JP6198686B2 - 床下吹出型室内機の風向ガイドユニット - Google Patents

床下吹出型室内機の風向ガイドユニット Download PDF

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Description

本発明は床下吹出型室内機の風向ガイドユニットに関する。
従来から、電算機室などの二重床に設置され、この床下に向かって冷却した空気を給気として吹き出す床下吹出型室内機が知られている。
下記特許文献1には、電算機室に設けられた床下吹出型室内機が開示されている。以下、電算機室110の概略構成について図9を用いて説明する。図9において、電算機室110は、床112、壁及び天井(図示せず)により囲まれた空間である。床112から上方に離間して二重床114が設けられ、この二重床114にラック116が複数設置されている。これらラック116に挟まれて通路118が位置している。二重床114の下、すなわち床112と二重床114の間には空間が確保されている。以降、この空間を、二重床114の内部空間120と称する。この内部空間120には、各ラック116の電気及び通信ケーブル(図示せず)などが収容される。
また、電算機室110の壁側において、二重床114上に床下吹出型室内機122が設置されている。この室内機122は、電算機室110内の空気を吸込口124から吸い込んで冷却し、その冷却後の空気を給気として底面に設けられた吹出口126から内部空間120に向かって下向きに吹き出す。二重床114の一部には、床開口128が設けられており、床下吹出型室内機122から吹き出された給気が床開口128を通して二重床114上に送り出されるようになっている。各ラック116は、これの底面又は一方の側面から空気を取り込み、上面又は他方の側面に排気することで、内部発熱を処理している。
また、下記特許文献2には、排気ファンを有する室外機に取り付けられ、排気ファンから排出される排気の方向を任意の方向に調整する風向ガイドユニットが記載されている。
特開2006−064303号公報 特開2009−63186号公報
床下吹出型室内機は、通常、二重床の内部空間へ垂直方向下側に向けて給気を吹き出す構成となっている。しかしながら、このような構成では、床下吹出型室内機から吹き出される給気が、内部空間において床面に当たってから拡散するので、圧力損失が高くなるとともに、内部空間における適切な風向の変更ができないという問題がある。このような問題を解決するために、床下吹出型室内機の直下の内部空間の床面に、ダクト等からなる風向ガイド部材を設置し、垂直方向下側に向かう給気を、水平方向又は所望の方向へと風向をガイドする例がある。
しかしながら、従来の風向ガイド部材では、ダクトの加工又は床面への据付作業に手間がかかるという問題があった。特に、床下吹出型室内機の直下の内部空間の床面に、ラック用ケーブルが配置されている場合、これらのケーブルを避けるように風向ガイド部材を製作及び配置する、あるいはそれらのケーブルを移設しなければならないので、その作業に手間がかかってしまう。また、従来の風向ガイド部材においては、床面に据付けた後に、風向を変更することができない。そこで、風向を変更するため、風向ガイド部材より下流側に新規に風向板などを設置する場合がある。しかしながら、この場合、特に電算機室の運用開始後においては、内部空間には多くのラック用ケーブルが既に配置されているので、風向板の設置スペースの確保と取付作業に手間がかかるという問題があった。
本発明の目的は、床下吹出型室内機の直下の内部空間の床面に容易に設置することができ、給気の風向を調整することができる床下吹出型室内機の風向ガイドユニットを提供することにある。
本発明は、二重床に設置され、この二重床の内部空間に向かって給気を吹き出す床下吹出型室内機の風向ガイドユニットにおいて、床下吹出型室内機の直下の内部空間に設けられ、給気を所望の方向へガイドする風道が形成された風向ガイド部材と、床下吹出型室内機と風向ガイド部材の間に設けられ、当該室内機からの給気を風向ガイド部材に導くとともに、柔軟性を有し振動を吸収する継手部材と、風向ガイド部材と内部空間の床面との間に設けられ、垂直方向における風向ガイド部材及び継手部材の高さを調整する伸縮部材と、を有し、伸縮部材は、垂直方向における継手部材の上端の高さが、二重床下面より低くなる寸法から、継手部材の上端の高さが床下吹出型室内機の底面より高くなる寸法まで伸縮自在であり、継手部材は、中空のゴム板と中空の鋼板とを交互に積層した筒状の積層体を有することを特徴とする。
また、ゴム板は、低せん断弾性率かつ高耐久性を有するゴム材料であることが好適である。ゴム材料は、例えば天然ゴムである。
また、風向ガイド部材は、風道の枠を形成する枠部材と、枠部材の外周に着脱可能に複数取り付けられて風道を形成するパネルと、を有し、少なくとも1つのパネルには、給気が内部空間に吹き出す開口が形成されることができる。
また、パネルの開口は、格子状のガラリであることができる。
また、パネルの開口には、角度を変更して風向を調整可能なルーバーが設けられることができる。
また、ルーバーは、水平ルーバーと垂直ルーバーの2段積み構成であることができる。
さらに、ルーバーに接続され、ルーバーの角度を遠隔から調整する駆動部を有することができる。
本発明の床下吹出型室内機の風向ガイドユニットによれば、床下吹出型室内機下の内部空間の床面に容易に設置することができ、給気の風向を調整することができる。
本実施形態に係る電算機室の構成を示す図である。 本実施形態に係る床下吹出型室内機の風向ガイドユニットの構成を示す図である。 継手部材の構成を示す断面図である。 継手部材の構成を示す断面図である。 風向ガイドユニットの設置状態を示す図である。 ルーバー付きパネルを示す図である。 駆動部に接続されたルーバー付きパネルを示す図である。 2段積みルーバー付きパネルを示す図である。 従来の電算機室の構成を示す図である。
以下、本発明に係る床下吹出型室内機の風向ガイドユニットの実施形態について、図を用いて説明する。一例として、電算機室に設置される床下吹出型室内機を挙げ、この床下吹出型室内機に使用される風向ガイドユニットについて説明する。なお、本発明は、上記のような電算機室用室内機に限らず、二重床に設置される床下吹出型室内機であれば、例えばサーバールーム用、データセンタ用及びクリーンルーム用室内機にも適用できる。
図1は、本実施形態に係る電算機室10の構成を示す図である。なお、図1の符号10〜28は、従来技術を示す図9の110〜128の百の桁を除いて対応する構成要素と同様であるため、詳細な説明は省略する。
床下吹出型室内機(以降、単に「室内機」と記す)22は、電算機室10の二重床14に設置される。室内機22と室外機(図示せず)とにより冷房専用の空調機が構成される。室内機22は、電算機室10内の空気を吸い込む吸込口24と、吸い込んだ空気を濾過するフィルタ(図示せず)と、濾過された空気を冷却する熱交換器(図示せず)と 冷却された空気を給気として送風するファン(図示せず)と、給気を内部空間20に向かって吹き出す吹出口26とを有する。吸込口24は、図1に示されるように室内機22の上面に設けられる。なお、本発明はこの構成に限定されず、吸込口24が側面の上部に設けられても良い。一方、吹出口26は、例えば2個であり、室内機22の底面に形成される。吹出口26から吹き出される給気は、内部空間20へ下側に向けて吹き出される。
室内機22の直下の内部空間20には、風向ガイドユニット30が設けられる。本実施形態の風向ガイドユニット30は、図1に示されるように、2個設けられる。しかし、本発明はこの数2個に限定されず、吹出口26の数に対応する個数を設けることができる。風向ガイドユニット30は、吹出口26を囲って風道を形成し、吹出口26からの下側に向かう給気を、所望の方向へガイドする。以下、風向ガイドユニット30の具体的構成について、図2から4を用いて説明する。
図2は、本実施形態に係る風向ガイドユニット30の構成を示す図であり、図3,4は、継手部材32の構成を示す図であり、図5は、風向ガイドユニット30の設置状態を示す図である。なお、これらの図中の矢印Zは、垂直(鉛直)方向を示す。
風向ガイドユニット30は、給気を所望の方向へガイドする風道が形成された風向ガイド部材34と、風向ガイド部材34の上部に設けられる継手部材32と、風向ガイド部材34の下部に設けられる伸縮部材36とを有する。本実施形態の風向ガイドユニット30において形成される風道は、垂直方向Zから見ると矩形である。
風向ガイド部材34は、風道の枠を形成する枠部材(図示せず)と、枠部材の外周に着脱可能に複数取り付けられて風道を形成するパネル38とを有する。
枠部材は、垂直方向Zに延びる柱状の柱部材と、水平方向に延びる梁状の梁部材とを有する。柱部材は4本あり、風向ガイド部材34が形成する風道の四隅にそれぞれ配置される。梁部材は、風道の四隅に配置された柱部材の間をそれぞれ接続し、垂直方向Zから見ると矩形の一辺をそれぞれ形成する。
パネル38は、枠部材の外周に着脱可能に複数取り付けられる。具体的には、パネル38が、風向ガイド部材34の各側面を形成するように、枠部材の外周に着脱可能に4枚取り付けられる。風向ガイド部材34の側面とは、垂直方向Zを含む面のことである。これにより、風向ガイド部材34において、垂直方向Zに延びる風道が形成される。そして、風向ガイド部材34の底面には、この風道を塞ぐ底板(図示せず)が設けられる。なお、枠部材に対する各パネル38の着脱方法は、周知の技術を用いることができ、例えばボルト・ナット、ビス、マグネットなどを利用することができる。
枠部材に取り付けられる4枚のパネル38のうち少なくとも1枚には、図2に示されるような開口40が形成される。この開口40から、室内機22から風向ガイド部材34に供給された給気が内部空間20に吹き出される。開口40は、給気の風量に応じて任意の大きさに形成される。本実施形態の開口40は、図2に示されるように格子状のガラリ42である。パネル38は枠部材に対して着脱可能であるので、風向ガイド部材34の設置後、電算機室10の運用状況に応じて、開口40が形成されているパネル38と、開口40が形成されていないパネル38とを適宜交換することができる。
継手部材32は、図5に示されるように、室内機22と風向ガイド部材34の間に設けられ、室内機22からの給気を風向ガイド部材34に導くとともに、柔軟性を有し振動を吸収する。
次に、継手部材32の構成について、図3,4を用いて説明する。図3は、継手部材32の断面図であり、図4は、せん断変形している状態を示す図である。継手部材32は、中空のゴム板44と中空の鋼板46とを交互に積層した筒状の積層体48と、垂直方向Zにおける積層体48の両端にそれぞれ設けられた中空のフランジ50とを有する。本実施形態の積層体48は、角筒状であるが、本発明はこの構成に限定されず円筒状であってもよい。
積層体48を構成するゴム板44と鋼板46は、加硫接着されて一体になっており、ゴム板44と鋼板46の厚みは、一枚あたり例えば30〜10mmである。そして、本実施形態の積層体48の高さは例えば500mmである。ゴム板44は、低せん断弾性率かつ高耐久性を有するゴム材料であることが好適である。このゴム材料は、例えば天然ゴムである。また、ゴム板44と鋼板46の外周及び中空の寸法は、室内機22の吹出口26及び風向ガイド部材34の形状によって適宜設定される。また、積層体48の劣化を抑制するために、積層体48の外周面を被覆ゴムで覆うことができる。本実施形態においては、隣接するゴム板44と鋼板46が加硫接着される場合について説明したが、本発明はこの構成に限定されず、ゴム板44と鋼板46が接着剤により接着されてもよい。
積層体48上端のフランジ50には、複数のボルト孔(図示せず)が形成され、これらのボルト孔にボルト(図示せず)が挿通されて、継手部材32を、吹出口26を囲うように室内機22の底面へ固定することができる。フランジ50は、積層体48の外形より大きければ、円形であっても矩形であってもよい。なお、本実施形態では、フランジ50がボルトを介して室内機22の底面に取り付けられる場合について説明したが、本発明はこの構成に限定されず、マグネットを介してフランジ50と室内機22の底面とが固定されてもよい。
このように構成される積層体48においては、ゴム板44と鋼板46との接着により、圧縮変形に対するゴム板44の周方向への動きが鋼板46によって拘束されるため、ゴム板44自体の膨らみ出しが非常に小さくなる。このように、鋼板46によりゴム板44の自由な圧縮変形が拘束されるので、垂直方向Zに対して高い剛性を得ることができる。一方、水平方向へのゴム板44の変形は、図4に示されるように、ゴム板44がせん断変形する。このとき、ゴム板44と鋼板46との接着によって、ゴム板44のせん断変形が拘束されることはない。よって、積層体48では、垂直方向Zに高い剛性、そして水平方向に柔らかい剛性が得られる。なお、各剛性の比率は、ゴム板44のせん断弾性係数や体積弾性係数等と、ゴム板44一層当たりの厚さとにより任意に設定することができる。
継手部材32は、積層体48が水平方向へと変形することができるので、室内機22と風向ガイド部材34とを接続するとき、水平方向における寸法の狂いを吸収することができる。例えば、室内機22の吹出口26の直下の内部空間20の床12に、ラック用ケーブルが配置されている場合、これらのケーブルを避けるように風向ガイド部材34を配置し、継手部材32を水平方向へと変形させることで、室内機22と風向ガイド部材34とを容易に接続することができる。また、継手部材32においては、室内機22の振動が、ゴム板44により減衰されるので、風向ガイド部材34に伝達することを防止することができる。さらに、本実施形態の継手部材32によれば、垂直方向Zにおける積層体48の剛性が高いので、後述する伸縮部材36の作用により、風向ガイドユニット30を、床12と室内機22の間で突っ張らせることができる。これにより、風向ガイドユニット30の床12への固定が容易になり、作業の手間を省くことができる。
伸縮部材36は、風向ガイド部材34と内部空間20の床12との間に設けられ、垂直方向Zにおける風向ガイド部材34及び継手部材32の高さを調整する。本実施形態における伸縮部材36は、パンタグラフ機構を有するねじ式のジャッキであり、ボルトを回転させて、垂直方向Zにおける枠部材32の長さを調整することができる。しかし、本実施形態の伸縮部材の構成は一例であり、垂直方向Zにおける風向ガイド部材34及び継手部材32の高さを調整することができるのであれば、他の構造であってもよい。例えば、伸縮部材36が、垂直方向Zに延びる中空の柱部材と、柱部材の内側にスライド自在に収納されるスライド部材と、柱部材とスライド部材を固定するネジなどの固定部材とから構成されてもよい。この構成の伸縮部材によれば、柱部材の内側からスライド部材を突出する長さを調整することで、垂直方向Zにおける長さを調整することができる。
本実施形態の伸縮部材36は、垂直方向Zにおける継手部材32の上端の高さが、二重床14の下面より低くなる寸法から、継手部材32の上端の高さが室内機22の底面より高くなる寸法まで伸縮自在に構成される。風向ガイドユニット30の据付作業時に、継手部材32の上端の高さを、二重床14の下面より小さくすることで、内部空間20内において風向ガイドユニット30を設置場所まで容易に移動させることができる。そして、設置場所において、伸縮部材36により、継手部材32の上端の高さを、室内機22の底面より高くすることで、継手部材32と風向ガイド部材34が圧縮されるので、風向ガイドユニット30が床12と室内機22の間で突っ張る状態になり、風向ガイドユニット30を容易に床12に固定することができる。この構成により、風向ガイドユニット30の移動と設置が容易になり、作業の手間を省くことができる。
また、風向ガイドユニット30は、伸縮部材36の下端にキャスタ52を設けることができる。これにより、内部空間20内において風向ガイドユニット30を設置場所までスムーズに移動させることができる。
本実施形態においては、パネル38の開口40が格子状のガラリ42である場合について説明したが、本発明はこの構成に限定されない。以下、その他の開口40の形態について、図6から8を用いて説明する。なお、図6から8においては、開口40が閉じた状態である。室内機22の停止時に、開口40を閉じた状態にすることで、内部空間20の空気が開口40を通って室内機22内へと逆流してしまうことを防ぐ。
図6は、ルーバー54付きパネル38を示す図である。図6に示されるように、開口40には、角度を変更して風向を調整可能な複数のルーバー54が設けられる。ルーバー54は、水平方向に延びる軸(図示せず)に支持され、この軸を中心に回動可能である。ルーバー54を回動させることで、縦方向に風向を調整することができる。なお、本発明はこの構成に限定されず、垂直方向Zに延びる軸に支持されたルーバー54を設けることもできる。この構成により、横方向に風向を調整することができる。また、全てのルーバー54をまとめて回動させる機構であってもよく、個別のルーバー54をそれぞれ回動させる機構を採用しても良い。
図7は、駆動部58に接続されたルーバー54付きパネル38を示す図である。図7に示されるように、開口40には、角度を変更して風向を調整可能な複数のルーバー54が設けられる。ルーバー54は、水平方向に延びる軸56を介して駆動部58に接続される。駆動部58の動作により、ルーバー54は軸56を中心に回動可能である。ルーバー54の回動により、縦方向に風向を調整することができる。なお、本発明はこの構成に限定されず、垂直方向Zに延びる軸に支持されたルーバー54を設けることもできる。この構成により、横方向に風向を調整することができる。本実施形態の駆動部58は、個々のルーバー54をそれぞれ回動させように、各ルーバー54に対応させて設けられているが、本発明はこの構成に限定されず、1つの駆動部で全てのルーバー54をまとめて回動させる構成であってもよい。また、本実施形態の駆動部58は、遠隔からの制御信号により駆動可能である。しかし、本発明はこの構成に限定されず、風向ガイドユニット30に設けられた操作部(図示せず)により駆動してもよい。
図8は、2段積みルーバー54付きパネル38を示す図である。図8に示されるように、開口40には、水平方向の軸56を中心に回動可能なルーバー54と、垂直方向Zの軸56を中心に回動可能なルーバー54とからなる2段積み構成になっている。このような構成にすることにより、縦および横方向に風向を任意に調整することができる。また、この図8のルーバー54においても、駆動部58が接続されている。しかし、本発明はこの構成に限定されず、手動によりルーバー54を回動させる構成としてもよい。
本実施形態においては、風向ガイドユニット30が、伸縮部材36による突っ張り作用により固定される場合について説明したが、さらに確実な固定を図るため、キャスタ52にストッパ機能を設けてもよい。
10 電算機室、12 床、14 二重床、16 ラック、18 通路、20 内部空間、22 床下吹出型室内機、24 吸込口、26 吹出口、28 床開口、30 風向ガイドユニット、32 継手部材、34 風向ガイド部材、36 伸縮部材、38 パネル、40 開口、42 格子状のガラリ、44 ゴム板、46 鋼板、48 積層体、50 フランジ、52 キャスタ、54 ルーバー、56 軸、58 駆動部。

Claims (7)

  1. 二重床に設置され、この二重床の内部空間に向かって給気を吹き出す床下吹出型室内機の風向ガイドユニットにおいて、
    内部空間に設けられ、給気を所望の方向へガイドする風道が形成された風向ガイド部材と、
    床下吹出型室内機と風向ガイド部材の間に設けられ、当該室内機からの給気を風向ガイド部材に導くとともに、柔軟性を有し振動を吸収する継手部材と、
    風向ガイド部材と内部空間の床面との間に設けられ、垂直方向における風向ガイド部材及び継手部材の高さを調整する伸縮部材と、
    を有し、
    伸縮部材は、垂直方向における継手部材の上端の高さが、二重床下面より低くなる寸法から、継手部材の上端の高さが床下吹出型室内機の底面より高くなる寸法まで伸縮自在であり、
    継手部材は、中空のゴム板と中空の鋼板とを交互に積層した筒状の積層体を有する、
    ことを特徴とする床下吹出型室内機の風向ガイドユニット。
  2. 請求項1に記載の床下吹出型室内機の風向ガイドユニットにおいて、
    ゴム板は、低せん断弾性率かつ高耐久性を有するゴム材料である、
    ことを特徴とする床下吹出型室内機の風向ガイドユニット。
  3. 請求項1または2に記載の床下吹出型室内機の風向ガイドユニットにおいて、
    風向ガイド部材は、
    風道の枠を形成する枠部材と、
    枠部材の外周に着脱可能に複数取り付けられて風道を形成するパネルと、
    を有し、
    少なくとも1つのパネルには、給気が内部空間に吹き出す開口が形成される、
    ことを特徴とする床下吹出型室内機の風向ガイドユニット。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載の床下吹出型室内機の風向ガイドユニットにおいて、
    パネルの開口は、格子状のガラリである、
    ことを特徴とする床下吹出型室内機の風向ガイドユニット。
  5. 請求項1から3のいずれか1つに記載の床下吹出型室内機の風向ガイドユニットにおいて、
    パネルの開口には、角度を変更して風向を調整可能なルーバーが設けられる、
    ことを特徴とする床下吹出型室内機の風向ガイドユニット。
  6. 請求項5に記載の床下吹出型室内機の風向ガイドユニットにおいて、
    ルーバーは、水平ルーバーと垂直ルーバーの2段積み構成である、
    ことを特徴とする床下吹出型室内機の風向ガイドユニット。
  7. 請求項5または6に記載の床下吹出型室内機の風向ガイドユニットにおいて、
    ルーバーに接続され、ルーバーの角度を遠隔から調整する駆動部を有する、
    ことを特徴とする床下吹出型室内機の風向ガイドユニット。
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