JP6313160B2 - 床置き型空気調和装置 - Google Patents

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本発明は床置き型空気調和装置に係り、特に床置き型空気調和装置の正面から送風機を引き出して送風機の点検、修理を行うことができる床置き型空気調和装置に関するものである。
室内の床面に設置して室内の空調を行う床置き型空気調和装置は、床置き型空気調和装置の外郭を構成する筺体の内部に熱交換器路と送風機を設け、熱交換器を通して熱交換された空気を、電動モータで回転される送風機によって室内に吹き出して空調を行うものである。このような床置き型空気調和装置は、例えば、工場での生産ラインの対人用空調、機械室の空調、保管倉庫の空調、駅構内の空調、及びホールなどの空間の空調等に使用されるものである。
このような床置き型空気調和装置において、送風機はファンケーシングと、ファンケーシング内に収納されたファンランナーで構成され、ファンランナーはファンケーシングの側方下部に配置された電動モータによって駆動されるものである。電動モータの回転駆動力は、電動モータの回転軸に固定されたプーリの回転がベルト等を介してファンランナーの回転軸に固定されたプーリへ伝達され、これによってファンランナーを回転させるものである。これにより、筺体の内部に空気の流れを形成して、ファンケーシングが有している吸気口から熱交換器を介して空調された空気を吸い込むと共に、ファンケーシングの吹出口から空調された空気を室内に送風するものである。
ところで、この種の床置き型空気調和装置は室内で使用されるので衛生上の観点から清潔にしておく必要があり、送風機内部の各部品を洗浄できることが望ましく、また保守上の観点から送風機内部の部品を定期的に点検、修理できることが望ましい。このような要請から、送風機の洗浄を行うため特開2006−10177号公報(特許文献1)では、ファンケーシングの一部にメンテナンス開口を形成し、このメンテナンス開口を覆うメンテナンスパネルを着脱自在に設けることが提案されている。
そして、特許文献1においては、通常運転の場合はメンテナンスパネルによってメンテナンス開口を塞いでファンケーシングの機能を持たせ、内部のファンランナーを洗浄する場合はメンテナンスパネルを取り外してメンテナンス開口を露出させ、このメンテナンス開口から水等の洗浄液を流してファンランナーを洗浄するものである。ただ、特許文献1に記載の空気調和装置ではファンランナーの洗浄を主目的にしているため、送風機の点検、修理の観点からの検討はされておらず、この点についての具体的な提案はなされていない。
特開2006−10177号公報
ところで、最近の床置き型空気調和装置においては、空気調和装置を構成する筐体の前側の正面又は背面より空気を吸い込み、熱交換器、送風機を通して筐体上部に設けられた吹出口より空調された空気を室内に吹き出す構造となっている。この場合、特許文献1にもあるように、送風機は筐体の上部(床面より1.7m程度)に配置されていることが多く、送風機の点検や修理による部品の交換作業では、室内であるためクレーン等の設備が使えないことが多い。
このため、点検、修理等のメンテナンス性を考慮して、送風機を筐体の中段辺りに設置し、筐体の前側の正面を開放して送風機を前側に引き出せるようにして送風機の点検、修理を行える構成にしたものが提案されている。このような構成を採用すると、点検、修理を行う作業者は送風機を筐体の正面から外側に引き出して露出させ、自由な状態で送風機を分解して点検、修理を行うことができる。
ところが送風機を筐体の中段辺りに設置すると、送風機のファンケーシングに形成したファンケーシング側吹出口と筐体の上部に設けた筐体側吹出口の間が距離的に離れることになるので、ファンケーシング側吹出口と筐体側吹出口までをつなぐ空気ダクトが必要となる。しかも、この空気ダクトを使用すると、ファンケーシング側吹出口の流路横断面形状と空気ダクトの流路横断面形状が異なることによる圧力損失が発生する。このため、空気ダクト内に圧力損失を低減する風向ガイドを配置し、ファンケーシング側吹出口から筐体側吹出口に向かって空気ダクトの流路面積を徐々に大きくする構成としている。
しかしながら、このような構成の床置き型空気調和装置においては、空気ダクトや風向ガイドはファンケーシング側吹出口と筐体側吹出口に固定されているため、点検、修理の際に送風機と風向ガイドを引き出すことが困難であるという課題があった。このため、点検、修理の際に送風機と風向ガイドを筐体の正面側に簡単に引き出すことができる構成が強く望まれている。
本発明の目的は、送風機や風向ガイドを筐体の正面側に簡単に引き出すことができる床置き型空気調和装置を提供することにある。
本発明の特徴は、ファンケーシング側吹出口と筐体側吹出口に固定された空気ダクトの入口との間を所定の距離の隙間をおいてファンケーシングと空気ダクトとを分離し、ファンケーシング側吹出口と空気ダクトの入口との間を着脱可能な中継空気ダクトで接続すると共に、中継空気ダクト内に風向ガイドを取り付ける構成としたところにある。
本発明によれば、中継空気ダクトを取り外すことによって送風機と空気ダクトを分離することで送風機を筐体の正面側に簡単に引き出すことができ、送風機の点検、修理を容易に行うことができるという効果を有する。もちろん、風向ガイドも中継空気ダクトと一緒に取り外すことができる。
本発明の一実施例になる、上部パネルカバーと下部パネルカバーを取り外した状態の床置き型空気調和装置の正面図である。 側面カバーを取り外した状態の床置き型空気調和装置の右側面図である。 図1に示す送風機から筐体上部に設けた筐体側吹出口までの構造を示す縦断側面図である。 図1に示すファンケーシングの構造を示す斜視図である。 図1に示す床置き型空気調和装置の送風機を取り外す工程を説明するための分解斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されることなく、本発明の技術的な概念の中で種々の変形例や応用例をもその範囲に含むものである。
図1、図2において、床置き型空気調和装置は筐体1を備えており、筐体1は基礎となる底面部2、意匠面となる右側面カバー3、左側面カバー4、及び上側カバー5とから構成されている。筐体1の前側である正面には開放領域が形成され、この開放領域に意匠面となる上部パネルカバー8と下部パネルカバー9とが着脱可能に取り付けられている。この上部パネルカバー8と下部パネルカバー9は床置き型空気調和装置の点検、修理の際に取り外されることになる。尚、上部パネルカバー8と下部パネルカバー9は、筐体1の上側と下側に回動して筐体1の正面を開放することも可能である。
図2にあるように、筐体1の背面には室内空気を吸い込むための吸込口6が形成されており、内側に熱交換器11が配置されている。熱交換器11には図示しない冷凍サイクルからの冷媒が供給されている。筐体1の上側カバー5には2個の筐体側吹出口7が設けられており、熱交換器11によって空調された空気が室内に吹き出されるものである。
筐体1の底面部2の上には電動モータ12が設置されており、これの回転軸にプーリ15が固定されている。電動モータ12の上側で筐体1の中段辺り(筐体1の高さ方向の中央付近)には引出棚18が取り付けられている。この引出棚18は、筐体1の右側面カバー3と左側面カバー4の内側に固定されたレール10の上を滑らせる構造である。これによって引出棚18は筐体1の正面に向けて移動でき、更には筐体1を越えて外部に露出するまで引き出すことが可能となる。
引出棚18の上には2個のファンケーシング13が取り付けられており、ファンケーシング13の内部にはファンランナー14が内蔵されている。ファンランナー14の回転軸17にはプーリ15が固定されており、このプーリ15はVベルト16によって電動モータ12側のプーリ15と連結されている。この電動モータ12側のプーリ15の回転はVベルト16を介してファンランナー14側のプーリ15に伝えられ、これによってファンランナー14が回転するものである。
筐体側吹出口7には空気ダクト19の出口が固定されており、これによって筐体側吹出口7は空気ダクト19の出口と接続されている。空気ダクト19の入口はファンケーシング13のファンケーシング側吹出口と所定の距離の隙間をおいて離れており、ファンケーシング13と空気ダクト19とはそれぞれ分離されている。
ファンケーシング13のファンケーシング側吹出口と空気ダクト19の入口の間には中継空気ダクト22が配置され、この中継空気ダクト22によってファンケーシング側吹出口と空気ダクト19の入口とが隙間なく接続されている、この中継空気ダクト22は固定ねじ24を利用して、ファンケーシング側吹出口と空気ダクト19を形成する板材に着脱可能に取り付けられている。中継空気ダクト22を取り外す場合、固定ねじ24を外すことによって中継空気ダクト22は筐体の正面に向けて引き出すことが可能となる。
空気ダクト19の正面側には中継空気ダクト22を引き出すための引出開口(図示せず)が形成されている。この引出開口は中継空気ダクト22内に取り付けられた風向ガイド(図示せず)を空気ダクト19から引き出すための開口である。したがって、通常の運転状態では空気ダクト19としての機能を確保するため、引出開口を塞ぐ引出開口蓋23によって塞がれている。この引出開口蓋23も固定ねじ24を利用して空気ダクト19を形成する板材に着脱可能に取り付けられている。したがって、中継空気ダクト22を取り外す場合は、引出開口蓋23を取り外した後に中継空気ダクト23を取り外せば良いものである。
本実施例では、空気ダクト19は筐体1と別体であるが、筐体1自身に空気ダクト19を形成する構造でもよく、また、送風機の台数は2台に限らず1台でも3台以上であっても差し支えないものである。
次にファンケーシング13、空気ダクト19、中継空気ダクト22付近の構成について図3及び図4を用いて説明する。
ファンケーシング13のファンケーシング側吹出口25は導風板20を備えており、この導風板20とファンケーシング側吹出口25とによって吹出開口26が形成されている。導風板20は送風機性能を確保するためのものであり、ファンランナー14をファンケーシング13に入れた後、導風板20で出口を一部塞いで吹き出し開口26の開口面積を適正にしている。このため、空気が吹き出す流路面積はファンケーシング13のファンケーシング吹出口25の外周枠より小さくなる。したがって、ファンケーシング側吹出口25の外周枠に取り付ける中継空気ダクト22によって空気ダクト19と単純に接続した場合、流路面積が急拡大することによって圧力損失が発生する。
本実施例では、導風板20先端面部より空気ダクト19の入口19D側に向けて徐々に流路面積を拡大する風向ガイド21を設けて圧力損失を抑えるようにしている。この風向ガイド21は、中継空気ダクト22の左右の側面で固定ねじによって固定されている。風向ガイド21の先端は中継空気ガイド22の上端面より外側に向けて突出するように露出されており、風向ガイド21の先端は空気ダクト19の背面部19Bの内側面に至るまで延びている。ここでは、空気ダクト19の背面部19Bの内側面に接触するまで延びている。
このように、風向ガイド21は図3にある通り、ファンケーシング13のファンケーシング側吹出口25から空気ダクト19の所定の長さの内部まで延びている。また、風向ガイド21の両側面は空気ダクト19の両側面と僅かの隙間(中継空気ダクト22を構成する板部材の厚みの相当する)を介して対向しており、空気が風向ガイド21の両側面から漏れるのをできるだけ少なくしている。このように隙間を設ける理由は、風向ガイド21が一体化された中継空気ダクト22を引き出す時に、空気ダクト19の両側面と接触せずに円滑に引き出すためである。
空気ダクト19の入口19Dの形状は矩形に形成されており、ファンケーシング13のファンケーシング側吹出口25の形状も矩形である。また、それぞれの矩形の寸法も実質的に同じである。したがって、中継空気ダクト22はこれらを外側から覆うため、平面板を組み合わせて形成できるので製作が容易である。
空気ダクト19の入口19Dとファンケーシング13のファンケーシング側吹出口25とは所定の距離L1の隙間をおいて離れている。したがって、空気ダクト19とファンケーシング13は分離されていることになる。ただし、空気ダクト19の背面部19Bとファンケーシング側吹出口25の背面部25Bは相互に重なり合う形状にその長さが決められている。更に、ファンケーシング13を正面側に引き出すために、ファンケーシング側吹出口25の背面部25Bは空気ダクト19の背面部19Bの内側に位置するようになっている。この状態でファンケーシング側吹出口25の背面部25Bに設けたねじ孔27から固定ねじを空気ダクト19の背面部19Bに向けてねじ込むことで両者を固定することができる。もちろん、この固定ねじを取り外せば両者の固定状態を解除することになる
上述したように、空気ダクト19の入口19Dとファンケーシング13のファンケーシング側吹出口25とは所定の距離L1だけ離れている。そして、この距離L1より長い長さを有する中継空気ダクト22が空気ダクト19の入口19Dとファンケーシング13のファンケーシング側吹出口25を隙間なく接続している。中継空気ダクト22は正面部22Aと左右側面部22Cを有する「コ」状に形成されており、空気ダクト19の入口19Dとファンケーシング13のファンケーシング側吹出口25を外側から覆うようにして両者を固定ねじで固定するものである。このため、固定ねじを外せば中継空気ダクト22は筐体1の正面側に向けて、空気ダクト19の入口19Dとファンケーシング13のファンケーシング側吹出口25から引き出すことが可能となる
つまり、中継空気ダクト22の正面部22Aはファンケーシング側吹出口25の正面部25Aが相互に重なり、両者が固定ねじによって固定されるものである。尚、空気ダクト19の正面部19Aは後述する引出開口27があるため固定ねじによる固定は実施されないものである。また、中継空気ダクト22の両側面22Cはファンケーシング側吹出口25の側面部25Cと空気ダクト19の側面部19Cとが相互に重なり、両者が固定ねじによって固定されるものである。
したがって、ファンケーシング側吹出口25の側面部25Cと空気ダクト19の側面部19Cの間の隙間と、ファンケーシング側吹出口25の正面部25Aと空気ダクト19の正面部19Aの間の隙間は中継空気ダクト22によって塞がれる形となる。尚、後述するように引出開口蓋23が空気ダクト19の正面部19Aの役割を果たすので、この場合は中継空気ダクト22の正面部22Aの上端は引出開口蓋23の下端と衝き合わせた状態で接触することになる。
また、中継空気ダクト22はそれぞれの固定ねじを取り外すと自由な状態となり、筐体1の正面に向けて取り外すことが可能となる。もちろん、風向ガイド21は中継空気ダクト22に固定されているので、中継空気ガイド22と一緒に取り外されることになる。
空気ダクト19の正面部19Aには、入口19Dの端面から所定の距離にわたって延びる引出開口27が形成されている。この引出開口27は中継空気ダクト22を引き出す際に、風向ガイド21も同時に引き出すための開口である。したがって、引出開口27の内側端面と、風向ガイド21の先端面の間には所定の距離L2の逃げが形成されている。このため、中継空気ダクト22を引き出す時に風向ガイド21が空気ダクト19の正面部19Aを形成する板材との干渉を避けることができる。
引出開口27を開けたままにしておくと空気ダクト19の機能を果たさなくなるので、引出開口蓋23によって引出開口27が外側から塞がれる構成となっている。これによって、通常の運転状態では引出開口27は空気ダクト19の正面部19Aとして機能することになる。尚、本実施例では中継空気ダクト22と引出開口蓋23は別の部品として構成しているが、必要によって中継空気ダクト22と引出開口蓋23を一体的に形成することも可能である。
次に本実施例による具体的な点検、修理の手順について図4を用いて説明すると、まず、引出開口蓋23の固定ねじを取り外して引出開口蓋23を空気ダクト19の正面部19Aから取り外す。これによって、風向ガイド21が通過する空間が確保されることになる。
次に、中継空気ダクト22の固定ねじを取り外す。この場合、中継空気ダクトの正面部22Aとファンケーシング側吹出口25の正面部25Aを固定している固定ねじと、中継空気ダクトの側面部22Cと空気ダクト19の側面部19C及びファンケーシング側吹出口25の側面部25Cを固定している固定ねじがあるので、これらをすべて取り外すことになる。これによって、中継空気ダクト22は自由な状態となる。
次に、中継空気ダクト22を筐体1の正面側に引き出すと、風向ガイド21も一緒に引き出されることになる。風向ガイド21は引出開口27によって何の障害もなく引き出すことが可能である。中継空気ダクト22を引き出す時は、風向ガイド21の下側端面がファンケーシング側吹出口25の正面部25Aの上端を乗り越えるようにして取り外すことができる。
次に、中継空気ダクト22が存在しないことからファンケーシング側吹出口25の背面部25Bが露出されることになる。したがって、ファンケーシング側吹出口25の背面部25Bと空気ダクト19の背面部19Bとを固定している固定ねじを容易に取り外すことができる。これによって、空気ダクト19とファンケーシング13は完全に分離されたことになる。
次に、引出棚18を筐体1の正面側に引き出すと、引出棚18に取り付けられたファンケーシング13も一緒に引き出され、作業者は送風機の点検、修理を容易に行うことができるようになる。点検、修理が終了すると、上述した作業の逆の手順で組み付けていくことで空調装置を復元することになる。
以上述べた通り、本発明はファンケーシング側吹出口と筐体側吹出口に固定された空気ダクトの入口との間を所定の距離をおいてファンケーシングと空気ダクトとを分離し、ファンケーシングの吹出口と空気ダクトの入口との間を着脱可能な中継空気ダクトで接続すると共に、中継空気ダクト内に風向ガイドを取り付ける構成とした。
これによって、中継空気ダクトを取り外すことによって風向ガイドと送風機を筐体の正面側に簡単に引き出すことができ、送風機の点検、修理を容易に行うことができるという効果を奏する。
1…筐体、2…底面部、3…右側面カバー、4…左側面カバー、5…上面カバー、6…吸込口、7…筐体側吹出口、8…上部パネルカバー、9…下部パネルカバー、10…レール、11…熱交換器、12…電動モータ、13…ファンケーシング、14…ファンランナー、15…プーリ、16…Vベルト、17…回転軸、18…引出棚、19…空気ダクト、20…導風板、21…風向ガイド、22…中継空気ダクト、23…引出開口蓋、24…固定ねじ、25…ファンケーシング側吹出口、26…吹出開口、27…引出開口。

Claims (6)

  1. 正面に点検、修理等の保守を行うための開放領域を備えた箱状の筺体と、前記筺体の内部に配置され吸込口から送られてくる空気と熱交換する熱交換器と、前記筐体の中段辺りに設けられ前記筐体の正面側に向けて引き出される引出棚と、前記引出棚に取り付けられ前記熱交換器で熱交換された空気を吹き出すファンケーシング及びこれに内蔵されたファンランナーよりなる送風機と、前記ファンランナーを駆動する電動モータと、前記筐体の上側に設けられた筐体側吹出口と、前記ファンケーシングから吹き出された空気を前記筐体側吹出口に送る前記筐体側吹出口に固定された空気ダクトと、前記筺体の開放領域を塞ぐパネルカバーを備えた床置き型空気調和装置において、
    前記ファンケーシングに形成されたファンケーシング側吹出口と前記筐体側吹出口に固定された前記空気ダクトの入口との間を所定の距離の隙間をおいて前記ファンケーシングと前記空気ダクトとを分離し、前記ファンケーシング側吹出口と前記空気ダクトの入口との間を着脱可能な中継空気ダクトで接続すると共に、前記中継空気ダクト内に圧力損失を低減する風向ガイドを取り付けたことを特徴とする床置き型空気調和装置。
  2. 請求項1に記載の床置き型空気調和装置において、
    前記中継空気ダクトは前記ファンケーシング側吹出口及び前記空気ダクトの入口と固定ねじによって固定され、前記固定ねじを外すことによって前記中継空気ダクトは前記筐体の正面側に向かって引き出されることを特徴とする床置き型空気調和装置。
  3. 請求項2に記載の床置き型空気調和装置において、
    前記空気ダクトの入口と前記ファンケーシング側吹出口は実質的に同じ寸法の矩形に形成され、前記空気ダクトの背面部と前記ファンケーシング側吹出口の背面部は互いに重なって配置されていると共に、前記空気ダクト及び前記ファンケーシング側吹出口の正面部及び側面部の間の前記隙間を、前記隙間の長さより長い前記中継空気ダクトで塞ぐことを特徴とする床置き型空気調和装置。
  4. 請求項3に記載の床置き型空気調和装置において、
    前記ファンケーシング側吹出口の背面部は前記空気ダクトの背面部の内側に位置するように配置されていることを特徴とする床置き型空気調和装置。
  5. 請求項3に記載の床置き型空気調和装置において、
    前記空気ダクトの正面部には前記中継空気ダクトに取り付けられた風向ガイドが通過するための引出開口が形成されており、前記引出開口は着脱可能な引出開口蓋によって塞がれていることを特徴とする床置き型空気調和装置。
  6. 請求項3に記載の床置き型空気調和装置において、
    前記ファンケーシング側吹出口は適正な吹出開口を確保する導風板を備えており、前記風向ガイドは前記導風板から流路面積を大きくするように前記空気ダクトの所定の長さの内部まで伸びて前記空気ダクトの前記背面部に至り、更に前記風向ガイドの両端と前記空気ダクトの前記側面部の間に所定の隙間を形成したことを特徴とする床置き型空気調和装置。
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