JP5797188B2 - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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本発明は空気調和機の室内機、特に、ユニット化された電装品モジュールを有する空気調和機の室内機に関するものである。
室内の壁面に設置された空気調和機の室内機は、壁面に固定された基台と、基台に取り付けられ、室内空気を吸い込む吸込口および調和空気を吹き出す吹出口が形成された筐体と、基台に設置され、吸込口から吹出口に至る風路を形成する送風ファンと、風路内に配置され、冷凍サイクルの一部を実行する熱交換器と、送風ファン、冷凍サイクルおよび熱交換器を運転制御する電装品とを、有している。
そして、組み立て性やメンテナンス性を向上させるため、電装品をユニット化した電装品モジュールとし、かかる電装品モジュールを収納する電装部(電装箱および電装蓋から構成されている)を筐体の一方の端寄りのスペース、すなわち、熱交換器の一方の端面と筐体の一方の端面との間に配置する空気調和機が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−127344号公報(第4−5頁、図2)
特許文献1に開示された空気調和機は、電装箱にファンモーターが固定されていると共に、電装箱の内部に電装基板(各機器を制御するための制御回路を具備する、本発明の「制御回路基板」に相当する)が着脱自在に保持され、さらに、電装箱の外面に端子部(端子および各機器への電源を供給するための電源回路を具備する、本発明の「電源回路基板」に相当する)が取り付けられている。このため、ファンモーターの振動が抑えられ、また、電装基板が端子部からのノイズの影響を受け難くなるという効果が得られる。
しかしながら、電装基板を保持している電装箱は電装蓋によって覆われるため、電装基板を点検あるいは交換しようとすると、筐体を基台から取り外した後、電装蓋を開ける必要があり、作業が繁雑になるという問題があった。
また、例えば、室内を監視するための監視装置や、制御状況を周知させるための表示装置等を搭載しようとすると、電装基板の拡大に伴って電装部が大きくなる。そうすると、電装部が周囲の機器に近接したり、周囲の機器と干渉したりして、組み立て性や保全性が阻害されるおそれが生じるという問題があった。
本発明は、前記問題を解決するためになされたものであって、電装基板(制御回路基板)を点検あるいは交換する際の作業性を改善すると共に、電装基板を大きくしても、筐体を大きくすることなく、組み立て性や保全性を良好に維持することができる空気調和機の室内機を得るものである。
本発明に係る空気調和機の室内機は、基台と、該基台に取り付けられ、室内空気を吸い込む吸込口および調和空気を吹き出す吹出口を具備し、前記吸込口から前記吹出口に至る風路が形成された筐体と、前記基台に設置され、前記風路における空気流れを形成する送風ファンと、前記風路内に配置され、冷凍サイクルの一部を実行する熱交換器と、該熱交換器の下方に配置されたドレンユニットと、前記送風ファンおよび前記冷凍サイクルの運転を制御する電装部と、を有し、前記電装部が、前記送風ファンおよび前記冷凍サイクルを駆動する電源を供給するための回路が実装された基板である電源回路基板を収納する電装部固定部分と、前記送風ファンおよび前記冷凍サイクルを制御するための回路が実装された基板である制御回路基板を収納する電装部可動部分と、を具備し、前記電装部固定部分は、前記熱交換器の一方の端面と前記筐体の一方の端面との間において、前記基台に固定され、前記電装部可動部分は、前記電装部固定部分の前面に回転自在かつ着脱自在に取り付けられ、前記筐体の外側に向かって回転されると、前記電装部固定部分の前面から離脱可能になり、前記電装部固定部分の前面に、互いに間隔Cだけ離れて配置された取付軸上リブおよび取付軸下リブによって支持された取付軸を具備する固定部分取付手段が設けられ、前記取付軸の一方の先端は前記取付軸上リブから距離Aだけ突出し、前記取付軸の他方の先端は前記取付軸下リブから距離Bだけ突出し、前記電装部可動部分の後面に、前記取付軸の両端がそれぞれ侵入自在かつ離脱自在な軸侵入穴を形成する一対の軸受部材を具備する可動部分取付手段が設けられ、前記一対の軸受部材は、互いに対向し、互いに間隔Dだけ離れている狭幅端面および互いに間隔Eだけ離れている広幅端面が形成されている階段状の端面を具備し、前記距離Aと前記間隔Cとの和および前記距離Bと前記間隔Cとの和は、いずれも前記間隔Dよりも大きく、且つ、前記間隔Eよりも小さく(D<(A+C)<E、D<(B+C)<E)、前記電装部可動部分が前記筐体の外側に向かって回転されると、前記電装部可動部分の後面が前記電装部固定部分の前面に対して垂直になり、前記広幅端面が前記電装部固定部分の前面に対向し、前記可動部分取付手段が前記固定部分取付手段に対して、前記取付軸の軸心と平行に移動されることによって、前記取付軸は前記広幅端面同士の間を経由して前記軸侵入穴から離脱可能になることを特徴とする。
本発明に係る空気調和機の室内機は、電装部を電装部固定部分と電装部可動部分とに分離して、電装部固定部分を熱交換器の端面と筐体との間に設置すると共に、電装部可動部分を電装部固定部分の前面側に取り付け、ドレンユニットの端部と筐体との間に配置することを可能にしたことから、筐体を大きくすることなく、電装部可動部分を大きくすることが可能になる。すなわち、空気調和機の制御機能を拡大して、制御回路基板が拡大しても、筐体(室内機)を小サイズに抑えることが可能になる。また、電装部可動部分を電装部固定部分に対して回転自在にしているから、電装部固定部分を回転するだけで、熱交換器またはドレンユニットを簡単に点検することできる。さらに、電装部可動部分を電装部固定部分に対して取り外し自在にしているから、電装部可動部分を簡単に取り外すことによって、電装部可動部分に収納された制御回路基板の点検や取り替えを容易に実行することが可能になる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内機を説明する側面視の断面図。 図1に示す室内機の各部材を分離して示す斜視図。 図1に示す室内機の一部を透過して示す正面図。 図1に示す室内機の一部を透過して示す側面図。 図1に示す室内機に設置された電装部の各部材を分離して示す斜視図。 図1に示す室内機に設置された電装部の電装部固定部分を示す斜視図。 図5aに示す電装部固定部分の一部(取付軸)を拡大して示す斜視図。 図1に示す室内機に設置された電装部の電装部可動部分を示す斜視図。 図5aに示す電装部可動部分の一部(軸受部分)を拡大して示す斜視図。 図5aに示す電装部可動部分の一部(軸受部分)を拡大して示す斜視図。 図1に示す室内機に設置された電装部の電装部可動部分の取付状態を模式的に示す正面図。 図1に示す室内機に設置された電装部の電装部可動部分の取付状態を模式的に示す右側面図。 図1に示す室内機に設置された電装部の電装部可動部分の取付状態を一部を拡大して示す左側面図。 図1に示す室内機に設置された電装部の電装部可動部分の取付状態を一部を拡大して示す断面図。 図1に示す室内機に設置された電装部の電装部可動部分の回転状態を模式的に示す正面図。 図1に示す室内機に設置された電装部の電装部可動部分の回転状態を模式的に示す右側面図。 図1に示す室内機に設置された電装部の電装部可動部分の回転状態を一部を拡大して示す左側面図。 図1に示す室内機に設置された電装部の電装部可動部分の回転状態を一部を拡大して示す断面図。 図1に示す室内機に設置された電装部の電装部可動部分の取り外しの初期状態を拡大して示す左側面図。 図1に示す室内機に設置された電装部の電装部可動部分の取り外しの終了状態を拡大して示す左側面図。
[実施の形態1]
図1〜図3bは、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内機を説明するものであって、図1は側面視の断面図、図2は各部材を分離して示す斜視図、図3aは一部を透過して示す正面図、図3bは一部を透過して示す側面図である。なお、各図は模式的に描かれたものであって、本発明は、かかる描かれた形態に限定するものではない(図4以降の図においても同様)。
(室内機)
図1〜図3bにおいて、空気調和機の室内機(以下「室内機」と称する)100は、壁面(図示しない)に固定された基台1と、基台1に取り付けられ、室内空気を吸い込む吸込口7aおよび調和空気を吹き出す吹出口7bが形成された筐体7と、基台1に設置され、吸込口7aから吹出口7bに至る風路8における空気流れを形成する送風ファン2と、風路8内に配置され、冷凍サイクルの一部を実行する熱交換器3と、熱交換器3の下方に配置され、熱交換器3から滴下するドレン水を受け止めるドレンユニット5と、筐体7の前面側開口部(図示しない)を開閉する意匠パネル6と、を有している。なお、ドレンユニット5に受け止められたドレン水はドレンホース(図示せず)を流れて室外に排出される。
また、風路8内で、ドレンユニット5の下面には、調和空気の水平方向(左右方向)の吹き出し方向を調整する左右風向板9aが設置され、吹出口7bには、調和空気の垂直方向(上下方向)の吹き出し方向を調整すると共に、吹出口を開閉する上下風向板9bが設置されている。
さらに、送風ファン2、冷凍サイクルおよび熱交換器3等の運転を制御する電装部4が、基台1の一方の端面(図3aにおいて右側)寄りで、熱交換器3の一方の端部と筐体7の一方の端面との間、および熱交換器3の一方の端部とドレンユニット5の前面の一部との間に設置されている。
なお、以下、電装部4の説明において、電装部4が基台1に設置された状態に基づいて、基台1側を「後側」、意匠パネル6側を「前側」、吸込口7a側を「上側」、吹出口7b側を「下側」、熱交換器3側を「内側」、熱交換器3の反対側(筐体7の一方の端面側)を「外側」とする。
(電装部)
図4は、図1に示す空気調和機の室内機に設置された電装部を説明するものであって、各部材を分離して示す斜視図である。
図4において、電装部4は、電源回路基板10を具備する電装部固定部分4aと、制御回路基板40を具備する電装部可動部分4bと、から形成され、電装部固定部分4aは基台1に設置され、電装部可動部分4bは電装部固定部分4aに回動自在かつ着脱自在に設置されている。
(電装部固定部分)
電装部固定部分4aは、電源回路基板10を収納する収納部21と、収納部21の開口部を覆う電源箱カバー30とを有している。
収納部21は、収納部上面21b、収納部前面21c、収納部下面21d、および収納部後面21eによって包囲された側壁(正確には、収納部下面21dの収納部前面21cに近い範囲が開口している)と、該側壁の一方側(内側)を塞ぐ収納部内面21aとによって形成され、該側壁の他方側(外側)が開口した収納部21と、収納部21に接続され、下方に向かって突き出した中間部22と、中間部22に接続され、斜め後方かつ下方に向かって突き出した取付部23と、を有している。
このとき、収納部後面21eが基台1に固定されている。また、収納部前面21cと中間部22の中間部前面22cとは折れ曲がった状態で連続(正確には、僅かの段差または僅かの隙間がある場合がある)し、中間部前面22cと取付部23の取付部前面23cとは折れ曲がった状態で連続(正確には、僅かの段差または僅かの隙間がある場合がある)している。
そして、取付部前面23cには、電装部可動部分4bを回動自在かつ着脱自在に取り付けるための固定部分取付手段70が設けられている(これについては別途詳細に説明する)。
電源箱カバー30は、電源箱20の外側の開口部を覆うカバー面30aと、収納部上面21bおよび収納部前面21cを覆うように、これらに当接するカバー上面30bおよびカバー前面30cとを有している。
電源回路基板10は、端子類や送風ファン2等を駆動する電源を供給するための回路が実装された基板であって、端子類や回路が形成されている実装面11が外側(カバー面30a)を向いた姿勢で、電源箱20内に収納され、実装面の裏面12が収納部内面21aに対向または当接している。
(電装部可動部分)
電装部可動部分4bは、取付部前面23cに回動自在かつ着脱自在に取り付けられた可動部分ベース50と、可動部分ベース50に着脱自在に取り付けられた制御回路基板40と、可動部分ベース50に保持された状態の制御回路基板40を覆う可動部分カバー60と、を有している。
なお、制御回路基板40は、送風ファン2等を制御するためのマイコンや回路等が実装された実装面41が可動部分カバー60に対向し、実装面41の回路裏面42が可動部分ベース50のベース表面51に当接または僅かの隙間を空けて対向している。
そして、可動部分ベース50のベース裏面52には、電装部固定部分4aに回動自在かつ着脱自在に取り付けるための可動部分取付手段80が設けられている(これについては別途詳細に説明する)。
(取付手段)
図5a〜図6cは、図1に示す空気調和機の室内機に設置された電装部を説明するものであって、図5aは電装部固定部分を示す斜視図、図5bは電装部固定部分の一部(取付軸)を拡大して示す斜視図、図6aは電装部可動部分を示す斜視図、図6bおよび図6cは電装部可動部分の一部(軸受部分)を拡大して示す斜視図である。
電装部可動部分4bは電装部固定部分4aに対して、電装部固定部分4aの取付部23の取付部前面23cに設けられた固定部分取付手段70と、電装部可動部分4bの可動部分ベース50のベース裏面52に設けられた可動部分取付手段80とから構成された機構によって、回動自在かつ着脱自在に配置されている(これについては別途詳細に説明する)。
図5aおよび図5bにおいて、電装部固定部分4aに設けられた固定部分取付手段70は、取付部前面23cに固定された取付軸リブ71と、取付軸リブ71によって、取付部前面23cから所定の距離だけ離れた位置で、取付部前面23cに対して平行に支持された取付軸72(W−Wにて示す軸心を「回転軸4c」と称す)と、取付部前面23cに設けられ、取付部前面23cに平行な前面を具備する閉方向ストッパー73a、73bと、取付部前面23cに設けられ、取付部前面23cに垂直な側面を具備する開方向ストッパー74と、取付部前面23cに垂直な側面を具備する固定部分移動ストッパー75と、を有している。
取付軸リブ71は取付軸上リブ71aおよび取付軸下リブ71bとを具備し、取付軸上リブ71aの上面と取付軸下リブ71bの下面とは平行であって、所定の距離「C」だけ離れている。
また、取付軸72は、基台1の長手方向に垂直な面内にあって、取付部前面23cに平行で、取付軸72の取付軸上端72aは取付軸上リブ71aの上面に対して距離「A」だけ突出し、一方、取付軸72の取付軸下端72bは取付軸下リブ71bの下面に対して距離「B」だけ突出している。
さらに、取付軸上リブ71aと取付軸下リブ71bの外側の端面は取付部前面23cに垂直になっている。
図6a〜図6cにおいて、電装部可動部分4bの可動部分取付手段80は、可動部分ベース50のベース裏面52に設けられ、電装部固定部分4aの取付軸72を回転自在に支持する軸受部材81と、ベース裏面52に設けられた可動部分移動ストッパー85とを、具備している。
軸受部材81は、取付軸72の取付軸上端72aが侵入する軸上侵入穴82aを形成する軸受上部材81aと、取付軸72の取付軸下端72bが侵入する軸下侵入穴82bを形成する軸受下部材81bとを具備している。
軸受上部材81aと軸受下部材81bとは互いに対向し、それぞれの対向する端面が階段状であって、可動部分ベース50の一方のベース側縁54側の半分を占める狭幅上端面84aおよび狭幅下端面84bと、可動部分ベース50の他方のベース側縁53側の半分を占める広幅上端面83aおよび広幅下端面83bと、を具備している。
図5b、図6bおよび図6cにおいて、狭幅上端面84aと狭幅下端面84bとの間隔「D」が、広幅上端面83aと広幅下端面83bとの間隔「E」よりも狭く(D<E)なっている。
そして、軸上侵入穴82aは取付軸72の取付軸上端72aが侵入自在であるから、広幅上端面83aから距離A以上の深さを具備し、軸下侵入穴82bは取付軸72の取付軸下端72bが侵入自在であるから、広幅下端面83bから距離B以上の深さを具備している。
そして、取付軸72は、取付軸リブ71が狭幅上端面84aおよび狭幅下端面84bの位相に位置した状態(取付部前面23cとベース裏面52とが平行になった状態に同じ)で、可動部分取付手段80から脱落不能に保持される。一方、広幅上端面83aおよび広幅下端面83bの位相に位置した状態(取付部前面23cに対してベース裏面52が垂直になった状態に同じ)で、可動部分取付手段80から脱落可能である。したがって、間隔D、Eおよび距離A、B、Cとの間には、「D<(A+C)<E」および「D<(B+C)<E」の関係がある。
(電装部可動部分の作動状況)
図7a〜図8dは、図1に示す空気調和機の室内機に設置された電装部の作動状況(電装部可動部分の作動状況)を説明するものであって、図7aは電装部可動部分の取付状態を模式的に示す正面図、図7bは電装部可動部分の取付状態を模式的に示す右側面図、図7cは電装部可動部分の取付状態を一部を拡大して示す左側面図、図7dは電装部可動部分の取付状態を一部を拡大して示す断面図、図8aは電装部可動部分の回転状態を模式的に示す正面図、図8bは電装部可動部分の回転状態を模式的に示す右側面図、図8cは電装部可動部分の回転状態を一部を拡大して示す左側面図、図8dは電装部可動部分の回転状態を一部を拡大して示す断面図である。
(電装部可動部分の取付状態)
図7a〜図7cにおいて、固定部分取付手段70および可動部分取付手段80は以上の構成であるから、取付軸72の取付軸上端72aおよび取付軸下端72bがそれぞれ軸上侵入穴82aおよび軸下侵入穴82bに侵入した状態で、電装部可動部分4bを回転すると、やがて、ベース裏面52は閉方向ストッパー73a、73bの前面に当接して、回転が規制される。このとき、取付部23の取付部前面23cに可動部分ベース50のベース裏面52が平行に対向した状態になるため、狭幅上端面84aおよび狭幅下端面84bの円弧状の範囲は、取付部前面23cに対向し、狭幅上端面84aおよび狭幅下端面84bの直線状の範囲は内側を向いている(図7c参照)。
そうすると、取付軸72は軸受部材81に拘束されているため、電装部可動部分4bを取付部前面23cに対して垂直の方向(斜め下側)に向かって、および取付部前面23cに対して略平行な方向(外側)に向かって移動させることができない。また、可動部分移動ストッパー85の側面が固定部分移動ストッパー75の側面に対向しているから、電装部可動部分4bは取付部前面23cに対して略平行な方向(内側)に向かって移動不能になっている。
そして、電装部可動部分4bは、図示しない回転ロック手段によって開き方向に回転不能になっているから、電装部可動部分4bは電装部固定部分4aに対して回転不能かつ平行移動不能になっている。
(電装部可動部分の回転状態)
図8a〜図8cにおいて、図示しない回転ロック手段を開放すると、電装部可動部分4bは電装部固定部分4aに対して回転可能になる。このとき、取付軸72は軸受部材81に拘束されているため、電装部可動部分4bを取付部前面23cと略平行に上下方向および外側に向かって、あるいは、取付部前面23cと略垂直に前側に向かって移動させることができない。すなわち、電装部可動部分4bは取付軸72の軸心である回転軸4c(W−Wにて示す)を回転中心として回転する(正確には、取付軸72と軸侵入穴82との間に隙間があるため、回転軸4cは所定の範囲で僅かに変動する)。そして、ベース裏面52が開方向ストッパー74の側面に当接するまで回転したところで、回転が規制される。
(電装部可動部分の取り外し状態)
図9aおよび図9bは、図1に示す空気調和機の室内機に設置された電装部の作動状況(電装部可動部分の取り外し状況)を説明するものであって、図9aは電装部可動部分の取り外しの初期状態を拡大して示す左側面図、図9bは電装部可動部分の取り外しの終了状態を拡大して示す左側面図である。
図9aおよび図9bにおいて、電装部可動部分4bの可動部分ベース50のベース裏面52が、電装部固定部分4aの開方向ストッパー74の側面に当接した際、ベース裏面52は取付部前面23cに垂直になる。このとき、広幅上端面83aと広幅下端面83bの直線状の範囲は取付部前面23cに対向し、広幅上端面83aと広幅下端面83bの円弧状の範囲は内側を向いている。すなわち、狭幅上端面84aと狭幅下端面84bの直線状の範囲が取付部前面23cの反対側(斜め下側)に位置している。
そして、電装部可動部分4bを取付部前面23cと略平行に上下方向に移動することが可能であるから、電装部可動部分4bの広幅下端面83bが電装部固定部分4aの取付軸下リブ71bに当接させた状態(図9a参照)で、電装部可動部分4bを取付部前面23cから離す方向に移動することによって、広幅上端面83aから取付軸72の取付軸上端72aが抜け出すことになる(図9b参照)。
すなわち、かかる動作によって、電装部可動部分4bを電装部固定部分4aから取り外すことができる。なお、電装部可動部分4bの広幅上端面83aが電装部固定部分4aの取付軸上リブ71aに当接させることによって、広幅下端面83bから取付軸72の取付軸下端72bを抜け出させて、電装部可動部分4bを電装部固定部分4aから取り外してもよい。
さらに、電装部可動部分4bを電装部固定部分4aに取り付ける際は、前記を逆に進める工程を実行すればよい。
(効果)
以上の説明から明らかなように、本発明は、電装部4を電装部固定部分4aと電装部可動部分4bとに分離して、電装部固定部分4aを熱交換器3の端面と筐体7との間に設置すると共に、電装部可動部分4bを電装部固定部分4aの前面側で、ドレンユニット5の端部と筐体7との間に配置することを可能にしたことから、筐体7を大きくすることなく、電装部可動部分4bを大きくすることが可能になる。すなわち、空気調和機の制御機能を拡大して、制御回路基板40が拡大しても、筐体7(室内機100)を小サイズに抑えることが可能になる。
また、電装部可動部分4bを電装部固定部分4aに対して回転自在にしているから、電装部固定部分4aを回転するだけで、熱交換器3またはドレンユニット5を簡単に点検することができる。
さらに、電装部可動部分4bを電装部固定部分4aに対して取り外し自在にしているから、電装部可動部分4bを簡単に取り外すことによって、電装部可動部分4bに収納された制御回路基板40の点検や取り替えを容易に実行することが可能になる。
なお、前記とは反対に、固定部分取付手段70を電装部可動部分4bに、可動部分取付手段80を電装部固定部分4aに設けても、同様の作用効果が得られるものである。
1 基台、2 送風ファン、3 熱交換器、4 電装部、4a 電装部固定部分、4b 電装部可動部分、4c 回転軸、5 ドレンユニット、6 意匠パネル、7 筐体、7a 吸込口、7b 吹出口、8 風路、9a 左右風向板、9b 上下風向板、10 電源回路基板、11 実装面、12 裏面、20 電源箱、21 収納部、21a 収納部内面、21b 収納部上面、21c 収納部前面、21d 収納部下面、21e 収納部後面、22 中間部、22c 中間部前面、23 取付部、23c 取付部前面、30 電源箱カバー、30a カバー面、30b カバー上面、30c カバー前面、40 制御回路基板、41 実装面、42 回路裏面、50 可動部分ベース、51 ベース表面、52 ベース裏面、53 ベース側縁、54 ベース側縁、60 可動部分カバー、70 固定部分取付手段、71 取付軸リブ、71a 取付軸上リブ、71b 取付軸下リブ、72 取付軸、72a 取付軸上端、72b 取付軸下端、73a 閉方向ストッパー、73b 閉方向ストッパー、74 開方向ストッパー、75 固定部分移動ストッパー、80 可動部分取付手段、81 軸受部材、81a 軸受上部材、81b 軸受下部材、82 軸侵入穴、82a 軸上侵入穴、82b 軸下侵入穴、83a 広幅上端面、83b 広幅下端面、84a 狭幅上端面、84b 狭幅下端面、85 可動部分移動ストッパー、100 室内機。

Claims (3)

  1. 基台と、該基台に取り付けられ、室内空気を吸い込む吸込口および調和空気を吹き出す吹出口を具備し、前記吸込口から前記吹出口に至る風路が形成された筐体と、前記基台に設置され、前記風路における空気流れを形成する送風ファンと、前記風路内に配置され、冷凍サイクルの一部を実行する熱交換器と、該熱交換器の下方に配置されたドレンユニットと、前記送風ファンおよび前記冷凍サイクルの運転を制御する電装部と、を有し、
    前記電装部が、前記送風ファンおよび前記冷凍サイクルを駆動する電源を供給するための回路が実装された基板である電源回路基板を収納する電装部固定部分と、前記送風ファンおよび前記冷凍サイクルを制御するための回路が実装された基板である制御回路基板を収納する電装部可動部分と、を具備し、
    前記電装部固定部分は、前記熱交換器の一方の端面と前記筐体の一方の端面との間において、前記基台に固定され、
    前記電装部可動部分は、前記電装部固定部分の前面に回転自在かつ着脱自在に取り付けられ、前記筐体の外側に向かって回転されると、前記電装部固定部分の前面から離脱可能になり、
    前記電装部固定部分の前面に、互いに間隔Cだけ離れて配置された取付軸上リブおよび取付軸下リブによって支持された取付軸を具備する固定部分取付手段が設けられ、前記取付軸の一方の先端は前記取付軸上リブから距離Aだけ突出し、前記取付軸の他方の先端は前記取付軸下リブから距離Bだけ突出し、
    前記電装部可動部分の後面に、前記取付軸の両端がそれぞれ侵入自在かつ離脱自在な軸侵入穴を形成する一対の軸受部材を具備する可動部分取付手段が設けられ、前記一対の軸受部材は、互いに対向し、互いに間隔Dだけ離れている狭幅端面および互いに間隔Eだけ離れている広幅端面が形成されている階段状の端面を具備し、
    前記距離Aと前記間隔Cとの和および前記距離Bと前記間隔Cとの和は、いずれも前記間隔Dよりも大きく、且つ、前記間隔Eよりも小さく(D<(A+C)<E、D<(B+C)<E)、
    前記電装部可動部分が前記筐体の外側に向かって回転されると、前記電装部可動部分の後面が前記電装部固定部分の前面に対して垂直になり、前記広幅端面が前記電装部固定部分の前面に対向し、前記可動部分取付手段が前記固定部分取付手段に対して、前記取付軸の軸心と平行に移動されることによって、前記取付軸は前記広幅端面同士の間を経由して前記軸侵入穴から離脱可能になることを特徴とする空気調和機の室内機。
  2. 前記電装部可動部分が前記筐体の内側に向かって回転されると、前記電装部可動部分の後面が前記電装部固定部分の前面に対して平行になり、前記狭幅端面が前記電装部固定部分の前面に対向することによって、前記取付軸は前記狭幅端面に妨げられて前記軸侵入穴から離脱不能になることを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記電装部固定部分は、前記電源回路基板を収納する電源箱を具備し、
    前記電装部可動部分は、前記制御回路基板を保持する可動部分ベースを具備し、
    前記可動部分ベースの幅が前記電源箱の幅よりも大きいことを特徴とする請求項1または2記載の空気調和機の室内機。
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