JP6195159B2 - 位置検出装置、位置入力装置および画像表示システム - Google Patents
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Description
図19は、特許文献1に係る位置検出装置901の構成を示す図である。図19(a)は、位置検出装置901の構成を示す斜視図であり、図19(b)は上面図であり、図19(c)は側面図である。位置検出装置901は、光導波路部材902と光センサ部903を含む。光導波路部材902は、板状の2枚の光導波路904a,904bと、これらの間に介挿された蛍光体層905からなる。光センサ部903は、複数の光センサ906が列状に配列されてなる。
[概略構成]
図1は、第1の実施形態に係る画像表示システム1000の外観を示す模式図である。図2は、第1の実施形態に係る画像表示システム1000の全体構成を示すブロック図である。図1,図2に示すように、画像表示システム1000は、位置入力装置10と表示装置DD1を備える。画像表示システム1000は、位置指定装置PD1からのビーム光BM1により指し示された指示位置PT1を検出するとともに、当該検出結果に基づく情報を表示画面に表示するものである。
図1,図2に示すように、位置入力装置10は、位置指定装置PD1、4つの位置検出装置111〜114、および検知結果処理部PRを備える。
<位置指定装置PD1>
位置指定装置PD1は、図1に示すように、照射光IL1を出射する光照射手段である。位置指定装置PD1としては、例えば、レーザポインタ等を用いることができる。
<位置検出装置111〜114>
位置検出装置111〜114は、光照射手段としての位置指定装置PD1から照射される照射光IL1の一部であるスリット光SL1,SL2の照射位置を検出するものである。図1および図2に示すように、位置検出装置111〜114は、表示装置DD1における表示領域の周囲に配置されている。
位置検出装置111〜114は、光導波路部材1201〜1204の長手方向に沿った長さが異なるのみで、基本的な構成は同じである。以下、光導波路部材1201〜1204について、これらを特に区別しない場合は、単に「光導波路部材120」と記載する。また、光センサ部1301〜1304についても、これらを特に区別しない場合は、単に「光センサ部130」と記載する。さらに、以下の説明においては、位置検出装置111のみを取り上げて説明する。
(光導波路部材120)
光導波路部材120は、位置指定装置PD1からのスリット光SL1,SL2の照射を受け付ける板状の部材である。光導波路部材120は、図3(d)に示すように、光導波路121と蛍光体122とを有する。
光導波路121は、光導波路部材120の基材となるものである。光導波路121のZ軸方向における上面に相当する面である第1主面121aにスリット光SL1,SL2が照射される。光導波路121は、蛍光体122により散乱されたスリット光SL1,SL2を光センサ部130まで導く機能を果たす。光導波路121は、透明樹脂等の透光性材料で構成されている。透明樹脂としては、例えば、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、フッソ樹脂、シリコーン・エポキシのハイブリッド樹脂、ユリア樹脂等を用いることができる。
蛍光体122は、光導波路121の内部に含まれる光散乱材であり、光導波路部材120内へ入光されたスリット光SL1,SL2により励起されるものである。蛍光体122は、光導波路121を構成する透光性材料全体に亘って略均等に分散されている。蛍光体122は、第1主面121aに照射されたスリット光SL1,SL2の進行方向を光導波路部材120の導光方向、すなわちX方向およびY方向に変える機能を果たすものである。
なお、光散乱材が存在しない場合、光導波路部材120に入射したスリット光SL1,SL2は略全て、第2主面121bで反射されて第1主面121aから光導波路部材120の外部へ漏出するか、光導波路部材120を透過して第2主面121bから光導波路部材120の外部へ漏出してしまう。そのため、最終的には、スリット光SL1,SL2が光導波路部材120の内部に入光しない。しかしながら、光導波路部材120の内部に光散乱材としての蛍光体122が分散されていことで、第1主面121aに入射したスリット光SL1,SL2は、蛍光体122を励起するために用いられる。そして、励起された蛍光体122が発光し、この光が光導波路部材120内に入光することで、スリット光SL1,SL2を間接的に光導波路部材120内で伝搬させることが可能となる。
黄色蛍光体としては、例えば、(Y,Gd)3Al5O12:Ce3+、Y3Al5O12:Ce3+,Pr3+、(Tb,Gd)3Al5O12:Ce3+、(Sr,Ba)2SiO4:Eu2+、(Sr,Ca)2SiO4:Eu2+、CaSi2O2N2:Eu2+、Ca−α−SiAlON:Eu2+、Y2Si4N6C:Ce3+、CaGa2S4:Eu2+等が挙げられる。
赤色蛍光体としては、例えば、Ca−α−SiAlON:Eu2+、CaAlSiN3:Eu2+、(Sr,Ca)AlSiN3:Eu2+、Sr2Si5N8:Eu2+、Sr2(Si,Al)5(N,O)8:Eu2+、CaS:Eu2+、La2O2S:Eu3+等が挙げられる。
(光センサ部130)
光センサ部130は、複数の光センサ131からなる。光センサ131はそれぞれ光導波路部材120の端部に配置されており、第1主面121aを介して光導波路部材120に入光し光散乱材により散乱された光、すなわち、蛍光体122から発せられた光を検知する。本実施形態に係る光センサ部130の受光面131aは、光導波路部材120の第1主面121aとこれに対向する他方の第2主面121bとに交差する側面121cに向けられている。光センサ部130は、各光センサ131における散乱後の光の検知結果を検知結果処理部(図2)に出力する。光センサとしては、例えばシリコンセンサ等を用いることができる。
図2に戻り、各光センサ131の出力端子に接続された検知結果処理部PRは、光センサ部1301〜1304から出力された検知結果に基づき、指示位置PT1(図1)を算出する。そして、検知結果処理部PRは、この指示位置PT1に関する情報に基づき、表示装置DD1に表示させる画像に関する画像信号を生成し、表示装置DD1の制御部CNに出力する。
表示装置DD1は、例えば、液晶表示装置、有機EL(ElectroLuminescence)表示装置、プラズマ表示装置、投影型表示装置等である。本実施形態では、アクティブマトリクス駆動型の表示装置を例示している。図2に示すように、表示装置DD1は、表示パネルDP、制御部CNおよび駆動回路DC1〜DC4を含む。
制御部CNは、検知結果処理部PRからの指示位置PT1に関する情報を基に、各画素のTFTを駆動制御するための制御信号を生成し、駆動回路DC1〜DC4に出力する。駆動回路DC1〜DC4は、制御部CNからの制御信号を基に、各TFTの動作を制御する。
光センサの直上付近に照射した際に、照射光の波長に対応した光導波路部材902の透過率に応じて、蛍光以外の光として透過光が余分に検出されてしまう。図3に示す第1の実施形態のように光センサを配置すれば、透過光は検出されなくなり、図4に模式的に示す光検出特性が得られる。
図5は、比較例の場合における、照射光が光センサに入光する仕組みを模式的に示す図である。図5では、特許文献1に係る位置検出装置901における光センサ906付近の模式断面図を示している。
[光取り出し効率向上の確認実験]
屈折率が高い物質から低い物質へ光が入射した際、全反射による光閉じ込めにより、ロスが発生する。図3に示す第1の実施形態のように光センサを配置すれば、全反射ロスが少なく、光取り出し効率が向上し、より適正な光検出特性が得られると予想される。そこで、光取り出し効率向上の効果について確認実験をおこなった。
また、一般的な室内照明(パナソニック製 40型直管蛍光灯・昼光色・ラピッドスタート式 FLR40SEXNMX36)の照度下300[lx]の環境にて、検証実験で用いた光センサにより検出された環境光のピーク信号強度は604[mV]であった。環境光のピーク信号強度よりも高い信号強度が得られなければ、環境光と蛍光を区別することができず、正確な照射位置の検出ができなくなる。
環境光の影響を排除する方法として、照射光より長い波長の光を遮断するフィルタを光導波路部材の第1主面に配置する方法が考えられるが、第1の実施形態に係る構成によれば、このようなフィルタを配置することなく、環境光の影響を受けつつも照射位置の検出をおこなうことができる。
本実施形態のように、光照射手段から照射される照射光を線状とする場合、照射光の線幅は特に限定されない。しかしながら、用いる照射光の線幅により、得られる光検出特性は異なる。照射光の線幅を変えた場合の光センサによる光検出特性を、蛍光導光フィルムの光学特性に基づき、算出をおこなった。
照射光の強度分布をガウス分布として、積分強度を一定に保ったまま、ガウス分布の半値幅を変化させて、光検出特性が半値幅によりどのように変化するかを計算した。ガウス分布の半値幅、強度分布を有する照射光の中心位置と光センサの距離を、いずれも距離Dで無次元化した。
また、照射位置と光センサの距離が離れている場合には、照射光の線幅を広げると、積算された信号強度は強くなる。ガウス分布の裾部分の導光距離が短くなったことによる効果と考えられる。
本実施形態に係る位置検出装置では、光センサの受光面が、光導波路部材120の第1主面121aとこれに対向する第2主面121bとに交差する側面121cに向けられている。このため、光導波路部材120の第1主面121aにおける領域121a1に照射光が照射された場合であっても、基本的には散乱された照射光だけが光センサ131に入光する。このように、光センサに近接する領域121a1に照射光が照射された場合でも、特許文献1に係る構成と比較して、光センサの受光量は少なく、光センサにおける検知飽和を引き起こすおそれが少なくなる。
さらに、照射光の波長に対して感度が低く、蛍光の波長に対しては感度が高い光センサ906を用いる方法も考えられる。しかし、光センサの感度特性のばらつきを所定の範囲内に揃えることは非常に困難である。
[画像表示システムの使用態様]
<第1例>
図9は、画像表示システムの使用態様の第1例を示す図である。第1例は、図1で示した画像表示システム1000を電子黒板として用いる例である。図9に示すように、表示装置DD1における表示領域の四辺に4つの位置検出装置111〜114が配置されている画像表示システム1000を用いている。
第1例のように画像表示システムを電子黒板として用いる場合は、比較的高い指示位置PT2の検出精度が要求されるため、表示装置DD1の四辺に4つの位置検出装置111〜114を配置していた。第2例では、指示位置PT2の高い検出精度が要求されず、位置入力者OPが指定する指示位置の大まかな位置が特定できれば足りるような場合の例について説明する。
第1例および第2例では、表示装置DD1における表示領域の周囲に位置検出装置が配されている例について説明したが、これに限定されない。また、位置指定装置PD1からは、位置入力者OPが指し示す指示位置を明示するビーム光と、指示位置を中心に拡散するスリット光とが照射され、位置検出装置はスリット光が照射された位置を検出することとしたが、これに限定されない。
図11(a)に示すように、表示装置DD1の表示領域には、画像IM3と、表示画像の大きさを指定するためのボリュームバーVBの2つの画像が表示されている。また、位置指定装置PD2から照射される照射光IL2は、位置入力者OPが指し示す指示位置PT4を明示するためのビーム光のみであり、第1例や第2例のようにスリット光は出射されない。
なお、ボリュームバーVBは、表示画像の大きさを指定するものに限定されず、例えば、表示装置DD1における表示領域の輝度や、表示装置DD1のスピーカから出力される音声の音量を指定するものであってもよい。
図12は、画像表示システムの使用態様の第4例を示す図である。第4例は、図1で示した画像表示システム1000をシューティングゲーム機として用いる例である。図12に示すシューティングゲームは、カツオの漁場を舞台に、漁場の海を自由に泳ぎ回るカツオを次々と釣り上げるという快感を味わうゲームである。表示装置DD1の表示領域には、位置入力者OPが挑戦している漁場、当該漁場の難易度、当該漁場を自由に泳ぐカツオ、捕獲したカツオ量、捕獲したカツオから何人前のタタキをこしらえることができるか等を示す画像IM5が表示されている。
≪第2の実施形態≫
図13は、第2の実施形態に係る位置検出装置211の構成を示す模式図である。なお、以降の図において、第1の実施形態に係るものと同様の構成については同符号を付し、説明を省略する。
光センサ部230は、複数の光センサ231を含み、各光センサ231は光導波路221の側面221cに設けられている。本実施形態に係る位置検出装置211は、光センサ231の配置に特徴がある。すなわち、光導波路部材220は、各光センサ231の受光面の面する側面221cを含む端部221dが、第2主面221b側へ折り曲げられた形状である。特に、本実施形態においては、光センサ231は、表示装置DD1の背面側に配置されている。
端部221dが第2主面221b側へ折り曲げられていることにより、第1主面221aから光導波路221に入光した光が光センサ231の受光面に到達するためには、当該入光した光が、屈曲した光導波路221の内部を回り込む必要がある。そのため、強度の弱い光は、光センサ231に入光されない。したがって、照射光よりも強度の弱い外光は、光センサ231の受光面に入光しにくくなる。この結果、外光によるノイズが抑制され、より正確に照射光の照射位置を検出することが可能となる。さらに、本実施形態の場合は、光センサ231が表示装置DD1の背面に位置しているため、第2主面221bを介しての外光の入光を抑制することが可能である。
図15に示す位置検出装置211Bでは、光導波路部材220Bの光導波路221Bにおける端部221Bdが、第2主面221Bb側へ折り曲げられ、さらに、折り曲げられた端部221Bdが第2主面221Bb側へ延伸した形状である。図15に示す例では、光導波路221Bが屈曲しているため、第1主面221Baから光導波路221Bに入光した外光を、効率的に光センサ231の受光面の面する側面221Bcにまで到達するのを抑制することができる。
第1および第2の実施形態では、光照射手段から照射される照射光の照射位置を位置情報として入力する位置入力装置について説明したが、これに限定されない。本実施形態では、照射光が照射されなかった位置を位置情報として入力する位置入力装置について説明する。
位置入力装置30は、光照射手段300、光照射手段300から照射される照射光IL3の照射位置を検出する位置検出装置310、検知結果処理部PRを含む。位置入力装置30は、例えば建造物の出入口ETに設けられ、ヒトや動物といった不法侵入者TPの侵入を検知する不法侵入者検知システムである。
なお、本実施形態における「物体」は不法侵入者TPであるが、「物体」は動体に限定されるものではなく、静止体であってもよい。また、固体に限定されず、液体等の流体であってもよい。
第1〜第3の実施形態では、操作者等の意思に基づいて、位置指定装置といった光照射手段から照射光を照射する例について説明したが、このような場合に限定されない。本実施形態では、操作者等の意思と無関係に発せられた照射光の照射位置を検出する例について説明する。
第4の実施形態に係る位置検出装置411〜416は、原子力発電所400に設置されるものである。原子力発電所400の敷地内には、発電過程等で生じた放射性物質を含む汚染水を貯水する原子炉建屋401や、貯水タンク402等が存在する。図18中央の拡大図に示すように、本実施形態に係る位置検出装置411〜416は、貯水タンク402の外壁に巻回されている。また、位置検出装置411〜416における光センサ(不図示)の出力端子には、光センサの検知結果に基づいて、照射光が照射された位置を検出する検知結果処理部PRが接続されている。
[変形例・その他]
以上、第1〜第4の実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限られない。例えば、以下のような変形例等が考えられる。
(3)上記の実施形態および変形例では、主に近紫外から近赤外の波長域の照射光が照射された位置を検出する位置検出装置について説明した。本発明における位置検出の原理は、近紫外から近赤外の波長域の光だけでなく、電波に対しても適用することが可能である。電波が照射された位置を検出する位置検出装置は、例えば、金属膜で形成された導波路を準備し、導波路の側面に電波を導くための開口を設け、この開口に面するように電波センサを設けることで構成できる。
111〜114、115、211、211A、211B、211C、310、411〜416 位置検出装置
120、1201〜1204、220、220A、220B、220C 光導波路部材
121、221、221A、221B、221C 光導波路
121a、221a、221Aa、221Ba、221Ca、310a 第1主面
121b、221b、221Ab、221Bb、221Cb 第2主面
121c、221c、221Ac、221Bc、221Cc 側面
221d、221Ad、221Bd、221Cd 端部
122 蛍光体
130、1301〜1304、230 光センサ部
131、231 光センサ
131a 受光面
300 光照射手段
400 原子力発電所
401 原子炉建屋
402 貯水タンク
403 漏洩した汚染水
404 放射線
1000 画像表示システム
PD1、PD2 位置指定装置
IL1、IL2、IL3 照射光
BM1 ビーム光
SL1、SL2 スリット光
SP 信号処理部
DD1 表示装置
DP 表示パネル
CN 制御部
DC1〜DC4 駆動回路
PT1〜PT6 指示位置
IM1、IM2、IM3、IM4、IM5 画像
OP 位置入力者
SG 出力信号
VB ボリュームバー
ET 出入口
SD 影
901 位置検出装置
902 光導波路部材
902a 第1主面
902b 第2主面
903 光センサ部
904a、904b 光導波路
905 蛍光体層
906 光センサ
906a 受光面
Claims (6)
- 照射光の照射位置を検出する位置検出装置であって、
内部に光散乱材を含む板状であり、第1主面に照射光が照射される光導波路部材と、
前記第1主面を介して前記光導波路部材に入光し前記光散乱材により散乱された光を検知する複数の光センサと、を備え、
前記各光センサの受光面は、前記光導波路部材の前記第1主面とこれに対向する他方の第2主面とに交差する側面に向けられており、
前記光導波路部材は、前記各受光面の面する前記側面を含む端部が前記第2主面側へ折り曲げられた形状である
ことを特徴とする位置検出装置。 - 前記光散乱材は、前記照射光により励起される蛍光体である
ことを特徴とする請求項1に記載の位置検出装置。 - 前記各光センサの出力端子には、当該各光センサの検知信号に基づいて、前記照射光が照射された位置を検出する検知結果処理部が接続されている
ことを特徴とする請求項1に記載の位置検出装置。 - 光照射手段と、当該光照射手段から照射される照射光の照射位置を検出する位置検出装置とを含む位置入力装置であって、
前記位置検出装置は、
内部に光散乱材を含む板状であり、第1主面に照射光が照射される光導波路部材と、
前記第1主面を介して前記光導波路部材に入光し前記光散乱材により散乱された光を検知する複数の光センサと、を備え、
前記各光センサの受光面は、前記光導波路部材の前記第1主面とこれに対向する他方の第2主面とに交差する側面に向けられており、
前記光照射手段から照射される照射光は、線状であるとともに、線幅方向に強度分布を有し、
前記光散乱材により散乱された光の強度が1/eに減衰するまでに、当該光が前記光導波路部材内を進む距離をDとした場合に、
前記照射光の強度分布の幅がDよりも広い
ことを特徴とする位置入力装置。 - さらに、前記各光センサの検知信号に基づいて、前記照射光が照射された位置を検出する検知結果処理部を備える
ことを特徴とする請求項4に記載の位置入力装置。 - 表示装置と、光照射手段と、前記表示装置における表示領域の周囲または前面に配置され、前記光照射手段から照射される照射光の照射位置を検出する位置検出装置と、を含む画像表示システムであって、
前記位置検出装置は、
内部に光散乱材を含む板状であり、第1主面に照射光が照射される光導波路部材と、
前記第1主面を介して前記光導波路部材に入光し前記光散乱材により散乱された光を検知する複数の光センサと、を備え、
前記各光センサの受光面は、前記光導波路部材の前記第1主面とこれに対向する他方の第2主面とに交差する側面に向けられており、
前記光導波路部材は、前記各受光面の面する前記側面を含む端部が前記第2主面側へ折り曲げられた形状である
ことを特徴とする画像表示システム。
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