JP6193056B2 - 情報保護装置及び情報保護プログラムならびに情報保護方法 - Google Patents
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しかし、磁気カード処理装置の周辺環境における人間の検知と、磁気カード処理装置に対するスキミング行為とは、必ずしも連続で生じるものではない。磁気カード処理装置そのもの、あるいは周辺環境のメンテナンスを行う整備関係者の存在を検知した場合に、その都度妨害磁界を発生させることは、電力の無駄遣いとなる。特許文献2では、スキミングの恐れがない場合も妨害磁界を発生させることになるため、電力の過度な浪費が避けられない。
図1は、不正にスキマー9がとりつけられた、磁気カード処理システムを例示する側面図である。スキマー9は、磁気カード4を扱う実線で表した磁気カード処理システム1のカード挿入口40に取り付けられているものとする。スキマー9は、スキミング用磁気ヘッド8を備えている。磁気カード4は、磁気カード処理システムのユーザにより、スキミング用磁気ヘッド8の直上を通過しながら本来のカード挿入口40に挿入される。
人体検知センサは動体センサ7とも呼ばれる。
図4は、本実施形態の機能の構成を表すブロック図である。
動体センサ7としては、赤外線が動体により遮られたり、動体で反射したりすることを検知する赤外センサを用いることができる。また、超音波の動体による反射や、ドップラー効果を検出する超音波センサを用いることができる。
この命令を受けて、磁界発生部10は磁界発生装置2に妨害磁界を発生させる。制御部13は、カード検出部20が送信したカード検出信号(以下、CSと呼ぶ)を受信するまで、待機状態にある(S−4にてNO)。ユーザがカード挿入口40に挿入した磁気カード4がカード検出部20で検出されると、カード検出信号が制御部13に送信される。制御部13は、CSを受信すると(S−4にてYES)、磁界発生部10に妨害磁界の停止を命令する(S−5)。磁界発生部10はこの命令を受けて、磁界発装置2に妨害磁界を停止させる。この後、磁気カード4は、カード搬送部30によって回転駆動された搬送ローラ5によって磁気カード処理システム1の図示しないカード読み取り部に搬送される。カード読み取り部は、磁気カード4のデータを読み取る。続いて、図示しない処理部が、ユーザが指定した処理Aを実行する。
(第2の実施形態)
第2の実施形態の構成は第1の実施形態と同じである。第2の実施形態では、動体信号MSの検出時から、妨害磁界を発生させ、一定時間後に開始信号USが検出されない場合は、妨害磁界を停止するという点が、第1の実施形態とは異なる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態に係るシステムを構成する各部位は、第1の実施形態、第2の実施形態と同じである。
第3の実施形態では、動体信号MSの検出時から、妨害磁界を発生させ、一定時間後に開始信号USが検出されない場合は、妨害磁界を停止するという点は、第2の実施形態と同じであるが、開始信号USが検出された場合、磁界の強度を強める点が第2の実施形態とは異なる。
磁界発生部10はこの命令を受けて、磁界発装置2に妨害磁界を停止させる。この後、第1の実施形態と同様に、ユーザが指定した処理Aが実行され、続いてS−6からS−9までの処理と同様の処理が実行される。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態について、図8を参照して説明する。本発明の第4の実施形態は、磁気カードのデータ読み取りを妨害する妨害磁界を磁界発生装置に発生させる磁界発生部10と、動体を検出するセンサからの信号である動体信号を受信する検知部11と、磁気カード取引を開始する信号である開始信号を受信する通知部12と、前記動体信号と、前記開始信号とを受信している場合に、前記磁界発生部10に、妨害磁界を発生させる制御部13とを備える情報保護装置100である。
2 磁界発生装置
3 磁気カード検知センサ
4 磁気カード
5 搬送ローラ
6 開始入力部
7 動体センサ
8 スキミング用磁気ヘッド
9 スキマー
10 磁界発生部
11 検出部
12 通知部
13 制御部
20 カード検出部
21 光源
22 受光器
30 カード搬送部
40 カード挿入口
100 情報保護装置
1000 情報処理装置
1100 CPU
1200 一時記憶メモリ
1300 記憶装置
Claims (5)
- 磁気カードのデータ読み取りを妨害可能な妨害磁界を磁界発生装置に発生させる磁界発生手段と、
動体を検出するセンサからの信号である動体信号を送信する検知手段と、
磁気カードの取扱いが開始されたことを表す信号である開始信号を送信する通知手段と、
前記動体信号と前記開始信号との両方を受信している場合に、前記磁界発生手段に、前記妨害磁界の発生を指示する制御手段と
を備える情報保護装置。 - 前記磁界発生手段は、前記動体信号と前記開始信号との両方を受信している場合に、所定の間隔で、前記磁界発生装置に、前記妨害磁界を発生させる請求項1に記載の情報保護装置。
- 磁気カードのデータ読み取りを妨害する妨害磁界を磁界発生装置が発生するよう制御する磁界発生処理と、
動体を検出するセンサからの信号である動体信号を送信する検知処理と、
磁気カードの取扱いが開始されたことを表す信号である開始信号を送信する通知処理と、
前記動体信号と前記開始信号との両方を受信している場合に、前記磁界発生装置に、前記妨害磁界の発生を指示する制御処理とを、コンピュータに実行させる情報保護プログラム。 - 前記磁界発生処理は、前記動体信号と前記開始信号との両方を受信している場合に、所定の間隔で、前記磁界発生装置に、前記妨害磁界を発生させる処理を含む請求項3に記載の情報保護プログラム。
- 動体を検出するセンサからの信号である動体信号と、磁気カードの取扱いが開始されたことを表す信号である開始信号との両方を受信している場合に、前記磁気カードのデータ読み取りを妨害可能な妨害磁界を磁界発生装置に発生させる情報保護方法。
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