JP6287640B2 - タンク装置 - Google Patents

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本発明は、吸込管によってタンク本体内の液体を吸い込むタンク装置であって、特に吸込管が樹脂製のものに関する。
例えば、特許文献1に記載のオイルタンクのように、タンク本体内の液体(オイル)を吸い込むための吸込管を具備したタンク装置が従来より存在する。このようなタンク装置が自動車や作業車両等に搭載される場合、運転中にタンク本体が傾くなどして、液面位置が変化することがある。液面位置が変化した場合でも空気を吸い込まないようにするため、吸込管の吸込口をタンク本体の底面に向け、かつ吸込口をできるだけ底面近傍に位置させるといった工夫がなされている(特許文献1の図7参照)。
特開2003−49801号公報
ところで、このような吸込管は金属製のものが一般的であるが、コストや成形性において金属よりも有利な樹脂の使用も昨今検討されている。しかしながら、樹脂の強度には温度依存性があり、液体の温度が高い場合には、熱の影響で樹脂製の吸込管の強度が低下するおそれがある。また、吸込管内には負圧が発生しているため、タンク本体の底面を向いて開口する吸込口が底面近傍に配置されていると、上記負圧により吸込口に底面側への引張力が作用する。熱の影響で吸込管の強度が低下しているところに、このような引張力が作用すると、吸込管が変形し、吸込口が底面との接触により閉塞されることで、吸込面積が減少することがある。吸込面積が減少すると、それに伴って液体の吸込量が減少し、その分、吸込管内における液体の圧力が低下する結果、キャビテーションが発生し、その際に異音が生じるおそれがあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、樹脂製の吸込管を有するタンク装置において、キャビテーションによる異音の発生を防止することを目的とするものである。
本発明にかかるタンク装置は、液体を貯留するタンク本体と、前記タンク本体の底面を向いて開口する吸込口を有し、前記液体を前記吸込口から吸い込む樹脂製の吸込管と、を備え、前記吸込管および前記タンク本体のうち少なくともいずれか一方に、前記吸込管および前記タンク本体のうち他方に当接可能な当接部が設けられており、前記吸込口に前記底面側への引張力が作用したとき、前記吸込口が前記当接部により支持されることで、前記吸込口と前記底面との間に空間が確保されることを特徴とする。
本発明によれば、樹脂製の吸込管の吸込口に、タンク本体の底面側への引張力が作用しても、吸込口が当接部により支持されることで、吸込口と底面との間に空間が確保される。このため、吸込口が底面により閉塞されて吸込面積が減少するということがなく、吸込面積の減少に起因するキャビテーションの発生を防止することができ、ひいてはキャビテーションによる異音の発生を防止することができる。
第1実施形態におけるタンク装置の全体を示す模式図である。 第1実施形態における吸込口を示す拡大断面図である。 第1実施形態の変形例における吸込口を示す拡大断面図である。 第2実施形態における吸込口を示す拡大断面図および斜視図である。 第3実施形態における吸込口周辺を示す斜視図である。 他の実施形態における吸込口の一例を示す拡大断面図である。
[第1実施形態]
以下、図面を参照しつつ、本発明にかかるタンク装置の実施形態について説明する。図1は、第1実施形態におけるタンク装置1の全体を示す模式図である。このタンク装置1は、フォークリフトに搭載されるオイルタンクであり、フォークリフトのマストを駆動させるシリンダ92の作動油を貯留、供給するものである。ただし、本発明にかかるタンク装置は、フォークリフト以外の作業車両や自動車に搭載されるものであってもよいし、貯留する液体も作動油に限定されない。
(全体構成)
タンク装置1は、不図示のポンプやバルブ等が設けられた油圧回路91を介してシリンダ92に接続されている。タンク装置1は、作動油OLを内部に貯留するタンク本体10と、タンク本体10内の作動油OLを吸い込んでシリンダ92へ供給する吸込管20と、シリンダ92から排出される作動油OLをタンク本体10へと戻す戻り管30と、を具備して構成される。
(タンク本体)
タンク本体10は、作動油OLを貯留するための内部空間を有する、例えば直方体状の樹脂製容器である。ただし、タンク本体10の形状は直方体状に限定されるものではないし、タンク本体10は樹脂製ではなく金属製でもよい。タンク本体10の側壁には、吸込管20を挿入するための貫通孔11、および戻り管30を挿入するための貫通孔12が、それぞれ形成されている。
(吸込管)
吸込管20は、作動油OLを吸い込むための円管状の樹脂製パイプであり、貫通孔11に挿入された状態でタンク本体10に取り付けられる。吸込管20は、貫通孔11からタンク本体10の内部に向かって底面13に沿って延びた後、底面13に向かって斜めに折れ曲がる形状を有する。吸込管20の先端は、底面13を向いて開口する吸込口21となっている。吸込口21は、底面13の近傍に配置されるとともに、平面視では底面13の略中央に位置しており、作動油OLの液面が変動した場合でも、できるだけ空気を吸い込むことがない配置となっている。吸込管20のうち、タンク本体10に取り付けられたときにタンク本体10の外側に位置する部位は接続部22となっており、この接続部22は油圧回路91を構成する不図示の配管に適宜接続される。
(戻り管)
戻り管30は、作動油OLをタンク本体10に戻すための円管状の樹脂製パイプであり、貫通孔12に挿入された状態でタンク本体10に取り付けられる。戻り管30は、吸込管20と同様に、貫通孔12からタンク本体10の内部に向かって底面13に沿って延びた後、底面13に向かって斜めに折れ曲がる形状を有する。戻り管30の先端は、底面13を向いて開口する吐出口31となっている。戻り管30のうち、タンク本体10に取り付けられたときにタンク本体10の外側に位置する部位は接続部32となっており、この接続部32は油圧回路91を構成する不図示の配管に適宜接続される。
(当接部)
図2は、第1実施形態における吸込口21を示す拡大断面図であり、より詳細には、吸込管20の軸方向に沿った断面図である。a図は、当接部21aが底面13から離間している状態を示し、b図は、当接部21aが底面13に当接している状態を示す(以上、図3、図4、図6も同様)。
吸込口21は、底面13に対して傾斜しており、基端側から先端側に向かうにつれて上方に向かう傾斜面となっている。その結果、吸込管20の軸方向に沿った断面において、吸込管20の外面と傾斜面21との間には、基端側に形成される鈍角部21aと、先端側に形成される鋭角部21bとが存在するが、このうち鈍角部21aが、吸込口21のうち底面13に最も近接する部位である「当接部」となっている。
a図に示すように、当接部21aが底面13から離間している状態において、吸込口21に底面13側への引張力が作用すると、b図に示すように、当接部21aが最初に底面13に当接する。その結果、吸込口21が当接部21aにより支持された状態となり、それ以上吸込口21が底面13側へ移動することがないため、吸込口21と底面13との間に空間Sが確保される。
(効果)
このように、第1実施形態によれば、当接部21aによって吸込口21と底面13との間に空間Sが確保されることで、吸込口21が底面13により閉塞されるということがなく、吸込面積の減少に起因するキャビテーションの発生を防止することができ、ひいてはキャビテーションによる異音の発生を防止することができるという効果が得られる。しかも、第1実施形態によれば、吸込口21を底面13に対して傾斜する傾斜面とするだけで当接部21aを構成することができるので、新たな部材を追加することなく、低コストで、キャビテーションによる異音の発生を防止することができる。また、当接部21aが底面13から離間している状態で吸込管20をタンク本体10に取り付ける方が、当接部21aが底面13に当接している状態で吸込管20をタンク本体10に取り付けるよりも、タンク本体10の組み立てが容易であり、各部品において許容される製造公差も大きくなる。
(変形例)
第1実施形態のように、吸込口21を底面13に対して傾斜させ、吸込口21のうち底面13に最も近接する部位を「当接部」とする場合、吸込口21を傾斜させる方向はどのような方向であってもよい。例えば、図3に示すように、吸込口21を、基端側から先端側に向かうにつれて下方に向かう傾斜面としてもよい。この場合、吸込管20の軸方向に沿った断面において、吸込管20の外面と傾斜面21との間には、基端側に形成される鈍角部21cと、先端側に形成される鋭角部21dとが存在するが、このうち鋭角部21dが、吸込口21のうち底面13に最も近接する部位である「当接部」となる。
ただし、当接部の強度を考慮すると、図2に示すように、鈍角部21aを当接部とするのが好ましい。というのも、図2の鈍角部(当接部)21aと図3の鋭角部(当接部)21dとを比較した場合、鈍角部21aのほうが鋭角部21dよりも管厚が大きくなり、底面13に当接した状態で底面13側への引張力が作用したとき、鈍角部21aのほうがより大きな引張力に対抗して吸込口21を支持することができるからである。
なお、吸込口21のうち鈍角部21aを底面13に最も近接する部位とするためには、図2のb図に示すように、吸込管20の先端部分が底面13に対してなす角度をα[度]、傾斜面である吸込口21が底面13に対してなす角度をβ[度]とするとき、β<90−αの条件を満足するようにすればよい。
[第2実施形態]
図4は、第2実施形態における吸込口21を示す拡大断面図(a図、b図)および斜視図(c図)である。第1実施形態では、吸込口21を底面13に対して傾斜させることで「当接部」を構成したが、第2実施形態では、吸込管20から底面13側に突出する突出部22を設け、この突出部22を「当接部」としている。以下、第1実施形態と共通の構成については同じ符号を付して説明を省略し、第1実施形態と異なる点を中心に説明を行う。
当接部としての突出部22は、図4のc図に示すように、吸込管20の先端、すなわち吸込口21から底面13側へと突出しており、吸込管20の周方向において対向する位置(180度離れた位置)に2つ設けられている。なお、突出部22の形状、個数、位置等の具体的形態は適宜変更することが可能であり、例えば突出部22の個数は1つでも3つ以上でもよい。ただし、吸込口21を安定的に支持するためには、突出部22を複数設け、周方向に等間隔に配置することが好ましい。
a図に示すように、当接部22が底面13から離間している状態において、吸込口21に底面13側への引張力が作用すると、b図に示すように、当接部22が底面13に当接する。その結果、吸込口21が当接部22により支持された状態となり、それ以上吸込口21が底面13側へ移動することがないため、吸込口21と底面13との間に空間Sが確保される。
(効果)
このように、第2実施形態によれば、当接部22によって吸込口21と底面13との間に空間Sが確保されることで、吸込口21が底面13により閉塞されるということがなく、吸込面積の減少に起因するキャビテーションの発生を防止することができ、ひいてはキャビテーションによる異音の発生を防止することができるという効果が得られる。しかも、第2実施形態によれば、突出部22の形状や配置を変更することで、吸込口21の支持強度を調整することができる。特に、第2実施形態では、樹脂成形する際に突出部22の成形に工数がかかるものの、突出部22を吸込口21から突出させているので、突出部22を短くしても空間Sを確保することができるので好適である。また、突出部22が底面13から離間している状態で吸込管20をタンク本体10に取り付ける方が、突出部22が底面13に当接している状態で吸込管20をタンク本体10に取り付けるよりも、タンク本体10の組み立てが容易であり、各部品において許容される製造公差も大きくなる。
(変形例)
本実施形態の突出部22は、吸込管20を樹脂成形する際に、同時に成形することが可能であるが、突出部22を吸込管20とは別部材として用意し、これを吸込管20に接合するようにしてもよい。また、突出部22を吸込管20のうち吸込口21以外の部位から底面13側に突出させ、その下端が吸込口21よりも底面13側に位置するように構成することも可能である。
[第3実施形態]
図5は、第3実施形態における吸込口21の周辺を示す斜視図である。第1実施形態および第2実施形態では、いずれも吸込管20側に「当接部」を設けたが、第3実施形態では、タンク本体10の底面13から吸込口21側に向けて突出するリブ14を設け、このリブ14を「当接部」とするように構成している。以下、第1実施形態と共通の構成については同じ符号を付して説明を省略し、第1実施形態と異なる点を中心に説明を行う。
当接部としてのリブ14は、図5に示すように、底面13のうち吸込口21と対向する領域に、吸込口21側に向けて突出するように形成されており、基端・先端方向と直交する方向に沿って設けられている。また、タンク本体10を樹脂で成形する際に、リブ14も同時に容易に成形できるよう、リブ14は型抜きがしやすい形状(例えば、断面形状が矩形、三角形、上辺が短い台形等)となっている。なお、リブ14の形状、個数、位置等の具体的形態は適宜変更することが可能であり、例えばリブ14を複数設けてもよいし、リブ14の形成方向を基端・先端方向と直交する方向以外としてもよい。
吸込口21がリブ14から離間している状態において、吸込口21に底面13側への引張力が作用すると、吸込口21がリブ14に当接する。その結果、吸込口21がリブ14により支持された状態となり、それ以上吸込口21が底面13側へ移動することがないため、吸込口21と底面13との間に空間Sが確保される。なお、リブ14による吸込口21の支持安定性を向上させるために、吸込口21を底面13に投影させた領域を対称に分割する線上にリブ14が形成されていることが好ましい。
(効果)
このように、第3実施形態によれば、当接部14によって吸込口21と底面13との間に空間Sが確保されることで、吸込口21が底面13により閉塞されるということがなく、吸込面積の減少に起因するキャビテーションの発生を防止することができ、ひいてはキャビテーションによる異音の発生を防止することができるという効果が得られる。しかも、第3実施形態によれば、リブ14に厚みを持たせることで当接部14の強度を容易に向上させることができる。また、吸込口21がリブ14から離間している状態で吸込管20をタンク本体10に取り付ける方が、吸込口21がリブ14に当接している状態で吸込管20をタンク本体10に取り付けるよりも、タンク本体10の組み立てが容易であり、各部品において許容される製造公差も大きくなる。
以上、各実施形態にて説明してきたように、本発明によれば、当接部(鈍角部21a、鋭角部21d、突出部22、リブ14)によって吸込口21と底面13との間に空間Sが確保されることで、キャビテーションによる異音の発生を防止することが可能となる。
ところで、吸込口21の閉塞を防止するため、例えば、タンク本体10と吸込管20のそれぞれに係合部を設け、これら係合部を互いに係合させることで、吸込管20をタンク本体10に対して位置決めし、吸込口21の底面13に対する位置を一定に維持するといった構成も考えられる。しかしながら、このような構成だと、タンク本体10側に係合部を設けるために、タンク本体10を分割して製作し、タンク本体10の内部に係合部を設け、さらにこれに吸込管20の係合部を係合させた後、分割したタンク本体10を溶着するという手順を踏む必要があった。しかしながら、この方法だと、タンク本体10の溶着工程が余計に必要となる分、製造コストが高くなるおそれがあった。
この点、本発明の第1、第2実施形態によれば、タンク本体10への加工は不要であるため、タンク本体10を分割、溶着する必要はなく、コストを抑えることができる。また、本発明の第3実施形態では、タンク本体10にリブ14を形成する必要があるものの、樹脂製のタンク本体10をブロー成形や射出成形により成形する際(タンク本体10が金属製の場合は鋳造により成形する際)に、同時にリブ14も形成することができる形状としている。また、タンク本体10と吸込管20の係合部同士を係合させる必要もない。したがって、タンク本体10を分割、溶着する必要はなく、コストを抑えることができる。
[他の実施形態]
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上記実施形態の要素を適宜組み合わせまたは種々の変更を加えることが可能である。
例えば、第1、第2実施形態では、最初は当接部(鈍角部21a、鋭角部21d、突出部22)を底面13から離間させておき、吸込口21に底面13側への引張力が生じた場合に、当接部が底面13に当接することで、当接部により吸込口21が支持されるようにした。しかしながら、最初から当接部を底面13に当接させておくようにしても、同様の効果を得ることができる。また、第3実施形態においても同様に、当接部(リブ14)と吸込口21とを最初から当接させておくようにしてもよい。
また、上記実施形態では、吸込管20の先端部分が底面13に対して傾斜するようにしているが、吸込管20の先端部分を底面13に対して垂直になるようにしてもよい。また、吸込管20は、円管状のものに限定されず、楕円管状や角管状のものであってもよい。
また、図6に示すように、吸込口21を湾曲面とし、吸込口21のうち底面13に最も近接する複数の近接部位21e、21fを「当接部」とすることも可能である。
1:タンク装置
10:タンク本体
13:底面
14:リブ(当接部)
20:吸込管
21:吸込口
21a:鈍角部(当接部)
21d:鋭角部(当接部)
21e:近接部位(当接部)
21f:近接部位(当接部)
22:突出部(当接部)
S:空間

Claims (2)

  1. 液体を貯留するタンク本体と、
    前記タンク本体の底面を向いて開口する吸込口を有し、前記液体を前記吸込口から吸い込む樹脂製の吸込管と、
    を備え、
    前記吸込管および前記タンク本体のうち少なくともいずれか一方に、前記吸込管および前記タンク本体のうち他方に当接可能な当接部が設けられており、
    前記吸込口に前記底面側への引張力が作用したとき、前記吸込口が前記当接部により支持されることで、前記吸込口と前記底面との間に空間が確保され、
    前記吸込口は前記底面に対して傾斜する傾斜面となっており、前記傾斜面のうち前記底面に最も近接する部位が前記当接部であり、
    前記吸込管の軸方向に沿った断面において、前記吸込管の外面と前記傾斜面との間に鈍角部が形成されており、前記鈍角部が前記当接部であることを特徴とするタンク装置。
  2. 液体を貯留するタンク本体と、
    前記タンク本体の底面を向いて開口する吸込口を有し、前記液体を前記吸込口から吸い込む樹脂製の吸込管と、
    を備え、
    前記吸込管に、前記タンク本体に当接可能な当接部が設けられており、
    前記吸込口に前記底面側への引張力が作用したとき、前記底面から離間していた前記当接部が前記底面に当接し、前記吸込口が前記当接部により支持されることで、前記吸込口と前記底面との間に空間が確保され
    前記吸込口は前記底面に対して傾斜する傾斜面となっており、前記傾斜面のうち前記底面に最も近接する部位が前記当接部であり、
    前記吸込管の軸方向に沿った断面において、前記吸込管の外面と前記傾斜面との間に鈍角部が形成されており、前記鈍角部が前記当接部であることを特徴とするタンク装置。

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