JP2017220014A - カード処理装置及び自動取引装置 - Google Patents

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弘之 鈴木
幸男 青山
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Abstract

【課題】磁気カードの磁気情報の不正な読み取りを防止しつつ、挿入された磁気カードの磁気情報を正確に読み取ること。【解決手段】磁気カードの挿入排出口となる開口部と、前記開口部近傍に設けられて、電磁界の変化に応じて信号を出力する磁気ヘッドと、前記開口部近傍に妨害磁界を放射する1又は複数の磁界発生部と、前記磁界発生部から放射される妨害磁界に対応した電圧を検出して検出信号を出力する1又は複数の電圧検出部と、前記磁気ヘッドの出力信号と前記電圧検出部の検出による検出信号を取り込んで処理する処理部と、を備え、前記処理部は、前記磁気ヘッドの出力信号から前記電圧検出部の検出による検出信号を減算処理し、当該減算処理後の信号から磁気情報を読取ること。【選択図】図3

Description

本発明は、カード処理装置及び自動取引装置に関し、磁界発生部を備えたカード処理装置及び自動取引装置に適用して好適なるものである。
ATM(現金自動預金支払機)などの取引処理装置には、磁気カードもしくはIC(Integrated Circuit)カードに対して情報の処理を行うカード処理装置が搭載されている。このカード処理装置は、カード挿入排出口から挿入された磁気カードもしくはICカードを本体内に取り込んで、磁気カードの磁気ストライプに記録された磁気情報を磁気ヘッドで読み込んだり、ICカードのICチップに記録された情報を読み込んだりする。そして、取引終了後に、磁気カードもしくはICカードを本体内からカード挿入排出口へ排出する。
ATMにおいて、磁気ヘッドを備えた偽のカード挿入排出口を有する不正装置を、正規のカード挿入排出口に被せるように設置して、磁気カードの磁気情報を不正に取得する、スキミングと呼ばれる犯罪がある。また、カードリーダ内の磁気ヘッドから磁気カードの磁気情報を不正に取得するスキミングの方法もある。
スキミングの防止対策として、例えば、磁界発生部により正規のカード挿入排出口の近傍に磁界を発生させて、不正装置の磁気ヘッドで磁気カードの磁気情報が読み取られるのを妨害する技術がある(例えば特許文献1)。
上記技術1を利用したカード処理装置は、スキマーを妨害するために、妨害磁界を発生させているが、自身の磁気ヘッドに対しても磁気読取りを妨害してしまうため、自身の磁気情報読取時には、妨害磁界を止める処理を行っている。
また、カード挿入口に電磁界を常に発生した状態で、自身の磁気情報読取時に、磁気情報の書き込まれているトラックの妨害磁界ノイズが重畳された信号から、磁気情報の書き込まれていないトラックの妨害磁界ノイズの信号を引くことにより、妨害磁界ノイズを除去し、磁気情報信号を再現し磁気情報を読取る技術がある(例えば特許文献2)。
さらに、カード挿入口に電磁界を常に発生した状態で、自身の磁気情報読取時に、妨害磁界のノイズが重畳された磁気情報信号から、妨害磁界を制御しているデジタル信号を引くことにより、ノイズを除去し、磁気情報信号を再現する技術がある(例えば特許文献3)。
特開2001−67524号公報 国際公開第2014/068608号 国際公開第2010/000004号
しかし、上記特許文献1を利用したカード処理装置は、スキマーを妨害するために、妨害磁界を発生させているが、自身の磁気情報読取時には、妨害磁界を止める処理が必要であり、磁気情報の全てもしくは一部をスキマーに読まれてしまうという課題がある。
また、上記特許文献2を利用したカード処理装置は、磁気カードの全てのトラックに各々同一でない磁気情報が書き込まれており、妨害磁界をランダム発生させている場合、意図しない信号を引いてしまうために、磁気情報信号が再現できず磁気情報を読取ることができないという課題がある。加えて、上記技術2の別の実施の形態では、磁気情報を読取る磁気ヘッドとは別に磁気ヘッドが新たに必要で、構成が複雑になるという課題がある。
また、上記特許文献3を利用したカード処理装置は、妨害磁界が周囲の磁性体や環境温度によって変化しても、妨害磁界を制御しているデジタル信号は変化しない、加えて、カード処理装置とは別の妨害磁界発生装置を取り付けた場合も、妨害磁界を制御しているデジタル信号は変化しないため、磁界のノイズが重畳された磁気情報信号から、妨害磁界を制御しているデジタル信号を引いても磁気情報信号が再現できず磁気情報を読取ることができないという課題がある。さらに、減算処理を行うためのDSP(Digital Signal Processor)が必要で、構成が複雑になるという課題がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、不正装置による磁気カードの磁気情報の不正な読み取り(スキミング)を防止しつつ、磁気カードの磁気情報を読取ることができるカード処理装置及び自動取引装置を提供することである。
かかる課題を解決するために本発明においては、磁気カードの挿入排出口となる開口部と、前記開口部近傍に設けられて、電磁界の変化に応じて信号を出力する磁気ヘッドと、前記開口部近傍に妨害磁界を放射する1又は複数の磁界発生部と、前記磁界発生部から放射される妨害磁界に対応した電圧を検出して検出信号を出力する1又は複数の電圧検出部と、前記磁気ヘッドの出力信号と前記電圧検出部の検出による検出信号を取り込んで処理する処理部と、を備え、前記処理部は、前記磁気ヘッドの出力信号から前記電圧検出部の検出による検出信号を減算処理し、当該減算処理後の信号から磁気情報を読取ることを特徴とする。
かかる構成によれば、磁界発生部から開口部近傍に妨害磁界を放射することで、開口部近傍に配置された磁気ヘッドと不正装置には妨害磁界によるノイズが与えられるが、処理部は、磁気ヘッドの出力信号から、電圧検出部の検出による検出信号を減算処理することで、磁気ヘッドの出力信号に重畳した妨害ノイズを除去し、妨害ノイズが除去された信号から磁気情報を読取ることができる。
また、かかる課題を解決するために本発明においては、上記カード処理装置を搭載した自動取引装置が提供される。
本発明によれば、不正装置による磁気カードの磁気情報の不正な読み取り(スキミング)を防止しつつ、磁気カードの磁気情報を読取ることができる。
本発明の第1の実施の形態に係るカード処理装置の構成を示すブロック図である。 同実施の形態にかかるカード処理装置の概略構造図である。 同実施の形態にかかるカード処理装置の磁気情報読取り動作を示す説明図である。 同実施の形態にかかるカード処理装置の磁気情報読取り動作を示すタイムチャートである。 本発明の第2の実施の形態にかかるカード処理装置の構成を示すブロック図である。 同実施の形態にかかるカード処理装置の磁気情報読取り動作を示す説明図である。 同実施の形態にかかるカード処理装置の磁気情報読取り動作を示すタイムチャートである。 本発明の第3の実施の形態にかかるカード処理装置の構成を示すブロック図である。 同実施の形態にかかるカード処理装置の磁気情報読取り動作を示す説明図である。 同実施の形態にかかるカード処理装置の磁気情報読取り動作を示すタイムチャートである。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)第1の実施の形態
(1−1)カード処理装置の構成
まず、本実施の形態にかかるカード処理装置100の構成について、図1および図2を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係るカード処理装置の構成を示すブロック図であり、図2は、同実施の形態にかかるカード処理装置の概略構造図である。
カード処理装置100は、例えば、金融機関に設置されたATM(Automatic Teller Machine)などに搭載される。カード処理装置100は、顧客が所有する磁気カードを受け付けて、磁気カードに記録された磁気情報を読み取るカードリーダから構成されている。
図1に示すように、カード処理装置100は、制御部2、記憶部3、磁気読み取り部4、カード位置検出センサ6、ホストインタフェイス7、カード挿入検出センサ8、カードロック駆動部9及び妨害発生ユニット10を含む。
妨害発生ユニット10は、磁界制御部13、ループアンテナ12を備える磁界発生部11、ループアンテナ電圧検出部21を含む。
制御部2は、マイクロコンピュータ(CPU)から構成され、記憶部3に格納されたプログラムに従って各部の動作を制御する。記憶部3は、メモリから構成され、各種の情報やプログラムを記憶している。磁気読み取り部4は、図2に示すように、磁気ヘッド4aと、磁気ヘッド4aを駆動するための回路(図示せず)から構成されている。磁気読み取り部4は、本体1内で磁気ヘッド4aにより磁気カード200の磁気ストライプから磁気情報を読み取る。
カード位置検出センサ6は、図2に示すように、1つもしくは2つ以上の光センサ(発光素子と受光素子を含む)6aから構成されている。制御部2は、各カード位置検出センサ6の出力状態に基づいて、本体1内における磁気カード200の位置を検知する。ホストインタフェイス7は、ATMに情報を送受信する回路から構成されている。
カード挿入検出センサ8は、図2に示すように、1つの光センサ(発光素子と受光素子を含む)8aから構成されている。カード挿入検出センサ8は、磁気カード200の挿入排出口となる開口部20から挿入された磁気カード200を検出し、検出信号を制御部2に出力する。制御部2は、カード挿入検出センサ8の出力状態に基づいて、カード処理装置100への磁気カード200の挿入を検知する。カードロック駆動部9は、図2に示すように、カードロックレバー9aを、開口部20に連なるカード搬送路に出し入れさせるためのソレノイドや回路(図示せず)から構成されている。
次に、妨害発生ユニット10の詳細について説明する。磁界発生部11には、ループアンテナ12と、ループアンテナ12を駆動するための回路(図示せず)が含まれている。磁界発生部11は、磁気ヘッド4aより開口部20側であって、磁気ヘッド4aの前方に配置されると共に、開口部20の上方に配置される。磁界発生部11は、ループアンテナ12に電流を流すことにより、ループアンテナ12から開口部20の周囲に妨害磁界を放射させる。
磁界制御部13は、例えば、制御部2からの指令(制御信号)を基に磁界発生部11のループアンテナ12からの妨害磁界の発生および停止を制御する。
ループアンテナ電圧検出部21は、ループアンテナ12に直接接続されており、ループアンテナ12の電圧を検出して制御部2に送信する。ループアンテナ12の電圧は妨害磁界を示すものであり、制御部2は、ループアンテナ12の電圧を監視することにより、妨害磁界の状態を読取ることができる。
制御部2は、ループアンテナ12の電圧に基づいてループアンテナ12から放射される妨害磁界の状態を制御し、妨害磁界が正常に出力されているか否かを監視する。
このように、妨害発生ユニット10をカード処理装置100に内蔵して、磁界発生部11により妨害磁界を発生させることで、不正装置による磁気カード200の磁気情報の不正な読み取り(スキミング)を防止することができる。
(1−2)磁気カード読取り時の動作
次に、図3及び図4を参照して、本実施の形態にかかる磁気カード読取り時の動作について説明する。図3は、本実施の形態にかかるカード処理装置の磁気情報読取り動作を示す説明図であり、図4は、本実施の形態にかかるカード処理装置の磁気情報読取り動作を示すタイムチャートである。なお、磁気カード読取り時の動作の説明に際し、適宜、図1及び図2を参照する。
図3に示すように、カード処理装置100に取り付けられたスキマーの磁気ヘッド30aから、または、自身の磁気ヘッド4aからのスキミングを防止するために、妨害発生ユニット10内のループアンテナ12に電流を流すことにより、ループアンテナ12から開口部20の周囲に妨害磁界を放射する。この妨害磁界は、スキマーの磁気ヘッド30aだけでなく、自身の磁気ヘッド4aに対してもノイズ(ノイズ信号)を与える。この際、ループアンテナ12の長さ方向の中心と磁気ヘッド30aの幅方向の中心が、磁気カード200の搬送路を間にして同一直線上となるように、ループアンテナ12と磁気ヘッド30aが配置される場合、ループアンテナ12から磁気ヘッド30aに強い妨害磁界を放射することができる。
制御部2は、ループアンテナ電圧52に基づいてループアンテナ12から放射される妨害磁界の状態を制御するために、ループアンテナ電圧52を取り込んで、ループアンテナ12から、妨害磁界が正常に放射されているか否かの監視、即ち磁界出力監視2aを実行する。
この状態でカード処理装置100に挿入された磁気カード200の磁気ストライプが磁気ヘッド4aに到達すると、磁気ヘッド4aから信号が出力される。磁気ヘッド4aから出力される信号には、磁気ストライプに書き込まれた磁気信号に加え、ループアンテナ12から放射された妨害磁界のノイズ(ノイズ信号)が重畳されている。妨害磁界によるノイズが重畳された磁気信号であって、増幅回路50で増幅された磁気信号を、図4(a)の磁気ヘッド出力信号51に、ループアンテナ12の電圧を、図4(b)のループアンテナ電圧52に示す。
制御部2は、磁気ヘッド出力信号51からループアンテナ電圧52を減算する減算処理2bを実行し、磁気ヘッド出力信号51に重畳されていた妨害磁界のノイズを除去し、減算処理後の信号を、図4(c)の減算処理後信号53として出力する。
制御部2は、妨害磁界のノイズ(ノイズ信号)が除去された減算処理後信号53を使って、磁気情報を読み取るための磁気読取処理2cを行い、磁気読取処理2cで得られた磁気情報を、ホストインタフェイス7を介して、上位装置(ATM)に送信する通信処理2dを実行する。
一方、ループアンテナ12から発生する妨害磁界が、磁気ヘッド30aに常時作用することから、スキマーの磁気ヘッド30aは、磁気カード200の磁気情報を読み取ることができない。
磁気ヘッド4aは、ループアンテナ12からの妨害磁界によりノイズ信号を出力するが、環境温度の変化や周囲の磁性体の配置により、妨害磁界の強度が変化するため、磁気ヘッド4aから出力されるノイズ信号も変化する。この時、妨害磁界の強度の変化に合わせてループアンテナ電圧52も変化することを利用することができる。つまり、周囲の環境によって、磁気ヘッド4aのノイズレベルが変化しても、ループアンテナ電圧52の出力(レベル)が変化することにより、正しくノイズを除去し、磁気情報の読取り処理を行うことができる。
ループアンテナ電圧検出部21は、妨害磁界が正常に放射されているか否かを監視するために、既存のカード処置装置に存在する場合、本実施の形態では、新たな構成を加えることなく、妨害磁界を放射しつつ、磁気読取り動作を行うことができる。
妨害磁界の放射タイミングについては、常時放射する場合だけではなく、利用者がATMの前に立ったときに、ATMからカード処理装置100に起動指令が送信されるようにしてもよい。そして、この起動指令をホストインタフェイス7を介して受信した制御部2が、磁界制御部13に磁界発生指令を送信し、磁界発生部11により妨害磁界を放射させてもよい。この場合、妨害発生ユニット10への磁気カード200の挿入前から、磁界発生部11により妨害磁界が放射させてもよい。
また、カード挿入検出センサ8によりカード処理装置100内に磁気カード200が取り込まれたことが検知されると、制御部2が、磁界制御部13に磁界出力指令を送信する。磁界制御部13は、磁界出力指令を受信すると、磁界発生部11によりループアンテナ12からの妨害磁界の放射を開始させる。他の例として、妨害磁界を所定時間放射した後、妨害磁界の放射を停止させるようにしてもよい。
また、カード位置検出センサ6によりカード処理装置100から磁気カード200が引き抜かれたことが検知されると、制御部2が、磁界制御部13に磁界出力指令を送信する。磁界制御部13は、磁界出力指令を受信すると、磁界発生部11によりループアンテナ12からの妨害磁界の放射を開始させる。他の例として、妨害磁界を所定時間放射した後、妨害磁界の放射を停止させるようにしてもよい。
(1−3)本実施の形態の効果
本実施の形態によれば、自身の磁気ヘッド4aに重畳されたノイズ(ノイズ信号)を正確に除去できるため、常時、妨害磁界を照射し、スキミング装置から磁気情報を読み取られるのを防止しつつ、自身は磁気情報を読取ることができる。
また、環境温度の変化や周辺の磁性体の配置によって自身の磁気ヘッド4aに重畳されるノイズ(ノイズ信号)が変化した場合でも、ループアンテナ電圧52も同様に変化するため、ノイズ(ノイズ信号)を除去し、磁気情報を正確に読取ることができる。
また、ループアンテナ電圧52は、磁界発生部11の故障を監視するため、常に検出していた信号であり、既存のカード処置装置にループアンテナ電圧検出部21が存在する場合、新たに構成を追加することなく、ノイズ(ノイズ信号)を除去し、磁気情報を読取ることができる。
(2)第2の実施の形態
(2−1)カード処理装置の構成
次に、第2の実施の形態について説明する。本実施の形態にかかるカード処理装置100の構成における、第1の実施の形態と同様箇所については詳細な説明は省略し、以下では、第1の実施の形態と異なる妨害発生ユニット10に係わる構成および動作について詳細に説明する。図5は、本発明の第2の実施の形態にかかるカード処理装置の構成を示すブロック図である。
まず、図5に示すように、妨害発生ユニット10は、スキマーへの妨害性能を向上するため、磁界制御部13、磁界発生部11、ループアンテナ電圧検出部21の他に、磁界発生部11とは異なる妨害磁界を発生する磁界発生部16と、磁界発生部16に属するループアンテナ17の電圧を検出するループアンテナ電圧検出部26とを有し、磁界発生部16が磁界制御部13に接続される。磁界発生部およびループアンテナ電圧検出部は2つに限らず、3以上有する場合でもよい。
磁界発生部16には、ループアンテナ17と、ループアンテナ17を駆動するための回路(図示せず)が含まれている。磁界発生部16は、ループアンテナ17に電流を流すことにより、磁界発生部11のループアンテナ12から放射される妨害磁界とは異なる妨害磁界、例えば、周波数や放射レベル、放射間隔等が異なる妨害磁界を開口部20の周囲に放射させる。磁界発生部11およびループアンテナ電圧検出部21は第1の実施の形態と同様の構成のため、説明は省略する。
磁界制御部13は、例えば、制御部2からの指令(制御信号)を基に磁界発生部11のループアンテナ12からの妨害磁界と磁界発生部16のループアンテナ17からの妨害磁界の発生および停止を制御する。
ループアンテナ電圧検出部26は、ループアンテナ17に直接接続されており、ループアンテナ17の電圧を検出して制御部2に送信する。ループアンテナ17の電圧は妨害磁界を示すものであり、制御部12は、ループアンテナ17の電圧を監視することにより、妨害磁界の状態を読取ることができる。
制御部2は、ループアンテナ12の電圧に基づいてループアンテナ12から放射される妨害磁界の状態を制御すると共に、ループアンテナ17の電圧に基づいてループアンテナ17から放射される妨害磁界の状態を制御し、各ループアンテナ12、17から妨害磁界が正常に出力されているか否かを監視する。
このように、妨害発生ユニット10をカード処理装置100に内蔵して、磁界発生部11と磁界発生部16により第1の実施の形態よりも複雑な妨害磁界(周波数や放射レベル、放射間隔等が異なる妨害磁界)を発生させることで、不正装置による磁気カード200の磁気情報の不正な読み取り(スキミング)を防止することができる。
カード位置検出センサ6とカード挿入検出センサ8は、第1の実施の形態と同様の構成のため、説明は省略する。
(2−2)磁気カード読取り時の動作
次に、図6及び図7を参照して、本実施の形態にかかる磁気カード読取り時の動作について説明する。図6は、本実施の形態にかかるカード処理装置の磁気情報読取り動作を示す説明図であり、図7は、本実施の形態にかかるカード処理装置の磁気情報読取り動作を示すタイムチャートである。
図6に示すように、カード処理装置100に取り付けられたスキマーの磁気ヘッド30aから、または、自身の磁気ヘッド4aからのスキミングを防止するために、妨害発生ユニット10内のループアンテナ12およびループアンテナ17に電流を流すことにより、ループアンテナ12およびループアンテナ17から妨害磁界を放射する。この妨害磁界はスキマーの磁気ヘッド30aだけでなく、自身の磁気ヘッド4aに対してもノイズ(ノイズ信号)を与える。
制御部2は、ループアンテナ12の電圧に基づいてループアンテナ12から放射される妨害磁界の状態を制御すると共に、ループアンテナ17の電圧に基づいてループアンテナ17から放射される妨害磁界の状態を制御し、各ループアンテナ12、17から妨害磁界が正常に出力されているか否かの監視、即ち、磁界出力監視2aを実行する。
この状態でカード処理装置100に挿入された磁気カード200の磁気ストライプが磁気ヘッド4aに到達すると、磁気ヘッド4aから信号が出力される。磁気ヘッド4aから出力される信号には、磁気ストライプに書き込まれた磁気信号に加え、ループアンテナ12およびループアンテナ17から放射された妨害磁界のノイズ(ノイズ信号)が重畳されている。ノイズ(ノイズ信号)が重畳された磁気信号であって増幅回路50で増幅された磁気信号を、図7(a)の磁気ヘッド出力信号61に、ループアンテナ12の電圧を、図7(b)のループアンテナ電圧62に、ループアンテナ17の電圧を、図7(c)のループアンテナ電圧67に示す。
制御部2は、磁気ヘッド出力信号61からループアンテナ電圧62とループアンテナ電圧67を減算する減算処理2bを実行し、磁気ヘッド出力信号61に重畳されていた妨害磁界のノイズ(ノイズ信号)を除去し、減算処理後の信号を、図7(c)の減算処理後信号63として出力する。
制御部2は、妨害磁界のノイズ(ノイズ信号)が除去された減算処理後信号63を使って、磁気情報を読み取るための磁気読取処理2cを行い、磁気読取処理2cで得られた磁気情報を、ホストインタフェイス7を介して、上位装置(ATM)に送信する通信処理2dを実行する。
一方、ループアンテナ12とループアンテナ17から発生する妨害磁界が、磁気ヘッド30aに常時作用することから、スキマーの磁気ヘッド30aは、磁気カード200の磁気情報を読み取ることができない。
磁気ヘッド4aは、ループアンテナ12とループアンテナ17からの妨害磁界によりノイズ信号を出力するが、環境温度の変化やATMに実装した時の周囲の磁性体の配置により、妨害磁界の強度が変化するため、磁気ヘッド4aから出力されるノイズ信号も変化する。この時、妨害磁界の強度の変化に合わせてループアンテナ電圧62、67も変化することを利用する。つまり、周囲の環境によって、磁気ヘッド4aのノイズレベルが変化しても、ループアンテナ電圧62、67の出力(レベル)が変化することにより、正しくノイズ(ノイズ信号)を除去し、磁気情報の読取り処理を行うことができる。
ループアンテナ電圧検出部21とループアンテナ電圧検出部26は、妨害磁界が正常に放射されているか否かを監視するために、既存のカード処理装置に存在する場合、本実施の形態では、新たな構成を加えることなく、妨害磁界を放射しつつ、磁気読取り動作を行うことができる。
妨害磁界の放射については、ループアンテナ12とループアンテナ17両方から放射するだけではなく、ループアンテナ12のみを放射する場合や、ループアンテナ17のみを放射させてもよい。もしくは交互に放射させてもよい。
(2−3)本実施の形態の効果
本実施の形態によれば、スキミング装置の妨害能力を高めつつ、2つ以上のループアンテナから放射される妨害磁界が磁気ヘッド4aにノイズとして重畳しても、自身の磁気ヘッド4aに重畳されたノイズ(ノイズ信号)を正確に除去できるため、常時、妨害磁界を照射して、スキミング装置から磁気情報を読み取られるのを防止しつつ、自身は磁気情報を読取ることができる。
また、環境温度の変化や周辺の磁性体の配置によって自身の磁気ヘッド4aに重畳されるノイズが変化した場合でも、ループアンテナ電圧62、67も同様に変化するため、ノイズを除去し、磁気情報を正確に読取ることができる。
また、磁界発生部11、16の故障を監視するため、ループアンテナ電圧検出部21とループアンテナ電圧検出部26が、既存のカード処理装置に存在する場合、新たに構成を追加することなく、ノイズ(ノイズ信号)を除去し、磁気情報を読取ることができる。
(3)第3の実施の形態
(3−1)カード処理装置の構成
次に、第3実施の形態について説明する。本実施の形態にかかるカード処理装置100の構成における、第1の実施の形態と同様箇所については、詳細な説明は省略し、以下では、第1の実施の形態と異なる妨害発生ユニット40に係わる構成および動作について詳細に説明する。図8は、本発明の第3の実施の形態にかかるカード処理装置の構成を示すブロック図である。
まず、図8に示すように、妨害発生ユニット40は、スキマーへの妨害性能を向上するため、妨害発生ユニット10とは、異なる妨害磁界を発生するユニットとして、磁界制御部43と、磁界発生部41と、ループアンテナ42とを有して構成される。妨害発生ユニット40は、カード処理装置100の外側もしくは内側に配置が可能であり、スキマーの磁気ヘッドの設置位置に対して最適な妨害位置に配置が可能である。妨害発生ユニット40は1つに限らず、複数を有する場合でもよい。
磁界発生部41には、ループアンテナ42と、ループアンテナ42を駆動するための回路(図示せず)が含まれている。磁界発生部41は、ループアンテナ42に電流を流すことにより、磁界発生部11のループアンテナ12から放射される妨害磁界とは異なる妨害磁界、例えば、周波数や放射レベル、放射間隔等が異なる妨害磁界を放射させる。妨害発生ユニット10、磁界発生部11およびループアンテナ電圧検出部21は第1の実施の形態と同様の構成のため、説明は省略する。
磁界制御部43は、例えば、制御部2からの指令(制御信号)を基に磁界発生部41のループアンテナ42からの妨害磁界の発生および停止を制御する。
このとき、磁界発生部11のループアンテナ12は、ループアンテナ42からの妨害磁界のノイズ(ノイズ信号)を受信することが可能で、ループアンテナ42からの妨害磁界のノイズ(ノイズ信号)を電圧(ループアンテナ電圧74)として出力する。
このように、妨害発生ユニット40をカード処理装置100に内蔵もしくは、外部に配置して、磁界発生部11と磁界発生部41により第1の実施の形態よりも複雑な妨害磁界(周波数や放射レベル、放射間隔等が異なる妨害磁界)を発生させることで、不正装置による磁気カード200の磁気情報の不正な読み取り(スキミング)を防止することができる。
カード位置検出センサ6、カード挿入検出センサ8は第1の実施の形態と同様の構成のため、説明は省略する。
(3−2)磁気カード読取り時の動作
次に、図9及び図10を参照して、本実施の形態にかかる磁気カード読取り時の動作について説明する。図9は、本実施の形態にかかるカード処理装置の磁気情報読取り動作を示す説明図であり、図10は、本実施の形態にかかるカード処理装置の磁気情報読取り動作を示すタイムチャートである。
図9に示すように、カード処理装置100に取り付けられたスキマーの磁気ヘッド30aから、または、自身の磁気ヘッド4aからのスキミングを防止するために、妨害発生ユニット10内のループアンテナ12および妨害発生ユニット40内のループアンテナ42に電流を流すことにより、ループアンテナ12およびループアンテナ42から開口部20の周囲に妨害磁界を放射する。この妨害磁界はスキマーの磁気ヘッド30aだけでなく、自身の磁気ヘッド4aに対してもノイズ(ノイズ信号)を与える。
制御部2は、ループアンテナ12の電圧に基づいてループアンテナ12から放射される妨害磁界の状態を制御し、ループアンテナ12から妨害磁界が正常に出力されているか否かの監視、即ち、磁界出力監視2aを実行する。
この状態でカード処理装置100に挿入された磁気カード200の磁気ストライプが磁気ヘッド4aに到達すると、磁気ヘッド4aから信号が出力される。磁気ヘッド4aから出力される信号には、磁気ストライプに書き込まれた磁気信号に加え、ループアンテナ12およびループアンテナ42から放射された妨害磁界のノイズ(ノイズ信号)が重畳されている。妨害磁界によるノイズが重畳された磁気信号であって、増幅回路50で増幅された磁気信号を、図10(a)の磁気ヘッド出力信号71に、ループアンテナ42の電圧を、図10(c)のループアンテナ電圧74に、ループアンテナ電圧74が重畳されたループアンテナ17の電圧を、図10(b)のループアンテナ電圧72に示す。
制御部2は、磁気ヘッド出力信号71からループアンテナ電圧72を減算処理することにより、磁気ヘッド出力信号71に重畳されていた妨害磁界のノイズを除去する。減算処理後の信号を、図10(d)の減算処理後信号73に示す。
制御部2は、妨害磁界のノイズ(ノイズ信号)が除去された減算処理後信号73を使って、磁気情報を読み取るための磁気読取処理2cを行い、磁気読取処理2cで得られた磁気情報を、ホストインタフェイス7を介して、上位装置(ATM)に送信する通信処理2dを実行する。
一方、ループアンテナ12とループアンテナ42から発生する妨害磁界が、磁気ヘッド30aに常時作用することから、スキマーの磁気ヘッド30aは、磁気カード200の磁気情報を読み取ることができない。
妨害磁界の放射については、ループアンテナ12とループアンテナ42両方から放射するだけではなく、ループアンテナ12のみを放射する場合や、ループアンテナ42のみを放射させてもよい。もしくは交互に放射させてもよい。
(3−3)本実施の形態の効果
本実施の形態によれば、スキミング装置の妨害能力を高めつつ、自身のループアンテナとは別のループアンテナから放射される妨害磁界が磁気ヘッド4aに重畳されても、自身の磁気ヘッド4aに重畳されたノイズを正確に除去できるため、常時、妨害磁界を照射しスキミング装置から磁気情報を読み取られるのを防止しつつ、自身は磁気情報を読取ることができる。
また、環境温度の変化や周辺の磁性体の配置によって自身の磁気ヘッド4aに重畳されるノイズが変化した場合でも、ループアンテナ電圧も同様に変化するため、ノイズを除去し、磁気情報を正確に読取ることができる。
また、妨害発生ユニット10の故障を監視するため、ループアンテナ電圧検出部21が、既存のカード処理装置に存在する場合、新たに構成を追加することなく、ノイズ(ノイズ信号)を除去し、磁気情報を読取ることができる。
なお、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施の形態におけるカード処理装置100を自動取引装置に適用することができる。具体的には、情報の入出力を行う入出力部(タッチパネル)と、磁気カードに記録された磁気情報を読み取って処理するカード処理部(カードリーダ)と、レシートに情報を記録して処理するレシート処理部と、現金(紙幣と硬貨を含む)の入出力を行う現金処理部と、全体を統括制御すると共に、データベースと情報の送受信を行う制御部とを備えた自動取引装置を構成する場合、カード処理部に、カード処理装置100の構成要素(機能)を搭載することができる。また、上記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施の形態の構成の一部を他の実施の形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施の形態の構成に他の実施の形態の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能等は、それらの一部又は全部を、例えば、集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に記録して置くことができる。
1 本体、2 制御部、4 磁気読み取り部、6 カード位置検出センサ、8 カード挿入検出センサ、10 妨害発生ユニット、11 磁界発生部、12 ループアンテナ、13 磁界制御部、16 磁界発生部、17 ループアンテナ、21 ループアンテナ電圧検出部、26 ループアンテナ電圧検出部、40 妨害発生ユニット、41 磁界発生部、42 ループアンテナ、43 磁界制御部、100 カード処理装置、200 磁気カード

Claims (8)

  1. 磁気カードの挿入排出口となる開口部と、
    前記開口部近傍に設けられて、電磁界の変化に応じて信号を出力する磁気ヘッドと、
    前記開口部近傍に妨害磁界を放射する1又は複数の磁界発生部と、
    前記磁界発生部から放射される妨害磁界に対応した電圧を検出して検出信号を出力する1又は複数の電圧検出部と、
    前記磁気ヘッドの出力信号と前記電圧検出部の検出による検出信号を取り込んで処理する処理部と、を備え、
    前記処理部は、
    前記磁気ヘッドの出力信号から前記電圧検出部の検出による検出信号を減算処理し、当該減算処理後の信号から磁気情報を読取る
    ことを特徴とする、カード処理装置。
  2. 前記複数の磁界発生部のうち少なくとも一つの磁界発生部は、
    前記開口部近傍に配置されて、前記開口部近傍に妨害磁界を放射し、
    前記複数の磁界発生部のうち他の磁界発生部は、
    前記開口部近傍であって、前記一つの磁界発生部とは異なる領域に配置されて、前記一つの磁界発生部から放射される妨害磁界とは異なる妨害磁界を前記開口部近傍に放射し、
    前記複数の電圧検出部は、
    前記複数の磁界発生部からそれぞれ放射される妨害磁界に対応した電圧をそれぞれ検出して検出信号を出力し、
    前記処理部は、
    前記磁気ヘッドの出力信号から前記複数の電圧検出部の各検出による検出信号をそれぞれ減算処理する
    ことを特徴とする、請求項1に記載のカード処理装置。
  3. 前記複数の磁界発生部のうち少なくとも一つの磁界発生部は、
    前記開口部近傍に配置されて、前記開口部近傍に妨害磁界を放射し、
    前記複数の磁界発生部のうち他の磁界発生部は、
    前記開口部近傍のうち装置外部の領域に配置されて、前記一つの磁界発生部から放射される妨害磁界とは異なる妨害磁界を前記開口部近傍に放射し、
    前記複数の電圧検出部は、
    前記複数の磁界発生部からそれぞれ放射される妨害磁界に対応した電圧をそれぞれ検出して検出信号を出力し、
    前記処理部は、
    前記磁気ヘッドの出力信号から前記複数の電圧検出部の各検出による検出信号をそれぞれ減算処理する
    ことを特徴とする、請求項1に記載のカード処理装置。
  4. 前記複数の磁界発生部のうち他の磁界発生部は、
    前記一つの磁界発生部から放射される前記妨害磁界とは、周波数、放射レベル、又は放射間隔のうち少なくも一つが異なる妨害磁界を放射する
    ことを特徴とする、請求項2に記載のカード処理装置。
  5. 前記磁界発生部は、
    停止することなく常に、前記妨害磁界を放射する
    ことを特徴とする、請求項4に記載のカード処理装置。
  6. 前記磁界発生部は、
    前記磁気ヘッドより前記開口部側であって、前記磁気ヘッドの前方に配置される
    ことを特徴とする、請求項5に記載のカード処理装置。
  7. 前記磁界発生部は、
    前記磁気ヘッドより前記開口部側であって、前記開口部の上方に配置される
    ことを特徴とする、請求項5に記載のカード処理装置。
  8. 情報の入出力を行う入出力部と、磁気カードに記録された磁気情報を読み取って処理するカード処理部と、現金の入出力を行う現金処理部と、全体を統括制御する制御部とを備えた自動取引装置であって、
    前記カード処理部に、請求項1〜7のうちいずれか1項に記載のカード処理装置の構成要素を搭載する
    ことを特徴とする、自動取引装置。
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