JPH0398001A

JPH0398001A - 凸面反射鏡

Info

Publication number: JPH0398001A
Application number: JP23606689A
Authority: JP
Inventors: Shinya Miyake; 三宅　信也
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1989-09-12
Filing date: 1989-09-12
Publication date: 1991-04-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕監粟と囚且里公立本発明は車輌用バソクミラー、防犯ミラー、路上に設置
されるカーブミラー等の広視界反躬鏡として利用される
凸面反射鏡に関するものである。

盗』四１班従来車輌用バックミラー、防犯≧ラー、路上に設置され
るカーブミラー等の各種用途に供されている凸面反射鏡
は、全面に捗り同一の曲率半径にて戊形されたものであ
るため、充分なる視認領域の確保を得る目的で曲率半径
を小さく設定した場合は、全体に像の歪が大きく距離感
の把握が困難となり、又凸面反射鏡の用途によっては特
定の方向は視認範囲の拡がりが要求されるも、他の方向
は歪の少ない像の視認が要求される場合があり、かかる
要求に対しては全面に渉り同一の曲率半径にて威形され
た従来の凸面反射鏡では、視認領域の拡張化に伴って不
要範囲の像も必然的に視認されることとなるため、用途
によっては却って目的とする像の認識の妨げとなる等の
不都合を生していた。

が”゜　しよ゛と　る　　占木発明は用途６こ応じて任意の方向に視ＢＬｕ囲の拡が
りが得られ、像の倍率も目的とする視認領域に応じて任
意の倍率が得られ、且つ全面４二捗り像の繋がりが自然
で歪の少ない凸面反射鏡を提供せんとするものである，〔発明の構戒〕占　　′　るための本発明はかかる点番こ鑑み、鏡本体の表面ｆｉＩ域を使
用目的に応じて任意に設定された曲率半径を所定間隔に
て同一軸線上に配列して複数の球面領域を区割構威し、
隣接する球面領域間に生じる不連続領域を、相互の曲率
半径より微小差分、小とした曲率半径にて順次内接して
且つ、旋回状に同一軸線上に配列して各微小ポイントと
して移行した量し領域と威した凸面反射鏡を提供して上
記欠点を解消せんとしたものである土二一ｍ本発明に係る凸面反射鏡は、複数の球面領域が配置され
ているため、鏡本体内の場所によりその視認範囲、倍率
は設定された曲率半径に応じて変化し、又隣接する球面
領域間の不連続領域は量し領域にて円滑に継続されてい
るため、像に極端な歪を生じることなく自然な反射像が
得られるのである。

尖施班以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明すると、１は無機ガラスにて型戒形した後、表面を鏡面蒸着処理
した凸面反射鏡の鏡本体であり、該鏡木休１の表面領域
２を所定の曲率半径Ｒａ，Ｒｂ、Ｒｃ・・・より成る複
数の球面領域３、３ａ・・・に区割し、該球面領域３、
３ａ・・・において隣接する相互の球面領域３、３ａ・
・・間に生じる曲面の不連続領域４、４ａ・・・は、相
互の球面領域３、３ａ・・・の接線間に渉り順次連続的
に曲率半径が変化すると共に、相互間を段差を生じるこ
となく円滑に’ｆＦＩＥ続ずる曲面にて構威し、かかる
部分を相互の球面領域３、３ａ・・・間の移行部分とし
ての量し領域５、５ａ・・・と或している。

次に、量し領域５、５ａ・・・について説明すると球面
領域３の曲率半径Ｒａより徽小差（Δ曲率半径Ｒ）分、
小とした曲率半径（Ｒａ−Δ曲率半径Ｒ）の中心点を同
一軸線上に配置すると共に、曲率半径Ｒａに曲率半径を
内接して且つ旋回状とし、更に微小差分、小とした曲率
半径を内接して且つ旋回状に順次微小として各微小ポイ
ントとして曲率半径Ｒｂまで移行することによって量し
頷域５を形成するのである．尚、量しＳｉ　３！ｉ　５　ａ・・・についても同様に
設定している。

上記球面領域３、３ａ・・・の曲率半径Ｒａｘ　Ｒｂ，
　Ｒｃ・・・は、車輌用バックミラー、防犯ミラー、路
上に設置されるカーブミラー等の使用用途に応じて任意
に設定されるもので、如何なる組合わせも可能であり、
例えば中央部においては視認領域の拡がりより大きな像
として捉え、端方部分においては広範囲の視認領域の確
保を希望する場合には、中央部の曲率半径Ｒｈを大、端
方の曲率半径Ｒａｓ　Ｒｃを小に設定することにより、
かかる要請に幻応可能である．尚、球面領域３、３ａ・・・の中心は、鏡本体１に対し
中央軸上に整列配置されねばならないものではなく、傾
斜する軸上に配置することも可能であり、球面領域３、
３ａ・・・の中心位置は何ら限定するものではない。

更に詳述すれば、球面領域３、３ａ・・・間の移行部分
としての量し領域５、５ａ・・・は、略長方形状の鏡木
体ｌの中央軸ｘ−Ｘ上に各球面領域３、３ａ・・・及び
量し領域５、５ａ・・・の曲率半径の中心点を位置する
ものについては、第３図に示す様に、水平線Ｈ　−　Ｈ
上の鏡木体ｊの長手力向の一側方に対応する位置に、球
面領域３の曲率半径Ｒａの中心点Ｐ１を設定し、次に鏡
木体１の長手方向の他側方に幻応する位置にして且つ水
平ｋｌ一Ｈより任意に設定する寸注にて垂下する垂直線
Ｖ上に球面領域３ｂの曲率半径Ｒｃの中心点Ｐ３を設定
して直線ＰＩ−Ｐ３を設定し、更Ｓこ直線ＰＩ−Ｐ３上
に、球面領域３ａの曲率半径Ｒｂの中心点Ｐ２を設定す
ることにより、球面領域３、３ａ・・・を形威している
。

そして順次連続的ムこ曲率半径が変化すると共に、相互
間に段差を生じることなく円滑に継続する量し領［５、
５ａ・・・については、第３図ｆａ）、（ｂｌ、（Ｃｌ
、第４図に示す様に、球面領域３の曲率半径Ｒａより微
小差（Δ曲率半径Ｒ）分、小とした曲率半径Ｒ１＝［ｌ
ａ−Δ曲率半径Ｒの中心点ＣＪを直線ＰＩ−Ｐ３上に配
置すると共に、曲率半径Ｒａに曲率半径Ｒｌを内接し且
つ旋回状とし、更に同様にして曲率半径ＲＪと内接し且
つ旋回状とする様に曲率半径Ｒ２＝Ｒ１−Δ曲率半径只
の中心点Ｃ２を直ｙＡＰＩ−Ｐ３上に配置させて曲率半
径ＲＯｏまで、至る様に順次小収らしめて各微小ポイン
トとして球面Ｓｉ　Ｍ　３　ａまで移行することによっ
て量し領域５を形戒するのである従って、量し領域５、
５ａ・・・の曲率半径は特定なる夫々のポイントでは夫
々の曲率半径を有すると共に旋回状の円弧を描き、その
全域については、より球面に近い自由曲線より成らしめ
ていることにより、球面領域３、３ａ・・・から移行す
る物体の映像は一定の比率Ｃ曲率半径Ｒ１から曲率半径
Ｒ２での曲率半径の差であるΔ曲率半径Ｒに対応する比
率）にて移行するため、運転中における後方、或いは斜
側方等に位置する物体との距離を正確に確認出来、よっ
て運転中の判断を確実にして且つ瞬時に行えることによ
り、安全性を大幅に向上出来るのであり、又量し領域５
、５ａ・・・での移行する映像を歪ませることなく、自
然な反射象を得ることが出来、よって車輌用バックミラ
ー、防犯バックミラー、路上に設置されるカーブくラー
等の広視界反射鏡として広範囲に活用出来るのである。

〔発明の効果〕

要する番ご木発明は、鏡本体１の表面領域２を使用目的
に応じて任意に設定された曲率半径を所定間隔にて同一
軸線上に配列して複数の球面領域３、３ａ・・・を区割
構成し、隣接する球面領域３、３ａ・・・間に生じる不
連Ｍ％ｆＵ域４、４ａ・・・を、相互の曲率半径より微
小差分、小とした曲率半径にて順次内接して且つ、旋回
状に同一軸線上に配列して各微小ポイントとして移行し
た量し領域５、５ａ・・・としたので、鏡本体１に複数
の曲率半径の異なる球面領域３、３ａ・・・が存在して
いるにも拘らず像が極端に歪むことなく自然な反射像を
得ることが出来ると共に、距離感の把握も容易ならしめ
ることが出来、よって車輌用バックミラー、防犯ミラー
、路上に設置されるカーブミラー等の広視界反射鏡とし
て広範囲に活用することが出来る等その実用的効果甚だ
大なるものである。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示すものにして、第」図は木発
明に係る凸面反射鏡の正面図、第２図乃至第４図は量し
領域の説明図である。１鏡本体　２表面頭域　３、３ａ・・・球面領域４、４
ａ・・・不連続領域　５、５ａ・・・量し領域以上第１図Ｘ

Claims

【特許請求の範囲】

鏡本体の表面領域を使用目的に応じて任意に設定された
曲率半径を所定間隔にて同一軸線上に配列して複数の球
面領域を区割構成し、隣接する球面領域間に生じる不連
続領域を、相互の曲率半径より微小差分、小とした曲率
半径にて順次内接して且つ、旋回状に同一軸線上に配列
して各微小ポイントとして移行した■し領域としたこと
を特徴とする凸面反射鏡。