JP6188484B2 - 電子機器、その制御方法及びプログラム並びに記憶媒体 - Google Patents

電子機器、その制御方法及びプログラム並びに記憶媒体 Download PDF

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本発明は、操作部材に複数の機能のうち何れかの機能を割り当てて登録できる電子機器、その制御方法及びプログラム並びに記憶媒体に関する。
電子機器において、1つの操作キー又はボタンに複数の機能を割り当てることは公知であり、その割当て機能をユーザが選択可能にした構成も公知である。すなわち、本体の小型化に向けた操作部材削減、ユーザインターフェースの簡略化又はユーザニーズ等により、各ボタンの機能をユーザが任意の機能に置き換えるボタンカスタマイズ機能が知られている。ボタンカスタマイズ機能では、ユーザが好みの機能を操作ボタンに登録する事により、ユーザの使い方により合った操作が可能となる。
特許文献1には、任意の機能を登録可能な機能登録ボタンを複数有し、その各々にユーザが好みの機能を割り当て可能とする技術が記載されている。特許文献2には、任意の機能を登録可能な機能登録ボタンに対し、そのボタンに割り当てようとしている機能が現在使用可能かどうかをアイコン表示で示す技術が記載されている。
特開平02−294802号公報 特開2005−221771号公報
任意の機能を登録可能なカスタムボタンに機能割り当てを行う機能登録画面では、通常、設定を確実とする為に、登録したい機能を選択した後、設定画面を終了する時点で実際にその機能割当てが決定又は設定される。
一方、静止画の撮影や動画の記録開始等、撮像装置特有の機能に関しては、撮影の瞬間を逃さないためには撮像機器がどの様な状態にあっても、撮影操作を行われた際には可能な限りただちに撮影処理を行うのが望ましい。すなわち、仮に動画記録の開始/停止又は静止画撮影が割り当てられたボタンに対する操作は、他の操作に優先して実行するのが望ましい。
例えば、動画記録の開始・停止機能が割り当てられているカスタムボタンに、機能登録画面で他の機能を登録しようとしている状態にあるとき、この登録変更操作をキャンセルしない限り、動画記録を開始/又は停止できない。登録変更操作を終了した場合、動画記録の開始・停止機能を割り当てている別のボタンがあるときには、そのボタンにより動画記録を開始又は停止できるが、そうでないときには、動画記録を開始/停止できない。
本発明は、このような課題を解決する電子機器、その制御方法及びプログラム並びに記憶媒体を提示することを目的とする。
上記課題を解決する為に、本発明に係る電子機器は、メニュー画面を表示し、前記メニュー画面に含まれるメニュー項目の選択に応じてカスタマイズメニュー画面を表示するように制御する表示制御手段と、前記カスタマイズメニュー画面が表示されている際のユーザ操作に応じて、特定の操作部材に複数の機能のうちいずれかを登録する機能登録手段と、前記カスタマイズメニュー画面を表示している状況での、前記特定の操作部材の操作に対し、前記特定の操作部材に登録された機能を実行しないように制御し、前記カスタマイズメニュー画面でない画面を表示している状況での、前記特定の操作部材の操作に対し、前記特定の操作部材に登録された機能を実行するように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、特定の操作部材に複数の機能のうち何れかを登録する画面を表示している際に特定の操作部材が操作された場合の登録機能実行に伴う諸問題を低減できる。
本発明の一実施例の外観図である。 本実施例の概略構成ブロック図である。 本実施例の動作フローチャートである。 本実施例の動作フローチャートの残りである。 本実施例のベースメニュー例である。 本実施例の動画ボタン機能登録画面例である。 メニュー項目選択のフローチャートである。 動画記録処理のフローチャートである。 図3Bの変更例である。 図3Bの別の変更例である。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る電子機器の一実施例を適用したデジタルカメラの外観図を示し、図2は、その概略構成ブロック図を示す。
表示部28は、画像や各種情報を表示する。シャッタボタン61は撮影指示を行うための操作部である。モード切替えスイッチ60は各種モードを切り替えるための操作部である。コネクタ112には、接続ケーブル111を接続できる。
操作部70は、ユーザからの各種操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン、タッチパネル等の操作部材からなる。操作部70の動画ボタン70aが、複数の機能候補のうちの任意の機能を割当て可能なカスタムボタンであり、初期的には動画撮影の開始/停止が割り当てられている。コントローラホイール73は、操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材である。動画ボタン70aには、動画の記録開始・停止の他に、ホワイトバランス設定、セルフタイマ機能、カラーフィルタ機能、及び撮影される画像のアスペクト比選択など、様々な機能が割り当て可能である。
電源スイッチ72は、電源オンと電源オフを切り替えるのに使用される。記録媒体200は、メモリカード又はハードディスク等からなる。記録媒体スロット201に記録媒体200を格納し、蓋203で閉成する。記録媒体スロット201に格納された記録媒体200は、デジタルカメラ100の内部回路に電気的に接続する。
図2に示す構成を説明する。撮影レンズ103は、ズームレンズ及びフォーカスレンズを含む。シャッタ101は絞り機能を備える。撮像部22は、光学像を電気信号に変換するCCD又はCMOSの撮像素子等で構成される。A/D変換部23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。バリア102は、撮影レンズ103を含む撮像部を覆うことにより、撮影レンズ103、シャッタ101及び撮像部22を含む撮像系を汚れや破損から保護する。
画像処理部24は、A/D変換部23からの画像データ又はメモリ制御部15からの画像データに対し所定の画素補間及び縮小といったリサイズ処理並びに色変換処理を行う。また、画像処理部24は、撮像した画像データに所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御及び測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理及びEF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24は更に、撮像した画像データに所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行う。
A/D変換部23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、メモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換部23によりデジタルデータ化された画像データ、及び表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
メモリ32は、画像表示用メモリ(ビデオメモリ)を兼ねる。D/A変換部13は、メモリ32に格納されている表示用画像データをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。こうして、表示部28は、メモリ32に書き込まれた表示用画像データの示す画像を表示する。撮像部22により撮像された画像信号をA/D変換部23、メモリ32及びD/A変換部13を介して逐次、表示部28に供給することで、表示部28が電子ビューファインダとして機能する。表示部28がいわゆるスルー画像を表示することは、ライブビュー表示と呼ばれる機能である。
不揮発性メモリ56は電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数及びプログラム等が記憶される。ここでいうプログラムは、以下にフローチャート等を参照して説明する動作をシステム制御部50に実現させるプログラムである。
システム制御部50は、デジタルカメラ100全体を制御する。システム制御部50は、不揮発性メモリ56に記録された制御プログラムを実行することで以下の各処理を実現する。システムメモリ52は、RAMからなる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数及び変数、並びに不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等が展開される。システム制御部50は、メモリ32、D/A変換部13及び表示部28等を制御することにより、表示部28の表示を制御する。
システムタイマ53は、各種制御に用いる時間、及び、内蔵時計の時間を計測する計時部である。
モード切替えスイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画記録モード及び再生モード等のいずれかに切り替える。静止画記録モードには、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード及びカスタムモード等がある。
モード切替えスイッチ60を使って、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに直接切り替え可能である。モード切り替えスイッチ60で静止画撮影モードに切り換えた後に、操作部70を使って、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに切り替えるようにしてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれる。
第1シャッタスイッチ62は、シャッタボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でオンとなって、第1シャッタスイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタスイッチ信号SW1により、システム制御部50は、AF処理、AE処理、AWB処理及びEF処理等の動作を開始する。
第2シャッタスイッチ64は、シャッタボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でオンとなり、第2シャッタスイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタスイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200への画像データの書き込みまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70は、表示部28の画面上に配置されるタッチパネルを含み、表示部28に表示される種々の機能アイコンの選択操作により各機能アイコンに割り当てられた操作指示をシステム制御部50に入力できる。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン及び属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると、各種の設定メニュー画面が表示部28に表示される。ユーザは、表示部28に表示されたメニュー画面と、画面上の機能ボタン又は、上下左右の4方向ボタン(十字キー)及びSETボタンを用いて、各種設定を行うことができる。
コントローラホイール73は、操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材であり、方向ボタンと共に選択項目を指示する際などに使用される。コントローラホイール73を回転操作すると、操作量に応じて電気的なパルス信号が発生し、このパルス信号に基づいてシステム制御部50はデジタルカメラ100の各部を制御する。このパルス信号によって、システム制御部50は、コントローラホイール73が回転操作された角度及び回転量などを判定できる。
コントローラホイール73は回転操作を検出できる操作部材であればどのようなものでもよい。例えば、ユーザの回転操作に応じてコントローラホイール73自体が回転してパルス信号を発生するダイヤル操作部材であってもよい。また、タッチセンサよりなる操作部材で、コントローラホイール73自体は回転せず、コントローラホイール73上でのユーザの指の回転動作などを検出するものであってもよい。これは、いわゆるタッチホイールである。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、及び通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類及び電池残量を検出する。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部に供給する。
電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池又はACアダプタ等からなる。メモリカードやハードディスク等の記録媒体200は、インターフェース18に接続する。
通信部54は、無線または有線ケーブルを介して他の装置と通信し、映像信号及び音声信号等を送受信できる。通信部54は無線LAN(Local Area Network)にもインターネットにも接続可能である。通信部54は撮像部22で撮像した画像(スルー画像を含む)及び記録媒体200に記録された画像を送信可能であり、また、外部機器から画像データ及びその他の各種情報を受信できる。
姿勢検知部55は、重力方向に対するデジタルカメラ100の姿勢を検知する。姿勢検知部55で検知された姿勢に基づいて、システム制御部50は、撮像部22で撮影された画像がデジタルカメラ100を横に構えて撮影された画像であるか、縦に構えて撮影された画像なのかを判別できる。システム制御部50は、姿勢検知部55で検知された姿勢に応じた向き情報を撮影画像の画像ファイルに付加したり、撮影画像を回転して記録することが可能である。姿勢検知部55としては、加速度センサやジャイロセンサなどを用いることができる。
図3A及び図3Bを参照して、カメラ100の動画ボタン70aに他の機能を割り当てる際の処理を説明する。図3A及び図3Bに示す処理は、不揮発性メモリ56に記録された制御プログラムをシステムメモリ52に展開してシステム制御部50が実行することで実現される。
カメラ100を起動すると(例えば、電源オンにすると)、S301で、システム制御部50は、撮影待機モードに遷移する。S302で、システム制御部50は、ユーザ操作としてユーザがMENUボタンを押したかどうかを判定し、押されていない場合、S303に進む。S303で、システム制御部50は、動画ボタン70aが押されたかどうかを判定する。S303で動画ボタン70aが押されていない場合、システム制御部50は、S301に戻り、撮影待機状態となってS301以降を繰り返す。
S303で動画ボタン70aが押されたと判定した場合、システム制御部50は、S306で動画ボタンに登録されている機能を実行して、S301に戻る。先に説明したように、動画ボタン70aには、動画の記録開始・停止の他、ホワイトバランス設定、セルフタイマ機能、カラーフィルタ機能、及び撮影される画像のアスペクト比選択など、様々な機能が割り当て可能である。
S302でMENUボタンが押さたと判定した場合、システム制御部50は、S304でベースメニューを開始し、ベースメニュー画面を表示部28に表示する。システム制御部50は、表示部28への表示を制御する表示制御手段として機能する。S305で、システム制御部50は、ベースメニュー画面でユーザにメニュー項目を選択させる。図4はベースメニュー画面例を示す。ベースメニュー画面は、動画ボタン機能登録のメニュー401を具備する。メニュー項目の選択の詳細に関しては後述する。
S307で、システム制御部50は、MENUボタンが押されたかどうかを判定する。MENUボタンが押されたと判定した場合(S307)、システム制御部50は、S308でベースメニューを終了してS301に戻る。MENUボタンが押されていないと判定した場合(S307)、システム制御部50は、S309に進み、動画ボタン70aが押されたかどうかを判定する。
動画ボタン70aが押されたと判定した場合(S309)、システム制御部50は、S310で、動画ボタン70aに登録されている機能が動画機能かどうかを判定する。登録されている機能が動画機能である場合(S310)、システム制御部50は、S311でベースメニューを終了し、S314で動画記録処理を開始する。動画記録が完了すると(S314)、システム制御部50は、S301に戻って、撮影待機モードへ戻る。動画記録処理(S314)の詳細は後述する。
このような動作により、本実施例では、ベースメニューでの設定途中であっても、撮影チャンスを逃さずに動画の記録を開始し終了できる。
動画ボタン70aに登録されている機能が動画機能以外である場合(S310)、システム制御部50は、S313で何もせずに、S304に戻る。すなわち、システム制御部50は、再度ベースメニューを開始し(S304)、ユーザにベースメニューの項目選択を行わせる(S305)。
システム制御部50は、S309で動画ボタン70aが押されていないと判定した場合、S312でSETボタンが押されたかどうかを判定する。SETボタンが押されていない場合(S312)、システム制御部50は、S304に戻る。すなわち、システム制御部50は、再度ベースメニューを開始し(S304)、ユーザにベースメニューの項目選択を行わせる(S305)。
S312でSETボタンが押されたと判定した場合、システム制御部50は、S315でベースメニュー画面で現在選択している項目がボタンカスタマイズ項目かどうかを判定する。ボタンカスタマイズ処理でない場合(S315)、システム制御部50は、S316に進み、その時点で選択されていたベースメニューの別項目の処理を行い、S304に戻る。S316での別メニュー処理は、本発明とは直接関係が無いので、説明を省略する。
システム制御部50は、S315でベースメニューでの選択項目がボタンカスタマイズだと判定した場合、S317でカスタマイズメニュー画面を開始し、S318でカスタマイズメニュー画面に於いて登録機能の選択を行う。図5は、図4に示すベースメニュー画面で「動画ボタン登録」のメニュー401が選択されたときに表示されるカスタマイズメニュー画面の例を示す。動画ボタン70aに登録可能な機能をそれぞれ示す複数のアイコンが表示される。図5では、カスタマイズ登録の候補として動画記録開始・停止の機能501が選択された状態にある。その他の選択肢として、ホワイトバランス設定、セルフタイマ機能、カラーフィルタ機能、及び撮影される画像のアスペクト比選択にそれぞれ対応する選択肢が表示される。
システム制御部50は、S319でSETボタンが押されたかどうかを判定する。SETボタンが押された場合(S319)、システム制御部50は、S320に進み、現在選択している機能を動画ボタン70aに登録し、S322でカスタマイズメニュー画面を終了し、S304に戻る。
システム制御部50は、S319でSETボタンが押されていないと判定した場合、S321に進み、動画ボタンが押されたかどうかを判定する。システム制御部50は、S321にて動画ボタン70aが押されたと判定しなかった場合、S318に戻り、再びユーザに登録機能を選択させる。
システム制御部50は、S321で動画ボタン70aが押されたと判定した場合であっても、S323で何もせずに、S318に戻る。すなわち、たとえ動画ボタン70aに登録されている機能が動画記録であったとしても、カスタマイズメニュー画面では動画ボタン70aの操作を無効とする。この処理により、カスタマイズによる変更前の機能と変更後の機能のどちらが有効なのかについてユーザが混乱することを防止できる。また、カスタマイズメニュー画面によるカスタマイズ中に不用意に動画の記録を開始してしまうこと、また、動画記録をカスタマイズメニュー画面によるカスタマイズ中に不用意に停止してしまうことを防止できる。
図6を参照して、ベースメニューでの項目選択(S305,S318)の詳細を説明する。図6は、メニュー画面上の任意のメニューをユーザが選択する処理のフローチャートを示す。図6に示す処理は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムをシステムメモリ52に展開してシステム制御部50が実行することで実現される。
メニュー項目選択(S305)に対して、システム制御部50は、S601で上ボタンが押されたかどうかを判定する。上ボタンが押されたと判定した場合、システム制御部50は、S603に進み、現在選択されている項目が一番上かどうかを判定する。一番上と判定された場合(S603)、システム制御部50は、図6に示す処理を終了する。選択項目が一番上ではないと判定した場合(S603)、システム制御部50は、S605で選択項目を一つ上にずらし、図6に示す処理を終了する。
上ボタンが押されていないと判定した場合(S601)、システム制御部50は、S602に進み、下ボタンが押されたかどうかを判定する。下ボタンが押されていないと判定した場合(S602)、システム制御部50は、図6に示す処理を終了する。
下ボタンが押されたと判定した場合(S602)、システム制御部50は、S604に進み、現在選択されている項目が一番下かどうかを判定する。一番下だと判定された場合(S604)、システム制御部50は、図6に示す処理を終了する。
選択項目が一番下ではないと判定した場合(S604)、システム制御部50は、S606で選択項目を一つ下にずらし、図6に示す処理を終了する。
上下方向の項目選択に関して説明したが、左右方向の項目選択でも、上下左右方向の項目選択でも同様であることは明らかである。
図7は、動画記録処理(S314)の詳細なフローチャートを示す。システム制御部50は、S701で動画の記録を開始し、S702で動画ボタン70aが押されたかどうかを判定する。システム制御部50は、動画ボタン70aが押されたと判定するまで、判定処理(S702)を繰り返す。
システム制御部50は、S702で動画ボタン70aが押されたと判定すると、S703で動画ボタン70aに登録されている機能が動画記録であるか否かを判定する。登録された機能が動画記録である場合、システム制御部50は、S705で動画の記録を停止し、図7に示す処理を終了する。登録された機能が動画記録でない場合(S703)、システム制御部50は、S704で何もせずに、S702に戻る。
以上の処理により、撮像装置として重要な撮影タイミングを逃さずに、動画ボタン70aに任意の機能を登録できる。本実施例では、機能の開始と停止が存在する機能をカスタムボタン(動画ボタン70a)に割り当てた場合でも、通常はその機能の開始を優先して機能実行のチャンスを逃さず、しかしながら機能停止が行えない状況に陥る事を防止できる。特定の操作部材に複数の機能のうち何れかを登録する画面を表示している際に特定の操作部材が操作された場合の登録機能実行に伴う諸問題を低減できる。
図3Bに示すフローにおいて、カスタマイズメニュー画面で動画ボタン70aを押された場合(S321)、S323の代わりに、再度、動画ボタン70aへの登録機能が動画記録かどうかを判定し、動画記録であった場合のみ何もしない、としてもよい。
図8は、そのように図3Bに示すフローを変更したフローチャートを示す。図3Bと同じ要素には同じ符号を付してある。
カスタマイズメニュー画面で動画ボタン70aを押されると(S321)、システム制御部50は、S801で動画ボタン70aの登録機能(即ち、カスタマイズメニュー画面で変更しようとする機能)が動画機能かどうかを判定する。システム制御部50は、動画ボタン70aの登録機能が動画機能でない場合(S801)、S802で動画ボタン70aの登録機能を実行し、S318に戻る。また、システム制御部50は、動画ボタン70aの登録機能が動画機能である場合(S801)、何もせずに(S803)、S318に戻る。
図3Bに示すフローにおいて、カスタマイズメニュー画面で動画ボタン70aが押された場合(S321)、S323を図9に示すように変更してもよい。図9において、図3Bと同じ要素には同じ符号を付してある。
カスタマイズメニュー画面で動画ボタン70aを押されると(S321)、システム制御部50は、S901で動画ボタン70aの登録機能(即ち、カスタマイズメニュー画面で変更しようとする機能)が動画機能かどうかを判定する。
動画ボタン70aの登録機能が動画機能である場合(S901)、システム制御部50は、S902でカスタマイズメニューを終了し、S903で動画記録処理を開始して、S304に戻る。動画記録処理(S903)は、動画記録処理(S314)と同様に、図7に示すフローで実現される。
動画ボタン70aの登録機能が動画機能でない場合(S901)、システム制御部50は、S904でその登録機能を実行する。そして、システム制御部50は、S905で現在選択している機能を動画ボタン70aに登録し、S906でカスタマイズメニュー画面を終了し、S304に戻る。
このような処理により、例えば、動画記録中にユーザがボタンカスタマイズを選択した場合でも、動画ボタン70aによる動画記録の停止を行える。
開始と停止が必要な特定の機能の一例として動画記録の開始・停止機能を説明し、カスタマイズボタンの一例として動画ボタン70aに動画記録機能を登録している場合を説明したが、本発明はこのような構成に限定されない。例えば、動画記録以外に、音声記録の開始・停止にも適用可能であり、何らかの機能の開始と停止を指示する機能一般に適用可能である。
システム制御部50の制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施例に基づいて詳述したが、本発明はこれら特定の実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施例は本発明の一実施例を示すものにすぎず、各実施例を適宜組み合わせることも可能である。
本発明を撮像装置の動画記録に適用した実施例を説明したが、本発明は、この実施例の用途に限定されず、登録機能を変更可能な操作手段を具備する装置一般に適用可能である。例えば、パーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、ディスプレイを備えるプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤ、ゲーム機、電子ブックリーダなどに適用可能である。
(他の実施例)本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

Claims (12)

  1. メニュー画面を表示し、前記メニュー画面に含まれるメニュー項目の選択に応じてカスタマイズメニュー画面を表示するように制御する表示制御手段と、
    前記カスタマイズメニュー画面が表示されている際のユーザ操作に応じて、特定の操作部材に複数の機能のうちいずれかを登録する機能登録手段と、
    前記カスタマイズメニュー画面を表示している状況での、前記特定の操作部材の操作に対し、前記特定の操作部材に登録された機能を実行しないように制御し、前記カスタマイズメニュー画面でない画面を表示している状況での、前記特定の操作部材の操作に対し、前記特定の操作部材に登録された機能を実行するように制御する制御手段
    とを有することを特徴とする電子機器。
  2. メニュー画面を表示し、前記メニュー画面に含まれるメニュー項目の選択に応じてカスタマイズメニュー画面を表示するように制御する表示制御手段と、
    前記カスタマイズメニュー画面が表示されている際のユーザ操作に応じて、特定の操作部材に複数の機能のうちいずれかを登録する機能登録手段と、
    前記特定の操作部材に開始と停止が必要な特定の機能が登録され、前記カスタマイズメニュー画面を表示している状況での、前記特定の操作部材の操作に対し、前記特定の操作部材に登録された機能を実行しないように制御し、前記特定の操作部材に開始と停止が必要な機能以外の機能が登録され、前記カスタマイズメニュー画面を表示している状況での、前記特定の操作部材の操作に対し、前記特定の操作部材に登録された機能を実行するように制御する制御手段
    とを有することを特徴とする電子機器。
  3. メニュー画面を表示し、前記メニュー画面に含まれるメニュー項目の選択に応じてカスタマイズメニュー画面を表示するように制御する表示制御手段と、
    前記カスタマイズメニュー画面が表示されている際のユーザ操作に応じて、特定の操作部材に複数の機能のうちいずれかを登録する機能登録手段と、
    前記特定の操作部材に開始と停止が必要な特定の機能とは異なる機能が登録され、前記カスタマイズメニュー画面において登録されている機能とは異なる機能を登録するための選択肢を選択している場合、前記特定の操作部材の操作に対し、前記カスタマイズメニュー画面の表示を終了して前記異なる機能を実行するとともに、前記カスタマイズメニュー画面で選択している選択肢に対応する機能を前記特定の操作部材に登録するように制御し、前記特定の操作部材に前記特定の機能が登録されており、前記カスタマイズメニュー画面において、登録されている機能とは異なる機能を登録するための選択肢を選択している場合、前記特定の操作部材の操作に対し、前記カスタマイズメニュー画面の表示を終了し、前記特定の機能を実行し、且つ前記カスタマイズメニュー画面で選択している選択肢に対応する機能を前記特定の操作部材に登録しないように制御する制御手段
    とを有することを特徴とする電子機器。
  4. 前記制御手段は、前記メニュー画面を表示している状況での前記特定の操作部材の操作に対し、
    前記特定の操作部材に割り当てられている機能が開始と停止が必要な特定の機能であった場合、前記特定の操作部材に登録されている機能を実行し、
    前記特定の操作部材に割り当てられている機能が前記特定の機能以外であった場合、前記特定の操作部材に登録された機能を実行しないように
    それぞれ制御することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の電子機器。
  5. 前記特定の機能は、動画記録の開始と終了の機能であることを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項に記載の電子機器。
  6. 前記特定の機能は、音声記録の開始と終了の機能であることを特徴とする請求項2乃至5の何れか1項に記載の電子機器。
  7. 動画を撮影する撮像手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の電子機器。
  8. メニュー画面に含まれるメニュー項目の選択に応じてカスタマイズメニュー画面を表示するように制御するステップと、
    前記カスタマイズメニュー画面が表示されている際のユーザ操作に応じて、特定の操作部材に複数の機能のうちいずれかを登録する機能登録ステップと、
    前記カスタマイズメニュー画面を表示している状況での、前記特定の操作部材の操作に対し、前記特定の操作部材に登録された機能を実行しないように制御し、前記カスタマイズメニュー画面でない画面を表示している状況での、前記特定の操作部材の操作に対し、前記特定の操作部材に登録された機能を実行するように制御するステップ
    とを有することを特徴とする電子機器の制御方法。
  9. メニュー画面に含まれるメニュー項目の選択に応じてカスタマイズメニュー画面を表示するように制御するステップと、
    前記カスタマイズメニュー画面が表示されている際のユーザ操作に応じて、特定の操作部材に複数の機能のうちいずれかを登録する機能登録ステップと、
    前記特定の操作部材に開始と停止が必要な特定の機能が登録され、前記カスタマイズメニュー画面を表示している状況での、前記特定の操作部材の操作に対し、前記特定の操作部材に登録された機能を実行しないように制御し、前記特定の操作部材に開始と停止が必要な機能以外の機能が登録され、前記カスタマイズメニュー画面を表示している状況での、前記特定の操作部材の操作に対し、前記特定の操作部材に登録された機能を実行するように制御するステップ
    とを有することを特徴とする電子機器の制御方法。
  10. メニュー画面に含まれるメニュー項目の選択に応じてカスタマイズメニュー画面を表示するように制御するステップと、
    前記カスタマイズメニュー画面が表示されている際のユーザ操作に応じて、特定の操作部材に複数の機能のうちいずれかを登録する機能登録ステップと、
    前記特定の操作部材に開始と停止が必要な特定の機能とは異なる機能が登録され、前記カスタマイズメニュー画面において登録されている機能とは異なる機能を登録するための選択肢を選択している場合、前記特定の操作部材の操作に対し、前記カスタマイズメニュー画面の表示を終了して前記異なる機能を実行するとともに、前記カスタマイズメニュー画面で選択している選択肢に対応する機能を前記特定の操作部材に登録するように制御し、前記特定の操作部材に前記特定の機能が登録されており、前記カスタマイズメニュー画面において、登録されている機能とは異なる機能を登録するための選択肢を選択している場合、前記特定の操作部材の操作に対し、前記カスタマイズメニュー画面の表示を終了し、前記特定の機能を実行し、且つ前記カスタマイズメニュー画面で選択している選択肢に対応する機能を前記特定の操作部材に登録しないように制御するステップ
    とを有することを特徴とする電子機器の制御方法。
  11. コンピュータを、請求項1乃至7のいずれか1項に記載された電子機器の各手段として機能させるためのプログラム。
  12. コンピュータを、請求項1乃至7のいずれか1項に記載された電子機器の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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