JP5942954B2 - 燃料タンクへのホース取付方法 - Google Patents

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本発明は、燃料タンクへのホース取付方法に関する。
自動車に搭載される燃料タンクに対し、たとえば、特許文献1に示されているように、燃料タンク側パイプと燃料注入口側パイプとの間を可撓性のあるホースで結合した構造がある。特許文献1では、ホースに設けた伸縮部が縮んだ状態でホースクランプを用いて、ホースをパイプに締め付けている。
特開昭58−105926号公報
特許文献1に記載の構成では、ホースの伸縮性が低い場合に、ホースをパイプに取り付けることが難しい。
本発明は上記事実を考慮し、ホースの伸縮性が低い場合でも、燃料タンクへのホースの取り付けを容易にすることを課題とする。
本発明の第1の態様では、燃料タンクの取付パイプのパイプ中心線に対し、曲げ変形可能なホースのホース中心線をずらして配置する配置工程と、前記配置工程により前記ホース中心線が前記パイプ中心線に対しずらして配置された前記ホースを、複数個所で曲げ変形させて前記ホースの端部のホース側取付筒部を前記取付パイプに位置合わせして接触させる接触工程と、前記接触工程により、前記ホース側取付筒部が前記取付パイプに位置合わせされて接触された前記ホースの前記曲げ変形の復元力を使い、前記取付パイプに対し前記ホース側取付筒部を装着する装着工程と、を有する。
この燃料タンクへのホース取付方法(以下、単に「ホース取付方法」という)では、配置工程において、燃料タンクの取付パイプのパイプ中心線に対し、曲げ変形可能なホースのホース中心線をずらして配置する。
そして、接触工程では、ホースを複数個所で曲げ変形させ、ホースの端部のホース側取付筒部を取付パイプの取付パイプに位置合わせして接触させる。
この状態で、装着工程では、ホースの曲げ変形の復元力を利用し、取付パイプに対しホース側取付筒部を装着する。
このように、本発明のホース取付方法では、パイプ中心線に対しホース中心線をずらして配置しており、曲げ変形の復元力を利用して、取付パイプに対しホース側取付筒部を装着する。ホースの伸縮性を用いることなく、ホース側取付筒部を取付パイプに取り付けできるので、ホースの伸縮性が低い場合でも、燃料タンクへのホースの取り付けが容易である。
本発明の第2の態様では、第1の態様において、前記装着工程において、前記パイプ中心線から見て前記ホース中心線よりも遠い位置にある前記ホースの外側部分を押圧する。
ホースの外側部分を押す簡単な操作で、ホースの曲げ変形の復元力を、取付パイプに向かって作用させることができる。
本発明の第3の態様では、第1又は第2の態様において、前記ホースが、樹脂製で前記曲げ変形を可能とする蛇腹部を有している。
ホースは樹脂製の蛇腹部を有しているので、金属製のホースと比較して軽量化を図ることが可能である。また、蛇腹部を有する簡単な構造で、曲げ変形を可能なホースを実現できる。
本発明は上記構成としたので、ホースの伸縮性が低い場合でも、燃料タンクへのホースの取り付けが容易である。
本発明の第1実施形態において燃料タンクにホースが取り付けられた状態を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態において燃料タンクにホースが取り付けられた状態を示す断面図である。 本発明の第1実施形態において燃料タンクにホースが取り付けられる前の状態を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態において燃料タンクにホースが取り付けられる前の状態を示す断面図である。 本発明の第1実施形態において燃料タンクにホースが取り付けられる途中の状態を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態において燃料タンクにホースが取り付けられる途中の状態を示す断面図である。 比較例において燃料タンクにホースが取り付けられる前の状態を示す断面図である。
本発明の第1実施形態の燃料タンクへのホース取付方法について、図面を参照して説明する。
図1には、第1実施形態に係る燃料タンク12及びホース20が部分的に示されている。本実施形態のホース取付方法は、この燃料タンク12に対し、ホース20を取り付ける方法である。
燃料タンク12は、内部に燃料を収容可能である。ホース20としては、燃料タンク12に給油するための給油配管等を挙げることができるが、ホース20はこのような給油配管に限定されない。
図3〜図6に示すように、燃料タンク12には、取付パイプ16が設けられている。取付パイプ16は、燃料タンク12の外側に向けて突出する略円筒状に形成されている。
ホース20は、本実施形態では樹脂製であり、燃料の透過を抑制する透過抑制層が設けられている。
ホース20の一端には、略円筒状のホース側取付筒部22が形成されている。ホース側取付筒部22の内側に取付パイプ16が位置するように、ホース20が取付パイプ16に装着される。ホース20の他端には、たとえば給油配管の場合、給油口が形成されている。ホース20の他端側は、ブラケット30によって、車体34に取り付けられている。
ホース20の中間部分には、蛇腹部24が形成されている。ホース20は樹脂製であるので、長手方向へは伸縮しづらいが、蛇腹部24が形成されていることで、曲げ変形が可能である。
本実施形態では、ホース20は、後述するように所定の曲げ部26で曲げて取付パイプ16に接続できるように、余長EL(図2参照)が生じる長さに形成されている。換言すれば、図2に二点鎖線で示すホース20は、後述するように、燃料タンク12への取り付けを行う前の状態である。余長部分は、曲げ部26によるホース20の曲がり具合の大小により吸収される。また、ホース20を曲げる前の形状は、直線状である必要はなく、曲がっていてもよい。たとえば、適度にホース20を曲げることで、燃料タンク12と干渉しないようにできる。
車体34に取り付けられた燃料タンク12に、ホース20を取り付けるには、まず、取付パイプ16のパイプ中心線C1に対し、ホース20のホース中心線C2が所定距離だけずれた位置となる(オフセットされる)ように、取付パイプ16に対しホース20を配置する(配置工程)。
そして、図3及び図4に示すように、ホース20の蛇腹部24を複数箇所の曲げ部26で曲げ変形させる。図4の例では、ホース側取付筒部22に近い位置の第1曲げ部26Aと、遠い位置の第2曲げ部26Bの2箇所を示している。そして、この曲げ変形により、ホース側取付筒部22を取付パイプ16に位置合わせして接触させた状態とする(接触工程)。曲げ変形により、蛇腹部24には、パイプ中心線C1から見て、ホース中心線C2よりもさらに外側(図4では下側)に位置する外側部分28が生じる。
なお、図4から分かるように、ホース側取付筒部22を取付パイプ16に接触させた状態で、ホース側取付筒部22は取付パイプ16に対し斜めに位置している。
次に、図5及び図6に示すように、蛇腹部24の曲げ変形の復元力を、ホース側取付筒部22を取付パイプ16に装着するときの力として用い、ホース側取付筒部22を取付パイプ16に装着する。具体的には、たとえば、蛇腹部24の一部を作業者が支持し、ホース側取付筒部22を取付パイプ16に向かって移動させる。ホース側取付筒部22が取付パイプ16に対し正面から対向するように姿勢を変化させつつ、ホース側取付筒部22が取付パイプ16を乗り上げ、装着される。
特に、本実施形態では、蛇腹部24に外側部分28が生じている。したがって、外側部分28を、図4に矢印F1で示すように、パイプ中心線C1に向かって押圧することで、蛇腹部24に曲げ変形の復元力を効果的に利用し、ホース側取付筒部22を取付パイプ16に装着することが可能である。
このように、本実施形態のホース取付方法では、取付前の状態で、パイプ中心線C1に対し、ホース中心線C2をずらして配置している。そして、ホース20の蛇腹部24の曲げ変形の復元力を利用して、ホース側取付筒部22を取付パイプ16に装着している。ホース20の伸縮性に依存せずにホース20を取付パイプ16に取り付けできるので、伸縮性の低いホースを用いた場合でも、燃料タンク12へのホース20の取り付けが容易である。
特に上記の例では、蛇腹部24に生じた外側部分28をパイプ中心線C1に向かって押圧しており、このような簡単な操作で、蛇腹部24の曲げ変形の復元力を、ホース側取付筒部22が取付パイプ16に向かう方向の力として作用させることができる。
そして、燃料タンク12が車体34に取り付けられ、ホース20の他端側が車体34に取り付けられた状態であっても、ホース20を曲げ変形させることで、燃料タンク12へのホース20の取付が容易である。
本実施形態では、ホース20が樹脂製であるので、たとえば、金属製のホースと比較して、軽量化を図ることができる。また、ゴム製のホースと比較すると、剛性や耐久性が高い。たとえば、外部から異物が接触した場合でも、ホース20の損傷を抑制できる。樹脂製のホース20では、必要に応じて、燃料の透過を抑制する層を設け、燃料が透過しづらい構造とすることも容易である。
そして、樹脂製のホース20において、長手方向の伸縮性が低い場合でも、上記のホース取付方法では、ホース20の伸縮性に依存せずに、燃料タンク12へホース20を容易に取り付けできる。
ホース20の一部を曲げ変形する具体的構造としては、たとえば、ホース20の厚みを局所的に薄くする構造等も考えられるが、成形が難しい。上記のように、ホース20に蛇腹部24を形成すれば、簡単な構造で、曲げ変形可能なホースを実現できる。
特に本実施形態のホース20では、曲げ部26で曲げて取付パイプ16に接続した状態で、余長が生じる長さに形成されている。燃料タンク12の位置にバラつきがある場合でも、このようにホース20に余長ELが生じていると、このバラつきをホース20の余長で吸収できる。
なお、上記実施形態では、ホース20を取付パイプ16(燃料タンク12)の取り付ける際に複数の曲げ部26を蛇腹部24に形成する方法を挙げているが、図7に比較例として示すように、あらかじめホース70の成形時に曲げ部72によりホース70を曲げておき、このホース70を取付パイプ16に取り付ける方法も考えられる。しかし、比較例に係るホース70はあらかじめ曲げられているため、ホース70が幅広(幅W1参照)になっている。そして、幅広のホース70を、車体における燃料タンクの近傍に配置するため、配置作業が困難になるおそれがある。これに対し、本実施形態では、蛇腹部24に曲げ部26を形成前のホース20を車体の燃料タンク12の近傍に配置した後、曲げ部26を形成するので、配置作業が容易である。
12 燃料タンク
16 取付パイプ
20 ホース
22 ホース側取付筒部
24 蛇腹部
26 曲げ部
28 外側部分
C1 パイプ中心線
C2 ホース中心線

Claims (3)

  1. 燃料タンクの取付パイプのパイプ中心線に対し、曲げ変形可能なホースのホース中心線をずらして配置する配置工程と、
    前記配置工程により前記ホース中心線が前記パイプ中心線に対しずらして配置された前記ホースを、複数個所で曲げ変形させて前記ホースの端部のホース側取付筒部を前記取付パイプに位置合わせして接触させる接触工程と、
    前記接触工程により、前記ホース側取付筒部が前記取付パイプに位置合わせされて接触された前記ホースの前記曲げ変形の復元力を使い、前記取付パイプに対し前記ホース側取付筒部を装着する装着工程と、
    を有する燃料タンクへのホース取付方法。
  2. 前記装着工程において、前記パイプ中心線から見て前記ホース中心線よりも遠い位置にある前記ホースの外側部分を押圧する請求項1に記載の燃料タンクへのホース取付方法。
  3. 前記ホースが、樹脂製で前記曲げ変形を可能とする蛇腹部を有している請求項1又は請求項2に記載の燃料タンクへのホース取付方法。
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