JP6196872B2 - ゴム組成物の製造方法 - Google Patents
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Description
発熱性の低いゴム組成物を得る手法としては、天然ゴムを変性させた変性天然ゴムに反応性の高いカーボンブラックを配合する方法(例えば、特許文献1参照)が挙げられる。
特許文献1によれば、カーボンブラックなどの充填材とゴム成分との親和性を高めることにより、ゴム組成物の発熱性を低くすることができる。これにより、ヒステリシスロスの低いタイヤを得ることができる。
また、ポリイソプレンゴム系未加硫ゴム組成物の加工性を向上するため、未加硫ゴム組成物の粘度を低減する試みも種々行なわれている。例えば、特許文献2では、天然ゴムを50重量%以上含むゴム成分、カーボンブラック及びキノン系ラジカル捕捉剤を配合することによりして天然ゴムの分子量を低減することが提案されている。
しかしながら、ポリイソプレンゴム系未加硫ゴム組成物の粘度を低減し、未加硫ゴム組成物の加工性を向上すると同時に、加硫ゴム組成物の低発熱性を改良する試みは未だなされていなかった。
即ち、本発明は、天然ゴム及びイソプレン骨格を有する合成ジエン系ゴムから選ばれる少なくとも1種からなるゴムを50〜100質量%、並びにイソプレン骨格を有しない合成ジエン系ゴムを0〜50質量%含むゴム成分(A)、カーボンブラック(B)を含む充填材、及び加硫促進剤から選ばれる少なくとも1種の化合物(C)を配合してなるゴム組成物の製造方法であって、該ゴム組成物を複数段階で混練し、混練の第一段階で該ゴム成分(A)、該カーボンブラック(B)の全部又は一部、及び該化合物(C)を加えて混練することを特徴とするゴム組成物の製造方法である。
本発明のゴム組成物の製造方法は、天然ゴム及びイソプレン骨格を有する合成ジエン系ゴムから選ばれる少なくとも1種からなるゴムを50〜100質量%、並びにイソプレン骨格を有しない合成ジエン系ゴムを0〜50質量%含むゴム成分(A)、カーボンブラック(B)を含む充填材、及び加硫促進剤から選ばれる少なくとも1種の化合物(C)を配合してなるゴム組成物の製造方法であって、該ゴム組成物を複数段階で混練し、混練の第一段階で該ゴム成分(A)、該カーボンブラック(B)の全部又は一部、及び該化合物(C)を加えて混練することを特徴とする。
本発明における混練の第一段階とは、ゴム成分(A)とカーボンブラック(B)とを混練する最初の混練段階をいい、最初の段階でゴム成分(A)とカーボンブラック(B)以外の充填材とを混練する場合やゴム成分(A)のみを予備練りする場合の段階(例えば、天然ゴムの素練り段階)は含まれない。
本発明において、混練の第一段階で化合物(C)を加えて混練するのは、天然ゴム及びイソプレン骨格を有する合成ジエン系ゴムから選ばれる少なくとも1種からなるポリイソプレンゴムの粘度を低減する共に、カーボンブラックの補強性を向上して加硫ゴム組成物の低発熱性をより高くする(ヒステリシスロスを低減する)ためである。
天然ゴム及びイソプレン骨格を有する合成ジエン系ゴムのイソプレン骨格部分はゲル化するので、未加硫ゴム組成物の粘度が上昇するが、混練の第一段階で化合物(C)を加えて混練することによりゲル化した部分をほぐすことができる。これにより未加硫ゴム組成物の粘度を低くすることができ、天然ゴム及びイソプレン骨格を有する合成ジエン系ゴムを含むゴム組成物の未加硫時の加工性を向上することができる。
また、混練の第一段階における混練時間が、1〜15分であることが好ましく、1〜12分であることがより好ましく、1〜9分であることがさらに好ましく、生産性の観点から1〜6分であることが特に好ましい。混練時間が1分以上であれば、カーボンブラックの補強性を良好にすることができ、混練時間が15分以下であれば、ゴム成分(A)の過度の分子量低下を招くことがないからである。
上記の時間を10〜300秒とするためには、例えば、混練の第一段階におけるゴム組成物の最高温度が150℃以上の場合は、ゴム組成物の最高温度が140℃になった時に化合物(C)を加え、混練の第一段階におけるゴム組成物の最高温度が150℃未満の場合は、ゴム組成物の最高温度より10℃低い温度になった時に化合物(C)を加えればよい。
本発明のゴム組成物の製造方法に用いられるゴム成分(A)は、天然ゴム及びイソプレン骨格を有する合成ジエン系ゴムから選ばれる少なくとも1種からなるゴム(以下、「ポリイソプレンゴム」ということがある。)を50〜100質量%、並びにイソプレン骨格を有しない合成ジエン系ゴムを0〜50質量%含むものである。ポリイソプレンゴムの粘度を低減する観点から、ゴム成分(A)は、天然ゴム及びイソプレン骨格を有する合成ジエン系ゴムから選ばれる少なくとも1種からなるゴムを65質量%以上含み、かつイソプレン骨格を有しない合成ジエン系ゴムを35質量%以下含むことが好ましい。
ここで、イソプレン骨格を有する合成ジエン系ゴムとしては、合成ポリイソプレンゴム、イソブレン−ブタジエン共重合体ゴム、スチレン−イソブレン共重合体ゴム等が挙げられる。これらの内、合成ポリイソプレンゴムがイソプレン骨格のみから成るので、イソプレン骨格のゲル化した部分をほぐす効果をより享受することができて好ましい。イソプレン骨格のゲル化した部分をほぐし、未加硫ゴム組成物の粘度を低下させる観点からは、ゴム成分(A)が天然ゴムを50〜100質量%含むことが好ましく、65〜100質量%含むことがより好ましく、70〜100質量%含むことがさらに好ましい。
また、イソプレン骨格を有しない合成ジエン系ゴムとしては、スチレン-ブタジエン共重合体ゴム(SBR)、ポリブタジエンゴム(BR)、エチレン−ブタジエン共重合体ゴム(EBR)、プロピレン−ブタジエン共重合体ゴム(PBR)、ブチルゴム(IIR)、ハロゲン化ブチルゴム、エチレン-プロピレン−ジエン三元共重合体ゴム(EPDM)等を用いることができる。
天然ゴム及びイソプレン骨格を有する合成ジエン系ゴムから選ばれるゴムは、1種単独でも、2種以上のブレンドとして用いてもよい。
本発明のゴム組成物の製造方法に用いられる充填材はカーボンブラック(B)のみからなることが好ましいが、所望により、充填材として、カーボンブラック(B)に加えて、シリカ、水酸化アルミニウムなどの無機充填材を本発明の課題の解決に反しない範囲で使用することができる。
カーボンブラックの補強性を高めて低発熱性を向上させる観点から、本発明に係るゴム組成物が、充填材全量中、カーボンブラック(B)を30質量%以上含有することが好ましく、50質量%以上含有することがより好ましく、70質量%以上含有することが更に好ましく、80質量%以上含有することがより更に好ましく、100質量%含有することが特に好ましい。本発明に係る充填材は、ゴム成分(A)100質量部に対して、20〜180質量部使用することが好ましい。
本発明に係るゴム組成物の製造方法に用いられるカーボンブラック(B)は、ゴム工業用として用いられ得るものであれば限定されることなく用いられる。
カーボンブラック(B)の窒素吸着比表面積(JIS K 6217−2:2001に準拠する。)は、10〜300m2/gであることが好ましく、20〜280m2/gがより好ましく、20〜200m2/gがさらに好ましい。
カーボンブラック(B)として、具体的には、SAF、ISAF、IISAF、N339、HAF、MAF、FEF、GPF、SRF、HCF、MCF、RCF等のファーネスカーボンブラック等が挙げられる。
カーボンブラック(B)は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明に係るカーボンブラック(B)は、ゴム成分(A)100質量部に対して、20〜150質量部使用することが好ましい。20質量部以上であれば、ゴム組成物の補強性を確保する観点から好ましく、150質量部以下であれば、低発熱性の向上(ヒステリシスロスの低減)の観点から好ましい。さらには、30〜110質量部使用することがより好ましい。
本発明のゴム組成物の製造方法に用いられる化合物(C)は、加硫促進剤から選ばれる少なくとも1種の化合物であり、スルフェンアミド類、チアゾール類、チウラム類、チオウレア類、ジチオカルバミン酸塩類及びキサントゲン酸塩類から選ばれる少なくとも1種の化合物であることが好ましい。混練の第一段階で、化合物(C)を加えることにより、未加硫ゴム組成物の粘度を低減する効果と加硫ゴム組成物の低発熱性を向上する効果とを同時に発揮することとなる。
なお、加硫促進剤(C)は、硫黄加硫の促進剤としても用いられるので、混練の最終段階においても所望により適量を配合してもよい。
本発明の製造方法における密閉式混練装置として、バンバリーミキサー、ロール、インテンシブミキサー、二軸押出機等が用いられる。
本発明の製造方法により得られるゴム組成物は、乗用車用、小型トラック用、軽乗用車用、軽トラック用及び大型車両用(トラック・バス用、建設車両用等)等の各種空気入りタイヤの、トレッド部(トレッド接地部、ベーストレッド部等)、ベルト部及びケース部{特に、ベルトコーティングゴム、ベルト周辺部材(ベルト間シート、ベルト端部被覆ゴム、ベルトアンダークッションゴム、トレッドアンダークッションゴム等)、カーカスプライコーティングゴム及びサイドウォール}から選ばれる少なくとも1種のタイヤ部材用ゴム組成物として好適に用いられる。
なお、未加硫ゴム組成物のムーニー粘度及び加硫ゴム組成物の低発熱性(tanδ指数)を下記の方法により評価した。
JIS K 6300−1:2001に従って、L形ロータを用い、130℃で各未加硫ゴム組成物のムーニー粘度を測定し、比較例1、2、5、6又は7の未加硫ゴム組成物のムーニー粘度を100として指数表示した。指数値が小さい程、ムーニー粘度が低く、未加硫ゴム組成物の加工性が良好であることを示す。
ムーニー粘度指数={(供試未加硫ゴム組成物のムーニー粘度)/(比較例1、2、5、6又は7の未加硫ゴム組成物のムーニー粘度)}×100
粘弾性測定装置(レオメトリックス社製)を使用し、温度60℃、動歪み5%、周波数15Hzでtanδを測定した。比較例1、2、5、6又は7のtanδの逆数を100として下記式にて指数表示した。指数値が大きい程、低発熱性であり、ヒステリシスロスが小さいことを示す。
低発熱性指数={(比較例1、2、5、6又は7の加硫ゴム組成物のtanδ)/(供試加硫ゴム組成物のtanδ)}×100
第1表〜第10表に示す配合処方、並びに混練の第一段階における混練時間及びゴム組成物の最高温度になるように調整してバンバリーミキサーで混練し、50種類のゴム組成物を調製した。
実施例1〜43のゴム組成物の混練の第一段階において、ゴム成分(A)、カーボンブラック(B)の全部、及びその他の配合剤を混練した後、この第一段階の途中で化合物(C)を加えて更に混練した。但し、混練の第一段階におけるゴム組成物の最高温度が150℃以上の場合は、ゴム組成物の最高温度が140℃になった時に化合物(C)を加え、混練の第一段階におけるゴム組成物の最高温度が150℃未満の場合は、ゴム組成物の最高温度より10℃低い温度になった時に化合物(C)を加えた。
比較例1〜7のゴム組成物の混練の第一段階においては、ゴム成分(A)、カーボンブラック(B)の全部、及びその他の配合剤を加えたが、化合物(C)は加えないで、混練した。
得られた50種類の未加硫ゴム組成物のムーニー粘度及び加硫ゴム組成物の低発熱性(tanδ指数)を上記の方法により評価した。結果を第1表〜第10表に示す。
*1: 天然ゴム:RSS#3
*2: JSR株式会社製ポリブタジエンゴム、商品名「JSR BR01」
*3: カーボンブラック−1:旭カーボン株式会社製N330(HAF)、商品名「#70」
*4: N−(1,3−ジメチルブチル)−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン、大内新興化学工業株式会社製、商品名「ノクラック 6C」
*5: N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド、大内新興化学工業株式会社製、商品名「ノクセラー CZ−G」
*6: 加硫促進剤MBTS: ジ−2−ベンゾチアゾリルジスルフィド、三新化学工業株式会社製、商品名「サンセラー DM」
*7: テトラキス(2−エチルヘキシル)チウラムジスルフィド、大内新興化学工業株式会社製、商品名「ノクセラー TOT−N」
*8: N,N’−ジエチルチオ尿素、大内新興化学工業株式会社製、商品名「ノクセラー EUR」
*9: ジベンジルジチオカルバミン酸亜鉛、大内新興化学工業株式会社製、商品名「ノクセラー ZTC」
*10:2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン重合体、大内新興化学工業株式会社製、商品名「ノクラック 224」
*11: 加硫促進剤TBBS: N−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド、三新化学工業株式会社製、商品名「サンセラー NS」
*1〜*11は第1表と同じです。
*1〜*11は第1表と同じです。
*1〜*11は第1表と同じです。
*12: 2−メルカプトベンゾチアゾール、大内新興化学工業株式会社製、商品名「ノクセラー M−P」
*13: 2−メルカプトベンゾチアゾールの亜鉛塩、大内新興化学工業株式会社製、商品名「ノクセラー MZ」
*14: ビス(4−メチルベンゾチアゾリル−2)−ジスルフィド、NOCIL社製
*1〜*11は第1表と同じです。
*15: テトラキス(ベンジル)チウラムジスルフィド、三新化学工業株式会社製、商品名「サンセラー TBZTD」
*1〜*11は第1表と同じです。
*16: トリメチルチオ尿素、三新化学工業株式会社製、商品名「サンセラー TMU」
*17: N, N’−ジフェニルチオ尿素、大内新興化学工業株式会社製、商品名「ノクセラー C」
*1〜*11は第1表と同じです。
*18: N−エチル−N−フェニルジチオカルバミン酸亜鉛、三新化学工業株式会社製、商品名「サンセラー PX」
*19: ジメチルジチオカルバミン酸亜鉛、三新化学工業株式会社製、商品名「サンセラー PZ」
*20: ジメチルジチオカルバミン酸銅、三新化学工業株式会社製、商品名「サンセラー TT−CU」
*1〜*11は第1表と同じです。
*21: イソプロピルキサントゲン酸亜鉛、大内新興化学工業株式会社製、商品名「ノクセラー ZIX−O」
*1〜*15は第1表、第4表及び第5表と同じです。
*22: JSR株式会社製乳化重合スチレン−ブタジエン共重合体ゴム、商品名「JSR #1500」
*23: カーボンブラック−2:旭カーボン株式会社製N220(ISAF)、商品名「#80」
*1〜*23は第9表と同じです。
Claims (12)
- 天然ゴムを70〜100質量%、及びイソプレン骨格を有しない合成ジエン系ゴムを0〜30質量%含むゴム成分(A)、カーボンブラック(B)を含む充填材、及び加硫促進剤から選ばれる少なくとも1種の化合物(C)を配合してなるゴム組成物の製造方法であって、
該充填材全量中、該カーボンブラック(B)は100質量%であり、
該ゴム組成物を複数段階で混練し、混練の第一段階で該ゴム成分(A)、該カーボンブラック(B)の全部又は一部、及び該化合物(C)を加えて混練することを特徴とするゴム組成物の製造方法。 - 前記化合物(C)が、スルフェンアミド類、チアゾール類、チウラム類、チオウレア類、ジチオカルバミン酸塩類及びキサントゲン酸塩類から選ばれる少なくとも1種の化合物である請求項1に記載のゴム組成物の製造方法。
- 前記第一段階におけるゴム組成物の最高温度が、140〜190℃である請求項1又は2に記載のゴム組成物の製造方法。
- 前記第一段階の混練時間が1〜15分である請求項1〜3のいずれかに記載のゴム組成物の製造法。
- 前記スルフェンアミド類が、N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド及びN−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミドから選ばれる少なくとも1種の化合物である請求項2〜4のいずれかに記載のゴム組成物の製造方法。
- 前記チアゾール類が、2−メルカプトベンゾチアゾール、ビス(4−メチルベンゾチアゾリル−2)−ジスルフィド及びジ−2−ベンゾチアゾリルジスルフィドから選ばれる少なくとも1種の化合物である請求項2〜4のいずれかに記載のゴム組成物の製造方法。
- 前記チウラム類が、テトラキス(2−エチルヘキシル)チウラムジスルフィド及び/又はテトラベンジルチウラムジスルフィドである請求項2〜4のいずれかに記載のゴム組成物の製造方法。
- 前記チオウレア類が、チオ尿素、N,N’−ジエチルチオ尿素、トリメチルチオ尿素、N,N’−ジフェニルチオ尿素及びN,N’−ジメチルチオ尿素から選ばれる少なくとも1種の化合物である請求項2〜4のいずれかに記載のゴム組成物の製造方法。
- 前記ジチオカルバミン酸塩類が、ジベンジルジチオカルバミン酸亜鉛、N−エチル−N−フェニルジチオカルバミン酸亜鉛、ジメチルジチオカルバミン酸亜鉛及びジメチルジチオカルバミン酸銅から選ばれる少なくとも1種の化合物である請求項2〜4のいずれかに記載のゴム組成物の製造方法。
- 前記キサントゲン酸塩類が、イソプロピルキサントゲン酸亜鉛である請求項2〜4のいずれかに記載のゴム組成物の製造方法。
- 前記ゴム成分(A)全量中、天然ゴムが100質量%である請求項1〜10のいずれかに記載のゴム組成物の製造方法。
- 天然ゴムを70〜100質量%、及びイソプレン骨格を有しない合成ジエン系ゴムを0〜30質量%含むゴム成分(A)、カーボンブラック(B)を含む充填材、及び加硫促進剤から選ばれる少なくとも1種の化合物(C)を配合してなるゴム組成物の製造方法であって、
該充填材全量中、該カーボンブラック(B)は100質量%であり、
該ゴム組成物を複数段階で混練し、混練の第一段階で該ゴム成分(A)、該カーボンブラック(B)の全部又は一部を混練した後に、該化合物(C)を加えて、該第一段階においてさらに混練することを特徴とするゴム組成物の製造方法。
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