JP5658829B2 - 磁気記録媒体読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、磁気記録媒体に記録されたデータを読み取る装置に関し、特に、データの不正取得を防止する機能を備えた磁気記録媒体読取装置に関する。
ATM(Automated Teller Machine:現金自動預け払機)やCD(Cash Dispenser:現金自動支払機)などの取引処理装置には、磁気カードを読み取るカードリーダが搭載されている。このような取引処理装置において、最近では、磁気カードがカードリーダに挿入される際に、カードの磁気ストライプに記録されたデータを不正に取得するスキミングと呼ばれる犯罪が発生している。
典型的なスキミングの例として、磁気ヘッドを備えた不正読取装置(以下、「スキマー(Skimmer)」という。)を、ATMやCDに備わるカードリーダのカード挿入口の付近に設置し、このスキマーの磁気ヘッドにより、カードリーダに挿入される磁気カードのデータを不正に取得する方法がある。
上記のようなスキミングに対しては、これまでにも種々の対策が提案されている。例えば、後掲の特許文献1には、カード挿入口の近傍に妨害磁界発生器を設けたカードリーダが記載されている。このカードリーダにおいては、妨害磁界発生器により、カード挿入口の外側領域に妨害磁界が発生する。このため、カード挿入口の外側にスキマーが取り付けられたとしても、スキマーの磁気ヘッドで読み取ったデータは、妨害磁界の影響を受けて、カードに記録された元のデータとは異なるデータとなる。これにより、カードのデータが不正に取得されるのを防止することができる。
また、後掲の特許文献2には、カード挿入口の周囲に、妨害磁界を発生させるためのループアンテナを配設したカードリーダが記載されている。ループアンテナのアンテナ面は、カード挿入口の前面と平行になっている。このカードリーダにおいても、カード挿入口の外側領域に妨害磁界が発生するので、カード挿入口の外側にスキマーが取り付けられたとしても、カードのデータが不正に取得されるのを防止することができる。
WO2007/048649号公報 特許第4425674号公報
カードリーダにおいて、カード挿入口付近にスキマーが設置されたことを検出するには、スキマーを構成する金属体を検出するためのセンサが必要となる。特許文献1のカードリーダでは、妨害磁界発生器とは別に、金属体検出用のセンサが設けられている。しかしながら、このような構成では、専用のセンサが必要となるため、部品点数が増えてコスト高になるとともに、装置の小型化の障害になるという問題がある。
そこで、本発明の目的は、専用のセンサを設けなくても、金属体を検出することが可能な磁気記録媒体読取装置を提供することにある。
本発明に係る磁気記録媒体読取装置は、磁気記録媒体が挿入される挿入口と、この挿入口付近に設けられ、磁気記録媒体に記録されたデータが不正に読み取られるのを妨害するための妨害磁界を発生する磁界発生部と、この磁界発生部を制御する制御手段とを備える。制御手段は、磁界発生部が発生した妨害磁界の変化を検出し、当該検出結果に基づいて、挿入口付近に設置された金属体を検出する。
このようにすれば、専用のセンサを設けなくても、妨害磁界の変化を検出することで、金属体を構成要素とするスキマーの検出が可能となる。すなわち、磁界発生部の発生する妨害磁界により、磁気記録媒体のデータがスキマーにより読み取られるのを阻止しつつ、この妨害磁界を利用して、スキマーを検出することができる。
本発明において、磁界発生部は、妨害磁界を発生するループアンテナを含む発振回路を備えていてもよい。
本発明において、発振回路の発振周波数は、第1の周波数であり、制御手段は、第1の周波数よりも低い第2の周波数の制御信号を磁界発生部へ出力し、発振回路は、この制御信号に基づいて発振動作を行うようにしてもよい。
上記の制御信号は、矩形波信号であってもよい。この場合、矩形波信号の周波数が時間帯によって変化するようにしてもよい。また、矩形波信号の周波数がランダムに変化するようにしてもよい。
本発明において、妨害磁界の周波数領域は、100Hz〜20KHzであることが好ましい。
本発明において、発振回路の発振周波数を切り替える切替手段を設けてもよい。この場合、切替手段は、妨害磁界が変化し始めたことを制御手段が検知した時点で、発振周波数を切り替えるようにしてもよい。また、切替手段は、一定時間ごとに発振周波数を切り替えるようにしてもよい。
本発明において、制御手段は、妨害磁界の変化した状態が所定時間継続したか否かを判定し、当該状態が所定時間継続した場合に、金属体が設置されたと判定するとともに、金属体の設置を上位装置へ通知するようにしてもよい。
本発明において、発振回路の出力の振幅を一定にするための調整手段を設けてもよい。
本発明によれば、妨害磁界により、磁気記録媒体のデータがスキマーで読み取られるのを阻止しつつ、この妨害磁界を利用して、スキマーを検出することができる。このため、専用のセンサが不要となり、コストダウンと小型化が可能となる。
図1は、本発明の実施形態に係るカードリーダの電気的構成を示したブロック図である。 図2は、同カードリーダの側面断面図および正面図である。 図3は、ループアンテナの他の例を示した正面図である。 図4は、磁気カードの平面図である。 図5は、磁界発生部と磁界制御部のそれぞれの具体的構成を示したブロック図である。 図6は、挿入口付近にスキマーが設置された状態を示した図である。 図7は、金属体を検出する原理を説明するための波形図である。 図8は、妨害磁界の周波数スペクトルを示した図である。 図9は、妨害磁界の周波数スペクトルの他の例を示した図である。 図10は、他の実施形態を示したブロック図である。 図11は、金属体が存在しないときの発振出力およびフィルタ出力の波形図である。 図12は、金属体が存在するときの発振出力およびフィルタ出力の波形図である。 図13は、周波数切替を説明するための波形図である。 図14は、周波数切替の他の例を説明するための波形図である。 図15は、スキマー以外の金属体により発振出力が変化する場合の波形図である。 図16は、スキマーにより発振出力が変化する場合の波形図である。 図17は、ループアンテナにコアを配置した場合の側面断面図および正面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。各図において、同一符号は、同一部分または対応部分を表している。
まず、図1および図2を参照して、カードリーダの構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態によるカードリーダ1は、装置全体の動作を制御するCPU2と、磁気カードに記録されている磁気データを読み取る磁気情報読取部3と、磁気カードを搬送するカード搬送部4と、磁気カードを検出するカード検出センサ5と、磁気情報読取部3で読み取った磁気データを記憶するメモリ6と、上位装置200(例えばATM)との接続部であるホストインターフェース7と、磁気カードの磁気ストライプを検出する磁気ストライプ検出部10と、磁気ストライプに記録されたデータの読み取りを妨げるための妨害磁界を発生する磁界発生部8とを備えている。
CPU2は、磁界発生部8を制御する磁界制御部9と、カード搬送部4を制御するカード搬送制御部12とを含む。磁気ストライプ検出部10および磁界発生部8は、カード挿入口ユニット24内に設置されている。磁気ストライプ検出部10は、後述する磁気ヘッド34(図2)を含む。磁界発生部8および磁界制御部9の詳細については、後述する。
図2(a)に示すように、カードリーダ1の筐体100の前面には、カード挿入口ユニット24が設けられている。カード挿入口ユニット24には、磁気カード(以下、単に「カード」という。)21が挿入される挿入口22が形成されている。カード21は、図4に示すように、磁気ストライプ21aを有している。図4は、カード21を裏面から見た図である。挿入口22の近くには、挿入されたカード21を検出するカード挿入検出センサ23が設けられている。このカード挿入検出センサ23は、例えばマイクロスイッチからなり、挿入口22から挿入されたカード21によって押圧される位置に配置されている。また、挿入口22の近くには、磁気ストライプ検出用の磁気ヘッド34が設けられている。この磁気ヘッド34は、カード21の磁気ストライプ21aを検出する。
カードリーダ1の筐体100の内部には、搬送ローラ25〜28、カード位置検出センサ30〜33、磁気ヘッド29が設けられている。搬送ローラ25〜28は、それぞれ搬送路Pを挟んで1対設けられており、1対のローラでカード21を挟持して搬送する。これらの搬送ローラ25〜28は、搬送ベルト(図示省略)を介して、モータ(図示省略)に連結されている。1対の搬送ローラのうち、一方はモータの回転力が伝達される駆動ローラであり、他方はこの駆動ローラに従動して回転する従動ローラである。搬送ローラ25〜28は、上記の搬送ベルトおよびモータとともに、カード搬送部4(図1)を構成する。
カード位置検出センサ30〜33は、透過型の光センサであり、それぞれ、搬送路Pを挟んで対向する発光部と受光部を有している。これらのセンサ30〜33の配置間隔は、磁気カード21の搬送方向の長さよりも短くなっている。センサ30は、挿入口22に最も近い搬送ローラ25にカード21が挟持されたことを検出する。センサ33は、挿入されたカード21が、カードを一時的に貯留する貯留部(図示省略)に達したことを検出する。センサ31、32は、搬送中のカード21の位置を検出する。これらのカード位置検出センサ30〜33は、前記のカード挿入検出センサ23とともに、カード検出センサ5(図1)を構成する。
磁気ヘッド29は、搬送ローラ26と搬送ローラ27との間で、搬送路Pの下側に設けられている。この磁気ヘッド29は、挿入されたカード21が搬送路Pを搬送される過程で、カード21の磁気ストライプ21aに記録されているデータを読み取る。前述の磁気ヘッド34が、磁気ストライプに記録されているデータの有無を検出するための磁気ヘッドであるのに対し、磁気ヘッド29は、磁気ストライプに記録されているデータそのものを再生するための磁気ヘッドである。磁気ヘッド29とセンサ33との間隔は、カード21の搬送方向の長さよりも少し長くなっている。したがって、カード21が貯留部に達した際、すなわち、カード21の先端がセンサ33の位置に達した際には、磁気ヘッド29は、カード21に記録されているデータの読み取りを完了している。
カード挿入口ユニット24の前面近傍には、ループアンテナ35が設けられている。図2(a)からわかるように、ループアンテナ35は、挿入口22付近において、カード21の挿入方向Aに対して、磁気ストライプ検出用の磁気ヘッド34よりも挿入口22側に設けられている。このループアンテナ35は、導体を1回または複数回ループ状に巻いたアンテナであり、図2(b)に示すように、挿入口22を囲むように配置される。
ループアンテナ35に駆動電流が流れると、ループアンテナ35は、挿入口22付近に磁界を発生させる。本実施形態では、ループアンテナ35に継続して駆動電流を流すことで、ループアンテナ35は常時磁界を発生している。この磁界は、挿入口22の前方に妨害磁界として作用し、図6に示すように、挿入口22の前方にスキマー300が取り付けられた場合に、スキマー300による磁気情報の読み取りを妨害する。また、この磁界は、挿入口22の後方にある磁気ストライプ検出用の磁気ヘッド34にも妨害磁界として作用し、磁気ヘッド34における磁気情報の不正な読み取りを妨害する。
なお、図2(b)に示したループアンテナ35に代えて、図3(a)に示すように、2つの独立したループアンテナ35a,35bを、挿入口22の両側に配置してもよい。あるいは、図3(b)に示すように、1つのループアンテナ35cを、磁気ストライプ検出用の磁気ヘッド34(図2(a))付近にのみ配置してもよい。
図5は、磁界発生部8と磁界制御部9の具体的構成を示している。磁界発生部8は、発振回路81と、混合器82と、電源83とを備えている。発振回路81は、上述したループアンテナ35と図示しないコンデンサとを含む、公知のLC発振回路から構成されている。混合器82は、リレーやトランジスタなどのスイッチング素子を含むスイッチング回路から構成されている。電源83は、混合器82を介して、発振回路81に直流電圧を供給する。
磁界制御部9は、コントローラ91と、フィルタ回路92と、A/D変換器93と、調整回路94と、電源95とを備えており、本発明における「制御手段」を構成している。フィルタ回路92には、発振回路81の出力電圧(以下、「発振出力」という。)が入力される。この発振出力は、妨害磁界の強度を表している。フィルタ回路92は、発振出力を平滑化する。A/D変換器93は、フィルタ回路92の出力電圧(以下、「フィルタ出力」という。)をサンプリングして、デジタル値に変換する。A/D変換器93の出力は、コントローラ91に入力される。電源95は、コントローラ91に直流電圧を供給する。
コントローラ91は、A/D変換器93の出力から得られる妨害磁界の強度に基づいてフィードバック制御を行い、発振回路81の出力の振幅を一定にするための指令信号を調整回路94に与える。調整回路94は、この指令信号を受けて、電源83の電圧を調整する。コントローラ91および調整回路94によって、本発明における「調整手段」が構成される。
また、コントローラ91は、図7(c)に示すような矩形波信号を、制御信号として混合器82へ与える。混合器82を構成するスイッチング素子は、この矩形波信号に同期してON・OFF動作を行う。スイッチング素子がONの間は、発振回路81のコンデンサが電源83により充電される。スイッチング素子がOFFすると、コンデンサの充電電荷がコイル(ループアンテナ35)を通して放電し、発振回路81が発振する。すなわち、矩形波信号によって、発振回路81の発振動作が制御される。この結果、発振回路81は、図7(a)に示すような、矩形波信号によって変調された発振出力を生じる。この発振出力は、フィルタ回路92で平滑化され、フィルタ回路92から、図7(b)に示すようなフィルタ出力(直流電圧)が得られる。
次に、以上の構成からなるカードリーダ1におけるスキミング対策について説明する。
発振回路81が図7(a)の発振出力を生じると、ループアンテナ35には、発振出力に応じた駆動電流が流れる。これにより、ループアンテナ35から、駆動電流に応じた妨害磁界が発生する。この妨害磁界は、挿入口22の前方と後方に作用する。また、前述したように、この妨害磁界は、ループアンテナ35から常時発生している。
したがって、図6に示したように、磁気ヘッドを備えたスキマー300が挿入口22の前方に取り付けられた場合、スキマー300に必ず妨害磁界が作用することになる。このため、スキマー300の磁気ヘッドで読み取ったデータは、妨害磁界の影響を受けて、カード21に記録された元のデータとは異なるデータとなる。これにより、カード21のデータが不正に取得されるのを防止することができる。
また、妨害磁界は、ループアンテナ35の後方にある磁気ストライプ検出用の磁気ヘッド34にも常時作用する。このため、磁気ヘッド34からリード線を介してデータを不正に取得することも不可能となる。なお、妨害磁界が常時磁気ヘッド34に作用しても、磁気ヘッド34は磁気データそのものを再生する必要はないので、例えば、磁気ストライプ21aの検出の前後で検出信号のパターンが異なることを利用して、磁気ストライプ21aを検出することができる。
さらに、ループアンテナ35から発生する妨害磁界は、スキマー300の検出にも利用される。これにつき、図7を参照して説明する。図7(a)に示すように、発振回路81の発振出力の振幅は、ループアンテナ35の付近に金属体がある場合とない場合とで異なる。すなわち、ループアンテナ35の付近に金属体がない場合は、発振出力の振幅は大きく、金属体がある場合は、発振出力の振幅は小さくなる。これに応じて、図7(b)に示すように、フィルタ回路92の出力も、金属体がない場合は大きく、金属体がある場合は小さくなる。
そして、一般に、スキマー300は構成要素として金属体を有しており、また、スキマー300に妨害磁界を遮蔽するための遮蔽物が付設される場合も、当該遮蔽物は金属体から構成される。したがって、スキマー300が設置されると、発振出力の振幅は小さくなるので、この振幅の変化を検出することで、スキマー300を検出することができる。具体的には、例えば、図7(b)のフィルタ出力に対して閾値を設定し、フィルタ出力が閾値以下となったときに、コントローラ91は、スキマー300が設置されたと判定する。
コントローラ91は、スキマー300が設置されたと判定した場合に、その設置を、ホストインターフェース7(図1)を介して上位装置200へ通知する。上位装置200では、この通知を受けて、警報を出力するなどの処理を行う。
このように、本実施形態においては、ループアンテナ35が発生した妨害磁界の振幅の変化を検出し、その検出結果に基づいて、スキマー300を検出するようにしている。このため、1つのループアンテナ35によって、カード21のデータがスキミングにより不正取得されるのを阻止しつつ、スキマー300を検出することができる。これにより、スキマー検出用の専用のセンサが不要となり、コストダウンと小型化が可能となる。
また、本実施形態においては、コントローラ91が発振回路81の発振動作を制御する矩形波信号を出力するとともに、同じコントローラ91において、発振出力の変化を検出するようにしている。このため、コントローラ91は、矩形波信号を基準として、フィルタ出力のレベルを常に正しく把握することができ、スキマー300の検出精度が向上する。
さらに、調整回路94を設けて、発振回路81の出力の振幅が一定に維持されるようにしているので、スキマー300の検出を安定して精度良く行うことが可能となる。
なお、上記の例では、妨害磁界の振幅の変化を検出したが、金属体の材質によっては、ループアンテナ35の付近に金属体がある場合とない場合とで、妨害磁界の周波数が異なるので、妨害磁界の周波数の変化に基づいて、スキマー300を検出するようにしてもよい。また、振幅の変化と周波数の変化の両方に基づいて、スキマー300を検出するようにしてもよい。
また、本実施形態においては、発振回路81の発振出力、換言すれば妨害磁界の強度は、前述のように矩形波信号で変調された信号となるので、図8に示すように、複数の周波数に対してピークを持つ。特に、矩形波信号を用いていることから、矩形波信号の高調波成分に対応した様々な周波数において、ピークが存在する。このため、様々な速度でカード21が挿入されても、スキマー300の磁気ヘッドから出力される信号の周波数が、妨害磁界の周波数と重なる確率が高くなるので、スキミングを効果的に防止することができる。
ところで、本実施形態では、発振回路81の発振周波数をf1(第1の周波数)とし、コントローラ91から出力される矩形波信号の周波数をf2(第2の周波数)としたとき、f1>f2の関係にある。また、図7(c)に示すように、矩形波信号の周期をTとすると、f2=1/Tである。そして、図8の場合は、矩形波信号の周波数f2が一定であって、磁界強度のピークを生じる周波数(以下、「ピーク周波数」という。)の間隔は、均等にf2となる。
一方、矩形波信号の周波数がf2より大きくなると、ピーク周波数の間隔もf2より大きくなり、矩形波信号の周波数がf2より小さくなると、ピーク周波数の間隔もf2より小さくなる。したがって、矩形波信号の周波数を時間帯によって変化させることで、図9に示すように、さらに多くのピーク周波数が得られる。図9の実線、破線、一点鎖線は、それぞれ異なる時間帯におけるピーク周波数を表している。このようにすることで、妨害磁界は広い周波数領域をカバーできるので、様々な速度で挿入されるカード21に対して、スキミングをより確実に防止することができる。
また、矩形波信号の周波数をランダムに変化させてもよい。この場合は、ピーク周波数もランダムに変化する。このようにすれば、スキマー300から見て、どのピーク周波数の妨害磁界が生じているのかがわからないので、フィルタリングによって妨害磁界の周波数をカットすることが不可能となる。なお、矩形波信号の周波数をランダムに変化させる代わりに、スキマー300では判別不可能なパターンに従って、矩形波信号の周波数を規則的に変化させてもよい。
なお、カード21の読取信号(磁気ヘッドの出力)の周波数が、一般的に100Hz〜20KHzの範囲にあることを考慮すると、妨害磁界の周波数領域を、上記範囲に合わせて100Hz〜20KHzとし、この周波数領域内で、できるだけ多くのピーク周波数が存在するようにするのが好ましい。これにより、事実上、カード21がどのような速度で挿入されても、スキマー300の出力を妨害磁界で妨害することが可能となる。
図10は、本発明の他の実施形態を示している。カードリーダの全体構成については、図1および図2と同じであるので、説明を省略する。図10においては、磁界発生部8に周波数切替部84が設けられている。この周波数切替部84は、本発明における「切替手段」を構成している。その他の構成については、図5と同じであるので、図5と重複する部分の説明は省略する。
周波数切替部84は、コントローラ91からの指令信号に基づいて、発振回路81の発振周波数を切り替える。図11は、この切り替えの様子を示している。図11(a)は発振回路81の発振出力、図11(b)はフィルタ回路92のフィルタ出力である。
図11(a)のように、発振出力の周波数は、時刻tで低い周波数から高い周波数に切り替わっている。なお、この発振出力の波形は、ループアンテナ35の付近に金属体が存在しない場合の波形である。図中のaは、周波数が切り替わった後の発振出力の振幅を表している。一方、ループアンテナ35の付近に金属体が存在する場合は、発振出力の波形は、図12(a)のようになる。すなわち、時刻tで金属体が検出されたと仮定した場合、発振出力の振幅bは、金属体が存在しない場合の振幅aよりも小さくなる。そして、これに応じて、図12(b)の時刻t以後のフィルタ出力も、図11(b)の時刻t以後のフィルタ出力に比べて小さくなる。したがって、周波数が切り替わった後のフィルタ出力に対し、閾値を設定することによって、スキマー300を検出することができる。
一般に、妨害磁界の周波数が高いほど、金属体の検出可能領域が拡大して、検出精度が向上する。一方、スキミングを効果的に防止する点からは、妨害磁界の周波数は、カード21の挿入速度に合わせて、低いほうがよい。そこで、上記のように周波数切替部84で妨害磁界の周波数を切り替えることで、低い周波数の妨害磁界により、スキミングを有効に防止できるとともに、高い周波数の妨害磁界により、スキマー300を精度良く検出することができる。
周波数切替部84により妨害磁界の周波数を切り替えるタイミングに関しては、いくつかの決定方法がある。例えば、図13に示す例では、妨害磁界の周波数が低い状態において、妨害磁界の強度(発振出力)が減少し始めたことをコントローラ91が検知した時点(時刻t)で、コントローラ91から周波数切替部84へ指令信号を出力し、この指令信号に基づいて、周波数切替部84が妨害磁界の周波数を高い周波数に切り替える。そして、スキマー300が検出されれば、妨害磁界の周波数を再び低い周波数に切り替える。
このようにすると、金属体の設置に起因して妨害磁界が変化し始めた時点で、妨害磁界の周波数が、金属体検出に適した高い周波数に自動的に切り替えられるので、スキマー300を迅速かつ確実に検出することができる。また、スキマー300の検出後は、妨害磁界の周波数が、スキミング防止に適した低い周波数に戻るので、スキマー300によるデータの不正取得を阻止することができる。
また、他の方法として、図14に示すように、低い周波数の妨害磁界と、高い周波数の妨害磁界とが交互に発生するように、一定時間ごとに発振周波数を切り替えてもよい。
ところで、上述した各実施形態においては、挿入口22の前方に妨害磁界が発生していることから、カード21を挿入する際に、手に装着されている指輪や腕時計などが、誤ってスキマー300の金属体として検出される可能性がある。
しかしながら、指輪や腕時計などは、カード挿入時に一時的にループアンテナ35に近づくだけであるから、図15に示すように、発振出力の振幅が小さくなる期間τ1は短時間である。これに対し、スキマー300は、設置後に継続して存在するから、図16に示すように、発振出力の振幅が小さくなる期間τ2は長時間に及ぶ。
そこで、コントローラ91において、発振出力の振幅が小さくなった状態(フィルタ出力が小さくなった状態)、すなわち妨害磁界の変化した状態が所定時間継続したか否かを判定し、当該状態が所定時間継続した場合に、スキマー300が設置されたと判定することで、指輪や腕時計などによる誤検出を防止することができる。コントローラ91は、スキマー300が設置されたと判定した場合に、その設置を、ホストインターフェース7(図1)を介して上位装置200へ通知する。上位装置200では、この通知を受けて、警報を出力するなどの処理を行う。
以上の実施形態においては、カード21が挿入される場合のスキミング対策について述べたが、ループアンテナ35から妨害磁界が常時発生していることから、カード21が返却される場合にも、スキミングを防止することができる。
また、以上の実施形態では、スキマーの検出を例に挙げたが、本発明によれば、スキマー以外の金属体異物を検出することも可能である。
本発明は、上述した実施形態の他にも、種々の実施形態を採用することができる。例えば、前記の実施形態では、図2や図3のループアンテナを例に挙げたが、ループアンテナはこれらに限定されるものではない。例えば、ループアンテナを3つ以上設けてもよい。この場合は、より強い妨害磁界が発生するので、スキミングを一層効果的に防止することができる。
また、図17に示すように、ループアンテナ35に、透磁率の高いフェライト、鉄、珪素鋼板等のコア36を配置することで、磁界に指向性を持たせたり、より強い妨害磁界を発生させたりすることができる。これにより、挿入口22の前方に取り付けられたスキマー300に対しては、遠くまで強い妨害磁界を発生させ、かつ、挿入口22の後方にある磁気データ読取用の磁気ヘッド29に対しては、妨害磁界の影響をなくすことができる。
また、前記の実施形態では、ループアンテナ35から妨害磁界が常時発生している例を挙げたが、妨害磁界に一定の休止時間を設けてもよい。
また、前記の実施形態では、磁気記録媒体として、裏面に磁気ストライプのある磁気カードを例に挙げた。しかしながら、本発明は、磁気ストライプが表面もしくは表裏両面にある磁気カードを扱う磁気記録媒体読取装置にも適用することができる。
また、前記の実施形態では、磁気記録媒体として磁気カードを例に挙げた。しかしながら、本発明は、磁気カードに限らず、磁気ストライプを有する通帳のような磁気記録媒体を読み取る装置にも適用することができる。
本発明は、ATMのような自動取引処理装置に搭載されるカードリーダや通帳リーダ、あるいはカード認証端末に搭載されるカードリーダなど、磁気記録媒体を読み取る装置全般に適用することができる。
1 カードリーダ
8 磁界発生部
9 磁界制御部
21 磁気カード
22 挿入口
35 ループアンテナ
36 コア
81 発振回路
82 混合器
84 周波数切替部
91 コントローラ
92 フィルタ回路
93 A/D変換器
94 調整回路
200 上位装置
300 スキマー

Claims (12)

  1. 磁気記録媒体が挿入される挿入口と、
    前記挿入口付近に設けられ、前記磁気記録媒体に記録されたデータが不正に読み取られるのを妨害するための妨害磁界を発生する磁界発生部と、
    前記磁界発生部を制御する制御手段と、を備えた磁気記録媒体読取装置において、
    前記制御手段は、前記磁界発生部が発生した妨害磁界の変化を検出し、当該検出結果に基づいて、前記挿入口付近に設置された金属体を検出することを特徴とする磁気記録媒体読取装置。
  2. 請求項1に記載の磁気記録媒体読取装置において、
    前記磁界発生部は、前記妨害磁界を発生するループアンテナを含む発振回路を備えていることを特徴とする磁気記録媒体読取装置。
  3. 請求項2に記載の磁気記録媒体読取装置において、
    前記発振回路の発振周波数は、第1の周波数であり、
    前記制御手段は、前記第1の周波数よりも低い第2の周波数の制御信号を前記磁界発生部へ出力し、
    前記発振回路は、前記制御信号に基づいて発振動作を行うことを特徴とする磁気記録媒体読取装置。
  4. 請求項3に記載の磁気記録媒体読取装置において、
    前記制御信号が矩形波信号であることを特徴とする磁気記録媒体読取装置。
  5. 請求項4に記載の磁気記録媒体読取装置において、
    前記矩形波信号の周波数が時間帯によって変化することを特徴とする磁気記録媒体読取装置。
  6. 請求項4に記載の磁気記録媒体読取装置において、
    前記矩形波信号の周波数がランダムに変化することを特徴とする磁気記録媒体読取装置。
  7. 請求項1に記載の磁気記録媒体読取装置において、
    前記妨害磁界の周波数領域が100Hz〜20KHzであることを特徴とする磁気記録媒体読取装置。
  8. 請求項2に記載の磁気記録媒体読取装置において、
    前記発振回路の発振周波数を切り替える切替手段を設けたことを特徴とする磁気記録媒体読取装置。
  9. 請求項8に記載の磁気記録媒体読取装置において、
    前記切替手段は、前記妨害磁界が変化し始めたことを前記制御手段が検知した時点で、前記発振周波数を切り替えることを特徴とする磁気記録媒体読取装置。
  10. 請求項8に記載の磁気記録媒体読取装置において、
    前記切替手段は、一定時間ごとに前記発振周波数を切り替えることを特徴とする磁気記録媒体読取装置。
  11. 請求項1に記載の磁気記録媒体読取装置において、
    前記制御手段は、前記妨害磁界の変化した状態が所定時間継続したか否かを判定し、当該状態が所定時間継続した場合に、前記金属体が設置されたと判定するとともに、当該金属体の設置を上位装置へ通知することを特徴とする磁気記録媒体読取装置。
  12. 請求項2に記載の磁気記録媒体読取装置において、
    前記発振回路の出力の振幅を一定にするための調整手段を設けたことを特徴とする磁気記録媒体読取装置。
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