JP6196866B2 - ポケットティシュー及びポケットティシュー包装体 - Google Patents

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Description

本発明は、ポケットティシュー及びポケットティシュー包装体に関する。
従来、ティッシュペーパー等のいわゆる薄葉紙を1枚あるいは1組ずつ順に引き出せるよう折り畳んで積層し、個包装用の包装材内に収納した薄葉紙収納体、例えばポケットティシューは、包装材として、透明性を有する個包装フィルムに印刷を施して使用することが多い。そして、このポケットティシューの販売形態としては、透明性を有する外装フィルムにより複数個のポケットティシューをまとめて包装し、ポケットティシューが見えるように印刷部分を限定して施したポケットティシュー包装体が一般的である(特許文献1参照)。
また、薄葉紙にグリセリンや保湿剤等を含浸させて柔らかさを向上させた、いわゆるローションティシューをポケットティシューに対して採用することも従来から行われている。ローションティシューに代表する柔らかいティッシュペーパーを用いた場合、ポケットティシューの外観からでは、その柔らかさや、柔らかさから導かれる高級感といった製品の品質をイメージしにくく、外装フィルムで包装したポケットティシュー包装体では、なおさらイメージしにくかった。したがって、品質のイメージを消費者に伝えやすくするような工夫が必要であった。
その様な工夫の一例としては、表面に梨地エンボスを施すことにより、和紙のような風合いと独特の手触りを持つ梨地フィルムを外装フィルムに用いることが行われている(特許文献2参照)。
特開2009−286470号公報 特開2007−254012号公報
しかしながら、従来の包装フィルムによる包装では、独特の風合いを有するものの、ポケットティシューあるいはポケットティシュー包装体を手で掴んだ際に、その感触をもって製品の柔らかさ、高級感をアピールするには不十分であり、改善が求められていた。また、ポケットティシューあるいはポケットティシュー包装体について、見た目で高級感のある外観を得ることは難しかった。
そこで、本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、消費者がポケットティシューあるいはポケットティシュー包装体を手に取った際に、柔らかさ、高級感といった製品の特長を触感及び見た目により感じさせるポケットティシュー及びポケットティシュー包装体を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、以下の構成によって把握される。
(1)本発明のポケットティシューは、折り畳まれて積層された複数枚の薄葉紙と、前記薄葉紙を収納する個包装フィルムとを備え、前記個包装フィルムが0.2μm以上5.0μm以下の表面粗さRaおよび5以上70以下のTSAソフトネス指数を有することを特徴とする。
)本発明のポケットティシューは、上記(1)において、前記個包装フィルムが1μNm以上18μNm以下の曲げこわさを有することを特徴とする。
)本発明のポケットティシューは、上記(1)又は(2)の構成において、前記個包装フィルムが0.1%以上60%以下の60度鏡面光沢度を有することを特徴とする。
)本発明のポケットティシューは、上記(1)ないし()のいずれかの構成において、前記薄葉紙は、6.0以上20.0以下のTSAソフトネス指数を、7.0以上20.0以下のTS750値を、及び2.3mm/N以上4.5mm/N以下のD値を有することを特徴とする。
)本発明のポケットティシュー包装体は、ポケットティシューと、前記ポケットティシューを包装する外装フィルムとを備え、前記外装フィルムが0.2μm以上5.0μm以下の表面粗さRaおよび10以上70以下のTSAソフトネス指数を有することを特徴とする。
)本発明のポケットティシュー包装体は、上記()の構成において、前記外装フィルムが1μNm以上25μNm以下の曲げこわさを有することを特徴とする。
)本発明のポケットティシュー包装体は、ポケットティシューと、前記ポケットティシューを包装する外装フィルムとを備え、前記外装フィルムが0.2μm以上5.0μm以下の表面粗さRaを有し、前記外装フィルムが、25%以上82%以下のヘーズ値を有することを特徴とする。
)本発明のポケットティシュー包装体は、上記(5)又は(6)の構成において、前記外装フィルムが0.1%以上60%以下の60度鏡面光沢度を有することを特徴とする。
)本発明のポケットティシュー包装体は、上記(5)、(6)、(8)のいずれかの構成において、前記外装フィルムの外表面から見て、L*a*b*表色系において、30以上90以下のL*値を、−50以上50以下のa*値を、及び−50以上50以下のb*値を有することを特徴とする。
本発明のポケットティシュー及びポケットティシュー包装体によれば、上記の様な構成にすることにより、消費者がポケットティシューあるいはポケットティシュー包装体を手に取った際に、柔らかさ、高級感といった製品の特長を触感及び見た目により感じさせる、という効果が生じる。
本発明に係るポケットティシューの外観を示す斜視図。 本発明の実施形態に係るポケットティシュー包装体の外観を示す斜視図。 (a)(b)TSAソフトネス指数の測定原理を示す図(その1)。 (a)(b)TSAソフトネス指数の測定原理を示す図(その2)。 TSAソフトネス指数とTS750値の測定位置を示す試験片の断面図。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
(ポケットティシュー)
本実施形態の一例として、薄葉紙としてティッシュペーパーを収納するポケットティシューについて説明する。図1は、本発明に係るポケットティシューの斜視図である。図1に示すように、ポケットティシュー1は、ティッシュペーパー2を折り畳み、複数枚積層して成るティッシュ束21を、個包装フィルム3によって包装する構成になっている。また、ポケットティシュー1の表面のほぼ中央部の長手方向には、ティッシュペーパー取出口31を備えている。
個包装フィルム3の基材としては、特に限定はないが、熱融着可能な樹脂、例えば、無延伸ポリプロピレン(CPP)、二軸延伸ポリプロピレン(OPP)等のポリプロピレン、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)等のポリエチレン(PE)、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリビニルアルコール、ポリスチレン、エチレン−ビニルアルコール共重合体をあげることができる。なかでも、伸びやすさ、ヒートシール性及びコスト性に優れることから、ポリエチレンが好ましい。また、個包装フィルム3は、ポケットティシュー1の表面へ独特の風合いと手触りが得られ、高級感を付与する観点から、少なくとも外表面に梨地加工をすることが好ましい。
個包装フィルム3を積層構造とする場合、積層方法は特に制限されず、例えば押出しラミネート(エクストルージョンラミネート)、ウェットラミネート、ドライラミネート等の公知のラミネート方法を用いることができる。なかでも、樹脂選択の幅広さやコスト性の点で優れた押出しラミネートを用いることがより好ましい。個包装フィルム3には印刷層を設けることが一般的であるが、印刷層は個包装フィルム3の外面(外装フィルム4に接する面)、内面(ティッシュペーパー2に接する面)、積層構造の内部面で制限されない。好ましくは、積層構造の内部面である。印刷層が外面の場合、ポケットティシュー1を鞄等に入れて持ち運ぶ際、擦れてインキが剥がれることがある。また、印刷層が内面の場合、インキがティッシュペーパー2に付くことがある。
個包装フィルム3の厚さは、25μm以上75μm以下、好ましくは30μm以上70μm以下である。厚さが25μm未満であると、フィルムが柔らかくなりすぎ、ティッシュ束21にヨレ、ズレ等が生じることがある。一方、厚さが75μmを超えると、剛性が高すぎるため、ゴワゴワとした触感になる。
個包装フィルム3の表面粗さRaは、JIS B0601(1994)に記載された方法に準じて測定される値であり、0.2μm以上5.0μm以下、好ましくは0.4μm以上5.0μm以下、より好ましくは、0.5μm以上3.0μm以下である。表面粗さRaが0.2μm未満であると、個包装フィルム3表面の凹凸が小さいので、高級感のある触感が得られない。一方、5.0μmを超えると、個包装フィルム3表面の凹凸が大きいので、肌触りが悪くなる。
なお、表面粗さRaを満たす個包装フィルム3が外表面の少なくとも一部にあれば、本願発明の効果を得ることができる。つまり、ポケットティシュー1の外表面の一部にでも本発明の表面粗さRaを満たす個包装フィルム3があれば、本発明のポケットティシュー1に該当する。同様に、個包装フィルム3の外表面の少なくとも一部にTSAソフトネス指数、曲げこわさ及び60度鏡面光沢度の値を満たす個包装フィルム3があれば、本願発明の効果を得ることができる。触感によるポケットティシュー1の製品特長の認識性向上の観点から、本発明の上記範囲を満たす個包装フィルム3の面積は、個包装フィルム3の外表面面積の10%以上、より好ましくは30%以上、さらに好ましくは50%以上、最も好ましくは70%以上である。
個包装フィルム3の柔らかさを表すTSAソフトネス指数は、次の方法で測定される。すなわち、この測定方法においては、例えば、図3(a)に示すように、ティシューソフトネス測定装置(TSA、日本ルフト株式会社製)を用いて行う。ティシューソフトネス測定装置5のサンプル台51に、個包装フィルム3の試験片52をセットし、サンプル固定リング53及びゴム製リップ54により固定する。次に、図3(b)に示すように、ブレード付きローター55を一定で可変可能な力で試験片を上から押す。この工程では、力センサー56は、ブレード55aの接触圧力をコントロールする。設定した力、例えば100mNに達すると、ブレード付きローター55は、モーター52bにより、試験片52の上で一定で可変可能な速度で回転する。ブレード55aは試験片52の振動を誘発させる。振動周波数は、クリープ加工やエンボス加工といった構造的な寸法及びブレードの回転数に依存する。ブレード55a自身の水平振動の誘発(共振周波数:およそ6500Hz)は、試験片52の表面を進むとき、試験片の凸部57による瞬間的な遮断とブレード55aの振動に起因して起こる。振動センサー51aはブレード55aの振動を受信して分析装置(図示せず)に送信し、分析装置はこのデータからTS7を導き、このTS7をTSAソフトネス指数とする。
図4(a)は、試験片の凸部57が固い(個包装フィルム3が固い)場合におけるブレード55aの動きを示す図であり、ブレード55aの振動の幅は広くなり、すなわち、TSAソフトネス指数が大きくなる。図4(b)は、試験片の凸部57が柔らかい(個包装フィルム3が柔らかい)場合におけるブレード55aの動きを示す図であり、振動の幅が狭くなり、すなわち、TSAソフトネス指数が小さくなる。
本実施形態において、個包装フィルム3のサンプルを採取して5回測定し、その平均値を個包装フィルム3のTSAソフトネス指数とした。個包装フィルム3のTSAソフトネス指数は、5以上70以下、好ましくは15以上60以下、より好ましくは25以上55以下である。TSAソフトネス指数が上記範囲に有することにより、個包装フィルム3は、消費者がポケットティシュー1を手に取った際に、柔らかさ、高級感といった製品の特長を触感により感じさせることができる。
個包装フィルム3の曲げこわさは、ISO 2493に記載された方法に準じ、幅38mm、長さ100mmの試験片について、曲げ角度を15度、曲げ長(試料台のスパン)を10mmとしたときの測定値を曲げ抵抗(荷重)とし、次の算出式によって曲げこわさを求めた。曲げこわさ(μNm)=60×曲げ抵抗(mN)×曲げ長10(mm)÷(π×曲げ角度15(°)×サンプル幅38(mm))。本実施形態において試験片4枚を積層して測定し、合計値を1枚あたりに換算した値を個包装フィルム3の曲げこわさ(μNm)とした。個包装フィルム3の曲げこわさは、1μNm以上18μNm以下、好ましくは2.5μNm以上9.0μNm以下である。曲げこわさが上記範囲に有することにより、個包装フィルム3は、ゴワゴワ感を抑制しつつ、しっかり感を得ることができる。なお、サンプルが小さくて試験片の長さ100mmを確保できない場合は、曲げこわさの結果に影響しない範囲で、短くしても良い。
個包装フィルム3の60度鏡面光沢度は、JIS Z 8741に準じて測定した値である。個包装フィルム3の60度鏡面光沢度は、0.1%以上60%以下、好ましくは0.1%以上25%以下、より好ましくは0.1%以上15%以下である。60度鏡面光沢度を上記範囲に有する個包装フィルム3は、光沢度が低いため、落ち着いた色合いの高級感ある外観を得ることとなる。
(薄葉紙)
個包装フィルム3に内包されるティッシュペーパー2としては、公知のものが使用できる。ティッシュペーパー2は、2以上4以下のプライ数であることが好ましい。また、ティシュペーパー2は、ティッシュペーパー取出し口31から引き出す際に、裂けにくくする観点から、JIS P 8124に基づく1プライあたりの坪量が、10g/m以上30g/m以下、好ましくは10g/m以上20g/m以下、より好ましくは12g/m以上18g/m以下である。坪量が上記範囲を超える場合、ティッシュペーパー2は裂けにくくなるが、固くなるため、使用感が劣る。
JIS P8113に基づく乾燥状態におけるティッシュペーパー2の縦方向(MD方向、繊維方向)の引張強度は、2.0N/25mm以上5.0N/25mm以下、好ましくは2.3N/25mm以上4.7N/25mm以下、より好ましくは2.5N/25mm以上4.5N/25mm以下であり、横方向(CD方向、繊維と直交方向)の引張強度は、0.5N/25mm以上2.0N/25mm以下、好ましくは0.6N/25mm以上1.8N/25mm以下、より好ましくは0.7N/25mm以上1.6N/25mm以下である。これらの下限値未満ではティッシュペーパー2の破断が起き、上限値を超すとティッシュペーパー2の風合いが悪化する。
本実施形態において、ポケットティシュー1に収納する薄葉紙としてティッシュペーパー2を例示したが、他の薄葉紙であってもよく、例えば、トイレットペーパー、ペーパータオル、キッチンタオル、ワイパーをあげることができる。このなかでも、高級品として採用されることが多いことから、ローションティシューが好ましい。
ローションティシューとは、基材に薬液を塗布、含浸又はスプレー等することにより、これらの成分が担持されたティシューである。薬液の含有成分は、公知に用いられる成分、例えば、シリコーンオイル、グリセリン等の多価アルコールからなる保湿剤や、第四級アンモニウム塩等の柔軟剤を配合したものがあげられる。ローション薬液で水分を除く含有成分の基材に対する塗布量は、5%以上35%以下、好ましくは10%以上30%以下、より好ましくは15%以上25%以下である。下限値未満ではローションティシューとしてのしっとり感が得られず、上限値を超すとローションティシューの強度が弱くなって使用感が劣る場合がある。
また、柔軟性、崇高性、吸収性等を改善する観点からは、ティッシュペーパー2にエンボス加工を施すことも好ましい
薄葉紙の柔らかさを表すTSAソフトネス指数、滑らかさを示すTS750値及び剛性を示すD値は、上記のティシューソフトネス測定装置(TSA、日本ルフト株式会社製)を用いた測定方法により測定される。図5はTSAソフトネス指数とTS750値の測定位置を示す試験片52の断面図である。図5に示すように、TSAソフトネス指数のピークP1が試験片52の素材の柔らかさを示す値であるのに対し、TSA750値のピークP2は、滑らかさやエンボス加工(凹凸性)の強さと相関性を有する値であり、数値が大きいほど粗かったり、より強いエンボス加工であることを意味する。
D値とは、ティシューソフトネス測定装置での測定において、ブレード付きローター55を試験片52の上へ、例えば、最少の力100mN、最大の力600mNにて垂直方向へ荷重をかけ、試験片52が窪んだ高さを表した変形・変位量(mm/N)である。また、D値は引っ張り強度試験の結果と相関性があり、数値が小さいほどより固いことを意味する。
ティッシュペーパー2において、TSAソフトネス指数は、6.0以上20.0以下、好ましくは6.0以上17.0以下、より好ましくは7.0以上14.0以下である。また、TS750値は、7.0以上20.0以下、好ましくは7.0以上18.0以下、より好ましくは8.0以上16.0以下である。D値は、2.3mm/N以上4.5mm/N以下、好ましくは2.5mm/N以上4.2mm/N以下、より好ましくは2.6mm/N以上3.8mm/N以下である。TSAソフトネス指数、TS750値及びD値を上記範囲に限定することにより、紙取りした柔らかさと特有の風合いを有し、高級感のある薄葉紙となる。
(ポケットティシュー包装体)
本実施形態において、図2に示すように、ポケットティシュー1を外装フィルム4により1個あるいは複数個まとめて包装するポケットティシュー包装体10の構成をとっている。また、ポケットティシュー包装体10を吊り下げて陳列する場合、ヘッダー部41のほぼ中央には、円又は楕円形等の貫通孔である吊り下げ用の係止部42を備えている。まとめて包装するポケットティシュー1の個数は特に限定されないが、吊り下げて陳列するポケットティシュー包装体10では、一般的に、2、4、6個といった偶数個であるが、奇数個でも良い。また、吊り下げないで陳列するポケットティシュー包装体10では、一般的に10〜20個といった包装形態である。
外装フィルム4の基材としては、特に限定されず、個包装フィルム3の基材と同様に、熱融着可能な樹脂を用いることができる。なかでも、コスト性の観点から、ポリプロピレン又はポリエチレンが好ましい。また、光沢性を抑制し、高級感のある質感を得るために、外装フィルム4は、少なくとも外表面に、ヘアライン加工、マット加工等のエンボス加工を行うことが好ましい。また、個包装フィルムと同様、梨地エンボス加工を行っても良い。
外装フィルム4を積層構造とする場合、積層方法は特に制限されず、個包装フィルム3と同様に、公知のラミネート方法を用いることができる。なかでも、生産性やコスト性の観点から、ドライラミネートを用いることが好ましい。また、個包装フィルム3と同様、外装フィルム4には印刷層を設けることが一般的であるが、印刷層は外装フィルム4の外面(消費者が手で触る面)、内面(個装フィルム3に接する面)、積層構造の内部面で制限されない。好ましくは、積層構造の内部面である。印刷層が外面の場合、ポケットティシュー包装体10を鞄等に入れて持ち運ぶ際、擦れてインキが剥がれることがある。また、印刷層が内面の場合、個包装フィルム3と擦れてインキが剥がれることがある。
外装フィルム4の厚さは、25μm以上75μm以下、好ましくは30μm以上70μm以下である。厚さが25μm未満であると、強度が低く、また、厚さが75μmを超えると、剛性が高くなるため、ゴワゴワとした触感になる。
外装フィルム4の表面粗さは、個包装フィルム3と同様に測定した値であり、0.2μm以上5.0μm以下、好ましくは0.4μm以上5.0μm以下、より好ましくは、0.5μm以上3.0μm以下である。表面粗さが0.2μm未満であると、外装フィルム4表面の凹凸が小さいので、高級感のある触感が得られない。一方、5.0μmを超えると、外装フィルム4表面の凹凸が大きいので、肌触りが悪くなる。
なお、表面粗さを満たす外装フィルム4が外表面の少なくとも一部にあれば、本願発明の効果を得ることができる。つまり、ポケットティシュー包装体10の外表面の一部にでも本発明の表面粗さを満たす外装フィルム4があれば、本発明のポケットティシュー包装体10に該当する。同様に、外装フィルム4の外表面の少なくとも一部にTSAソフトネス指数、曲げこわさ及び60度鏡面光沢度の値を満たす外装フィルム4があれば、本願発明の効果を得ることができる。触感によるポケットティシュー包装体10の製品特長の認識性向上の観点から、本発明の上記範囲を満たす外装フィルム4の面積は、外装フィルム4の外表面面積の10%以上、より好ましくは30%以上、さらに好ましくは50%以上、最も好ましくは70%以上である。
外装フィルム4のTSAソフトネス指数は、個包装フィルム3と同様に測定した値であり、10以上70以下、好ましくは25以上50以下である。TSAソフトネス指数を満たす外装フィルム4が表面の少なくとも一部にあれば、本願発明の効果を得ることができる。つまり、ポケットティシュー包装体10の外表面の一部にでも本発明のTSAソフトネス指数を満たす外装フィルム4があれば、本発明のポケットティシュー包装体10に該当する。同様に、外装フィルム4の表面の少なくとも一部に、下記に示す曲げこわさ、ヘーズ値、60度鏡面光沢度及びL*a*b*表色系におけるL*値、a*値、b*値を満たす外装フィルム4があれば、本願発明の効果を得ることができる。触感によるポケットティシュー1の製品特長の認識性向上の観点から、本発明の上記範囲を満たすポケットティシュー包装体10の面積は、個包装フィルム3の表面面積の10%以上、より好ましくは30%以上、さらに好ましくは50%以上、最も好ましくは70%以上である。
外装フィルム4の曲げこわさは、個包装フィルム3と同様に、ISO 2493に記載された方法に準じて測定するものであり、1μNm以上25μNm以下、好ましくは2.5μNm以上15.0μNm以下である。曲げこわさが上記範囲に有することにより、ポケットティシュー1を内包した外装フィルム4は、手で触ると、ゴワゴワ感が低く、しっかり感を得ることができ、ポケットティシュー1の品質の情報を、触感を通じて得ることができる。
外装フィルム4のヘーズ値は、JIS K7136に記載された方法に準じて測定した値であり、10%以上82%以下、好ましくは20%以上82%以下、より好ましくは30%以上75%以下である。なお、ヘーズ値は、下記式[1]により算出される。
ヘーズ値=(拡散透過率/全光線透過率)×100(%)・・・[1]
外装フィルム4のヘーズ値が上記範囲に有することにより、外装フィルム4は、高級感のある外観となる。
外装フィルム4の60度鏡面光沢度は、個包装フィルム3と同様に、JIS Z 8741に準じて測定するものであり、0.1%以上60%以下、好ましくは8%以上30%以下である。外装フィルム4の60度鏡面光沢度が上記範囲に有することにより、外装フィルム4は、高級感のある外観となる。
外装フィルム4の外表面から見た、ポケットティシュー包装体10は、L*a*b*表色系において、L*値は、30以上90以下が好ましく、より好ましくは30以上80以下である。また、a*値が−50以上50以下及びb*値が−50以上50以下であることが好ましく、より好ましくは、a*値が−40以上40以下及びb*値が−40以上40以下である。ここで、L*a*b*表色系におけるL*値、a*値、b*値は、ISO 2470に準じて求めた値である。外装フィルム4のL*a*b*表色系におけるL*値、a*値、b*値が上記範囲に有することにより、外装フィルム4は、いっそう高級感のある外観となる。
以下に、実施例及び比較例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する。
[実施例1]
押出しラミネート法によりポリエチレン(PE)樹脂を用いて梨地エンボス処理したPE樹脂と、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)樹脂をラミネートして個包装フィルムを作製した。その後、該個包装フィルムを用いて、実際の加工機にてティッシュ束(2プライ・12組)を包装し、ポケットティシューを得た。
[実施例2]〜[実施例6]、[比較例1]〜[比較例3]
実施例2〜6並びに比較例2〜3においては、表1の組成で個包装フィルムを作製し、上記の製造方法に従い、比較試験用のポケットティシューを得た。また、比較例1は、ドライラミネート法により、OPP(2軸延伸ポリプロピレン)とCPP(無延伸ポリプロピレン)をラミネートしたポケットティシュー包装体の市販品を使用した。実施例1〜6並びに比較例1〜3について、各種物性の測定・算出ならびに官能評価を行い、その結果を表1に示した。
[実施例7]
ドライラミネート法により、ポリウレタン系接着剤を用いてマット加工を施したOPP(2軸延伸ポリプロピレン)とCPP(無延伸ポリプロピレン)をラミネートした外装フィルムを作製した。その後、この外装フィルムを用いて、実際の加工機にて実施例5で得られたポケットティシューを包装し、ポケットティシュー包装体を得た。
[参考例1]、[実施例8]〜[実施例1]、[比較例4]〜[比較例6]
参考例1、実施例8〜1においては、表2の組成で外装フィルムを作製し、上記の製造方法に従い、比較試験用のポケットティシュー包装体を得た。また、比較例4〜6はポケットティシュー包装体の市販品を使用した。参考例1、実施例7〜1並びに比較例4〜6について、各種物性の測定・算出ならびに官能評価を行い、その結果を表2に示した。
(表面粗さRa)
表面粗さRaは、JIS B0601(1994)に記載された方法に準拠し、レーザー顕微鏡(超深度カラー3D形状測定顕微鏡VK−9510、KEYENCE社製)を用いて測定を行った。また、観察・測定ソフトウェア(VK Viewer、KEYENCE社製)を使用した。測定条件は、倍率1,000倍(標準対物レンズは倍率50倍を使用)、測定モードはカラー超深度とし、Autoセットによりゲインをオートで調整し、測定ピッチ0.01μmに設定し、測定した。得られた画像(横270μm×縦202μm)から、画像解析ソフトウェア(VK Analyzer、KEYENCE社製)を使用して、表面粗さ(計測解析メニューを使用して、全領域を指定した)を求めた。
(TSAソフトネス指数)
TSAソフトネス指数は、上記に記載された方法により、ティッシュソフトネス測定装置(製品名:TSA、日本ルフト株式会社製)を用いて測定した。試験片を直径113mmの円形で形成し、測定条件は、測定アルゴリズム フェイシャル1、圧力100(mN)、ブレードの回転速度2.0(/秒)とした。
(曲げこわさの測定)
曲げこわさは、ISO 2493に記載された方法に準拠し、L&W ベンディングテスター(Lorentzen & Wettre社製)を用いて測定を行った。個包装フィルムは、幅38mm、長さ100mmの試験片について、曲げ角度を15度、曲げ長(試料台のスパン)を10mmとしたときの測定値を曲げ抵抗(荷重)とし、次の算出式によって曲げこわさを求めた。曲げこわさ(μNm)=60×曲げ抵抗(mN)×曲げ長10(mm)÷(π×曲げ角度15(°)×サンプル幅38(mm))。本実施形態において試験片4枚を積層して測定し、合計値を1枚あたりに換算した値を曲げこわさ(μNm)とした。また、外装フィルムは、MD方向の試験片2枚及びCD方向の試験片2枚を積層した状態で測定し、測定値を4で割って1枚あたりに換算した値を曲げこわさ(μNm)とした。
(60度鏡面光沢度の測定)
60度鏡面光沢度は、JIS Z8741に記載された方法に準拠し、光沢度測定器(Gloss Meter VG7000、日本電色工業株式会社製)を用いて、下記測定条件および解析条件に基づいて測定した。測定条件は、測定方法:反射、測定角度:入射角度60度及び受光角度60度とした。個包装フィルム及び外装フィルムは、ともに1枚の状態で外面を測定した。
(ヘーズ値の測定)
ヘーズ値は、JIS K7136に記載された方法に準拠し、ヘーズメーター(NDH5000 日本電色工業株式会社製)を用いて測定した。
(色の測定)
L*a*b*表色系における色の測定は、ISO 2470に記載された方法に準拠し、分光測色計(CMS−35SPX、株式会社村上色彩技術研究所製)を用いて、下記測定条件および解析条件に基づいて行った。測定条件は、光源:C光源、視野角:2度、UV−INとし、専用白色板使用条件下とした。ポケットティシュー包装体におけるL*a*b*表色系の各値は、ポケットティシュー外装フィルムで、個包装フィルムと外装フィルムがほぼ密着した状態で、ヘーズ値が低い箇所について測定した。
(官能評価)
実施例1〜6並びに比較例1〜3のポケットティシューでは、高級感のある触感、個包装フィルムのゴワゴワ感及び個包装フィルムのしっかり感について、実施例7〜13及び比較例4〜6のポケットティシュー包装体では、高級感のある触感、高級感のある外観、ポケットティシューの見えやすさ、外装フィルムのゴワゴワ感及び外装フィルムのしっかり感について、専門家による総合的な官能評価を次の5段階で行った。
5:大変優れている、4:優れている、3:普通、2:劣る、1:顕著に劣る
Figure 0006196866
Figure 0006196866
表1に示す結果から明らかなとおり、本発明の実施例1〜6は、比較例1〜3のポケットティシューに比べて、高級感のある触感及び高級感のある外観を有しつつ、ゴワゴワ感が低く、しっかり感が良好であった。また、表2に示す結果から明らかなとおり、本発明の実施例7〜1は、比較例4〜6のポケットティシュー包装体に比べて、高級感のある触感及び高級感のある外観を有しつつ、ゴワゴワ感が低く、ポケットティシューの見えやすさとしっかり感が良好であった。

以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 ポケットティシュー
10 ポケットティシュー包装体
2 ティッシュペーパー
21 ティッシュ束
3 個包装フィルム
31 ティッシュペーパー取出口
4 外装フィルム
41 ヘッダー部
42 係止部
5 ティッシュソフトネス測定装置
51 サンプル台
51a 振動センサー
52 試験片
53 サンプル固定リング
54 ゴム製リップ
55 ブレード付きローター
55a ブレード
55b モーター
56 力センサー
57 試験片の凸部
P1 TSAソフトネス指数のピーク
P2 TS750値のピーク

Claims (9)

  1. 折り畳まれて積層された複数枚の薄葉紙と、
    前記薄葉紙を収納する個包装フィルムとを備え、
    前記個包装フィルムが0.2μm以上5.0μm以下の表面粗さRaおよび5以上70以下のTSAソフトネス指数を有することを特徴とするポケットティシュー。
  2. 前記個包装フィルムが1μNm以上18μNm以下の曲げこわさを有することを特徴とする請求項1に記載のポケットティシュー。
  3. 前記個包装フィルムが0.1%以上60%以下の60度鏡面光沢度を有することを特徴とする請求項1または2にポケットティシュー。
  4. 前記薄葉紙は、6.0以上20.0以下のTSAソフトネス指数を、7.0以上20.0以下のTS750値を、及び2.3mm/N以上4.5mm/N以下のD値を有することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載のポケットティシュー。
  5. ポケットティシューと、
    前記ポケットティシューを包装する外装フィルムとを備え、
    前記外装フィルムが0.2μm以上5.0μm以下の表面粗さRaおよび10以上70以下のTSAソフトネス指数を有することを特徴とするポケットティシュー包装体。
  6. 前記外装フィルムが1μNm以上25μNm以下の曲げこわさを有することを特徴とする請求項5に記載のポケットティシュー包装体。
  7. 前記外装フィルムが、0.1%以上60%以下の60度鏡面光沢度を有することを特徴とする請求項5又は6に記載のポケットティシュー包装体。
  8. 前記外装フィルムの外表面から見て、L*a*b*表色系において、30以上90以下のL*値を、−50以上50以下のa*値を、及び−50以上50以下のb*値を有することを特徴とする請求項ないしのいずれか1項に記載のポケットティシュー包装体。
  9. ポケットティシューと、
    前記ポケットティシューを包装する外装フィルムとを備え、
    前記外装フィルムが0.2μm以上5.0μm以下の表面粗さRaを有し、
    前記外装フィルムが、25%以上82%以下のヘーズ値を有することを特徴とするポケットティシュー包装体。
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