JP6191472B2 - 電機制御装置 - Google Patents

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Description

発電機として機能する電機の駆動を制御するとともに、電機が生じた電力によって充電される外部電源から電圧が供給される電機制御装置に関する。
従来、発電機として機能する電機の駆動を制御するとともに、電機が生じた電力によって充電される外部電源から、第1電圧が供給される電機制御装置が知られている。この電機制御装置は、第1電圧を第2電圧に変換するスイッチング電源と、電機の駆動を制御する電機制御部と、を備える。
ところで、電機が発電機として駆動して外部電源を充電すると、第1電圧が変動する。これによれば、第1電圧の変動に伴い、第2電圧も変動することとなる。
これに対し、特許文献1には、スイッチング電源の後段にシリーズ電源を設けることで、第2電圧を安定させることが記載されている。また、スイッチング電源の後段に大容量のコンデンサを設けることで、第2電圧を安定させることが知られている。
特開2004−147391号公報
しかしながら、スイッチング電源に加えて、シリーズ電源や大容量のコンデンサを用いることは、電機制御装置が大型化するとともに、製造コストが高くなる。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、シリーズ電源及び大容量のコンデンサを用いること無く、スイッチング電源の出力電圧を安定させることができる電機制御装置を提供することを目的とする。
ここに開示される発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。なお、特許請求の範囲及びこの項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として下記の実施形態の具体的手段との対応関係を示すものであって、発明の技術的範囲を限定するものではない。
開示された発明のひとつは、少なくとも発電機として機能する電機(300)の駆動を制御するとともに、電機が生じた電力によって充電される外部電源(200)から、第1電圧が供給される電機制御装置であって、複数の制御モードを有し、制御モードに応じて電機の駆動を制御する電機制御部(140)と、スイッチング素子(112)と該スイッチング素子をPWM制御するスイッチング制御部(118)とを有し、第1電圧を該第1電圧よりも低い第2電圧に変換するスイッチング電源(110)と、を備え、電機制御部は、制御モードとして、電機を発電機として機能させる発電制御モードを有するとともに、制御モードに応じたフィードフォワード信号をスイッチング制御部に出力し、制御モードを発電制御モードに切り換えると、発電制御モード以外の制御モードで制御する場合に対して、PWM制御のデューティ比が所定期間小さくなるように、フィードフォワード信号をスイッチング電源に出力することを特徴とする。
制御モードを発電制御モードに切り換えると、電機が発電機として機能して外部電源が充電され、第1電圧が上昇する。これに対し、本発明では、発電制御モードへ切り換えると、デューティ比が小さくなる。したがって、第1電圧の上昇に伴って第2電圧が上昇することを抑制することができる。つまり、第2電圧を安定させることができる。
これによれば、シリーズ電源及び大容量のコンデンサを用いること無く、スイッチング電源の出力電圧を安定させることができる。
第1実施形態に係る電機制御装置の概略構成を示すブロック図である。 PWM制御を説明するためのタイミングチャート図である。 第2実施形態に係る電機制御装置の概略構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。なお、以下に示す各実施形態において、共通乃至関連する要素には同一の符号を付与するものとする。
(第1実施形態)
先ず、図1に基づき、本実施形態に係る電機制御装置100の概略構成について説明する。
本実施形態において、電機制御装置100は、スイッチング電源110と、平滑用コンデンサ130と、マイコン140と、を備える。外部電源200から電機制御装置100に第1電圧V1が供給され、電機制御装置100はスタータモータ300の駆動を制御する。外部電源200としては、例えば鉛バッテリを採用することができる。
スタータモータ300は、外部電源200から電力を供給され、車両のエンジン400を始動する電動機として機能する。さらに、スタータモータ300は、エンジン400の回転により外部電源200を充電する発電機として機能する。なお、スタータモータ300は、特許請求の範囲の電機に相当する。また、スイッチング電源110、平滑用コンデンサ130、及び、マイコン140は、同一基板上に配置される。
スイッチング電源110は、外部電源200が出力する第1電圧V1を、第1電圧V1よりも低い第2電圧V2に変換する。スイッチング電源110は、チョッパ式の定電圧電源であって、スイッチング素子112と、コイル114と、ダイオード116と、スイッチング制御部118と、を有する。
スイッチング素子112は、電源経路に直列に接続されるバイポーラトランジスタである。スイッチング制御部118が出力するPWM信号に基づいてベース電流が増減することで、スイッチング素子112がオンオフ動作する。
コイル114は、スイッチング素子112の後段であって、電源経路に直列に接続される。スイッチング素子112のオン時にエネルギーを蓄積し、オフ時に蓄積されたエネルギーを放出する。
ダイオード116は、カソードがスイッチング素子112とコイル114との接続点に接続され、アノードがグランドと接続される。ダイオード116は、スイッチング素子112のオフ時にのみ導通する整流ダイオードである。
スイッチング制御部118は、スイッチング素子112に対しPWM信号を出力することでPWM制御を行う。スイッチング制御部118は、フィードバック信号及びフィードフォワード信号に基づき、スイッチング素子112をPWM制御する。スイッチング制御部118は、比較器120と、PWM制御部122と、を有する。
比較器120は、電源経路との接続点から、フィードバック信号として第2電圧を取得する。比較器120の反転入力側に第2電圧V2が入力され、非反転入力側に予め設定された参照電圧Vrが入力される。比較器120は、第2電圧V2と、参照電圧Vrと、を比較し、比較結果をPWM制御部122に出力する。参照電圧Vrは、マイコン140が作動するための所望の電圧である。
PWM制御部122は、第2電圧V2が参照電圧Vrとなるように、比較器120の比較結果及びフィードフォワード信号に基づいて、PWM信号を生成する。そして、PWM制御部122は、スイッチング素子112に対し、生成したPWM信号を出力することでPWM制御を行う。PWM制御の詳細な説明は、下記に示す。
平滑用コンデンサ130は、スイッチング電源110の後段であって、比較器120における電源経路との接続点と一方の極が接続され、グランドと他方の極が接続される。平滑用コンデンサ130は、スイッチング電源110が出力する第2電圧V2を平滑化して、マイコン140に第2電圧V2を印加する。
マイコン140は、第2電圧V2が供給され、スタータモータ300を制御する。マイコン140は、複数の制御モードを有し、制御モードに応じて、スタータモータ300を制御する。上記のように、スタータモータ300は、電動機及び発電機として機能する。
マイコン140は、制御モードとして回転制御モードを有する。回転制御モードの場合に、スタータモータ300は、エンジン400と接続され、電動機として機能する。このとき、スタータモータ300は、外部電源200から図示しないインバータを介して電力供給を受けて回転し、エンジン400を始動させる。
また、マイコン140は、制御モードとして発電制御モードを有する。発電制御モードの場合に、スタータモータ300は、エンジン400と接続され、発電機として機能する。このとき、スタータモータ300は、エンジン400が回転することによって回転し、回転により生じた電力を、インバータを介して外部電源200に充電する。
また、マイコン140は、制御モードとして無負荷モードを有する。無負荷モードの場合に、スタータモータ300は、エンジン400と接続されず、回転しない。マイコン140は、制御モードに応じたフィードフォワード信号をPWM制御部122に出力する。なお、マイコン140は、特許請求の範囲の電機制御装置に相当する。
次に、図2に基づき、PWM制御部122によるPWM制御について説明する。
本実施形態において、PWM制御部122は、閾値電圧Vthと、三角波Vtrと、を比較することによりPWM制御のデューティ比を算出する。三角波Vtrよりも閾値電圧Vthのほうが大きい場合に、スイッチング素子112をオンにするようなPWM信号を出力する。また、三角波Vtrよりも閾値電圧Vthのほうが小さい場合に、スイッチング素子112をオフにするようなPWM信号を出力する。
三角波Vtrは、一定の周期及び振幅を有する。PWM制御部122は、閾値電圧Vthの大きさを変えることによって、PWM制御のデューティ比を変える。なお、閾値電圧Vthは、特許請求の範囲の閾値に相当し、三角波Vtrは、特許請求の範囲の基準波に相当する。
フィードフォワード信号は、それぞれの制御モードに応じて異なる値を有する信号である。PWM制御部122は、フィードフォワード信号に基づいて、制御モードが切り換えられたか否かを判定する。
ここで、制御モードが切り換えられた場合、第1電圧V1が変動する。詳しくは、時間T1において、マイコン140が制御モードを回転制御モードに切り換えると、一定値であった第1電圧V1が一時的に降下し、所定期間経つと上昇して元の一定値に回復する。また、時間T2において、発電制御モードに切り換えると、第1電圧V1が一時的に上昇し、所定期間経つと降下して元の一定値に回復する。
図2では、時間T1まで、制御モードとして無負荷モードが設定される。PWM制御部122は、比較器120の比較結果に基づいて、第2電圧V2が参照電圧Vrとなるように、閾値電圧Vthの大きさを算出する。ここで、算出した閾値電圧Vthをフィードバック電圧Vfbとする。
時間T1において、マイコン140が制御モードを無負荷モードから回転制御モードに切り換える。PWM制御部122は、フィードフォワード信号に基づいて、制御モードが切り換えられたと判定する。
回転制御モードに切り換えられると、時間T1から時間dT1が経過するまでは、閾値電圧Vthを補正して、PWM制御のデューティ比を変更する。詳しくは、フィードバック電圧Vfbにフィードフォワード電圧Vffを加算する。ここで、フィードフォワード電圧Vffは、正の値を有する。
フィードフォワード電圧Vffは、時間T1において最大である。また、フィードフォワード電圧Vffは、第1電圧V1の回復に応じて、時間の経過とともに小さくなり、時間T1から時間dT1が経過するとゼロとなる。フィードフォワード電圧Vffの大きさ及び時間dT1は、制御モードの切り換えによる第1電圧V1の降下量及び元の一定値に回復する時間に応じて決定される。
時間T1から時間dT1が経過した後、時間T2までは、第1電圧V1の変動が小さい。そのため、フィードフォワード信号に基づき閾値電圧Vthを補正しない。つまり、閾値電圧Vthは、比較器120の比較結果に基づいて算出されたフィードバック電圧Vfbとされる。
時間T2において、マイコン140が制御モードを発電制御モードに切り換える。PWM制御部122は、フィードフォワード信号に基づいて、制御モードが切り換えられたと判定する。発電制御モードに切り換えられると、時間T2から時間dT2が経過するまでは、閾値電圧Vthを補正して、PWM制御のデューティ比を変更する。
詳しくは、回転制御モードに切り換えた場合と同様に、フィードバック電圧Vfbにフィードフォワード電圧Vffを加算する。ここで、フィードフォワード電圧Vffは、負の値を有する。フィードフォワード電圧Vffは、時間T2において最小である。また、フィードフォワード電圧Vffは、第1電圧V1の回復に応じて、時間の経過とともに大きくなり、時間T2から時間dT2が経過するとゼロとなる。フィードフォワード電圧Vffの大きさ及び時間dT2は、制御モードの切り換えによる第1電圧V1の上昇量及び元の一定値に回復する時間に応じて決定される。
時間T2から時間dT2が経過した後は、第1電圧V1の変動が小さい。そのため、フィードフォワード信号に基づき閾値電圧Vthを補正しない。つまり、閾値電圧Vthは、比較器120の比較結果に基づいて算出されたフィードバック電圧Vfbとされる。
次に、上記した電機制御装置100の効果について説明する。
制御モードを回転制御モードに切り換えた場合、第1電圧V1が降下する。本実施形態では、回転制御モードに切り換えた場合に、デューティ比を大きくする。これによれば、制御モードの切り換えに伴い第1電圧V1が降下した場合であっても、第2電圧V2を参照電圧Vrに保つことができる。つまり、第2電圧V2を安定させることができる。
また、制御モードを発電制御モードに切り換えた場合、第1電圧V1が上昇する。本実施形態では、発電制御モードに切り換えた場合に、デューティ比を小さくする。これによれば、制御モードの切り換えに伴い第1電圧V1が上昇した場合であっても、第2電圧V2を参照電圧Vrに保つことができる。つまり、第2電圧V2を安定させることができる。
また、本実施形態において、スイッチング制御部118は、フィードバック信号として第2電圧V2を取得し、フィードバック信号及びフィードフォワード信号に基づいてPWM制御する。これによれば、第2電圧V2をフィードバックするため、第2電圧V2が変動する場合に、その変動を抑制するようにPWM制御することができる。つまり、第2電圧V2をより安定させることができる。
ところで、マイコン140が制御モードを切り換えると第1電圧V1が変動する。さらに、制御モードを切り換えた後、時間経過とともに、第1電圧V1が、変動する前の値に回復する。これによれば、閾値電圧Vthの補正量を、制御モードを切り換えた後も一定とすると、回復に応じて第2電圧V2が変動することとなる。
本実施形態によれば、スイッチング制御部118が、時間経過とともに、閾値電圧Vthの補正量であるフィードフォワード電圧Vffを小さくする。すなわち、マイコン140が制御モードを回転制御モードに切り換えた後、時間経過とともに、閾値電圧Vthを小さくする。また、発電制御モードに切り換えた後、時間経過とともに、閾値電圧Vthを大きくする。これによれば、第1電圧V1の回復に応じて、デューティ比を、制御モードを切り換える前のデューティ比に戻すことができる。したがって、第1電圧V1の回復に応じて第2電圧V2が変動することを抑制することができる。つまり、第2電圧V2をより安定させることができる。
また、本実施形態において、スイッチング電源110及びマイコン140は、同一の基板上に配置される。これによれば、電機制御装置100を小型化することができる。
なお、本実施形態では、三角波Vtrと閾値電圧Vthとを比較することにより、デューティ比を算出する例を示したが、これに限定するものではない。
また、基準波として三角波Vtrを用いる例を示したが、これに限定するものではない。のこぎり波を用いる構成を採用することもできる。
また、本施形態では、時間経過とともに、フィードフォワード信号に基づく閾値電圧Vthの補正量を小さくする例を示したが、これに限定するものではない。フィードフォワード信号に基づく閾値電圧Vthの補正量を制御モードの切り換えから所定期間一定とする構成を採用することもできる。例えば、制御モードを回転制御モードに切り換えた場合に、次に制御モードが切り換えられるまでは、フィードバック電圧Vfbに、時間経過によらず一定値のフィードフォワード電圧Vffを加算する。
これによれば、制御モードの切り換えによる第1電圧V1の変動を抑制することができる。また、制御モードの切り換えから所定期間経過すると、第1電圧V1が上昇して回復する。そのため、第2電圧V2も上昇するが、PWM制御部122は、比較器120の比較結果に基づき、この上昇を抑制するようにフィードバック電圧Vfbを降下させる。したがって、閾値電圧Vthは、時間経過とともに降下することとなる。これによれば、第1電圧V1の回復に応じて、第2電圧V2が変動することを抑制することができる。
(第2実施形態)
本実施形態において、第1実施形態に示した電機制御装置100と共通する部分についての説明は割愛する。
本実施形態において、車両内に複数の制御装置がある場合を示す。電機制御装置100aは、スタータモータ300を制御する。また、制御装置100bは、スタータモータ300のシステムとは異なるシステムを制御する。
電機制御装置100aは、スイッチング電源110a、平滑用コンデンサ130a,及び、マイコン140aを有する。スイッチング電源110a、平滑用コンデンサ130a、及び、マイコン140aは、同一の基板上に配置される。
制御装置100bは、スイッチング電源110b、平滑用コンデンサ130b、及び、マイコン140bを有する。スイッチング電源110b、平滑用コンデンサ130b、及び、マイコン140bは、電機制御装置100aとは異なる基板上に配置される。スイッチング電源110aの構成は、スイッチング電源110bの構成と同様である。そのため、便宜上、具体的構成を省略して図示する。また、スイッチング電源110bが、特許請求の範囲のスイッチング電源に相当し、マイコン140aが、特許請求の範囲の電機制御部に相当する。
スイッチング電源110a及びスイッチング電源110bは、外部電源200から第1電圧V1が供給される。マイコン140aがスタータモータ300を制御し、マイコン140bは、図示しない駆動装置を制御する。
マイコン140aは、スイッチング電源110a及びスイッチング電源110bのPWM制御部122に対し、通信手段を用いてフィードフォワード信号を出力する。例えば、通信手段としては、CAN(登録商標)、LIN(Local Interconnect Network)、FlexRay(登録商標)の通信プロトコルに準拠したネットワークや、直接信号線をワイヤハーネスで接続する構成を採用することができる。スイッチング電源110bのPWM制御部122は、フィードフォワード信号に基づきスイッチング素子112をPWM制御する。
本実施形態によれば、第1実施形態に示した電機制御装置100と同様の効果を奏することができる。さらに、スタータモータ300を制御しない制御装置100bのスイッチング電源110bにおいても、フィードフォワード信号が出力される。これによれば、スイッチング電源110bにおいても、制御モードの切り換えに伴い、PWM制御のデューティ比を変更することができる。つまり、マイコン140bに供給する第2電圧V2を安定させることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
なお、上記実施形態では、電機制御装置100,100aがスタータモータ300を制御する例を示したが、これに限定するものではない。電機制御装置100,100aは、少なくとも発電機として機能する電機の駆動を制御するとともに、電機で生じた電力によって充電される外部電源から第1電圧V1が供給される構成であれば採用することができる。
また、上記実施形態では、マイコン140,140aによりスタータモータ300を制御する例を示したが、これに限定するものではない。例えば、ASICによりスタータモータ300を制御する構成を採用することもできる。
また、上記実施形態において、スイッチング電源110,110bが、コイル114と、スイッチング素子112と、ダイオード116と、スイッチング制御部118と、を有する例を示したが、これに限定するものではない。少なくともスイッチング素子112と該スイッチング素子112を制御するスイッチング制御部118とを有し、第1電圧V1を第2電圧V2に変換する構成であれば採用することができる。
また、上記実施形態において、スイッチング制御部118がアナログ回路により構成される例を示したが、これに限定するものではない。デジタル回路により構成される例を採用することもできる。
また、上記実施形態において、スイッチング制御部118は、フィードバック信号及びフィードフォワード信号に基づいてPWM制御する例を示したが、これに限定するものではない。スイッチング制御部118が、フィードバック信号を取得しない構成を採用することもできる。例えば、一定値の電圧にフィードフォワード電圧Vffを加算することで閾値電圧Vthを補正して、PWM信号を生成することもできる。
100・・・電機制御装置、100a・・・電機制御装置、100b・・・制御装置、110・・・スイッチング電源、110a・・・スイッチング電源、110b・・・スイッチング電源、112・・・スイッチング素子、114・・・コイル、116・・・ダイオード、118・・・スイッチング制御部、120・・・比較器、122・・・PWM制御部、130・・・平滑用コンデンサ、130a・・・平滑用コンデンサ、130b・・・平滑用コンデンサ、140・・・マイコン、140a・・・マイコン、140b・・・マイコン、200・・・外部電源、300・・・スタータモータ、400・・・エンジン

Claims (7)

  1. 少なくとも発電機として機能する電機(300)の駆動を制御するとともに、前記電機が生じた電力によって充電される外部電源(200)から、第1電圧が供給される電機制御装置であって、
    複数の制御モードを有し、前記制御モードに応じて前記電機の駆動を制御する電機制御部(140)と、
    スイッチング素子(112)と該スイッチング素子をPWM制御するスイッチング制御部(118)とを有し、前記第1電圧を該第1電圧よりも低い第2電圧に変換するスイッチング電源(110)と、を備え、
    前記電機制御部は、前記制御モードとして、前記電機を発電機として機能させる発電制御モードを有するとともに、前記制御モードに応じたフィードフォワード信号を前記スイッチング制御部に出力し、前記制御モードを前記発電制御モードに切り換えると、前記発電制御モード以外の前記制御モードで制御する場合に対して、PWM制御のデューティ比が所定期間小さくなるように、前記フィードフォワード信号を前記スイッチング制御部に出力することを特徴とする電機制御装置。
  2. 前記電機は、前記外部電源から電力が供給される電動機としても機能し、
    前記電機制御部は、前記制御モードとして、前記電機を電動機として機能させる回転制御モードを有し、前記制御モードを前記回転制御モードに切り換えると、前記回転制御モード以外の前記制御モードで制御する場合に対して、前記デューティ比が所定期間大きくなるように、前記フィードフォワード信号を前記スイッチング制御部に出力することを特徴とする請求項1に記載の電機制御装置。
  3. 前記スイッチング制御部は、フィードバック信号として前記第2電圧を取得し、前記フィードバック信号及び前記フィードフォワード信号に基づいてPWM制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電機制御装置。
  4. 前記スイッチング制御部は、閾値と、所定の周期及び所定の振幅を有する基準波と、を比較することにより前記デューティ比を算出し、
    前記閾値は、前記フィードバック信号に基づいて算出されるとともに、前記制御モードの切り換えから所定期間、前記フィードフォワード信号に基づき補正されることを特徴とする請求項3に記載の電機制御装置。
  5. 前記フィードフォワード信号に基づく前記閾値の補正量は、時間経過とともに小さくされることを特徴とする請求項4に記載の電機制御装置。
  6. 前記電機制御部は、同一の基板上に配置される前記スイッチング電源の前記スイッチング制御部に対し、前記フィードフォワード信号を出力することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電機制御装置。
  7. 前記電機制御部は、異なる基板上に配置される前記スイッチング電源の前記スイッチング制御部に対し、前記フィードフォワード信号を出力することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電機制御装置。
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