JP6198080B2 - ラベルシート、及びその製造方法 - Google Patents

ラベルシート、及びその製造方法 Download PDF

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Description

(関連出願についての記載)
本発明は、日本国特許出願:特願2013−107674号(2013年5月22日出願)の優先権主張に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。
本発明は、ラベルシート、及びその製造方法に関し、特に2以上の部材に貼るラベルシート、及びその製造方法に関する。
対応する2以上の部材について、夫々、対応することを示す印を付けることは多い。例えば、対応することを示す印として、各部材に、数字、文字等を記載する場合がある。または、所定の文字、図形等を印刷したラベル等を、対応する各部材に貼る場合もある。
特許文献1においては、医療検査のための採取容器と、検査書類と、を対応付けるためのラベルが開示されている。具体的には、特許文献1に開示されたラベルは、バーコードが付されており、ラベルの一部を剥離可能である。そして、作業者が採取容器にラベルを貼り付け後、ラベルの一部を剥離し、作業者は、剥離した部分を検査書類に貼り付ける。その結果、作業者は、採取容器と、検査書類とに、同一のバーコードの付されたラベルを貼り付けることができる。
特開2000−221199号公報
なお、上記先行技術文献の開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。以下の分析は、本発明の観点からなされたものである。
上述の通り、対応する2以上の部材に、夫々、対応することを示す印を付けることは多い。その際に、作業者は手作業で、各部材に印の記載等を行う。
例えば、連結する2以上の部材を分離し、その後、分離した部材を対応付ける必要がある場合を考える。その場合、作業者は、それらの部材の分離前に、各部材に対応することを示す印を付けておく必要がある。しかし、各部材に印を記載する作業は、煩雑な作業である場合がある。また、手作業で印を記載すると、記載した人物以外が解読できない場合がある。
特許文献1に開示されたラベルを用いる場合、作業者が、手作業で、所定の部材(検査容器)にラベルを貼り、ラベルの一部を剥離し、異なる部材(検査書類)に張り替える必要がある。そのため、特許文献1に開示されたラベルを用いる場合、作業者は、ラベルを貼り替える、煩雑な作業を行う必要がある。
そこで、本発明は、2以上の部材等を分離した後であっても、分離前の部材等の組み合わせの判別を容易にすることに貢献するラベルシート、及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の視点によれば、基準線を介して、2以上の子領域に分割可能である識別情報領域を、表面に有する基材と、前記基準線上に形成された分割部と、前記基材の裏面に形成された粘着層と、前記粘着層の前記基材に対向する面に接着する剥離紙と、を有するラベルシートであって、前記剥離紙は、前記2以上の子領域の裏面に形成された前記粘着層に接着し、前記各子領域は識別情報を含むとともに、前記各子領域内の前記識別情報は、夫々、他の前記子領域内の前記識別情報と同一であると視認可能であり、前記2以上の子領域が被着物に接着している場合に、当該2以上の子領域の裏面に形成された前記粘着層と被着物との間の接着強度は、前記分割部の破壊強度より大きく、前記粘着層は、前記各子領域が前記被着物に接着後、前記被着物に貼りついた状態を維持するように構成されるラベルシートが提供される。
本発明の第2の視点によれば、2以上の基準線を介して、子領域に分割可能である識別情報領域を、表面に有する基材を備えるラベルシートの製造方法であって、前記基材の表面の前記基準線上に分割部を形成する分割部形成工程と、前記粘着層の前記基材に対向する面に剥離紙を接着する工程と、前記基材の裏面に粘着層を形成する粘着層形成工程と、前記各子領域に識別情報を含ませるとともに、前記各子領域内に、夫々、他の前記子領域内と同一であると視認可能な識別情報を含ませる工程と、を含み、前記粘着層形成工程において、前記各子領域が前記被着物に接着後、前記被着物に貼りついた状態を維持するように、前記粘着層を形成し、前記分割部形成工程において、前記分割部の破壊強度が、2以上の子領域の裏面に形成された前記粘着層と被着物との間の接着強度よりも小さくなるように、前記分割部を形成するラベルシートの製造方法が提供される。
本発明の各視点によれば、2以上の部材等を分離した後であっても、分離前の部材等の組み合わせの判別を容易にすることに貢献するラベルシート、及びその製造方法が提供される。
一実施形態の概要を説明するための図である。 第1の実施形態に係るラベルシート1の外観図である。 単位ラベル10の使用の一例を示す図である。 図3のm3方向からの上面図である。 図4のm4−m4断面図である。 第1の部材21から第2の部材22を抜き出した場合の図である。 テープ状のラベルシート1の一例を示す外観図である。 第2の実施形態に係るラベルシート1aの一例を示す外観図である。 第3の実施形態に係るラベルシート1bの一例を示す外観図である。 第4の実施形態係るラベルシート1cの一例を示す外観図である。 第5の実施形態に係るラベルシート1dの外観図である。 第6の実施形態に係るラベルシート1eの外観図である。
初めに、図1を用いて一実施形態の概要について説明する。なお、この概要に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、この概要の記載はなんらの限定を意図するものではない。
上述の通り、2以上の部材等を分離した後であっても、分離前の部材等の組み合わせの判別を容易にすることに貢献するラベルシートが望まれる。
そこで、一例として図1に示すラベルシート100を提供する。ラベルシート100は、基材101と、分割部102と、粘着層103と、を含んで構成される。
基材101は、基準線104を介して、子領域に分割可能である識別情報領域105を、表面に有する。さらに、基材101の表面の基準線104上には、分割部102が形成される。ここで、分割部102とは、基材101の表面の基準線104上に形成された切り込み、ミシン線等を意味する。
また、識別情報領域105とは、図形、文字等の情報を含む領域である。以下の説明では、識別情報領域105に含まれる図形、文字等の情報を、識別情報と呼ぶ。例えば、識別情報領域105に、識別情報として、図形、文字等が印刷されていても良い。
ここで、各子領域は、識別情報を含む。そして、各子領域内の識別情報は、夫々、他の子領域内の識別情報と同一であると視認可能であるとする。なお、同一であると視認可能な識別情報とは、形状、色彩の同一性を、人が視認可能な図形、文字等を意味する。
例えば、図1に示すラベルシート100の場合、子領域106aに、識別情報として、星型の図形107aが含まれている。また、子領域106bに、識別情報として、星型の図形107bが含まれている。そこで、図1に示すラベルシート100の場合、星型の図形107aと、星型の図形107bと、の形状、色彩の同一性を、人が視認可能なことが必要である。
そして、基材101の裏面には、粘着層103が形成されている。ここで、粘着層103と被着物との間の接着強度は、分割部102の破壊強度より大きい。
例えば、第1の部材と、第1の部材と隣接する第2の部材と、の境界位置から所定の範囲内に、基準線104が位置するように貼り付けられた状態で、第1の部材と、第2の部材と、が分離されたとする。その場合、ラベルシート100は、基準線104を介して、子領域に分離するとする。
ここで、上述の通り、粘着層103と被着物との間の接着強度は、分割部102の破壊強度より大きい。そのため、ラベルシート100は、第1の部材と、第2の部材と、に、夫々、子領域が貼り付いた状態を維持できる。さらに、上述の通り、各部材に貼りついた子領域には、同一であると視認可能な図形等が印刷等されている。
従って、ラベルシート100は、2以上の部材等を分離した後であっても、分離前の部材等の組み合わせの判別を容易にすることに貢献する。
[第1の実施形態]
第1の実施形態について、図面を用いてより詳細に説明する。
図2(a)、(b)は、本実施形態に係るラベルシート1の外観図である。具体的には、図2(a)は、ラベルシート1の上面図である。また、図2(b)は、図2(a)のm2−m2断面図である。
図2(a)、(b)を参照すると、ラベルシート1は、基材2と、基材2の表面の基準線31上に形成された分割部3と、基材2の裏面に形成された粘着層4と、剥離紙5と、を含んで構成される。
図2(b)に示すように、ラベルシート1は、剥離紙5、粘着層4、基材2の順に積層された構造を有する。なお、以下の説明では、説明のため、基材2と、粘着層4と、の積層体を、単位ラベル10と呼ぶ。具体的には、1組の子領域を含む基材2と、粘着層4と、の積層体である。
基材2は、基準線31を介して、子領域に分割可能である識別情報領域6を、表面に有する。図2(a)の場合、識別情報領域6は、基準線31を介して、子領域61aと、61bに分離される。なお、基材2は、紙、合成紙、プラスチックシート等であっても良く、その材質について詳細は問わない。
そして、各子領域内の識別情報は、夫々、他の子領域内の識別情報と同一であると視認可能である。具体的には、各子領域は、図形、色彩の少なくともいずれかを、識別情報として含む。そして、一の子領域内の識別情報と、他の子領域内の識別情報と、は所定の閾値を超える類似度である。より具体的には、各子領域は、相似、又は基準線31に対して線対称な形状の図形を含むことが好ましい。なお、図形とは、多角形、シンボル、文字等を含み、その形状等について詳細は問わない。
例えば、図2(a)の場合、子領域61a、61bは、夫々、識別情報62a、62bを含む。例えば、図2(a)の場合、識別情報として、同一であると認識可能な星型の図形62a、62bが、子領域61a、61bに描画されている。
分割部3は、各子領域を分離するための切り込み、ミシン線等である。また、分割部3は、切り込みと、ミシン線の組み合わせであっても良い。
また、基準線31から所定の範囲内の厚みを、基準線31以外の部分より薄くして、分割部3を形成しても良い。なお、図2においては、基準線31、及び分割部3を直線形状としているが、基準線31、及び分割部3を直線形状に限定する趣旨ではない。例えば、基準線31、及び分割部3は、曲線、蛇行線、のこぎり波形線等であっても良い。
ここで、分割部3を介して、基材2が分離された場合に、子領域が破壊されないことが好ましい。つまり分割部3を介して、基材2が分離された場合に、子領域に亀裂等が生じないことが好ましい。そのため、分割部3の破壊強度は、子領域の破壊強度より小さいことが好ましい。
粘着層4は、主に粘着剤で構成される。粘着剤は、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、シリコン系粘着剤等、各種あるが、その詳細は問わない。粘着剤は、対象とする被着物の表面の材質等に応じて、決定することが好ましい。
ただし、単位ラベル10は、隣接する2つの部材の境界位置を挟むように貼り付けられた後に、それらの部材を分離した場合、各部材から剥がれずに、各部材に子領域が貼りついた状態を維持することが好ましい。そのため、粘着層4と被着物との間の接着強度は、分割部3の破壊強度より大きいことが好ましい。
基材2は、粘着層4を介して、剥離紙5に貼り付いている。そして、粘着層4は、剥離紙5から剥離することが可能である。
図3は、単位ラベル10の使用の一例を示す図である。具体的には、図3は、第1の部材21と、第1の部材21に隣接する第2の部材22と、の境界位置に単位ラベル10を貼り付けた一例を示す斜視図である。具体的には、図3の場合、第2の部材22は、第1の部材21に挿入されているとする。また、図4は、図3のm3方向からの上面図である。また、図5は、図4のm4−m4断面図である。
ここで、第2の部材22に対して、図5に示す矢印N1の方向に外力が加わり、図6に示すように、第1の部材21から第2の部材22を抜き出したとする。その場合、図6に示すように、単位ラベル10は、第1の部材21と、第2の部材22と、に各子領域が貼り付けられた状態で分離される。
つまり、第1の部材21と、第1の部材21と隣接する第2の部材22と、の境界位置から所定の範囲内に、基準線31が位置するように貼り付けられた状態で、第1の部材21と、第2の部材22と、が分離されたとする。その場合、単位ラベル10は、第1の部材21と、第2の部材22と、に子領域が夫々貼り付いた状態となる。なお、第1の部材21と、第2の部材22と、の間に、間隔があっても良いことは勿論である。
図7は、単位ラベル10を線上に並列した、テープ状のラベルシート1の一例を示す外観図である。具体的には、図7に示すラベルシート1においては、1枚の剥離紙5上に、単位ラベル10が線上に並列されている。つまり、図7に示すラベルシート1においては、2以上の識別情報領域が並列に配置されるとともに、各識別情報領域を含む基材2と、当該基材の裏面に形成された粘着層4と、を夫々、剥離紙5から分離可能である。例えば、図7に示すように、ラベルシート1においては、隣接する単位ラベル10との間に所定の距離を設け、単位ラベル10毎に、剥離可能としても良い。または、隣接する単位ラベル10との間に切り込みを形成しても良い。
そして、単位ラベル10を並列した場合、隣接する識別情報領域6は、夫々、形状、模様、色彩の少なくともいずれかが異なる識別情報を含む。例えば、図7の場合、各単位ラベル10には、識別情報として、円形、星型、三角形、十字型のように、異なる図形が印刷されている。なお、識別情報は、図7に示す図形に限定されないことは勿論である。
さらに、単位ラベル10を並列に配置する場合、識別情報のパターン数は、所定の閾値を超えることが好ましい。なお、識別情報のパターン数の上限は、用途等に応じて、決定しても良い。
以上のように、本実施形態に係る単位ラベル10は、粘着層を備え、基準線31を介して、2以上の子領域に分離できる。そして、各子領域には、他の子領域と同一であると認識可能な図形等が印刷されている。そして、作業者が、隣接する部材等の境界を挟むように本実施形態に係る単位ラベル10を貼れば、それらの部材等を分離後、単位ラベル10を各部材等に張り付いた状態にできる。そのため、作業者は、2以上の部材等を分離する際に、各部材等に、順にラベルを貼る等の作業を行う必要がない。
また、2以上の単位ラベル10を並列に配置しても良い。その場合、作業者が、本実施形態に係るラベルシート1を使用する際に、作業者は、各部材等に貼った単位ラベル10の図形等、識別情報を記憶する必要はない。作業者は、図7に示すラベルシート1を順に使用することで、異なる部材等に、異なる識別情報の単位ラベル10を貼ることができる。
従って、本実施形態に係るラベルシート1は、2以上の部材等を分離した後であっても、分離前の部材等の組み合わせの判別を容易にすることに貢献する。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
本実施形態は、単位ラベル10を、上下、左右に並列に配置する形態である。なお、本実施形態における説明では、第1の実施形態と重複する部分の説明は省略する。さらに、本実施形態における説明では、第1の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図8は、本実施形態に係るラベルシート1aの一例を示す外観図である。具体的には、図8は、単位ラベル10を上下、左右に並列に配置した、ラベルシート1aの一例を示す外観図である。つまり、ラベルシート1aにおいては、図8に示すラベルシート1aにおいては、2以上の識別情報領域が、上下、左右に並列に配置されるとともに、各識別情報領域を有する基材2と、当該基材2の裏面に形成された粘着層4と、を剥離紙5から分離可能である。ここで、隣接する識別情報領域は、夫々、形状、模様、色彩の少なくともいずれかが異なる識別情報を含むことが好ましい。例えば、図8に示すように、同じ形状の識別情報であっても、異なる模様、色彩の識別情報が隣接するように、単位ラベル10を配置すること好ましい。
以上のように、識別情報の異なる単位ラベル10を上下、左右に並列に配置することで、作業者は、使用する単位ラベル10を選択することが容易となる。例えば、作業者は、部材等の色等に応じて、識別しやすい色(例えば、被着物の色に対する補色等)の単位ラベル10を選択して使用しても良い。
従って、本実施形態に係るラベルシート1aは、2以上の部材等を分離した後であっても、分離前の部材等の組み合わせの判別を、より一層、容易にすることに貢献する。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
本実施形態は、識別情報を2組以上、線上に並列に配置して印刷し、テープ状とした形態である。なお、本実施形態における説明では、上記の実施形態と重複する部分の説明は省略する。さらに、本実施形態における説明では、上記の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図9は、本実施形態に係るラベルシート1bの一例を示す外観図である。具体的には、図9は、1枚の基材2に、2以上の識別情報領域が並列に配置されたラベルシート1bの一例を示す外観図である。より具体的には、図9は、識別情報を2組以上、線上に並列に配置して印刷した、テープ状のラベルシート1bの一例を示す外観図である。そして、図9に示すラベルシート1bの場合、作業者は、鋏等を用いて、必要な大きさをラベルシート1bから切り取る。なお、1組の識別情報において、各子領域間には、ミシン線等があるものとする。
以上のように、本実施形態に係るラベルシート1bにおいては、作業者は、使用状況に応じた大きさに単位ラベル10を切り取ることができる。その結果、本実施形態に係るラベルシート1bは、作業者の利便性を向上させることに貢献する。
[第4の実施形態]
次に、第4の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
本実施形態は、上下、左右に並列に配置して、識別情報を2組以上、印刷した形態である。なお、本実施形態における説明では、上記の実施形態と重複する部分の説明は省略する。さらに、本実施形態における説明では、上記の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図10は、本実施形態係るラベルシート1cの一例を示す外観図である。具体的には、図10は、1枚の基材2に、2以上の識別情報領域が、上下、左右に並列に配置されたラベルシート1cの一例を示す外観図である。より具体的には、図10は、上下、左右に並列に配置して、識別情報を2組以上、印刷したラベルシート1cの一例を示す外観図である。ラベルシート1cには、図8に示すラベルシート1aと同様に、同じ形状の識別情報であっても、異なる模様、色彩の識別情報が隣接するように、識別情報が印刷されることが好ましい。なお、ラベルシート1cにも、1組の識別情報において、各子領域間には、ミシン線等があるものとする。
本実施形態に係るラベルシート1cにおいては、作業者は、使用状況、及び部材等の色に応じた単位ラベル10を切り取ることができる。その結果、本実施形態に係るラベルシート1cは、より一層、作業者の利便性を向上させることができる。
[第5の実施形態]
次に、第5の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
本実施形態は、基準線31を介して線対称な図形等が印刷された形態である。なお、本実施形態における説明では、上記の実施形態と重複する部分の説明は省略する。さらに、本実施形態における説明では、上記の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図11(a)、(b)は、本実施形態に係るラベルシート1dの外観図である。具体的には、図11(a)は、ラベルシート1dの上面図である。また、図11(b)は、図11(a)のm5−m5断面図である。なお、以下の説明では、図11(a)、(b)に示す基材2と、分割部3と、粘着層4と、を単位ラベル10dと呼ぶ。
図11の場合、識別情報領域6は、1つの図形(星型の図形)を、識別情報として含む。そして、図11の場合、識別情報領域6に含まれる識別情報(星型の図形)は、基準線31(分割部3)に対して線対称である。具体的には、識別情報領域6の子領域61cは、識別情報62c(星型図形の右半分)を含む。また、識別情報領域6の子領域61dは、識別情報62d(星型図形の左半分)を含む。
ここで、例えば、図3に示す第1の部材21と、第2の部材22と、の境界位置から所定の範囲内に、基準線31が位置するように、単位ラベル10d貼り付けられた状態で、第1の部材21と、第2の部材22と、が分離されたとする。その場合、第1の部材21に子領域61cが貼られ、第2の部材22に子領域61dが貼られた状態となる。そのため、作業者は、識別情報62c(星型図形の右半分)と、識別情報62d(星型図形の左半分)と、に基づいて、第1の部材21と、第2の部材22と、が対応することを把握しても良い。なお、識別情報は、分離後に、互いに対応する図形であることを、容易に、作業者が把握可能な図形が好ましい。
以上のように、本実施形態に係るラベルシート1dは、基準線31を介して線対称な図形等が印刷されている。そのため、識別情報が1つの図形であっても、上記の実施形態と同様の効果を得ることができる。
[第6の実施形態]
次に、第6の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
本実施形態は、識別情報が立体である形態である。なお、本実施形態における説明では、上記の実施形態と重複する部分の説明は省略する。さらに、本実施形態における説明では、上記の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図12(a)、(b)は、本実施形態に係るラベルシート1eの外観図である。具体的には、図12(a)は、ラベルシート1eの上面図である。また、図12(b)は、図12(a)のm6−m6断面図である。なお、以下の説明では、図12(a)、(b)に示す基材2と、分割部3と、粘着層4と、を単位ラベル10eと呼ぶ。
図12(a)に示すように、識別情報領域6は、子領域61e、61fを含む。そして、子領域61eは、識別情報62eを含む。また、子領域61fは、識別情報62fを含む。
ここで、図12(b)に示すように、本実施形態に係るラベルシート1eにおいては、識別情報62e、62fは、立体物である。つまり、図12(b)に示すように、ラベルシート1eは、立体物の識別情報62e、62fと、基材2と、粘着層4と、剥離紙5と、が積層された構造である。
例えば、第1の部材21と、第1の部材21と隣接する第2の部材22と、の境界位置から所定の範囲内に、基準線31が位置するように、ラベルシート1eが貼られたとする。その後、第1の部材21と、第2の部材22と、が分離されたとする。その場合、作業者は、視覚だけではなく、立体物である識別情報に触れて、分離前の部材等の組み合わせを把握してもよい。つまり、作業者は、触覚に基づいて、分離前の部材等の組み合わせを把握できる。
従って、本実施形態に係るラベルシート1eは、2以上の部材等を分離した後であっても、分離前の部材等の組み合わせの判別を、より一層、容易にし、さらに作業者の利便性を向上させることに貢献する。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の形態のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(形態1)上記第1の視点に係るラベルシートの通りである。
(形態2)前記分割部の破壊強度は、前記子領域の破壊強度より小さい形態1に記載のラベルシート。
(形態3)前記各子領域は、図形、立体、色彩の少なくともいずれかを前記識別情報として含み、一の前記子領域内の前記識別情報と、他の前記子領域内の前記識別情報とは、所定の閾値を超える類似度である形態1又は2に記載のラベルシート。
(形態4)前記識別情報は、相似、又は前記基準線に対して線対称な形状の図形、立体物の少なくともいずれかを含む形態1乃至3のいずれか一に記載のラベルシート。
(形態5)剥離紙と、前記粘着層と、前記基材と、が積層され、
前記基材に、1又は2以上の前記識別情報領域が並列に配置される形態1乃至4のいずれか一に記載のラベルシート。
(形態6)1又は2以上の前記識別情報領域が並列に配置されるとともに、前記各識別情報領域を含む前記基材と、当該基材の裏面に形成された前記粘着層と、を夫々、前記剥離紙から分離可能である形態5に記載のラベルシート。
(形態7)隣接する識別情報領域は、夫々、形状、模様、色彩の少なくともいずれかが異なる前記識別情報を含む請求項5又は6に記載のラベルシート。
(形態8)上記第2の視点に係るラベルシートの製造方法の通りである。
なお、引用した上記の特許文献の開示は、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
1、1a〜1e、100 ラベルシート
2、101 基材
3、102 分割部
4、103 粘着層
5 剥離紙
6、105 識別情報領域
10、10d、10e 単位ラベル
21 第1の部材
22 第2の部材
31、104 基準線
61a〜61f、106a、106b 子領域
62a〜62f、107a、107b 識別情報

Claims (8)

  1. 基準線を介して、2以上の子領域に分割可能である識別情報領域を、表面に有する基材と、
    前記基準線上に形成された分割部と、
    前記基材の裏面に形成された粘着層と、
    前記粘着層の前記基材に対向する面に接着する剥離紙と、
    を有するラベルシートであって、
    前記剥離紙は、前記2以上の子領域の裏面に形成された前記粘着層に接着し、
    前記各子領域は識別情報を含むとともに、前記各子領域内の前記識別情報は、夫々、他の前記子領域内の前記識別情報と同一であると視認可能であり、
    前記2以上の子領域が被着物に接着している場合に、当該2以上の子領域の裏面に形成された前記粘着層と被着物との間の接着強度は、前記分割部の破壊強度より大きく、前記粘着層は、前記各子領域が前記被着物に接着後、前記被着物に貼りついた状態を維持するように構成されるラベルシート。
  2. 前記分割部の破壊強度は、前記子領域の破壊強度より小さい請求項1に記載のラベルシート。
  3. 前記各子領域は、図形、立体、色彩の少なくともいずれかを前記識別情報として含み、一の前記子領域内の前記識別情報と、他の前記子領域内の前記識別情報とは、所定の閾値を超える類似度である請求項1又は2に記載のラベルシート。
  4. 前記識別情報は、相似、又は前記基準線に対して線対称な形状の図形、立体物の少なくともいずれかを含む請求項1乃至3のいずれか一に記載のラベルシート。
  5. 記基材に、一つの前記識別情報領域が配置される、又は二つ以上の前記識別情報領域が並列に配置される請求項1乃至4のいずれか一に記載のラベルシート。
  6. 一つの前記識別情報領域が配置される、又は二つ以上の前記識別情報領域が並列に配置されるとともに、前記各識別情報領域を含む前記基材と、当該基材の裏面に形成された前記粘着層と、を夫々、前記剥離紙から分離可能である請求項5に記載のラベルシート。
  7. 隣接する識別情報領域は、夫々、形状、模様、色彩の少なくともいずれかが異なる前記識別情報を含む請求項5又は6に記載のラベルシート。
  8. 基準線を介して、2以上の子領域に分割可能である識別情報領域を、表面に有する基材を備えるラベルシートの製造方法であって、
    前記基材の表面の前記基準線上に分割部を形成する分割部形成工程と、
    前記基材の裏面に粘着層を形成する粘着層形成工程と、
    前記粘着層の前記基材に対向する面に剥離紙を接着する工程と、
    前記各子領域に識別情報を含ませるとともに、前記各子領域内に、夫々、他の前記子領域内と同一であると視認可能な識別情報を含ませる工程と、
    を含み、
    前記粘着層形成工程において、前記各子領域が前記被着物に接着後、前記被着物に貼りついた状態を維持するように、前記粘着層を形成し、
    前記分割部形成工程において、前記分割部の破壊強度が、2以上の子領域の裏面に形成された前記粘着層と被着物との間の接着強度よりも小さくなるように、前記分割部を形成するラベルシートの製造方法。
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