JP2006203730A - 受給電装置 - Google Patents

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謙一 新ヶ江
Susumu Ishibashi
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Abstract

【課題】ネットワークケーブルを含めて複数の受電可能な電源を有している受電端末において、自端末に接続される下位の受電端末に使用していない電源からの電力を供給することができる受電端末を提供する。
【解決手段】ネットワークケーブル103上に給電された電力が供給される第1の受電端子201と、アダプタ電源207の電力が供給される第2の受電端子208と、下位受電端末104に電力の供給を可能とする給電端子202とを有しており、さらに第1の受電端子201および第2の受電端子208のいずれか一方を選択して、選択した受電端子に供給された電力を自端末用の電力として受電するとともに、他方の受電端子に供給された電力を下位受電端末104に供給する選択手段206,210,213を有している。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えばパワー・オーバ・イーサネット(登録商標)(イーサネット(登録商標)は登録商標)等のネットワークケーブルから電力を受電する技術に関し、特に、ネットワークケーブルに接続されてこのケーブルから電力を受電する受給電装置(PD:Powered Device)の受電方式に関するものである。
ネットワークケーブルから電力を受電する技術として、パワー・オーバ・イーサネット(登録商標)(イーサネット(登録商標)の配線に使うケーブルを利用して電力を供給する技術)がある。そして、従来、この技術を利用して電話通信を行うようにしたVoIP(Voice Over Internet Protocol)電話システムが提案されている。このVoIP電話システムに用いられている受電方式は、例えば、VoIP電話端末が接続されるスイッチングハブやルーターなどのLAN用の機器に給電機能を設けて、これらの機器を通じてVoIP電話端末に電力を供給するものである(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−80127号公報
このようにネットワークに接続されて用いられる従来の受給電装置に関して、従来、外部電源である例えば電源アダプタとネットワークケーブルの両方から受電可能とされているものがある。しかしながら、このような外部電源とネットワークケーブルの両方から受電可能な受給電装置において、従来のものは、2つの受電可能な電源を有しているにもかかわらず、いずれか一方の電源のみが使用されていた。このようなことから、ネットワークケーブルを含めて複数の受電可能な電源を有している受給電装置において、使用していない電源をいかに無駄なく利用するかという未解決の課題が有った。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものであって、少なくとも1本のネットワークケーブルを含めて複数の受電可能な電力供給源を有している受給電装置において、当該受給電装置に接続される下位受電装置に使用していない電力を供給することができる受給電装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の受給電装置は、ネットワークケーブル上に給電された電力が供給される第1の受電端子と、外部電源の電力が供給される第2の受電端子と、下位受電装置に電力の供給を可能とする給電端子とを有しており、さらに第1の受電端子および第2の受電端子のいずれか一方を選択して、選択した端子に供給された電力を当該受給電装置用の電力として受電するとともに、他方の端子に供給された電力を、給電端子を介して下位受電装置に供給する選択手段を有している。
この発明によれば、使用していない電源からの電力を下位受電装置に供給することができ、未使用の電力を有効に利用することができ、外部電源の数を増やすことなしに、ネットワークに接続される受給電装置の数を増やすことができるという効果を奏する。
この発明の請求項1の受給電装置は、ネットワークケーブルが接続され、該ネットワークケーブル上に給電された電力が供給される第1の受電端子と、外部電源が接続され、該外部電源の電力が供給される第2の受電端子と、下位受電装置にネットワークケーブルを介して接続され、該ネットワークケーブルを介して前記下位受電装置に電力が供給される給電端子と、前記第1の受電端子および前記第2の受電端子のいずれか一方を選択して、選択した受電端子に供給された電力を当該受給電装置用の電力として受電するとともに、他方の受電端子に供給された電力を前記給電端子を介して前記下位受電装置に供給する選択手段とを有する。この構成により、選択された受電端子に供給された電力を当該受給電装置用の電力として受電するとともに、他方の受電端子に供給された電力が給電端子を介して下位受電装置に供給されるという作用を有する。
この発明の請求項2の受給電装置は、請求項1に記載の受給電装置において、前記選択手段は、当該受給電装置の負荷と前記下位受電装置の負荷とを監視し、監視した両負荷に基づいて、前記第1の受電端子および前記第2の受電端子のいずれか一方を選択する。この構成により、受給電装置用の電力として受電する受電端子と、下位受電装置に供給する電力を得る受電端子とが、監視された両負荷に基づいて決まり、両負荷に基づく電力供給をすることができるという作用を有する。
この発明の請求項3の受給電装置は、請求項1または2に記載の受給電装置において、前記第1の受電端子が複数設けられ、夫々の前記第1の受電端子にネットワークケーブルがそれぞれ接続され、ネットワークケーブルからの受電経路が多重化されている。この構成により、いずれか1つのネットワークケーブル或いはそれを接続する端子に障害が生じた場合でも、他の正常なネットワークケーブルおよび端子から受電でき、受給電装置が落ちることがないという作用を有する。
この発明の請求項4の受給電装置は、請求項3に記載の受給電装置において、前記選択手段は、前記複数のネットワークケーブルのうち、1のネットワークケーブルから供給された電力を当該受給電装置用の電力として受電するとともに、他のネットワークケーブルのうち、少なくとも1のネットワークケーブルから供給された電力を前記下位受電装置に供給する。この構成により、当該受給電装置の受電に使用していないネットワークケーブルの電力を下位受電装置に送ることができ、未使用の電力を有効に利用することができ、また接続される受給電装置の数をさらに増やすことができるという作用を有する。
この発明の請求項5の受給電装置は、ネットワークケーブルが接続され、該ネットワークケーブル上に給電された電力が供給される第1の受電端子と、外部電源が接続され、該外部電源の電力が供給される第2の受電端子と、下位受電装置にネットワークケーブルを介して接続され、該ネットワークケーブルを介して前記下位受電装置に電力が供給される給電端子と、前記第1の受電端子および前記第2の受電端子に供給される電力を監視する監視手段と、前記監視手段の監視結果に基づき、前記第1の受電端子の電力が閾値を下回った際には、前記第2の受電端子から受電するとともに、前記第2の受電端子の電力が閾値を下回った際には、前記第1の受電端子から受電する選択手段とを有する。この構成により、例えば、ネットワークケーブルが突然抜かれたり、断線したりしてネットワークケーブルからの電力が閾値を下回った時、受電の対象がネットワークケーブルから電源アダプタに切り換えられ、或いは停電したりやブレーカの保護動作が働いたりして、電源アダプタからの電力が閾値を下回った時、受電の対象が電源アダプタからネットワークケーブルに切り換えられ、受給電装置が落ちることがないという作用を有する。
この発明の請求項6の受給電装置は、請求項5に記載の受給電装置において、内蔵バッテリーをさらに有し、前記選択手段は、前記第1の受電端子の電力が閾値を下回った際には、前記第2の受電端子および前記内蔵バッテリーの少なくともいずれか一方から受電するとともに、前記第2の受電端子の電力が閾値を下回った際には、前記第1の受電端子および前記内蔵バッテリーの少なくともいずれか一方から給電する。この構成により、ネットワークケーブルからの電力が閾値を下回った時、受電の対象がネットワークケーブルから電源アダプタ或いは内蔵バッテリーに切り換えられ、電源アダプタからの電力が閾値を下回った時、受電の対象が電源アダプタからネットワークケーブル或いは内蔵バッテリーに切り換えられ、受給電装置が落ちることがないという作用を有する。
この発明の請求項7の受給電装置は、請求項1から6のいずれか一項に記載の受給電装置において、前記第1の受電端子を介してネットワークケーブル上にデータを入出力する。この構成により、ネットワークケーブルを介してデータの送受信ができるとともに同じケーブルから受電することができるという作用を有する。
この発明の請求項8の受給電装置は、請求項1から7のいずれか一項に記載の受給電装置において、前記ネットワークケーブルが、LANケーブルである。この構成により、広く普及しているネットワークケーブルを使用することにより、現在の技術にあってより有用性が高いという作用を有する。
この発明の請求項9の受給電装置は、請求項1から8のいずれか一項に記載の受給電装置において、前記第1の受電端子および前記給電端子が、モジュラ式コネクタである。この構成により、広く普及しているモジュラ式コネクタを使用することにより、現在の技術にあってより汎用性が高いという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について、各図に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の受給電装置を説明するための給電装置と受給電装置の接続図である。給電装置(PSE:Power Sourcing Equipment)101には、ネットワークケーブルの一例であるLAN(Local area Network)ケーブル(例えばイーサネット(登録商標)ケーブル)103が複数接続されている。給電装置101は、夫々のイーサネット(登録商標)ケーブル103上にデータと電力を供給している。イーサネット(登録商標)ケーブル103の他端には、IP電話機である受給電装置102が接続されている。つまり、給電装置101と受給電装置102とは、イーサネット(登録商標)ケーブル103にて接続されている。受給電装置102は、このイーサネット(登録商標)ケーブル103上の電力を受電している。受給電装置102には、さらにイーサネット(登録商標)ケーブル105によって下位受電装置104が接続されている。
なお、この「下位受電装置」とは、給電装置101に接続された受給電装置102を介して、当該受給電装置102より給電装置101に対して下位側に接続された受電装置(PD:Powered Device)をいう。下位受電装置は、給電装置101に対して(つまり給電装置101を上位として)下位側に接続されていれば、給電装置101と下位受電装置との間に、他の装置が介在してもよい。
図2は、本発明の実施の形態1の受給電装置102の内部の様子を示す機能ブロック図である。図中白太矢印は、イーサネット(登録商標)データパスを示している。一方、黒太矢印は、電源パスを示している。また、黒細矢印は、後述する制御部213からの制御信号の流れを示している。受給電装置102は、第1の受電端子であるRJ−45コネクタ201を有している。RJ−45コネクタ201には、給電装置101から延びるイーサネット(登録商標)ケーブル103が接続されている。そして、受給電装置102は、RJ−45コネクタ201を介して、イーサネット(登録商標)ケーブル103上にデータを入出力可能とされている。また、RJ−45コネクタ201には、給電装置101によってイーサネット(登録商標)ケーブル103上に供給された電力が供給されている。RJ−45コネクタ201は、イーサネット(登録商標)ケーブルやISDN回線などで使われる8芯のモジュラ式コネクタである。
受給電装置102は、また、第2の受電端子である電源コネクタ208を有している。電源コネクタ208には、電源アダプタ207から延びる電源線106が接続されている。電源アダプタ207は、例えば家庭用100Vなどの外部電源に接続されるACアダプタである。これにより、電源コネクタ208には、電源アダプタ207からの電力が供給されている。
受給電装置102は、さらに給電端子であるRJ−45コネクタ202を有している。RJ−45コネクタ202は、RJ−45コネクタ201と同じ8芯のモジュラ式コネクタである。RJ−45コネクタ202には、イーサネット(登録商標)ケーブル105を介してよって下位受電装置104にが接続されている。受給電装置102は、RJ−45コネクタ202およびこれに接続されたイーサネット(登録商標)ケーブル105を通じて、よって下位受電装置104にデータと電力を供給する。
受給電装置102は、さらにまた一次側と二次側を電気的に分離するパルストランス部203と、イーサネット(登録商標)データを形成しパルストランス部203を通じてイーサネット(登録商標)データを送受信するイーサネット(登録商標)部204とを有している。
また、受給電装置102は、イーサネット(登録商標)ケーブル103からの電力を受電するとともに、受電した電力の監視もする監視手段としてのPoE(Power over Ethernet(登録商標))受電部205と、イーサネット(登録商標)ケーブル103から受電した電力を、下位受電装置104が接続するRJ−45コネクタ202へ送るか、或いはPoE受電部205へ送るかを選択する第1のセレクタ部206と、電源アダプタ207から供給される電力を監視する監視手段である電源監視部209と、受給電装置102の電源をPoE受電部205から受け取るかまたは電源アダプタ207から受け取るかを選択する第2のセレクタ部210とを有している。
さらにまた、受給電装置102は、第2のセレクタ部210を介して受け取った電力を受給電装置102内部で使用する電圧に変換するDC/DC部211と、第2のセレクタ部210を介して受け取った電力を下位受電装置104が接続するRJ−45コネクタ202に送るPoE給電部212と、これら各部を制御する制御部213を有している。制御部213は、具体的には、イーサネット(登録商標)部204、PoE受電部205、第1のセレクタ部206、第2のセレクタ部210およびPoE給電部212を制御する。
ここで、第1のセレクタ部206、第2のセレクタ部210および制御部213は、RJ−45コネクタ201および電源コネクタ208の2つの電力供給もとの、いずれか一方を選択して、選択したコネクタに供給された電力を受給電装置102用の電力として受電するとともに、他方のコネクタに供給された電力をRJ−45コネクタ202を介して下位受電装置104に供給する選択手段を構成している。
次に動作を説明する。まず、受給電装置102の電源として電源アダプタ207が選択されている場合の動作について図3を用いて説明する。図3の黒太矢印は、電源アダプタ207からの電力を受給電装置102用の電力として受電したときの電源パスを示している。受給電装置102の受電を電源アダプタ207から行う場合、予め第2のセレクタ部210によって電源コネクタ208からDC/DC部211に至る電源パスが形成されており、受給電装置102は電源アダプタ207からの電力によって起動する。
そして、起動した後に制御部213は、PoE受電部205に対して給電装置101から電力を受電できるかどうかの確認を行う。そして、受電可能な場合、制御部213は、第1のセレクタ部206に対して、給電装置101から受電した電力をPoE給電部212に送るように制御命令を出力する。PoE給電部212によって給電可能となった給電装置101の電力は、RJ−45コネクタ202を介して下位受電装置104に供給される。以上のように、受給電装置102は、電源アダプタ207から受電した電力にて動作して、使用していない給電装置101の電力を下位受電装置104に送ることが可能となる。
次に受給電装置102の電源として給電装置101が選択されている場合の動作について図4を用いて説明する。図4の黒太矢印は、給電装置101からの電力を受給電装置102用の電力として受電した時の電源パスを示している。受給電装置102の受電を給電装置101から行う場合、予め第1のセレクタ部206、第2のセレクタ部210によって給電装置101からDC/DC部211に電源パスが接続されており、受給電装置102は給電装置101からの電力によって起動する。
そして、起動した後に制御部213は、電源監視部209に対して電源アダプタ207から電力を受電できるかどうか確認を行い、受電可能な場合、制御部213は第2のセレクタ部210に対して電源アダプタ207から受電した電力を、PoE給電部212に送るように制御命令を出力する。PoE給電部212によって給電可能となった電源アダプタ207の電力は、RJ−45コネクタ202から下位受電装置104に対して給電される。以上のように、受給電装置102は、給電装置101から受電した電力にて動作して、使用していない電源アダプタ207の電力を下位受電装置104に送ることが可能となる。
以上のように本実施の形態の受給電装置102は、イーサネット(登録商標)ケーブル103上に給電された電力が供給されるRJ−45コネクタ201(第1の受電端子)と、外部電源の電力が供給される電源コネクタ208(第2の受電端子)と、下位受電装置104に電力の供給を可能とするRJ−45コネクタ202(給電端子)とを有している。そしてさらに、受給電装置102は、RJ−45コネクタ201および電源コネクタ208のいずれか一方を選択して、選択した端子に供給された電力を受給電装置102用の電力として受電するとともに、他方の端子に供給された電力を給電端子を介して下位受電装置104に供給する選択手段(第1のセレクタ部206、第2のセレクタ部210および制御部213)を有している。そのため、使用していない電源からの電力を下位受電装置104に供給することができ、未使用の電力を有効に利用することができ、外部電源の数を増やすことなしに、ネットワークに接続される受給電装置の数を増やすことができる。
なお、本実施の形態の受給電装置102、104は、IP電話機であるが、受給電装置102、104は、IP電話機に限らず、無線LANのアクセスポイントやネットワークカメラ等であってもよい。
また、本実施の形態の受給電装置102、104は、上記のようにイーサネット(登録商標)ケーブル103に接続されて、このイーサネット(登録商標)ケーブル103から受電するが、必ずしもイーサネット(登録商標)ケーブルに限らず、データと電力が1本のケーブルから供給されるネットワークケーブルであれば、本願発明を適用することができる。このようなデータケーブルから電力供給をする技術として、上述のパワー・オーバ・イーサネット(登録商標)の他に、例えば一般回線の電話技術がある。つまり、一般回線の電話機においてもネットワークケーブルから受電しており、本願発明を適用することができる。しかしながら、ネットワークケーブルが広く普及しているイーサネット(登録商標)ケーブルであれば、現在の技術にあってより有用性が高いものとなる。
また、上記に関連して、ネットワークケーブルがLANケーブル(例えばイーサネット(登録商標)ケーブル)でない場合、当然のことながら、コネクタはイーサネット(登録商標)規格準拠のモジュラ式コネクタである必要はなく、その他の形状のコネクタであってもよい。さらにもしデータを入出力しない受給電装置で有れば、コネクタは最小構成として電源とグランドの2芯のみが接続される端子であってもよい。しかしながら、使用するコネクタがモジュラ式コネクタであれば現在の技術にあってより汎用性が高くより有用である。
なお、本実施の形態の受給電装置102、104は、IP電話機であるので、RJ−45コネクタ202を介してイーサネット(登録商標)ケーブル上にデータを入出力するが、上記のように、受給電装置102、104は、必ずしもネットワークケーブルに対してデータを入出力するものでなくてもよく、例えばUSBケーブルに接続されて動作する小型扇風機や小型湯沸かし器等もその範疇に入る。
(実施の形態2)
次に、本発明の他の実施の形態について説明する。本実施の形態は、図2に示される実施の形態1の受給電装置の構成において、第2のセレクタ部210に、電源アダプタ207からの電源パスをDC/DC部211とPoE給電部212に同時に接続するか、または給電装置101からの電源パスをDC/DC部211とPoE給電部212に同時に接続する機能を新たに追加したものである。また、本実施の形態のPoE給電部212は、RJ−45コネクタ202を介して下位受電装置104に給電する給電部を構成している。
図5は、本発明の実施の形態2の受給電装置102の動作を説明するフローチャートであって、受給電装置が電源アダプタ207から受電した際の動作を示すフローチャートである。なお、図5では、給電端末101を「PSE101」、受給電装置102を「PD102」、および下位受電装置104を「PD104」と示す。図5において、まず、受給電装置102は、電源アダプタ207から受電して起動する(ステップS1)。次いで、下位受電装置104が接続するRJ−45コネクタ202に下位受電装置104が接続されているか否かを、PoE給電部212にて確認する(ステップS2)。そして、下位受電装置104が接続されていない時には、受給電装置102のみ電源アダプタ207からの受電で動作する(ステップS3)。
一方、下位受電装置104が接続されていることが確認された場合は、それが正しい受給電装置かどうかを確認するためにPoE給電部212にて認証を行う(ステップS4)。下位受電装置104の認証後、制御部213は受給電装置102のプログラム領域に保存されている受給電装置102自身の消費電力を参照する。また下位受電装置104の消費電力が予め受給電装置102のプログラム領域に保存されているかどうかを確認し(ステップS5)、保存されていない場合はPoE給電部212にて下位受電装置104の電力クラスの確認を行う(ステップS6)。
下位受電装置104の消費電力が上述したプログラム領域に保存されている場合、PoE給電部212は、保存されている消費電力を参照し、その消費電力と受給電装置102自身の消費電力とから、総消費電力を演算する。受給電装置102と下位受電装置104の総消費電力が分かると、電源アダプタ207から受電する電力との比較を行う(ステップS7)。電源アダプタ207の電力が、受給電装置102と下位受電装置104の総消費電力を上回る場合は、受給電装置102はそのまま電源アダプタ207から受電し、下位受電装置104もPoE給電部212を経由して給電可能となった電源アダプタ207の電力を受電することになる(ステップS8)。
次に電源アダプタ207の電力が、受給電装置102と下位受電装置104の総消費電力を下回る場合は、もう一つの給電先である給電装置101から受電可能かどうかをPoE受電部205にて確認する(ステップS9)。給電装置101から受電できない場合は、受給電装置102のみ電源アダプタ207から受電する(ステップS10)。
給電装置101から受電可能な場合は、給電装置101の電力と、受給電装置102と下位受電装置104との総消費電力を比較する(ステップS11)。給電装置101の電力は受給電装置102のプログラム領域に保存されており、その給電装置101の電力が、受給電装置102自身と下位受電装置104の総消費電力を下回る場合、受給電装置102のみ電源アダプタ207から受電し動作する(ステップS12)。また給電装置101の電力が、受給電装置102自身と下位受電装置104の総消費電力を上回る場合、受給電装置102の受電先を電源アダプタ207から給電装置101にシームレスに切り換え(ステップS13)、下位受電装置104もPoE給電部212を経由して給電可能となった給電装置101の電力を受電することになる(ステップS14)。
図6は、本発明の実施の形態2の受給電装置102の動作を説明するフローチャートであって、受給電装置102が給電装置103から受電した際の動作を示すフローチャートである。なお、図6では、給電端末101を「PSE101」、受給電装置102を「PD102」、下位受電装置104を「PD104」と示す。図6において、まず、受給電装置102は、給電装置101から受電して起動する(ステップS21)。次に、給電装置101から受電し起動した受給電装置102は、下位受電装置104が接続するRJ−45コネクタ202に下位受電装置104が接続されているかいないかをPoE給電部212にて確認する(ステップS22)。下位受電装置104が接続されていない時には、受給電装置102のみ給電装置101からの受電で動作する(ステップS23)。
一方、下位受電装置104が接続されていることが確認された場合は、それが正しい受給電装置かどうかを確認するためにPoE給電部212にて認証を行う(ステップS24)。下位受電装置104の認証後、制御部213は受給電装置102のプログラム領域に保存されている受給電装置102自身の消費電力を参照する。また下位受電装置104の消費電力が予め受給電装置102のプログラム領域に保存されているかどうかを確認し(ステップS25)、保存されていない場合はPoE給電部212にて下位受電装置104の電力クラスの確認を行う(ステップS26)。
下位受電装置104の消費電力が上述したプログラム領域に保存されている場合、PoE給電部212は、保存されている消費電力を参照し、その消費電力と受給電装置102自身の消費電力とから、総消費電力を演算する。受給電装置102と下位受電装置104の総消費電力が分かると、給電装置101から受電する電力との比較を行う(ステップS27)。給電装置101の電力が、受給電装置102と下位受電装置104の総消費電力を上回る場合は、受給電装置102はそのまま給電装置101から受電し、下位受電装置104もPoE給電部212を経由して給電可能となった給電装置101の電力を受電することになる(ステップS28)。
次に給電装置101の電力が、受給電装置102と下位受電装置104の総消費電力を下回る場合は、もう一つの給電先である電源アダプタ207から受電可能かどうかを電源監視部209にて確認する(ステップS29)。電源アダプタ207から受電できない場合は、受給電装置102のみ給電装置101から受電する(ステップS30)。
電源アダプタ207から受電可能な場合は、電源アダプタ207の電力と、受給電装置102と下位受電装置104との総消費電力を比較する(ステップS31)。電源アダプタ207の電力は受給電装置102のプログラム領域に保存されており、その電源アダプタ207の電力が、受給電装置102自身と下位受電装置104の総消費電力を下回る場合、受給電装置102のみ給電装置101から受電し動作する(ステップS32)。また電源アダプタ207電力が、受給電装置102自身と下位受電装置104の総消費電力を上回る場合、受給電装置102の受電先を給電装置101から電源アダプタ207にシームレスに切り換え(ステップS33)、下位受電装置104もPoE給電部212を経由して給電可能となった電源アダプタ207の電力を受電することになる(ステップS34)。
なお、本実施の形態の受給電装置102の消費電力と下位受電装置104の消費電力とを監視して、監視結果である両消費電力に基づいて受電先を切り替える手順(ステップS5〜ステップS14)を、上記実施の形態1の選択手段に適用し、受給電装置102の消費電力と下位受電装置104の消費電力に基づいて、受電先と給電先の選択をするようにしてもよい。
さらに、上記のように消費電力を監視する替わりに、受給電装置102と下位受電装置104の負荷を監視して、受電先と給電先の選択をしてもよい。ここで言う負荷とは、IEEE802.3afで定められた認証抵抗(25kΩ)であり、具体的には、ステップS26にて、PoE給電部212が下位受電装置104の電力クラスの確認を行うときに、電流を検出して、検出した電流からどの区分の認証抵抗に入るかを判定するというものである。
(実施の形態3)
図7は、本発明の実施の形態3の内部の様子を示す機能ブロック図である。本実施の形態の受給電装置102においては、実施の形態1の受給電装置に対して、さらにバッテリー部701と電源監視部209が追加された構成をなしている。バッテリー部701には電池や充電地などの内蔵バッテリーが用いられ、給電装置101や電源アダプタ207からの給電が途絶えた場合に使用される。
PoE受電部205は、給電装置101から給電される電力を常に監視し、その電力が予め設定されている閾値を下回った時、制御部213に対して異常を通知するように設定されている。電力の異常が通知された制御部213は、必要に応じてバッテリー部701からの受電を行う。
図8は、本発明の実施の形態3の受給電装置102の動作を説明するフローチャートであって、受給電装置102が給電装置101から受電した際の動作を示すフローチャートである。なお、図8では、給電端末101を「PSE101」、受給電装置102を「PD102」、および下位受電装置104を「PD104」と示す。図8において、まず、受給電装置102は、給電装置101から受電して起動する(ステップS41)。給電装置101から受電し起動した受給電装置102は、その電力をPoE受電部205にて監視を行い(ステップS42)、その監視している電力が受給電装置102のプログラム領域に予め保存されている閾値を下回るかどうかの判定を行っている(ステップS43)。給電端末101から給電される電力が閾値を下回らない場合は、PoE受電部205がその電力の監視を続ける。
一方、給電装置101から給電される電力が閾値を下回った場合は制御部213に通知され、制御部213はもう一つの給電先である電源アダプタ207から受電可能かどうかを電源監視部209に確認する(ステップS44)。電源アダプタ207から受電可能な場合は、受給電装置102の受電先を給電装置101から電源アダプタ207に切り換えて受電する(ステップS45)。
電源アダプタ207から受電ができない場合は、バッテリー部701から受電可能かどうかを調べる(ステップS46)。バッテリー部701から受電可能な場合は、受給電装置102の受電先を給電装置101からバッテリー部701に切り換えて受電する(ステップS47)。
一方、バッテリー部701からも受電できない場合は、予め設定されたプログラムに応じて、PoE受電部205が制御部213から切断コマンドを受信すれば(ステップS48)、給電装置101からの受電を切断する(ステップS49)か、或いは、プログラムに応じて、切断コマンドが送信されなければ、そのまま給電装置101から受電し続けることになる。
以上の様にして給電装置101からの電力を失った場合でも、次の給電先から受電が可能なので、受給電装置102を電源が落ちることなく使用することができる。なお本実施の形態では、バッテリー部701からの受電の優先順位を電源アダプタ207の次に設定しているが、受電の優先順位はプログラムの設定により自由に変更が可能である。
(実施の形態4)
図9は、本発明の実施の形態4の受給電装置の動作を説明するフローチャートであって、受給電装置が電源アダプタ207から受電した際の動作を示すフローチャートである。なお、図9では、給電端末101を「PSE101」、受給電装置102を「PD102」、下位受電装置104を「PD104」と示す。なお、受給電装置102の構成は、図7に示す実施の形態3のものと同じである。図9において、受給電装置102は、電源アダプタ207から受電して起動する(ステップS51)。電源アダプタ207から受電し起動した受給電装置102は、その電力を電源監視部209にて監視を行い(ステップS52)、その監視している電力が受給電装置102のプログラム領域に予め保存されている閾値を下回るかどうかの判定を行っている(ステップS53)。電源アダプタ207から給電される電力が閾値を下回らない場合は、PoE受電部205がその電力の監視を続ける。
一方、電源アダプタ207から給電される電力が閾値を下回った場合は制御部213に通知され、もう一つの給電先である給電装置101から受電可能かどうかをPoE受電部205に確認する(ステップS54)。給電装置101から受電可能な場合は、受給電装置102の受電先を電源アダプタ207から給電装置101に切り換えて受電する(ステップS55)。
給電装置101から受電ができない場合は、バッテリー部701から受電可能かどうかを調べる(ステップS56)。バッテリー部701から受電可能な場合は、受給電装置102の受電先を電源アダプタ207からバッテリー部701に切り換えて受電する(ステップS57)。
バッテリー部701から受電できない場合は、予め設定されたプログラムに応じて、電源監視部209が制御部213から切断コマンドを受信すれば(ステップS58)、電源アダプタ207からの受電を切断する(ステップS59)か、或いは、プログラムに応じて、切断コマンドが送信されなければ、そのまま電源アダプタ207から受電し続けることになる。
以上のように、本実施の形態の受給電装置102においては、電源アダプタ207からの電力を失った場合でも、次の給電先から受電が可能なので、受給電装置102は電源が落ちることなく使用できる。なお、本実施の形態では、バッテリー部701からの受電の優先順位を給電装置101の次に設定しているが、受電の優先順位はプログラムの設定により自由に変更が可能である。
(実施の形態5)
図10は、本発明の実施の形態5の受給電装置を説明するための給電装置と受給電装置の接続図である。本実施の形態の受給電装置102においては、パワー・オーバ・イーサネット(登録商標)のポートが1チャネル追加され、第1の受電端子が2個とされている。つまり、RJ−45コネクタ201(プライマリポート)の他に、RJ−45コネクタ1101(セカンダリポート)が設けられている。すなわち、そして、受給電装置102は、実施の形態1から4と同じように給電装置101とイーサネット(登録商標)ケーブル103にて接続されている他に、給電装置1001とイーサネット(登録商標)ケーブル1002にて接続されている。
図11は、本発明の実施の形態5の受給電装置102の内部の様子を示す機能ブロック図である。受給電装置102は新たにセカンダリポートとしてRJ−45コネクタ1101を有しており、イーサネット(登録商標)ケーブル1002を通して給電装置101とは別の給電装置1001と接続し、データの送受信と受電をすることができる。また、第1のセレクタ部206は制御部213の設定に応じて、プライマリポートであるRJ−45コネクタ201かセカンダリポートRJ−45コネクタ1101のうちどちらかの電力をPoE受電部205に送ることができる。
図12は、本発明の実施の形態5の受給電装置102の動作を説明するフローチャートであって、受給電装置102が給電装置101から受電した際の動作を示すフローチャートである。図12において、通常、受給電装置102はプライマリポートRJ−45コネクタ201からPoE受電部205を経由して受電するが(ステップS61)、その接続先の給電装置101が何らかの障害で給電できない状態や、イーサネット(登録商標)ケーブル103が断線するような状態になった場合、受電する電力が低下することになる。
PoE受電部205は、プライマリポートRJ−45コネクタ201から受電する電力とセカンダリポートRJ−45コネクタ1101から受電する電力を常に監視しており(ステップS62)、プライマリポートの電力が予めプログラム領域に保存されている閾値を下回り(ステップS63)、またセカンダリポートから受電可能な場合のみ(ステップS64)、制御部213は第1のセレクタ部206に対して、プライマリポートRJ−45コネクタ201からセカンダリポートRJ−45コネクタ1101に受電のパスを切り換えるように設定する(ステップS65)。したがって受給電装置102はセカンダリポートRJ−45コネクタ1101から電力を受電するようになる。
また、関連する他の実施の形態として、最初はプライマリポートRJ−45コネクタ201から受電し、受給電装置102が起動した後に、スパニングツリー等のネットワークのループ回避アルゴリズム用いた結果から、プライマリポートとセカンダリポートの優先順位にかかわらず、データの送受信行っているポートから受電することもできる。
なお、本実施の形態においては、第1の受電端子が2個設けられ、イーサネット(登録商標)ケーブル103からの受電経路が二重化されているが、第1の受電端子がさらに設けられ、イーサネット(登録商標)ケーブル103からの受電経路がさらに多重化されてもよい。
(実施の形態6)
図13は、本発明の実施の形態6の受給電装置の内部の様子を示す機能ブロック図である。本実施の形態の受給電装置102においては、図11に示された実施の形態5の受給電装置に対して、第1のセレクタ部206から下位受電装置104を接続するRJ−45コネクタ202への電源パスが追加された構成をなしている。図13において、受給電装置102はプライマリポートRJ−45コネクタ201とセカンダリポートRJ−45コネクタ1101から受電した電力を、それぞれPoE受電部205か下位受電装置104が接続するRJ−45コネクタ202に送ることができる。
図14は、本発明の実施の形態6の受給電装置102の動作を説明するフローチャートであって、受給電装置102の受電動作を示すフローチャートである。図14では、受給電装置102を「PD102」と示す。図14において、受給電装置102が起動した状態で(ステップS71)、初期状態として、第1のセレクタ部206は、プライマリポートRJ−45コネクタ201をPoE受電部205へ、セカンダリポートRJ−45コネクタ1101を下位受電装置104が接続するRJ−45コネクタ202へPoE給電部212を通じて接続する(ステップS72)。
セカンダリポートRJ−45コネクタ1101からの給電が始まると、PoE受電部205は、プライマリポートRJ−45コネクタ201からの電力と、セカンダリポートRJ−45コネクタ1101からの電力の給電を監視する(ステップS73)。そして、セカンダリポートRJ−45コネクタ1101からの受電があれば、その電力は下位受電装置104が接続するRJ−45コネクタ202へ給電される。
次に、プライマリポートRJ−45コネクタ201の電力が、何らかの障害によって予めプログラム領域に保存されている閾値を下回った場合(ステップS74)、PoE受電部205によって制御部213に通知される。セカンダリポートRJ−45コネクタ1101からの受電がない場合(ステップS75)は、受給電装置102は引き続きプライマリポートRJ−45コネクタ201からの給電を受ける。
セカンダリポートRJ−45コネクタ1101からの受電がある場合は、セカンダリポートRJ−45コネクタ1101から下位受電装置104が接続するRJ−45コネクタ202への給電を切断し(ステップS76)、そのセカンダリポートRJ−45コネクタ1101からの電源パスはDC/DC部211に接続され(ステップS77)、受給電装置102はセカンダリポートRJ−45コネクタ1101から給電を受けることになる(ステップS78)。
なお、設定によっては、使用されなくなったプライマリポートRJ−45コネクタ201の電源パスを下位受電装置104が接続するRJ−45コネクタ202へ接続することもできる。
本発明は、例えばイーサネット(登録商標)ケーブルのような電力を供給するネットワークケーブルに接続され、このネットワークケーブルから電力を受電するとともに、外部電源も有している受給電装置に好適なものであり、具体的には、IP電話機、無線LANのアクセスポイント、ネットワークカメラ等のネットワークケーブル上にデータを入出力する器機はもとより、例えば扇風機や小型湯沸かし器等のように、ネットワークケーブルに対してデータを入出力しない器機にも適用することができる。
本発明の実施の形態1の受給電装置を説明するための給電装置と受給電装置の接続図 本発明の実施の形態1の受給電装置の内部の様子を示す機能ブロック図 本発明の実施の形態1の受給電装置の動作を示す、受給電装置の電源として外部電源が選択されている場合の動作を説明するための機能ブロック図 本発明の実施の形態1の受給電装置の動作を示す、受給電装置の電源として給電装置が選択されている場合の動作を説明するための機能ブロック図 本発明の実施の形態2の受給電装置の動作を説明するフローチャートであって、受給電装置が電源アダプタから受電した際の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2の受給電装置の動作を説明するフローチャートであって、受給電装置が給電装置から受電した際の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態3の内部の様子を示す機能ブロック図 本発明の実施の形態3の受給電装置の動作を説明するフローチャートであって、受給電装置が給電装置から受電した際の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態4の受給電装置の動作を説明するフローチャートであって、受給電装置が電源アダプタから受電した際の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態5の受給電装置を説明するための給電装置と受給電装置の接続図 本発明の実施の形態5の受給電装置の内部の様子を示す機能ブロック図 本発明の実施の形態5の受給電装置の動作を説明するフローチャートであって、受給電装置が給電装置から受電した際の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態6の受給電装置の内部の様子を示す機能ブロック図 本発明の実施の形態5の受給電装置の動作を説明するフローチャートであって、受給電装置の受電動作を示すフローチャート
符号の説明
101 給電装置
102 受給電装置
103 LANケーブル(ネットワークケーブル)
104 下位受電装置
201 RJ−45コネクタ(第1の受電端子)
202 RJ−45コネクタ(給電端子)
203 パルストランス部
204 イーサネット(登録商標)部
205 PoE受電部(監視手段)
206 第1のセレクタ部(選択手段)
207 電源アダプタ
208 電源コネクタ(第2の受電端子)
209 電源監視部(監視手段)
210 第2のセレクタ部(選択手段)
211 DC/DC部
212 PoE給電部
213 制御部(選択手段)
701 バッテリー部(内蔵バッテリー)
1001 給電装置
1002 イーサネット(登録商標)ケーブル
1101 RJ−45コネクタ(第1の受電端子)

Claims (9)

  1. ネットワークケーブルに接続され、該ネットワークケーブル上に給電された電力が供給される第1の受電端子と、
    外部電源に接続され、該外部電源の電力が供給される第2の受電端子と、
    下位受電装置にネットワークケーブルを介して接続され、該ネットワークケーブルを介して前記下位受電装置に電力が供給される給電端子と、
    前記第1の受電端子および前記第2の受電端子のいずれか一方を選択して、選択した受電端子に供給された電力を当該受給電装置用の電力として受電するとともに、他方の受電端子に供給された電力を前記給電端子を介して前記下位受電装置に供給する選択手段とを有する、
    ことを特徴とする受給電装置。
  2. 前記選択手段は、当該受給電装置の負荷と前記下位受電装置の負荷とを監視し、監視した両負荷に基づいて、前記第1の受電端子および前記第2の受電端子のいずれか一方を選択する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の受給電装置。
  3. 前記第1の受電端子が複数設けられ、夫々の前記第1の受電端子にネットワークケーブルがそれぞれ接続され、ネットワークケーブルからの受電経路が多重化されている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の受給電装置。
  4. 前記選択手段は、前記複数のネットワークケーブルのうち、1のネットワークケーブルから供給された電力を当該受給電装置用の電力として受電するとともに、他のネットワークケーブルのうち、少なくとも1のネットワークケーブルから供給された電力を前記下位受電装置に供給する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の受給電装置。
  5. ネットワークケーブルに接続され、該ネットワークケーブル上に給電された電力が供給される第1の受電端子と、
    外部電源に接続され、該外部電源の電力が供給される第2の受電端子と、
    下位受電装置にネットワークケーブルを介して接続され、該ネットワークケーブルを介して前記下位受電装置に電力が供給される給電端子と、
    前記第1の受電端子および前記第2の受電端子に供給される電力を監視する監視手段と、
    前記監視手段の監視結果に基づき、前記第1の受電端子の電力が閾値を下回った際には、前記第2の受電端子から受電するとともに、前記第2の受電端子の電力が閾値を下回った際には、前記第1の受電端子から受電する選択手段とを有する、
    ことを特徴とする受給電装置。
  6. 内蔵バッテリーをさらに有し、前記選択手段は、前記第1の受電端子の電力が閾値を下回った際には、前記第2の受電端子および前記内蔵バッテリーの少なくともいずれか一方から受電するとともに、前記第2の受電端子の電力が閾値を下回った際には、前記第1の受電端子および前記内蔵バッテリーの少なくともいずれか一方から給電する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の受給電装置。
  7. 前記第1の受電端子を介してネットワークケーブル上にデータを入出力する、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の受給電装置。
  8. 前記ネットワークケーブルが、LANケーブルである、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の受給電装置。
  9. 前記第1の受電端子および前記給電端子が、モジュラ式コネクタである、
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の受給電装置。
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