JP6196482B2 - 傾斜状撹拌翼及びこれを備える地中撹拌装置 - Google Patents

傾斜状撹拌翼及びこれを備える地中撹拌装置 Download PDF

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Description

本発明は、鉛直方向、左右水平方向及び前後水平方向に対して3次元の傾斜を有する、排土抑制に優れる傾斜状撹拌翼及びこれを備える地中撹拌装置に関するものである。
建築物、擁壁および工作物などを地盤上に構築する場合、これら構造物の基礎として、セメントスラリーと土を撹拌混合し固化した柱状杭を地盤中に多数造成することがある。従来、これらの柱状杭を地盤中に多数造成する装置としては、図21に示す柱状杭造成装置が知られている(特開2006−283438号公報)。
この柱状杭造成装置100は、中空攪拌軸101の先端側に両翼を有する掘削翼102を設け、掘削翼102の付け根から軸中心で90度離れた攪拌軸の側面に、地上の固化材スラリー供給手段に連通する固化材スラリー吐出口103を設けたものである。なお、符号104は攪拌翼、105は共回り防止板である。この柱状杭造成装置100を用いて地盤に柱状杭を造成する場合、中空攪拌軸の先端を、施工する柱状杭の芯に合わせて攪拌軸を回転させて貫入しつつ、該固化材スラリー吐出口103から固化材スラリーを吐出し、攪拌翼104の回転により、原地盤土と攪拌混合させつつ柱状杭を造成するものである。
特開2006−283438号公報(従来技術欄)
しかしながら、従来の柱状杭造成装置100の撹拌軸を回転し、固化材と原地盤土を攪拌混合しつつ柱状杭を造成する際、撹拌により撹拌土が体積を増しつつ上昇し、地上に多量の排土107が排出される。また、貫入時に固化材を吐出せず、引き抜き時に固化材と吐出する工法であっても、貫入時における土壌撹拌による地上への排土107は相当な量となる。これらの排土107は、処分費が嵩むと共に、新たに排土処分工程が必要となるという問題を惹起する。なお、固化材を含んだ排土は、産業廃棄物であり、環境負荷となり処分方法に種々の問題が発生する。従って、排土107の発生を抑制する撹拌翼及びこれを備える地中撹拌装置の開発が望まれていた。
従って、本発明の目的は、排土抑制に優れる撹拌翼及びこれを備える地中撹拌装置を提供することにある。
かかる実情において、本発明者等は鋭意検討を行った結果、撹拌翼の中心軸又は翼面が、撹拌軸を基準として、鉛直方向、左右水平方向及び前後水平方向の3次元の傾斜を有する撹拌翼であれば、撹拌軸の回転により翼の外面で受ける回転圧を削孔壁面に向けることができ、大部分の排土を削孔壁面に押しやり、地上への排土を抑制できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、撹拌軸の軸方向に対して直交方向に延びる水平部材に付設される撹拌翼であって、該撹拌翼を鉛直方向に切断した際の切断線と該水平部材とが傾斜して交差し、該撹拌翼を水平方向に切断した際の切断線と該水平部材とが傾斜して交差していることを特徴とする傾斜状撹拌翼を提供することにある。
また、本発明は、前記傾斜状撹拌翼を備えることを特徴とする地中撹拌装置を提供することにある。
本発明によれば、土壌撹拌する際、撹拌軸の回転により傾斜状撹拌翼(以下、単に「撹拌翼」とも言う。)の翼面(外面)で受ける回転圧を削孔壁面に向けることができ、大部分の排土を削孔壁面に押しやることができる。このため、地上に出る排土の発生を抑制できる。また、削孔壁面の圧密度を高めることができるため、固化材投入による柱状杭造成工法以外にも、例えば道路標識ポール、電柱等の埋め込みの際、削孔壁面の崩落を防止しつつ、地中貫入が行える。
本発明の第1の実施の形態における撹拌翼及びこれを備えた地中撹拌装置の簡略斜視図である。 図1の側面図である。 図1の平面図である。 図1の姿勢における撹拌翼の拡大図であり、鉛直方向に切断した際の切断線と水平部材の関係を示した図である。 図3の姿勢における撹拌翼の拡大図であり、水平方向に切断した際の切断線と水平部材の関係を示した図である。 第1の実施の形態例の撹拌翼の傾斜を説明する図であり、(B)は(A)の左側面図、(C)は(B)の水平部材sを所定の角度βでZ方向に回転した後の図である。 図1の地中撹拌装置を使用した土壌撹拌方法における撹拌翼の作用を説明する図である。 図1の撹拌翼の改良型(第2の実施の形態における撹拌翼)を説明する図である。 図8の撹拌翼を翼面の直交方向から見た図である。 本発明の第3の実施の形態における撹拌翼及びこれを備えた地中撹拌装置の簡略斜視図である。 図10の側面図である。 図10の平面図である。 図10の姿勢における撹拌翼の拡大図であり、鉛直方向に切断した際の切断線と水平部材の交わりを示した図である。 図12の姿勢における撹拌翼の拡大図であり、水平方向に切断した際の切断線と水平部材の交わりを示した図である。 第3の実施の形態例の撹拌翼の傾斜を説明する図であり、(B)は(A)の側面図、(C)は(B)の水平部材cを所定の角度βでZ方向に回転した後の図である。 図10の地中撹拌装置を使用した土壌撹拌方法における撹拌翼の作用を説明する図である。 第4の実施の形態例における撹拌翼を備えた地中撹拌装置の簡略正面図である。 図17の側面図である。 第5の実施の形態例における撹拌翼を備えた地中撹拌装置の簡略正面図である。 図19の側面図である。 従来の地中撹拌装置の説明図である。
本発明の第1の実施の形態における撹拌翼及びこれを用いた地中撹拌装置を図1〜図9を参照して説明する。本明細書中、鉛直方向、水平方向及び水平とは特段の説明がない限り、撹拌軸が鉛直方向に延びる姿勢における方向を言う。図4及び図5において、水平部材2は直線で描き簡略記載とした。
撹拌翼10は、撹拌軸1の軸方向に対して直交方向に延びる水平部材2に付設される撹拌翼であって、撹拌翼10を鉛直方向(図4のX方向)に切断した際の切断線13aと水平部材2とが傾斜して交わり、撹拌翼10を水平方向(図5のY方向)に切断した際の切断線13bと水平部材2とが傾斜して交わるものである。本発明において、撹拌軸1と水平部材2は固定されており、水平部材2と撹拌翼10は固定されている。なお、本明細書中、水平部材2が撹拌軸1に対して回動するような記載があるが、これは本発明の撹拌翼の傾斜又は傾斜角度を判り易くするための説明用の記載である。
撹拌翼10は、撹拌貫入時、撹拌軸1の正回転と貫入により、螺旋状の軌道を採り、土壌撹拌しつつ地中に進行し、引き抜き時、撹拌軸1の逆回転と引き抜きにより、螺旋状の軌道をとりつつ地表に引き上げられる。
従来の撹拌翼(例えば、図21の符号104)は、側面視で傾斜する傾斜面を有しているため、撹拌され体積が増した撹拌土壌は、地上に排土107として排出されていた。しかし、本例の撹拌翼10は、3次元の傾斜を有するため、地上への排土を抑制できる。
撹拌翼10の先端には、従来の地中撹拌装置や柱状杭造成装置と同様に、掘削翼11が付設されている。掘削翼11は、水平翼本体111に掘削ビット112を付設したものであり、撹拌軸1の回転及び貫入により、地盤への貫入を容易とするものである。
水平部材2は、撹拌翼10と撹拌軸1を連結するものであり、撹拌軸1の軸方向に対して直交方向に延びている。水平部材2の断面形状は、特に制限されず、円形、楕円形、不定形のいずれであってもよい。特に、公知の地中撹拌装置や柱状杭造成装置の撹拌翼(例えば、図21の符号104)を水平部材として利用してもよい。この場合、本発明の撹拌翼10は、水平部材(従来の撹拌翼104)にボルト締めあるいは溶接等により接合すればよい。これにより、水平部材2の新たな設置を省略できる。
撹拌翼10の傾斜を特定するための水平部材2の基準は、水平部材2を軸とみなし、撹拌軸1から水平方向に延びる水平部材2の仮想軸芯とすればよい(図4及び図5における符号2)。水平部材2は、撹拌軸1の軸芯を中心に両方向に延びたものが、撹拌翼10を両翼にすることができ、排土抑制を効果的に行える点で好ましい。
撹拌翼10は、土壌を撹拌するものであり、水平部材2に3次元の傾斜を有して固定される。撹拌翼10は、撹拌軸1を中心に両翼とすることが好ましい。本例の撹拌翼10は、図1に示すように、左右対称のV字形状であり、鉛直方向(図4のX方向)に切断した際の切断線13aと水平部材2が傾斜角αの傾斜で交わり、水平方向(図5のY方向)に切断した際の切断線13bと水平部材2が傾斜角βの傾斜で交わるものである。なお、切断線13a又は切断線13bと水平部材2が傾斜で交わるとは、切断線13a又は切断線13bと水平部材2が直交又は水平で交わるものではないことを意味する。
鉛直方向の切断とは、水平部材2の中心軸を通り、且つ撹拌軸1の上下方向に延びる軸芯方向に切断することを意味する。水平方向の切断とは、水平部材2の中心軸を通り、且つ撹拌軸1の上下方向に延びる軸芯方向の直交方向に切断することを意味する。なお、撹拌翼10の鉛直方向及び水平方向の切断部分は面であるが、傾斜を特定する場合、その切断面の中心をとればよい。本例の場合、傾斜角α及び傾斜角βは共に、鈍角である(図4及び図5参照)。
本発明の撹拌翼において、前記の如く、鉛直方向及び水平方向の2箇所の切断線13a、13bと水平部材2が傾斜して交わるものは、撹拌翼10が均一な翼厚を有する板状体のような場合、翼面12、13が、撹拌軸1が鉛直方向に延びる姿勢において、鉛直方向、左右水平方向及び前後水平方向の3次元の傾斜をしていることになる。また、撹拌軸が鉛直方向に延びる姿勢における正面視、側面視及び平面視において、撹拌翼10の翼面(裏面)12又は翼面(外面)13が表われることになる。なお、例えば図6(A)のような正面視で傾斜姿勢を採り、側面視で傾斜姿勢を採らない撹拌翼Aの場合、水平方向に切断した際の切断線と水平部材2がなす角度は直角であり、傾斜状には交わらない。
撹拌翼10は、図1及び図2に示すように、外側の翼面13が、傾斜状で正回転方向を向いている。これにより、撹拌翼10の外側の翼面13が外側で且つ斜め下方を向くため、先端の掘削翼11の掘削により上がってくる排土を削孔壁面51に向けることができ、地上への排土の発生を抑制できる。なお、正回転方向とは、撹拌軸1の回転により、先端の掘削翼11が地盤に食い込む方向を言い、通常、上から見て、時計の針の回転方向(図1の符号R)である。
撹拌翼10の傾斜角度を別の観点から説明する。すなわち、撹拌翼10の傾斜姿勢は、図6(A)及び(B)の姿勢から、仮に水平部材sが撹拌軸1に対して回動自在として、図6(B)の符号Z方向(右回転)へ角度(90度−β)で回転した後のものである。なお、図6(A)及び(B)は、撹拌翼10の傾斜を説明するものであり、本発明の撹拌翼10を示すものではない。すなわち、図6(A)の撹拌翼Aは、水平部材sに対して直角に取り付けた後、(α)度(撹拌翼Aの水平部材sに対する撹拌軸側の角度)の傾斜角度で両翼がV字翼形状となるように取り付けたものである。
(α−90度)としては、22度±11度が好ましく、特に好ましくは22度±6度である。また、βとしては、22度±11度が好ましく、特に好ましくは22度±6度である。傾斜角α及びβは、大き過ぎても、小さ過ぎても、回転トルク負荷が大きくなる。図6(C)の撹拌翼10は、図2の撹拌翼10と同じである。このような撹拌翼10は、3次元の傾斜を有するため、平面視で見ると、貫入時、図3の外側の二点鎖線と内側の二点鎖線で囲まれる符号Mで示す部分を撹拌することになる。例えば、図6(A)や図15(A)に示すような正面視で傾斜角を有する撹拌翼A、Bの場合、符号mで示す狭い範囲の撹拌となり、実質的に撹拌は行われないものとなり、且つ排土を削孔壁面51に向けることはできないものである。
撹拌翼10の翼形状は、特に制限されず、本例のような略長方形又は長方形の板状体の他、菱形の板状体、楕円形の板状体、円形の板状体が挙げられる。また、翼厚みは均一の板状体が好ましいが、これに限定されず、例えば翼の表面12又は翼の裏面13に補強リブとなる突起が形成されていても、また翼の表面12又は翼の裏面13は、僅かな凹状面や凸状面を呈していてもよい。なお、補強リブを有する翼形状の場合、傾斜の基準となるものは、補強リブを無視した板状体の面であり、翼面が起伏を持つものは、均一厚みに均した際の翼面とすればよい。
次に、第1の実施の形態における地中撹拌装置20を使用した地中撹拌方法について、図7を参照して説明する。地中撹拌装置20は、撹拌翼10及び先端に掘削翼11を備える。また、地中撹拌装置20には、従来の地中撹拌装置と同様に、掘削翼11の付け根から軸中心で90度離れた撹拌軸1の側面に、不図示の地上の固化材スラリー供給手段に連通する固化材スラリー吐出口を、あるいは水平部材の上方又は下方に共回り防止板をそれぞれ設置してもよい。
地中撹拌装置20を用いて、貫入工程と引き抜き工程を行う。貫入工程においては、撹拌軸1の軸芯を削孔予定中心に位置させ、正回転方向に回転しつつ、撹拌軸1を地中に貫入させる。これにより、撹拌軸1の掘削翼11が地盤に食い込み、原地盤土を掘削する。この際、掘削された土壌は、上方に排出される(符号p方向)。
次いで、撹拌翼10により、地盤は撹拌される。撹拌領域は、平面視は、図3の符号Mで示すような、円形の真ん中をくり抜いた輪形状であり、深さ方向は、撹拌翼高さの螺旋形状である。すなわち、撹拌翼10は回転しつつ、緩やかな斜め下方に進む(図7中の符号w)。撹拌翼10は、3次元の傾斜で、外側の翼面13が斜め下方を向いている。このため、撹拌軸1の回転により翼面13で受ける回転圧を斜め下方(図3及び図7の符号p)、すなわち、削孔壁面51に向けることができ(図7中、符号p)、大部分の排土を削孔壁面51に押しやることができる。このため、地上へ排土を排出することがない。また、削孔壁面の圧密度を高めることができる。また、撹拌翼10は、図3に示すように、平面視での翼面の投影面積が小であるため、回転トルクの負荷を低減することができる。
他方、本発明の撹拌翼に相当しない、例えば、図6(A)に示すような正面視で傾斜角を有し、側面視で傾斜角を有さない撹拌翼Aの場合、撹拌領域は顕著に狭くなると共に、実質的に排土を削孔壁面51に押しやることができない。また、例えば、図6(A)に示すような撹拌翼Aを、水平部材2はそのままで水平方向に90度回転させた撹拌翼では、翼面の幅全体が回転方向に向くため、撹拌が大となるものの、撹拌抵抗が大となり、且つ排土を削孔壁面51に押しやることができない。このように、貫入工程においては、先端の掘削翼11により、掘りあげられた土壌は、全部ではないものの殆どの土壌が削孔壁面51に押しやられることになる。
引き抜き工程においては、撹拌された土壌中を、撹拌軸1を逆方向に回転させながら引き抜くことになる。この際、撹拌翼10の裏面12が、土壌を内側斜め上方に押しやることになる。これは排土を促進する作用となるものの、貫入工程において、ほとんどの土壌が削孔壁面51に押しやられており、更に引き抜き工程における地盤は既に撹拌された土壌となっているため、地上への排出はそれほど多くはない。また、撹拌翼10は、図6(A)の撹拌翼Aと比べると、平面視での翼面の投影面積が小であるため、回転トルクの負荷を低減できる。
次に、本発明の第2の実施の形態における撹拌翼を、図8及び図9を参照して説明する。図8及び図9において、図1〜図7と同一構成要素には同一符号を付して、その説明を省略し、異なる点について主に説明する。すなわち、図8及び図9の撹拌翼10aにおいて、図1〜図7の撹拌翼10と異なる点は、翼の一部を削除し、受圧面を小さくした点にある。図8は図2と同様で、両翼の撹拌翼を左側面から見た手前の撹拌翼10aを示したものである。
図8に示すように、撹拌翼10aは、翼高さHが撹拌高さとなって、緩やかな螺旋軌道を撹拌する。このため、図9の斜線部分を削除しても翼高さHは同じであるため、撹拌効率は二点鎖線で示す撹拌翼10と同様である。また、撹拌翼10aは、撹拌翼10に比べて平面視での翼面の投影面積が小となるため、貫入抵抗及び引き抜き抵抗を低減できる。また、撹拌翼10aは、撹拌翼10に比べて材料費を低減できる。第2の実施の形態における撹拌翼10a及びこれを有する地中撹拌装置20aは、第1の実施の形態における撹拌翼10及びこれを有する地中撹拌装置20と同様の効果を奏する。
次に、本発明の第3の実施の形態における撹拌翼及びこれを用いた地中撹拌装置を、図10〜図16を参照して説明する。図13及び図14において、水平部材2は直線で描き簡略記載とした。図10〜図16において、図1〜図7と同一構成要素には同一符号を付して、その説明を省略し、異なる点について主に説明する。すなわち、図10〜図16の撹拌翼10bにおいて、図1〜図7の撹拌翼10と異なる点は、撹拌翼の設置傾斜を変更した点である。
すなわち、撹拌翼10bの水平部材2に対する設置位置は、図2の撹拌翼10を水平部材と共に、90度、右回転した位置である。本例の撹拌翼10bは、図10に示すように、左右対称の逆V字形状であり、鉛直方向(図13のX方向)に切断した際の切断線13cと水平部材2が傾斜角αの傾斜で交わり、水平方向(図14のY方向)に切断した際の切断線13bと水平部材2が傾斜角βの傾で交わったものである。本例の場合、傾斜角αは鋭角であり、傾斜角βは鈍角である。
撹拌翼10bは、図10に示すように、外側の翼面13が、傾斜して正回転方向を向いている。これにより、撹拌翼10bの外側の翼面13が外側で且つやや上方を向くため、先端の掘削翼11により上がってくる排土を削孔壁面51に向けることができ、排土抑制を高めることができる(図16参照)。
撹拌翼10bの傾斜角度を別の観点から説明する。すなわち、撹拌翼10bは、図15(A)及び(B)の姿勢から、仮に水平部材sが撹拌軸1に対して回動自在として、図15(B)の符号Z方向(左回転)へ角度βで回転した後のものである。図15(A)及び(B)は、撹拌翼10bの傾斜を説明するものであり、本発明の撹拌翼10bを示すものではない。すなわち、図15(A)の撹拌翼Bは、水平部材sに対して直角に取り付けた後、(α)の角度で両翼が逆V字翼形状となるように取り付けたものである。
(α)としては、68度±11度が好ましく、特に好ましくは68度±6度である。また、βとしては、22度±11度が好ましく、特に好ましくは22度±6度である。傾斜角α及びβは、大き過ぎても、小さ過ぎても、回転トルク負荷が大きくなる。図15(C)の撹拌翼10bは、図11の撹拌翼10bと同じである。このような撹拌翼10bは、3次元の傾斜を有するため、平面視で見ると、貫入時、図12の外側の二点鎖線と内側の二点鎖線で囲まれる符号Mで示す部分を撹拌することになる。
次に、第3の実施の形態における撹拌翼10bを備えた地中撹拌装置20bを使用した地中撹拌方法について、図16を参照して説明する。地中撹拌装置20bを用いて、貫入工程と引き抜き工程を行う。貫入工程においては、撹拌軸1の軸芯を削孔予定中心に位置させ、正回転方向(図16中の符号w)に回転しつつ、撹拌軸1を地中に貫入させる。先ず、撹拌軸1の掘削翼11が地盤に食い込み、原地盤土を掘削する。この際、掘削された土壌は、上方に排出される(符号p方向)。
次いで、撹拌翼10bにより、掘削された地盤は撹拌される。撹拌領域は、平面視は、図12の符号Mで示すような、円形の真ん中をくり抜いた輪形状であり、深さ方向は、撹拌翼高さの螺旋形状である。すなわち、撹拌翼10bは回転しつつ、緩やかな斜め下方に進む。撹拌翼10bは、3次元の傾斜で、外側の翼面13が斜め上方を向いている。このため、撹拌軸1の回転により翼面13で受ける回転圧を斜め上方(図12及び図16の符号p)、すなわち、削孔壁面51に向けることができ、大部分の排土を削孔壁面51に押しやることができる。このため、地上へ排土を排出することがない。また、削孔壁面の圧密度を高めることができる。また、撹拌翼10bは、平面視での翼面の投影面積が小であるため、回転トルクの負荷を低減できる。
引き抜き工程においては、撹拌された土壌中を、撹拌軸1bを逆方向に回転させながら引き抜くことになる。この際、撹拌翼10bの裏面12が、土壌を内側に押しやることになる。また、撹拌翼10bは、図15(A)の撹拌翼Bと比べると、平面視での投影面積が小であるため、引き抜き抵抗も低減でき、更に撹拌土壌中を引き抜かれるため、更に引き抜き抵抗が小となる。第3の実施の形態における撹拌翼10b及びこれを有する地中撹拌装置20bは、第1の実施の形態における撹拌翼10及びこれを有する地中撹拌装置20と同様の効果を奏する。
次に、本発明の第4の実施の形態における撹拌翼及びこれを用いた地中撹拌装置について図17及び図18を参照して説明する。図17及び図18において、図1〜図7と同一構成要素には同一符号を付して、その説明を省略し、異なる点について主に説明する。すなわち、図17及び図18の撹拌翼10cにおいて、図1〜図7の撹拌翼10と異なる点は、撹拌翼を、2段翼とし、且つ特定の撹拌翼を下段に設けた点にある。
撹拌翼10cは、上下2段の翼である。上段の撹拌翼10は、第1の実施の形態例と同様の撹拌翼10であり、その説明を省略する。撹拌翼10cは、上段の水平部材2の下方に、更に、撹拌軸1の軸方向に対して直交方向に延びる第2の水平部材2bと第2の水平部材2bに付設される第2の撹拌翼Bを設け、第2の水平部材2bにおける撹拌軸1から第2の撹拌翼Bまでの長さを、上段の水平部材2における撹拌軸1から撹拌翼10までの長さより小とし、第2の撹拌翼Bは、第2の撹拌翼Bを鉛直方向に切断した際の切断線と第2の水平部材2bとが傾斜して交わっており、両翼が正面視で逆V字に配置されたものである。すなわち、撹拌翼10cにおいて、下段の撹拌翼Bは、図15における撹拌翼Bと同様のものである。すなわち、撹拌翼Bは撹拌翼Bを鉛直方向に切断して際の切断線と水平部材2bとが傾斜して交わっているものの、撹拌翼Bを水平方向に切断して際の切断線と水平部材2bとは直交している。また、上段の水平部材2と下段の水平部材2bは、平面視においてクロス(十字)状に配置されている。
次に、第4の実施の形態における地中撹拌装置20cを使用した地中撹拌方法について、第1の実施の形態における地中撹拌装置20を使用した地中撹拌方法と異なる点について主に説明する。貫入工程において、先ず、撹拌軸1の掘削翼11が地盤に食い込み、原地盤土を掘削する。この際、掘削された土壌は、上方に排出される(符号p方向)。この際、下段の撹拌翼Bの外側の翼面が外側斜め上方に向いているため、内側斜め下方(図18中、符号p)へ撹拌土を押しやる。これにより、削孔50中、部分的ではあるものの、排土の上昇を抑制する。なお、撹拌翼Bは正面視で傾斜を有するのみであり、回転トルクの負担は軽減できる。
次いで、下段の撹拌翼Bより上方に上がってきた撹拌土壌は、撹拌翼10により、撹拌される。撹拌翼10の撹拌領域及び撹拌作用は、第1の実施の形態例の撹拌翼10と同様である。すなわち、撹拌領域は、平面視は、図3の符号Mで示すような、円形の真ん中をくり抜いた輪形状であり、深さ方向は、撹拌翼高さの螺旋形状である。すなわち、撹拌翼10は回転しつつ、緩やかな斜め下方に進む。撹拌翼10は、3次元の傾斜で、外側の翼面13が斜め下方を向いている。このため、撹拌軸1の回転により翼面13で受ける回転圧を斜め下方(図17の符号p)、すなわち、削孔壁面51に向けることができ、排土を削孔壁面51に押しやることができる。すなわち、上下2段の撹拌翼10と撹拌翼Bの協働作用により、地上への排土を抑制する。また、削孔壁面51の圧密度を高めることができる。また、撹拌翼10は、平面視での翼面の投影面積が小であるため、回転トルクの負荷を低減できる。
引き抜き工程においては、撹拌された土壌中を、撹拌軸1を逆方向に回転させながら引き抜くことになる。この際、撹拌翼10の裏面12が、土壌を内側斜め上方に押しやることになる。これは排土を促進する作用となるものの、貫入工程において、ほとんどの土壌が削孔壁面51に押しやられており、更に引き抜き工程における地盤は既に撹拌された後であり、地上への排出はそれほど多くはない。また、撹拌翼10は、図6(A)の撹拌翼Aと比べると、平面視での翼面の投影面積が小であるため、引き抜き抵抗も低減できる。一方、下段の撹拌翼Bは、回転方向に対する抵抗が殆どなく、貫入時と同様、回転トルクの負担は軽減できる。
次に、本発明の第5の実施の形態における撹拌翼及びこれを用いた地中撹拌装置について図19及び図20を参照して説明する。図19及び図20において、図1〜図7と同一構成要素には同一符号を付して、その説明を省略し、異なる点について主に説明する。すなわち、図19及び図20の撹拌翼10dにおいて、図1〜図7の撹拌翼10と異なる点は、撹拌翼を2段翼とし、且つ特定の撹拌翼を下段に設けた点にある。
撹拌翼10dは、上下2段の翼である。上段の撹拌翼10は、第1の実施の形態例と同様の撹拌翼10であり、その説明を省略する。撹拌翼10dは、上段の水平部材2の下方に、更に、撹拌軸1の軸方向に対して直交方向に延びる第2の水平部材2bと第2の水平部材2bに付設される第2の撹拌翼Aを設け、第2の水平部材2bにおける撹拌軸1から第2の撹拌翼Aまでの長さを、上段の水平部材2における撹拌軸1から撹拌翼10までの長さより小とし、第2の撹拌翼Aは、第2の撹拌翼Aを鉛直方向に切断した際の切断線と第2の水平部材2とが傾斜して交わっており、正面視でV字に配置されているものである。すなわち、撹拌翼10dにおいて、下段の撹拌翼Aは、図6における撹拌翼Aと同様のものである。すなわち、撹拌翼Aは撹拌翼Aを鉛直方向に切断して際の切断線と水平部材2bとが傾斜して交わっているものの、撹拌翼Aを水平方向に切断して際の切断線と水平部材2bとは直交している。また、上段の水平部材2と下段の水平部材2bは、平面視においてクロス(十字)状に配置されている。
次に、第5の実施の形態における地中撹拌装置20dを使用した地中撹拌方法について、第1の実施の形態における地中撹拌装置20を使用した地中撹拌方法と異なる点について主に説明する。貫入工程において、先ず、撹拌軸1の掘削翼11が地盤に食い込み、原地盤土を掘削する。この際、掘削された土壌は、上方に排出される(符号p方向)。この際、下段の撹拌翼Aの外側の翼面が外側斜め下方に向いているため、外側斜め下方(図20中、符号p)、すなわち、削孔壁面51へ撹拌土を押しやる。これにより、削孔50中、部分的ではあるものの、排土の上昇を抑制する。
次いで、下段の撹拌翼Aより上方に上がってきた撹拌土壌は、撹拌翼10により、撹拌される。撹拌翼10の撹拌領域及び撹拌作用は、第1の実施の形態例の撹拌翼10と同様である。すなわち、撹拌領域は、平面視は、図3の符号Mで示すような、円形の真ん中をくり抜いた輪形状であり、深さ方向は、撹拌翼高さの螺旋形状である。すなわち、撹拌翼10は回転しつつ、緩やかな斜め下方に進む。撹拌翼10は、3次元の傾斜で、外側の翼面13が斜め下方を向いている。このため、撹拌軸1の回転により翼面13で受ける回転圧を斜め下方(図19の符号p)、すなわち、削孔壁面51に向けることができ、排土を削孔壁面51に押しやることができる。すなわち、上下2段の撹拌翼10と撹拌翼Aの協働作用により、地上への排土を抑制する。また、削孔壁面の圧密度を高めることができる。また、撹拌翼10は、3次元の傾斜を有するため、なお、撹拌翼Aは正面視で傾斜を有するのみであり、回転トルクの負担は軽減できる。撹拌抵抗を抑制することができる。
引き抜き工程においては、撹拌された土壌中、撹拌軸1を逆方向に回転させながら引き抜くことになる。この際、撹拌翼10の裏面12が、土壌を内側斜め上方に押しやることになる。これは排土を促進する作用となるものの、貫入工程において、ほとんどの土壌が削孔壁面51に押しやられており、更に引き抜き工程における地盤は既に撹拌されており、地上への排出はそれほど多くはない。また、撹拌翼10は、図6(A)の撹拌翼Aと比べると、平面視での翼面の投影面積が小であるため、引き抜き抵抗も低減できる。一方、下段の撹拌翼Aは、回転方向に対する抵抗が殆どなく、貫入時と同様、回転トルクの負担を軽減できる。
本発明の地中撹拌装置は、柱状杭造成装置として使用する場合、引き抜き時に固化材吐出口から固化材を吐出すればよい。また、本発明の地中撹拌装置は、貫入工程において、削孔壁面を圧密できるため、削孔を目的とした装置としても使用できる。すなわち、固化材投入を行わない工法としては、例えば電柱等の地中埋め込み体用の削孔目的として使用できる。
本発明の撹拌翼及びこれを用いた地中撹拌装置は、前記実施の形態例に限定されず、種々の変形例を採ることができる。すなわち、水平部材は、1段又は上下2段に限定されず、上下3段であってもよい。上下複数段において、隣接する上下の水平部材は、平面視で、クロス(十字)に配置すればよく、2段目以降の水平部材に設置される撹拌翼は、上記撹拌翼10、10a、10bのいずれであってもよい。また、上下複数段の水平部材のそれぞれの長さは適宜決定すればよい。また、水平部材に付設される撹拌翼は、一方の側でひとつである上記第1〜第5の実施の形態例に限定されず、例えば一方の側に2つ又は3つであってもよい。本発明の地中撹拌装置は、従来例である図21に示すような撹拌翼104を有していてもよい。すなわち、従来例である図21の上方の撹拌翼104を水平部材として利用し、これに本発明の傾斜状撹拌翼を付設したものも本発明の範囲内である。
1 撹拌軸
2 水平部材
10、10a〜10d 傾斜状撹拌翼
11 掘削翼
12 撹拌翼の内面
13 撹拌翼の外面
13a〜13d 撹拌翼の切断線
20、20a〜20d 地中撹拌装置

Claims (7)

  1. 撹拌軸の軸方向に対して直交方向に延びる水平部材に付設される、撹拌翼を鉛直方向に切断した際の切断線と該水平部材とが傾斜して交差し、撹拌翼を水平方向に切断した際の切断線と該水平部材とが傾斜して交差している攪拌翼と、
    該水平部材の下方に、更に、撹拌軸の軸方向に対して直交方向に延びる第2の水平部材と該第2の水平部材に付設される第2の撹拌翼とを設け、
    第2の水平部材における該撹拌軸から該第2の撹拌翼までの長さは、該水平部材における該撹拌軸から該撹拌翼までの長さより小であり、該第2の撹拌翼は、該第2の撹拌翼を鉛直方向に切断した際の切断線と該第2の水平部材とが傾斜して交わっており、該第2の撹拌翼を水平方向に切断した際の切断線と該第2の水平部材とは直交しており、両翼が正面視で逆V字又はV字に配置されることを特徴とする傾斜状撹拌翼。
  2. 該撹拌翼の翼面が、鉛直方向、左右水平方向及び前後水平方向の3次元の傾斜をしていることを特徴とする請求項1記載の傾斜状撹拌翼。
  3. 正面視、側面視及び平面視において、撹拌翼の翼面が表われることを特徴とする請求項1又は2記載の傾斜状撹拌翼。
  4. 該撹拌翼の外側の翼面が、傾斜状で正回転方向を向いていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の傾斜状撹拌翼。
  5. 該水平部材が該撹拌軸を中心に両方向に延びており、該撹拌翼は両翼であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の傾斜状撹拌翼。
  6. 該攪拌軸の先端に、掘削翼が付設されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の傾斜状撹拌翼。
  7. 請求項1〜記載の傾斜状撹拌翼を備えることを特徴とする地中撹拌装置。
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