JP6192372B2 - マスクパターンの作成方法、プログラムおよび情報処理装置 - Google Patents

マスクパターンの作成方法、プログラムおよび情報処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、マスクパターンの作成方法、プログラムおよび情報処理装置に関する。
近年、半導体デバイス用のマスクパターンの微細化が進み、投影露光装置によるマスクパターンの解像が困難になってきている。それを解決する1つの手法として、解像されないような小さな補助パターンをマスクのパターンに追加するという技術がある。この補助パターンはSRAF(Sub−Resolution Assist Features)と呼ばれることがある。
特許文献1には、補助パターンの挿入位置を数値計算で導出する技術が開示されている。かかる技術では、マスク上で互いに干渉する位置と互いに干渉を打ち消し合う位置を数値計算で求め、インターフェレンスマップ(以下、干渉マップと称する)を導出する。そして、干渉マップにおいて干渉する位置には、基板(ウエハなど)上に転写すべき主パターンを通過した光の位相と、主パターンに対する補助パターンを通過した光の位相が等しくなるような補助パターンを挿入する。その結果、主パターンを通過した光と補助パターンを通過した光とが強く干渉する。
一方、露光装置における部分コヒーレント結像では、投影光学系の瞳面における有効光源分布の情報からマスク面での可干渉性を求め、可干渉性とマスクパターンのスペクトル分布(回折光分布)とから空中像を算出することができる。ここで、可干渉性とは、マスク面上におけるある2点間の干渉の度合いである。可干渉性は、相互透過係数(TCC:Transmission Cross Coefficient)で表される。TCCは投影光学系の瞳面で定義され、有効光源分布、投影光学系の瞳関数、そして、投影光学系の瞳関数の複素共役の重なり部分である。
特許文献2では、投影光学系の瞳関数と有効光源分布の位置を固定し、投影光学系の瞳関数の複素共役の位置だけを2次元に可変とすることで2次元のTCCを求め、2次元のTCCを用いて主パターンに対する近似空中像を計算している。そして、近似空中像のピーク位置付近に補助パターンを挿入する。
特開2004−221594号公報 特開2008−040470号公報
特許文献1に記載の干渉マップも、特許文献2に記載の近似空中像も、補助パターンのある位置からの光が主パターンからの光とどの程度干渉して、主パターンの像を強める位置または弱める位置を示している。しかし、これらは、補助パターンの位置に応じて、主パターンの像特性(例えば、像の焦点深度、像のコントラスト、像のILS等)がどのくらいの値になるかを直接的に示すデータではない。上記像特性は、マスク上のパターンを照明して投影光学系を介して基板にパターンの像を投影して基板を露光することによって基板上に形成されるパターンの像の特徴を表す。
そのため、特許文献1、2に記載の発明では、補助パターンの位置に応じた主パターンの像特性の値が判別しにくく、必ずしも、基板上に目標パターンに対して主パターンの像を十分な精度で形成することができるとは限らなかった。
そこで、本発明は、基板上にパターンの像を十分な精度で形成することができるマスクのパターンを作成することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の一側面としてのマスクパターンの作成方法は、マスクのパターンの像を基板に投影する投影光学系を用いて前記基板を露光する露光装置に用いられる前記マスクのパターンを情報処理装置による計算によって作成する作成方法において、解像すべき代表主パターンと、前記代表主パターンの解像を補助し、解像しない代表補助パターンが1つ、前記投影光学系の物体面に配置されたときの代表主パターンの像を演算処理して得られる特性値を前記代表補助パターンの各位置に対して表す参照マップを取得するステップと、取得した前記参照マップと解像すべき主パターンの畳み込み積分を行うことによって、前記主パターンの像の前記特性値のマップを計算するステップと、前記主パターンの像の特性値のマップのデータを用いて、前記主パターンの解像を補助し、解像しない補助パターンの位置を決定して、前記主パターン及び該決定された前記補助パターンを含むマスクのパターンを作成するステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、基板上にパターンの像を十分な精度で形成することができるマスクのパターンを作成できる。
マスクパターンの作成のフローチャートを示す図である。 主パターン100を示す図である。 実施例1における代表主図形112と代表SRAF図形122を示す図である。 参照マップ、主パターン100の像特性値マップ、作成されたマスクパターンを示す図である。 実施例1に対する代表SRAF図形の変形例を示す図である。 実施例2における主パターン200、主パターン200の像特性値マップ、作成されたマスクパターンを示す図である。 実施例3における参照マップ、主パターンの像特性値マップ、作成されたマスクパターンを示す図である。 実施例4における代表主図形412と代表SRAF図形422を示す図である。 実施例4における参照マップ、縮小された主パターン、主パターンの像特性マップ、作成されたマスクパターンを示す図である。 実施例4に対する代表SRAF図形の変形例を示す図である。 実施例5における代表主図形512と代表SRAF図形522を示す図である。 実施例5における参照マップ、主パターンの像特性値マップ、作成されたマスクパターンを示す図である。
(第1実施形態)
本実施形態は、半導体デバイスを作製するためのリソグラフィー技術に関し、マスクを照明する照明光学系とマスクのパターンの像を基板に投影する投影光学系とにより基板を露光する露光装置に用いられるマスクのパターンの作成に関する。
マスクのパターンの作成は、コンピュータの処理部(CPU、MPU、DSP、FPGA等)がプログラムを読み出して実行される。本実施形態の機能を実現するソフトウェアやプログラムはネットワーク又は各種記憶媒体を介して1つ又は複数のコンピュータよりなる情報処理装置に供給される。その情報処理装置の処理部が、記録媒体または記憶媒体に記録または記憶されたプログラムを読み出すことにより、プログラムが実行される。離れた位置にある複数のコンピュータが有線又は無線通信で互いにデータを送受信することにより、プログラムの各種処理を行っても良い。
マスクのパターンの作成は、基板(ウエハなど)上に形成すべき目標パターンに対応するマスクのパターンである主パターンについて行われる。情報処理装置(コンピュータ)は、その主パターンの解像を補助し、自身は解像すべきではない補助パターンの位置を決定することにより、主パターンと該決定された補助パターンとを含むマスクのパターンのデータを作成する。
まず、コンピュータは、代表主パターンに対する代表補助パターンの位置を変えながら複数の位置のそれぞれについて計算された、代表補助パターンの位置に対する代表主パターンの像の特性値の参照マップを取得する。そして、取得した参照マップを、対象とする主パターンに適用して、補助パターンの位置に対する前記主パターンの像の特性値のマップを計算する。そして、主パターンの像の特性値のマップのデータを用いて補助パターンの位置を決定して、主パターン及び該決定された補助パターンを含むマスクのパターンを作成する。
以下に、本発明の好ましい実施例を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1に、本実施例におけるマスクパターンの作成のフローチャートを示す。
まず、S102では、コンピュータの処理部が、基板(ウエハなど)上に形成すべき目標パターンに対応するマスクのパターンである主パターンのデータを取得する。当該データは、ユーザーがデータ入力装置に入力したデータから取得してもよいし、外部のコンピュータや記録媒体から取得してもよい。当該データをコンピュータの記憶部(メモリ)に記憶し、記憶部から都度読み出すことにより取得してもよい。
本実施例では図2に示す主パターン100を用いた。辺の長さが66nmの正方形の主図形102を132nmのスペースを空けて、3行3列の9個配置されている。なお、実際のマスク図形の大きさは、投影露光装置の投影倍率を考慮して、像面上での大きさの例えば4倍となるが、説明を簡略化するため、マスク面(投影光学系の物体面)での寸法は、基板面(投影光学系の像面)上での寸法に置き換えて表現することとする。従って、上記の66nmという数字は、像面上での寸法であり、実際のマスク上の寸法は、例えば4を乗じた264nmということになる。また、本実施例の場合、正方形の主図形102の内部が透過部で、主図形102外の背景(バックグラウンド部)が遮光部であるとする。
次に、S104では、コンピュータの計算上においてマスク面に、像の特性値の参照マップを算出するために、主パターン100を代表する代表主図形112(代表主パターン)を配置する。代表主パターンは、主パターン100の各図形の寸法や形状などの特徴を簡略的に表す代表的なパターンである。本実施例では図3(A)に示す代表主図形112を1つ配置した。代表主図形112は、主図形102の形状と同じ正方形であり、辺の長さが4.4nmの図形である。ただし、本実施例においてコンピュータによる計算上、物体面及び像面の分解能は4.4nmなので、代表主図形112は計算上1つの点と同義である。
次に、S106では、コンピュータの計算上のマスク面において、代表主図形112の周辺の任意の位置に代表SRAF図形(代表補助パターン)122を配置する。図3(B)に、配置した1つの代表主図形112と1つの代表SRAF図形122が示されている。本実施例では代表SRAF図形122の大きさは4.4nmの正方形としたが、これに制限されるものではなく、実際にマスクに配置されるであろうSRAFの大きさと同等、または、それ以下であり、形状も同等であることが望ましい。代表補助パターンは、実際にマスクに配置されるであろうSRAFの寸法や形状などの特徴を簡略的に表す代表的なパターンである。
S108では、S104で配置された代表主図形112のみを含む第1マスクパターン、および、S106で配置された代表主図形112と代表SRAF図形122を含む第2マスクパターンについて、リソグラフィシミュレーションを行う。リソグラフィシミュレーションでは、マスク上のパターンを照明して投影光学系を介して基板にパターンの像を投影して基板を露光することによって基板上に形成されうるパターンの像を計算し、その像の特性(リソ特性)の値を求める。像の計算には、アッベの結像理論や相互透過係数(TCC)を用いる方法など既知の計算方法を用いることができる。像特性は、マスク上のパターンを照明して投影光学系を介して基板にパターンの像を投影して基板を露光することによって基板上に形成されるパターンの像の特徴を表す。本実施例では焦点深度を広げることを目的とするため、像特性として焦点深度を計算する。なお、リソグラフィシミュレーションの条件として、露光光をArFエキシマーレーザーからの光(波長193nm)、投影光学系のNAを1.35、有効光源分布をσが0.80〜0.95の輪帯照明とした。σは、投影光学系の瞳面の大きさに対する、投影光学系の瞳面に形成される有効光源分布の大きさの比を表す。
まず、マスク面に代表主図形112のみを含む第1マスクパターン110において、デフォーカスがない状態で、代表主図形112の像の幅(寸法)が主図形102の大きさと同じ66nmになる像強度(露光量)レベルを計算する。ただし、代表主図形112の像の幅が主図形102と同じ大きさになるようにしたが、必ずしもそうしなければならないものではなく、主図形102の大きさに近いことが望ましい。そして、その像強度レベルで、50nmデフォーカスした状態で、代表主図形112の像のx方向の幅W0xとy方向の幅W0yを計算する。なお、投影光学系の光軸に対して垂直な方向をx、y方向とする。次に、マスク面に代表主図形112および代表SRAF図形122を含む第2マスクパターン120において、デフォーカスがない状態で、代表主図形112の像の幅が、主図形102の大きさと同じ66nmになる像強度レベルを計算する。そして、その像強度レベルで、50nmデフォーカスした状態で、代表主図形112の像のx方向の幅Wkxとy方向の幅Wkyを求める。そして、式P1=(Wkx−W0x)+(Wky−W0y)に、求めた像の幅を代入して、代表主図形112の像の焦点深度に関する特性値P1を計算する。P1は、デフォーカスした状態において、代表補助パターンがない場合に比べて、代表主パターンの像の幅がどの程度多くなるのか、又は、小さくなるのかを示す。P1の値が大きいならば、焦点深度が大きいことを示し、P1の値と焦点深度には相関がある。
本実施例の場合、代表主図形112と代表SRAF図形122の大きさが同じである。そのため、そのままでは代表主図形と同時に代表SRAF図形も解像したり、代表主図形と代表SRAF図形とが接近している場合に、代表主図形の像のゆがみが大きくなり、代表主図形の像の幅が正しく求まらない場合がある。この問題に対しては、代表SRAF図形や代表主図形の振幅透過率を調整することにより解決可能である。本実施例の場合、代表SRAF図形の振幅透過率は代表主図形の1/6倍に設定し、代表主図形の像強度に対して、代表SRAF図形の像強度が十分小さくなるようにした。本実施例のマスクはバックグラウンド部の透過率が低いダークフィールドだが、逆にブライトフィールドの場合であっても、代表SRAF図形の振幅透過率を代表主図形の振幅透過率とバックグラウンドの振幅透過率との間に設定することにより解決できる。
次に、S110で代表主図形112の周辺の設定領域内において、補助パターンが配置されうる全ての位置のそれぞれに対して、代表SRAF図形122を配置して像の特性値P1を計算する処理が完了したかどうかを判断する。
本実施例では、周辺の設定領域を代表主図形112を中心とした、縦横約870nmの正方形の領域とした。この領域内を縦横4.4nmのグリッドに分け、各グリッド(各位置)に対して像の特性値P1を求めることとした。この設定領域内の全てのグリッドに対して像の特性値P1が求まっていないならば、S112へ進み、求まっているならばS114へ進む。
S112では、設定領域内において、代表SRAF図形122を配置して像の特性値P1を計算する処理を行っていない位置に、代表SRAF図形122を移動して配置する。そして、S108において、位置が移動された代表SRAF図形122と、代表主図形112を含むマスクパターンについて、代表主図形112の像の特性値P1を求める。
このようにして、S108、S110、S112を繰り返すことによって、代表主図形112の周辺の設定領域内において、代表SRAF図形122の位置を変えながら複数の位置の各々について、代表主図形112の像の特性値P1を計算する処理を行う。
次に、S114において、代表SRAF図形122の位置を変えながら複数の位置のそれぞれについて計算された、代表SRAF図形122の位置に対する代表主図形112の像の特性値P1の参照マップを作成する。参照マップは、後述のS116で参照されて主パターン100に適用され、主パターン100と畳み込み積分されるマップである。本実施例で作成された参照マップを図4(A)に示す。参照マップとして、代表SRAF図形122の各位置について計算された代表主図形112の像の特性値P1が入力された197行197列の行列を作成した。
代表補助パターンを含むマスクパターンにおいて、代表主図形112の像の幅はデフォーカスすると小さくなるので、P1が正の値であれば焦点深度が向上し、負の値であれば悪化したことになる。つまり、像の特性値P1の符号で、代表主図形112の像の特性が向上するのか悪化するのかが分かる。そのため、特性値P1の値によって判断することで、主パターンを十分な精度で基板上に形成するための補助パターンの位置を精度良く決定することができる。また、像の特性値P1の計算は計算量が少ないという利点がある。なお、像の特性値として、P1に限らず、焦点深度そのものの値を計算しても構わない。S116では、得られた参照マップと、S102で得られた主パターン100とを用いて畳み込み積分(コンボリューション)を行い、主パターン100の像の特性値のマップ(像特性敏感度マップ)を作成する。つまり、図4(A)のマップと図2のパターンとの畳み込み積分をする。作成された像特性敏感度マップを図4(B)に示す。
次に、S118において、像特性敏感度マップに基づいて、SRAF(補助パターン)の位置を決定する。像の特性値P1の定義により、図4(B)に示した像特性敏感度マップの値が正の部分にSRAFを配置すると焦点深度が改善することになる。そこで、本実施例では像特性敏感度マップの値が正で比較的大きな極大値の場所にSRAF132(補助パターン)を配置した。
次に、S120では、主パターン100と、S118において位置が決定された補助パターンを含むマスクパターンを作成する。図4(C)は、図2で示した主パターン100にSRAF132を配置してできたマスクパターン130を示している。なお、SRAF132は片方の幅が22nmの長方形とした。
配置したSRAF132の効果を調べるため、主パターン100にSRAF132を配置した場合と、配置しない場合とで、主パターン100の像の焦点深度を調べた。なお、焦点深度を調べる前に、SRAF132を配置した場合としない場合との両方に対して、OPC(光学的近接効果補正)を行った。具体的には、デフォーカスがない状態で、各主図形102の像の幅が66nmになるように主図形102の各辺の位置と長さを調整した。そして、焦点深度を調べた場所は9つの主図形102それぞれのx方向とy方向の幅で、目標の幅(66nm)に対して誤差10%以内となるデフォーカス範囲を調べ、その共通の焦点深度を調べた。SRAF132を挿入しない場合の焦点深度は73nmで、SRAF132を挿入した場合は84nmとなり、本実施例により、主パターンの像の焦点深度が拡大したことが分かる。
したがって、本実施例によれば、基板上に主パターンの像を十分な精度で形成することができるマスクのパターンを作成できる。
なお、本実施例では、S106で代表SRAF図形を1つだけ配置したが、一つに限られるものではない。本実施例の場合、マスクパターンと有効光源分布が直線x=0、y=0、y=x、y=−xに関して対称なため、図5のように代表SRAF図形142を8個、対称に配置したパターン140を用いても構わない。
実施例2は実施例1に対して、マスクパターンが正方形でなく長方形である点が異なる。実施例1と重複する部分の説明を省略しつつ、図1のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、S102で主パターンのデータを取得する。本実施例では図6(A)に示す主パターン200とした。辺の長さが128nm×66nmの長方形の主図形202が7個配置されている。本実施例では、S104、S106は実施例1と同じなので説明を省略する。
本実施例のS108も実施例1と同様である。ただし、S108において、代表主図形112のみがあるマスクパターンに対して、デフォーカスがない状態で、代表主図形112の像の幅が主図形202の短辺と同じ66nmになる像強度レベルを計算する。本実施例では、代表主図形112の像の幅が主図形202の短辺の長さと同じになるようにしたが、必ずしもそうしなければならないものではない。長辺と短辺の間であることが望ましく、像特性が厳しい方の辺の長さに近いことが望ましい。そして、その像強度レベルで、50nmデフォーカスした時の像のx方向の幅W0xとy方向の幅W0yを計算する。W0xとW0yを計算した後の工程については、実施例1と同じなので省略する。
S110からS114は実施例1と同じなので説明を省略する。S114で得られる参照マップは実施例1と同様であり、図4(A)に示す参照マップである。
次に、S116では、S114で得られた参照マップと、S102で得られた主パターン200とを用いて畳み込み積分(コンボリューション)を行い、主パターン200の像の特性値のマップ(像特性敏感度マップ)を作成する。つまり、図4(A)のマップと図6(A)のパターンとの畳み込み積分をする。作成された像特性敏感度マップを図6(B)に示す。
次に、S118において、像特性敏感度マップに基づいて、SRAF(補助パターン)の位置を決定する。像特性の値P1の定義により、図6(B)に示した像特性敏感度マップの値が正の部分にSRAFを配置すると焦点深度が改善することになる。そこで、本実施例では像特性敏感度マップの値が正で比較的大きな極大値の場所にSRAF232を配置した。
次に、S120では、主パターン200と、S118において位置が決定されたSRAF232を含むマスクパターンを作成する。図6(C)は、図6(A)で示した主パターン200にSRAF232を配置してできたマスクパターン230を示している。なお、SRAF232は一辺の長さが40nmの正方形とした。
配置したSRAF232の効果を調べるため、主パターン200にSRAF232を配置した場合と、配置しない場合とで、主パターン200の像の焦点深度を調べた。なお、焦点深度を調べる前に、SRAF232を配置した場合としない場合との両方に対して、OPCを行った。具体的には、デフォーカスがない状態で、各主図形202の像の長辺方向の幅が128nm、短辺方向の幅が66nmになるように主図形202の各辺の位置と長さを調整した。そして、焦点深度を調べた場所は7つの長方形の主図形202それぞれのx方向とy方向の幅で、目標の幅(128nm×66nm)に対して誤差10%以内となるデフォーカス範囲を調べ、その共通の焦点深度を調べた。SRAF232を挿入しない場合の焦点深度は74nmで、SRAF232を挿入した場合は82nmとなり、本実施例により、主パターンの像の焦点深度が拡大したことが分かる。
このように、主図形が正方形でない場合でも有効である。同様にして、主パターンが複数の異なる形状の主図形から成っている場合に対しても有効である。
したがって、本実施例によれば、基板上に主パターンの像を十分な精度で形成することができるマスクのパターンを作成できる。
前述の実施例では焦点深度を広げることを目的としていたが、本実施例ではプロセスウィンドウを広げることを目的としている。前述の実施例と重複する部分を省略しつつ、図1のフローチャートを参照しながら説明する。
S102からS106は実施例2と同じなので説明を省略する。
S108でリソグラフィシミュレーションにより像強度分布の計算を行い、所望の像特性の値を求める。なお、シミュレーション条件として、露光光をArFエキシマーレーザー(波長193nm)、投影光学系のNAを1.35、有効光源形状を4重極の照明形状とした。
本実施例ではプロセスウィンドウを広げるために、以下に説明する像特性の値を計算した。まず、代表主図形112のみを含むマスクパターンに対して、デフォーカスがない状態において、代表主図形112の像の幅が主図形202の短辺と同じ66nmになる像強度(露光量)レベルを求める。そして、求まった像強度レベルの1.05倍の像強度レベルで、50nmデフォーカスした時の像のx方向の幅W0x2とy方向の幅W0y2を求める。次に、代表主図形112と代表SRAF図形122とを含むマスクパターンに対してデフォーカスがない状態で、代表主図形112の像の幅が主図形112のみのマスクパターンのときと同じ66nmになる像強度レベルを求める。そして、その1.05倍の像強度レベルで、50nmデフォーカスした時の像のx方向の幅Wkx2とy方向の幅Wky2を求める。なお、本実施例においても実施例1と同様にマスク図形の振幅透過率の調整を行っている。そして、式P2=(Wkx2−W0x2)+(Wky2−W0y2)に、以上のようにして求めた像の幅を代入することにより、像特性値P2を計算する。
本実施例で用いた主図形202の像の幅は、デフォーカスすると小さくなり、かつ、像強度レベルを1.05倍にすると更に小さくなるので、像特性値P2が正の値であればプロセスウィンドウは改善し、負の値であれば悪化したことになる。本実施例で用いた像特性値P2は計算量が少なく、また、その符号で像特性が改善するのか悪化するのかが分かり、SRAFの位置を決定するときに判断しやすいという特徴がある。なお、像特性値としてプロセスウィンドウの範囲の大きさそのものを使っても構わない。
S110とS112は実施例1と同じなので説明を省略する。
S114では、S108〜S112の繰り返し計算で求まった像特性の値P2を用いて、像特性値P2の参照マップを作成する。参照マップとして、SRAF図形122が配置された各位置に対応する要素に、その像特性値が入力された行列を作成した。本実施例では、197行197列の行列であり、それを示したのが図7(A)である。
次に、S116では、得られた参照マップと、S102で得られた主パターン200とを用いて畳み込み積分(コンボリューション)を行い、主パターン200の像の特性値P2のマップ(像特性敏感度マップ)を作成する。つまり、図7(A)のマップと図6(A)のパターンとの畳み込み積分をする。作成された像特性敏感度マップを図7(B)に示す。
次に、S118において、像特性敏感度マップに基づいて、SRAF(補助パターン)の位置を決定する。像特性の値P2の定義により、図7(B)に示した像特性敏感度マップの値が正の部分にSRAFを配置するとプロセスウィンドウが改善することになる。そこで、本実施例では像特性敏感度マップの値が正で比較的大きな極大値の場所にSRAF332を配置した。
次に、S120では、主パターン200と、S118において位置が決定されたSRAF332を含むマスクパターンを作成する。図7(C)は、図7(A)で示した主パターン200にSRAF332を配置してできたマスクパターン330を示している。なお、SRAF332は一辺の長さが44nmの正方形とした。
配置したSRAF332の効果を調べるため、主パターン200にSRAF332を配置した場合と、配置しない場合とで、主パターン200の像のプロセスウィンドウを調べた。なお、プロセスウィンドウを調べる前に、SRAF332を配置した場合としない場合との両方に対してOPCを行った。具体的には、デフォーカスがない状態で、各主図形202の像の長辺方向の幅が128nm、短辺方向の幅が66nmになるように主図形202の各辺の位置と長さを調整した。そして、プロセスウィンドウを調べた場所は7つの長方形の主図形202それぞれのx方向とy方向の幅で、目標の幅を128nm×66nmとした。デフォーカス量を変化させて、リソグラフィシミュレーションにより像強度分布を計算し、各デフォーカス量に対して、主図形202の像の幅の誤差の許容値を10%とし時の露光マージンの大きさを求めた。そして、露光マージンの大きさが5%以上となる共通の焦点範囲をプロセスウィンドウとした。
SRAF332を挿入しない場合のプロセスウィンドウは67nmで、SRAF332を挿入した場合は92nmとなり、本実施例により、主パターンの像のプロセスウィンドウが拡大したことが分かる。
したがって、本実施例によれば、基板上に主パターンの像を十分な精度で形成することができるマスクのパターンを作成できる。
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態のフローチャートにおけるS116が異なる。本実施形態では、S116において、主パターンに含まれる各図形を縮小する工程と、作成された像特性の参照マップと、縮小された主パターンとを用いて畳み込み積分(コンボリューション)を行い、主パターンの像特性敏感度マップを作成する工程を有する。
以下に、本発明の好ましい実施例を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の第4実施例について、図2のフローチャートを用いて説明する。
S102で、図2に示す主パターン100のデータを取得する。次に、S104では、コンピュータの計算上においてマスク面に代表主図形412(代表主パターン)を配置する。本実施例では図8(A)に示す代表主図形412を1つ配置した。代表主図形412は、1つの主図形102と同等であって、辺の長さが66nmの正方形の図形である。代表主図形412の大きさは、実際の主図形102に近いことが望ましい。また、実際の主図形102の形状や大きさにばらつきがある場合は、代表主図形412の大きさや形状は、実際の主図形102の平均的なものであることが望ましい。ここで言う平均的とは、全ての図面に対する平均値であっても構わないし、最大値と最小値の平均値で構わない。
次に、S106では、コンピュータの計算上のマスク面において、代表主図形412の周辺の任意の位置に代表SRAF図形(代表補助パターン)422を配置する。図8(B)に、配置した1つの代表主図形412と1つの代表SRAF図形422を含むパターン420が示されている。図8(B)では、図8(A)の軸の範囲を拡大して示されている。本実施例では代表SRAF図形422の大きさは4.4nmの正方形としたが、これに制限されるものではなく、実際にマスクに配置されるであろうSRAFの大きさと同等、または、それ以下であることが望ましい。
次に、S108では、リソグラフィシミュレーションを行い、像面における像強度分布を計算し、所望の像特性の値を求める。シミュレーション条件は実施例1と同様である。本実施例では焦点深度を広げることを目的とし、実施例1と同様の方法で求めた値P1を像特性の値とした。まず、代表主図形412のみを含むマスクパターン410に対して、デフォーカスがない状態での代表主図形412の像の幅が主図形102の大きさと同じ66nmになる像強度レベルを求める。そして、その像強度レベルで、50nmデフォーカスした時の像のx方向の幅W0xとy方向の幅W0yを求める。次に、マスク面に代表主図形412および代表SRAF図形422を含むマスクパターン420に対して、デフォーカスがない状態で代表主図形412の像の幅が主図形102と同じ66nmになる像強度レベルを求める。そして、その像強度レベルで、50nmデフォーカスした時の像のx方向の幅Wkxとy方向の幅Wkyを求める。
本実施例の場合、代表主図形412に対して代表SRAF図形422の大きさが極端に小さいため、そのままでは代表SRAF図形422の有無による代表主図形412の像の幅の変化が小さくなり、計算精度が低くなる可能性がある。この問題は、代表SRAF図形や代表主図形の振幅透過率を調整することにより解決できる。本実施例の場合、代表SRAF図形422の振幅透過率は代表主図形412の25倍に設定した。もちろん、代表SRAF図形422の大きさを大きくしても構わない。
次のS110とS112は実施例1と同じなので説明を省略する。
S114では、像特性値P1の参照マップを作成する。本実施例における参照マップを図9(A)に示す。
次に、S116において、主パターン100に含まれる各主図形102を縮小する。縮小した状態の主パターン450を図9(B)に示す。主図形452は、各主図形102を縮小してできた図形である。本実施例の場合、縮小された主図形452の大きさは縦横4.4nmの正方形であり、リソグラフィシミュレーションの物体面、および、像面の分解能は4.4nmなので、縮小された主図形452はシミュレーション上はひとつの点と同義である。次に、作成された像特性の参照マップと、縮小された主パターン450とを用いて畳み込み積分(コンボリューション)を行い、主パターン450の像特性敏感度マップを作成する。つまり、図9(A)のマップと図9(B)のパターンとの畳み込み積分をする。作成された像特性敏感度マップを図9(C)に示す。
次に、S118において、像特性敏感度マップに基づいて、SRAF(補助パターン)の位置を決定する。像特性の値P1の定義により、図9(C)に示した像特性敏感度マップの値が正の部分にSRAFを配置すると焦点深度が改善することになる。そこで、本実施例では像特性敏感度マップの値が正で比較的大きな極大値の場所にSRAF432を配置した。
次に、S120では、主パターン100と、S118において位置が決定された補助パターンを含むマスクパターンを作成する。図9(D)は、主パターン100にSRAF432を配置してできたマスクパターン430を示している。なお、SRAF432は一辺の長さが31nmの正方形とした。
配置したSRAF432の効果を調べるため、主パターン100にSRAF432を配置した場合と、配置しない場合とで、主パターン100の像の焦点深度を調べた。なお、焦点深度を調べる前に、SRAF432を配置した場合としない場合との両方に対してOPCを行った。具体的には、デフォーカスがない状態で、各主図形102の像の幅が66nmになるように主図形102の各辺の位置と長さを調整した。そして、焦点深度を調べた場所は9つの主図形102それぞれのx方向とy方向の幅で、目標の幅(66nm)に対して誤差10%以内となるデフォーカス範囲を調べ、その共通の焦点深度を調べた。SRAF432を挿入しない場合の焦点深度は73nmで、SRAF432を挿入した場合は83nmとなり、本実施例により、主パターンの像の焦点深度が拡大したことが分かる。
したがって、本実施例によれば、基板上に主パターンの像を十分な精度で形成することができるマスクのパターンを作成できる。
なお、本実施例では、S106で代表SRAF図形を1つだけ配置したが、一つに限られるものではない。本実施例の場合、マスクパターンと有効光源分布が直線x=0、y=0、y=x、y=−xに関して対称なため、図10のように代表SRAF図形442を8個、対称に配置したパターン440を用いても構わない。
実施例5ではMEEF(Mask Eror Enhancement Factor)の低減を目的とする。実施例4と重複する部分の説明は省略する。
本実施例でも図2に示す主パターン100を用いる。S104において、コンピュータの計算上においてマスク面に代表主図形512を配置する。本実施例では図11(A)に示す代表主図形512を1つ配置した。代表主図形512は辺の長さが66nmの正方形の図形である。
次に、S106では、コンピュータの計算上のマスク面において、代表主図形512の周辺の任意の位置に代表SRAF図形(代表補助パターン)522を配置する。図11(B)に、配置した1つの代表主図形512と1つの代表SRAF図形522が示されている。図11(B)では、図11(A)の軸の範囲を拡大して示されている。代表SRAF図形522の大きさは、実際にマスクに形成されるSRAF図形に近いことが望ましい。本実施例では代表SRAF図面522の大きさは31nmの正方形とした。
次に、S108では、リソグラフィシミュレーションを行い、像面における像強度分布を計算し、所望の像特性の値を求める。なお、シミュレーション条件において、露光光をArFエキシマーレーザー(波長193nm)、投影光学系のNAを1.35、有効光源形状をσが0.3の小σ照明形状とした。
本実施例ではMEEFを低減することを目的とするため、以下に説明する像特性の値を計算する。まず、代表主図形512のみを含むマスクパターン510に対して、代表主図形512の像の幅が主図形102の大きさと同じ66nmになる像強度レベルを求める。次に、代表主図形512の4つの辺をそれぞれ外側に1nm移動して代表主図形512を大きくし、先ほどの像強度レベルでの代表主図形512の像のx方向の幅W0x3とy方向の幅W0y3を求める。次に、マスク面に代表主図形512および代表SRAF図形522を含むマスクパターン520に対して、代表主図形512の像の幅が、代表主図形512と同じ66nmになる像強度レベルを求める。次に、代表主図形512と代表SRAF図形522の各辺をそれぞれ外側に1nm移動して図形を大きくし、先ほど求めた像強度レベルでの像のx方向の幅Wkx3とy方向の幅Wky3を求める。そして、式P3=(Wkx3−W0x3)+(Wky3−W0y3)に、以上のようにして求めた像の幅を代入することにより、像特性値P3を計算する。
パターンの図形を大きくすると像の幅も大きくなるので、P3が負の値であればMEEFは改善し、正の値であれば悪化したことになる。本実施例で用いた像特性値P3はその符号で像特性が改善するのか悪化するのかが分かり、SRAFの位置を決定するときに判断しやすいという特徴がある。なお、像特性の値として、MEEF値そのものを使っても構わない。
次のS110とS112は実施例4と同じなので説明を省略する。
S114では、上記の繰り返し計算で求まった像特性の値P3を用いて、像特性値P3の参照マップを作成する。これは、代表SRAF図形522が逐次置かれていった場所に対応して、代表主図形512の像特性の値が入力された行列である。本実施例では、197行197列の行列であり、それを示したのが図12(A)である。
次に、S116において、主パターン100に含まれる各主図形102を縮小する。この工程は実施例4と同様である。次に、作成された像特性値P3の参照マップと、縮小された主パターン450とを用いて畳み込み積分(コンボリューション)を行い、主パターン450の像特性敏感度マップを作成する。つまり、図12(A)のマップと図9(B)のパターンとの畳み込み積分をする。作成された像特性敏感度マップを図12(B)に示す。
次に、S118において、像特性敏感度マップに基づいて、SRAF(補助パターン)の位置を決定する。像特性の値P3の定義により、図12(B)に示した像特性敏感度マップの値が負の部分にSRAFを配置するとMEEFが改善することになる。そこで、本実施例では像特性敏感度マップの値が負で比較的小さな極小値の場所にSRAF532、533を配置した。
次に、S120では、主パターン100と、S118において位置が決定された補助パターンを含むマスクパターンを作成する。図12(C)は、主パターン100にSRAF図形532、533を配置してできたマスクパターン530を示している。なお、SRAF図形532は一辺の長さが31nmの正方形、SRAF図形533は短辺の長さが19nm、長辺の長さが50nmの長方形とした。
配置したSRAF532、533の効果を調べるため、主パターン100にSRAF532、33を配置した場合と、配置しない場合とで、主パターン100のMEEFを調べた。なお、MEEFを調べる前に、SRAFを配置した場合としない場合との両方に対してOPCを行った。具体的には、デフォーカスがない状態で、各主図形102の像の幅が66nmになるように主図形102の各辺の位置と長さを調整した。そして、MEEFを調べた場所は9つの主図形102それぞれのx方向とy方向の幅である。SRAFを挿入しない場合のMEEFの最大は2.7で、SRAFを挿入した場合は2.6となり、本実施例により、主パターンのMEEFが低減したことが分かる。
したがって、本実施例によれば、基板上に主パターンの像を十分な精度で形成することができるマスクのパターンを作成できる。
なお、像特性は前述の実施例で示した像特性に限らず、マスク上のパターンを照明して投影光学系を介して基板にパターンの像を投影して基板を露光することによって基板上に形成されるパターンの像の特徴を表す指標であればよい。像特性として、像のコントラスト、像のILS(Intensity Log Slope)、像のNILS(Normalized ILS)、露光余裕度、PVバンドなど、様々な像特性にも適用が可能である。また、それらの組み合わせとすることも可能である。ここで、PVバンドは、Process Variation Bandであり、フォーカス制御精度と露光量制御精度とマスク描画精度が有限の値を持つ時の像のエッジの振れ幅を示す。
また、前述の実施例ではリソグラフィシミュレーションで像面における像の特性、つまり、基板上に塗布されたレジストに形成される潜像の特性値を算出した。しかし、これに限らず、基板上に形成されたパターンの像の精度を表す像特性であればよい。例えば、基板上に塗布されたレジストに形成された潜像を現像して得られるレジスト像の特性や、エッチングなどの所定のプロセス処理をへて基板上に形成されるプロセス像の特性を求めてそれを使っても構わない。
(第3実施形態)
上述の実施例で作成されたマスクパターンのデータはマスク製造装置(パターン描画装置)に入力され、該装置が入力データに基づきマスクブランクスにパターンを描画してマスクを製造する。そして、予め設定された露光条件を露光装置に設定し、製造されたマスクを照明して、基板上の感光剤(レジスト)にマスクのパターンの像を投影して、感光剤を露光する。
次に、前述の露光装置を利用したデバイス(半導体IC素子、液晶表示素子等)の製造方法を説明する。デバイスは、製造されたマスクおよび露光装置を使用して、感光剤が塗布された基板(ウエハ、ガラス基板等)を露光する工程と、その基板(感光剤)を現像する工程と、他の周知の工程と、を経ることにより製造される。他の周知の工程には、エッチング、レジスト剥離、ダイシング、ボンディング、パッケージング等が含まれる。本デバイス製造方法によれば、従来よりも高品位のデバイスを製造することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態、実施例について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。

Claims (12)

  1. マスクのパターンの像を基板に投影する投影光学系を用いて前記基板を露光する露光装置に用いられる前記マスクのパターンを情報処理装置による計算によって作成する作成方法において、解像すべき代表主パターンと、前記代表主パターンの解像を補助し、解像しない代表補助パターンが1つ、前記投影光学系の物体面に配置されたとき代表主パターンの像を演算処理して得られる特性値を前記代表補助パターンの各位置に対して表す参照マップを取得するステップと、
    取得した前記参照マップと解像すべき主パターンの畳み込み積分を行うことによって、前記主パターンの像の前記特性値のマップを計算するステップと、
    前記主パターンの像の特性値のマップのデータを用いて、前記主パターンの解像を補助し、解像しない補助パターンの位置を決定して、前記主パターン及び該決定された前記補助パターンを含むマスクのパターンを作成するステップとを有することを特徴とする作成方法。
  2. 前記代表主パターン及び前記代表補助パターンのうち前記代表主パターンのみが前記投影光学系の物体面にあるとき前記代表主パターンの第1像を計算するステップと、
    前記代表主パターン及び前記代表補助パターンが前記投影光学系の物体面にあるときに、前記代表補助パターンの位置を変えながら複数の位置のそれぞれについて、記代表主パターンの第2像を計算するステップと、を有し、
    前記第1像と前記第2像を用いて前記参照マップを求めることを特徴とする請求項1に記載の作成方法。
  3. 前記像の特性値は、焦点深度、光余裕度、プロセスウィンドウ、MEEF、及び、PVバンドのうち少なくとも1つの値を示すことを特徴とする請求項1又は2に記載の作成方法。
  4. 前記代表主パターンを点として計算された前記参照マップと、点よりも大きな寸法の前記主パターンと、の畳み込み積分をすることにより、前記主パターンの像の特性値のマップを求めることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の作成方法。
  5. 前記代表主パターンを点よりも大きな寸法として計算された前記参照マップと、点とした前記主パターンと、の畳み込み積分をすることにより、前記主パターンの像の特性値のマップを求めることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の作成方法。
  6. 前記代表補助パターンの振幅透過率は、前記代表主パターンの振幅透過率と前記マスクの背景の振幅透過率との間であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の作成方法。
  7. 前記参照マップのある位置の特性値は、前記物体面に前記代表主パターンと前記位置に代表補助パターンが配置されたときに、互いに異なる複数の条件で計算される前記代表主パターンの複数の同士に対して演算処理を行って得られる特性値であることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の作成方法。
  8. 請求項1乃至7の何れか1項に記載の作成方法を用いて、マスクのパターンのデータを作成するステップと、
    作成されたマスクのパターンのデータを用いてマスクを製造するステップとを有することを特徴とするマスク製造方法。
  9. 請求項8に記載のマスク製造方法を用いてマスクを製造するステップと、
    製造されたマスクを用いて基板を露光するステップとを有することを特徴とする露光方法。
  10. 請求項9に記載の露光方法を用いて基板を露光するステップと、
    露光された基板を現像するステップとを有し、現像された基板からデバイスを製造することを特徴とするデバイス製造方法。
  11. 請求項1乃至7の何れか1項に記載の作成方法を情報処理装置に実行させるためのプログラム。
  12. マスクのパターンの像を基板に投影する投影光学系を用いて前記基板を露光する露光装置に用いられる前記マスクのパターンを計算によって作成する処理部を有する情報処理装置において、
    前記処理部は、解像すべき代表主パターンと、前記代表主パターンの解像を補助し、解像しない代表補助パターンが1つ、前記投影光学系の物体面に配置されたとき代表主パターンの像を演算処理して得られる特性値を表す、前記代表補助パターンの各位置に対する前記代表主パターンの像の特性値を前記代表補助パターンの各位置に対して表す参照マップを取得し、取得した前記参照マップと解像すべき主パターンの畳み込み積分を行うことによって、前記主パターンの像の前記特性値のマップを計算し、前記主パターンの像の特性値のマップのデータを用いて、前記主パターンの解像を補助し、解像しない補助パターンの位置を決定して、前記主パターン及び該決定された前記補助パターンを含むマスクのパターンを作成することを特徴とする情報処理装置。
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