JP6197327B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器に関する。
近年、携帯電話やタブレッド型のコンピュータに代表される持ち運び可能な電子機器が急速に普及している。このような電子機器の中には、例えばコンパクト性などの理由から折り畳み式の構造を採用しているものも多数存在している。
従来、電子機器の折り畳み式の構造としては、2つの筐体の間に1軸のヒンジを有し、ヒンジが回転することで2つの筐体が開閉する構造がある。
また、耐久性を向上させるために、平行な2軸を有するヒンジを用いた構造を有する従来技術がある。さらに、2つの筐体の間に複数のギアを配して筐体の開閉を制御する従来技術がある。
特開2006−228812号公報 特開2010−250463号公報
しかしながら、1軸のヒンジを採用し2つの筐体が180度まで開く構造にした場合、次のような問題が考えられる。まず、2つの筐体を完全に開いた状態で、ヒンジを収容している部分が筐体を開いた面に対して突出してしまう場合がある。このように筐体の間にヒンジの収納部が突出する場合、ヒンジの収納部の分だけ筐体間の間隔(クリアランス)が開いてしまう。そのため、例えば、双方の筐体のそれぞれが画面を有するような場合、2つの両面の間隔が大きく開いてしまい、2つの画面の一体感が得られない。
また、2つの筐体を完全に開いた状態で、一方の筐体と他方の筐体との間に段差が生じる場合もある。このように筐体間に段差がある場合、段差により筐体間の間隔が大きくなってしまう。この場合も、例えば各筐体に画面が設けられている場合、両面が面一にならず間隔が広がってしまい、やはり双方の画面を用いた場合の画面の一体感が得られない。
また、単に平行な2軸を有するヒンジを採用した従来技術を用いても、軸が2つになる分だけ1軸のヒンジの構造に比べて筐体間の間隔がさらに開いてしまうおそれがあり、筐体間の間隔を狭めることは困難である。また、ギアを用いた従来技術を用いてもギアが配置された部分の間隔は開いてしまい、筐体間の間隔を狭めることは困難である。そのため、例えば各筐体に画面が設けられている場合、いずれの従来技術を用いても、画面の一体感が得られない。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、折り畳み式の筐体を開いた場合に、各筐体が備える2つの画面に、画面の一体感が得られる電子機器を提供することを目的とする。
本願の開示する電子機器は、1つの態様において、第1の筐体は、第1の回転軸により回転可能に支持される。第2の筐体は、前記第1の回転軸に平行な第2の回転軸により回転可能に支持される。ハウジングは、前記第1の回転軸と前記第2の回転軸との間に配置される。第1のカムは、前記第1の回転軸に設けられ、前記第1の筐体の回転に伴い前記第1の回転軸を中心に回転するカムであって、前記第1の回転軸と共に前記第1の筐体を前記第2の回転軸から離れる方向に移動させるために前記ハウジングを押圧するカム山を有する。第2のカムは、前記第2の回転軸に設けられ、前記第2の筐体の回転に伴い前記第2の回転軸を中心に回転するカムであって、前記第2の回転軸と共に前記第2の筐体を前記第1の回転軸から離れる方向に移動させるために前記ハウジングを押圧するカム山を有する。弾性部材は、前記第1の回転軸と前記第2の回転軸とを近づける方向に力を加える。前記ハウジングは、前記第1の筐体および前記第2の筐体が閉じた状態または前記第1の筐体および前記第2の筐体が180度開いた状態にて、前記第1のカムのカム山と前記第2のカムのカム山とを収納するカム逃げ部を有する。
本願の開示する電子機器の1つの態様によれば、折り畳み式の筐体を開いた場合に、各筐体が備える2つの画面に、画面の一体感が得られるという効果を奏する。
図1Aは、実施例に係る電子機器の閉じた状態を示す概略斜視図である。 図1Bは、実施例に係る電子機器の閉じた状態を示す概略側面図である。 図2Aは、実施例に係る電子機器の開閉途中の状態を示す概略斜視図である。 図2Bは、実施例に係る電子機器の開閉途中の状態を示す概略側面図である。 図3Aは、実施例に係る電子機器の開いた状態を示す概略斜視図である。 図3Bは、実施例に係る電子機器の開いた状態を示す概略側面図である。 図4は、電子機器の具体的な一例を示す斜視図である。 図5は、ヒンジの斜視図である。 図6は、ヒンジの分解斜視図である。 図7は、カムの形状を説明するための概略図である。 図8は、閉じた状態の連結部分を拡大した側面図である。 図9は、45度開いた状態の連結部分を拡大した側面図である。 図10は、90度開いた状態の連結部分を拡大した側面図である。 図11は、135度開いた状態の連結部分を拡大した側面図である。 図12は、180度開いた状態の連結部分を拡大した側面図である。 図13は、閉じた状態の連結部分を拡大した断面図である。 図14は、45度開いた状態の連結部分を拡大した断面図である。 図15は、90度開いた状態の連結部分を拡大した断面図である。 図16は、135度開いた状態の連結部分を拡大した断面図である。 図17は、180度開いた状態の連結部分を拡大した断面図である。
以下に、本願の開示する電子機器の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施例により本願の開示する電子機器が限定されるものではない。
図1Aは、実施例に係る電子機器の閉じた状態を示す概略斜視図である。図1Bは、実施例に係る電子機器の閉じた状態を示す概略側面図である。図2Aは、実施例に係る電子機器の開閉途中の状態を示す概略斜視図である。図2Bは、実施例に係る電子機器の開閉途中の状態を示す概略側面図である。図3Aは、実施例に係る電子機器の開いた状態を示す概略斜視図である。図3Bは、実施例に係る電子機器の開いた状態を示す概略側面図である。
図1A〜図3Bに示すように、本実施例に係る電子機器1は、上筐体2及び下筐体3を有している。そして、上筐体2と下筐体3とは、ヒンジ1A及び1Bにより連結されている。上筐体2が「第1の筐体」の一例にあたる。また、下筐体3が「第2の筐体」の一例にあたる。
図1A、図2A、図3Aにおける破線は、ならびに、図1B、図2B、図3Bにおける点は、それぞれ上筐体2の回転軸20及び下筐体3の回転軸30を表している。
上筐体2は、ヒンジ1A及び1Bにより回転軸20を中心として回転可能に支持されている。すなわち、図1A〜図3Bに示すように、上筐体2は、回転軸20を中心として回動する。また、下筐体3は、ヒンジ1A及びヒンジ1Bにより回転軸30を中心として回転可能に支持されている。すなわち、図1A〜図3Bに示すように、下筐体3は、回転軸30を中心として回動する。
そして、図1A及び図1Bに示すように、上筐体2と下筐体3とは、互いの面同士が接する。以下では、この状態を電子機器1が閉じられた状態という。電子機器1が閉じた状態で互いに接する上筐体2及び下筐体3の各面を、上筐体2及び下筐体3のそれぞれの背職面という。また、この時の上筐体2と下筐体3とがなす角度は0度である。
また、図3A及び図3Bに示すように、上筐体2と下筐体3とは、互いの接触面が同一面をなす位置、すなわち面一となる位置まで回転する。以下では、この状態を電子機器1が完全に開いた状態という。また、この時の上筐体2と下筐体3とのなす角度は180度である。
さらに、以下では、電子機器1が閉じた状態から完全に開いた状態に移る間の状態、すなわち開閉動作途中の状態を、上筐体2と下筐体3とのなす角度を用いて表す。例えば、図2A及び図2Bの状態は、90度に開いた状態である。
図4は、電子機器の具体的な一例を示す斜視図である。図4は、電子機器1が完全に開いた状態である。そして、図4では、ヒンジ1A及びヒンジ1Bの構成をより具体的に記載している。
例えば、図4に示すように、電子機器1の上筐体2及び下筐体3には、電子機器1が閉じた状態での接する側の面に画面21及び画面31が配置されてもよい。このような場合に、本実施例に係る電子機器1は、完全に開いた状態で、画面21及び画面31が同一面をなすように並ぶ。これにより、画面21と画面31とを1画面として使用する場合の画面の一体感が得られる。
また、図4では、ヒンジ1A及びヒンジ1Bを露出状態で示すが、例えば、ヒンジ1A及びヒンジ1Bカバーで被覆してもよい。ヒンジ1A及びヒンジ1Bをカバーで被覆すること、電子機器1の外観を良好にし、ヒンジ1A及びヒンジ1Bを保護することができる。
また、図4において、縁部22は、上筐体2の画面21を有する面の下筐体3側の縁部を表している。さらに、図4において、縁部32は、下筐体3の画面31を有する面の上筐体2側の縁部を表している。縁部22が「第1の縁部」の一例にあたる。また、縁部32が「第2の縁部」の一例にあたる。
次に、ヒンジ1A及び1Bの構成について説明する。ここで、ヒンジ1Aとヒンジ1Bとは、以下で説明するカムを回転軸20及び回転軸30に対して取り付ける方向が逆であることを除けば同様の構成を有する。そこで、以下では、ヒンジ1Aを例について説明する。図5は、ヒンジの斜視図である。図5は、図4の状態のヒンジ1Aを上筐体2及び下筐体3から取り外した状態のヒンジである。また、図6は、ヒンジの分解斜視図である。図6は、図5の状態のヒンジ1Aを分解した状態を表している。
図5及び図6に示すように、ヒンジ1Aは、連結部材110、連結部材120、M型バネ130及びハウジング140を有している。
連結部材110は、カム111、カム112、ストッパ113、接続孔114、溝115及び円筒部材116を有している。ただし、溝115は、後述の溝125と同様の構造であるが、図5においては奥側に位置するため、図示されていない。
連結部材110は、接続孔114により下筐体3に固定される。例えば、接続孔114にボルト等を通し下筐体3に固定することで、連結部材110は下筐体3に取り付けられる。なお、同様に、連結部材120は、接続孔124により上筐体2に固定される。
円筒部材116は、中空となっており孔117を有している。そして、連結部材110が下筐体3に接続孔114を介して取り付けられた場合、円筒部材116の中心軸が回転軸30に一致する。
カム111及びカム112は、板カムである。カム111及びカム112は、円筒部材116の周囲に配置されている。例えば、カム111及びカム112は、中心が円筒部材116の中心軸ならびに回転軸30と一致するように設けられた貫通孔を有し、貫通孔に円筒部材116をカムシャフトとして貫入させて円筒部材116の所定位置で固定される。あるいは、例えば、カム111及びカム112は、円筒部材116の所定位置に位置するように円筒部材116と一体形成されてもよい。そして、カム111及びカム112のかむ山は、円筒部材116の中心軸と直交する方向に延びている。また、カム111は、連結部材110が下筐体3に取り付けられた状態で、回転軸30に沿ってカム112よりも下筐体3から遠い位置に配置されている。
ここで、図7を参照して、カム111の形状の詳細を説明する。図7は、カムの形状を説明するための概略図である。図7は、板状のカム111を平置きした方向から見た図である。図7に示すように、カム111のかむ山は、一方の傾斜部201の傾斜角度が、他方の傾斜部202の傾斜角度よりも小さくなっている。
回転方向R1にカム111が回転する場合、カム山200は、傾斜部202の側からカム受け149に乗り上げていく。この場合、傾斜部201と比較して傾斜部202の傾斜角度が大きくなっているので、カム山200は、カム受け149に乗り上げるために、カム111の回転に大きな力を要する。すなわち、カム111の回転に要するトルクが大きくなる。以下では、回転に要するトルクを「負荷トルク」という。
一方、回転方向R2にカム111が回転する場合、カム山200は、傾斜部201の側からカム受け149に乗り上げていく。この場合、傾斜部202と比較して傾斜部201の傾斜角度が小さくなっているので、カム山200は、カム受け149に乗り上げるために、カム111の回転に要する力が、回転方向R1への回転に比べて小さい。すなわち、カム111の負荷トルクが小さくなる。
このように、カム111は、カム山の両方の斜面の傾斜の角度を異ならせることで、回転方向による負荷トルクを異ならせている。ここでは、カム111について説明したが、カム112、カム121及びカム122についても同様にカム山の両方の斜面の傾斜の角度が異なっている。
そして、本実施例に係る電子機器1では、例えば、上筐体2及び下筐体3を閉じる場合に、下筐体3が上筐体2よりも先に回転するようにヒンジ1Aのカムに負荷トルクを与えている。また、上筐体2及び下筐体3を開く場合、上筐体2が下筐体3よりも先に回転するように、ヒンジ1Aのカムに負荷トルクを与えている。
具体的には、カム111及びカム112は、下筐体3に固定される連結部材110のカムであるので、上筐体2及び下筐体3を開くときに乗り上げる側のカム山の傾斜部の傾斜角度を大きくしている。また、カム111及びカム112は、上筐体2及び下筐体3を閉じるときに乗り上げる側のカム山の傾斜部の傾斜角度を小さくしている。
すなわち、カム111及びカム112は、電子機器1の厚手方向を含む面側から見た状態で、図7に示す形状を有している。逆に、ヒンジ1Bの下筐体3側の連結部材のカムは、電子機器1の厚手方向を含む面側から見た状態で、図7とは傾斜部の傾斜が逆になった形状、すなわち図7の左右を反転させた形状を有している。また、カム121及びカム122は、電子機器1の厚手方向を含む面側から見た状態で、図7に示す形状を有している。逆に、ヒンジ1Bの上筐体2側の連結部材のカムは、電子機器1の厚手方向を含む面側から見た状態で、図7とは傾斜部の傾斜が逆になった形状、すなわち図7の左右を反転させた形状を有している。
さらに、カム111のカム山(図7におけるカム山200)について図4及び図5を参照して説明する。カム111のカム山200が回転軸30に直行する断面について説明する。カム111のカム山200は、図4における縁部32の方向に突出している。すなわち、連結部材110が回転軸30を中心に回転することにより、回転軸30、下筐体3の縁部32及び回転軸20を結ぶ線が一直線になるときに、その直線上にカム山の頂点が位置するようにカム111のカム山200が配置されている。この状態は、上筐体2と下筐体3とが45度開いた状態である。すなわち、カム111は、上筐体2と下筐体3とが45度開いた状態で、カム受け149にカム山200の頂点が位置するように形成されている。カム111のカム山200を縁部32の方向へ突出するように配置する理由は、下筐体3が回転する場合、回転軸30を基準として縁部32が最も上筐体2に接近するからである。
このように、カム111のカム山200は、回転軸30、縁部32及び回転軸20を結ぶ線が直線になるときに、円筒部材116の中心軸である回転軸30と円筒部材126の中心軸である回転軸20とが最も離れるように形成されている。例えば、カム111のカム山200は、上筐体2と下筐体3とが45度開いた状態で、回転軸20から上筐体2の画面31(図4参照)までの距離と回転軸30から縁部32までの距離とを合計した長さ以上に、回転軸20と回転軸30との距離が離れる高さを有している。
また、ここではカム111を例に説明したが、カム112もカム111と同様の形状を有している。また、カム121及びカム122は、回転軸20、上筐体2の縁部22(図4参照)及び回転軸30を結ぶ線が一直線になるときに、円筒部材116の中心軸と円筒部材126の中心軸とが最も離れるようにカム121及びカム122のカム山が配置されている。この状態は、上筐体2と下筐体3とが135度開いた状態である。カム121及びカム122も、カム山以外の他の構造について、カム111と同様である。カム111及びカム112が「第1のカム」の一例にあたる。また、カム121及びカム122が「第2のカム」の一例にあたる。
図5に示すように、ストッパ113は、円筒部材116の電子機器1における下筐体3から遠い側の端部の一部が円筒部材116の中心軸と直交する方向に突出することで形成されている。ストッパ113は、回転軸30に沿ってカム111よりも下筐体3に近い位置に配置されている。
また、連結部材110の下筐体3側に向かう面には、溝115が設けられている。溝115は、連結部材110が下筐体3に接続孔114を介して取り付けられた場合、下筐体3の内部空間と連結する。さらに、溝115は、孔117と連結している。これにより、下筐体3の内部空間に配置された部材から延びるケーブルは、連結部材110の溝115及び孔117を介して外に出る。そして、孔117から外に出たケーブルは、連結部材120の孔127及び溝125を介して上筐体2の内部空間に配置された部材に接続することができる。これにより、下筐体3の内部空間に配置された部材と上筐体2の内部空間に配置された部材とを接続することができる。
図6に示すように、ハウジング140は、凹部153及び凹部154を有するH型の縦断面を有している。そして、一点鎖線Pに沿って連結部材110がハウジング140に収容され、ハウジング140の凹部153に嵌入される。また、一点鎖線Qに沿って連結部材120がハウジング140に収容され、ハウジング140の凹部154に連結部材120が嵌入される。そして、図5に示すように、凹部153に連結部材110が格納され、凹部154に連結部材120が収容される。凹部153及び凹部154を有するハウジング140は、下筐体3の回転軸30となる円筒部材116の中心軸と、上筐体2の回転軸20となる円筒部材126の中心軸とが離れる方向に開口している。
さらに、本実施例では、小型化のため、ハウジング140は、カム逃げ部141〜148を有している。カム111は、下筐体3が開く方向に連結部材110が回転しきると、カム逃げ部141にカム山が収納される。また、カム112は、下筐体3が開く方向に連結部材110が回転しきると、カム逃げ部143にカム山が収納される。カム111は、下筐体3が閉じる方向に連結部材110が回転しきると、カム逃げ部145にカム山が収納される。また、カム112は、下筐体3が閉じる方向に連結部材110が回転しきると、カム逃げ部147にカム山が収納される。
同様に、カム121は、上筐体2が開く方向に連結部材120が回転しきると、カム逃げ部142にカム山が収納される。また、カム122は、上筐体2が開く方向に連結部材120が回転しきると、カム逃げ部144にカム山が収納される。カム121は、上筐体2が閉じる方向に連結部材120が回転しきると、カム逃げ部146にカム山が収納される。また、カム122は、上筐体2が閉じる方向に連結部材120が回転しきると、カム逃げ部148にカム山が収納される。
例えば、図5は、カム111のカム山がカム逃げ部141に収納され、カム112のカム山がカム逃げ部143に収納された状態を表している。さらに、図5は、カム121のカム山がカム逃げ部142に収納され、カム122のカム山がカム逃げ部144に収納された状態を表している。
例えば、回転後のカム111、カム112、カム121及びカム122をハウジング140の内部に格納する場合、ハウジング140は各カムよりも一回り大きいサイズとなる。これに対して、本実施例のように、回転後にカム111、カム112、カム121及びカム122がハウジング140の内部空間からはみ出す形で格納される構造とすることで、ハウジング140のサイズは各カムのサイズと同程度となる。これにより、ハウジング140をコンパクトにすることができる。
また、図6に示すように、ハウジング140は、カム受け149〜152を有している。カム受け149は、回転するカム111と接触し、カム111からの力を受けて、円筒部材116の中心軸を円筒部材126の中心軸から離れる方向に移動させる。言い換えれば、カム受け149からの力により、回転軸30が回転軸20から離れる方向に移動する。本実施例では、カム受け149は、円筒部材126の中心軸から円筒部材116の中心軸に向かって突出するカム山を有している。これにより、円筒部材126の中心軸と円筒部材116の中心軸とを結ぶ線上にカムのカム山が位置するときに、円筒部材116の中心軸を円筒部材126の中心軸から大きく離すことができる。
カム受け150は、カム112に対応するカム受けである。カム受け150も、円筒部材126の中心軸を円筒部材116の中心軸から離れる方向へ移動させる。カム受け151は、カム121に対応するカム受けである。カム受け152は、カム122に対応するカム受けである。カム受け151及びカム受け152は、円筒部材126の中心軸を円筒部材116の中心軸から離れる方向へ移動させる。
さらに、ハウジング140は、凹部153及び凹部154に格納された円筒部材116及び円筒部材126に対してハウジング140の外部から接触するための開口部155を有する。開口部155は、円筒部材116の中心軸と円筒部材126の中心軸とを結ぶ平面と並行するハウジング140の面に設けられている。
M型バネ130は、図6に示すように、湾曲部131及び湾曲部132を有するM字型の形をしたバネである。図5に示すように、M型バネ130は、ハウジング140の開口部155から挿入される。そして、M型バネ130は、凹部153に収容された円筒部材116を湾曲部131に収容する。また、M型バネ130は、ハウジング140の凹部154に収容された円筒部材126を湾曲部132に収容する。そして、M型バネ130は、円筒部材126の中心軸と円筒部材116の中心軸との距離が、回転したカムのカム山の作用による離間力により乖離した場合に、距離を復元する方向に2つの円筒部材に対して復元力を加える。
例えば、M型バネ130は、連結部材110の回転が終了しカム111及びカム112のカム山がカム受け149及びカム受け151から外れると、円筒部材116の中心軸と円筒部材126との中心軸とが近づく方向に円筒部材116を円筒部材126側へ引き寄せる。また、M型バネ130は、連結部材120の回転が終了しカム121及びカム122のカム山がカム受け150及びカム受け152から外れると、円筒部材126の中心軸と円筒部材116との中心軸とが近づく方向に円筒部材126を円筒部材116側へ引き寄せる。
次に、図8〜図12を参照して、上筐体2及び下筐体3の回転時の動作について説明する。図8は、閉じた状態の連結部分の側面図である。図9は、45度開いた状態の連結部分の側面図である。図10は、90度開いた状態の連結部分の側面図である。図11は、135度開いた状態の連結部分の側面図である。図12は、180度開いた状態の連結部分の側面図である。図8〜図12では、各状態での上筐体2及び下筐体3を破線で表している。
図8に示すように、上筐体2及び下筐体3が閉じた状態では、連結部材110のストッパ113がハウジング140の壁401に当接している。これにより、連結部材110は、この状態から連結部材120に近づく方向への回転が抑制される。また、連結部材120のストッパ123がハウジング140の壁402に当接している。これにより、連結部材120は、この状態から連結部材110に近づく方向への回転が抑制される。そして、この状態で、上筐体2及び下筐体3を開くと、連結部材110の負荷トルクが連結部材120の負荷トルクよりも大きいため、最初は、連結部材110は回転せず、連結部材120の回転が開始する。
次に、図8の状態から連結部材120がさらに45度回転すると、図9の状態になる。図8の状態から図9の状態までの回転では、カム121及び122の回転によって、連結部材120の回転軸20が連結部材110の回転軸30から離れる方向に連結部材120が徐々に移動させられる。そして、図9の状態で、連結部材120の回転軸20と連結部材110の回転軸30は最も離れる。これにより、上筐体2と下筐体3との間の距離が離れ、上筐体2の縁部22が下筐体3の画面31と干渉することなく、連結部材120は回転する。この状態からさらに上筐体2及び下筐体3を開く場合、未だ連結部材110の負荷トルクが連結部材120の負荷トルクよりも大きいため、連結部材110は回転せず、連結部材120がさらに回転する。
次に、図9の状態から連結部材120が45度回転すると、図10の状態になる。図9の状態から図10の状態までの回転では、カム121及び122がさらに回転しM型バネ130による押圧によって、連結部材120の回転軸20が連結部材110の回転軸30へ近づく方向に連結部材120が移動させられる。そして、図10の状態で連結部材120の回転軸20と連結部材110の回転軸30との距離が、閉じた状態と同じ距離となる。さらに、図10の状態では、連結部材120のストッパ123がハウジング140の壁403に当接している。これにより、この状態からさらに開く方向への連結部材120の回転が抑制される。そして、この状態から上筐体2及び下筐体3をさらに開くと、連結部材120の回転が抑制されるため、負荷トルクの大きい連結部材110の回転が開始する。
次に、図10の状態から連結部材110が45度回転すると、図11の状態になる。図10の状態から図11の状態までの回転では、カム111及び112の回転によって、連結部材110の回転軸30が連結部材120の回転軸20から離れる方向に連結部材110が移動させられる。そして、図11の状態で、連結部材110の回転軸30と連結部材120の回転軸20は最も離れる。これにより、上筐体2と下筐体3との間の距離が離れ、下筐体3の縁部32が上筐体2の面23と干渉することなく、連結部材110は回転する。この状態からさらに連結部材110と連結部材120とを開く場合、連結部材120はストッパ123により回転が抑制されているため、連結部材120は回転せず、連結部材110が回転する。
次に、図11の状態から連結部材110がさらに45度回転すると、図12の状態になる。図11の状態から図12の状態までの回転では、カム111及び112が回転しM型バネ130(不図示)による復元力によって、連結部材110の回転軸30が連結部材120の回転軸20へ近づく方向に、連結部材110が徐々に移動させられる。そして、図10の状態で連結部材110の回転軸30と連結部材120の回転軸20との距離が、閉じた状態と同じ距離となる。さらに、図12の状態では、連結部材110のストッパ113がハウジング140の壁404に当接し、連結部材120のストッパ123がハウジング140の壁403に当接している。これにより、この状態からさらに開く方向への連結部材110及び連結部材120の回転が抑制される。すなわち、上筐体2及び下筐体3はこれ以上開かなくなる。
次に、図13〜図17を参照して、電子機器の回転時のカム及び軸の動きについて説明する。図13は、閉じた状態の連結部分の断面図である。図14は、45度開いた状態の連結部分の断面図である。図15は、90度開いた状態の連結部分の断面図である。図16は、135度開いた状態の連結部分の断面図である。図17は、180度開いた状態の連結部分の断面図である。図13〜図17は、それぞれの状態における図5におけるA−A断面に対応する断面を表している。図13〜図17では、各状態での上筐体2及び下筐体3を破線で表している。
ここでは、カム111のカム山をかむ山510とする。また、カム121のカム山をかむ山520とする。図13に示すように、上筐体2及び下筐体3が閉じた状態では、カム111のカム山510は、ハウジング140のカム受け149から外れた位置にある。また、上筐体2及び下筐体3が閉じた状態では、カム121のカム山520は、ハウジング140のカム受け150から外れた位置にある。この場合、円筒部材116及び円筒部材126には、それぞれ回転軸20及び回転軸30が近づく方向にM型バネ130により力が加えられている。そこで、この場合、回転軸20及び回転軸30は最も近づいた状態になる。
さらに、上筐体2及び下筐体3が開く場合、図13の状態から連結部材110及び連結部材120に、それぞれから離れる方向、すなわち開く方向に回転する力が加えられる。ここで、図13に示すように、カム121のカム受け150に乗り上げる側の傾斜部521の傾斜角度よりも、カム111のカム受け149に乗り上げる側の傾斜部511の傾斜角度が大きくなっている。そのため、カム111の方がカム121よりも負荷トルクが大きい。そこで、上筐体2及び下筐体3を開くと、カム111の傾斜部511がカム受け149に乗り上げるより先に、カム121の傾斜部521がカム受け150に乗り上げる。すなわち、カム121は、カム111よりも先に回転を開始する。
次に、図13の状態からカム121が45度回転すると、図14の状態になる。図13の状態から図14の状態までの回転では、カム121の回転によって、カム山520がカム受け150に乗り上げていき、連結部材120の回転軸20が連結部材110の回転軸30から離れる方向に、連結部材120が徐々に移動させられる。そして、カム121のカム山520の頂点がカム受け150に乗り上げると、連結部材120と連結部材110との距離が最大となる。そして、回転軸20と上筐体2の縁部22と回転軸30が一直線になる状態で、回転軸20から下筐体3の画面31までの距離L2は、回転軸20から縁部22までの距離L1より長くなる。この状態が、連結部材120の回転において、上筐体2が下筐体3に最も近づく状態であり、この状態で縁部22が下筐体3の画面31に接触しないようにすることで、上筐体2は下筐体3に干渉せずに回転できるようになる。また、この間、カム111の負荷トルクは、カム121の負荷トルクよりも大きいので、カム山510がカム受け149に当接した状態のまま連結部材110は回転せずに停止している。
次に、図14の状態から開く方向にカム121がさらに45度回転すると、図15の状態になる。図14の状態から図15の状態までの回転により、カム121のカム山520は、カム受け150から外れる。これにより、M型バネ130による復元力によって、連結部材120の回転軸20が連結部材110の回転軸30へ近づく方向に、連結部材120が移動させられる。そして、図15の状態で連結部材120の回転軸20と連結部材110の回転軸30との距離が、閉じた状態と同じ距離となる。さらに、図15の状態は、図10の状態に対応しており、連結部材120のストッパ123がハウジング140に当接し、連結部材120の回転が抑制される。そのため、この状態からトルクの大きい連結部材110が、回転を開始する。すなわち、カム111のカム山510の傾斜部511が、カム受け149に乗り上げていく。
次に、図15の状態からカム111がさらに45度回転すると、図16の状態になる。図15の状態から図16の状態までの回転では、カム111の回転によって、カム山510がカム受け149に乗り上げていき、連結部材110の回転軸30が連結部材120の回転軸20から離れる方向に、連結部材110が徐々に移動させられる。そして、カム111のカム山510の頂点がカム受け149に乗り上げると、連結部材110と連結部材120との距離が最大となる。そして、回転軸20と下筐体3の縁部32と回転軸30が一直線になる状態で、回転軸30から上筐体2の画面23までの距離L4は、回転軸30から縁部32までの距離L3より長くなる。この状態が、連結部材110の回転において、下筐体3が上筐体2に最も近づく状態であり、この状態で縁部32が上筐体2の表面23に接触しないようにすることで、下筐体3は上筐体2に干渉せずに回転できるようになる。
次に、図16の状態からカム111がさらに45度回転すると、図17の状態になる。図16の状態から図17の状態までの回転により、カム111のカム山510は、カム受け149から外れる。これにより、M型バネ130による復元力によって、連結部材110の回転軸30が連結部材120の回転軸20へ近づく方向に、連結部材110が移動させられる。そして、図17の状態で連結部材110の回転軸30と連結部材120の回転軸20との距離が、上筐体2と下筐体3とが閉じた状態と同じ距離となる。さらに、図17の状態は、図12の状態に対応しており、連結部材110のストッパ113がハウジング140の壁404に当接し、連結部材120のストッパ123がハウジング140の壁403に当接している。そのため、この状態からさらに開く方向への上筐体2及び下筐体3の回転が抑制される。すなわち、連結部材110と連結部材120とはこれ以上開かなくなる。
次に、図17〜図13の順序で、上筐体2及び下筐体3を閉じる場合について説明する。
図17の状態から、上筐体2と下筐体3とを閉じる場合、連結部材110及び連結部材120に、それぞれに近づく方向、すなわち閉じる方向に回転する力が加えられる。ここで、図17に示すように、カム121のカム受け150に乗り上げる側の傾斜部522の傾斜角度よりも、カム111のカム受け149に乗り上げる側の傾斜部512の傾斜角度が、大きくなっている。そのため、カム121の方がカム111よりも負荷トルクが大きい。そこで、カム111は、カム121よりも先に回転を開始する。そして、カム121の傾斜部522がカム受け150に乗り上げるより先に、カム111の傾斜部512がカム受け149に乗り上げる。
次に、図17の状態から閉じる方向にさらにカム111が45度回転すると、図16の状態になる。図17の状態から図16の状態までの回転では、カム111の回転によって、カム山510がカム受け149に乗り上げていき、連結部材110の回転軸30が連結部材120の回転軸20から離れる方向に、連結部材110が徐々に移動させられる。そして、カム111のカム山510の頂点がカム受け149に乗り上げると、連結部材110と連結部材120との距離が最大に開き図16のようになる。
次に、図16の状態から閉じる方向にカム111がさらに45度回転すると、図15の状態になる。図16の状態から図15の状態までの回転により、カム111のカム山510は、カム受け149から外れる。これにより、M型バネ130による復元力によって、連結部材110の回転軸30が連結部材120の回転軸20へ近づく方向に、連結部材110が移動させられる。そして、図15の状態で連結部材120の回転軸20と連結部材110の回転軸30との距離が、上筐体2と下筐体3とが閉じた状態と同じ距離となる。さらに、図15の状態から上筐体2及び下筐体3を閉じる場合、連結部材110のストッパ113がハウジング140に当接し、図9に示すように連結部材110の回転が抑制されるため、連結部材120が回転を開始する。
次に、図15の状態からカム121が閉じる方向にさらに45度回転すると、図14の状態になる。図15の状態から図14の状態までの回転では、カム121の回転によって、カム山520がカム受け150に乗り上げていき、連結部材120の回転軸20が連結部材110の回転軸30から離れる方向に、連結部材120が移動させられる。そして、カム121のカム山520の頂点がカム受け150に乗り上げると、連結部材120と連結部材110との距離が最大に開き図14のようになる。
次に、図14の状態からカム121が閉じる方向にさらに45度回転すると、図13の状態になる。図14の状態から図13の状態までの回転により、カム121のカム山520は、カム受け150から外れる。これにより、M型バネ130による復元力によって、連結部材120の回転軸20が連結部材110の回転軸30へ近づく方向に、連結部材120が移動させられる。そして、図13の状態で連結部材110の回転軸30と連結部材120の回転軸20との距離が、上筐体2と下筐体3とが閉じた状態と同じ距離となる。
以上に説明したように、本実施例に係る電子機器は、回転時にカムを用いて回転軸の間隔を広げ、筐体同士が干渉しない位置まで移動し、回転後はバネの力により観点軸の間隔が復元される。回転時に2つの筐体を離し、回転後に筐体を近づけることにより、回転終了時の筐体間の間隔を詰めつつ、スムーズに回転を行うことができる。そして、回転終了時の筐体間の間隔を詰めることで、上筐体及び下筐体に画面を配置した場合、上筐体及び下筐体を完全に開いた状態で双方の画面の間隔が短くなり、2つの画面を1画面として用いた場合の画面の一体感が得られる。
以上では、カムによって開いた連結部材110及び連結部材120の距離を縮める部材としてM型バネを用いたが、これは、連結部材110と連結部材120とに対して回転軸20と回転軸30とが近づく方向に力を加える部材であれば他のものでもよい。例えば、連結部材110と連結部材120との間にコイルバネなどを含む弾性体を配置しても良い。さらに、連結部材110を連結部材120へ向けて連結部材120とは反対側から押圧する部材と、連結部材120を連結部材110へ向けて連結部材110とは反対側から押圧する部材とを配置してもよい。
本実施例では、カム111、カム112、カム121及びカム122の負荷トルクを調整して、連結部材110及び連結部材120の回転順序をつけている。これは、負荷トルクを変更して連結部材110及び連結部材120を回転する順序をつけておかないと、例えばヒンジ1Aの上筐体2側のカムが動くと同時にヒンジ1Bの下筐体3側のカムが動いてしまうおそれがある。この場合、筐体がねじれてしまい、開閉が困難になったり、筐体やヒンジを破損してしまったりするおそれがある。すなわち、本実施例のように連結部材110及び連結部材120の回転順序をつけることで、開閉の容易さを確保し、筐体やヒンジの破損を軽減できる。ただし、筐体やヒンジの剛性が強い場合や操作者が開閉を慎重に行うことが確実な場合などには、カム111、カム112、カム121及びカム122の負荷トルクを異ならせなくてもよい。
また、本実施例では、開くときには上筐体2が先に開き、閉じるときには下筐体3が先に閉じるようにカム111、カム112、カム121及びカム122の負荷トルクを調整した。これは、下筐体3を平らな台に置いた場合に、下筐体3が開く方向に回転し終わった状態で上筐体2が回転すると、下筐体3置かれている台の方向へ上筐体2が大きく突出するおそれがあり、下筐体3を平らに置くことができなくなるためである。ただし、下筐体3を平らに置かなくてもよいなどの場合には、回転する順番はこれに限らない。例えば、開閉のいずれのタイミングでも、上筐体2が最初に回転するようにカムの負荷トルクを調整してもよい。
1A,1B ヒンジ
2 上筐体
3 下筐体
20 回転軸
30 回転軸
110,120 連結部材
111,112,121,122 カム
113,123 ストッパ
114,124 接続孔
115,125 溝
116,126 円筒部材
117,127 孔
130 M型バネ
131,132 窪み
140 ハウジング
141〜148 カム逃げ部
149〜152 カム受け
153,154 凹部
155 開口部

Claims (8)

  1. 第1の回転軸により回転可能に支持された第1の筐体と、
    前記第1の回転軸に平行な第2の回転軸により回転可能に支持された第2の筐体と、
    前記第1の回転軸と前記第2の回転軸との間に配置されたハウジングと、
    前記第1の回転軸に設けられ、前記第1の筐体の回転に伴い前記第1の回転軸を中心に回転するカムであって、前記第1の回転軸と共に前記第1の筐体を前記第2の回転軸から離れる方向に移動させるために前記ハウジングを押圧するカム山を有する第1のカムと、
    前記第2の回転軸に設けられ、前記第2の筐体の回転に伴い前記第2の回転軸を中心に回転するカムであって、前記第2の回転軸と共に前記第2の筐体を前記第1の回転軸から離れる方向に移動させるために前記ハウジングを押圧するカム山を有する第2のカムと、
    前記第1の回転軸と前記第2の回転軸とを近づける方向に力を加える弾性部材と
    を備え、
    前記ハウジングは、前記第1の筐体および前記第2の筐体が閉じた状態または前記第1の筐体および前記第2の筐体が180度開いた状態にて、前記第1のカムのカム山と前記第2のカムのカム山とを収納するカム逃げ部を有する、
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記第1のカムは、前記第1の筐体の回転時に前記第1の筐体が前記第2の筐体に干渉しない位置まで前記第1の回転軸を移動させ、
    前記第2のカムは、前記第2の筐体の回転時に前記第2の筐体が前記第1の筐体に干渉しない位置まで前記第2の回転軸を移動させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第1のカムは、前記第1の回転軸から前記第1の筐体の回転時に前記第2の筐体に対向する前記第1の筐体の第1の縁部に向かう方向に突出し、
    前記第2のカムは、前記第2の回転軸から前記第2の筐体の回転時に前記第1の筐体に対向する前記第2の筐体の第2の縁部に向かう方向に突出する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記第1のカムは、前記第1の筐体が回転しカム山の頂点が前記第1の回転軸と前記第2の回転軸とを結ぶ直線上に位置する状態で、前記第1の縁部の頂点から前記第1の回転軸までの距離と、前記第1の筐体の回転時に前記第1の筐体に対向する前記第2の筐体の面から前記第2の回転軸までの距離とを足した距離よりも、前記第1の回転軸から前記第1のカムのカム山の頂点までの距離と、前記第2の回転軸から前記第1のカムのカム山の頂点までの距離とを足した距離が長くなる高さを有し、
    前記第2のカムは、前記第2の筐体が回転しカム山の頂点が前記第1の回転軸と前記第2の回転軸とを結ぶ直線上に位置する状態で、前記第2の縁部の頂点から前記第2の回転軸までの距離と、前記第2の筐体に対向する前記第1の筐体の面から前記第1の回転軸までの距離とを足した距離よりも、前記第1の回転軸から前記第2のカムのカム山の頂点までの距離と、前記第2の回転軸から前記第2のカムのカム山の頂点までの距離とを足した距離が長くなる高さを有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記弾性部材は、前記第1の回転軸と前記第2の回転軸とを個別に収納する湾曲部を有するM型バネであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の電子機器。
  6. 前記第1のカム及び前記第2のカムは、前記第1の筐体の回動時の負荷トルクと前記第2の筐体の回動時の負荷トルクとが異なっていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の電子機器。
  7. 前記第1のカム及び前記第2のカムは、前記第1の筐体と前記第2の筐体とが開く場合、前記第1の筐体の回動時の負荷トルクが前記第2の筐体の回動時の負荷トルクよりも小さく、前記第1の筐体と前記第2の筐体とが閉じる場合、前記第1の筐体の回動時の負荷トルクが前記第2の筐体の回動時の負荷トルクよりも大きいことを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
  8. 前記第1の筐体と前記第2の筐体とが開く場合の、前記第1のカムのカム受けを押圧する側の傾斜角度が、前記第2のカムのカム受けを押圧する側の傾斜角度よりも小さく、前記第1の筐体と前記第2の筐体とが閉じる場合の、前記第1のカムのカム受けを押圧する側の傾斜角度が、前記第2のカムのカム受けを押圧する側の傾斜角度よりも大きいことを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
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