JP6199805B2 - 車両用空調装置 - Google Patents
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Description
第一実施形態に係る車両用空調装置10は、図1に示すように、内部に送風空気の空気通路12を有するケース13と、ケース13の内部に配置され、送風空気を加熱する空気加熱装置(図1ではヒーターコア)14と、ヒーターコア14よりも空気通路の上流側に配置され、ヒーターコア14を通過する空気量とヒーターコア14を迂回する空気量との比率を調整するエアミックス機構100と、を備える車両用空調装置において、エアミックス機構100は、固定板110と、可動板120と、回動軸130とを有し、図2、図3(a)(b)に示すように、固定板110は、その板厚方向に貫通して設けられた固定スリット111を有し、可動板120は、回動軸130を起点としてヒーターコア14へ送風する温風用通路12aに延出する温風側可動板部120Aと、回動軸130を起点としてヒーターコア14を迂回する冷風用通路12bに延出する冷風側可動板部120Bと、を有し、温風側可動板部120A及び冷風側可動板部120Bは、それらの板厚方向に貫通して設けられた可動スリット121を有し、温風側可動板部120A及び冷風側可動板部120Bは、回動軸130の回動によって、固定板110に対して交互に接近又は離間し、固定スリット111と可動スリット121とは、図4(a)(b)に示すように、温風側可動板部120Aが固定板110に当接するとき又は冷風側可動板部120Bが固定板110に当接するとき、互いに重ならない位置関係にある。
第二実施形態に係る車両用空調装置(不図示)は、可動板が固定板よりも空気通路の上流側に配置される以外は、基本的な構成を第一実施形態に係る車両用空調装置と同じくする。このため、ここでは、異なる構成だけについて説明し、共通の構成についての説明を省略する。
次に、車両用空調装置の動作について具体的に説明する。第一実施形態に係る車両用空調装置と第二実施形態に係る車両用空調装置とは、基本的な動作を同じくする。ここでは、第一実施形態を例にとって説明する。
車両用空調装置10は、以上説明してきたような1組の温風用通路12a、冷風用通路12b、エアミックスチャンバ12cを有する形態の他、温度制御性を向上するために、複数の組の温風用通路12a、冷風用通路12b、ミックスチャンバ12cを有する形態が知られている。図21は2組の温風用通路12a、冷風用通路12b、ミックスチャンバ12cを有する車両用空調装置10Aの例を示し、空気通路12a、12b、12cの組数に応じて、2組のエアミックス機構100a、100bが配置されている。図21に示す車両用空調装置10Aでは、例えばデフフットモードのとき、切り換えドア9の切り換えによって、エアミックス機構100aで温度調節された空気がデフロスタ開口部16へ送風され、エアミックス機構100bで温度調節された空気がフット開口部18へ送風される。このように、エアミックス機構100a、100bを、空気通路12の組数に応じて配置することができる。
7 ベントドア
8 フットドア
9 切り替えドア
10、10A 車両用空調装置
12 空気通路
12a 温風用通路
12b 冷風用通路
12c エアミックスチャンバ
13 ケース
14 空気加熱装置(ヒーターコア)
15 空気冷却装置(エバポレータ)
16 デフロスタ開口部
17 ベント開口部
18 フット開口部
100、100a、100b エアミックス機構
110 固定板
110A 温風側領域
110B 冷風側領域
111 固定スリット
112(112a,112b,112c,112d) 両爪部
120 可動板
120A 温風側可動板部
120B 冷風側可動板部
121 可動スリット
122 貫通孔
130 回動軸
140 温風用ガイド壁
140a、140b 壁板
141 温風誘導路
142 冷風用ガイド壁
143 冷風漏れ防止ガイド
150 挿入部
160 開口面積調整手段
160a、160b 壁板
161 開口面積調整手段
161a 壁板
162 開口面積調整手段
C 冷風の流れ
H 温風の流れ
Claims (12)
- 内部に送風空気の空気通路を有するケースと、
該ケースの内部に配置され、前記送風空気を加熱する空気加熱装置と、
該空気加熱装置よりも前記空気通路の上流側に配置され、前記空気加熱装置を通過する空気量と前記空気加熱装置を迂回する空気量との比率を調整するエアミックス機構と、を備える車両用空調装置において、
前記エアミックス機構は、固定板と、可動板と、回動軸とを有し、
前記固定板は、その板厚方向に貫通して設けられた固定スリットを有し、
前記可動板は、前記回動軸を起点として前記空気加熱装置へ送風する温風用通路に延出する温風側可動板部と、前記回動軸を起点として前記空気加熱装置を迂回する冷風用通路に延出する冷風側可動板部と、を有し、
前記温風側可動板部及び前記冷風側可動板部は、それらの板厚方向に貫通して設けられた可動スリットを有し、
前記温風側可動板部と前記冷風側可動板部とは、前記回動軸を基点としてそれぞれ異なる方向に延出し、
前記温風側可動板部及び前記冷風側可動板部は、前記回動軸の回動によって、前記固定板に対して交互に接近又は離間し、
前記固定スリットと前記可動スリットとは、前記温風側可動板部が前記固定板に当接するとき又は前記冷風側可動板部が前記固定板に当接するとき、互いに重ならない位置関係にあることを特徴とする車両用空調装置。 - 前記固定板が、前記可動板よりも前記空気通路の上流側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
- 前記エアミックス機構は、前記冷風側可動板部の前記回動軸側とは反対側の端部が描く軌跡に沿って配置された冷風漏れ防止ガイド若しくは前記温風側可動板部の前記回動軸側とは反対側の端部が描く軌跡に沿って配置された温風側空気流漏れ防止ガイドのいずれか一方又は両方を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用空調装置。
- 前記固定板が、前記可動板よりも前記空気通路の上流側に配置され、
前記固定スリット及び前記可動スリットが、前記固定スリット及び前記可動スリットの長手方向を車両の上下方向に向けて配置され、
前記エアミックス機構は、前記固定板の前記冷風側可動板部側の表面から立設する温風用ガイド壁を有し、該温風用ガイド壁は、前記可動スリットから前記冷風用可動板部よりも前記空気通路の下流側に突出して温風誘導路を形成することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の車両用空調装置。 - 前記可動板が、前記固定板よりも前記空気通路の上流側に配置され、
前記固定スリット及び前記可動スリットが、前記固定スリット及び前記可動スリットの長手方向を車両の上下方向に向けて配置され、
前記エアミックス機構は、前記冷風側可動板部の前記固定板側の表面から立設する温風用ガイド壁を有し、該温風用ガイド壁は、前記固定スリットから前記固定板よりも前記空気通路の下流側に突出して温風誘導路を形成することを特徴とする請求項1又は3に記載の車両用空調装置。 - 前記エアミックス機構は、前記固定板又は前記冷風側可動板部の少なくともいずれか一方の表面から突出する枠状又は突起状の挿入部を有し、
該挿入部は、前記冷風側可動板部が前記固定板に当接するとき、前記固定スリット又は前記可動スリットを塞ぐことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の車両用空調装置。 - 前記固定板が、前記可動板よりも前記空気通路の上流側に配置され、
前記エアミックス機構は、前記固定板の前記冷風側可動板部側の表面から立設する開口面積調整手段を有し、該開口面積調整手段は、前記可動スリットに挿入され、前記冷風側可動板部の回動に伴って前記可動スリットの開口面積を変化させることを特徴とする1、2、3、4又は6に記載の車両用空調装置。 - 前記可動板が、前記固定板よりも前記空気通路の上流側に配置され、
前記エアミックス機構は、前記冷風側可動板部の前記固定板側の表面から立設する開口面積調整手段を有し、該開口面積調整手段は、前記固定スリットに挿入され、前記冷風側可動板部の回動に伴って前記固定スリットの開口面積を変化させることを特徴とする請求項1、3、5又は6に記載の車両用空調装置。 - 前記固定板が、前記可動板よりも前記空気通路の上流側に配置され、
前記固定スリット及び前記可動スリットが、前記固定スリット及び前記可動スリットの長手方向を車両の上下方向に向けて配置され、
前記エアミックス機構は、前記冷風側可動板部よりも前記空気通路の下流側に突出し、かつ、前記冷風側可動板部に形成された可動スリットの前記温風用通路側を覆う冷風用ガイド壁を有することを特徴とする1、2、3、4、6又は7に記載の車両用空調装置。 - 前記可動板が、前記固定板よりも前記空気通路の上流側に配置され、
前記固定スリット及び前記可動スリットが、前記固定スリット及び前記可動スリットの長手方向を車両の上下方向に向けて配置され、
前記エアミックス機構は、前記固定板よりも前記空気通路の下流側に突出し、かつ、前記固定板の前記冷風用通路に形成された固定スリットの前記温風用通路側を覆う冷風用ガイド壁を有することを特徴とする請求項1、3、5、6又は8に記載の車両用空調装置。 - 前記冷風用ガイド壁は、前記温風用ガイド壁が突出する可動スリット又は固定スリットには設けないことを特徴とする請求項9又は10に記載の車両用空調装置。
- 前記固定スリット及び前記可動スリットが、前記固定スリット及び前記可動スリットの長手方向を車両の上下方向に向けて配置され、
前記温風用ガイド壁が、前記開口面積調整手段を兼ねることを特徴とする請求項7又は8に記載の車両用空調装置。
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