JP6190237B2 - ロボットハンド、ロボット及びロボットによるワーク回転操作方法 - Google Patents

ロボットハンド、ロボット及びロボットによるワーク回転操作方法 Download PDF

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Description

本発明は、円筒形の固定部と、固定部に対して回転可能な円筒形の可動部とを有する円筒形ワークを取り扱うロボットハンド、及びこのようなロボットハンドを備えるロボットに関する。
従来、円筒形の重量ワークを把持して回転させるロボットのハンドが知られている(例えば、特許文献1参照)。このハンドは開閉する一対の爪を有し、各爪の内側にはワークを回転させる機構が設けられている。
特開平8−281587号公報
特許文献1に開示されたハンドを用いると、把持した円筒形ワーク全体が回転する。しかし、このハンドは、前述のような固定部及び可動部を有する円筒形ワークを把持して可動部を固定部に対して回転させることができず、このハンドには改善の余地がある。
そこで本発明は、円筒形の固定部とこの固定部に対して回転可能な円筒形の可動部とを有する円筒形ワークを把持して可動部を固定部に対して回転させることができるロボットハンド、及びこのようなロボットハンドを備えるロボットを提供することを目的としている。
本発明に係るロボットハンドは、円筒形の固定部と、前記固定部に対して回転可能な円筒形の可動部とを有する円筒形ワークを取り扱うロボットハンドであって、前記固定部を挟むことにより前記円筒形ワークを把持する一組の指部と、前記一組の指部のうち少なくとも1つに設けられ、前記一対の指部で前記円筒形ワークを把持した状態で前記可動部を前記固定部に対して回転させる回転機構と、を備える。
前記構成によれば、一対の指部及び回転機構の協働により、指部で円筒形ワークを把持した状態で可動部を固定部に対して回転させることができる。また、指部を移動させることで、円筒形ワークが把持され且つ可動部が固定部に対して回転するのを許容される状態で円筒形ワーク全体を移動させることもできる。
前記回転機構は、前記一組の指部のうちの1つに設けられた駆動ローラを有し、前記駆動ローラが前記可動部の外周面に当接させた状態で回転することで前記可動部を回転させるように構成されてもよい。
前記回転機構は、前記一組の指部に取り付けられ、前記可動部の外周面に当接した状態で前記可動部の回転に従って回転可能な1以上の従動ローラを有し、前記駆動ローラ及び前記1以上の従動ローラは、互いに周方向に離れた位置で前記可動部に当接するように構成されてもよい。
前記円筒形ワークが、前記固定部としての固定筒と、前記可動部としての変倍操作又は合焦操作を行うための回転環とを有するレンズ鏡筒であってもよい。
本発明に係るロボットは、前述したロボットハンドと、前記ロボットハンドの動作を制御する制御装置と、を備え、前記ロボットハンドの前記回転機構が、前記可動部を回転させるための動力を発生する回転アクチュエータを有し、前記制御装置は、前記回転アクチュエータを動作させて前記可動部を回転させるときに、前記回転アクチュエータの電流値、前記回転アクチュエータの回転角度、又は、前記回転アクチュエータの回転角度の制御指令値と現在値との偏差に応じて前記可動部の動作が正常であるか否かを検査するように構成されている。
前記構成によれば、ロボットハンドを用いて円筒形ワークを自動回転操作するときにその円筒形ワークの品質を検査することができる。
本発明によれば、円筒形ワークが円筒形の固定部と、固定部に対して回転可能な円筒形の可動部とを有する場合に、その円筒形ワークを把持して可動部を固定部に対して回転させることができる。
実施形態に係るロボットハンドを示す平面図である。 図1に示すロボットハンドを示す側面図である。 図1のIII−III矢視断面図である。
以下、図面を参照しながら実施形態について説明する。同一の又は対応する要素には同一の符号を付して重複する詳細な説明を省略する。
[構成]
図1は、実施形態に係るロボットハンド10を示す平面図であり、図2は、図1に示すロボットハンド10を示す側面図である。図1及び図2に示すように、ロボットハンド10は、例えば、産業用ロボット1のアーム2の先端部に取外し可能に装着される。産業用ロボット1は、例えば垂直多関節型である。ロボットハンド10は、円筒形の固定部101と、固定部101に対して回転可能な円筒形の可動部102とを有する円筒形ワーク100を取り扱う。取扱いの一例として、ロボットハンド10は、円筒形ワーク100を把持している状態で可動部102を固定部101に対して回転させる。このように、ロボットハンド10は、産業用ロボット1のエンドエフェクタとして、円筒形ワーク100の把持及び可動部102の自動回転操作を実現する。また、産業用ロボット1は、制御装置3を備え、制御装置3は、アーム2の動作及びロボットハンド10の動作を制御する。
円筒形ワーク100は、上記のとおり固定部101及び可動部102を有する。可動部102は固定部101と同軸に配置され、固定部101の外周面も可動部102の外周面も円筒形ワーク100全体としての外周面を形成する。固定部101及び可動部102に共通する中心軸線が、円筒形ワーク100全体としての中心軸線を成す。可動部102はこの中心軸線周りに自転可能である。可動部102は、円筒形ワーク100の軸線方向中間部を構成してもよいし軸線方向端部を構成してもよく、複数でもよい。本実施形態では、1つの可動部102が、前記軸線方向中間部を構成して2つの固定部101で軸線方向に挟まれる。
レンズ鏡筒は、このような円筒形ワーク100の好適具体例の一つである。レンズ鏡筒は、カメラボディ109に取外し可能に装着され、装着された状態でカメラボディ109と共にカメラシステム110を構成する。レンズ鏡筒は、前記固定部101としての固定筒と、前記可動部102としての回転環とを有する。回転環は、カメラシステム110の利用者が変倍操作又は合焦操作を行うための部材である。円筒形ワーク100がレンズ鏡筒である場合、ロボットハンド10は、レンズ鏡筒を把持して回転環を固定筒に対して回転させることができ、変倍操作又は合焦操作が人手に依らずに行われる。レンズ鏡筒がカメラボディ109に装着されていてもいなくても、ロボットハンド10は回転環を回転させることができる。このロボットハンド10は、例えばレンズ鏡筒及び/又はカメラシステム110の出荷前検品の自動化に資する。
ロボットハンド10は、アーム先端部2に取外し可能に装着される掌部11を備える。掌部11は、例えば板状である。また、ロボットハンド10は、円筒形ワーク100の固定部101を挟むことにより円筒形ワーク100を把持する一組の指部12と、一組の指部12で円筒形ワーク100を把持している状態で可動部102を固定部101に対して回転させる回転機構40とを備える。回転機構40は、一組の指部12のうち少なくとも1つに設けられている。
先ず、指部12の基本的構成及び動作について説明する。各指部12は、掌部11から、アーム先端部2との取合い面11aとは反対の方向に延在している。各指部12は関節を持たず屈曲不能に延在している。ロボットハンド10は、掌部11及び一組の指部12の間に把持空間13を形成し、この把持空間13は、隣接する指部12同士の間に形成される側開放部位と、指部12の指長方向先端部で大きく開放された先端開放部位とを有する。
一組の指部12で円筒形ワーク100を把持するときには、円筒形ワーク100が先端開放部位を通って把持空間13内に受容される。このとき、円筒形ワーク100の軸線方向が、指部12の指長方向と概略一致し、一組の指部12は、円筒形ワーク100の外周側に、円筒形ワーク100の円周方向に概略等間隔をおいて配置される。このロボットハンド10の円筒形ワーク100に対する位置決めは、アーム2の動作により実現される。その後、一組の指部12が、円筒形ワーク100の半径方向に互いに相対的に近づき、円筒形ワーク100の外周面を挟む。これにより円筒形ワーク100が一組の指部12で把持される。一組の指部12が把持している円筒形ワーク100を解放するときには、これと逆の手順を行えばよい。まず、一組の指部12が、円筒形ワーク100の半径方向に互いに相対的に離れる。このように、円筒形ワーク100の把持及び解放等のハンドリングの際、一組の指部12は、円筒形ワーク100の半径方向に相対的に近づき又は離れ、把持空間13は、その方向に拡大又は縮小する。
指部12のうち少なくとも1つは、掌部11及び他指部に対して可動な可動指14であり、それにより円筒形ワーク100の把持及び解放を実現する。全指部12が可動指14である必要はなく、一組の指部12は、掌部11に固定された固定指15を含んでもよい。固定指15は、掌部11と締結又は一体成形されることで掌部11に一体化され、掌部11に対する位置及び姿勢を変えない。ロボットハンド10は、可動指14を掌部11に対して移動させる指駆動ユニット16を備える。指駆動ユニット16は、可動指14の移動のため、ひいては一組の指部12によるワーク把持のための動力を発生する指アクチュエータ17を備える。指駆動ユニット16は、指アクチュエータ17により発生された動力を可動指14に伝達する動力伝達機構18を有していてもよい。可動指14の移動方向が指アクチュエータ17により発生される動力の方向と異なる場合、動力伝達機構18は動力の方向を可動指14の移動方向に変換する。
本実施形態では、一組の指部12が二指で構成される。一方が可動指14、他方が固定指15である。可動指14は、掌部11及び固定指15に対して並進する。指アクチュエータ17は回転動力を発生する電気モータで構成される。動力伝達機構18は指アクチュエータ17の動力を並進運動に変換して可動指14に伝達する。指アクチュエータ17は、掌部11に取り付けられる。動力伝達機構18は、掌部11に取り付けられて指アクチュエータ17の回転動力を受けて回転する回転要素と、回転要素の回転に基づき並進可能な並進要素とを有し、並進要素は、可動指14の根元部に固定される。動力伝達機構18には、ネジ機構やラック・ピニオンを好適に用いることができる。
ただし、指アクチュエータ17はシリンダのように並進動力を発生してもよい。その場合、動力伝達機構18の省略が許容される。可動指14は掌部11に対して回転可能でもよい。その場合、指アクチュエータ17に電気モータを好適に適用可能であり、動力伝達機構18の省略が許容される。全指部12の本数、可動指14の本数、固定指15の本数は変更可能である。一組の指部12が複数の可動指14を含む場合、複数の指アクチュエータ17が各可動指14に対応して設けられていてもよいし、単体の指アクチュエータ17が可動指14の幾つか又は全てで共用されていてもよい。
次に、指部12のうち円筒形ワーク100と接触する部位について説明する。ロボットハンド10は、指部12の内側に設けられたグリップ部20を有する。この「内側」は、前述の把持空間13内に臨む側、すなわち、ハンドリングの際に円筒形ワーク100の外周面と対向又は接触する側である。よって、或る指部12のグリップ部20が、別の指部12のグリップ部20と、可動指14の移動方向(ハンドリングの際に円筒形ワーク100の半径方向と概略一致)に対向する。複数のグリップ部20は、前述の指部12の配置と同様、円筒形ワーク100の外周側で円筒形ワーク100の円周方向に概略等間隔をおいて配置される。
各グリップ部20は、1以上のグリップ体21,22を有し、各グリップ体21,22は、円筒形ワーク100の把持の際に円筒形ワーク100(固定部101)の外周面に接触する表面を有する。
グリップ体21は、指部12の本体とは異なる材料で成形される。グリップ体21にゴム材又は樹脂材のような柔軟材料を用いると好適であり、指部12の本体には金属材のような高剛性材料を用いると好適である。これにより、指部12の剛性を保つこととグリップ性能を高めることとを同時実現し、安定的な把持が実現される。
グリップ体21,22が複数の場合、それらグリップ体21,22は、指長方向(ハンドリングの際に円筒形ワーク100の軸線方向と概略一致)に互いに離れる。それにより、グリップ体21,22が、円筒形ワーク100(固定部101)を軸線方向に異なる複数個所で挟むことができる。軸線方向に長寸の円筒形ワーク100の取扱いに有益である。
本実施形態では、各グリップ部20が、第1及び第2グリップ体21,22を含む。異なる指部12(14,15)それぞれに設けられた複数の第1グリップ体21(以下、纏めて「第1グリップ群」と称する場合がある)は、指長方向(ハンドリングの際に円筒形ワーク100の軸線方向と概略一致)において互いに同位置に配置される。複数の第2グリップ体22(以下、纏めて「第2グリップ群」と称する場合がある)についても同様である。
単一の可動部102が2つの固定部101で軸線方向に挟まれている場合において、一方の固定部101が第1グリップ群23で挟まれ、他方の固定部102が第2グリップ群24で挟まれる。これにより円筒形ワーク100が把持され、可動部102は、軸線方向(指長方向と概略一致)において第1及び第2グリップ群23,24間に位置する。可動部102両側の2つの固定部101をどちらも一組の指部12で挟むので、可動部102に回転のための動力が付与されたときに、その動力に対抗して円筒形ワーク100を安定的に把持し続けることができる。このように、一組の指部12が上記のような第1グリップ群23及び第2グリップ群24を有していると、可動部102が軸線方向において2つの固定部101で挟まれた円筒形ワーク100の取扱いに有益である。
図3は、図1のIII−III線に沿って示す断面図である。ここでは、第1グリップ体21のみ説明するが、他のグリップ体22も同様に構成される。図3に示すように、グリップ体21の指幅方向中央部は内側から抉られている。換言すると、グリップ体21の表面は指長方向中央部で凹んでいる。このとき、図3に例示するように、グリップ体21の表面が、指長方向(ハンドリングの際に円筒形ワーク100の軸線方向と概略一致)に見たときに円弧を成し、その円弧が固定部101の外周面と同じ曲率を有していてもよい。これにより、グリップ体21の表面全面を円筒形ワーク100の外周面に接触させることができ、一組の指部12のグリップ性能を高めることができる。
ただし、グリップ体21は、円筒形ワーク100の外周面に、指幅方向(円筒形ワーク100の円周方向又は接線方向と概略一致)に離れた2個所で接触してもよく、その場合にもグリップ性能を高めることができる。例えば、グリップ体21の表面が、指長方向に見たときにV字を成していてもよいし、指長方向において或る位置に配置されたグリップ体21を指幅方向に2分割し、2つの分割体の表面を円筒形ワーク100に接触させてもよい。本実施形態では、グリップ部20が一組の指部12を構成する全指に個別に設けられるが、グリップ部20は一部の指部12のみに設けられていてもよい。本実施形態では、どの指部12のグリップ部20も一対のグリップ体21,22を有するが、一部又は全部のグリップ部20が、一対のグリップ体21,22に替えて、1又は3以上のグリップ体を有していてもよい。軸線方向に短寸の円筒形ワーク100を取り扱う場合には、全部のグリップ部20が1つのグリップ体を有していると、グリップ部と回転機構との干渉を避けやすくなるので有益である。
次に、回転機構40の構成について説明する。図1〜図3に示すように、回転機構40は、一組の指部12のうちの1つに設けられた駆動ローラ41を有する。本実施形態では、一組の指部12が1本の可動指14と1本の固定指15の二指で構成されるところ、駆動ローラ41が固定指15に設けられている。ハンドリングの際に駆動ローラ41が可動指13と共に移動しないため、可動指13の剛性を殊更高くしなくてもよい。
駆動ローラ41は、その中心軸線周りに回転可能であり、回転軸線方向に見たときに円を成す外周面を有する。ハンドリングの際、駆動ローラ41の回転軸線は円筒形ワーク100の軸線と平行に配置される。そして、駆動ローラ41の外周面は、前述の把持空間13の側開放部位で円筒形ワーク100(可動部102)の外周面に当接する。このように駆動ローラ41を指部12から側開放部位へ逃がすことで、駆動ローラ41が指部12及びグリップ部20と干渉するのを避けることができる。
このような配置を実現するため、駆動ローラ41が設けられる指部12(本実施形態では固定指15)は、指長方向中央部の外側から指幅方向に突出し、更に屈曲して内側に突出するローラ支持部42を有している。駆動ローラ41は、ローラ支持部42の先端に設けられる。回転機構40は、可動部102を回転させるための動力を発生する回転アクチュエータ43を有する。回転アクチュエータ43には電気モータを好適に適用することができ、回転アクチュエータ43の回転動力が駆動ローラ41に伝達される。本実施形態では、回転アクチュエータ43が、ローラ支持部42の先端に設けられ、駆動ローラ41に直結されている。
ローラ支持部42には付勢部材44が組み込まれている。付勢部材44は、ローラ支持部42の先端部を弾性的に支持し、この先端部に設けられた駆動ローラ41を可動部102の外周面に付勢する。付勢部材44による押付けにより、駆動ローラ41の回転を可動部102に伝達しやすくなる。
本実施形態では、一組の指部12が二指で構成されて各指部12にグリップ部20が設けられるところ、図3に示すように、駆動ローラ41及び回転アクチュエータ43が、円筒形ワーク100が把持されている状態で円筒形ワーク100の円周方向において2つのグリップ部20の中間に配置される。指駆動ユニット16の指アクチュエータ17は、駆動ローラ41と、円筒形ワーク100の半径方向に対向する。このため、回転機構40と指部12及び指駆動ユニット16との干渉を好適に避けることができる。また、回転機構40及び指駆動ユニット16の重量が互いにバランスし合うので、安定したハンドリングに資する。
一組の指部12で固定部101を挟み且つ駆動ローラ41が可動部102の外周面に当接する状態で駆動ローラ41を回転させることで、可動部102を固定部101に対して回転させる。可動部102は、駆動ローラ41の回転に引き摺られ、駆動ローラ41とは逆周りに回転する。駆動ローラ41の外周面はゴム材のような柔軟材料で成形される。これにより、駆動ローラ41の可動部102に対する滑りを抑制ひいては防止することができる。
回転機構40は、一組の指部12に設けられた1以上の押え部材45を有する。駆動ローラ41及び1以上の押え部材45は、指長方向(ハンドリングの際に円筒形ワーク100の軸線方向)に略同じ位置に配置される。押え部材45は、一組の指部12で円筒形ワーク100を把持し且つ駆動ローラ41の外周面を可動部102の外周面に当てた状態で、可動部102の外周面に当接する。これにより、円筒形ワーク100が、駆動ローラ41の外周面と可動部102の外周面との接触部位付近にて、駆動ローラ41から可動部102に伝達された回転力に基づいてこれら外周面の接線方向に動こうとするのを抑えることができる。
駆動ローラ41及び1以上の押え部材45は、円筒形ワーク100の円周方向に互いに離れて配置される。各押え部材45は、一組の指部12で固定部101を挟む状態で駆動ローラ41及び他の押え部材45とは円筒形ワーク100の円周方向において異なる個所で可動部102の外周面に当接する。これにより、各押え部材45は、駆動ローラ41及び他の押え部材45と協動して可動部102を円筒形ワーク100の中心に向けて押し付ける又は押し返すことができる。よって、円筒形ワーク100に作用する接線方向への力を支持することができる。
押え部材45は、指部12に対する位置を変えないようにして指部12に設けられてもよいし、駆動ローラ41と同じように指部12に弾性的に支持されてもよい。押え部材45の個数は特に限定されない。本実施形態では、押え部材45のうち一部が可動指14に設けられ、残余が固定指15に設けられる。これにより、押え部材45が円筒形ワーク100の円周方向に分散配置され、駆動ローラ41の回転時に前記接線方向の力を好適に支持することができる。
押え部材45は従動ローラで構成される。各従動ローラは、駆動ローラ41と同様にして円柱形状に形成され、回転可能に指部12に支持される。従動ローラは、一組の指部12が固定部101を挟み且つ自身の外周面が可動部102の外周面に当接している状態で、可動部102の回転に連れて回転可能である。これにより回転アクチュエータ42の動作に応じて可動部102が回転しようとすると、押え部材45としての従動ローラは、前述のように円筒形ワーク100の移動を抑えながら可動部102の円滑な回転を許容する。
本実施形態では、一組の指部12が指長方向に一対の第1及び第2クランプ群23,24を有するところ、駆動ローラ41も押え部材45も軸線方向においてこれら第1及び第2クランプ群23,24の間に配置されている。ただし、駆動ローラ41及び押え部材は、一対のクランプ群23,24よりも指長方向根元側に配置されていてもよいし、指長方向先端側に配置されていてもよい。クランプ群が単一である場合も同様である。
[動作]
次に、前述の説明と一部重複するが、ロボットハンド10の動作として、ロボットハンド10による円筒形ワーク100の可動部102の自動回転操作について説明する。このロボットハンド10の動作は、例えば、アーム2の動作を制御する制御装置3によって制御される。まず、指駆動ユニット16を動作させて、可動指14を固定指15から十分に離して把持空間を拡大させた初期状態とする。次に、産業用ロボット1を動作させて把持空間に円筒形ワーク100を収める。このときに、前述のように指長方向を円筒形ワーク100の軸線方向と概略一致させると共に、固定指15の第1クランプ体を、掌部11から見て指長方向先端側(円筒形ワーク100がレンズ鏡筒である場合、軸線方向においてカメラボディへのマウントが配置されている側)の固定部101の外周面に当接させる。また、固定指15の第2クランプ体を、掌部11から見て指長方向根元側の固定部101の外周面に当接させる。同時に、駆動ローラ41の外周面を可動部102の外周面に当接させる。また、固定指15に設けられている押え部材45を可動部102の外周面に当接させる。
次に、指アクチュエータ17を動作させ、可動指14を固定指15に近づけるように移動させる。すると、可動指14の第1クランプ体21が、前述した先端側固定部101の外周面に接触し、可動指14の第2クランプ体22が、前述した根元側固定部101の外周面に接触し、可動指14に設けられている押え部材45が、可動部102の外周面に当接する。このように第1及び第2クランプ群23,24で2つの固定部101を挟む状態になると、指アクチュエータ17が停止する。これにより、一組の指部12が固定部101を挟むことで円筒形ワーク100を把持した状態になる。
次に、回転アクチュエータ43を動作させる。すると、駆動ローラ41が回転し、連れて可動部102が回転する。このとき、固定部は一組の指部12に対して静止した状態を保ち、可動部102が固定部101に対して回転する。このとき、駆動ローラ41から円筒形ワーク100には、可動部102と駆動ローラ41との接点において接線方向の力が作用するが、押え部材45の存在によりその力が受け止められ、固定部101の静止状態を維持することができる。押え部材45はローラで構成されるので、このような力を受け止めながら可動部102の円滑な回転を許容することができる。
ロボットハンド10は、指アクチュエータ17及び回転アクチュエータ43の2つの駆動軸を有している。このロボットハンド10は、産業用ロボット1のアーム2の先端部2に取外し可能であるところ、産業用ロボット1の制御装置3は一般に外部駆動軸を制御可能に構成されている。指アクチュエータ17及び回転アクチュエータ43が産業用ロボット1の制御装置3により制御されるので、ロボットハンド10で円筒形ワーク100を把持しながらロボットハンド10を円筒形ワーク100ごと容易に移動させることができる。よって、円筒形ワーク100のハンドリングに要するタクトタイムの短縮を見込むことができる。
このロボットハンド10を利用してレンズ鏡筒の出荷前検品を行う場合、例えば、ロボットハンド10でレンズ鏡筒を把持し、合焦操作又は変倍操作を行うための回転環(いわゆるフォーカス環又はズーム環)を自動回転操作することができる。制御装置3は、この回転に要する回転アクチュエータ43の電流値、軸値(回転角度)、又は軸値の制御指令値と現在値(実回転角度)との偏差を監視することで、回転環の動作が正常か否かを検査することができる。本実施形態では、アーム2の動作を制御する制御装置がロボットハンド10の動作を制御する制御装置を兼ねるが、2つの制御装置は別でもよい。ロボットハンド10のための制御装置は、ロボットハンド10に近接して配置されていてもよい。
このロボットハンド10を利用して、レンズ鏡筒及びカメラボディからなるカメラシステムの出荷前検品を行う場合も同様である。例えば、ロボットハンド10でレンズ鏡筒を把持して回転環を自動回転操作することで、カメラボディで撮影される映像が正常か否かを検査することができる。
これまで本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記構成に限定されず、適宜変更追加削除可能である。
本発明は、円筒形の固定部と、固定部に対して回転可能な円筒形の可動部とを有する円筒形ワークを取り扱うためのロボットハンドであって、可動部を固定部に対して自動的に回転操作するためのロボットハンドに好適に利用することができる。
1 産業用ロボット
3 制御装置
10 ロボットハンド
12 指部
14 可動指
15 固定指
40 回転機構
41 駆動ローラ
43 回転アクチュエータ
45 押え部材
100 円筒形ワーク
101 固定部
102 可動部

Claims (6)

  1. 円筒形の固定部と、前記固定部に対して回転可能な円筒形の可動部とを有する円筒形ワークを取り扱うロボットハンドであって、
    前記固定部を挟むことにより前記円筒形ワークを把持する一組の指部と、
    前記一組の指部のうち少なくとも1つに設けられ、前記一組の指部で前記円筒形ワークを把持している状態で前記可動部を前記固定部に対して回転させる回転機構と、を備える、ロボットハンド。
  2. 前記回転機構は、前記一組の指部のうちの1つに設けられた駆動ローラを有し、前記駆動ローラを前記可動部の外周面に当接させた状態で回転させることで前記可動部を前記固定部に対して回転させるように構成される、請求項1に記載のロボットハンド。
  3. 前記回転機構は、前記一組の指部に取り付けられ、前記可動部の外周面に当接した状態で前記可動部の回転に従って回転可能な1以上の従動ローラを有し、
    前記駆動ローラ及び前記1以上の従動ローラは、互いに周方向に離れた位置で前記可動部に当接するように構成される、請求項2に記載のロボットハンド。
  4. 前記円筒形ワークが、前記固定部としての固定筒と、前記可動部としての回転環であって変倍操作又は合焦操作を行うための回転環とを有するレンズ鏡筒である、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のロボットハンド。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のロボットハンドと、
    前記ロボットハンドの動作を制御する制御装置と、を備え、
    前記ロボットハンドの前記回転機構が、前記可動部を回転させるための動力を発生する回転アクチュエータを有し、
    前記制御装置は、前記回転アクチュエータを動作させて前記可動部を回転させるときに、前記回転アクチュエータの電流値、前記回転アクチュエータの回転角度、又は、前記回転アクチュエータの回転角度の制御指令値と現在値との偏差に応じて前記可動部の動作が正常であるか否かを検査するように構成されている、ロボット。
  6. ロボットにより、円筒形の固定部、及び前記固定部に対して回転可能な円筒形の可動部を有する円筒形ワークを回転操作する方法であって、
    前記ロボットが、前記円筒形ワークを取り扱うロボットハンドと、前記ロボットハンドの動作を制御する制御装置と、を備え、前記ロボットハンドが、一組の指部と、前記一組の指部のうち少なくとも1つに設けられる回転機構と、を備え、前記回転機構が、前記可動部を回転させるための動力を発生する回転アクチュエータを有し、
    前記制御装置が、
    前記一組の指部で前記固定部を挟むことにより前記円筒形ワークを前記一組の指部で把持するよう当該一組の指部を制御し、
    前記回転アクチュエータを動作させることによって、前記回転アクチュエータにより発生される動力で前記可動部を前記固定部に対して回転させ、且つ
    前記回転アクチュエータを動作させて前記可動部を回転させるときに、前記回転アクチュエータの電流値、前記回転アクチュエータの回転角度、又は、前記回転アクチュエータの回転角度の制御指令値と現在値との偏差に応じて前記可動部の動作が正常であるか否かを検査する、ロボットによるワーク回転操作方法。
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