JP6197608B2 - 受給電装置及び制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、受給電装置及び制御方法に関し、特に、通信ケーブルを介して受給電する受給電装置に関する。
近年、PoE(Power оver Ethernet(登録商標))により通信ケーブルを介して電力を受給電する受給電装置が、Webカメラ、ネットワークハブ、無線LANアクセスポイント等のネットワーク機器に利用されている。PoEは、イーサネット(登録商標)の通信ケーブルを介して電力を供給する技術であり、電力の供給を受けるためだけの専用の電源ケーブルを使用することなく、ネットワーク通信のために接続された通信ケーブルを利用して、上述のようなネットワーク機器を稼働させることができる。
このような受給電装置は、電力が供給される受電回路へ電力を出力するための通信ケーブルが接続される受電側端子及び電力を供給する給電回路から電力を出力するための通信ケーブルが接続される給電側端子を備える。すなわち、ネットワークハブ等の給電機能を有する外部の給電装置に接続された通信ケーブルを受給電装置の受電側端子に接続することにより、受給電装置に電力が供給される。また、PoEに対応する外部の受電装置に接続された通信ケーブルを受給電装置の給電側端子に接続することにより、受給電装置から外部の受電装置へ電力が供給される。
また、上述のように受電側端子と給電側端子とを区別せず、PoEによる受電回路とは別の外部の電源ケーブルにより電力が供給される判定部が、端子に接続された通信ケーブルが外部の給電装置及び受電装置のいずれに接続されているかを判定し、電源ケーブルにより電力が供給されるセレクタ部が、判定結果に応じて、通信ケーブルが接続された端子との間で電力が流れる回路を受電回路又は給電回路に切り替える方法が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
このような受電側端子及び給電側端子は、いずれも通信ケーブルを接続するための端子であり同じ形状(例えば、RJ−45)であるため、見かけ上区別がつかない。そのため、給電装置に接続された通信ケーブルが受給電装置の給電側端子へ誤接続されていることにユーザが気づきにくく、受給電装置が動作しないままになる場合があり、受給電装置へ電力を供給する際のユーザの利便性が悪い。
一方、特許文献1に開示された技術によれば、受電側端子及び給電側端子を区別する必要はないが、判定部やセレクタ部を動作させるためには別途外部の電源ケーブルが必要となるのでPoEを用いるメリットが失われ、やはり受給電装置へ電力を供給する際のユーザの利便性が悪くなる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、通信ケーブルを介して受給電する受給電装置へ電力を供給する際のユーザの利便性を向上させることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、通信ケーブルを介して受給電する受給電装置であって、通信ケーブルによって接続された外部の給電装置から、第1の端子を介して電力の供給を受ける第1の受電部と、通信ケーブルによって接続された外部の給電装置から、第2の端子を介して電力の供給を受ける第2の受電部と、前記第1の受電部に供給される電力に基づき、前記第2の端子を介して外部に電力を供給する給電部と、前記第2の端子を前記第2の受電部及び前記給電部のいずれか一方に接続する切替部と、前記第1の受電部及び前記第2の受電部の少なくとも一方に対して供給される電力によって動作し、前記切替部の接続状態を制御する切替制御部とを含み、前記切替部は、前記第2の端子を前記第2の受電部に接続する状態を初期状態とし、前記切替制御部は、前記第1の受電部に電力が供給されていることを検知した場合に、前記第2の端子を前記給電部に接続するように前記切替部の接続状態を制御することを特徴とする。
また、本発明の他の態様は、通信ケーブルを介して受給電する受給電装置の制御方法であって、前記受給電装置は、通信ケーブルによって接続された外部の給電装置から、第1の端子を介して電力の供給を受ける第1の受電部と、通信ケーブルによって接続された外部の給電装置から、第2の端子を介して電力の供給を受ける第2の受電部と、前記第1の受電部に供給される電力に基づき、前記第2の端子を介して外部に電力を供給する給電部と、前記第2の端子を前記第2の受電部及び前記給電部のいずれか一方に接続する切替部とを含み、前記切替部は、前記第2の端子を前記第2の受電部に接続する状態を初期状態とし、前前記第1の受電部及び前記第2の受電部の少なくとも一方に対して供給される電力によって動作して、前記第1の受電部に電力が供給されていることを検知した場合に、前記第2の端子を前記給電部に接続するように前記切替部の接続状態を制御することを特徴とする。
本発明によれば、通信ケーブルを介して受給電する受給電装置へ電力を供給する際のユーザの利便性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る受給電装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る制御部の制御構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る制御部による制御処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る受給電装置の受電側端子に給電装置が接続された場合における電流の流れを示す図である。 本発明の実施形態に係る受給電装置の給電側端子に給電装置が接続された場合における電流の流れを示す図である。 本発明の実施形態に係る受給電装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る制御部の制御構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る制御部による制御処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る受給電装置の第1の端子に給電装置が接続された場合における電流の流れを示す図である。 本発明の実施形態に係る受給電装置の第2の端子に給電装置が接続された場合における電流の流れを示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施形態を詳細に説明する。第1の実施形態においては、PoEにより通信ケーブルを介して受給電する受給電装置について説明する。
図1は、本実施形態に係る受給電装置1の構成を例示するブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る受給電装置1は、第1の端子101、第2の端子102、絶縁部103、104、データ送受信部105、第1の受電回路120、第2の受電回路130、給電回路106、切替部107、通知部108及び制御部100を含む。また、受電回路120は、PD(Power Device)検出回路121、受電制御回路122及びDC(Direct Current)/DC電源回路123を含み、第2の受電回路130は、PD検出回路131、受電制御回路132及びDC/DC電源回路133を含む。
第1の端子101、第2の端子102は、通信データの送受信とともに電力を入出力する通信ケーブルを接続するPoE対応のコネクタ(例えば、RJ−45)である。第1の端子101は、接続されている通信ケーブルを介して受信した通信データを絶縁部103に対して出力するとともに、接続されている通信ケーブルを介して入力された電力をPD検出回路121に対して出力する。すなわち、第1の端子101は、通信ケーブルを介して入力された電力を第1の受電回路(受電部)120へ出力する受電側端子である(以降、本実施形態においては第1の端子101を受電側端子101とする)。
第2の端子102は、接続されている通信ケーブルを介して受信した通信データを絶縁部104に対して出力するとともに、後述する切替部107が給電回路106側に切り替えられた場合に、給電回路106から入力された電力を、接続されている通信ケーブルを介して出力する。すなわち、第2の端子102は、給電回路106から入力された電力を、接続されている通信ケーブルを介して出力する給電側端子である(以降、本実施形態においては第2の端子102を給電側端子102とする)。
なお、外部の給電装置や外部の受電装置は、通信ケーブルを介して受電側端子101や給電側端子102に接続されるが、通信ケーブルを介して両者が接続された状態を、単に「受電側端子101に接続された給電装置」や「給電側端子102に接続された受電装置」等と記述する。
絶縁部103は、受電側端子101とデータ送受信部105との間で通信データを絶縁状態で送受信するパルストランスである。絶縁部104は、給電側端子102とデータ送受信部105との間で通信データを絶縁状態で送受信するパルストランスである。
データ送受信部105は、後述するDC/DC電源回路123から電力が供給されることにより動作し、絶縁部103、104を介して伝送された通信データを、装置内の各種処理を行う図示しない装置処理部に対して送信する。また、データ送受信部105は、装置処理部により処理された通信データを、絶縁部103を介して受電側端子101へ出力し、絶縁部104を介して給電側端子102へ出力する。
PD検出回路121は、電力が供給される受電装置(PD:Power Device)すなわち受給電装置1における受電回路120を、受電側端子101に接続されている給電装置が検出するための回路である。具体的には、PD検出回路121は、25kΩの抵抗を備え、受電側端子101に接続された給電装置は、予め定められた電圧を印加して、25kΩに対応する電流値を検出した場合は、接続先のデバイスを受電回路120として検出する。
受電制御回路122は、受電側端子101に接続された給電装置が受電回路120を検出すると、PoEプロトコルに従って給電装置とネゴシエーションを行い、給電装置から供給される電力を制御してDC/DC電源回路123に対して出力する。
DC/DC電源回路123は、受電制御回路122から入力された電圧を昇圧又は降圧し、受給電装置1内部の各部を動作させるための電力や、給電回路106から給電側端子102に接続された外部の受電装置へ供給するための電力を生成する。DC/DC電源回路123は、例えば、図1において太線矢印で示したように、データ送受信部105、制御部100及び給電回路106に対して電力を供給する。
また、DC/DC電源回路123は、電力を供給するとともに、電源供給を行っているのがDC/DC電源回路123であることを示す接続情報(信号)を、制御部100に対して出力する。接続情報は、DC/DC電源回路123から電源供給が行われていることが識別できる情報であればよく、例えば、給電装置が受電側端子101に接続されていることを示す情報であってもよい。
給電回路(給電部)106は、電力を供給する給電装置(PSE:Power Sourcing Equipment)又は同等の機能を備える回路であり、後述する切替部107により給電側端子102と接続された場合に動作を行う。具体的には、給電回路106は、予め定められた電圧を印加して、25kΩに対応する電流値が検出された場合は、給電側端子102に接続された外部の装置を受電装置として検出する。
また、給電回路106は、給電側端子102に接続された受電装置を検出すると、予め定められた電圧を印加して電流値を測定し、測定された電流値に基づいて、検出された受電装置の受電能力を把握する。また、給電回路106は、PoEプロトコルに従って給電側端子102に接続された受電装置とネゴシエーションを行い、DC/DC電源回路123から入力された電圧を制御して受電装置へ供給する。
第2の受電回路130は、PD検出回路121、受電制御回路122及びDC/DC電源回路123とそれぞれ同様の機能を備えるPD検出回路131、受電制御回路132及びDC/DC電源回路133を含む。また、受電回路130は、後述する切替部107により給電側端子102と接続された場合に、給電側端子102に誤接続された給電装置から電力が供給される。
DC/DC電源回路133は、例えば、図1において太線矢印で示すように、制御部100及び通知部108に電力を供給する。また、DC/DC電源回路133は、電力を供給するとともに、電源供給を行っているのがDC/DC電源回路133であることを示す接続情報(信号)を、制御部100に対して出力する。接続情報は、DC/DC電源回路133から電源供給が行われていることが識別できる情報であればよく、例えば、給電装置が給電側端子102に接続されていることを示す情報であってもよい。
切替部107は、後述する制御部100による制御に従って、給電回路106及び受電回路130のいずれか一方と給電側端子102との間に電流が流れるように接続を切り替えるスイッチである。また、切替部107は、受電側端子101及び給電側端子102のいずれの端子にも給電装置や受電装置が接続されていない初期状態においては、受電回路130と給電側端子102とを接続する。
通知部108は、DC/DC電源回路133から電力が供給されることにより動作し、本来は受電側端子101に接続されるべき給電装置が誤って給電側端子102に接続されている場合に、後述する制御部100による制御に従って、給電装置が給電側端子102に誤接続されている旨を通知する。通知部108は、例えば、受電側端子101及び給電側端子102付近に設けられたLED(Light Emitting Diode)等の発光素子であり、発光状態により誤接続を通知する(例えば、誤接続の場合は給電側端子102付近のLEDを点滅させる)。また、LEDは、受電側端子101及び給電側端子102に内蔵されていてもよい。
その他、通知部108は、受給電装置1に設けられたLCD(Liquid Crystal Display)等の表示部であってもよく、誤接続に関する情報を表示する。誤接続に関する情報は、例えば、誤接続であることを知らせる文字、絵、写真、アニメーションや誤接続に対する対処方法の説明である。
また、通知部108は、スピーカ等の音声出力部であってもよく、誤接続の場合にその旨の音声やガイダンス等の誤接続に関する音声情報をスピーカから出力する。また、通知部108は、上述のような通知手段を併用してもよい。LEDのみの場合は通知部108を安価な構成とすることができ、LCDやスピーカを設ける場合はLEDのみの場合よりも製造コストはかかるがユーザに対してより分かりやすく通知することができる。
制御部100は、DC/DC電源回路123又はDC/DC電源回路133から電力が供給されることにより動作し、受電側端子101及び給電側端子102への装置の接続状況に応じて、切替部107及び通知部108を制御する。このような両端子への装置の接続状況に応じた切替部107及び通知部108の制御が、本実施形態に係る要旨の1つである。以下、制御部100の制御処理を説明する。
図2は、本実施形態に係る制御部100の制御構成を示すブロック図である。図2に示すように、本実施形態に係る制御部100は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、NVRAM(Non Volatile RAM)14、接続判定部15、切替制御部16及び通知制御部17を含む。
CPU11は演算手段であり、制御部100の各部の動作を制御する。ROM12は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。RAM13は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU11が情報を処理する際の作業領域として用いられる。NVRAM14は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、制御プログラムや制御用のパラメータが格納される。
接続判定部15は、DC/DC電源回路123又はDC/DC電源回路133から入力された接続情報に従って、給電装置が受電側端子101及び給電側端子102のいずれに接続されているかを判定する。具体的には、接続判定部15は、DC/DC電源回路123から接続情報が入力された場合、給電装置が受電側端子101に接続されている(すなわち、正しく接続されている)と判定し、DC/DC電源回路133から接続情報が入力された場合、給電装置が給電側端子102に接続されている(すなわち、誤って接続されている)と判定する。
切替制御部16は、接続判定部15の判定結果に応じて、切替部107を制御する。具体的には、切替制御部16は、接続判定部15により給電装置が受電側端子101に接続されていると判定された場合、切替部107のスイッチを初期状態から給電回路106と給電側端子102との間に電流が流れるよう切り替える。これにより、受電側端子101に接続された給電装置から供給された電力が給電回路を介して給電側端子102に接続された受電装置へ供給される。
通知制御部17は、接続判定部15の判定結果に応じて、通知部108を制御する。具体的には、通知制御部17は、接続判定部15により給電装置が給電側端子102に誤接続されていると判定された場合、給電装置が誤接続されている旨等を、通知部108を介して通知する。
次に、制御部100の各部による制御処理を、図3を参照して説明する。図3は、制御部100の各部による制御処理を例示するフローチャートである。図3に示すように、DC/DC電源回路123又はDC/DC電源回路133から制御部100の各部に電力が供給されて動作を開始した接続判定部15は、DC/DC電源回路123又はDC/DC電源回路133から入力された接続情報を取得する(S300)。
接続情報を取得した接続判定部15は、取得した接続情報に基づいて、給電装置が受電側端子101に接続されていると判定すると(S301/YES)、制御部100の各部は、DC/DC電源回路123により、受電側端子101に接続された給電装置からの電力供給を受ける(S302)。電力供給を受けた切替制御部16は、切替部107のスイッチを初期状態から給電回路106と給電側端子102との間に電流が流れるよう切り替える(S303)。
一方、接続判定部15は、取得した接続情報に基づいて、給電装置が給電側端子102に誤接続されていると判定すると(S301/NO)、制御部100の各部は、DC/DC電源回路133により、給電側端子102に接続された給電装置からの電力供給を受ける(S304)。電力供給を受けた通知制御部17は、給電装置が誤接続されている旨等を、通知部108を介して通知する(S305)。
図4は、給電装置が受電側端子101に接続された場合の電力の流れを太線矢印で示す図である。図4に示すように、受電側端子101に接続された給電装置から受電回路120に対して電力が供給されると、受電回路120からデータ送受信部105及び制御部100に対して電力が供給されて各部の動作が開始する。さらに、切替部107のスイッチが給電回路106と給電側端子102との間に電流が流れるよう切り替えられているので、受電回路120から給電回路106へ電力が供給されると、給電回路106から給電側端子102に接続された受電装置へ電力が供給される。
図5は、給電装置が給電側端子102に誤接続された場合の電力の流れを太線矢印で示す図である。図5に示すように、給電装置が給電側端子102に誤接続されている場合は、切替部107のスイッチが初期状態のままなので、給電装置から給電側端子102を介して受電回路130に対して電力が供給される。さらに、受電回路130から制御部100及び通知部108に対して電力が供給されて各部の動作が開始する。
なお、上記実施形態においては、S302及びS304において制御部100の各部に電力供給が開始されると、切替部107の切替制御(S303)や通知部108の通知制御(S305)が行われるが、これらの制御が行われる前に、給電装置の接続状態がS301で判定した状態と同じであるかを再度判定してもよい。この場合、例えば、CPUのI/OポートのうちのあるポートにおいてはDC/DC電源回路123で生成する電源でプルアップされ、別のポートにおいてはDC/DC電源回路133で生成する電源でプルアップされるようにする。そして、S302及びS304において制御部100の各部に電力供給が開始されると、例えば、接続判定部15は、いずれのI/Oポートから電力が供給されているかを判別して、給電装置が正しく接続されているか否かを判定する。
以上説明したように、本実施形態に係る受給電装置1においては、切替部107は初期状態として第2の端子102を第2の受電回路130に接続しているので、通信ケーブルに接続された外部の給電装置が第1の端子101及び第2の端子のいずれに接続されている場合であっても、別途専用の電源ケーブルを使用することなく制御部100に対して電力が供給される。また、いずれかの受電回路に対して供給された電力によって動作する制御部100は、受電回路120及び受電回路130のいずれに給電装置から電力が供給されているかを検知することができる。これにより、制御部100は給電装置から第2の受電回路130に電力が供給されている、すなわち給電装置が第2の端子102に誤接続されていることを検知して、通知部108により給電装置の誤接続を通知することが可能になり、ユーザは通知部108により誤接続を即座に把握して給電装置を正しく接続し直すことができるので、通信ケーブルを介して受給電する受給電装置1へ電力を供給する際のユーザの利便性を向上させることが可能になる。
なお、本実施形態における受電回路130は、通知部108を介して誤接続の通知ができる程度の電力を制御部100及び通知部108に対して供給できればよいので、受電回路130の受電容量は、データ送受信部105や給電回路106にも電力を供給する受電回路120よりも小さくてもよい。すなわち、受電回路130の回路規模は、受電回路120の回路規模よりも小さくしてもよい。このような構成により、本実施形態に係る受給電装置1の製造コストの削減や小型化が可能になる。
また、上記実施形態においては、制御部100は、CPU11等の演算装置及びROM12、RAM13、NVRAM14等に格納されたプログラム等から構成される場合を例として説明した。その他、制御部100は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア回路で実現されてもよい。
また、上記実施形態においては、受給電装置1に受電側端子101及び給電側端子102の2つの端子が設けられている場合を例として説明した。しかしながら、これは一例であり、他の受電側端子や給電側端子がさらに設けられていてもよい。この場合も、受電回路や切替部が他の受電側端子や給電側端子に対して同様に構成され、別の給電装置が他の給電側端子に誤って接続された場合に、通知部108を介して誤接続の旨がユーザに通知される。
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。第1の実施形態に係る受給電装置1においては、通信ケーブルが接続される第1の端子101、第2の端子102を、受電側端子101及び給電側端子102と区別して、給電装置が給電側端子102に接続された場合は誤接続であるとしてユーザに通知する。第2の実施形態に係る受給電装置1においては、第1の端子101、第2の端子102を第1の実施形態のように区別せず、給電装置が第1の端子101、第2の端子102のいずれに接続されても適切に動作する構成をとる。
図6は、第2の実施形態に係る受給電装置1の構成を例示するブロック図である。図6に示すように、本実施形態に係る受給電装置1は、図1に示した構成から通知部108が除かれ、図1に示した構成に第2の切替部109及び第2の給電回路110が追加された構成をとる。以下、図1の構成と異なる構成や動作のみを説明する。
なお、受電回路120及び受電回路130は、第1の実施形態においては、受電回路130の回路規模が受電回路120よりも小さくてもよいと説明したが、第2の実施形態においては、受電回路130の回路規模は受電回路120と同等である。
第1の受電回路120は、後述する第2の切替部109により第1の端子101と接続された場合に動作を行う。第2の給電回路110は、第1の給電回路と同様の回路であり、後述する第2の切替部109により第1の端子101と接続された場合に動作を行う。
第2の切替部109は、制御部100による制御に従って、第1の受電回路120及び第2の給電回路110のいずれか一方と第1の端子101との間に電流が流れるように接続を切り替えるスイッチである。また、第2の切替部109は、第1の端子101及び第2の端子102のいずれの端子にも給電装置や受電装置が接続されていない初期状態においては、第1の受電回路120と第1の端子101とを接続する。また、第1の切替部107は、初期状態においては、第2の受電回路130と第2の端子102とを接続する。
第2の受電回路130のDC/DC電源回路133は、図6において太線矢印で示すように、制御部100及びデータ送受信部105に対して電力を供給する。
制御部100は、DC/DC電源回路123又はDC/DC電源回路133から電力が供給されることにより動作し、第1の端子101及び第2の端子102への装置の接続状況に応じて、第1の切替部107及び第2の切替部109を制御する。このような両端子への装置の接続状況に応じた第1の切替部107及び第2の切替部109の制御が、本実施形態に係る要旨の1つである。以下、第2の実施形態における制御部100の制御処理を説明する。
図7は、第2の実施形態に係る制御部100の制御構成を示すブロック図である。図7に示すように、第2の実施形態に係る制御部100は、図2に示した構成から通知制御部17が除かれた構成をとる。以下、図1において説明した動作とは異なる動作を行う構成を説明する。
接続判定部15は、DC/DC電源回路123から接続情報が入力された場合、給電装置が第1の端子101に接続されていると判定し、DC/DC電源回路133から接続情報が入力された場合、給電装置が第2の端子102に接続されていると判定する。
切替制御部16は、接続判定部15により給電装置が第1の端子101に接続されていると判定された場合、第1の切替部107のスイッチを初期状態から第1の給電回路106と第2の端子102との間に電流が流れるよう切り替える。また、切替制御部16は、接続判定部15により給電装置が第2の端子102に接続されていると判定された場合、第2の切替部109のスイッチを初期状態から第1の給電回路110と第1の端子101との間に電流が流れるよう切り替える。
次に、第2の実施形態に係る制御部100の各部による制御処理を、図8を参照して説明する。図8は、制御部100の各部による制御処理を例示するフローチャートである。図8に示すように、DC/DC電源回路123又はDC/DC電源回路133から制御部100の各部に電力が供給されて動作を開始した接続判定部15は、DC/DC電源回路123又はDC/DC電源回路133から入力された接続情報を取得する(S800)。
接続情報を取得した接続判定部15は、取得した接続情報に基づいて、給電装置が第1の端子101に接続されていると判定すると(S801/YES)、制御部100の各部は、DC/DC電源回路123により、第1の端子101に接続された給電装置からの電力供給を受ける(S802)。電力供給を受けた切替制御部16は、第1の切替部107のスイッチを初期状態から第1の給電回路106と第2の端子102との間に電流が流れるよう切り替える(S803)。
一方、接続判定部15は、取得した接続情報に基づいて、給電装置が第2の端子102に接続されていると判定すると(S801/NO)、制御部100の各部は、DC/DC電源回路133により、第2の端子102に接続された給電装置から電力供給を受ける(S804)。電力供給を受けた切替制御部16は、第2の切替部109のスイッチを初期状態から第2の給電回路110と第1の端子101との間に電流が流れるよう切り替える(S805)。
図9は、給電装置が第1の端子101に接続された場合の電力の流れを太線矢印で示す図である。図9に示すように、給電装置が第1の端子101に接続された場合は、第2の切替部109のスイッチが初期状態のままなので、給電装置から第1の端子101を介して受電回路120に対して電力が供給されると、第1の受電回路120からデータ送受信部105及び制御部100に対して電力が供給されて各部の動作が開始する。
さらに、第1の切替部107のスイッチが第1の給電回路106と第2の端子102との間に電流が流れるよう切り替えられているので、第1の受電回路120から第1の給電回路106へ電力が供給されると、第1の給電回路106から第2の端子102に接続された受電装置へ電力が供給される。
図10は、給電装置が第2の端子102に接続された場合の電力の流れを太線矢印で示す図である。図10に示すように、給電装置が第2の端子102に接続された場合は、第1の切替部107のスイッチが初期状態のままなので、給電装置から第2の端子102を介して第2の受電回路130に対して電力が供給されると、第2の受電回路130からデータ送受信部105及び制御部100に対して電力が供給されて各部の動作が開始する。
さらに、第2の切替部109のスイッチが第2の給電回路110と第1の端子101との間に電流が流れるよう切り替えられているので、第2の受電回路130から第2の給電回路110へ電力が供給されると、第2の給電回路110から第1の端子101に接続された受電装置へ電力が供給される。
以上説明したように、第2の実施形態に係る受給電装置1においては、切替部107は初期状態として第2の端子102を第2の受電回路130に接続し、切替部109は初期状態として第1の端子101を第1の受電回路120に接続しているので、通信ケーブルに接続された外部の給電装置が第1の端子101及び第2の端子102のいずれに接続されている場合であっても、別途専用の電源ケーブルを使用することなく制御部100に対して電力が供給される。また、第1の実施形態と同様に、いずれかの受電回路に対して供給された電力によって動作する制御部100は、受電回路120及び受電回路130のいずれに給電装置から電力が供給されているかを検知することができる。これにより、制御部100は、給電装置がいずれの端子に接続されているかを検知して、受電回路120及び受電回路130への電力の供給状態に応じて、一方の端子を介して給電装置から電力の供給を受け、他方の端子を介して受電装置へ電力を供給することが可能になるので、通信ケーブルを介して受給電する受給電装置1へ電力を供給する際のユーザの利便性を向上させることが可能になる。
なお、上記実施形態においては、受給電装置1に2つの端子101及び102が設けられている場合を例として説明した。しかしながら、これは一例であり、3つ以上の端子が設けられていてもよい。その場合、受給電装置1には、端子の数と同数の受電回路、給電回路及び切替部が設けられる。そして、複数の端子のうちの1つの端子に給電装置が接続されると、給電装置が接続された端子以外の端子にそれぞれ接続された切替部は端子と給電回路との間で電流が流れるようスイッチを切り替え、給電装置が接続された端子以外の端子に接続された受電装置へ給電が可能になる。
その他、3つ以上の端子が設けられ、複数の端子のうちの1つ以上の端子に給電装置が接続されている場合であって、給電装置が接続されている端子以外の端子に受電装置が接続されたときは、受電装置が接続された端子に接続された切替部は、端子と給電回路との間で電流が流れるようスイッチを切り替える。このような構成により、1つの端子に給電装置が接続された後に、他の端子に対して給電装置及び受電装置のいずれを接続してもよく、ユーザの受給電装置1に対する利便性がより高くなる。
1 受給電装置
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 NVRAM
15 接続判定部
16 切替制御部
17 通知制御部
100 制御部
101、102 端子
103、104 絶縁部
105 データ送受信部
106、110 給電回路
107、109 切替部
108 通知部
120、130 受電回路
121、131 PD検出回路
122、132 受電制御回路
123、133 DC/DC電源回路
特開2009−260407号公報

Claims (9)

  1. 通信ケーブルを介して受給電する受給電装置であって、
    通信ケーブルによって接続された外部の給電装置から、第1の端子を介して電力の供給を受ける第1の受電部と、
    通信ケーブルによって接続された外部の給電装置から、第2の端子を介して電力の供給を受ける第2の受電部と、
    前記第1の受電部に供給される電力に基づき、前記第2の端子を介して外部に電力を供給する給電部と、
    前記第2の端子を前記第2の受電部及び前記給電部のいずれか一方に接続する切替部と、
    前記第1の受電部及び前記第2の受電部の少なくとも一方に対して供給される電力によって動作し、前記切替部の接続状態を制御する切替制御部と
    を含み、
    前記切替部は、前記第2の端子を前記第2の受電部に接続する状態を初期状態とし、
    前記切替制御部は、前記第1の受電部に電力が供給されていることを検知した場合に、前記第2の端子を前記給電部に接続するように前記切替部の接続状態を制御する
    ことを特徴とする受給電装置。
  2. 前記給電装置の誤接続を通知する通知部と、
    前記第2の受電部に対して供給される電力によって動作し、前記通知部を制御する通知制御部と
    を含み、
    前記通知制御部は、前記第2の受電部に電力が供給されていることを検知した場合に、前記給電装置が通信ケーブルによって前記第2の端子に誤接続されていることを通知するように前記通知部を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の受給電装置。
  3. 前記第2の受電部は、前記第1の受電部よりも受電容量が小さい
    ことを特徴とする請求項2に記載の受給電装置。
  4. 前記通知部は、発光状態により前記給電装置の誤接続を通知する発光素子である
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の受給電装置。
  5. 前記通知部は、前記給電装置の誤接続に関する情報を表示する表示部である
    ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の受給電装置。
  6. 前記通知部は、前記給電装置の誤接続に関する音声情報を出力する音声出力部である
    ことを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の受給電装置。
  7. 前記第2の受電部に供給される電力に基づき、前記第1の端子を介して外部に電力を供給する第2の給電部と、
    前記第1の端子を前記第1の受電部及び前記第2の給電部のいずれか一方に接続する第2の切替部と
    を含み、
    前記第2の切替部は、前記第1の端子を前記第1の受電部に接続する状態を初期状態とし、
    前記切替制御部は、前記第1の受電部及び前記第2の受電部への電力の供給状態に応じて、前記切替部及び前記第2の切替部の接続状態を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の受給電装置。
  8. 前記切替制御部は、前記第2の受電部に電力が供給されていることを検知した場合に、前記第1の端子を前記第2の給電部に接続するように前記第2の切替部の接続状態を制御する
    ことを特徴とする請求項7に記載の受給電装置。
  9. 通信ケーブルを介して受給電する受給電装置の制御方法であって、
    前記受給電装置は、
    通信ケーブルによって接続された外部の給電装置から、第1の端子を介して電力の供給を受ける第1の受電部と、
    通信ケーブルによって接続された外部の給電装置から、第2の端子を介して電力の供給を受ける第2の受電部と、
    前記第1の受電部に供給される電力に基づき、前記第2の端子を介して外部に電力を供給する給電部と、
    前記第2の端子を前記第2の受電部及び前記給電部のいずれか一方に接続する切替部と
    を含み、
    前記切替部は、前記第2の端子を前記第2の受電部に接続する状態を初期状態とし、
    前前記第1の受電部及び前記第2の受電部の少なくとも一方に対して供給される電力によって動作して、前記第1の受電部に電力が供給されていることを検知した場合に、前記第2の端子を前記給電部に接続するように前記切替部の接続状態を制御する
    ことを特徴とする制御方法。
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