JP2008529463A - 通信ケーブルにおける4対の導体を通じた電力供給 - Google Patents

通信ケーブルにおける4対の導体を通じた電力供給 Download PDF

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Abstract

各々が2対の導体からなる第1および第2のワイヤセットを有する、イーサネット(登録商標)ケーブル等の通信リンクを通じて電力を供給するための新規のシステムである。このシステムは、第1のワイヤセットおよび第2のワイヤセットの両方に電力を加えて受電側機器に電力を送出するために構成される、給電側機器(PSE)等の電源装置を含む。

Description

本願は、2005年1月25日に出願され、「進んだパワーオーバーイーサネット(登録商標)システムをサポートするためのシステムおよび方法(SYSTEM AND METHOD FOR SUPPORTING ADVANCED POWER OVER ETHERNET(登録商標)SYSTEM)」と題された米国仮特許出願第60/646,509号の優先権を主張する。
技術分野
この開示は電源システムに関し、より特定的には、イーサネット(登録商標)リンク等の通信リンクを通じて電力を供給するためのシステムにおいて、4対の導体を通じて電力を提供するための回路および方法論に関する。
この数年にわたって、イーサネット(登録商標)はローカルエリアネットワーキングの最も一般的に用いられる方法となった。イーサネット(登録商標)規格の創始者であるIEEE802.3グループは、イーサネット(登録商標)ケーブル布線を通じた電力供給を規定する、IEEE802.3afとして公知である拡張された規格を開発した。IEEE802.3af規格は、アンシールドツイストペア線を通じてリンクの両端に位置する給電側機器(Power Sourcing Equipment)(PSE)から受電側機器(Powered Device)(PD)へ電力を送ることを含む、パワーオーバーイーサネット(登録商標)(PoE)システムを規定する。伝統的に、IP電話、無線LANアクセスポイント、パーソナルコンピュータおよびウェブカメラなどのネットワーク装置は、2つの接続を必要としてきた。1つはLANへ、もう1つは電源装置への接続である。PoEシステムは、ネットワーク装置に電力供給するための付加的なコンセントおよび配線の必要性をなくす。その代わり、データ伝送に用いられるイーサネット(登録商標)ケーブル布線を通じて電力が供給される。
IEEE802.3af規格に規定されるように、PSEおよびPDは、ネットワーク装置が、データ伝送に用いられるのと同じ汎用ケーブル布線を用いて電力を供給し、引き込むことを可能にする、非データエンティティである。PSEは、ケーブル布線への物理的接続ポイントで電気的に特定される、リンクに電力を与える機器である。PSEは典型的にはイーサネット(登録商標)スイッチ、ルータ、ハブ、または他のネットワークスイッチング機器もしくはミッドスパン装置に関連付けられる。PDは、電力を引き込むかまたは電力を要求する装置である。PDは、デジタルIP電話、無線ネットワークアクセスポイント、PDA、またはノート型コンピュータドッキングステーション、携帯電話チャージャ、およびHVACサーモスタットなどの装置に関連付けられ得る。
PSEの主な機能は、電力を要求するPDを求めてリンクを探索すること、任意でPDを分類すること、PDが検出されるとリンクに電力を供給すること、リンク上の電力をモニタすること、および、電力がもはや要求されず、必要とされなくなると、電力を切断することである。PDは、IEEE802.3af規格によって規定されるPoE検出シグネチャを提示することにより、PD検出手順に参加する。
検出シグネチャが有効な場合、PDは、電源が入った時にどれだけの電力を引き込むかを示すために、分類シグネチャをPSEに提示するオプションを有する。決定したPDのクラスに基づいて、PSEは必要な電力をPDに加える。
IEEE802.3af規格は、CAT−5ケーブル内にある導体の4つのツイストペ
アのうち2つのツイストペア間のコモンモード電圧を用いることによるパワーオーバーイーサネット(登録商標)について記載している。電流は、一方のツイストペアにおいてPDに流れ、他方のツイストペアにおいてPSEに戻る。
しかしながら、配線システムの抵抗およびそれに関連する加熱のため、2つのツイストペアを通じて限られた量の電力しか送出することができない。2つのツイストを通じて達成可能な、PSEからPDへのより多くの電力の送出が望ましい。
開示の概要
この開示は、導体の第1および第2の対からなる第1のワイヤセットと、導体の第3および第4の対からなる第2のワイヤセットとを有する、イーサネット(登録商標)ケーブル等の通信リンクを通じて電力を供給するための新規のシステムを提供する。このシステムは、第1のワイヤセットおよび第2のワイヤセットの両方に電力を加えて受電側機器に当該電力を送出するために構成される、給電側機器(PSE)等の電源装置を含む。
この開示の一局面に従えば、PSEは、IEEE802.3af規格または別のプロトコルに従い、第1のワイヤセットを通じてPDに電力を提供することができ、第2のワイヤセットは、第1のワイヤセットを通じた電力が確立された後に、PSEからPDに電力を提供するために使用され得る。
通信機構は、第1のワイヤセットを通じた電力が確立される前、間、または後に、PSEとPDとの間のデータ通信を実施することができる。このデータ通信は、第1のワイヤセットまたは第2のワイヤセットを通じて実施され得る。この通信機構を用いて、第2のワイヤセットを通じた電力の印加と、この電力の除去とを制御することができる。この通信機構により、PSEは、第2のワイヤセットを通じた電力が確立されている期間中に、第1のワイヤセットを通じて電力を送出することができる。
電力モニタ機構は、第1および第2のワイヤセットを通じて送出されている電力をPDがモニタすることを可能にし得る。PDは、検出された電力に基づき、第1もしくは第2のワイヤセットを通じた電力の提供か、または、両方のワイヤセットを通じた電力の供給を選択することができる。
データモニタ機構は、第1および第2のワイヤセットを通じてPSEとPDとの間で伝送されるデータをモニタするために使用され得る。このデータモニタ機構は、第1もしくは第2のワイヤセットを通じたデータ通信か、または両方のワイヤセットを通じたデータ通信をPDが選択することを可能にし得る。
第1のワイヤセットを通じて電力が提供される第1の電力供給モードと、第2のワイヤセットを通じて電力が提供される第2の電力供給モードとの切換えを行なうために、電力切換機構を設けることができる。PSEは、PSEとPDとの間のデータ通信に基づき、第1の電力供給モードと第2の電力供給モードとの間で選択を行なうことができる。
さらに、第1のワイヤセットを通じてデータ通信が提供される第1のデータ通信モードと、第2のワイヤセットを通じてデータ通信が提供される第2のデータ通信モードとの間で切換えを行なうために、データ通信機構を設けることができる。
PDは、第1のワイヤセットを通じて電力を受取るための第1のポートと、第2のワイ
ヤセットを通じて電力を受取るための第2のポートとを有し得る。PDは、第1のポートおよび第2のポートに供給される電力の品質に基づき、第1のポートと第2のポートとの間で選択を行なうことができる。また、PDは、第1のポートおよび第2のポートにおけるデータの品質に基づき、PSEとのデータ通信用に第1のポートまたは第2のポートを選択することができる。
PDによる第1のワイヤセットまたは第2のワイヤセットの使用は、選択的または断続的であることが考えられる。さらに、第2のワイヤセットを通じた電力は、予め定められた遅延の後に有効にされ得る。代替的に、PDは、第1のワイヤセットまたは第2のワイヤセットから電力を任意に受取るために使用可能にされ得る。
PSEは、第1の電力源から第1のワイヤセットに電力を提供し、第1の電力源とは別個の第2の電力源から第2のワイヤセットに電力を提供することができる。このことは、たとえば、冗長電源システムを実現するために用いられ得る。
第1および第2のワイヤセットに対し、異なる電力使用量が許可され得る。さらに、第1および第2のワイヤセットにおいて、異なる最大電流制限および最小電流使用量レベルが確立され得る。代替的に、第1および第2のワイヤセットの各々に対し、電力使用量、最大電流制限、および最小電流使用量について同一要件が確立され得る。
第1のワイヤセットはマスタセットとして指定され得、第2のワイヤセットはスレーブセットとして指定され得る。スレーブセットに関連付けられた電力および/またはデータ転送動作は、マスタセットに関連付けられたそれぞれの動作に連結され得る。たとえば、マスタセットへの電力の提供が容認可能であるとみなされると、スレーブセットに電力が加えられ得る。
この開示の別の局面に従えば、ローカルエリアネットワークは、少なくとも1対のネットワークノードと、ネットワークハブと、ネットワークノードをネットワークハブに接続してデータ通信を提供するための通信ケーブル布線とを含み得る。通信ケーブル布線は、導体の第1および第2の対からなる第1のワイヤセットと、導体の第3および第4の対からなる第2のワイヤセットとを有し得る。ネットワークハブは、第1のワイヤセットおよび第2のワイヤセットの両方を通じて負荷に電力を提供するための電源装置を有し得る。
この開示の方法に従えば、導体の第1および第2の対からなる第1のワイヤセットと、導体の第3および第4の対からなる第2のワイヤセットとを含む通信リンクを通じて電力を供給するために、以下のステップ、すなわち、
−第1のワイヤセットを通じて電力を確立するステップと、
−その後、第2のワイヤセットを通じて電力を確立するステップとが実施される。
第1のワイヤセットを通じた電力は、IEEE802.3af規格または別のプロトコルに従って確立され得、第2のワイヤセットを通じた電力供給は、拡張されたプロトコルに従って行なわれ得る。
この開示の付加的な利点および局面は以下の詳細な説明から当業者には容易に明らかになるであろう。そこではこの開示の実施のために考察された最良の形態の単に例示として、この開示の実施例が示され、記述される。記述されるように、この開示は他の、および異なる実施例が可能であり、いくつかの詳細はさまざまな明白な観点から、開示の精神からすべて逸脱することなく変更される余地がある。したがって、図面および説明はその性質上限定的なものではなく、例示的であるとみなされる。
この開示の実施例の以下の詳細な説明は、以下の図面に関連して読むと最も良く理解される。ここで特徴は必ずしも縮尺通りには描かれないが、関連する特徴を最も良く図示するよう描かれる。
実施例の詳細な開示
この開示は、PoEシステムにおいて4対の導体を通じて電力を供給する例を用いて行なわれる。しかしながら、ここに記述する概念が、多数の導体を有するケーブルを通じて電力を提供するためのいかなるシステムにも適用可能であることが明らかであろう。たとえば、この開示の電源システムは、複数のノードと、ネットワークハブと、ノードをネットワークハブに接続してデータ通信を提供するための通信ケーブル布線とを有するローカルエリアネットワーク(LAN)において設けることができる。ネットワークハブは、通信ケーブル布線内の4対の導体を通じて負荷に電力を供給することのできる電源装置を含み得る。
図1は、802.3af規格に記載されるPoEシステム10を示す。このシステムは、4対の導体、すなわち、データの対16および18ならびにスペアの対20および22を有するイーサネット(登録商標)リンクのセグメントを通じてPD14に電力を提供するPSE12を含む。データの対16および18はそれぞれ、PSE側のデータ変換器24および26と、PD側のデータ変換器28および30との間に設けられる。これらのデータ変換器は、イーサネット(登録商標)データ伝送に関与する物理層(PHY)装置を接続するために使用され得る。
802.3af規格は、PSE12がイーサネット(登録商標)リンクのセグメントに対して2つの場所に配設され得ることを示す。特に、エンドポイントPSEとして規定されるPSEは、データ端末機器(DTE)の中か、または、データ伝送をサポートする媒体依存インターフェース(MDI)を有する中継器の中に配置され得る。ミッドポイントPSEとして規定される別の種類のPSEは、MDIとは別個であり、かつ、MDIとMDIとの間にあるリンクセグメント内に位置付けられ得る。
802.3af規格は、イーサネット(登録商標)を通じた電力の転送用に、代替例Aまたは代替例Bが使用され得ることを示す。代替例Aは、データの対16および18のみを通じて電力を転送することを含み、通常、エンドポイントPSEから電力を供給するために使用される。代替例Bは、スペアの対20および22のみを通じて電力を転送し、通常、ミッドポイントPSEから電力を供給するために使用される。この規格は、両方の代替例が同一のリンクセグメントにおいて同時に使用されないことを示す。
したがって、802.3af規格のPoEシステム10は、2対の導体のみを通じた、すなわち、データの対16および18を通じた、またはスペアの対20および22を通じた電力の転送をサポートすることができる。しかしながら、イーサネット(登録商標)ケーブル布線システムの抵抗およびそれに関連する加熱により、2対の導体を通じて限られた量の電力しか送出することができない。
図2は、この開示の一実施例に従ったPoEシステム100を示す。ここでは、PSE120からPD140に転送される電力が、同一のイーサネット(登録商標)リンクのセグメントの導体のデータの対とスペアの対との両方に同時に加えられて、ケーブルシステムの抵抗を下げることができる。その結果、PSE120は、802.3af規格に従って利用可能な電力よりも多くの電力を必要とする高電力PDをサポートすることが可能とされ得る。たとえば、PSE120とPD140との間のイーサネット(登録商標)リンクのセグメント内に設けられたデータの対16および18ならびにスペアの対20および
22に対し、PSE120から48VのDC電圧が同時に印加され得る。
図3は、データの対16および18ならびにスペアの対20および22を通じた、PSE120からPD140への電力の転送をサポートするための機構を示す。PSE120は、データの対16および18に電力を供給するためのポート1と、スペアの対20および22に電力を供給するためのポート2とを有し得る。PD140もまた、データの対16および18を通じて送出された電力を受取るためのポート1と、スペアの対20および22からの電力を受取るためのポート2とを有し得る。PSE制御回路122は、PSE側の電力転送手順を制御することができ、PD制御回路142は、PD側におけるこの手順を制御することができる。
後により詳細に開示するように、この開示の電力転送サポート機構は、PSE120とPD140との間の1方向または2方向のデータ通信をサポートするためのデータ通信機構152と、PSE120とPD140との間で転送されるデータをモニタするためのデータモニタ機構154と、データの対16および18ならびにスペアの対20および22を通じてPD140に送出される電力をモニタするための電力モニタ機構156と、データの対16および18を通じた電力の供給と、スペアの対20および22を通じた電力の供給との間で切換えを行なうための電力切換機構158とを含み得る。
データの対16および18ならびにスペアの対20および22を通じて電力を確立するために、さまざまなプロトコルを使用することができる。たとえば、データの対16および18は、PSE制御回路122により、PSE120からPD140に電力を転送するための主ワイヤセットとして指定され得、スペアの対16および18は、副ワイヤセットであるように指定され得る。この場合、データの対16および18を通じて電力を確立する手順は、IEEE802.3afプロトコルまたは別のプロトコルに従って実施され得る。データの対16および18を通じた電力の転送が確立した後に、PSE120とPD140との間で拡張されたプロトコルを実施して、副ワイヤセットとして指定されたスペアの対20および22を通じて電力を確立することができる。
上で論じたように、IEEE802.3afプロトコルは、検出モードを含み、この検出モードにおいて、PDは、IEEE802.3af規格により規定されたPoE検出シグネチャを提示する。検出シグネチャが有効な場合、PDは、電源が入った時にどれだけの電力を引込むかを示すために、分類シグネチャをPSEに提示するオプションを有する。PSEは、決定されたPDのクラスに基づき、データの対16および18を通じてPDに対し、必要とされる電力を加える。
代替的に、スペアの対20および22を電力転送用の主ワイヤセットとして指定し、データの対16および18を副ワイヤセットとして指定することができる。この場合、IEEE802.3afプロトコルを実施して、スペアの対20および22を通じた電力を確立することができる。この手順の後、PSE120とPD140の間で拡張されたプロトコルが実施され、データの対16および18を通じて電力を確立することができる。この例ではIEEE802.3afプロトコルが参照されているが、他のプロトコル、すなわち規格化されたプロトコルまたは独自のプロトコルのいずれかが使用されてよい。
データ通信機構152は、拡張されたプロトコルをサポートするように実施される、PSE120とPSE140との間の1方向または2方向データ通信を提供することができる。PSE120およびPD140は、イーサネット(登録商標)データの伝送に関与しない非データエンティティであるが、データ通信機構152は、PSE120とPD140との間で情報を通信するための方法を提供することができる。たとえば、データ通信機構152は、PD140が提示することを望む情報に対応する、PD140の予め規定さ
れた電気パラメータを、PSE120が検出することを可能にし得る。
特に、この所望の情報を提示するために、PSE120からの電力の供給または他の任意の予め規定された事象に応答してPD140により引込まれる、予め規定された量の電流が利用され得る。代替的に、予め規定された期間にわたってPD140により引込まれる予め規定された量の電流が、この所望の情報を表わし得る。
PD140からの情報の受領を通知するために、または、PD140に所望の情報を供給するために、PSE120は、PD140に加えられる電源信号か、または、PD140により検出可能な他の任意のパラメータを変更することができる。たとえば、PD140に印加される電源電圧を、予め規定された期間にわたり予め規定されたレベルまで下げて、PD140からの情報の受領を通知するか、または、PSE120からPD140への所望の情報の送信を行なうことができる。
データ通信機構152によりサポートされるデータ通信手順は、本願の譲受人であるリニアー テクノロジー コーポレイション(Linear Technology Corporation)に譲渡され、この明細書において引用により援用される、2005年11月15日に出願され、「通信リンクを通じて電力を供給するためのシステムにおける、電源装置と受電側機器との間のデータ通信の提供(PROVIDING DATA COMMUNICATION BETWEEN POWER SUPPLY DEVICE AND POWERED DEVICE IN SYSTEM FOR SUPPLYING POWER OVER COMMUNICATION LINK)」と題された係属中の米国特許出願第11/273,255号において、より詳細に開示されている。この情報の通信は、分類中、分類後、パワーオンシーケンス中、またはPDの稼働後に実施され得る。この通信は、PSEライン電圧を用いる物理リンクを通じて実施され得、PDおよびPD負荷電流に対し、PSEに信号送信するように信号送信することができる。代替的に、この信号送信は、リンク層発見プロトコル(Link Layer Discovery Protocol)の使用などの、高レベル通信層を通じて実施され得る。
データ通信機構152は、主ワイヤセットまたは副ワイヤセットのいずれかにおいて、PSE120とPD140との間にPoEシステム100がデータ通信を確立することを可能にする。そして、このデータ通信を用いて、電力転送用の副ワイヤセットの使用を制御することができる。したがって、PD140は、副ワイヤセットを通じた、拡張された電力供給プロトコルが実行されたときに、主ワイヤセットを介して給電される。データ通信機構152を用いて確立されたデータ通信方式は、PD140へのデータ転送用に、主ワイヤセットまたは副ワイヤセットのいずれを利用するかをPSE120が選択することを可能にし得る。
また、データ通信機構152は、副ワイヤセットから電力を除去するための通信方式を実施することができる。たとえば、PD140は、さらなる電力がもはや必要とされないことをPSE120に通知することができる。この情報に応答して、PSE120は、副ワイヤセットから電力を除去することができる。
電力モニタ機構156は、主ワイヤセットおよび副ワイヤセットにおける電力の状態をPD140がアクティブにモニタすることを可能にする。PD140は、予め定められた電力状態を検出すると、ワイヤセットを自律的に切換えることができる。電力切換機構158は、主ワイヤセットと副ワイヤセットとの間の電力の切換えを行なうために使用され得る。
たとえば、PSE120から転送されている電力の品質に基づき、主ワイヤセットもしくは副ワイヤセットを介して入力される電力を選択するために、または、主ワイヤセットおよび副ワイヤセットを通じて電力を使用可能にすることによって冗長電力システムを実
現するために、PD140は電力モニタを用いることができる。
データモニタ機構154は、主ワイヤセットおよび副ワイヤセットを介して転送されるデータの状態をPD140がアクティブにモニタして、予め定められたデータ状態に応答してワイヤセットを自律的に切換えることを可能にする。たとえば、データの品質に基づき、PD140は、主ワイヤセットまたは副ワイヤセットのいずれを介してデータを受取るかを選択することができる。また、主ワイヤセットおよび副ワイヤセットを介してデータを転送することにより、冗長データ通信方式を確立することができる。
また、電力切換機構158は、主ワイヤセットと副ワイヤセットとの間での電力の切換えをPSE120が制御することも可能にし、よりロバストなシステムを実現することも可能にする。また、PSE120によりデータ通信機構152を使用して、主ワイヤセットと副ワイヤセットとの間でのデータ伝送の切換えを制御することができる。
上で論じるように、PSE120は、データの対16および18を通じて電力および/またはデータを転送するためのポート1と、スペアの対20および22を通じて電力および/またはデータを転送するためのポート2とを有し得る。同様に、PD140は、データの対16および18から電力および/またはデータを受取るためのポート1と、スペアの対20および22から電力および/またはデータを受取るためのポート2とを有し得る。PD140は、電力モニタ機構156およびデータモニタ機構154を用いて、かつ、ポートにおいて受取った電力および/またはデータの品質に依存して、これらのポートのどちらを電力入力として使用すべきかを選択することができる。代替的に、PD140は、電力を転送するために、ポート1および2の両方を用いる冗長電源システムを実現することができる。
PD制御回路142は、PDによる副ワイヤセットの選択的な使用を提供するようにプログラムされ得る。たとえば、PD140は、予め定められた条件に応答して副ワイヤセットを通じて転送される電力を使用することができる。
さらに、PD制御回路142は、PDによる副ワイヤセットの断続的な使用を提供することができる。たとえば、PD140は、予め定められた時間間隔において、副ワイヤセットを通じて送出された電力を使用することができる。
また、PD制御回路142は、副ワイヤセットを通じて送出される電力のPDによる使用を遅延するようにプログラムされ得る。たとえば、予め定められた遅延期間を設定して、予め定められた事象後の副ワイヤセットの使用を遅延することができる。
最後に、PD制御回路142は、PDによる副ワイヤセットの任意の使用を提供して、PD140に対し、主ワイヤセットもしくは副ワイヤセットのいずれかを通じて送出される電力か、または、これらのセットの両方を通じて送出される電力を使用する選択肢を与えることができる。
PD140に電流を間断なく送出するためのロバストな電源システムを作成するために、PSE120は、別個の冗長源から主ワイヤセットおよび副ワイヤセットに電力を供給することができる。たとえば、電力源1は、ポート1を通じて電力を供給するためにPSE120によって使用され得、電力源1とは別個であって電力源1から独立した電力源2は、ポート2を通じて電力を提供するために使用され得る。
電源システムの融通性を提供するために、主ワイヤセットおよび副ワイヤセットにおいて、異なる電力使用量が許可され得る。たとえば、所定の時間間隔中における電力の要件
に依存して、副ワイヤセットは、主ワイヤセットよりも多くの、または少ない電力使用量を生じ得る。さらに、主ワイヤセットおよび副ワイヤセットに対し、異なる最大電流制限および最小電流使用量レベルが確立され得る。
代替的に、主ワイヤセットと副ワイヤセットとの間に互換性を提供するために、主ワイヤセットおよび副ワイヤセットの各々についての電力使用量、最大電流制限、および最小電流使用量に関し、同一要件が確立され得る。たとえば、主ワイヤセットおよび副ワイヤセットの各々に既存の802.3af要件を使用することができる。この開示のPoEシステムは、IEEE802.3af規格との後方互換性を有するように構成され得る。
PSE制御回路122は、一方のワイヤセットをマスタセットとし、他方のワイヤセットをスレーブセットとして指定するようにプログラムされ得る。スレーブセットに関連付けられる電力および/またはデータ転送動作は、マスタセットに関連付けられるそれぞれの動作に連結され得る。たとえば、マスタセットへの電力の提供が容認可能であるとみなされると、スレーブセットに電力を加えることができる。
先の説明は、本発明の局面を例示し、記述する。さらに、この開示は単に好ましい実施例を示し、記述するが、前述のように、本発明は、さまざまな他の組合わせ、変更、および環境において用いることができ、上記の教示、および/または関連する技術のスキルまたは知識と対応して、ここに表現されるような発明概念の範囲内で変更または変形が可能であることが理解される。
上述された実施例は、本発明の実施について知られる最良の形態について説明することをさらに意図し、他の当業者がこのような、または他の実施例において、特定の適用例が必要とするさまざまな変更または発明の使用を伴って本発明を利用することを可能にする。
したがって、この説明は、本発明をここに開示された形式に限定するようには意図されない。また、前掲の請求項は代替的実施例を含めるよう解釈されることが意図される。
IEEE802.3af規格に従ったPoEシステムを示す図である。 この開示のPoEシステムを示す図である。 この開示のPoEシステムにおける、4対の導体を通じた電力の転送をサポートするための機構を示す図である。

Claims (35)

  1. パワーオーバーイーサネット(登録商標)(PoE)システムであって、
    受電側機器(PD)に電力を提供するための給電側機器(PSE)と、
    導体の第1および第2の対からなる第1のワイヤセットならびに導体の第3および第4の対からなる第2のワイヤセットとを備え、
    前記PSEは、前記第1のワイヤセットおよび前記第2のワイヤセットの両方に前記電力を加えて前記PDに前記電力を送出するために構成される、PoEシステム。
  2. 前記PSEは、前記第1のワイヤセットを通じて前記PSEから前記PDに電力を確立するために、また、前記第1のワイヤセットを通じた前記電力が確立された後に、前記第2のワイヤセットを通じて前記PSEから前記PDに電力を確立するために構成される、請求項1に記載のPoEシステム。
  3. 前記PSEは、前記第1のワイヤセットを通じて前記PSEから前記PDへの電力供給を確立するために、また、前記第1のワイヤセットを通じた前記電力が確立される前に、前記第2のワイヤセットを通じて前記PSEから前記PDに電力を確立するために構成される、請求項1に記載のPoEシステム。
  4. 前記PSEは、前記第1のワイヤセットを通じて前記PSEから前記PDに電力を確立するために、また、前記第1のワイヤセットを通じて前記電力を確立するための手順の間に、前記第2のワイヤセットを通じて前記PSEから前記PDに電力を確立するために構成される、請求項1に記載のPoEシステム。
  5. 前記PSEは、IEEE802.3af規格に従い、前記第1のワイヤセットを通じて前記PSEから前記PDに電力を確立するために構成される、請求項1に記載のPoEシステム。
  6. 前記第1のワイヤセットを通じた前記電力が確立された後に、前記PSEと前記PDとの間に通信を提供するための通信機構をさらに備える、請求項1に記載のPoEシステム。
  7. 前記通信機構は、前記第1のワイヤセットを通じて通信を提供するために構成される、請求項6に記載のPoEシステム。
  8. 前記通信機構は、前記第2のワイヤセットを通じて通信を提供するために構成される、請求項6に記載のPoEシステム。
  9. 前記通信機構は、前記第2のワイヤセットを通じた電力を制御するために構成される、請求項6に記載のPoEシステム。
  10. 前記第2のワイヤセットを通じた電力が確立されている期間中に、前記第1のワイヤセットを通じて電力が送出される、請求項1に記載のPoEシステム。
  11. 前記第1のワイヤセットおよび前記第2のワイヤセットを通じて送出されている電力を前記PDがモニタすることを可能にするように構成される電力モニタ機構をさらに備える、請求項1に記載のPoEシステム。
  12. 前記電力モニタ機構は、前記第1のワイヤセットを通じた電力か、または、前記第2のワイヤセットを通じた電力のいずれかを前記PDが選択することを可能にするように構成
    される、請求項11に記載のPoEシステム。
  13. 前記電力モニタ機構は、前記第1のワイヤセットを通じた電力供給および前記第2のワイヤセットを通じた電力供給を前記PDが選択することを可能にするように構成される、請求項11に記載のPoEシステム。
  14. 前記第1のワイヤセットおよび前記第2のワイヤセットを通じて前記PSEと前記PDとの間で伝送されるデータをモニタするためのデータモニタ機構をさらに備える、請求項1に記載のPoEシステム。
  15. 前記データモニタ機構は、前記第1のワイヤセットを通じたデータ通信か、または、前記第2のワイヤセットを通じたデータ通信のいずれかを前記PDが選択することを可能にするように構成される、請求項14に記載のPoEシステム。
  16. 前記データモニタ機構は、前記第1のワイヤセットを通じたデータ通信および前記第2のワイヤセットを通じたデータ通信を前記PDが選択することを可能にするように構成される、請求項14に記載のPoEシステム。
  17. 前記第1のワイヤセットを通じて電力が提供される第1の電力供給モードと、前記第2のワイヤセットを通じて電力が供給される第2の電力供給モードとの間で切換えを行なうための電力切換機構をさらに備える、請求項1に記載のPoEシステム。
  18. 前記PSEは、前記PSEと前記PDとの間のデータ通信に基づき、前記第1の電力供給モードと前記第2の電力供給モードとの間で選択を行なうために構成される、請求項17に記載のPoEシステム。
  19. 前記データ通信機構は、前記第1のワイヤセットを通じてデータ通信が提供される第1のデータ通信モードと、前記第2のワイヤセットを通じてデータ通信が提供される第2のデータ通信モードとの間で切換えを行なうために構成される、請求項6に記載のPoEシステム。
  20. 前記PDは、前記第1のワイヤセットを通じて電力を受取るための第1のポートと、前記第2のワイヤセットを通じて電力を受取るための第2のポートとを有する、請求項1に記載のPoEシステム。
  21. 前記PDは、前記第1のポートおよび前記第2のポートに供給される電力の品質に基づき、前記第1のポートと前記第2のポートとの間で選択を行なうように構成される、請求項20に記載のPoEシステム。
  22. 前記PDは、前記第1のポートおよび前記第2のポートにおけるデータの品質に基づき、前記PSEとのデータ通信用に前記第1のポートまたは前記第2のポートを選択するように構成される、請求項20に記載のPoEシステム。
  23. 前記PDは、前記第1のワイヤセットまたは前記第2のワイヤセットを通じて電力を選択的に受取るために構成される、請求項1に記載のPoEシステム。
  24. 前記PDは、前記第1のワイヤセットおよび前記第2のワイヤセットを通じて電力を断続的に受取るために構成される、請求項1に記載のPoEシステム。
  25. 前記PDは、予め定められた事象が生じた後の予め設定された遅延期間の後に、前記第
    2のワイヤセットを通じて電力を受取るために構成される、請求項1に記載のPoEシステム。
  26. 前記PDは、前記第1のワイヤセットまたは前記第2のワイヤセットから電力を任意に受取るために構成される、請求項1に記載のPoEシステム。
  27. 前記PSEは、第1の電力源から前記第1のワイヤセットに電力を提供するように、また、前記第1の電力源とは別個の第2の電力源から前記第2のワイヤセットに電力を提供するように構成される、請求項1に記載のPoEシステム。
  28. 前記第1のワイヤセットにおける電力使用量は、前記第2のワイヤセットにおける電力使用量とは異なる、請求項1に記載のPoEシステム。
  29. 前記第1のワイヤセットに対して確立された最大電流制限は、前記第2のワイヤセットに対して確立された最大電流制限とは異なる、請求項1に記載のPoEシステム。
  30. 前記第1のワイヤセットにおける最小電流使用量は、前記第2のワイヤセットにおける最小電流使用量とは異なる、請求項1に記載のPoEシステム。
  31. 前記第1のワイヤセットはマスタセットとして指定され、前記第2のワイヤセットはスレーブセットとして指定され、前記スレーブセットに関連付けられたスレーブ動作は、前記マスタセットに関連付けられたマスタ動作に連結される、請求項1に記載のPoEシステム。
  32. 前記スレーブ動作は、前記マスタ動作が容認可能であるとみなされると実行される、請求項31に記載のPoEシステム。
  33. ローカルエリアネットワークであって、
    少なくとも1対のネットワークノードと、
    ネットワークハブと、
    前記ネットワークノードを前記ネットワークハブに接続してデータ通信を提供するための通信ケーブル布線とを備え、前記通信ケーブル布線は、導体の第1および第2の対からなる第1のワイヤセットと、導体の第3および第4の対からなる第2のワイヤセットとを有し、
    前記ネットワークハブは、前記第1のワイヤセットおよび前記第2のワイヤセットの両方を通じて負荷に電力を提供するための電源装置を有する、ローカルエリアネットワーク。
  34. 導体の第1および第2の対からなる第1のワイヤセットと、導体の第3および第4の対からなる第2のワイヤセットとを含む通信リンクを通じて電力を提供する方法であって、
    前記第1のワイヤセットを通じて電力を確立するステップと、
    その後、前記第2のワイヤセットを通じて電力を確立するステップとを含む、方法。
  35. 前記第1のワイヤセットを通じた前記電力は、IEEE802.3af規格に従って確立される、請求項31に記載の方法。
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