JP6191811B2 - 燃料管接合構造 - Google Patents

燃料管接合構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6191811B2
JP6191811B2 JP2012220692A JP2012220692A JP6191811B2 JP 6191811 B2 JP6191811 B2 JP 6191811B2 JP 2012220692 A JP2012220692 A JP 2012220692A JP 2012220692 A JP2012220692 A JP 2012220692A JP 6191811 B2 JP6191811 B2 JP 6191811B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leveling
pipe
fuel
hose
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012220692A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014074421A (ja
Inventor
大樹 荒井
大樹 荒井
佑介 古賀
佑介 古賀
真冬 岡田
真冬 岡田
克哉 中島
克哉 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP2012220692A priority Critical patent/JP6191811B2/ja
Publication of JP2014074421A publication Critical patent/JP2014074421A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6191811B2 publication Critical patent/JP6191811B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Description

本発明は燃料管接合構造に関する。
従来、車両の燃料タンクには、燃料タンクに燃料を供給するためのフィラーパイプや、燃料タンクへの燃料の入れすぎを防止するためのレベリングパイプ等の燃料管が、それぞれフィラーホース又はレベリングホース等の燃料ホースを介して接続されている。
特許文献1では、燃料タンクと給油口との間を接続するフィラーパイプの端部には、可撓性を有するフィラーホースが接続されている。
特開2006−290188号公報
ところで、例えば車両が衝突されると燃料タンクや燃料管等が衝撃により移動してしまうおそれがある。この場合に、上記のように燃料タンクと燃料パイプとの間の燃料ホースは、燃料タンクと燃料管の移動量や移動方向が異なると変形してしまう。そうすると、燃料ホースの変形状態によっては燃料管の先端がホースを内側から傷つけてしまうことが考えられる。
そこで、本発明の課題は、上記従来技術の問題点を解決することにあり、燃料ホースの変形時であっても燃料ホースを内側から傷つけてしまうことを防止した燃料管接合構造を提供しようとするものである。
本発明の燃料管接合構造は、先端が燃料タンクの近傍且つ側面にラップする位置に配される燃料管と、一端側に前記燃料管の先端側が挿入されて互いに接合されるとともに、他端側が前記燃料タンクの側面に接続される可撓性の燃料ホースとからなる燃料管接合構造であって、前記燃料管の先端側は、前記燃料管の基端側の外径よりも径が大きい大径部を有し、該大径部を構成する壁部の壁部端面が前記燃料管の端面を構成しないように、前記壁部端面を前記燃料管の内側に向かって屈曲させた屈曲部が形成され、前記壁部端面が、前記燃料管の基端側の内壁面よりも外側に位置することを特徴とする。
前記燃料管を構成する壁部の端面が前記燃料管の端面を構成しないように前記壁部の端部が屈曲されて屈曲部が形成されていることで、燃料ホースの変形時に燃料ホースの内壁面に接触するのは屈曲部であり、壁部の端面ではないので燃料ホースを内側から傷つけてしまうことを防止することができる。
そして、前記壁部端面が、前記燃料管の基端側の内壁面よりも外側に位置しているので、燃料管における燃料の流路を阻害することを抑制することができる。
本発明の燃料管接合構造によれば、燃料ホースの変形時であっても燃料ホースを内側から傷つけてしまうことを防止できるという優れた効果を奏し得る。
本実施形態の燃料管接合構造を説明するための模式図である。 本実施形態の燃料管接合構造を説明するための断面模式図である。 衝突時における本実施形態の燃料管接合構造を説明するための(a)模式図(b)要部断面図である。 衝突時における従来の燃料管接合構造を説明するための(a)模式図(b)要部断面図である。 別の実施形態にかかる燃料管接合構造を説明するための断面模式図である。
図1は、本発明の燃料管接合構造を用いた燃料管及び燃料ホース、並びに燃料タンクの関係を説明するための模式図である。燃料タンク1には、燃料ホースであるレベリングホース2を介して燃料管であるレベリングパイプ3が接続されている。レベリングホース2は可撓性を有する材料から構成されている。なお、図1では説明のため燃料タンク1に接続される他のパイプについては省略する。
レベリングパイプ3は、他端側(基端側)32が図示しないセパレータに接続されている。レベリングパイプ3の一端側(先端側)31は、レベリングホース2の一端側21に挿入されて接続されている。詳しくは後述するが、レベリングパイプ3の一端側31は本実施形態にかかる燃料管接合構造Iを適用しており、レベリングパイプ3の先端がレベリングホース2を突き破ることがないように構成されている。レベリングホース2の他端側22は、燃料タンク1のレベリングバルブ11に接続されている。
これらのレベリングパイプ3、レベリングホース2及びレベリングバルブ11により燃料が流通する流路4が形成されている。燃料は、給油口からセパレータを介してレベリングパイプ3の流路4に導入され、レベリングホース2及びレベリングバルブ11を通過して燃料タンク1内に導入される。
レベリングパイプ3及びレベリングホース2の燃料管接合構造Iについて図2を用いて詳細に説明する。レベリングホース2の一端側21の内部には、レベリングパイプ3の一端側31が挿入されている。なお、本実施形態では、レベリングパイプ3及びレベリングホース2についてはクランプ5によりレベリングパイプ3がレベリングホース2に挿入された状態で固定されている。
レベリングパイプ3の一端側31には、レベリングパイプ3を構成する壁部33が外周側に隆起してレベリングパイプ3の他の部分(基端側)よりも外径が大きい大径部34が形成されている。レベリングパイプ3の壁部33が外周側に隆起していることで、可撓性を有するレベリングホース2もこれに従って外側に向かって隆起し、レベリングホース2からレベリングパイプ3が抜けにくくなるように構成されている。
レベリングパイプ3の大径部34では、大径部34を構成する壁部33の端部がさらに内側に屈曲されて屈曲部35が形成されている。このように本実施形態のレベリングパイプ3は、端部がレベリングパイプ3の内側に向かって曲げられている。
この屈曲部35により、レベリングパイプ3の端面Pが形成されている。そして、レベリングパイプ3の一端側31に位置する壁部33の壁部端面36は、端面Pに臨まない。即ち、レベリングパイプ3の一端側31の壁部33の壁部端面36が端面Pを構成しないように、レベリングパイプ3の端部は屈曲されている。具体的には、レベリングパイプ3の壁部端面36が、レベリングパイプ3の延設方向に対して平行な面よりも基端側を向くように屈曲されている。
さらに、レベリングパイプ3の一端側31に位置する壁部33の壁部端面36が、レベリングパイプ3の壁部33の内壁面よりも外側に位置するようにレベリングパイプ3の端部は屈曲されている。
本実施形態では、レベリングパイプ3の端部がこのように構成されていることで、衝突時に燃料タンク1やレベリングパイプ3が移動してレベリングホース2が変形したとしてもレベリングパイプ3の壁部端面36がレベリングホース2に接触しない。従って、レベリングホース2を内側から傷つけることがない。この点について、図3を用いて説明する。
図3は、衝突時に燃料タンク1が図1に示す位置から移動した状態を示すものである。燃料タンク1が移動したことで、レベリングパイプ3と燃料タンク1とを接続するレベリングホース2が大きく変形する。即ち、燃料タンク1とレベリングパイプ3との間のレベリングホース2は、燃料タンク1とレベリングパイプ3の移動量や移動方向が異なると大きく変形する。このような場合に、レベリングホース2とレベリングパイプ3の壁部端面36が燃料管の端面を構成しないので、レベリングホース2の壁面と壁部端面36とは接触しない。
即ち、本実施形態では、レベリングホース2の変形によってもレベリングパイプ3の壁部端面36がレベリングホース2に接触してレベリングホース2の内側を傷つけてしまわないように、レベリングパイプ3の壁部端面36はレベリングパイプ3の屈曲部35により構成されている。このように構成されていることで、燃料タンク1やレベリングパイプ3が移動したことによりレベリングホース2が変形したとしても、レベリングホース2に接触するのは屈曲部35であり、レベリングパイプ3の壁部端面36ではない。従って、レベリングパイプ3の壁部端面36がレベリングホース2を内部から傷つけることを防止できる。
また、壁部端面36が壁部33の内壁面よりも外側に位置するように壁部33が屈曲されていることで、屈曲部35周辺で燃料の流れを阻害することがない。壁部端面36が壁部33の内壁面よりも内側に位置すると、流路4に壁部33の端部がせり出すことになり、これにより流路4の抵抗が変わって燃料の流れを阻害するおそれがあるからである。
図4は、レベリングパイプ3及びレベリングホース2の燃料管接合構造Iが適用されていない従来の構造を示している。即ち、レベリングパイプ3’の端部は屈曲されておらず、レベリングパイプ3’の壁面の壁部端面36’は端面P’を構成している。この場合に、燃料タンク1’が移動することでレベリングホース2’が変形すると、レベリングパイプ3’の壁部端面36’がレベリングホース2’に接触し、レベリングホース2’を内部から傷つけてしまう虞があるため、好ましくない。
従って、本実施形態では、レベリングパイプ3の壁部端面36がレベリングパイプ3の端面Pを構成しないで、レベリングパイプ3の端面Pが屈曲部35により構成されていることで、レベリングホース2の変形によってもレベリングパイプ3の壁部端面36がレベリングホース2に接触してレベリングホース2の内側を傷つけてしまわないように構成しているのである。
本実施形態のようにレベリングパイプ3の端面Pが壁部端面36により構成されなければ、屈曲部35及び大径部34の形状は本実施形態に示されたものに限定されない。
本発明の別の実施形態について、図5を用いて説明する。図5に示す実施形態では、レベリングパイプ3Aは壁部33Aの端部が外側に曲げられて大径部34Aを形成している点が上述した実施形態とは異なっている。
図5に示すように、レベリングパイプ3Aの端部は外側に曲げられて大径部34Aを形成している。この場合に、レベリングパイプ3Aの端面PAは、大径部34Aを構成する屈曲部35Aにより構成される。レベリングパイプ3Aの壁部33Aの壁部端面36Aは、レベリングパイプ3Aに向かっている。
このように、本実施形態ではレベリングパイプ3Aは壁部33Aの端部が外側に曲げられて大径部34Aを形成しつつ、壁部端面36Aが端面PAを構成しないように壁部端面36Aが曲げられている。本実施形態では、レベリングパイプ3Aの端面PAは、大径部34Aを構成する屈曲部35Aにより構成されている。これにより、本実施形態であっても衝突時においてレベリングホース2Aが変形したとしても、レベリングホース2Aには壁部端面36Aでなく屈曲部35Aが接触することで、レベリングホース2Aを内側から傷つけることが防止される。
上述した各実施形態では、大径部を設けたが、これに限定されない。大径部は設けていなくても良い。
上述した各実施形態では、レベリングパイプ3、3A及びレベリングホース2、2Aを例として燃料管接合構造を説明したがこれに限定されない。例えばフィラーパイプ及びフィラーホース等の他の燃料管接続構造についても本発明の燃料管接合構造を適用できる。
本発明の燃料管接合構造は、燃料管が燃料ホースを内側から傷つけることが防止されている。従って、車両製造業分野において利用可能である。
1 燃料タンク
2、2A レベリングホース
3、3A レベリングパイプ
4 流路
5 クランプ
11 レベリングバルブ
21 一端側
22 他端側
31 一端側
32 他端側
33、33A 壁部
34、34A 大径部
35、35A 屈曲部
36、36A 壁部端面
I 燃料管接合構造
P、PA 端面

Claims (1)

  1. 先端が燃料タンクの近傍且つ側面にラップする位置に配される燃料管と、
    一端側に前記燃料管の先端側が挿入されて互いに接合されるとともに、他端側が前記燃料タンクの側面に接続される可撓性の燃料ホースとからなる燃料管接合構造であって、
    前記燃料管の先端側は、前記燃料管の基端側の外径よりも径が大きい大径部を有し、該大径部を構成する壁部の壁部端面が前記燃料管の端面を構成しないように、前記壁部端面を前記燃料管の内側に向かって屈曲させた屈曲部が形成され
    前記壁部端面が、前記燃料管の基端側の内壁面よりも外側に位置する
    ことを特徴とする燃料管接合構造。
JP2012220692A 2012-10-02 2012-10-02 燃料管接合構造 Expired - Fee Related JP6191811B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012220692A JP6191811B2 (ja) 2012-10-02 2012-10-02 燃料管接合構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012220692A JP6191811B2 (ja) 2012-10-02 2012-10-02 燃料管接合構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014074421A JP2014074421A (ja) 2014-04-24
JP6191811B2 true JP6191811B2 (ja) 2017-09-06

Family

ID=50748714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012220692A Expired - Fee Related JP6191811B2 (ja) 2012-10-02 2012-10-02 燃料管接合構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6191811B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH038493Y2 (ja) * 1985-03-30 1991-03-01
JPH0351592Y2 (ja) * 1985-11-08 1991-11-06
JPH0370529U (ja) * 1989-11-14 1991-07-16
JPH11210959A (ja) * 1998-01-22 1999-08-06 San'eisha Mfg Co Ltd カール形状防砂型自在管の接続構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014074421A (ja) 2014-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016013691A (ja) チューブ保持用ポケットを有するチューブクランプと、2ショット成形金型及び方法
EP2589708A1 (en) Waterproof grommet for a cab roof of construction machinery
JP6391987B2 (ja) 曲がり管及びその製法
JP6043108B2 (ja) コネクタ
JPWO2018079530A1 (ja) クイックコネクター
JP6191811B2 (ja) 燃料管接合構造
JP2012091452A5 (ja)
WO2019187985A1 (ja) コネクタ
JP6219027B2 (ja) フィラーパイプ取付構造
KR20080036882A (ko) 범퍼 센서 결합 장치
JP6613072B2 (ja) パイプとホースの接続構造
JP6848214B2 (ja) 三方向管
JP5675327B2 (ja) 保護管固定構造
JP6287640B2 (ja) タンク装置
JP6220320B2 (ja) シール構造
JP2013113409A (ja) パイププロテクタ
JP2017087804A (ja) 給油部構造
CN207454999U (zh) 一种带导流筒伸缩接头
JP6020229B2 (ja) ホースクランプ
JP2015080366A (ja) グロメット
JP5862543B2 (ja) グロメット及びワイヤーハーネス
JP6331210B2 (ja) パッキンを備えた水洗便器
JP6078978B2 (ja) ホース継手用ニップル
JP5047938B2 (ja) シッピングプラグ
JP6505467B2 (ja) グロメット

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20150422

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150918

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160920

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170712

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170725

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6191811

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees