JP6191751B1 - 道路反射鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】道路反射鏡を利用する際に、道路反射鏡の設置位置や道路の状況(形状など)により適切に対応できる状況とはなっていない。これは一つの形態を多様な状況に汎用するため適応性が低くなるためである。この課題に対し、適応性の高い道路反射鏡を提供することを目的とする。【解決手段】道路反射鏡が最も多く利用される状況は、対面する道路が略水平であり、交差点も直角に交わる形状が殆どであり、角度が異なる場合であっても、車両は道路反射鏡に対し略直線的に移動するため道路反射鏡は広範囲を映し出す必要はない。本発明はこの状況に特化した道路反射鏡1である。形状は水平方向への楕円形であり、曲率は中心部から端部へと緩やかになり、端部直近では曲率は略ゼロとなる。この形状により遠方も従来より大きく映り込むことで視認性は高まり、また車両の移動速度も従来より判別しやすくなる。【選択図】図1

Description

本発明は、道路の死角部分を映し出す道路反射鏡に関する。
現在利用されている道路反射鏡は、主に円形と長方形が主流となっている。鏡面に利用される素材はステンレス、アクリル、ポリカーボネート等用途により幾つかに分けられている。鏡面の曲率や直径(円形の場合)も数種類により、現場の状況に対応するものである。
しかし道路における視認性は、状況により様々であり、その対応も多様性を求められるものである。とは言っても全ての状況に適確に対応することは非常に難しく、平均的な構造にて対応しているのが現状である。よって不十分な状態とも言える。
これらを鑑み、特許文献1には左右一対となる曲面反射鏡をターンバックルにて角度を調節する構造が開示されている。この一対となる2枚の反射鏡は中央部が鏡面体で一体とされているが、中心部は上下において構造上鏡面とすることができず、平面(図5)となっている。また、ターンバックルによって反射鏡を狭めた場合、両端部は視界に入らない状態になってしまい反射鏡の大きさに対し映り込み範囲は狭いものである。また中央部の曲率と両側曲面とのつなぎ部分の曲率が異なるため急激に映像が変化し速度感も把握しにくくなる形状である。
特開平07−259034号公報
道路反射鏡を利用する状況において、車輛の種類が幾つかあり、大きく分けるとボンネット部分があり運転者は交差点よりやや後方に位置する場合と、ボンネットがない(キャブオーバーなど)車輛は交差点直近に位置する場合とがある。また高さにおいても車高の低い軽自動車やスポーツカーに対し、大型車は着座位置も高く両者の視線における高低差は大きく道路反射鏡に対する映り込み状態は異なり、道路反射鏡に近づくほど顕著に表れる。
道路の形状によっても状況は多様化し、道路反射鏡の立設位置、道路の幅、見通しの良否、特に交差点の形状が重要であり、車輛が道路反射鏡に対し直線的に進行する場合は他車も遠くから近くへと映り込んだままで映像の大きさのみが変化していく。しかし道路が曲線の場合は適切に映り込むのが一箇所(小範囲)のみでありその他の位置で視認することはできない。この場合は道路反射鏡を主に停止位置にて視認できる角度に設置されている。つまり事前に視認することができない状況が生じている。
また道路が直線的に交差する場合であっても、交差する角度は一般的に直角が多いものの交差角が異なる場合、入射角と反射角とが鋭角となるほど見易く、鈍角となるほど映像が小さく見えにくい状況である。
交差点に限らず曲がりくねった一本道や、高低差の大きな山岳道路など状況は様々であり対応も最適な状況とはならない。そこで従来の道路反射鏡に比べ、より効果的な構造の道路反射鏡を提供することを課題とする。
道路反射鏡の主な欠点は、まず映り込む映像が中央部は大きく、両側(端部)へいくほど映像が極端に小さくなっていき端部直近は視認不可能となることである。これは道路反射鏡の命題でもある曲面による反射域の確保、つまり広範囲を映し出すためのやむを得ない形状によるものである。そこで本願発明による道路反射鏡は曲面をより効果的にするために、まず端部の曲率を略ゼロとする。従って中心部の曲率より端部のゼロへと曲率が変化する曲面形状となる。よって道路反射鏡の端部においても視認性は高まり、また他車(対向車)の移動状態も従来より視認しやすく、当然車輛の速度も認識しやすくなる。総体として映り込む範囲は狭くなるものの、目視における有効視認範囲は広がる結果となる。
次に道路反射鏡の形状は通常円形が利用されている。これも前記による様々な道路状況における平均的な構造にて対応するものであり、例えば平坦な交差点においては、上部の鏡面は車輛が映り込むこともなく全く不要となっている。しかし道路高低差の大きな峠道や、道路反射鏡を高所に取り付けなければならない場合などには有効な形状といえる。そこで本願発明による道路反射鏡は、ほとんどの利用時に対応する平坦な道路に設置するための形状に限定した道路反射鏡として、楕円形を基本とした形状にて提供する。この楕円形による曲面形状は、曲率を変えた鏡面により映り込みの範囲や映像の大きさ等、周囲の状況をより正確に把握することができ安全性を高めるものである。詳細においては形態の項に記載する。
本願発明による道路反射鏡は鏡面の映像を大きくすることで視認性を高め、端部においても効果的な映像とすることができる。また鏡面体の不必要な分を除くことでコストが嵩むのを抑えることができる。T字路においても従来2枚の反射鏡を設置する場合に対し、楕円形の横長であることから曲率を対応させることで1枚にて両側の道路状況をより適切に確認することができる。
またこの形状は自車の近傍も明確に映し出すことができ、自車側の視認不可能となる場所(建物の影など)であっても、自転車や歩行者の確認が可能となる。
本発明による道路反射鏡(実線)と従来の道路反射鏡(破線)との正面となる比較参考図 A−A´による断面比較参考図 B−B´による断面比較参考図 本発明による道路反射鏡のT字路における左右併用型道路反射鏡の正面見取図 本発明による道路反射鏡のT字路における左右併用型道路反射鏡のC−C´断面見取図 本発明による道路反射鏡のT字路における左右併用型道路広域反射鏡のC−C´断面見取図
本願発明の実施例を図面を参照して詳しく説明する。図1は従来の円形となる道路反射鏡(破線)と本願発明による道路反射鏡(実線)との正面における比較参考図であるが、この形態は通常の対向1車線のみを映す場合に設置されるものである。
従来の円形となる道路反射鏡(以下丸形反射鏡という)の縦の長さに対して、本願発明による道路反射鏡(以下楕円形反射鏡という)の方が短くなっている。横の長さにおいては丸形反射鏡より楕円形反射鏡の方が長くなっている。縦の長さが短くなっているのは必要のない部分を除いた長さである。横の長さを長くすることは当然他車をより遠くから確認するためであり、安全性を高めるものである。しかし例えば右方向から近づく車輛に対して設置される楕円形反射鏡は、左側端部は特に必要ではない。逆方向からの車輛に対し設置される場合においても同じことが言える。しかし一種類の形状にて2方向へ対応するためには、この形状にて併用することが一般的といえる。
楕円形反射鏡は中心より上部は短く、中心より下部はやや長い形状となっている。これは道路反射鏡の直下近傍も視認できることが好ましく、特に夜間は車輛の陰になり視認できない自転車や児童の発見に役立つものである。
曲率においては図2からわかるように円形反射鏡の場合は一定の曲率となっている。楕円形反射鏡の場合は、中心部は従来とほぼ同等の曲率であるが、端部へいくほど曲率が小さくなり最端部は略平面となる。これは無段階にて移行する形状であって、製造においては現代の金型産業の技術をもってすれば特に問題はないと考えられる。
図3による縦に対する曲率は図2の中央部分と同じ曲率であり比較した場合中心を合わせ曲線を重ねると同一に重なる形状であり端部は平面とはならない。これは映り込み範囲が近傍のみであり、映り込む映像が比較的大きく平面形状にて映像を拡大する必要がないためである。また映像の歪みも違和感がないといえる。この違和感を抑えることは重要であり、対向車の速度を認識
しやすいものである。
次にT字路において左右両側の道路に対して円形反射鏡を夫々1基ずつ計2基設置する従来の場合に対し、楕円形反射鏡を1基にて賄うことができる。形状としては図4を参照すると、図1に対し、縮尺比が異なるため縦の長さが短く感じるものの実際は縦の長さが略同じであり、横の長さにおいて長くなるものである。当然高さの反射領域は同じであり、横の長さ(道路の視認距離)はT字路の両側を映し出すために長くする必要がある。また図5を参照に、楕円形反射鏡の中央部を曲率の大きな形状とすることで、中央部の映像は稍小さくなるものの道路反射鏡の大きさをコンパクトにすることができる。この形状は設置された道路反射鏡に対し、双方の車両が直進する場合は映像も大きく適切な形状である。図6の広域反射鏡においては図5に比べ大きく広範囲を映し出すことができる。これは道路反射鏡の設置位置や道路の形状において、車両の映像が移動する場合に効果的である。
以上基本的な形状について説明したものの、形状を多種類にて対応するのか、また少ない種類で多くの状況に対応するのかは当業者が必要に応じ適宜決定する事項である。
1 本発明による道路反射鏡の鏡面
2 従来の道路反射鏡の鏡面

Claims (1)

  1. 水平方向への楕円形となる道路反射鏡であって、該道路反射鏡の略中心より端部へと曲率が小さくなり、水平方向における最端部近傍にて曲率がゼロとなることを特徴とする道路反射鏡。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5786851U (ja) * 1981-09-24 1982-05-28
JPH0398001A (ja) * 1989-09-12 1991-04-23 Shinya Miyake 凸面反射鏡
JPH116908A (ja) * 1997-02-27 1999-01-12 Shinya Miyake 道路反射鏡
JP2005325510A (ja) * 2002-11-06 2005-11-24 Michio Torigoe 道路反射鏡用鏡体

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