JP6197716B2 - 通信装置、画像形成装置およびプログラム - Google Patents

通信装置、画像形成装置およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6197716B2
JP6197716B2 JP2014059949A JP2014059949A JP6197716B2 JP 6197716 B2 JP6197716 B2 JP 6197716B2 JP 2014059949 A JP2014059949 A JP 2014059949A JP 2014059949 A JP2014059949 A JP 2014059949A JP 6197716 B2 JP6197716 B2 JP 6197716B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
amount
transmission
operation information
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014059949A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015185993A (ja
Inventor
智 神谷
智 神谷
千枝 大原
千枝 大原
広基 安藤
広基 安藤
吉美 上江洲
吉美 上江洲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2014059949A priority Critical patent/JP6197716B2/ja
Priority to US14/640,843 priority patent/US20150268906A1/en
Publication of JP2015185993A publication Critical patent/JP2015185993A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6197716B2 publication Critical patent/JP6197716B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00832Recording use, e.g. counting number of pages copied
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/04Billing or invoicing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/32Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
    • H04N1/34Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device for coin-freed systems ; Pay systems
    • H04N1/344Accounting or charging based on type of function or service used, e.g. copying, faxing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/32Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
    • H04N1/34Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device for coin-freed systems ; Pay systems
    • H04N1/346Accounting or charging based on a number representative of the service used, e.g. number of operations or copies produced
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/0077Types of the still picture apparatus
    • H04N2201/0094Multifunctional device, i.e. a device capable of all of reading, reproducing, copying, facsimile transception, file transception

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Game Theory and Decision Science (AREA)
  • Educational Administration (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)

Description

本発明は、通信装置、画像形成装置およびプログラムに関する。
特許文献1には、複数チャネルを持つ電話回線を用いたネットワーク接続機器において、ネットワーク接続可能な機器から接続要求を受けた際に、要求元の機器または機器を利用した利用者に応じて回線を動的に変更したり、接続不可とすることが記載されている。
特開平11−004262号公報
本発明は、自装置の稼働情報を送信する装置において、課金額が予め定められた上限を超えてしまうことを抑制することを目的とする。
本発明の請求項1に係る通信装置は、使用に応じて課金額が変動する通信回線と通信する通信手段と、自装置の稼働状況に関する稼働情報を記憶する第1記憶手段と、前記通信回線の使用による課金額に関する課金情報を記憶する第2記憶手段と、前記課金情報と予め定めた金額制限情報を比較した結果に基づいて、前記通信手段による前記稼働情報の送信を許可する許可手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る通信装置は、使用に応じて課金額が変動する通信回線と通信する通信手段と、自装置の稼働状況に関する稼働情報を記憶する第1記憶手段と、前記通信回線の使用による課金額に関する課金情報を記憶する第2記憶手段と、前記通信手段からの許可信号の受信を判断する受信手段と、前記課金情報が予め定めた金額制限を超過した場合、前記許可信号を受信した後に前記通信手段による前記稼働情報の送信を許可する許可手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る通信装置は、自装置の稼働状況に関する稼働情報を記憶する第1記憶手段と、前記稼働情報を送信するスケジュールを示すスケジュール情報、予め定められた単位期間において利用可能な通信量の上限値を示す上限通信量、および前記単位期間の開始日時から現在の日時までに利用した累積通信量を記憶する第2記憶手段と、前記スケジュール情報の示すスケジュールに従って前記稼働情報を管理装置に送信する第1送信手段と、前記第1送信手段において利用した通信量を前記累積通信量に加算する第1加算手段と、前記スケジュール情報の示すスケジュールとは異なるタイミングにおいて前記稼働情報の送信を指示された場合に、該送信において利用され得る通信量を特定する特定手段と、現在の日時から前記単位期間の終了日時までに前記スケジュール情報の示すスケジュールに従って前記稼働情報が送信された場合に利用され得る予定通信量を算出する算出手段と、前記上限通信量から前記累積通信量および前記予定通信量を減算した減算結果が、前記特定された通信量以上である場合、前記送信を指示された稼働情報を前記管理装置に送信する第2送信手段と、前記第2送信手段において利用した通信量を前記累積通信量に加算する第2加算手段とを備えることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る通信装置は、請求項3に記載の構成において、前記第1送信手段は、前記スケジュール情報の示すスケジュールに従った送信タイミングから前記第2送信手段によって前記稼働情報が送信された直近のタイミングまでの期間が予め定められた期間以下である場合には、該送信タイミングにおいて前記稼働情報の送信を行わないことを特徴とする。
本発明の請求項5に係る通信装置は、請求項3または4に記載の構成において、前記第2送信手段は、前記減算結果が前記特定された通信量以上である場合に、前記送信を指示された稼働情報を前記管理装置に送信し、前記減算結果が前記特定された通信量よりも小さい場合に、前記スケジュールに従った1または複数のタイミングにおける前記稼働情報の送信の中止を、前記第1送信手段に指示する指示手段を更に備えることを特徴とする。
本発明の請求項6に係る通信装置は、請求項5に記載の構成において、前記指示手段は、前記特定された通信量に基づいて前記送信を中止する回数を特定し、特定した回数分の前記稼働情報の送信の中止を前記第1送信手段に指示することを特徴とする。
本発明の請求項7に係る通信装置は、請求項3乃至6のいずれか1項に記載の構成において、前記減算結果が前記特定された通信量よりも小さい場合に、前記送信を指示された稼働情報の送信に追加課金が発生する旨を利用者に報知する報知手段を更に備えることを特徴とする。
本発明の請求項8に係る通信装置は、請求項3乃至7のいずれか1項に記載の構成において、前記減算結果が前記特定された通信量よりも小さい場合に、前記送信を指示された課金情報の送信に追加課金が発生する旨を示す情報を、前記管理装置に送信する第3送信手段を更に備えることを特徴とする。
本発明の請求項9に係る画像形成装置は、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の通信装置と、媒体に画像を形成する画像形成手段とを備え、前記稼働情報は、前記画像形成手段の稼働状況に関する情報を含むことを特徴とする。
本発明の請求項10に係るプログラムは、自装置の稼働状況に関する稼働情報を記憶する第1記憶手段と、通信回線の使用による課金額に関する課金情報を記憶する第2記憶手段とを備えるコンピュータに、使用に応じて課金額が変動する前記通信回線と通信する通信ステップと、前記課金情報と予め定めた金額制限情報を比較した結果に基づいて、前記通信ステップにおける前記稼働情報の送信を許可する許可ステップとを実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
請求項1、9および10に係る発明によれば、自装置の稼働情報を送信する装置において、課金額が予め定められた上限を超えてしまうことを抑制することができる。
請求項2に係る発明によれば、自装置の稼働情報を送信する装置において、課金額が予め定められた上限を超えてしまうことを抑制することができる。
請求項3に係る発明によれば、自装置の稼働情報を定期的におよび非定期に管理装置に送信する装置において、上限通信量から累積通信量および予定通信量を減算した減算結果が非定期のタイミングでの送信の際に利用される通信量以上である場合に稼動情報を送信する構成としない場合と比べて、通信量が予め定められた上限を超えてしまうことを抑制することができる。
請求項4に係る発明によれば、稼働情報が非定期に送信されたタイミングからその次に稼動情報が送信されるタイミングまでの期間が予め定められた期間以下の場合に定期的な送信を行わない場合と比べて、通信量が上限値を超えてしまうことを抑制することができる。
請求項5に係る発明によれば、1または複数の定期的な送信を中止しない場合と比べて、通信量が上限値を超えてしまうことを抑制することができる。
請求項6に係る発明によれば、特定された通信量に基づいて送信を中止する回数を特定しない場合と比べて、通信量が上限値を超えてしまうことを抑制することができる。
請求項7に係る発明によれば、追加課金が発生する旨を利用者に報知することができる。
請求項8に係る発明によれば、追加課金が発生する旨を管理者側で把握することができる。
システム1の全体構成を示す図。 画像形成装置20の機能構成を示す図。 画像形成装置20の機能構成を示す図。 画像形成装置20の機能構成を示す図。 画像形成装置20のハードウェア構成を示す図。 スケジュール情報の内容の一例を示す図。 画像形成装置20が行う非定期送信処理の流れを示すフローチャート。 通信量テーブル46の内容の一例を示す図。
1.構成
図1は、本実施形態に係るシステム1の全体構成を示す図である。システム1は、管理装置10と、画像形成装置20Aおよび20Bとを備える。画像形成装置20Aおよび20Bは、例えば電子写真方式の画像形成装置である。画像形成装置20Aおよび20Bは、用紙などの記録媒体に画像を形成する画像形成機能、画像を複写する複写機能、記録媒体に形成されている画像を読み取るスキャン機能などを備えている。画像形成装置20Aおよび20Bが備える機能はこれらの機能に限定されるものではなく、例えばファクシミリ機能を備えていてもよい。また、画像形成装置20Aおよび20Bは上述した機能を全て備えているものに限定されず、例えば、画像形成機能および複写機能を備えており、他の機能を備えていない構成であってもよい。以下の説明では、画像形成装置20Aおよび20Bを区別する必要がない場合には、これらを総称して「画像形成装置20」という。
管理装置10は画像形成装置20の保守および管理を行うための装置である。管理装置10には、画像形成装置20の稼働状況に関する稼働情報(課金メータの値、消耗品の残量、エラー履歴、など)が定期的におよび非定期に送信される。管理装置10は、画像形成装置20から送信されてくる稼働情報を蓄積し、蓄積した稼働情報に基づいて、例えば請求書の発行処理を行ったり、また、消耗品の寿命を予測し、寿命が近くなったときに配送を行ったり、各種のメンテナンスに必要な処理を行ったり、といった処理を行う。
ネットワーク2はインターネットなどの通信網である。ネットワーク3はLAN(Local Area Network)などの通信網であり、画像形成装置20Aが設置されている環境に構築されている通信網である。管理装置10と画像形成装置20Aとは、ネットワーク2およびネットワーク3により接続される。なお、画像形成装置20Aはネットワーク3を介することなくネットワーク2に直接接続されてもよい。移動体通信網4は、複数の基地局を備え、基地局と移動体端末間に無線通信を使用する通信網である。アダプタ30は、画像形成装置20Bを移動体通信網4に接続するためのアダプタであり、画像形成装置20Bに装着されて用いられる。画像形成装置20Bは、アダプタ30を介して無線通信により移動体通信網4に接続される。
図2は、画像形成装置20の機能構成を示す図である。画像形成装置20は、通信手段31、第1記憶手段32、第2記憶手段33および許可手段34を有する。通信手段31は、使用に応じて課金額が変動する通信回線と通信する。第1記憶手段32は、自装置の稼働状況に関する稼働情報を記憶する。第2記憶手段33は、通信回線の使用による課金額に関する課金情報を記憶する。許可手段34は、課金情報と予め定めた金額制限情報を比較した結果に基づいて、通信手段31による稼働情報の送信を許可する。
図3は、画像形成装置20の他の機能構成を示す図である。この例で、画像形成装置20は、通信手段31、第1記憶手段32、第2記憶手段33、受信手段35および許可手段36を有する。これらのうち、通信手段31、第1記憶手段32および第2記憶手段33は図2に示したものと同様である。受信手段35は、通信手段31からの許可信号の受信を判断する。許可手段36は、課金情報が予め定めた金額制限を超過した場合、許可信号を受信した後に通信手段31による稼働情報の送信を許可する。
図4は、画像形成装置20の他の機能構成を示す図である。この例で、画像形成装置20は、第1記憶手段11、第2記憶手段12、第1送信手段13、特定手段14、算出手段15、第2送信手段16、指示手段17、報知手段18、第3送信手段19、第1加算手段21および第2加算手段22を有する。第1記憶手段11は、自装置の稼働状況に関する稼働情報を記憶する。第2記憶手段12は、稼働情報を管理装置10に送信するスケジュールを示すスケジュール情報、予め定められた単位期間において利用可能な通信量の上限値を示す上限通信量、および単位時間の開始日時から現在の日時までに利用した累積通信量を記憶する。
第1送信手段13は、第2記憶手段12に記憶されたスケジュール情報の示すスケジュールに従って稼動情報を管理装置10に送信する。また、第1送信手段13は、スケジュール情報の示すスケジュールに従った送信タイミングから第2送信手段16によって稼働情報が送信された直近のタイミングまでの期間が予め定められた期間以下である場合には、送信タイミングにおいて稼働情報の送信を行わない。第1加算手段21は、第1送信手段13による送信において利用した通信量を、第2記憶手段12に記憶された累積通信量に加算する。この例で、通信量は、データ量または通信時間である。
特定手段14は、第2記憶手段12に記憶されたスケジュール情報の示すスケジュールとは異なるタイミングにおいて稼働情報の送信を指示された場合に、該送信において利用され得る通信量を特定する。算出手段15は、現在の日時から単位時間の終了日時までに、スケジュール情報の示すスケジュールに従って稼動情報が送信された場合に利用され得る予定通信量を算出する。
第2送信手段16は、第2記憶手段12に記憶された上限通信量から、第2記憶手段12に記憶された累積通信量および予定通信量を減算した減算結果が、特定手段14により特定された通信量以上である場合、送信を指示された稼働情報を管理装置10に送信する。第2加算手段22は、第2送信手段16の送信において利用した通信量を、第2記憶手段12に記憶された累積通信量に加算する。
指示手段17は、第2送信手段16による減算処理の減算結果が、特定手段14により特定された通信量よりも小さい場合に、第2記憶手段12に記憶されたスケジュール情報の示すスケジュールに従った1または複数のタイミングにおける稼働情報の送信の中止を、第1送信手段13に指示する。
報知手段18は、第2送信手段16の減算処理による減算結果が、特定手段14によって特定された通信量よりも小さい場合に、送信を指示された稼働情報の送信に追加課金が発生する旨を利用者に報知する。第3送信手段19は、第2送信手段16の減算処理による減算結果が、特定手段14によって特定された通信量よりも小さい場合に、送信を指示された課金情報の送信に追加課金が発生する旨を示す情報を、管理装置10に送信する。
図5は、画像形成装置20のハードウェア構成を例示する図である。画像形成装置20は、CPU(Central Processing Unit)201と、ROM(Read Only Memory)202と、RAM(Random Access Memory)203と、ストレージ204と、第1通信IF205と、第2通信IF206と、UI部207と、画像形成部208と、画像読取部209とを有する装置である。CPU201は、画像形成装置20の各部を制御する制御装置(プロセッサ)である。ROM202は、プログラムおよびデータを記憶する不揮発性の記憶装置である。RAM203は、CPU201がプログラムを実行する際の作業領域として機能する揮発性の主記憶装置である。ストレージ204は、プログラムおよびデータを記憶する不揮発性の補助記憶装置である。第1通信IF205は、ネットワーク3を介した通信を行うためのインターフェースであり、この例では特に、ネットワーク3を介して管理装置10と通信を行うためのインターフェースである。第2通信IF206は、アダプタ30が装着され、アダプタ30を介して移動体通信網4を介した通信を行うためのインターフェースである。第2通信IF206は、この例では特に、アダプタ30および移動体通信網4を介して管理装置10と通信を行うためのインターフェースである。
UI部207は、各種のキーやタッチセンサなどの操作子を備え、利用者の操作に応じた操作情報をCPU201に供給する。CPU201はこの操作情報に応じた処理を行う。また、UI部207は、液晶パネルや液晶駆動回路を備え、CPU201による制御の下で画像を表示する。画像形成部208は、電子写真方式で用紙などの記録媒体に画像を形成する。画像読取部209は、原稿の画像を光学的に読み取る。
この例で、ストレージ204(またはROM202)に記憶されている稼働情報送信プログラムをCPU201が実行することにより、図2、図3または図4に示される機能が実装される。ストレージ204は、第1記憶手段32、第2記憶手段33、第1記憶手段11および第2記憶手段12の一例である。稼働情報送信プログラムを実行しているCPU201、第2通信IF206、またはCPU201および第2通信IF206は、通信手段31、第1送信手段13、第2送信手段16および第3送信手段19の一例である。稼働情報送信プログラムを実行しているCPU201は、許可手段34、受信手段35、許可手段36、特定手段14、算出手段15、指示手段17、報知手段18、第1加算手段21および第2加算手段22の一例である。なお、管理装置10のハードウェア構成についての詳細な説明は省くが、管理装置10は、CPU、ROM、RAM、ストレージおよび通信インターフェースを有するコンピュータ装置である。
ところで、画像形成装置20が設置されている環境がLANなどのネットワーク3に接続可能な環境である場合には、画像形成装置20は第1通信IF205によりネットワーク3に接続される。この場合、画像形成装置20と管理装置10とは、ネットワーク3を介した通信を行う。一方、ネットワーク3に接続可能な環境に画像形成装置20が設置されていない場合や、セキュリティ上の懸念により画像形成装置20をネットワーク3に接続することが許容されない場合がある。その場合には、画像形成装置20を第1通信IF205によってネットワーク3に接続することができない。この例では、画像形成装置20をネットワーク3に接続することができない場合には、画像形成装置20の第2通信IF206にアダプタ30を装着し、移動体通信網4を利用して画像形成装置20と管理装置10を接続する。
このように移動体通信網4を利用して画像形成装置20と管理装置10とが通信を行う場合、ネットワーク3を介した通信とは異なり、利用する通信量(データ量や通信時間)に応じた課金がなされる場合がある。例えば、1ヵ月単位で通信量の上限が定められており、通信量がこの上限値を超えた場合に追加課金がなされる、といった課金システムが用いられる場合がある。このように上限値を超えると追加課金がなされる課金システムにおいては、通信量が多くなればなるほど課金額が大きくなってしまうため、出来る限り通信量を上限値以下に抑えることが望ましい場合がある。この実施形態では、稼働情報を送信する際に、下記の処理を行うことによって、通信量が上限値を超えることを抑制している。この実施形態において、通信量はデータ量または通信時間である。データ量と通信時間のどちらが通信量として用いられるかは、予め定められた条件(例えば、利用者ごとの契約内容、時間帯、など)に応じて変更される。
2.動作
次に、画像形成装置20が行う稼動情報を送信する動作について説明する。画像形成装置20が送信する稼働情報は、例えば、トナーの残量を検出するセンサの出力値や、感光体ドラムの回転数、画像形成処理において発生したエラーの履歴など、画像形成装置20の稼働状況に関する種々の情報を含む。この例で、画像形成装置20が行う稼働情報の送信動作としては、「定期送信」と「非定期送信」との2種類がある。「定期送信」は、予め定められたスケジュールに従って、スケジュールによって決められたタイミングで稼働情報を送信することを示す。一方、「非定期送信」は、上記スケジュールによって決められたタイミングとは異なるタイミングにおいて、稼働情報を送信することを示す。「非定期送信」が行われるタイミングとしては、例えば、画像形成装置20の利用者(例えば、画像形成装置20の管理者)が、UI部207を用いて稼働情報の送信を指示する操作を行った場合、画像形成装置20において特定のエラーが発生した場合、管理装置10から稼働情報の送信指示を受信した場合、などがある。
稼働情報の送信処理においては、ストレージ204に記憶されている各種の情報が用いられる。図5に示すように、ストレージ204は、稼働情報41と、スケジュール情報42と、上限通信量43と、累積通信量44と、利用予定通信量45と、通信量テーブル46とを記憶している。稼働情報41は、画像形成装置20の稼働状況に関する情報であり、上述したように、トナーの残量を検出するセンサの出力値や、感光体ドラムの回転数、画像形成処理において発生したエラーの履歴などの情報を含む。また、稼働情報41は、画像形成装置20の利用に係る課金情報を含んでもよい。センサの出力値やエラーの履歴などを示す情報が、稼働情報41としてストレージ204に逐次蓄積される。
スケジュール情報42は、稼働情報41を定期送信するためのスケジュールを表す情報である。画像形成装置20のCPU201は、スケジュール情報42の示すスケジュールに従って、稼働情報の定期送信を行う。上限通信量43は、予め定められた単位期間において利用可能な移動体通信網4の通信量の上限値を示す。この例で、画像形成装置20の利用者は、例えば月単位で、移動体通信網4の利用について契約を行っている。この例では、月単位で移動体通信網4の通信量(データ量や通信時間)の上限値が設けられており、上限通信量43はこの上限値を示す。この例で、月単位での通信量が上限通信量43を超えた場合には、追加課金が発生する仕組みになっている。
累積通信量44は、予め定められた単位期間における通信量の累積値を示す。この例で、累積通信量44は、月ごとの通信量の現在までの累積値を示す。累積通信量44は、予め定められた単位期間が終了するごと(例えば月末の締め日、など)にリセットされる。利用予定通信量45は、現在の日時から予め定められた単位時間の終了日時までにスケジュール情報の示すスケジュールに従って稼動情報が定期送信された場合に利用され得る通信量を示す。この例で、利用予定通信量45は、現在から月末の締め日までの間に定期送信によって利用され得る通信量を示す。通信量テーブル46は、送信する稼働情報の種類ごとの通信量(データ量および/または通信時間)を記憶するテーブルである。通信量テーブル46は、利用予定通信量45を算出する際にCPU201によって参照される。また、通信量テーブル46は、非定期送信が指示された際にその非定期送信において利用し得る通信量をCPU201が推定する際に参照される。CPU201は、ストレージ204に記憶されたこれらの情報を用いて、以下に説明する定期送信処理および非定期送信処理を実行する。
2−1.定期送信
まず、CPU201が行う稼働情報41の定期送信処理について説明する。CPU201は、ストレージ204に記憶されているスケジュール情報42によって示されるスケジュールに従って、稼働情報41の定期送信を行う。また、CPU201は、その定期送信において利用した通信量を、累積通信量44に加算する。
図6は、スケジュール情報42の内容の一例を示す図である。図6に示す例では、スケジュール情報は、「通信時刻」と「メッセージ種別」との各項目が互いに関連付けられている。「通信時刻」は、定期送信を行う時刻を示す。「メッセージ種別」は、「定期ポーリング」と、「定期ビリング通知」と、「定期診断通知」と、「締めビリング通知」とのいずれかの種別を示す。「定期ポーリング」は、管理装置10に対して予め定められた時間(10:30)に問い合わせを行うことを示す。この例で、画像形成装置20のCPU201は、何らかの指示がないかを問い合わせる旨のリクエストを、10:30に管理装置10に送信する。なお、この「定期ポーリング」においては稼働情報の送信は行われないが、この実施形態では、「定期ポーリング」についても「定期送信」に含まれるものとして説明する。
「定期ビリング通知」は、予め定められた時間(10:30)に、画像形成装置20の利用などに関する請求額などの稼動情報を管理装置10に通知することを示す。「定期診断通知」は、予め定められた時間(10:30)に、画像形成装置20の画像形成処理に関する稼働情報(ドラムの回転数、トナーの残量の検出値、など)を管理装置10に通知することを示す。この例で、CPU201は、10:30に、ストレージ204に蓄積されている稼働情報41を管理装置10に送信する。「締めビリング通知」は、請求額などを示す請求情報を、予め定められた時間(18:00)に送信することを示す。この例で、CPU201は、18:00に、ストレージ204に蓄積された稼働情報41に含まれる請求情報を管理装置10に送信する。
2−2.非定期送信
図7は、画像形成装置20が行う非定期送信処理の流れを示すフローチャートである。このフローは、画像形成装置20において非定期送信が指示されたことをトリガとして実行される。この例で、非定期送信が指示される場合とは、例えば、画像形成装置20の利用者がUI部207を用いて非定期送信を指示した場合、画像形成装置20において特定のエラーが発生した場合、上述の「定期ポーリング」において画像形成装置20が送信したリクエストの応答として非定期送信を指示する旨のレスポンスを受信した場合、などがある。
ステップS101において、CPU201は、今回の非定期送信において利用され得る通信量(以下「通信量a」という)を、通信量テーブル46を参照して特定する。この特定は、今回の非定期送信において送信が必要な稼働情報の種類に基づいてなされる。送信が必要な稼働情報は、今回の非定期送信の指示内容に基づいて特定される。
図8は、通信量テーブル46の内容の一例を示す図である。この例で、通信量テーブル46は、「メッセージ種別」と「データ量」と、「平均通信時間」と、「最大通信時間」との各項目が互いに関連付けて記憶されている。これらの項目のうち、「メッセージ種別」は、「定期ポーリング」と、「定期ビリング通知」と、「定期診断通知」と、「締めビリング通知」と、「アラート通知」と、「機能別カウンタ通知」と、「デバッグログ通知」と、「消耗品寿命通知」とのいずれかのメッセージ種別を示す。これらのメッセージ種別のうち、「定期ポーリング」と「定期ビリング通知」と「定期診断通知」と「締めビリング通知」とは、図6に示されるそれと同様である。「アラート通知」は、画像形成装置20から予め定められたアラートを管理装置10に通知することを示す。「機能別カウンタ通知」は、予め定められた機能についての計測値を通知することを示す。「デバッグログ通知」は、デバッグを行うために画像形成装置20内に蓄積されているログを管理装置10に送信することを示す。「消耗品寿命通知」は、消耗品の寿命を示す情報を管理装置10に送信することを示す。
図8の「データ量」の項目には、送信されるデータのデータ量が格納される。「平均通信時間」の項目には、そのデータの送信に要される平均通信時間が格納される。「最大通信時間」の項目には、そのデータの送信に要された最大通信時間が格納される。非定期送信の指示においては、図8に示す複数のメッセージ種別のうちのいずれかが指定される。CPU201は、例えば契約条件などの予め定められた条件に基づいて、データ量と通信時間のどちらを通信量として用いるかを選択する。CPU201は、通信量テーブル46を参照し、指定された通知種別に対応する、選択した種別の通信量に基づいて、その非定期送信で利用され得る通信量を特定する。この例で、通信量としてデータ量が選択された場合は、CPU201は、その非定期送信の通知種別に対応するデータ量を通信量として特定する。一方、通信量として通信時間が選択された場合は、CPU201は、その非定期送信の通知種別に対応する平均通信時間を通信量として特定する。なお、CPU201は、その非定期送信の種別に対応する最大通信時間を通信量として特定してもよい。
ステップS102において、CPU201は、ストレージ204に記憶されているスケジュール情報42に基づいて、利用予定通信量45(以下「予定通信量b」という)を算出する。なお、予定通信量bの算出処理を行うタイミングは、ステップS101の処理の後のタイミングに限られない。例えば、CPU201は、定期送信を行うごとに、予定通信量bの算出処理を行い、算出結果をストレージ204にその都度記憶してもよい。
ステップS103において、CPU201は、上限通信量43(以下「上限通信量c」という)から累積通信量44(以下「累積通信量d」)および予定通信量bを減算した減算結果eと、通信量aとを比較する。減算結果eが通信量a以上である場合は、今回の非定期送信を行ったとしても追加課金が発生することがない。そのため、CPU201は、減算結果eが通信量a以上である場合は(ステップS103:YES)、ステップS104の処理に進み、指示された非定期送信処理を行う。ステップS104において、CPU201は、送信対象であるデータを圧縮して送信してもよい。非定期送信処理を行うと、CPU201は、その非定期送信処理において利用した通信量を累積通信量dに加算する。
一方、ステップS103において、減算結果eが通信量aより小さい場合は(ステップS103;NO)、CPU201は、ステップS105の処理に進む。ステップS105において、CPU201は、現在の時刻から予め定められた期間内において、定期送信を行う予定があるかをスケジュール情報42に基づいて判定する。予め定められた期間内に定期送信を行う予定がある場合は(ステップS105;YES)、CPU201はステップS106の処理に進む。
ステップS106において、CPU201は、次回の行う予定の定期送信の中止を指示する旨の情報をストレージ204に記憶されたスケジュール情報42に追加する。スケジュール情報42は、次回の定期送信を行う際に参照され、CPU201は、中止の指示を示す情報がスケジュール情報42に含まれている場合には、定期送信を行わない。
CPU201は、ステップS106の処理を終えると、ステップS102の処理に戻る。すなわち、CPU201は、ステップS102において、次回の定期送信が中止された場合の予定通信量bを算出し直し、ステップS103において、算出した予定通信量bに基づいて減算処理を行って、減算結果eと通信量aの比較を再度行う。次回の定期送信が中止されたことにより減算結果eが通信量a以上となった場合は、CPU201は、ステップS104の処理に進み、非定期送信処理を行う。一方、ステップS103において、まだ減算結果eが通信量aよりも小さい場合は、再度ステップS105の処理に進み、既に中止している定期送信以外に、予め定められた期間内に定期送信を行う予定があるかを判定する。既に中止している定期送信以外に、予め定められた期間内に定期送信を行う予定がある場合は、CPU201は、ステップS106の処理に進み、予め定められた期間内に行う予定である次回の定期送信について、中止を指示する旨の情報をストレージ204に記憶されたスケジュール情報42に追加する。予め定められた期間内に送信する予定の定期送信が複数ある場合には、減算結果eが通信量a以上となるまで、ステップS102、S103、S105およびS106の処理が繰り返し行われることとなる。
一方、ステップS105において、予め定められた期間内に定期送信がないと判定された場合には(ステップS105;NO)、CPU201は、ステップS107の処理に進む。ステップS107において、CPU201は、この非定期送信によって追加課金される旨のメッセージをUI部207に表示させることによって、追加課金される旨を利用者に報知する。このとき、CPU201は、追加課金を許可するか否かを選択するための画面もあわせてUI部207に表示させる。
画像形成装置20の利用者は、UI部207に表示される画面を確認し、追加課金を許可するか否かを選択するための操作を行う。UI部207は、利用者によって操作された内容に応じた情報をCPU201に出力する。ステップS108において、CPU201は、UI部207から出力される情報に基づいて、追加課金を行うか否かを判定する。なお、このとき、UI部207に対して予め定められた期間が経過しても選択操作が行われなかった場合は、CPU201は、追加課金を許可しないと判定してもよい。追加課金を許可すると判定された場合は(ステップS108;YES)、CPU201は、ステップS104の処理に進み、稼働情報の非定期送信を行う。一方、追加課金を許可しないと判定された場合は(ステップS108;NO)、CPU201は、ステップS104の処理をスキップし、そのまま処理を終了する。すなわち、追加課金を許可しないと判定された場合は、指示された稼働情報の非定期送信処理は行われない。
この実施形態では、非定期送信の指示がなされた場合に、CPU201が、その非定期送信で利用され得る通信量aと、追加課金なしで利用可能な残通信量を示す減算結果eとを比較し、残通信量が通信量aよりも小さい場合に非定期送信を制限するための処理を行う。これにより、追加課金の発生が抑制される。
3.変形例
上述した実施形態は、本発明の一例である。これらの実施形態は、以下のように変形してもよい。また、以下の変形例は、互いに組み合わせてもよい。
3−1.変形例1
上述の実施形態に係るシステム1は、管理装置10と、画像形成装置20A、20Bとを備えていた。管理装置10および画像形成装置20の台数はシステム1で示した台数に限られない。
3−2.変形例2
上述の実施形態において、CPU201が、図7のステップS104に示す非定期送信処理を行った後に、現在の時刻と次回の定期送信が予定されている時刻とを比較し、両者の時刻の差分が予め定められた時間以下である場合に、次回の定期送信を行わないようにしてもよい。換言すると、CPU201が、次回の定期送信の送信タイミングから非定期送信によって稼働情報が送信された直前のタイミングまでの期間が予め定められた期間以下である場合に、次回の定期送信を行わないようにしてもよい。特に、CPU201は、直前に非定期送信を行った時刻と次回の定期送信が予定されている時刻との差分が予め定められた閾値以下であり、かつ、直前に非定期送信した稼働情報と次回の定期送信で送信される予定の稼働情報との差分が予め定められた値よりも小さい場合に、次回の定期送信を行わないようにしてもよい。
3−3.変形例3
上述の実施形態では、図7のステップS105の処理において、CPU201が、予め定められた期間内に定期送信があるかを判定したが、CPU201がステップS105の処理を行わないようにしてもよい。この場合、CPU201は、次回の定期送信が予め定められた期間内であるか否かに関らず、次回の定期送信を中止する。
3−4.変形例4
上述の実施形態では、図7のステップS107において、CPU201が、追加課金が発生する旨のメッセージをUI部207に表示させることによって、その旨を利用者に報知した。報知の方法は表示に限られない。例えば、画像形成装置20がスピーカを備える構成とし、CPU201が、追加課金が発生する旨の音声メッセージや、警告音をスピーカから出力させることによって報知してもよい。また、他の例として、CPU201が、例えば、予め定められたメールアドレスに、追加課金される旨のメールを送信してもよい。要は、何らかの方法でCPU201が利用者に報知するものであればよい。
また、ステップS107の処理に代えて、CPU201が、追加課金が発生する旨を示すデータを、管理装置10に送信してもよい。また、CPU201が、ステップS107の処理を行うとともに、追加課金が発生する旨を示すデータを管理装置10に送信してもよい。
また、上述の実施形態では、図7のステップS108において、CPU201が、追加課金を許可するか否かを利用者に選択させるための画面をUI部207に表示したが、追加課金を許可するか否かの判定方法はこれに限られない。例えば、ステップS108の処理に代えて、CPU201が、管理装置10へ追加課金を許可するか否かを問い合わせる旨のデータを送信し、管理装置10から許可を示す旨のデータ(許可信号)が受信された後に、稼働情報の非定期送信を許可するようにしてもよい。
3−5.変形例5
上述の実施形態では、図7のステップS106において、CPU201が、次回の定期送信を中止するための処理を行った。これに代えて、CPU201が、通信量aに基づいて定期送信を中止する回数を特定し、特定した回数分の定期送信を中止するようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、CPU201は、ステップS106の処理を行った後に、ステップS102の処理に戻り、再度予定通信量bの算出処理やステップS103の判定処理を再度行ったが、ステップS106の処理を終えた後に、ステップS102の処理に戻ることなく、ステップS104の処理に進み、非定期送信処理を行うようにしてもよい。この場合、その非定期送信処理によって追加課金が発生する可能性があるものの、ステップS106の処理が行われない場合と比べて、追加課金額は抑えられる。
また、上述の実施形態において、CPU201が、スケジュール情報に従って定期送信を行う際に、その定期送信の送信対象である稼動情報が直前に非定期送信された稼働情報に含まれているかを判定し、直前に非定期送信されている場合には、稼働情報が更新されている場合にのみ定期送信を行うようにしてもよい。この場合、CPU201は、直前に非定期送信された稼働情報が更新されているかを判定し、更新されていない場合にその定期送信を中止する。この場合は、例えば、非定期送信が行われてから稼働情報が更新されたか否かを示すフラグをストレージ104で保持する構成とし、CPU201が、このフラグの値を参照して更新がなされたかを判定してもよい。
3−6.変形例6
上述の実施形態において、画像形成装置20のCPU201により実行されるプログラムは、インターネットなどの通信回線を介してダウンロードされてもよい。また、このプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスクなど)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどの、コンピュータが読取可能な記録媒体に記録した状態で提供されてもよい。
1…システム、2,3…ネットワーク、4…移動体通信網、10…管理装置、11…第1記憶手段、12…第2記憶手段、13…第1送信手段、14…特定手段、15…算出手段、16…第2送信手段、17…指示手段、18…報知手段、19…第3送信手段、20…画像形成装置、30…アダプタ、201…CPU、202…ROM、203…RAM、204…ストレージ、205…第1通信IF、206…第2通信IF、207…UI部、208…画像形成部、209…画像読取部。

Claims (10)

  1. 使用に応じて課金額が変動する通信回線と通信する通信手段と、
    自装置の稼働状況に関する稼働情報を記憶する第1記憶手段と、
    前記通信回線の使用による課金額に関する課金情報を記憶する第2記憶手段と、
    前記課金情報と予め定めた金額制限情報を比較した結果に基づいて、前記通信手段による前記稼働情報の送信を許可する許可手段と、
    を備える通信装置。
  2. 使用に応じて課金額が変動する通信回線と通信する通信手段と、
    自装置の稼働状況に関する稼働情報を記憶する第1記憶手段と、
    前記通信回線の使用による課金額に関する課金情報を記憶する第2記憶手段と、
    前記通信手段からの許可信号の受信を判断する受信手段と、
    前記課金情報が予め定めた金額制限を超過した場合、前記許可信号を受信した後に前記通信手段による前記稼働情報の送信を許可する許可手段と、
    を備える通信装置。
  3. 自装置の稼働状況に関する稼働情報を記憶する第1記憶手段と、
    前記稼働情報を送信するスケジュールを示すスケジュール情報、予め定められた単位期間において利用可能な通信量の上限値を示す上限通信量、および前記単位期間の開始日時から現在の日時までに利用した累積通信量を記憶する第2記憶手段と、
    前記スケジュール情報の示すスケジュールに従って前記稼働情報を管理装置に送信する第1送信手段と、
    前記第1送信手段において利用した通信量を前記累積通信量に加算する第1加算手段と、
    前記スケジュール情報の示すスケジュールとは異なるタイミングにおいて前記稼働情報の送信を指示された場合に、該送信において利用され得る通信量を特定する特定手段と、
    現在の日時から前記単位期間の終了日時までに前記スケジュール情報の示すスケジュールに従って前記稼働情報が送信された場合に利用され得る予定通信量を算出する算出手段と、
    前記上限通信量から前記累積通信量および前記予定通信量を減算した減算結果が、前記特定された通信量以上である場合、前記送信を指示された稼働情報を前記管理装置に送信する第2送信手段と、
    前記第2送信手段において利用した通信量を前記累積通信量に加算する第2加算手段と
    を備える通信装置。
  4. 前記第1送信手段は、前記スケジュール情報の示すスケジュールに従った送信タイミングから前記第2送信手段によって前記稼働情報が送信された直近のタイミングまでの期間が予め定められた期間以下である場合には、該送信タイミングにおいて前記稼働情報の送信を行わない
    請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記第2送信手段は、前記減算結果が前記特定された通信量以上である場合に、前記送信を指示された稼働情報を前記管理装置に送信し、
    前記減算結果が前記特定された通信量よりも小さい場合に、前記スケジュールに従った1または複数のタイミングにおける前記稼働情報の送信の中止を、前記第1送信手段に指示する指示手段を更に備える
    請求項3または4に記載の通信装置。
  6. 前記指示手段は、前記特定された通信量に基づいて前記送信を中止する回数を特定し、特定した回数分の前記稼働情報の送信の中止を前記第1送信手段に指示する
    請求項5に記載の通信装置。
  7. 前記減算結果が前記特定された通信量よりも小さい場合に、前記送信を指示された稼働情報の送信に追加課金が発生する旨を利用者に報知する報知手段
    を更に備える
    請求項3乃至6のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 前記減算結果が前記特定された通信量よりも小さい場合に、前記送信を指示された課金情報の送信に追加課金が発生する旨を示す情報を、前記管理装置に送信する第3送信手段を更に備える
    請求項3乃至7のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の通信装置と、
    媒体に画像を形成する画像形成手段と
    を備え、
    前記稼働情報は、前記画像形成手段の稼働状況に関する情報を含む
    ことを特徴とする画像形成装置。
  10. 自装置の稼働状況に関する稼働情報を記憶する第1記憶手段と、通信回線の使用による課金額に関する課金情報を記憶する第2記憶手段とを備えるコンピュータに、
    使用に応じて課金額が変動する前記通信回線と通信する通信ステップと、
    前記課金情報と予め定めた金額制限情報を比較した結果に基づいて、前記通信ステップにおける前記稼働情報の送信を許可する許可ステップと
    を実行させるためのプログラム。
JP2014059949A 2014-03-24 2014-03-24 通信装置、画像形成装置およびプログラム Active JP6197716B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014059949A JP6197716B2 (ja) 2014-03-24 2014-03-24 通信装置、画像形成装置およびプログラム
US14/640,843 US20150268906A1 (en) 2014-03-24 2015-03-06 Communication apparatus, image forming apparatus, and non-transitory computer readable medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014059949A JP6197716B2 (ja) 2014-03-24 2014-03-24 通信装置、画像形成装置およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015185993A JP2015185993A (ja) 2015-10-22
JP6197716B2 true JP6197716B2 (ja) 2017-09-20

Family

ID=54142153

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014059949A Active JP6197716B2 (ja) 2014-03-24 2014-03-24 通信装置、画像形成装置およびプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20150268906A1 (ja)
JP (1) JP6197716B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020135352A (ja) * 2019-02-19 2020-08-31 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置、情報処理システムおよびプログラム
JP6771614B1 (ja) * 2019-05-16 2020-10-21 三菱電機株式会社 通信制御システム、サーバ装置、通信制御方法、および通信制御プログラム

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03270459A (ja) * 1990-03-20 1991-12-02 Fujitsu Ltd 通信料金管理機能付通信装置
JPH07162563A (ja) * 1993-12-07 1995-06-23 Ricoh Co Ltd 通信装置
JP3206267B2 (ja) * 1993-12-31 2001-09-10 ミノルタ株式会社 画像形成装置の遠隔管理装置
DE10056060A1 (de) * 2000-11-11 2002-05-23 Best Gmbh Verfahren zum Überwachen von mindestens einem Druckparameter eines Druckers, Verfahren zum Ermitteln und Senden von mindestens einem Druckparamter eines Druckers, Drucksystem und Drucker
JP4619565B2 (ja) * 2001-03-29 2011-01-26 株式会社リコー 画像形成装置
JP2004040302A (ja) * 2002-07-01 2004-02-05 Ricoh Co Ltd ネットワークファクシミリ装置
US9380269B2 (en) * 2003-09-23 2016-06-28 Time Warner Cable Enterprises Llc Scheduling trigger apparatus and method
US8995633B2 (en) * 2009-08-19 2015-03-31 Level 3 Communications, Llc System and method for creating a routing matrix for routing local calls
JP2011090580A (ja) * 2009-10-23 2011-05-06 Ricoh Co Ltd 画像形成装置管理システム
WO2011136589A2 (ko) * 2010-04-28 2011-11-03 엘지전자 주식회사 이동통신 시스템에서의 mtc 데이터의 혼잡 제어 방법
EP2656588A1 (en) * 2010-12-22 2013-10-30 Koninklijke Philips N.V. Component, system and method for controlling communication of data of at least one application of a communications network
US8681725B2 (en) * 2011-07-11 2014-03-25 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) System imposed throttled transmission
US9106557B2 (en) * 2013-03-13 2015-08-11 Comcast Cable Communications, Llc Scheduled transmission of data
CN104219615A (zh) * 2013-05-31 2014-12-17 国际商业机器公司 一种共享无线流量的方法和装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20150268906A1 (en) 2015-09-24
JP2015185993A (ja) 2015-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20120002117A (ko) 관리 서버 및 그 관리 방법
CN107861344B (zh) 图像形成设备和图像形成方法
JP2006500677A (ja) 消耗品を交換するための発注管理
EP3171222B1 (en) Image forming apparatus
JP6197716B2 (ja) 通信装置、画像形成装置およびプログラム
JP4388564B2 (ja) 画像形成装置サービスシステム及び情報サービス方法
JP6308828B2 (ja) 管理システムおよび管理方法
JP6984230B2 (ja) 情報処理装置、画像形成装置および情報提供システム
JP4863386B2 (ja) 画像処理装置、該画像処理装置における情報送信方法
US20070182994A1 (en) Image processing apparatus
JP6065772B2 (ja) 消耗品管理装置及び消耗品管理プログラム
JP6365913B2 (ja) モバイル端末装置
WO2015056640A1 (ja) 画像形成装置及び情報通知方法
JP6551139B2 (ja) 画像形成装置、発注管理装置、信号出力方法及びプログラム
JP6503690B2 (ja) 情報処理システム及びプログラム
JP7230503B2 (ja) 発注システム、発注サーバー装置及び情報処理プログラム
JP2017076331A (ja) 電子機器、保守管理方法、保守管理プログラム及び記録媒体
JP2011242585A (ja) 画像形成装置
JP2020077207A (ja) サーバ装置、方法およびプログラム
JP2015041071A (ja) 画像記録装置及びプログラム
JP7188074B2 (ja) 発注システム、画像形成装置及び情報処理プログラム
JP2019093578A (ja) 画像形成装置、制御方法およびプログラム
JP6215733B2 (ja) 画像形成装置
JP6000190B2 (ja) 機器管理システム、電子機器、および機器管理プログラム
JP2020123885A (ja) 遠隔管理システムおよび遠隔管理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160722

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170508

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170516

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170712

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170725

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170807

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6197716

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350