JP2006144892A - 折り畳み式携帯電話機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 折り畳み折携帯電話機の開閉動作に際し、蓋体ケースをほぼ160°と360°回転させた状態で保持できるようにする。
【解決手段】
携帯電話機本体1は、本体ケース2にヒンジ機構5を介して蓋体ケース4を連結して構成される。ヒンジ機構5は、本体ケース2及び蓋体ケース4と一体的に回転する本体側ギア10と蓋側ギア11、その各ギア11を噛合した状態で枢着するギアシャフト20,21、ギア10,11の一側面に形成されるカム面12,13、カム面25,25を有する係合カム30と、この係合カム30をカム面12,13に押し付けるバネ40とで構成される。蓋体ケース4をヒンジ機構5によって本体ケース2ほぼ160°開いた状態で保持し、さらに360°開いた状態で保持する。
【選択図】 図3
【解決手段】
携帯電話機本体1は、本体ケース2にヒンジ機構5を介して蓋体ケース4を連結して構成される。ヒンジ機構5は、本体ケース2及び蓋体ケース4と一体的に回転する本体側ギア10と蓋側ギア11、その各ギア11を噛合した状態で枢着するギアシャフト20,21、ギア10,11の一側面に形成されるカム面12,13、カム面25,25を有する係合カム30と、この係合カム30をカム面12,13に押し付けるバネ40とで構成される。蓋体ケース4をヒンジ機構5によって本体ケース2ほぼ160°開いた状態で保持し、さらに360°開いた状態で保持する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、本体ケースと蓋体ケースとをヒンジ機構を介して開閉可能に連結する折り畳み式携帯電話機に関し、特に、ワンタッチの操作で所定角度を保った状態で蓋体ケースを開くことが可能な折り畳み式携帯電話機に関するものである。
従来、折り畳み式携帯電話機は複数の操作キーを備えた本体ケースとディスプレイを備えた蓋体ケースとがヒンジ機構を介して開閉可能に連結されており、また、この種の折り畳み携帯電話機は、メールの送受信やカメラ機能の他、ディスプレイも大型化し、例えば、インターネットなどの閲覧、テレビジョンなど放送受信など種々の機能を備えおり、電話機としての操作に加えてディスプレイを見やすくするためにヒンジ機構が求められている。
このような、折り畳み式携帯電話機のヒンジ装置として例えば、特許文献1が公知である。これは、図7に示すように、本体ケース100の端部に左右一対の取付部100Aを形成し、この取付部100Aの間に蓋体ケース101とのヒン取付部101Aを挿入し、ヒンジ機能202を介して、開閉自在に連結されている。ヒンジ機能202は、180°間隔をおいて、1対の従動ピンを有する係合カムと、カム部を備えたスライド駒を内蔵している。このヒンジ機能202によって蓋体ケース101は、図8に示すように、閉状態から25°までの角度領域では蓋体ケース101に閉じる方向に付勢力を与え、25°を超えると90°までは蓋体ケース101を開方向に付勢する。さらに、90°を超えると、150°までの角度領域において蓋体ケース101の角度を任意角度で保持でき、最終的に開状態の角度の160°で保持されるように構成している。
特開2004−11718号公報
特許文献1に示す折り畳み式携帯電話機によれば、蓋体ケース101は、25度を超えると90°まではワンタッチで開くことが出来るとともに、90°から150°までの間、蓋体ケース蓋体ケースの角度を任意角度で保持できるようになっているが、近年、折り畳み式携帯電話機は、より高機能化が進み、例えば、テレビ機能など、電話機としての機能の他に様々な機能が備えられ、例えば、テレビジョン受像機としてディスプレイを用いる場合、見やすくするためには、蓋体ケース101を全開、すなわち、最大、160°開かなければならず、この状態でディスプレイを長時間、鑑賞する場合、携帯電話機が大型化し、携帯に不便である。一方、携帯電話機をコンパクト化しようとすると、蓋体ケース101の開き角度が小さく、ディスプレイが見づらいものとなってしまう。
本発明は、前記事情に鑑みなされたもので、ディスプレイが見やすく、しかも、携帯電話機をコンパクトな状態で保持することができる折り畳み式携帯電話機を提供することを目的とする。
本発明の請求項1記載の折り畳み式携帯電話機は、本体ケースと、この本体ケースを覆う蓋体ケースとをヒンジ機構を介して連結して構成される折り畳み式携帯電話機において、前記ヒンジ機構は、本体ケースと一体的に回転する本体側ギアと、蓋体ケースと一体的に回転する蓋側ギアと、これらギアを覆うギアケースと、前記各ギアを相互に噛み合せた状態で枢着するために前記ギアケースに設けた一対のギアシャフトと、前記本体側ギアと蓋側ギアの一側面に形成されるカム面と、前記各ギアシャフトに跨って枢着されるとともに、前記各ギアのカム面と係合するカム面を有する係合カムと、この係合カムを前記各ギアに押し付ける付勢部材とを有し、前記各ギアと係合カムに形成されるカム面の係合によって、前記本体側ギアと蓋側ギアの回転角度を規制して前記本体ケースに対する前記蓋体ケースの開き角度を所定角度で保持するように構成したことを特徴とする。
本発明の請求項2記載の折り畳み式携帯電話機は、請求項1記載の折り畳み式携帯電話機において、前記本体ケースと前記蓋側ギアの両端に前記ヒンジ機構を取り付けるために左右一対の取付部材を設け、その一方の取付部材の先端側に前記ギアシャフトの一端を固定し、該ギアシャフトの他端を前記ギアケース内に設けた仕切り壁に固定するとともに、他方の取付部材は加絞部材によって前記ギアケースに連結して前記本体ケースと蓋側ギアにヒンジ機構を連結し、かつ、前記一方の取付部材の端部に前記各ギアと当接する突出部を形成し、この突出部と前記各ギアの当接面に相互に係合する凹凸部を形成したことを特徴とする。
本発明の請求項3記載の折り畳み式携帯電話機は、請求項2載の折り畳み式携帯電話機において、前記加絞部材は前記本体ケースと前記蓋体ケースとに接続された配線部材を通す貫通孔を有して中空状に形成するとともに、この加絞部材と前記仕切り壁との間に前記配線部材を通すための空洞部を形成したことを特徴とする。
本発明の請求項4記載の折り畳み式携帯電話機は、請求項1〜3のいずれか1項記載の折り畳み式携帯電話機において、前記本体ケースに対する前記蓋体ケースの開き角度が概ね160°と360°であることを特徴とする。
本発明の請求項1記載の本発明の請求項1記載の折り畳み式携帯電話機によれば、本体ケースと、この本体ケースを覆う蓋体ケースとをヒンジ機構を介して連結して構成される折り畳み式携帯電話機において、前記ヒンジ機構は、本体ケースと一体的に回転する本体側ギアと、蓋体ケースと一体的に回転する蓋側ギアと、これらギアを覆うギアケースと、前記各ギアを相互に噛み合せた状態で枢着するために前記ギアケースに設けた一対のギアシャフトと、前記本体側ギアと蓋側ギアの一側面に形成されるカム面と、前記各ギアシャフトに跨って枢着されるとともに、前記各ギアのカム面と係合するカム面を有する係合カムと、この係合カムを前記各ギアに押し付ける付勢部材とを有し、前記各ギアと係合カムに形成されるカム面の係合によって、前記本体側ギアと蓋側ギアの回転角度を規制して前記本体ケースに対する前記蓋体ケースの開き角度を所定角度で保持するように構成したことによって、通話するのに都合が良い角度で蓋体ケースの開き角度を保持し、さらに、ディスプレイを外面側に露出させた状態で蓋体ケースと本体ケースとをコンパクトに折り畳んだ状態で保持することができ、メール入力、画像閲覧等において、動画の鑑賞、ゲームなどを行うことができ、ディスプレイの見やすさが向上することが可能となる。
本発明の請求項2記載の折り畳み式携帯電話機によれば、請求項1記載の折り畳み式携帯電話機において、前記本体ケースと前記蓋側ギアの両端に前記ヒンジ機構を取り付けるために左右一対の取付部材を設け、その一方の取付部材の先端側に前記ギアシャフトの一端を固定し、該ギアシャフトの他端を前記ギアケース内に設けた仕切り壁に固定するとともに、他方の取付部材は加絞部材によって前記ギアケースに連結して前記本体ケースと蓋側ギアにヒンジ機構を連結し、かつ、前記一方の取付部材の端部に前記各ギアと当接する突出部を形成し、この突出部と前記各ギアの当接面に相互に係合する凹凸部を形成したことを特徴とするものであるから、ギアケースに蓋側ギアと本体ギアを収容してヒンジ機構をコンパクトにユニット化することができ、このように、ユニット化したヒンジ機構を本体ケースと蓋体ケースとに簡単に組付けることができ、組付け作業性にも優れる。
本発明の請求項3記載の折り畳み式携帯電話機によれば、請求項2載の折り畳み式携帯電話機において、前記加絞部材は前記本体ケースと前記蓋体ケースとに接続された配線部材を通す貫通孔を有して中空状に形成するとともに、この加絞部材と前記仕切り壁との間に前記配線部材を通すための空洞部を形成したものであるから、配線部材が邪魔にならずスッキリを配線処理することができるとともに、配線部材の噛み込みも防止することができる。これにより、配線部材と本体ケース及び蓋体ケース4との干渉を防止して配線部材の断線などを防止することができる。
本発明の請求項4記載の折り畳み式携帯電話機は、請求項1〜3のいずれか1項記載の折り畳み式携帯電話機において、前記本体ケースに対する前記蓋体ケースの開き角度が概ね160°と360°であるから、通話するのに都合が良いほぼ160°まで付勢されて蓋体ケースを開くことが可能となるため、片手で蓋体ケースを操作して通話を開始することが可能となる等、操作が容易になる。また、蓋体ケースを360°回転させて、ディスプレイを外面側に露出させた状態で蓋体ケースと本体ケースとをコンパクトに折り畳んだ状態で保持することができ、メール入力、画像閲覧等において、動画の鑑賞、ゲームなどを行うことができ、ディスプレイの見やすさが向上する。
本発明の実施の形態を実施例に基づき図面を参照して説明する。図1は、本発明を適用した折り畳み携帯電話機の斜視図であり、同図で示すように、携帯電話機本体1は、図示しない複数の操作ボタンを有する本体ケース2と、ディスプレイ3を備えた蓋体ケース4と、これら本体ケース2と蓋体ケース4を回動自在に連結するヒンジ機構5とで構成される。
図2はヒンジ機構5の分解斜視図、図3はヒンジ機構5の断面図、図4はヒンジ機構5の正面図である。ヒンジ機構5は、本体ケース2と一体的に回転する本体側ギア10と、蓋体ケース4と一体的に回転する蓋側ギア11と、これらギア10,11を覆うギアケース15と、前記各ギア11を相互に噛み合せた状態で枢着するために前記ギアケース15に設けた一対のギアシャフト20,21と、前記ギア10,11の一側面に形成されるカム面12,13と、前記各ギアシャフト20,21に跨って枢着されるとともに、前記各ギア10,11のカム面12,13と係合するカム面25,25を有する係合カム30と、この係合カム30を前記各ギア10,11に押し付ける付勢部材たるバネ40とで構成されている。
前記ギアケース15は両側を開口し、内部に仕切り壁16を設けて各ギア10,11を内蔵する空洞部16と、本体ケース2と蓋体ケース4とに接続された配線部材としての配線コード45を通すための空洞部17を形成し、これら空洞部16,17を一対の蓋体18A,18Bで密閉している。前記空洞部17には各ギア10,11を軸支するシャフト20,21が貫通し、このシャフト20,21の一端が前記仕切り壁16が固定され、シャフト20,21の他端側は前記蓋体18Aを貫通して前記本体ケース2と蓋体ケース3に固定するための取付部材50に固定されている。そして、他方の蓋体18Aと取付部材50とは中空状の加締部材55で固定され、その加締部材55に形成する貫通孔56から前記空洞部17を通して本体ケース2と蓋体ケース4とに配線コード45を接続している。
前記シャフト20,21に軸支される各ギア10,11は、その外周に形成するギア部10A,11Aが互いに噛合するとともに、ギア部10A,11Aの内面側には前記係合カム30と係合するカム面12,13とその係合カム30を収容する凹部14が形成されている。さらに、各ギア10,11の外面側には、凹凸部51が形成され、その凹凸部51に前記取付部材50の端部に形成した突出部52に形成する凹凸部53が嵌合している。係合カム30と仕切り壁16との間にはバネ40が介在し、このバネ40によって係合カム30に形成するカム面25,25が各ギア10,11の内面に形成するカム面12,13に押し付けられるように付勢されている。
次に、図5のカム面12と係合カム30の展開図及び図6の携帯電話機本体1携帯電話本体1の側面図を参照して携帯電話本体1の動作について説明する。本体側ギア10と蓋側ギア11には、180°のピッチで下方に向かって湾曲する円弧面12Aと傾斜面12Bと備えた凹状を成す第1のカム面12と、傾斜角度の異なる傾斜面13A,13Bとを備えた凹状を成す第2のカム面13及び平坦カム面14とが形成されている。ここで、第1のカム面12と第2のカム面13とはほぼ78.5°の位相差を持って連続し、第1のカム面12の傾斜面12Bと第2のカム面13の傾斜面13Aとが連続するとともに、第2のカム面13の傾斜面13Bと平坦カム面14とが連続している。また、第2のカム面13は、傾斜面13Aの方が緩やかな傾斜角である。一方、係合カム30にはこれら第1及び第2のカム面12,13と係合するカム面25が180°のピッチに形成されている。なお、各ギア10,11に形成するカム面12,13は左右対称に形成されている。
以上のように構成される折り畳み携帯電話機1は、図6に示すように、折り畳み携帯電話機1を折り畳んだ状態において、本体側ギア10と蓋側ギア11に形成する第1のカム面12と係合カム30に形成するカム面25と係合した位置にあり、これを0°とする。このとき、バネ40によって係合カム30に形成するカム面25が、第1のカム面12の円弧面12Aと傾斜面12Bを滑り降りようとする力が作用し、これに伴う回転トルクによって、蓋体ケース4は閉方向に付勢され、折り畳み携帯電話機1は閉じた状態に維持できる。
この状態から、図6に示すように、蓋体ケース4を開くと、本体ケース2と蓋体ケース4とに固定した一方の取付部材50と各ギア10,11と凹凸部51,52の係合によって蓋体ケース4と一体的に蓋側ギア11が回転する。図4に示すように、蓋側ギア11と本体側ギア10とはギア部10A,11Aが互いに噛合することから、蓋側ギア11と逆回転する。これにより、蓋体ケース4の開き動作に連動して本体ケース2に対して各ギア10,11を内蔵するギアケース15も回転動作する。すなわち、本体ケース2に対して蓋体ケース4を10°開いた場合、本体ケース2に対してギアケース15が5°開くとともに、そのギアケース15に対して蓋体ケース4が5°開くことになる。そして、蓋体ケース4を本体ケース2に対して概ね30°開くと、第1のカム面12と係合カム30のカム面25との係合位置から15°離れた位置に形成された第1のカム面12の頂点、すなわち、円弧面12Aの上端部に係合カム30のカム面25が到達し、30°以上開くことによって、カム面25はバネ40によって係合カム30のカム面25が第2のカム面13の傾斜面13Aを滑り降りようとする力が作用する。これに伴う回転トルクによって、蓋体ケース4は開く方向に付勢される。このバネ40の付勢力は傾斜面13Aが終わる位置まで作用し、図5で一点鎖線で示すように、蓋体ケース4が本体ケース2に対して160°(正確には157°)開くと、係合カム30のカム面25が第2のカム面13の傾斜面13Aの終端位置に到達し、第2のカム面13の谷部に落ち込むことによって、蓋体ケース4は、開状態の角度の160°(157°)をなして停止する。このようにして、蓋体ケース4は30°から通話角度である160°(157°)までバネ40の付勢力によって開方向の回転力が付与され、160°(157°)で角度を保った状態で保持される。
そして、蓋体ケース4を160°(157°)からさらに、202°(正確には201.94°)開くと係合カム30のカム面25が第2のカム面13の傾斜面13bを乗り越えて平坦カム面14に達し、蓋体ケース4を360°開くことによって、係合カム30のカム面25が本体側ギア10と蓋側ギア11に形成する第1のカム面12に係合する。これにより、蓋体ケース4は360°開いた状態で保持されるから、蓋体ケース4が本体ケース2の裏面に沿って反転し、蓋体ケース4のディスプレイ3を外面側に露出した状態でコンパクトに保持される。そして、蓋体ケース4を閉じる場合は、逆方向に回転させることによってディスプレイ3を内面側に位置させた状態で蓋体ケース4と本体ケース2とを重ね合わせた状態で保持することが可能である。
以上のように、本発明では、蓋体ケース4を本体ケース2に対して30°以上開くことによって、通話するのに都合が良いほぼ160°まで付勢されて蓋体ケース4を開くことが可能となるため、片手で蓋体ケース4を操作して通話を開始することが可能となる等、操作が容易になる。また、蓋体ケース4を360°回転させて、ディスプレイ3を外面側に露出させた状態で蓋体ケース4と本体ケース2とをコンパクトに折り畳んだ状態で保持することができ、メール入力、画像閲覧等において、動画の鑑賞、ゲームなどを行うことができ、ディスプレイ3の見やすさが向上する。
また、本体ケース2と蓋体ケース4とに跨がる配線コード45が中空状の加絞部材55の貫通孔56からギアケース15の空洞部17の内部を通って配線されているため、配線コード45が邪魔にならずスッキリを配線処理することができるとともに、配線コード45の噛み込みも防止することができ、配線コード45と本体ケース2と蓋体ケース4との干渉を防止することによって配線コード45の断線などを防止することができる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、前記実施の形態では、折り畳み携帯電話機を例示したが、この発明はこれに限られるものでなく、折り畳み機器に使用されるヒンジ装置のいずれにも適用可能である。また、カムの形状によって蓋体ケースの角度をどの位置で規制するか等は適宜選定すればよい。また、係合カム30のカム面25を蓋側ギア11と本体側ギア10のカム面12,13に押し付ける付勢手段もバネに限らず、適宜選定すればよい。
1 携帯電話機本体
2 本体ケース
3 ディスプレイ
4 蓋体ケース
5 ヒンジ機構
10 本体側ギア
11 蓋側ギア
12,13 カム面
15 ギアケース
16 仕切り壁
17 空洞部
20,21 ギアシャフト
25,25 カム面
30 係合カム
40 バネ(付勢部材)
45 配線コード(配線部材)
50 取付部材
55 加締部材
56 貫通孔
2 本体ケース
3 ディスプレイ
4 蓋体ケース
5 ヒンジ機構
10 本体側ギア
11 蓋側ギア
12,13 カム面
15 ギアケース
16 仕切り壁
17 空洞部
20,21 ギアシャフト
25,25 カム面
30 係合カム
40 バネ(付勢部材)
45 配線コード(配線部材)
50 取付部材
55 加締部材
56 貫通孔
Claims (4)
- 本体ケースと、この本体ケースを覆う蓋体ケースとをヒンジ機構を介して連結して構成される折り畳み式携帯電話機において、前記ヒンジ機構は、本体ケースと一体的に回転する本体側ギアと、蓋体ケースと一体的に回転する蓋側ギアと、これらギアを覆うギアケースと、前記各ギアを相互に噛み合せた状態で枢着するために前記ギアケースに設けた一対のギアシャフトと、前記本体側ギアと蓋側ギアの一側面に形成されるカム面と、前記各ギアシャフトに跨って枢着されるとともに、前記各ギアのカム面と係合するカム面を有する係合カムと、この係合カムを前記各ギアに押し付ける付勢部材とを有し、前記各ギアと係合カムに形成されるカム面の係合によって、前記本体側ギアと蓋側ギアの回転角度を規制して前記本体ケースに対する前記蓋体ケースの開き角度を所定角度で保持するように構成したことを特徴とする折り畳み式携帯電話機。
- 前記本体ケースと前記蓋側ギアの両端に前記ヒンジ機構を取り付けるために左右一対の取付部材を設け、その一方の取付部材の先端側に前記ギアシャフトの一端を固定し、該ギアシャフトの他端を前記ギアケース内に設けた仕切り壁に固定するとともに、他方の取付部材は加絞部材によって前記ギアケースに連結して前記本体ケースと蓋側ギアにヒンジ機構を連結し、かつ、前記一方の取付部材の端部に前記各ギアと当接する突出部を形成し、この突出部と前記各ギアの当接面に相互に係合する凹凸部を形成したことを特徴とする請求項1記載の折り畳み式携帯電話機。
- 前記加絞部材は前記本体ケースと前記蓋体ケースとに接続された配線部材を通す貫通孔を有して中空状に形成するとともに、この加絞部材と前記仕切り壁との間に前記配線部材を通すための空洞部を形成したことを特徴とする請求項2記載の折り畳み式携帯電話機。
- 前記本体ケースに対する前記蓋体ケースの開き角度が概ね160°と360°であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の折り畳み式携帯電話機。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004335140A JP2006144892A (ja) | 2004-11-18 | 2004-11-18 | 折り畳み式携帯電話機 |
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JP2004335140A JP2006144892A (ja) | 2004-11-18 | 2004-11-18 | 折り畳み式携帯電話機 |
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JP2006144892A true JP2006144892A (ja) | 2006-06-08 |
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ID=36624820
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JP2004335140A Pending JP2006144892A (ja) | 2004-11-18 | 2004-11-18 | 折り畳み式携帯電話機 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2006144892A (ja) |
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