JP6197987B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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本発明は、例えば乗用車、トラック、バス等に用いられる空気入りタイヤに関するものである。
一般に、この種の空気入りタイヤとしては、サイドウォール部の外表面に複数本のリッジからなる装飾部を設け、各リッジを隣接するリッジと平行に直線状に延びるように形成するとともに、タイヤ周方向に等間隔に配置したもの知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−224342号公報
ところで、前記空気入りタイヤでは、各リッジが隣接するリッジと平行に直線状に延びるように形成されるとともに、タイヤ周方向に等間隔に配置されているので、ゴムの劣化や外力によりサイドウォール部の外表面にクラックが発生した場合に、クラックがリッジに沿って成長し易いという問題点があった。また、装飾部はサイドウォール部のデザイン性を高めるために設けられるが、従来例では、各リッジが全て同一方向に延びるように形成されているため、見る方向によってはリッジによる装飾部と他の部分との明暗が生じなくなり、装飾部の視認性を低下させるという問題点もあった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、サイドウォール部に発生したクラックの成長を装飾部によって抑制することのできるとともに、装飾部の視認性を十分に確保することのできる空気入りタイヤを提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、サイドウォール部の外表面に装飾部を有する空気入りタイヤにおいて、前記装飾部を複数の四辺形模様を含むように形成し、各四辺形模様に、四辺形模様の第1の辺と平行に延びる複数のリッジを設けるとともに、各リッジを第1の辺と隣り合う第2の辺と平行な方向に間隔をおいて配列し、互いにリッジの向きが異なる四辺形模様を互いに第1の辺と第2の辺とが近接するように配置するとともに、互いにリッジの向きが同一で第1の辺同士が隣り合う四辺形模様の第1の辺の間に、各辺の長さが第2の辺よりも短く且つリッジを有しない無模様の四辺形領域を形成し、装飾部を、互いにリッジの向きが異なる四辺形模様が織り目状をなすように形成している。
これにより、四辺形模様内にクラックが発生した場合、クラックはリッジに沿って四辺形模様の長辺方向に成長するが、装飾部では、リッジの向きが異なる四辺形模様の第1の辺と第2の辺とが互いに近接するように配置されていることから、四辺形模様内のクラックは他の四辺形模様のリッジによって成長を阻止され、クラックの成長は最長でも四辺形模様の第1の辺の長さに抑えられる。また、装飾部は、リッジの向きが異なる四辺形模様を配列してなることから、サイドウォール部の外表面を何れの方向から見ても、リッジの向きが異なる四辺形模様のうちの少なくとも一方によって視認性が確保される。この場合、装飾部の各四辺形模様を織り目状をなすように配置することにより、各四辺形模様の織り目の間にリッジを有しない四辺形領域が配置されることから、織り目模様が明確に視認される。この場合、装飾部の各四辺形模様が織り目状をなすように形成されることから、装飾部が織物のように見える特有の装飾効果が得られるとともに、各四辺形模様の縦列と横列との間にリッジを有しない四辺形領域が配置されるので、織り目模様を明確に視認することができる。また、四辺形領域が無模様に形成されることから。各四辺形模様の織り目模様をより目立たせることができる。
本発明によれば、装飾部の四辺形模様内にクラックが発生した場合は、クラックの成長を四辺形模様の第1の辺の長さに抑えることができるので、クラックによるタイヤの劣化を効果的に抑制することができるとともに、クラックによる外観不良も低減することができる。また、サイドウォール部の外表面を何れの方向から見ても、リッジの向きが異なる四辺形模様のうちの少なくとも一方を視認することができるので、装飾部の視認性を確保することができ、装飾部によるサイドウォール部の装飾効果を高めることができる。この場合、装飾部の各四辺形模様を織り目状をなすように配置することにより、装飾部が織物のように見える特有の装飾効果を得ることができるとともに、織り目模様を明確に視認することができ、装飾効果をより一層高めることができる。また、無模様の四辺形領域により各四辺形模様の織り目模様をより目立たせることができるので、装飾効果の向上に極めて効果的である。
本発明の第1の実施形態を示す空気入りタイヤの側面図 空気入りタイヤの部分側面図 装飾部の拡大図 装飾部の拡大断面図 本発明の第2の実施形態を示す空気入りタイヤの部分側面図 装飾部の拡大図 試験結果を示す図断面図
図1乃至図7は本発明の第1の実施形態を示すもので、例えば乗用車用の空気入りタイヤを示すものである。尚、図2はタイヤの側面の一部を直線状にあらわしたものであるが、実際は円弧状になる。
この空気入りタイヤは、タイヤ外周面側に形成されたトレッド部1と、タイヤ幅方向両側に形成されたサイドウォール部2と、サイドウォール部2のタイヤ径方向内側に形成されたビード部3とを備え、サイドウォール部2の外表面にはタイヤ周方向に沿って延びる複数の装飾部10が設けられている。
装飾部10は、互いに大きさの異なる複数の第1の四辺形模様11、第2の四辺形模様12及び第3の四辺形模様13をタイヤ幅方向及びタイヤ径方向に配列してなり、加硫成型によってタイヤと一体に形成される。
各第1の四辺形模様11は、互いに隣り合う第1の辺A1 と第2の辺B1 とのなす角度が90°であって、第1の辺A1 が第2の辺B1 よりも長い平行四辺形(長方形)からなり、第1の辺A1 が2mm以上20mm以下の長さになるように形成されている。第1の四辺形模様11には第1の辺A1 と平行な方向に延びる複数のリッジ11aが設けられ、各リッジ11aは互いに第1の四辺形模様11の第2の辺B1 と平行な方向に間隔をおいて配列されている。
各第2の四辺形模様12は、互いに隣り合う第1の辺A2 と第2の辺B2 とのなす角度が90°であって、第1の辺A2 が第2の辺B2 よりも短い平行四辺形(長方形)からなり、第1の辺A2 が2mm以上20mm以下の長さになるように形成されている。この場合、第2の四辺形模様12は、第1の辺A2 が第1の四辺形模様11の第1の辺A1 よりも短く、第2の辺B2 が第1の四辺形模様11の第2の辺B1 と等しくなるように形成されている。第2の四辺形模様12には第1の辺A2 と平行な方向に延びる複数のリッジ12aが設けられ、各リッジ12aは互いに第2の四辺形模様12の第2の辺B2 と平行な方向に間隔をおいて配列されている。
各第3の四辺形模様13は、互いに隣り合う第1の辺A3 と第2の辺B3 とのなす角度が90°であって、第1の辺A3 が第2の辺B3 よりも長い平行四辺形(長方形)からなり、第1の辺A3 が2mm以上20mm以下の長さになるように形成されている。この場合、第3の四辺形模様13は、第1の辺A3 が第1の四辺形模様11の第1の辺A1 よりも短く且つ第2の四辺形模様12の第1の辺A2 よりも長く、第2の辺B3 が第1及び第2の四辺形模様11,12の第2の辺B1 ,B2 と等しくなるように形成されている。第3の四辺形模様13には第1の辺A3 と平行な方向に延びる複数のリッジ13aが設けられ、各リッジ13aは互いに第3の四辺形模様13の第2の辺B3 と平行な方向に間隔をおいて配列されている。
また、装飾部10には、互いにリッジの向きが同一で第1の辺同士が隣り合う四辺形模様11,12,13の第1の辺A1 ,A2 ,A3 の間に、リッジを有しない複数の無模様の四辺形領域14が形成されている。四辺形領域14は、互いに隣り合う辺Cのなす角度が90°であって、各辺Cの長さが等しい平行四辺形(正方形)からなり、各辺Cの長さが第2の四辺形模様12の第1の辺A2 と等しくなるように形成されている。
各リッジ11a,12a,13aは、図4に示すように断面四角形状の突条部からなり、その高さHが0.2mm以上1mm以下、第2の辺B1 ,B2 ,B3 と平行な方向の間隔Pが0.3mm以上3mm以下になるように形成されている。
装飾部10では、各四辺形模様11,12,13及び四辺形領域14の各辺の寸法が以下の式(1) 〜(5) の関係となるように形成されている。
A1 >A3 >A2 …(1)
B1 =B2 =B3 …(2)
A1 =2×B1 +3×A2 …(3)
A2 =C …(4)
A3 =B3 +2×A2 …(5)
この場合、互いにリッジ12a,13aの向きが同一の第2及び第3の四辺形模様12,13をリッジ11aの向きが異なる第1の四辺形模様11を間にして縦方向に互いに第1の辺と第2の辺とが近接するように配置してなる縦列と、互いにリッジ11aの向きが同一の第1の四辺形模様11をリッジ13aの向きが異なる第3の四辺形模様13を間にして横方向に互いに第1の辺と第2の辺とが近接するように配置してなる横列とを、四辺形領域14を間にして縦横に交互に配置することにより、図2に示すように各四辺形模様11,12,13が織り目状をなすように配置されている。
以上のように構成された空気入りタイヤにおいては、ゴムの劣化や外力によりサイドウォール1の装飾部10にクラックが発生した場合、クラックの成長が各四辺形模様11,12,13のリッジ11a,12a,13aによって抑制される。例えば、第1の四辺形模様11内にクラックが発生した場合、クラックはリッジ11aに沿って成長するが、装飾部10では、リッジ13aの向きが異なる第3の四辺形模様13の第1の辺A3 が第1の四辺形模様11の第2の辺B1 に近接するように配置されているため、第1の四辺形模様11内のクラックは第3の四辺形模様13のリッジ13aによって成長を阻止される。これにより、クラックの成長は最長でも第1の四辺形模様11の第1の辺A1 の長さに抑えられる。
また、サイドウォール部2は装飾部10によってデザイン性を高められるが、装飾部10は、リッジ12a,13aの向きがタイヤ径方向となる第2及び第3の四辺形模様12,13と、リッジ11a,13aの向きがタイヤ周方向となる第1及び第2の四辺形模様11,13とを配列してなるため、タイヤ径方向のリッジ12a,13aとタイヤ周方向のリッジ11a,13aの少なくとも一方によって視認性が確保され、サイドウォール部2の外表面を何れの方向から見ても装飾部10と他の部分との明暗が生ずる。この場合、装飾部10の各四辺形模様11,12,13が縦横に延びる織り目状をなすように配置されることから、装飾部10が織物のように見える装飾効果が得られるとともに、各四辺形模様11,12,13の縦列と横列との間にリッジを有しない四辺形領域14が配置されることから、織り目模様を明確に視認可能となる。
このように、本実施形態によれば、サイドウォール部2の外表面に設けられる装飾部10を、複数の第1、第2及び第3の四辺形模様11,12,13を含むように形成し、各四辺形模様11,12,13に、各四辺形模様11,12,13の第1の辺と平行に延びる複数のリッジ11a,12a,13aを設けるとともに、各リッジ11a,12a,13aを第1の辺と隣り合う第2の辺と平行な方向に間隔をおいて配列し、互いにリッジ11a,12a,13aの向きが異なる四辺形模様11,12,13を互いに第1の辺と第2の辺とが近接するように配置するとともに、互いにリッジ11a,12a,13aの向きが同一で第1の辺同士が隣り合う四辺形模様11,12,13の第1の辺の間にリッジ11a,12a,13aを有しない四辺形領域14を形成したので、四辺形模様11,12,13内にクラックが発生した場合は、クラックの成長を四辺形模様11,12,13の第1の辺の長さに抑えることができる。これにより、クラックによるタイヤの劣化を効果的に抑制することができるとともに、クラックによる外観不良を低減することもできる。
また、装飾部10はリッジ11a,12a,13aの向きが異なる四辺形模様11,12,13を配列してなるので、サイドウォール部2の外表面を何れの方向から見ても、リッジ11a,12a,13aの向きが異なる四辺形模様11,12,13のうちの少なくとも一方を視認することができ、装飾部10の視認性を十分に確保することができる。
この場合、装飾部10の各四辺形模様11,12,13を縦横に延びる織り目状をなすように配置することにより、装飾部10が織物のように見える特有の装飾効果が得られるとともに、各四辺形模様11,12,13の縦列と横列との間にリッジを有しない四辺形領域14が配置されるので、織り目模様を明確に視認することができ、装飾効果をより一層高めることができる。
また、四辺形領域14を無模様に形成したので、各四辺形模様11,12,13の織り目模様をより目立たせることができ、装飾効果の向上に極めて効果的である。
更に、各四辺形模様11,12,13の第1の辺A1 ,A2 ,A3 の長さを2mm以上20mm以下にしたので、第1の辺A1 ,A2 ,A3 の長さが短すぎて四辺形模様11,12,13の数が多くなることによる加工性の低下を来すことがなく、第1の辺A1 ,A2 ,A3 の長さが長すぎてクラックの抑止効果が低下することもないという利点がある。
また、各四辺形模様11,12,13のリッジ11a,12a,13aの高さHを0.2mm以上1mm以下にしたので、リッジ11a,12a,13aの高さが低すぎてクラックの抑止効果が低下することがなく、リッジ11a,12a,13aの高さが高すぎることによる加硫成型時の成型不良を生ずることもないという利点がある。
更に、各四辺形模様11,12,13の第2の辺に平行な方向のリッジ11a,12a,13aの間隔Pを0.3mm以上3mm以下にしたので、リッジ11a,12a,13aの間隔が小さすぎることによる加工性の低下を来すことがなく、リッジ11a,12a,13aの間隔が大きすぎてリッジ11a,12a,13aの明暗による四辺形模様11,12,13の装飾効果を低下させることもないという利点がある。
また、四辺形領域14を、一辺の長さが1mm以上5mm以下になるように形成したので、四辺形領域14が小さすぎて装飾部10の視認性を低させることがなく、四辺形領域14が大きすぎてクラックの抑止効果を低下させることもないという利点がある。
尚、前記第1の実施形態では、互いに第1の辺の長さが異なる第1、第2及び第3の四辺形模様11,12,13と四辺形領域14によって装飾部10を形成するようにしたものを示したが、例えば、図5及び図6に示す第2の実施形態のように、第1及び第2の四辺形模様11,12と四辺形領域14によって装飾部20を形成するようにしてもよい。この場合、第2の実施形態では、互いにリッジ11a,12aの向きが同一の第1及び第2の四辺形模様11,12をリッジ11aの向きが異なる第1の四辺形模様11を間にして縦方向に互いに第1の辺と第2の辺とが近接するようにそれぞれ配置してなる縦列と横列とを、四辺形領域14を間にして縦横に交互に配置することにより、図5に示すように各四辺形模様11,12,13が織り目状をなすように配置されている。
本発明の実施例1〜6及び従来例について、耐クラック成長性及び装飾部の視認性の試験を行ったところ、図7に示す結果が得られた。
従来例には、サイドウォール部に装飾部を有しないものを用い、実施例1〜5には、装飾部をリッジの向きが異なる四辺形模様によって形成したものを用いた。この場合、実施例1、3、5及び6には四辺形模様の第1の辺と第2の辺のなす角度θが90°のもの、実施例2には四辺形模様の第1の辺と第2の辺のなす鋭角側の角度θが45°のもの、実施例4には四辺形模様の第1の辺と第2の辺のなす鋭角側の角度θが45°のものを用いた。尚、本試験では、実施例1〜6の第1の四辺形模様の第1の辺の長さA1 と第2の辺の長さB1 を設定しているが、これらの長さA1 ,B1 が決まれば、前記式(1) 〜(5) によって他の長さA2 ,B2 ,A3 ,B3 ,Cの長さも求まる。
耐クラック成長性の試験では、タイヤサイズ205/55R16のタイヤを用いて行った。また、耐クラック成長性の評価は、空気圧を100kPA、速度を80km/h、荷重を4.5kNにするとともに、濃度が100pphmのオゾンをサイドウォールの外表面から10mm離れた位置から照射し、50時間経
過後のクラックの長さを評価した。15mm以上のクラックが1つでも発生している場合は評価を100とし、6〜14mmのクラックが1つでも発生している場合は評価を101〜115とし、5mm以下のクラックが1つでも発生している場合やクラックの長さが5mm未満の場合は評価を116〜130とした。
視認性の試験では、タイヤ幅方向に対し左方に45°傾斜した方向に1m離れた位置に20人のモニターが立ってそれぞれ目視したときに、装飾部を視認できるかを調べ、その結果を集計して指数化した。指数は高いほど視認性が優れていることを示す。
試験の結果、実施例1〜6は、従来例に対し、耐クラック成長性及び視認性の何れにおいても優れているという結果が得られた。
2…サイドウォール部、10…装飾部、11…第1の四辺形模様、11a…リッジ、12…第2の四辺形模様、12a…リッジ、13…第3の四辺形模様、13a…リッジ、14…四辺形領域、20…装飾部。

Claims (7)

  1. サイドウォール部の外表面に装飾部を有する空気入りタイヤにおいて、
    前記装飾部を複数の四辺形模様を含むように形成し、
    各四辺形模様に、四辺形模様の第1の辺と平行に延びる複数のリッジを設けるとともに、各リッジを第1の辺と隣り合う第2の辺と平行な方向に間隔をおいて配列し、
    互いにリッジの向きが異なる四辺形模様を互いに第1の辺と第2の辺とが近接するように配置するとともに、
    互いにリッジの向きが同一で第1の辺同士が隣り合う四辺形模様の第1の辺の間に、各辺の長さが第2の辺よりも短く且つリッジを有しない無模様の四辺形領域を形成し
    装飾部を、互いにリッジの向きが異なる四辺形模様が織り目状をなすように形成し
    ことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記装飾部は、互いに大きさの異なる第1の四辺形模様及び第2の四辺形模様を含み、
    第1の四辺形模様は第1の辺が第2の辺よりも長くなるように形成され、
    第2の四辺形模様は、第1の辺が第2の辺よりも短くなるように形成されるとともに、第1の辺が第1の四辺形模様の第1の辺よりも短く、第2の辺が第1の四辺形模様の第2の辺と等しくなるように形成され、
    前記四辺形領域は各辺の長さがそれぞれ第2の四辺形模様の第1の辺と等しくなるように形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記装飾部は、前記第1及び第2の四辺形模様と大きさの異なる第3の四辺形模様を含み、
    第3の四辺形模様は、第1の辺が第2の辺よりも長くなるように形成されるとともに、第1の辺が第1の四辺形模様の第1の辺よりも短く且つ第2の四辺形模様の第1の辺よりも長く、第2の辺が第1及び第2の四辺形模様の第2の辺と等しくなるように形成されている
    ことを特徴とする請求項2記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記四辺形模様を、第1の辺の長さが2mm以上20mm以下になるように形成した
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記四辺形模様を、第1の辺と第2の辺のなす鋭角側の角度が45°以上の平行四辺形によって形成した
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記四辺形模様を、リッジの高さが0.2mm以上1mm以下になるように形成した
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記四辺形領域を、一辺の長さが1mm以上5mm以下になるように形成した
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載の空気入りタイヤ。
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