側に配置されていると共に、第2の係合エリアを有している連結器と、前記出力ホイールと前記連結器との間に配置され、前記メインシャフトと前記出力ホイールとを連結して前記メインシャフトからの回転駆動力を前記出力ホイールに転送する遊星歯車システムと、前記連結器を駆動して、該連結器が前記リール本体と係合して前記出力ホイールと前記メインシャフトとが異なるスピードで回転することができる第1の位置と、該連結器の前記第2の係合エリアが前記出力ホイールの前記第1の係合エリアと係合して前記出力ホイールと前記メインシャフトとが同じスピードで回転することができる第2の位置との間で切り替える調整ユニットと、を有しているので、調整ユニットの調整により遊星歯車システムを第1の位置に切り替えることによって、互いに連動に回転する出力ホイールとメインシャフトそれぞれの回転速度を異なるものにすることが可能になっているので、状況に応じて釣り糸をリールから放出または巻き取るスピードやトルクを変更できてより使用しやすい釣り用回転リールを提供することができる。
1 リール本体
10 出力ホイール
100 収容空間
101 左ケース部
102 右ケース部
103 内係合エリア
104 貫通孔
105 肩区域
11 右端縁部
111 ワーム歯
12 ウェブ部
13 左端縁部
131 左係合エリア
15 ハブ部
16 リム部
2 駆動ユニット
20 連結器
200 フランジ手段
201 クランク
2011 回転シャフト
2012 クランクアーム
2013 先端(回転シャフト)
2014 基端(回転シャフト)
2015 駆動端部(クランクアーム)
2016 クランク端部(クランクアーム)
202 メインシャフト
2021 左端部(メインシャフト)
2022 中間部(メインシャフト)
2023 右端部(メインシャフト)
203 らせん管
2031 前端(らせん管)
2032 後端(らせん管)
204 スプールシャフト
2041 後端部(スプールシャフト)
2042 中間部(スプールシャフト)
2043 前端部(スプールシャフト)
21 軸孔
22 右方向係合エリア
23 左方向係合エリア
24 小径環状部
241 内周面(小径環状部)
242 外周面(小径環状部)
25 大径環状部
250 空間
251 内周面(大径環状部)
252 外周面(大径環状部)
26 肩面
27 フック手段
3 ロータ
30 遊星歯車システム
30’ 遊星歯車システム
30” 遊星歯車システム
31 外輪歯車
32 太陽歯車
32’ 太陽歯車
32’ 第2の太陽歯車
33 遊星歯車
33’ ステップ遊星歯車
330 通孔
330’ 通孔
331 第1のステップ歯車
332 第2のステップ歯車
34 キャリヤウェブ
34’ キャリヤ手段
34” キャリヤ手段
341 キャリヤピン
341’ キャリヤピン
4 スプール
40 調整ユニット
41 環状カム手段
411 内縁カム面
42 受動カム
421 接続端部
422 受動端部
423 受動足
424 先端(受動足)
5 変速手段
6 カム機構
61 駆動ギア
62 受動ギア
63 ピン部材
64 スライダ
7 釣り竿
L1 第1の回転軸
L2 第2の回転軸
X 長さ方向
Y 横方向
Z 縦方向

Claims (17)

  1. リール本体と、前記リール本体に取付けられている駆動ユニットと、前記駆動ユニットにより回転駆動されることができるように構成されたロータと、前記駆ユニットにより駆動されて前記ロータに対して直線状往復作動できるように構成されたスプールと、変速手段とを備える釣り用回転リールであって、
    前記リール本体は前記変速手段を内部に収容するように構成されており、
    前記駆動ユニットは、回転可能に前記リール本体の外表面に取付けられているクランクと、前記リール本体内に配置され、且つ前記クランクと連結して該クランクにより第1の回転軸で回転するように駆動されるメインシャフトと、前記第1の回転軸と略直交する第2の回転軸に沿って延伸するらせん管と、前記らせん管内に延伸して前記メインシャフトと結合することにより該メインシャフトにより直線状往復作動するように駆動されるスプールシャフトと、を有しており、
    前記変速手段は前記メインシャフトが挿通されていると共に、第1の係合エリア及び前記らせん管と噛み合うワーム歯とを有している出力ホイールと、前記出力ホイールの一側に配置されていると共に、第2の係合エリアを有している連結器と、前記出力ホイールと前記連結器との間に配置され、前記メインシャフトと前記出力ホイールとを連結して前記メインシャフトからの回転駆動力を前記出力ホイールに転送する遊星歯車システムと、前記連結器を駆動して、該連結器が前記リール本体と係合して前記出力ホイールと前記メインシャフトとが異なるスピードで回転することができる第1の位置と、該連結器の前記第2の係合エリアが前記出力ホイールの前記第1の係合エリアと係合して前記出力ホイールと前記メインシャフトとが同じスピードで回転することができる第2の位置との間で切り替える調整ユニットと、を有していることを特徴とする釣り用回転リール。
  2. 前記リール本体は前記第1の回転軸と略平行な所定の長さ方向の一端側に配置されている左ケース部と該所定の長さ方向の他端側に配置されている右ケース部とを有すると共に、前記左ケース部と前記右ケース部との間に収容空間が画成され、且つ前記左ケース部と前記右ケース部はそれぞれ内表面と外表面とを有しており、前記左ケース部は更に前記内表面に配置されている内係合エリアを有しており、
    前記メインシャフトは前記収容空間内に配置されていると共に、前記第1の回転軸に沿って延伸し、且つ前記右ケース部の前記内表面に回転可能に取付けられている右端部と、該右端部から前記左ケース部側へ延伸する中間部と、該中間部から前記左ケース部側へ更に延伸する左端部とを有しており、
    前記クランクは手動クランクであり、前記収容空間内に配置されていると共に、先端が前記メインシャフトの前記左端部と結合して前記メインシャフトがそこで回転することを許容し、基端が前記左ケース部から外側へ延伸する回転シャフトと、
    駆動端部及び前記駆動端部の反対側にあって前記回転シャフトの前記基端と結合することにより、前記駆動端部の円運動を前記回転シャフトの前記第1の回転軸を回転軸とする回転に変換するクランク端部を有するクランクアームと、を有するように形成されており、
    前記出力ホイールは前記収容空間内に配置されていると共に、
    回転可能に前記メインシャフトの前記中間部が挿通されているハブ部と、
    前記第1の係合エリアを有する左端縁部と、
    前記長さ方向における前記左端縁部の反対側に配置され、且つ前記ワーム歯が形成されて前記出力ホイールが前記第1の回転軸を回転軸として回転駆動される際、前記らせん管に前記第2の回転軸を回転軸として回転させる右端縁部と、を有するように構成されており、
    前記遊星歯車システムは前記収容空間内に配置されていると共に、前記出力ホイールと前記メインシャフトとが異なるスピードで回転する作動状態と、前記出力ホイールと前記メインシャフトとが同じスピードで回転する非作動状態と、の間に切り替えることができるように構成されており、
    前記連結器は前記遊星歯車システムと前記左ケース部との間に配置されていると共に、該連結器が前記メインシャフトの前記中間部により回転可能に挿通されている軸孔が形成されている上、前記第2の係合エリアと、前記長さ方向における前記第2の係合エリアの反対側にある第3の係合エリアとを有しており、前記第2の係合エリアは前記出力ホイールの記第1の係合エリアとスプライン係合すると前記遊星歯車システムを前記非作動状態に切替ることができるように構成され、
    前記第3の係合エリアは前記左ケース部の前記内係合エリアとスプライン係合すると前記遊星歯車システムを前記作動状態に切替ることができるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の釣り用回転リール。
  3. 前記スプールシャフトは前記長さ方向と略直交して前記第2の回転軸に沿って延伸すると共に、前記収容空間内に配置されている後端部と、前記リール本体の前側に配置されている前端部と、前記前端部と前記後端部との間にある中間部とを有するように形成されており、
    前記らせん管は前記スプールシャフトの前記中間部により回転可能に挿通されていると共に、前端と前記長さ方向と直交する横方向において前記前端の反対側にある後端とを有しており、
    前記ロータは前記リール本体の前側に配置されていると共に、前記らせん管と共に前記第2の回転軸を回転軸として回転することができるように、前記らせん管の前記前端と結合しており、
    前記スプールは前記ロータの前側に配置されていると共に、前記スプールシャフトの前記前端部と共に移動できるように該前端部と結合しており、
    更に、前記メインシャフトの前記右端部と前記スプールシャフトの前記後端部とを連結させ、且つ前記メインシャフトの回転を前記スプールシャフトの前記第2の回転軸に沿った直線状往復作動に変換するように構成されているカム機構を具えていることを特徴とする請求項2に記載の釣り用回転リール。
  4. 前記左ケース部には前記第1の回転軸に沿って前記左ケース部の前記内表面から前記外表面まで貫通して前記回転シャフトが延伸することができる管状の貫通孔が形成されており、
    前記調整ユニットは、
    前記第1の回転軸を回転軸として回転することができるように前記左ケース部の前記外表面に配置されていると共に、内縁カム面を有している環状カム手段と、
    前記連結器と共に前記長さ方向に沿って移動することができる受動カムとを有しており、
    更に、該受動カムは、前記連結器が前記受動カムに連動して回転することができるように、前記収容空間内において前記連結器に取付けられている接続端部と、前記長さ方向における前記接続端部の反対側にあると共に、前記環状カム手段が第1の回転軸を回転軸として回転駆動される際、前記連結器が前記第1の位置と前記第2の位置との間に切り替えることができるように、前記内縁カム面に当接する受動端部とを有するように形成されていることを特徴とする請求項2に記載の釣り用回転リール。
  5. 前記受動カムの前記接続端部はリング状に形成されており、
    前記連結器は、内周面が前記軸孔を囲み、前記受動カムのリング状に形成された前記接続端部がその外周面に取付けられることにより、該連結器が前記受動カムと共に前記長さ方向で移動することができる小径環状部と、前記第2の係合エリアと前記第3の係合エリアがその外周面に形成されていると共に、内周面が前記遊星歯車システムを収容する空間を囲むことにより、該連結器の第2の係合エリアが前記出力ホイールの前記第1の係合エリアとスプライン係合させる大径環状部と、を有するように形成されていることを特徴とする請求項4に記載の釣り用回転リール。
  6. 前記受動カムが有するリング状に形成された前記接続端部から、複数の受動足が前記第1の回転軸を中心として放射状に延伸し、各前記受動足の先端により前記受動端部を構成するようになっており、
    前記環状カム手段の前記内縁カム面には、前記第1の回転軸を中心とする円周方向に沿って延伸し、且つ各前記受動足の先端にそれぞれ対応して受入れることができる複数のカム溝が凹設されており、
    この構成により、各前記受動足の先端は対応する前記カム溝と係合しながら摺動することができることを特徴とする請求項5に記載の釣り用回転リール。
  7. 前記遊星歯車システムは、
    前記メインシャフトと共に前記第1の回転軸を回転軸として回転できるように前記メインシャフトに取付けられている太陽歯車と、
    前記ハブ部と前記出力ホイールの前記左端縁部との間に掛け渡されて前記出力ホイールと共に回転することができるキャリヤウェブと、
    前記太陽歯車を囲むように前記大径環状部の前記内周面に取付けられている外輪歯車と、
    前記第1の回転軸の周囲において互いに所定の角度間隔で配置され、且つ回転可能に前記キャリヤウェブに取付けられていると共に、それぞれ前記太陽歯車及び前記外輪歯車と噛み合う複数の遊星歯車と、を有するように構成されていることを特徴とする請求項5に記載の釣り用回転リール。
  8. 前記遊星歯車システムは、
    前記出力ホイールと共に回転するように、前記出力ホイールの前記ハブ部に取付けられている太陽歯車と、
    前記メインシャフトと共に回転するように、前記メインシャフトが挿通される通孔が形成されて該前記メインシャフトに取付けられているキャリヤ手段と、
    前記太陽歯車を囲むように前記大径環状部の前記内周面に取付けられている外輪歯車と、
    前記第1の回転軸の周囲において互いに所定の角度間隔で配置され、且つ回転可能に前記キャリヤ手段に取付けられていると共に、それぞれ前記太陽歯車及び前記外輪歯車と噛み合う複数の遊星歯車と、を有するように構成されていることを特徴とする請求項5に記載の釣り用回転リール。
  9. 前記連結器の前記大径環状部の前記内周面には複数のキーエリアが前記第1の回転軸の周囲において互いに所定の角度間隔で配置され、且つそれぞれ前記長さ方向に沿って形成されており、
    前記遊星歯車システムは、
    前記メインシャフトが挿通される通孔及び各前記キーエリアとそれぞれ係合できるように前記第1の回転軸の周囲において互いに所定の角度間隔で配置されているキースロットが形成されることにより、前記長さ方向に沿って移動して前記連結器と係合すると、該連結器に対して回転しないキャリヤ手段と、
    前記メインシャフトと共に前記第1の回転軸を回転軸として回転できるように前記メインシャフトに取付けられている第1の太陽歯車と、
    前記出力ホイールと共に回転するように前記出力ホイールの前記ハブ部に取付けられている第2の太陽歯車と、
    前記第1の回転軸の周囲において互いに所定の角度間隔で配置され、且つそれぞれ回転可能に前記キャリヤ手段に取付けられていると共に、前記第1の太陽歯車と噛み合う第1のステップ歯車及び前記第2の太陽歯車と噛み合う第2のステップ歯車を含む複数のステップ遊星歯車と、を有していることを特徴とする請求項5に記載の釣り用回転リール。
  10. リール本体と、メインシャフトと、クランクと、スプールシャフトと、カム機構と、らせん管と、ロータと、スプールと、出力ホイールと、遊星歯車システムと、連結器とを備える釣り用回転リールであって、
    前記リール本体は、内表面と外表面とを有し、前記内表面に内係合エリアが配置されている左ケース部及び所定の長さ方向において前記左ケース部の反対側にあって、且つ内表面と外表面とを有する右ケース部を有し、前記左ケース部と前記右ケース部との間に収容空間が画成されており、
    前記メインシャフトは、前記収容空間内に配置され、前記長さ方向と略一致する第1の回転軸に沿って延伸し、且つ前記右ケース部の前記内表面に回転可能に取付けられている右端部と、該右端部から前記左ケース部側へ延伸する中間部と、該中間部から前記左ケース部側へ更に延伸する左端部とを有しており、
    前記クランクは、前記収容空間内に配置されていると共に、先端が前記メインシャフトの前記左端部と結合して前記メインシャフトがそこで回転することを許容し、基端が前記左ケース部から外側へ延伸するように形成されている回転シャフトと、駆動端部及び前記駆動端部の反対側にあって前記回転シャフトの前記基端と結合することにより、前記駆動端部の円運動を前記回転シャフトの前記第1の回転軸を回転軸とする回転に変換するクランク端部を有するクランクアームと、を有し、手動で回されると前記メインシャフトを前記第1の回転軸を回転軸として回転させるように駆動することが可能に構成されており、
    前記スプールシャフトは、前記長さ方向と略直交して前記第2の回転軸に沿って延伸すると共に、前記収容空間内に配置されている後端部と、前記リール本体の前側に配置されている前端部と、前記前端部と前記後端部との間にある中間部と、を有するように形成されており、
    前記カム機構は、前記メインシャフトの前記右端部と前記スプールシャフトの前記後端部とを連結させ、且つ前記メインシャフトの回転を前記スプールシャフトの前記第2の回転軸に沿った直線状往復作動に変換するように構成されており、
    前記らせん管は、前記スプールシャフトの前記中間部により回転可能に挿通されていると共に、前端と前記長さ方向と直交する横方向において前記前端の反対側にある後端とを有しており、
    前記ロータは、前記リール本体の前側に配置されていると共に、前記らせん管と共に前記第2の回転軸を回転軸として回転することができるように、前記らせん管の前記前端と結合しており、
    前記スプールは、前記ロータの前側に配置されていると共に、前記スプールシャフトの前記前端部と共に移動できるように該前端部と結合しており、
    前記出力ホイールは、回転可能に前記メインシャフトの前記中間部により挿通されているハブ部と、前記左係合エリアを有する左端縁部と、前記長さ方向における前記左端縁部の反対側に配置され、且つ前記らせん管と噛み合うワーム歯が形成されている右端縁部とを有するように形成され、前記収容空間内に配置されていて該出力ホイールが前記第1の回転軸を回転軸として回転駆動される際、前記らせん管に前記第2の回転軸を回転軸として回転させるように構成されており、
    前記遊星歯車システムは、前記収容空間内に配置されていると共に、前記出力ホイールと前記メインシャフトとが異なるスピードで回転する作動状態と、前記出力ホイールと前記メインシャフトとが同じスピードで回転する非作動状態と、の間に切り替えることができるように、前記メインシャフトと前記出力ホイールとを繋ぐように構成されており、
    前記連結器は、前記遊星歯車システムと前記左ケース部との間に配置されていると共に、該連結器が前記メインシャフトの前記中間部により回転可能に挿通されている軸孔が形成されている上、右方向係合エリアと、前記長さ方向における前記右方向係合エリアの反対側にある左方向係合エリアとを有しており、
    更に、該連結器は、前記左方向係合エリアが前記左ケース部の前記内係合エリアとスプライン係合して前記遊星歯車システムを前記作動状態に設定する左方向位置と、前記右方向係合エリアが前記出力ホイールの前記左係合エリアとスプライン係合して前記遊星歯車システムを前記非作動状態に設定する右方向位置と、の間で切り替えることができるように構成されていることを特徴とする釣り用回転リール。
  11. 前記メインシャフトの前記中間部から張り出して前記出力ホイールの位置を制限するフランジ手段を更に具えていることを特徴とする請求項10に記載の釣り用回転リール。
  12. 前記左ケース部には前記第1の回転軸に沿って前記左ケース部の前記内表面から前記外表面まで貫通して前記回転シャフトが延伸することができる管状の貫孔が形成されており、
    更に、前記第1の回転軸を回転軸として回転することができるように前記左ケース部の前記外表面に配置されていると共に、内縁カム面を有している環状カム手段と、前記連結器と共に前記長さ方向に沿って移動することができる受動カムとを有しており、
    更に、該受動カムは、前記連結器が前記受動カムに連動して回転することができるように、前記収容空間内において前記連結器に取付けられている接続端部と、前記長さ方向における前記接続端部の反対側にあると共に、前記環状カム手段が第1の回転軸を回転軸として回転駆動される際、前記連結器が前記左方向位置と前記右方向位置との間で切り替えることができるように、前記内縁カム面に当接する受動端部とを有するように形成されていることを特徴とする請求項10に記載の釣り用回転リール。
  13. 前記受動カムの前記接続端部はリング状に形成されており、
    前記連結器は、内周面が前記軸孔を囲み、前記受動カムのリング状に形成された前記接続端部がその外周面に取付けられることにより、該連結器が前記受動カムと共に前記長さ方向に移動することができる小径環状部と、前記右方向係合エリアと前記左方向係合エリアがその外周面に形成されていると共に、内周面が前記遊星歯車システムを収容する空間を囲むことにより、該連結器の前記右方向係合エリアが前記出力ホイールの前記左係合エリアとスプライン係合させる大径環状部と、を有するように形成されていることを特徴とする請求項12に記載の釣り用回転リール。
  14. 前記受動カムが有するリング状に形成された前記接続端部から、複数の受動足が前記第1の回転軸を中心として放射状に延伸し、各前記受動足の先端により前記受動端部を構成するようになっており、
    前記環状カム手段の前記内縁カム面には、前記第1の回転軸を中心とする円周方向に沿って延伸し、且つ各前記受動足の先端にそれぞれ対応して受入れることができる複数のカム溝が凹設されており、
    この構成により、各前記受動足の先端は対応する前記カム溝と係合しながら摺動することができることを特徴とする請求項13に記載の釣り用回転リール。
  15. 前記遊星歯車システムは、
    前記メインシャフトと共に前記第1の回転軸を回転軸として回転できるように前記メインシャフトに取付けられている太陽歯車と、
    前記ハブ部と前記出力ホイールの前記左端縁部との間に掛け渡されて前記出力ホイールと共に回転することができるキャリヤウェブと、
    前記太陽歯車を囲むように前記大径環状部の前記内周面に取付けられている外輪歯車と、
    前記第1の回転軸の周囲において互いに所定の角度間隔で配置され、且つ回転可能に前記キャリヤウェブに取付けられていると共に、それぞれ前記太陽歯車及び前記外輪歯車と噛み合う複数の遊星歯車と、を有するように構成されていることを特徴とする請求項13に記載の釣り用回転リール。
  16. 前記遊星歯車システムは、
    前記出力ホイールと共に回転するように、前記出力ホイールの前記ハブ部に取付けられている太陽歯車と、
    前記メインシャフトと共に回転するように、前記メインシャフトが挿通される通孔が形成されて該前記メインシャフトに取付けられているキャリヤ手段と、
    前記太陽歯車を囲むように前記大径環状部の前記内周面に取付けられている外輪歯車と、
    前記第1の回転軸の周囲において互いに所定の角度間隔で配置され、且つ回転可能に前記キャリヤ手段に取付けられていると共に、それぞれ前記太陽歯車及び前記外輪歯車と噛み合う複数の遊星歯車と、を有するように構成されていることを特徴とする請求項13に記載の釣り用回転リール。
  17. 前記連結器の前記大径環状部の前記内周面には複数のキーエリアが、前記第1の回転軸の周囲において互いに所定の角度間隔で配置され、且つそれぞれ前記長さ方向に沿って形成されており、
    前記遊星歯車システムは、
    前記メインシャフトが挿通される通孔及び各前記キースロットとそれぞれ係合できるように前記第1の回転軸の周囲において互いに所定の角度間隔で配置されているキースロットが形成されることにより、前記長さ方向に沿って移動して前記連結器と係合すると、該連結器に対して回転しないキャリヤ手段と、
    前記メインシャフトと共に前記第1の回転軸を回転軸として回転できるように前記メインシャフトに取付けられている第1の太陽歯車と、
    前記出力ホイールと共に回転するように前記出力ホイールの前記ハブ部に取付けられている第2の太陽歯車と、
    前記第1の回転軸の周囲において互いに所定の角度間隔で配置され、且つそれぞれ回転可能に前記キャリヤ手段に取付けられていると共に、前記第1の太陽歯車と噛み合う第1のステップ歯車及び前記第2の太陽歯車と噛み合う第2のステップ歯車を含む複数のステップ遊星歯車と、を有していることを特徴とする請求項13に記載の釣り用回転リール。
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