JP4334863B2 - 二重床内設置型空調機及び二重床内設置型空調機の使用方法 - Google Patents
二重床内設置型空調機及び二重床内設置型空調機の使用方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4334863B2 JP4334863B2 JP2002378220A JP2002378220A JP4334863B2 JP 4334863 B2 JP4334863 B2 JP 4334863B2 JP 2002378220 A JP2002378220 A JP 2002378220A JP 2002378220 A JP2002378220 A JP 2002378220A JP 4334863 B2 JP4334863 B2 JP 4334863B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- double
- air conditioner
- air
- double floor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Duct Arrangements (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電算機室等を空調するのに好適な二重床内設置型空調機及び二重床内設置型空調機の使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
情報処理技術及び通信技術の発達に伴い、OA機器や通信装置等は、高集約化され、その結果、それらの機器周囲は高発熱化の傾向にある。これらの機器の運用温度は比較的低く設定されているため、高温の空気を吸い込むことによりシステム停止等を引き起こす可能性が有る。
そのため、これらの機器を空調するのに、上記機器を電算機室内に設置されたラックに収容し、二重床内に設置された空調機により二重床からの吹き出しによって効率良く、上記機器に冷風を送り込むような空調方式が採用されている(例えば、特許文献1、2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−159785号公報
【特許文献2】
特開平10−106092号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来、OA機器や通信機器の各種機器に適用されていた従来の空調方式では、空調機から遠いラックや、二重床内で空調機からの気流が遮られた下流にあるラックには冷却に必要な量の冷気が供給されずに高温となってしまうという問題が有った。
また、上記各種機器の発熱が均一でない場合に、最も発熱の高い機器を適温まで冷却するために上記機器が設置されている室内全体の温度を下げることが必要となり、空調機の消費電力が必要以上に大きくなってしまうという問題も有った。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、空調機から送出される冷気が届きにくい場合や、OA機器や通信機器等の各種機器からの発熱が均一でない場合においても、主とする空調機の消費電力を必要以上に大きくすることなく、効率的に機器を冷却することができる二重床内設置型空調機及び二重床内設置型空調機の使用方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、床部が床面と該床面の上方に配置される二重床パネルとにより二重床に形成された室内を空調する前記二重床の空間内に設置される二重床内設置型空調機であって、前記室内には、通信機器等の機器が収納されたラックが配置されており、前記二重床パネルには、前記室内に通じる複数の通風孔と空気孔と排出孔とが形成されており、空調機本体は、蒸発器及び凝縮器を有する冷凍機と、前記蒸発器から発生する冷気を送風するファンとを有し、前記蒸発器からの冷気を、前記ファンを駆動することにより前記二重床内に吹き出させ、前記二重床パネルに設けられた通風孔を介して前記ラック内に送風するとともに、前記圧縮機から吐出された高温ガスを冷却することにより発生する温風を、前記排出孔を介して前記室内に排出する構成とされていることを特徴とする。
【0007】
また、請求項2に記載の発明は、床部が床面と該床面の上方に配置される二重床パネルとにより二重床に形成された室内を空調する前記二重床の空間内に設置される二重床内設置型空調機であって、前記室内には、通信機器等の機器が収納されたラックが配置されており、前記二重床パネルには、前記室内に通じる複数の通風孔と空気孔と排出孔とが形成されており、空調機本体は蒸発器及び凝縮器を有する冷凍機と、前記蒸発器から発生する冷気を送風するファンとを有し、前記蒸発器の吹き出し口から前記二重床パネルにおける冷却すべき前記ラックの下方に位置する通風孔近傍までダクトを配設し、該ダクトを通過して前記蒸発器の吹き出し口から供給される冷風を前記ラックの下方に位置する通風孔を介して前記ラック内に送風するとともに、前記圧縮機から吐出された高温ガスを冷却することにより発生する温風を、前記排出孔を介して前記室内に排出する構成とされていることを特徴とする。
【0008】
また、請求項3に記載の発明は、床部が床面と該床面の上方に配置される二重床パネルとにより二重床に形成された室内を空調する前記二重床の空間内に設置される二重床内設置型空調機であって、前記室内には、通信機器等の機器が収納されたラックが配置されており、前記二重床パネルには、前記室内に通じる複数の通風孔と空気孔と排出孔とが形成されており、空調機本体は蒸発器及び凝縮器を有する冷凍機と、前記蒸発器から発生する冷気を送風するファンとを有し、前記蒸発器の吹き出し口から前記二重床パネルを貫通して室内の冷却すべき前記ラック近傍までダクトを配設し、該ダクトを介して前記蒸発器の吹き出し口から供給される冷風を前記室内の冷却すべき前記ラック内に送風するとともに、前記圧縮機から吐出された高温ガスを冷却することにより発生する温風を、前記排出孔を介して前記室内に排出する構成とされていることを特徴とする。
【0009】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の二重床内設置型空調機において、前記空調機本体は、前記二重床内の床面に設置され、前記凝縮器の空気出入口と該空気出入口専用に前記二重床パネルに設けられた前記空気孔及び前記排出孔とを伸縮可能な蛇腹ダクトにより接合したことを特徴とする。
【0010】
また、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の二重床内設置型空調機において、前記空調機本体の上部には前記凝縮器の空気出入口を有し、該空気出入口と該空気出入口専用に前記二重床パネルに設けられた前記空気孔及び前記排出孔とが近接するように前記二重床パネルの裏面に固設され、かつ前記空調機本体は、その下部に前記床面に着床するように伸縮自在の脚部を有し、前記空調機本体の下面と床面の距離に応じて前記脚部を伸縮させて該脚部の長さを調整するようにしたことを特徴とする。
【0011】
また、請求項6に記載の発明は、床部が床面と該床面の上方に配置される二重床パネルとにより二重床に形成された室内を空調する前記二重床の空間内に設置される請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の二重床内設置型空調機の使用方法において、前記二重床パネルに複数の通風孔を設け、該通風孔上に通信機器等の機器が収納されたラックを配置し、前記空調機を稼動させ、前記二重床内において前記ラックのうち発熱の大きいラックが配置された床部に向けて冷風を吹き出させることを特徴とする。
【0012】
また、請求項7に記載の発明は、床部が床面と該床面の上方に配置される二重床パネルとにより二重床に形成された室内を空調する前記二重床の空間内に設置される請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の二重床内設置型空調機の使用方法において、前記二重床パネルに複数の通風孔を設け、該通風孔上に通信機器等の機器が収納されたラックを配置し、かつ前記空調機における冷風の吹き出し口から発熱の大きいラックが位置する二重床パネルの通風孔の下部までダクトを配設するとともに、前記空調機を稼動させ、前記ダクトを介して前記発熱の大きいラックが位置する通風孔から該ラックに冷風を吹き出させることを特徴とする。
【0013】
また、請求項8に記載の発明は、床部が床面と該床面の上方に配置される二重床パネルとにより二重床に形成された室内を空調する前記二重床の空間内に設置される請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の二重床内設置型空調機の使用方法において、前記二重床パネルに複数の通風孔を設け、該通風孔上に通信機器等の機器が収納されたラックを配置し、かつ前記空調機における冷風の吹き出し口から発熱の大きいラックが位置する二重床パネルの通風孔を貫通して該発熱の大きいラックの特定の部位までダクトを配設するとともに、前記空調機を稼動させ、前記ダクトを介して前記発熱の大きいラックの特定の部位に冷風を吹き出させることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。本発明の第1実施形態に係る二重床内設置型空調機の構成を図1及び図2に示す。図1は二重床内設置型空調機の外観構成を示し、図2は二重床内設置型空調機の平面図(図2(A))、正面図(図2(B))及び側面図(図2(C))をそれぞれ、示している。
本発明の第1の実施形態に係る二重床内設置型空調機は、蒸発器、圧縮機及び凝縮器を有する冷凍機(図示せず)と、蒸発器から発生する冷気を送風するファン(図示せず)とを有する空調機本体1と、蛇腹ダクト12、14と、空調機本体1を床面2に設置するための脚部10とを有している。
【0015】
また、二重床パネル3には空調機本体1の設置位置に対向して冷却用空気を取り入れるための複数の空気孔3aと、空調機本体1内の圧縮機から吐出された高温ガスを冷却することにより発生する温風を排出する排出孔3bが設けられている。
空調機本体1の上面に設けられた凝縮器側の空気取入口(図示せず)と前記二重床パネルに設けられた空気孔3aとが伸縮可能な蛇腹ダクト14を介して連通し、かつ凝縮器側の温風排出口(図示せず)と前記二重床パネルに設けられた排出孔3bとが蛇腹ダクト12を介して連通するように蛇腹ダクト12、14の一端が空調機本体1の上面(凝縮器側)に、また他端が二重床パネルの裏面側に接合された状態で空調機本体1は脚部10を介して床面2上に設置されている。
【0016】
空調機本体1において蒸発器が収容されている側面には蒸発器の空気取入口4と、蒸発器の吹出口5とを有している。蒸発器の空気取入口4は図示してないダクトを介して二重床外の低温の空気を取り入れるようにもなっている。
二重床パネル3には通風孔(図示せず)が設けられており、該通風孔上の室内には通信機器等の機器が収容されたラックが設置されている。
【0017】
上記構成からなる二重床内設置型空調機では、空調機本体1内の蒸発器からの冷気を、ファンを駆動することにより二重床内に吹き出させる。二重床の二重床パネル3に設けられた通風孔を介して冷風を室内に供給することにより室内に設置されたラック内に収容された通信機器等の機器が冷却される。
また、空調機本体1内の圧縮機から吐出された高温ガスを冷却することにより発生する凝縮機からの温風は排出孔3bを介して室内に排出される。
【0018】
本発明の第1の実施形態に係る二重床内設置型空調機では二重床内に設置される空調機本体の凝縮器への空気の取り入れ及び凝縮器より二重床外への温風の排出を、蛇腹ダクトを介して行うようにしたので、二重床の高さに対応して空調機本体を設置することができる。
また、本発明の第1の実施形態に係る二重床内設置型空調機では、蒸発器の空気取入口4に二重床外の低温空気を取り入れるようにしたので、二重床内の圧力を高めることができ、室内に設置された機器の冷却効率を高めることができる。
【0019】
次に本発明の第2の実施形態に係る二重床内設置型空調機の構成を図3及び図4に示す。図3は二重床内設置型空調機の外観構成を示し、図4は二重床内設置型空調機の平面図(図4(A))、正面図(図4(B))及び側面図(図4(C))をそれぞれ、示している。
【0020】
本発明の第1の実施形態に係る二重床内設置型空調機は、蒸発器、圧縮機及び凝縮器を有する冷凍機(図示せず)と、蒸発器から発生する冷気を送風するファン(図示せず)とを有する空調機本体1と、空調機本体1を床面2に着床させるための伸縮自在な脚部20とを有している。
【0021】
また、二重床パネル3には第1実施形態と同様に空調機本体1の設置位置に対向して冷却用空気を取り入れるための複数の空気孔3aと、空調機本体1内の圧縮機から吐出された高温ガスを冷却することにより発生する温風を排出する排出孔3bが設けられている。
【0022】
空調機本体1の上部には凝縮器の空気出入口を有し、該空気出入口と該空気出入口専用に二重床パネル3に設けられた通風孔としての空気孔3a及び排出孔3bとが近接するように空調機本体1は、二重床パネル3の裏面に固設され、かつ空調機本体1は、その下部に有する伸縮自在の脚部20を伸縮させて床面2に着床するように空調機本体1の下面と床面2の距離に応じて脚部20の長さを調整するようになっている。
尚、本実施形態では、空調機本体1の下部に伸縮自在の脚部20を設け、空調機本体1を床面2上に補助的に支持するようにして二重床パネル3の負担を軽減を図るようにしているが、空調機本体1を二重床パネル3の裏面に固設した場合に二重床パネル3に過度の負荷がかからない場合には脚部20は不要である。
上記以外の構成は第1実施形態に係る二重床内設置型空調機と同様であるので重複する説明は省略する。
【0023】
次に、本発明の二重床内設置型空調機の使用方法について図5乃至図7を参照して説明する。図5は本発明に係る二重床内設置型空調機の使用方法の第1実施形態について示している。同図に示すように、本実施形態では、床部が床面2と該床面2の上方に配置される二重床パネル3とにより二重床に形成された室内を空調する二重床内設置型空調機1Aを二重床の空間6内に設置し、二重床パネル3に複数の通風孔7−1、7−2、…を設け、これらの通風孔上の室内に通信機器等の機器が収納されたラック30−1、30−2、…を配置し、空調機1を稼動させ、二重床内の空間6においてラック30−1、30−2、…のうち発熱の大きいラック、例えば、30−3、30−4が配置された床部(ラック30−3、30−4の下部)に向けて冷風を吹き出させる。
【0024】
本実施形態によれば、通風孔7−3、7−4を介して発熱の大きいラック30−3、30−4に冷風が供給されるので、これらのラック30−3、30−4に収納された機器が重点的に冷却される。
【0025】
次に、本発明に係る二重床内設置型空調機の使用方法の第2実施形態を図6に示す。本実施形態が図5に示した第1実施形態と異なるのは、室内に配置された複数のラックのうち特定のラックの下部に直接、冷風を供給するようにした点である。
【0026】
同図に示すように、本実施形態では、床部が床面2と該床面2の上方に配置される二重床パネル3とにより二重床に形成された室内を空調する二重床内設置型空調機1Aを二重床の空間6内に設置し、二重床パネル3に複数の通風孔7−1、7−2、…を設け、これらの通風孔上に通信機器等の機器が収納されたラック30−1、30−2、…を配置し、かつ二重床内設置型空調機1における冷風の吹き出し口から発熱の大きいラック、例えば、ラック30−3が位置する二重床パネル3の通風孔7−3の下部までダクト8を配設するとともに、二重床内設置型空調機1Aを稼動させ、ダクト8を介して発熱の大きいラック30−3が位置する通風孔7−3からラック30−3に冷風を吹き出させる。
【0027】
本実施形態によれば、ダクト8を介して二重床内設置型空調機1Aにおける冷風の吹き出し口から発熱の大きいラック30−3が位置する通風孔7−3からラック30−3に直接、冷風を供給するようにしたので、発熱の大きい特定のラックに収納された機器を重点的に冷却することができる。
【0028】
次に、本発明に係る二重床内設置型空調機の使用方法の第3実施形態を図7に示す。本実施形態が図5に示した第1実施形態と異なるのは、発熱の大きいラックの特定の部位に直接、冷風を供給するようにした点である。
【0029】
同図に示すように、本実施形態では、床部が床面2と該床面2の上方に配置される二重床パネル3とにより二重床に形成された室内を空調する二重床内設置型空調機1を二重床の空間6内に設置し、二重床パネル3に複数の通風孔7−1、7−2、…を設け、これらの通風孔上に通信機器等の機器が収納されたラック30−1、30−2、…を配置し、かつ二重床内設置型空調機1Aにおける冷風の吹き出し口から発熱の大きいラック、例えば、ラック30−3が位置する二重床パネル3の通風孔7−3を貫通して該発熱の大きいラック30−3の特定の部位、すなわち、ラック30−3における発熱の大きい機器が位置する箇所Pまでダクト9を配設する。
【0030】
この状態で空調機1を稼動させ、ダクト9を介して発熱の大きいラック30−3の特定の部位に冷風を吹き出させる。
本実施形態によれば、二重床内設置型空調機1Aにおける冷風の吹き出し口から発熱の大きいラック330−3が位置する二重床パネル3の通風孔7−3を貫通して該発熱の大きいラック30−3の特定の部位まで配設されたダクト9を介して上記特定部位に冷風を供給するようにしたので、発熱の大きい機器について重点的に冷却をすることができる。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、二重床内の空間に冷凍機及びファンを有する空調機を設置し、冷凍機を構成する蒸発器からの冷風を二重床内に吹き出させ、二重床パネルに設けられた通風孔を介して二重床パネル上に設置された冷却すべきラックに供給するか、または、空調機の冷風吹き出し口から冷却すべき特定の箇所までダクトを配設し、該ダクトを介して冷風を供給するようにしたので、空調機から送出される冷気が届きにくい場合や、OA機器や通信機器等の各種機器からの発熱が均一でない場合においても、主とする空調機の消費電力を必要以上に大きくすることなく、効率的に機器を冷却することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係る二重床内設置型空調機の構成を示す図。
【図2】 図1に示した二重床内設置型空調機の平面図(図2(A))、正面図(図2(B))及び側面図(図2(C))。
【図3】 本発明の第2の実施形態に係る二重床内設置型空調機の構成を示す図。
【図4】 図3に示した二重床内設置型空調機の平面図(図4(A))、正面図(図4(B))及び側面図(図4(C))。
【図5】 本発明に係る二重床内設置型空調機の使用方法の第1実施形態を示す図。
【図6】 本発明に係る二重床内設置型空調機の使用方法の第2実施形態を示す図。
【図7】 本発明に係る二重床内設置型空調機の使用方法の第3実施形態を示す図。
【符号の説明】
1…空調機本体、1A…二重床内設置型空調機、2…床面、3…二重床パネル、3a…空気孔、3b…排出孔、4…空気取入口、5…吹出口、6…二重床内の空間、7−1〜7−4…通風孔、8、9…ダクト、10、20…脚部、12、14…蛇腹ダクト、30−1〜30−4…ラック
Claims (8)
- 床部が床面と該床面の上方に配置される二重床パネルとにより二重床に形成された室内を空調する前記二重床の空間内に設置される二重床内設置型空調機であって、
前記室内には、通信機器等の機器が収納されたラックが配置されており、
前記二重床パネルには、前記室内に通じる複数の通風孔と空気孔と排出孔とが形成されており、
空調機本体は、蒸発器及び凝縮器を有する冷凍機と、前記蒸発器から発生する冷気を送風するファンとを有し、
前記蒸発器からの冷気を、前記ファンを駆動することにより前記二重床内に吹き出させ、前記二重床パネルに設けられた通風孔を介して前記ラック内に送風するとともに、前記圧縮機から吐出された高温ガスを冷却することにより発生する温風を、前記排出孔を介して前記室内に排出する構成とされていることを特徴とする二重床内設置型空調機。 - 床部が床面と該床面の上方に配置される二重床パネルとにより二重床に形成された室内を空調する前記二重床の空間内に設置される二重床内設置型空調機であって、
前記室内には、通信機器等の機器が収納されたラックが配置されており、
前記二重床パネルには、前記室内に通じる複数の通風孔と空気孔と排出孔とが形成されており、
空調機本体は蒸発器及び凝縮器を有する冷凍機と、前記蒸発器から発生する冷気を送風するファンとを有し、
前記蒸発器の吹き出し口から前記二重床パネルにおける冷却すべき前記ラックの下方に位置する通風孔近傍までダクトを配設し、該ダクトを通過して前記蒸発器の吹き出し口から供給される冷風を前記ラックの下方に位置する通風孔を介して前記ラック内に送風するとともに、前記圧縮機から吐出された高温ガスを冷却することにより発生する温風を、前記排出孔を介して前記室内に排出する構成とされていることを特徴とする二重床内設置型空調機。 - 床部が床面と該床面の上方に配置される二重床パネルとにより二重床に形成された室内を空調する前記二重床の空間内に設置される二重床内設置型空調機であって、
前記室内には、通信機器等の機器が収納されたラックが配置されており、
前記二重床パネルには、前記室内に通じる複数の通風孔と空気孔と排出孔とが形成されており、
空調機本体は蒸発器及び凝縮器を有する冷凍機と、前記蒸発器から発生する冷気を送風するファンとを有し、
前記蒸発器の吹き出し口から前記二重床パネルを貫通して室内の冷却すべき前記ラック近傍までダクトを配設し、該ダクトを介して前記蒸発器の吹き出し口から供給される冷風を前記室内の冷却すべき前記ラック内に送風するとともに、前記圧縮機から吐出された高温ガスを冷却することにより発生する温風を、前記排出孔を介して前記室内に排出する構成とされていることを特徴とする二重床内設置型空調機。 - 前記空調機本体は、前記二重床内の床面に設置され、前記凝縮器の空気出入口と該空気出入口専用に前記二重床パネルに設けられた前記空気孔及び前記排出孔とを伸縮可能な蛇腹ダクトにより接合したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の二重床内設置型空調機。
- 前記空調機本体の上部には前記凝縮器の空気出入口を有し、該空気出入口と該空気出入口専用に前記二重床パネルに設けられた前記空気孔及び前記排出孔とが近接するように前記二重床パネルの裏面に固設され、かつ前記空調機本体は、その下部に前記床面に着床するように伸縮自在の脚部を有し、前記空調機本体の下面と床面の距離に応じて前記脚部を伸縮させて該脚部の長さを調整するようにしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の二重床内設置型空調機。
- 床部が床面と該床面の上方に配置される二重床パネルとにより二重床に形成された室内を空調する前記二重床の空間内に設置される請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の二重床内設置型空調機の使用方法において、
前記二重床パネルに複数の通風孔を設け、該通風孔上に通信機器等の機器が収納されたラックを配置し、
前記空調機を稼動させ、前記二重床内において前記ラックのうち発熱の大きいラックが配置された床部に向けて冷風を吹き出させることを特徴とする二重床内設置型空調機の使用方法。 - 床部が床面と該床面の上方に配置される二重床パネルとにより二重床に形成された室内を空調する前記二重床の空間内に設置される請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の二重床内設置型空調機の使用方法において、
前記二重床パネルに複数の通風孔を設け、該通風孔上に通信機器等の機器が収納されたラックを配置し、かつ前記空調機における冷風の吹き出し口から発熱の大きいラックが位置する二重床パネルの通風孔の下部までダクトを配設するとともに、
前記空調機を稼動させ、前記ダクトを介して前記発熱の大きいラックが位置する通風孔から該ラックに冷風を吹き出させることを特徴とする二重床内設置型空調機の使用方法。 - 床部が床面と該床面の上方に配置される二重床パネルとにより二重床に形成された室内を空調する前記二重床の空間内に設置される請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の二重床内設置型空調機の使用方法において、
前記二重床パネルに複数の通風孔を設け、該通風孔上に通信機器等の機器が収納されたラックを配置し、かつ前記空調機における冷風の吹き出し口から発熱の大きいラックが位置する二重床パネルの通風孔を貫通して該発熱の大きいラックの特定の部位までダクトを配設するとともに、
前記空調機を稼動させ、前記ダクトを介して前記発熱の大きいラックの特定の部位に冷風を吹き出させることを特徴とする二重床内設置型空調機の使用方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002378220A JP4334863B2 (ja) | 2002-12-26 | 2002-12-26 | 二重床内設置型空調機及び二重床内設置型空調機の使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002378220A JP4334863B2 (ja) | 2002-12-26 | 2002-12-26 | 二重床内設置型空調機及び二重床内設置型空調機の使用方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004211909A JP2004211909A (ja) | 2004-07-29 |
JP4334863B2 true JP4334863B2 (ja) | 2009-09-30 |
Family
ID=32815160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002378220A Expired - Fee Related JP4334863B2 (ja) | 2002-12-26 | 2002-12-26 | 二重床内設置型空調機及び二重床内設置型空調機の使用方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4334863B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4615267B2 (ja) * | 2004-07-30 | 2011-01-19 | 株式会社Nttファシリティーズ | ファン内蔵二重床パネル及びこれを備えた室内空調システム |
JP5390147B2 (ja) * | 2008-09-16 | 2014-01-15 | 高砂熱学工業株式会社 | 高密度熱負荷室用空調システム |
JP5590789B2 (ja) * | 2008-12-04 | 2014-09-17 | 株式会社Nttファシリティーズ | 床パネル一体型ダクト部材 |
JP6203138B2 (ja) * | 2014-07-01 | 2017-09-27 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | 床下吹出型室内機の風向ガイドユニット |
JP6198686B2 (ja) * | 2014-07-11 | 2017-09-20 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | 床下吹出型室内機の風向ガイドユニット |
-
2002
- 2002-12-26 JP JP2002378220A patent/JP4334863B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004211909A (ja) | 2004-07-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3113793B2 (ja) | 空気調和方式 | |
JP2648473B2 (ja) | 空調装置 | |
CN106494180B (zh) | 具有用于加热和冷却车辆内部的辅助冷却剂回路的车辆暖通空调系统 | |
US8360014B2 (en) | Engine housing enclosure | |
JP2005172309A (ja) | 送風装置および室用空調システム | |
KR20240085905A (ko) | 차량 시트 공조장치 | |
JP4334863B2 (ja) | 二重床内設置型空調機及び二重床内設置型空調機の使用方法 | |
JP2009121793A (ja) | 浴室換気空調装置 | |
JP2004232927A (ja) | 電子機器収納用ラック、電算機室用空気調和装置および電算機室用空調システム | |
WO2018073573A1 (en) | Air-conditioning unit and method | |
KR100812779B1 (ko) | 환기장치와 에어컨을 이용한 냉방장치 | |
JP2004239525A (ja) | 床吹出し空調システム | |
JP4510503B2 (ja) | 機器収容用ラックおよび電算機室用空調システム | |
JP2004293947A (ja) | 空気調和装置 | |
JP5705015B2 (ja) | 空調システム及び建物 | |
JPH05288378A (ja) | クリーンルーム | |
JP2002277001A (ja) | 補助空調システム | |
US20240159421A1 (en) | Air conditioning apparatus | |
JP3317930B2 (ja) | Oa機器排気熱利用装置 | |
JP2004286293A (ja) | 可搬式空調装置 | |
WO2015008416A1 (ja) | サーバールーム冷却システム | |
JPH06121935A (ja) | 空調一体型ウェルバランスドラフトチャンバー | |
KR20010010617A (ko) | 환기구조를 갖는 일체형 에어컨 | |
JPH0737849B2 (ja) | キッチンユニット棚組込型空気調和装置 | |
JP2967455B2 (ja) | 室内の発熱負荷を除去する空調方法とそのシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050818 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080403 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081007 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081208 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090616 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090624 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130703 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |