JP2014129925A - 空気調和装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】空気調和装置における送風機の洗浄に伴って、漏電や回転不良などの不具合が発生せず、かつ、送風機の洗浄が簡単に行えることようにした技術である。
【解決手段】空気調和装置1の空気吸込口、熱交換器5、送風機2及び空気吹出口61を順に空気が流通する通風路62から、隔離する隔壁板7により本体ケーシング6内に隔離空間71を形成して、隔離空間71に、隔壁板7を貫通するファン軸22と、ファン軸22の端部に設けたファンプーリ24と、電動機3と、電動機プーリ31と、ベルト32と、制御箱4とを配置し、本体ケーシング6の正面パネルを開閉可能に設けて、正面パネルを開いて送風機2を洗浄可能としたから、送風機2を洗浄する際に、洗浄液が送風機2を除く回転部品や電気機能部品にかかることがなく、漏電や回転不良などの不具合の発生をなくして、送風機2の洗浄を養生作業なしに簡単に行うことができるのである。
【選択図】図1
【解決手段】空気調和装置1の空気吸込口、熱交換器5、送風機2及び空気吹出口61を順に空気が流通する通風路62から、隔離する隔壁板7により本体ケーシング6内に隔離空間71を形成して、隔離空間71に、隔壁板7を貫通するファン軸22と、ファン軸22の端部に設けたファンプーリ24と、電動機3と、電動機プーリ31と、ベルト32と、制御箱4とを配置し、本体ケーシング6の正面パネルを開閉可能に設けて、正面パネルを開いて送風機2を洗浄可能としたから、送風機2を洗浄する際に、洗浄液が送風機2を除く回転部品や電気機能部品にかかることがなく、漏電や回転不良などの不具合の発生をなくして、送風機2の洗浄を養生作業なしに簡単に行うことができるのである。
【選択図】図1
Description
本発明は、空気調和装置に係り、送風機の洗浄を容易に行うことができるようにした技術である。
冷房や暖房を行うために被空調室内に設置される空気調和装置は、被空調室内の設置条件により、例えば、食品工場では、衛生面から常に清潔にしておかなければならず、送風機等を定期的に洗浄することが必要とされる場合がある。
そこで、従来、ファンハウジングにファンロータ洗浄用開口部を設け、これを開閉可能なファンロータ洗浄用開口パネルで覆うとともに、ファンロータ洗浄用開口パネルの背面側にファンロータを配置してファンロータ洗浄用開口パネルを開けるとファンロータが露出するように構成し、メンテナンスパネル及びファンロータ洗浄用パネルを開けることによって、開放されたファンロータ洗浄用開口部から水をかけてファンロータを洗浄するようにした空気調和装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
そこで、従来、ファンハウジングにファンロータ洗浄用開口部を設け、これを開閉可能なファンロータ洗浄用開口パネルで覆うとともに、ファンロータ洗浄用開口パネルの背面側にファンロータを配置してファンロータ洗浄用開口パネルを開けるとファンロータが露出するように構成し、メンテナンスパネル及びファンロータ洗浄用パネルを開けることによって、開放されたファンロータ洗浄用開口部から水をかけてファンロータを洗浄するようにした空気調和装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、左右の側板の上部に、送風ファン等が下面に設けられた天板を前後出し入れ自在に支持する天板支持部材がそれぞれ設置され、天板を天板支持部材に載せて前後出し入れ自在の構造とし、天板を本体ケーシングの前方へ移動させることにより送風ファンやその駆動部などのメンテナンスや清掃を行えるようにした空気調和装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献1及び特許文献2に記載された従来の技術は、水などの洗浄液を用いて送風機の洗浄を行う場合、電動機、プーリ、ベルト等に洗浄液がかかり、漏電や回転不良などの不具合が発生するという課題があった。
また、このような不具合を解消するためには、電動機、プーリ、ベルト等を防水するためにビニールなどで養生し、洗浄液がかからない措置をしなければならず、洗浄作業に多大の工数を要するという新たな課題が生じていた。
また、このような不具合を解消するためには、電動機、プーリ、ベルト等を防水するためにビニールなどで養生し、洗浄液がかからない措置をしなければならず、洗浄作業に多大の工数を要するという新たな課題が生じていた。
本発明は、特許文献1及び特許文献2に記載の従来の空気調和装置における課題を解決して、送風機の洗浄に伴って、漏電や回転不良などの不具合が発生せず、かつ、送風機の洗浄が養生作業なしに簡単に行えることを目的としている。
本発明の空気調和装置は、ファンハウジング、ファン軸及びファンロータを有する送風機と、電動機と、制御基板等を搭載した制御箱と、ファンプーリと、電動機プーリと、ベルトと、熱交換器とを、空気吸込口及び空気吹出口を有する本体ケーシング内に収容するとともに、空気吸込口、熱交換器、送風機及び空気吹出口をこれらの順に空気が流通する通風路を形成した空気調和装置において、通風路から隔離する隔壁板により本体ケーシング内に隔離空間を形成して、隔離空間に、隔壁板を貫通するファン軸と、ファン軸の端部に設けたファンプーリと、電動機と、電動機プーリと、ベルトと、制御箱とを配置し、本体ケーシングの正面パネルを開閉可能に設けて、正面パネルを開いて送風機を洗浄可能としたものである。
本発明の空気調和装置は、通風路から隔離した隔離空間に、隔壁板を貫通するファン軸と、ファン軸の端部に設けたファンプーリと、電動機と、電動機プーリと、ベルトと、制御箱とを配置し、本体ケーシングの正面パネルを開閉可能に設けて、正面パネルを開いて送風機を洗浄可能としたから、送風機を洗浄する際に、洗浄液が送風機を除く回転部品や電気機能部品にかかることがなく、漏電や回転不良などの不具合の発生をなくして、送風機の洗浄を養生作業なしに簡単に行うことができるのである。
また、通風路からファンプーリ、電動機プーリやベルトを隔離しているので、運転時のファンプーリ、電動機プーリ、ベルトなどからの磨耗粉が被空調室内に飛散せず、被空調室内を清潔に保持することができるのである。
また、通風路からファンプーリ、電動機プーリやベルトを隔離しているので、運転時のファンプーリ、電動機プーリ、ベルトなどからの磨耗粉が被空調室内に飛散せず、被空調室内を清潔に保持することができるのである。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1を図1〜図8に基づいて説明する。
実施の形態1は、空気調和装置に係るものであり、図1〜図3はパネルを取外した正面図、側面図及び平面図であり、図4〜図8は送風機の洗浄を説明する図面である。
本発明の実施の形態1を図1〜図8に基づいて説明する。
実施の形態1は、空気調和装置に係るものであり、図1〜図3はパネルを取外した正面図、側面図及び平面図であり、図4〜図8は送風機の洗浄を説明する図面である。
図1〜図3において、1は、被空調室内の床面に設置する床置形の空気調和装置であり、ファンハウジング21、ファン軸22及びファンロータ23を有する送風機2と、電動機3と、制御基板等を搭載した制御箱4と、ファンプーリ24と、電動機プーリ31と、ベルト32と、熱交換器5とを、空気吸込口(図示せず)及び空気吹出口61を有する本体ケーシング6内に収容している。
前記本体ケーシング6内には、前記熱交換器5を下方に、前記送風機2を前記熱交換器5の上方に、前記電動機3及び前記制御箱4を前記送風機2の上方にそれぞれ配置している。
前記本体ケーシング6内には、前記熱交換器5を下方に、前記送風機2を前記熱交換器5の上方に、前記電動機3及び前記制御箱4を前記送風機2の上方にそれぞれ配置している。
前記ファンハウジング21の上端に空気出口21aを開口して前記本体ケーシング6の前記空気吹出口61に連通させ、前記空気吹出口61を空気吹出ダクトの接続口としている。
そして、正面パネル(図示せず)下方部における前記熱交換器5の前方に形成した前記空気吸込口から前記熱交換器5、前記送風機2及び前記空気吹出口61をこれらの順に前記本体ケーシング6内を下方から上方に空気が流通する通風路62を形成している。
そして、正面パネル(図示せず)下方部における前記熱交換器5の前方に形成した前記空気吸込口から前記熱交換器5、前記送風機2及び前記空気吹出口61をこれらの順に前記本体ケーシング6内を下方から上方に空気が流通する通風路62を形成している。
また、前記通風路62から隔離する隔壁板7により前記本体ケーシング6内に隔離空間71を形成して、前記隔離空間71における前記送風機2の側方に、前記隔壁板7を貫通する前記ファン軸22と、前記ファン軸22の端部に設けた前記ファンプーリ24とを配置し、前記隔離空間71における前記送風機2の上方に、前記電動機3と、前記電動機プーリ31と、前記制御箱4とを配置し、前記隔離空間71における上方から下方にわたって前記ベルト32を配置している。
このように、前記通風路62から前記ファンプーリ24、前記電動機プーリ31や前記ベルト32を隔離しているので、運転時の前記ファンプーリ24、前記電動機プーリ31、前記ベルト32などからの磨耗粉が被空調室内に飛散せず、被空調室内を清潔に保持することができるようにしている。
このように、前記通風路62から前記ファンプーリ24、前記電動機プーリ31や前記ベルト32を隔離しているので、運転時の前記ファンプーリ24、前記電動機プーリ31、前記ベルト32などからの磨耗粉が被空調室内に飛散せず、被空調室内を清潔に保持することができるようにしている。
前記本体ケーシング6の前記正面パネルを開閉可能に設けて、前記正面パネルを開いて前記送風機2を洗浄可能としている。
さらに、図2及び図3に示すように、前記ファン軸22を前記正面パネルと平行に配置し、前記電動機プーリ31の軸心が前記ファンプーリ24の軸心よりも前記正面パネルに近い位置に配置している。
さらに、図2及び図3に示すように、前記ファン軸22を前記正面パネルと平行に配置し、前記電動機プーリ31の軸心が前記ファンプーリ24の軸心よりも前記正面パネルに近い位置に配置している。
前記ファン軸22を支持するファン軸受25を軸受台25aを介して前記ファンハウジング21に固定して、前記ファンハウジング21の上方部を水平に配置した送風機台2aに固定し、前記送風機台2aを前記隔壁板7と支持板7aとに締結用部材7bにより固定している。
前記ファンハウジング21、前記ファン軸22、前記ファンロータ23、前記ファンプーリ24、前記ベルト32、前記ファン軸受25、前記軸受台25a及び前記送風機台2aからなる送風機アセンブリ26(図1参照)を形成している。
前記ファンハウジング21、前記ファン軸22、前記ファンロータ23、前記ファンプーリ24、前記ベルト32、前記ファン軸受25、前記軸受台25a及び前記送風機台2aからなる送風機アセンブリ26(図1参照)を形成している。
前記隔壁板7に前記ファン軸22を前記正面パネル側に引出可能なスリット72を形成するとともに、前記送風機台2aを前記正面パネルの外方に水平にスライド可能な送風機アセンブリ引出レール26aを前記本体ケーシング6内に固定して、前記正面パネル外方に前記送風機アセンブリ26を引出して前記送風機2を洗浄可能としている。
以下、前記送風機2の洗浄を、図4〜図8に基づいて説明する。
以下、前記送風機2の洗浄を、図4〜図8に基づいて説明する。
図4に示すように、図2の状態から前記送風機アセンブリ26を正面パネル側に途中まで引出すと、前記ベルト32が最も緩んだ状態となり、前記ベルト32を簡単に取外すことができるのである。
そして、図5に示すように、前記ベルト32を取外した状態の前記送風機アセンブリ26を前記正面パネル外方に引出して洗浄ホース8からの洗浄液により前記送風機2を洗浄することができるのである。
そして、図5に示すように、前記ベルト32を取外した状態の前記送風機アセンブリ26を前記正面パネル外方に引出して洗浄ホース8からの洗浄液により前記送風機2を洗浄することができるのである。
なお、図6に示すように、空気調和装置1の通常運転を行うときには、前記隔壁板7に形成した前記スリット72を閉止する閉止板73を取り付けている。
また、図7に示すように、前記ファンハウジング21の側面の空気入口21bを塞ぐ液溜板27形成して、前記送風機2の洗浄時に、前記液溜板27を前記ファンハウジング21に装着可能としている。
また、図7に示すように、前記ファンハウジング21の側面の空気入口21bを塞ぐ液溜板27形成して、前記送風機2の洗浄時に、前記液溜板27を前記ファンハウジング21に装着可能としている。
そして、図8に示すように、前記ファンハウジング21の内部下方に洗浄液81を貯留するとともに、前記ファンプーリ24を手で回転させて、前記ファンロータ23や前記ファンハウジング21の内面を洗浄するのである。
さらに、図8の洗浄液を貯留した状態で、前記ベルト32を再度張り直して、前記送風機アセンブリ26を前記本体ケーシング6内の所定位置に戻して、図6に示すマグネットシート材で形成した閉止用マグネット板74で前記スリット72を閉止して、前記電動機3をインバータ制御で約50rpmで回転させることにより、前記ファンロータ23や前記ファンハウジング21の内面を洗浄するのである。
さらに、図8の洗浄液を貯留した状態で、前記ベルト32を再度張り直して、前記送風機アセンブリ26を前記本体ケーシング6内の所定位置に戻して、図6に示すマグネットシート材で形成した閉止用マグネット板74で前記スリット72を閉止して、前記電動機3をインバータ制御で約50rpmで回転させることにより、前記ファンロータ23や前記ファンハウジング21の内面を洗浄するのである。
なお、図7及び図8で説明した前記ファンハウジング21の内部下方に貯留した洗浄液は、前記ファンハウジング21の下部に液抜口(図示せず)を設けて前記液抜口の栓を外して洗浄液を洗浄液回収タンクに回収するのである。
以上の実施の形態1においては、前記ファン軸受25を防水型として、前記通風路62に配設した前記ファンハウジング21に固定し、洗浄時に前記ファン軸受25に洗浄液がかかっても回転不良等の不具合が発生しないようにしている。
以上の実施の形態1においては、前記ファン軸受25を防水型として、前記通風路62に配設した前記ファンハウジング21に固定し、洗浄時に前記ファン軸受25に洗浄液がかかっても回転不良等の不具合が発生しないようにしている。
こうように、以上の実施の形態1では、前記送風機2を洗浄する際に、洗浄液が送風機2を除く回転部品や電気機能部品にかかることがなく、漏電や回転不良などの不具合の発生をなくして、送風機2の洗浄を養生作業なしに簡単に行うことができるようにしている。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2を図9〜図13に基づいて説明する。
実施の形態2は空気調和装置に係るものであり、図9及び図10はパネルを取外した正面図及び側面図であり、図11〜図13は送風機の洗浄を説明する図面である。
次に、本発明の実施の形態2を図9〜図13に基づいて説明する。
実施の形態2は空気調和装置に係るものであり、図9及び図10はパネルを取外した正面図及び側面図であり、図11〜図13は送風機の洗浄を説明する図面である。
この実施の形態2は、実施の形態1における送風機アセンブリを正面パネル外方に引出して洗浄するようにしたことに変えて、ファンハウジングを上下2分割可能とし、ファン軸受の取付構造を変更することにより、送風機アセンブリを正面パネル外方に引出さずに送風機の洗浄ができるようにしたのである。
以下、実施の形態1と同様な構成については、同一の符号を付して説明を省略ないし簡略にし、実施の形態1と相違する構成について詳細に説明する。
以下、実施の形態1と同様な構成については、同一の符号を付して説明を省略ないし簡略にし、実施の形態1と相違する構成について詳細に説明する。
図9及び図10において、送風機2のファン軸22を正面パネル(図示せず)と平行に配置し、前記ファン軸22を支持するファン軸受251を隔壁板7における隔離空間71側に固定している。
ファンハウジング211を水平中央部で上側分割体212と下側分割体213とに2分割可能とし、通常運転時には前記両分割体212、213を締結部材(図示せず)で固定し、前記送風機2の洗浄時に前記締結部材を外して前記下側分割体213を前記ファンハウジング211から分離可能としている。
ファンハウジング211を水平中央部で上側分割体212と下側分割体213とに2分割可能とし、通常運転時には前記両分割体212、213を締結部材(図示せず)で固定し、前記送風機2の洗浄時に前記締結部材を外して前記下側分割体213を前記ファンハウジング211から分離可能としている。
次に、前記送風機2の洗浄を、図11〜図13に基づいて説明する。
前記送風機2の洗浄時には、図11に示すように、前記ファン軸22の外径に内径が合致した一対の半割の円環板28をマグネットシート材で形成し、前記送風機2の洗浄時に前記円環板28を前記隔壁板7の前記ファン軸22の貫通部に通風路62側から固定可能として、洗浄時に前記ファン軸22を伝って前記隔離空間71に進入することを防止している。
前記送風機2の洗浄時には、図11に示すように、前記ファン軸22の外径に内径が合致した一対の半割の円環板28をマグネットシート材で形成し、前記送風機2の洗浄時に前記円環板28を前記隔壁板7の前記ファン軸22の貫通部に通風路62側から固定可能として、洗浄時に前記ファン軸22を伝って前記隔離空間71に進入することを防止している。
図12に示すように、前記ファンハウジング211における前記下側分割体213の側面の空気入口211bを塞ぐ液溜板27aを形成して、前記送風機2の洗浄時に前記液溜板27aを前記下側分割体213に装着可能とし、洗浄液を前記下側分割体213に充填可能としている。
前記ファンハウジング211の内部下方に洗浄液を貯留するとともに、前記電動機3をインバータ制御で約50rpmで回転させることにより、前記ファンロータ23や前記ファンハウジング211の内面を洗浄するのである。
前記ファンハウジング211の内部下方に洗浄液を貯留するとともに、前記電動機3をインバータ制御で約50rpmで回転させることにより、前記ファンロータ23や前記ファンハウジング211の内面を洗浄するのである。
そして、図13に示すように、前記送風機2を洗浄し、洗浄後の汚染洗浄液は、前記ファンハウジング211の前記下側分割体213内に溜まるため、前記下側分割体213を前記ファンハウジング211から分離して空気調和装置1外に運び、前記汚染洗浄液を廃棄するのである。
このように、実施の形態2では、送風機アセンブリの引出機構を設けることなく、かつ、ファン軸受を防水構造としたり、養生をしたりすることなく、送風機の洗浄を行うことができるのである。
このように、実施の形態2では、送風機アセンブリの引出機構を設けることなく、かつ、ファン軸受を防水構造としたり、養生をしたりすることなく、送風機の洗浄を行うことができるのである。
実施の形態3.
次に、本発明の実施の形態3を図14に基づいて説明する。
実施の形態3は、図14の平面図に示すように、実施の形態1又は実施の形態2において、空気吹出ダクトの接続口とした前記空気吹出口61に電動機3を冷却する吹出穴61aを形成するのである。
次に、本発明の実施の形態3を図14に基づいて説明する。
実施の形態3は、図14の平面図に示すように、実施の形態1又は実施の形態2において、空気吹出ダクトの接続口とした前記空気吹出口61に電動機3を冷却する吹出穴61aを形成するのである。
また、前記吹出穴61aを形成したことに伴い、冷却時に制御箱4が冷却されて電気制御機器に結露が生じないように、結露防止用の仕切板63a、63bを設けている。
他の構成は、実施の形態1又は実施の形態2と同様であるので説明を省略する。
他の構成は、実施の形態1又は実施の形態2と同様であるので説明を省略する。
実施の形態の変形例
以上の実施の形態1〜実施の形態3では、熱交換器5を本体ケーシング6内の下方に、送風機2を熱交換器5の上方に、電動機3及び制御箱4を送風機2の上方にそれぞれ配置し、ファンハウジング21、211の上端に空気出口21aを開口して本体ケーシング6の空気吹出口61に連通させたが、空気吸込口、熱交換器、送風機及び空気吹出口をこれらの順に空気が流通する通風路を水平方向に形成してもよい。
以上の実施の形態1〜実施の形態3では、熱交換器5を本体ケーシング6内の下方に、送風機2を熱交換器5の上方に、電動機3及び制御箱4を送風機2の上方にそれぞれ配置し、ファンハウジング21、211の上端に空気出口21aを開口して本体ケーシング6の空気吹出口61に連通させたが、空気吸込口、熱交換器、送風機及び空気吹出口をこれらの順に空気が流通する通風路を水平方向に形成してもよい。
1 空気調和装置
2 送風機
21、211 ファンハウジング
213 下側分割体
21a 空気出口
21b、211b 空気入口
22 ファン軸
23 ファンロータ
24 ファンプーリ
25、251 ファン軸受
26 送風機アセンブリ
26a 送風機アセンブリ引出レール
27、27a 液溜板
28 円環板
3 電動機
31 電動機プーリ
32 ベルト
4 制御箱
5 熱交換器
6 本体ケーシング
61 空気吹出口
62 通風路
7 隔壁板
71 隔離空間
72 スリット
2 送風機
21、211 ファンハウジング
213 下側分割体
21a 空気出口
21b、211b 空気入口
22 ファン軸
23 ファンロータ
24 ファンプーリ
25、251 ファン軸受
26 送風機アセンブリ
26a 送風機アセンブリ引出レール
27、27a 液溜板
28 円環板
3 電動機
31 電動機プーリ
32 ベルト
4 制御箱
5 熱交換器
6 本体ケーシング
61 空気吹出口
62 通風路
7 隔壁板
71 隔離空間
72 スリット
Claims (6)
- ファンハウジング、ファン軸及びファンロータを有する送風機と、電動機と、制御基板等を搭載した制御箱と、ファンプーリと、電動機プーリと、ベルトと、熱交換器とを、空気吸込口及び空気吹出口を有する本体ケーシング内に収容するとともに、前記空気吸込口、前記熱交換器、前記送風機及び前記空気吹出口をこれらの順に空気が流通する通風路を形成した空気調和装置において、
前記通風路から隔離する隔壁板により前記本体ケーシング内に隔離空間を形成して、前記隔離空間に、前記隔壁板を貫通する前記ファン軸と、前記ファン軸の端部に設けた前記ファンプーリと、前記電動機と、前記電動機プーリと、前記ベルトと、前記制御箱とを配置し、
前記本体ケーシングの正面パネルを開閉可能に設けて、前記正面パネルを開いて前記送風機を洗浄可能としたことを特徴とする空気調和装置。 - 熱交換器を本体ケーシング内の下方に、送風機を前記熱交換器の上方に、電動機及び制御箱を前記送風機の上方にそれぞれ配置し、ファンハウジングの上端に空気出口を開口して前記本体ケーシングの空気吹出口に連通させていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
- ファン軸を正面パネルと平行に配置し、電動機プーリの軸心がファンプーリの軸心よりも前記正面パネルに近い位置に配置し、
前記ファン軸を支持するファン軸受をファンハウジングに固定し、前記ファンハウジングの上方部を水平に配置した送風機台に固定し、
隔壁板に前記ファン軸を前記正面パネル側に引出可能なスリットを形成するとともに、前記送風機台を前記正面パネルの外方に水平にスライド可能な送風機アセンブリ引出レールを本体ケーシング内に固定し、
前記ファンハウジング、前記ファン軸、ファンロータ、ファンプーリ、ベルト、前記ファン軸受及び前記送風機台からなる送風機アセンブリを前記正面パネル外方に引出して洗浄可能としたことを特徴とする請求項2に記載の空気調和装置。 - ファンハウジングの側面の空気入口の下方部を塞ぐ液溜板を形成して、送風機の洗浄時に前記液溜板を前記ファンハウジングに装着可能としたことを特徴とする請求項3に記載の空気調和装置。
- ファン軸を正面パネルと平行に配置し、前記ファン軸を支持するファン軸受を隔壁板における隔離空間側に固定し、
ファンハウジングを水平中央部で2分割可能とし、前記ファンハウジングにおける下側分割体の側面の空気入口を塞ぐ液溜板を形成して、送風機の洗浄時に前記液溜板を前記下側分割体に装着可能とし、洗浄液を前記下側分割体に充填可能とするとともに前記下側分割体を前記ファンハウジングから分離可能としたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。 - ファン軸の外径に内径が合致した半割の円環板をマグネットシート材で形成し、送風機の洗浄時に前記円環板を隔壁板の前記ファン軸の貫通部に通風路側から固定可能としたことを特徴とする請求項5に記載の空気調和装置。
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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