JP2012029056A - 撮像装置、その制御方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

撮像装置、その制御方法、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】予め定められた撮像条件で被写体を撮像する撮像モード、又はユーザにより設定された撮像条件で被写体を撮像するカスタムモードで被写体を撮像可能な撮像装置において、操作部材に割り当てられた撮像に関する機能の変更に対するユーザの使い勝手を向上させた撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置において、撮像モードで変更部により変更された機能は、次に変更されるまで有効とし、カスタムモードで変更部により変更された機能は、変更された時点でのカスタムモードにおける撮像にだけ有効とするように、変更された機能を設定する。
【選択図】図12

Description

本発明は、撮像装置、その制御方法、プログラム、及び記録媒体に関し、特に、設定された撮像条件で撮像可能な撮像装置、その制御方法、プログラム、及び記録媒体に関する。
近年デジタルカメラは多機能化する一方で、小型化や低価格化を実現するための操作部材が減少した結果、デジタルカメラの操作が複雑化している。この課題を解決する手段の1つとして、様々な機能を特定のボタンやダイヤル等の操作部材に割り当てる操作部材のカスタマイズ機能が知られている。
この機能によって、ユーザはデジタルカメラに搭載されている液晶モニタに表示されるメニューから、ボタンやダイヤルに任意の機能を割り当てることができる。この機能を用いれば、従来ではユーザがメニューの階層を段階的に辿って設定していた機能を、ボタンの単押しやダイヤルをまわすだけで発動することができるため、少ない操作部材であってもその操作性を向上させることが可能となる。
また、上述の課題を解決するもう1つの手段として、ユーザが行った様々な撮像条件をカスタムモードとして登録する機能が知られている。この機能によって、用意されているモードが少なくなっても、ユーザがお好みの撮像条件をカスタムモードとして登録することで、いつでも好きな時に、その撮像条件で撮像することが可能である。
上記技術に関連して、ユーザが複数の機能の中から所望の機能を選択し、選択した機能をアイコンでショートカットメニュー画面に登録し、登録した機能をショートカットにより機動させるためのユーザインタフェースを有する撮像装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、ユーザの趣向に応じた様々な条件、例えばシャッター速度や絞り値、感度をカスタムモードとして登録し、電源投入時の条件によってカスタムモードであれば、設定された条件で立ち上がる撮像装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−198705号公報 特開2001−257933号公報
しかしながら、特許文献1によるショートカット機能登録では、全てのモードにおいて同一の機能しか特定のボタンに登録できない。そのため、所定のモードにおいてその機能が無効の場合、機能登録されたボタンをユーザが押下しても機能が働かず、特定のモードでしか有用ではない機能となってしまう。
また、上記ショートカット機能登録では、モード毎に別々の機能を割り振りたいという高度なユーザの要求には耐えうる仕様を実現できない。
さらに特許文献2ではカスタムモードを実現するための記載はあるものの、カスタムモードにおいて上記ショートカット機能登録を実現するための記載はない。
このように、従来の技術では、操作部材に割り当たられた撮像に関する機能の変更に対するユーザの使い勝手が必ずしも良いとは言えなかった。
本発明の目的は、予め定められた撮像条件で被写体を撮像する撮像モード、又はユーザにより設定された撮像条件で被写体を撮像するカスタムモードで被写体を撮像可能な撮像装置において、操作部材に割り当てられた撮像に関する機能の変更に対するユーザの使い勝手を向上させた撮像装置、その制御方法、プログラム、及び記録媒体を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の撮像装置は、予め定められた撮像条件で被写体を撮像する撮像モード、又はユーザにより設定された撮像条件で被写体を撮像するカスタムモードで被写体を撮像可能であり、ユーザが操作可能な操作部材に、撮像に関する機能を前記撮像モード及びカスタムモード毎に割り当て可能な撮像装置であって、前記撮像モード及び前記カスタムモード毎に前記操作部材に割り当てられた機能を他の機能に変更する変更部と、前記撮像モードにおいて前記変更部により変更された機能は、次に前記変更部により変更されるまで有効とし、前記カスタムモードにおいて前記変更部により変更された機能は、前記変更部により変更された時点でのカスタムモードにおける撮像にだけ有効とするように、前記変更された機能を設定する変更設定部と、を備える。
本発明によれば、撮像モードにおいて変更された機能は、次に変更されるまで有効とし、カスタムモードにおいて変更された機能は、変更された時点でのカスタムモードにおける撮像にだけ有効とするように、変更された機能を設定するので、予め定められた撮像条件で被写体を撮像する撮像モード、又はユーザにより設定された撮像条件で被写体を撮像するカスタムモードで被写体を撮像可能な撮像装置において、操作部材に割り当てられた撮像に関する機能の変更に対するユーザの使い勝手を向上させた撮像装置、その制御方法、プログラム、及び記録媒体を提供できる。
本発明の実施の形態に係る撮像装置の外観を示す図である。 図1におけるデジタルカメラの概略構成を示すブロック図である。 図2におけるシステム制御部により実行されるデジタルカメラの撮像全体処理の手順を示すフローチャートである。 図3のステップS304で実行される静止画記録モード処理の手順を示すフローチャートである。 図4のステップS409で実行される撮像処理の手順を示すフローチャートである。 図4のステップS411で実行される記録処理の手順を示すフローチャートである。 図2におけるシステム制御部により実行されるカスタムモード登録処理の手順を示すフローチャートである。 図7におけるカスタムモード登録処理において、ユーザがカスタムモードの登録先を選択するためのカスタムモード登録画面を示す図である。 図2におけるシステム制御部により実行されるカスタムモード呼び出し処理の手順を示すフローチャートである。 図2におけるシステム制御部により実行される機能登録処理の手順を示すフローチャートである。 図10における機能登録処理において、ユーザに表示される機能割り当て画面を示す図である。 図10のステップS1006で実行されるカスタムモード機能登録処理の手順を示すフローチャートである。 図12のステップS1202で表示されるカスタムモード機能登録画面を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の本実施の形態に係る撮像装置の外観を示す図である。
図1において、撮像装置としてのデジタルカメラ100は、表示部128、電源スイッチ172、シャッターボタン161、モード切り替えボタン160、接続ケーブル111、コネクタ112、操作部170、ホイール173、ダイヤル174、記録媒体110、及び記録媒体スロット113を備える。
表示部128は、画像や各種情報を表示する。電源スイッチ172は、電源オン、電源オフを切り替えるためのスイッチである。モード切り替えボタン160は、各種モードを切り替えるスイッチである。このモード切り替えボタン160により、静止画記録モード、動画記録モード、再生モード等のモードの切り替えが可能となる。シャッターボタン161は撮像時にユーザにより押下されるボタンである。接続ケーブル111は、デジタルカメラ100と外部機器とを接続するためのケーブルである。コネクタ112は接続ケーブル111とデジタルカメラ100とを接続するためのコネクタである。
操作部170は、ユーザからの各種操作を受け付けるもので、各種ボタンやタッチパネル等の操作部材からなる。操作部170における操作部材として、具体的に消去ボタン、メニューボタン、SETボタン、十字に配置された4方向キー(上ボタン、下ボタン、右ボタン、左ボタン)が例として挙げられる。
ホイール173、及びダイヤル174は、様々な機能が割り当てられるユーザが操作可能な操作部材で、ユーザはこれらを操作することで割り当てられた機能内容を変更することができる。記録媒体110は、メモリカードやハードディスクなど不揮発性の記録装置である。記録媒体スロット113は、記録媒体110が格納されるスロットである。
図2は図1におけるデジタルカメラ100の概略構成を示すブロック図である。
図2おいて、デジタルカメラ100は、大きく分けて撮像系のブロック、ユーザインタフェース系のブロック、及び制御系のブロックの3つのブロックで構成される。
撮像系のブロックは、バリア41、レンズ42、シャッター43、撮像部22、A/D変換器23、タイミング発生部12、画像処理部24、メモリ制御部15、メモリ32、及び圧縮伸長部16で構成される。
このうち、バリア41は、デジタルカメラ100におけるレンズ42や撮像部22を覆う事により、レンズ42や撮像部22等の汚れや破損を防止する。シャッター43は、絞り機能等を備える。撮像部22は、光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される。A/D変換器23は、撮像部22から出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換して画像データとして出力する。A/D変換器23から出力された画像データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、直接メモリ制御部15を介して、メモリ32に書き込まれる。メモリ32は、マイク10において録音された音声データ、静止画像、動画像および画像ファイルを構成する場合のファイルヘッダを格納するためのメモリである。このメモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記録容量を備えている。メモリ制御部15は、メモリ32を制御する。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理回路24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
タイミング発生部12は、撮像部22、音声制御部11、A/D変換器23、D/A変換器13にクロック信号や制御信号を供給し、メモリ制御部15及びシステム制御部50により制御される。
圧縮伸長部16は、適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸張する圧縮・伸張部であり、シャッター43をトリガにしてメモリ32に格納された撮像画像を読み込んで圧縮処理を行い、処理を終えたデータをメモリ32に書き込む。また、圧縮伸長部16は、記録部19などからメモリ32に読み込まれた圧縮画像を読み込んで伸張処理を行い、処理を終えたデータをメモリ32に書き込む。圧縮・伸張部16によりメモリ32に書き込まれた画像データは、システム制御部50の不図示のファイル部においてファイル化され、I/F(インタフェース)18を介して記録媒体110に記録される。
ユーザインタフェース系のブロックは、マイク10、スピーカ39、音声制御部11、D/A変換器13、及び表示部128で構成される。
表示部128は、LCD等で構成され、画像や各種情報を表示する。上記メモリ32は画像表示用のメモリを兼ねており、メモリ32に記録された表示用の画像データはD/A変換器13を介して表示部128により表示される。
音声制御部11は、アンプ等を含み、マイク10から入力された音声信号を増幅する。増幅された音声信号は、A/D変換部23においてデジタル信号に変換された後、メモリ制御部15によってメモリ32に格納される。一方、記録媒体110に記録されている音声データは、メモリ32に読み込まれた後、D/A変換部13を介し音声制御部11において制御され、その信号がスピーカ39において音声出力される。
制御系のブロックは、システム制御部50、操作部170、シャッターボタン161(第1シャッタースイッチSW1、第2シャッタースイッチSW2)、モード切り替えボタン160、電源スイッチ172、電源制御部39、コネクタ33、34、電源部30、不揮発性メモリ56、通信部53、コネクタ54、システムメモリ52、記録媒体着脱検知部98、RTC(Real Time Clock)40、I/F18、及び記録媒体110で構成される。
不揮発性メモリ56は電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。システム制御部50の動作用の定数、プログラム等を記録する。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
システム制御部50は、デジタルカメラ100全体を制御するシステム制御部である。システム制御部50は、上述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述するフローチャートに示される処理を実行する。システムメモリ52は、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等が展開されるメモリである。
シャッターボタンにおける第1シャッタースイッチSW1、第2シャッタースイッチSW2、操作部70はシステム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。
第1シャッタースイッチSW1は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の半押しでオンとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始を指示するためのスイッチである。
第2シャッタースイッチSW2は、シャッターボタン61の全押しでオンとなり、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体110に画像データを書き込むまでの一連の撮像処理の動作開始を指示するためのスイッチである。
操作部70の各操作部材は、表示部128に表示される種々の機能アイコンがユーザにより選択操作されることなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、割り当てられた機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。
例えば、メニューボタンがユーザにより押下されると各種設定が可能なメニュー画面が表示部128に表示される。ユーザは、表示部128に表示されたメニュー画面と、4方向キーやSETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。また、操作部70は、ボタン部材以外にもダイヤル174やホイール173等の部材も含まれる。ユーザがこれらの部材を回転させることで割り当てられた機能を発動させたり、これらの部材を用いて上述した4方向キーと同様にメニュー等の項目を変更することも可能である。この部材の詳細に関しては後述する。
モード切り替えボタン60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画記録モード、再生モード等のいずれかに切り替えるためのボタンである。
電源スイッチ72は、電源オン、電源オフを切り替える。電源制御部39は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部39は、検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体110を含む各部へ供給する。
電源部30はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等で構成される。コネクタ33、34は、電源部30と電源制御部39とを接続する。
RTC40は、電源制御部39とは別に内部に電源部を保持し、電源部30から電力が供給されない状態であっても、時間を計測する状態を続けている。システム制御部50は、起動時に、RTC40が取得した日時を用いてタイマー制御する。
I/F18はメモリカードやハードディスク等の記録媒体110とのインタフェースである。記録媒体着脱検知部98は、コネクタ35に記録媒体110が装着されているか否かを検知する。
コネクタ(無線通信の場合はアンテナ)54は、通信部53を介してデジタルカメラ100を他の機器と接続する。通信部53は、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信等の各種通信処理を行う。
コネクタ54は、記録媒体110とインタフェース18との接続のためのコネクタである。
記録媒体110は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体110は、記録部19、I/F(インタフェース)37、コネクタ36、及び記録部19で構成される。記録部19は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。I/F37は、デジタルカメラ100と接続するためのインタフェースである。コネクタ36は、記録媒体110とデジタルカメラ100とを接続する。
図3は、図2におけるシステム制御部50により実行されるデジタルカメラ100の撮像全体処理の手順を示すフローチャートである。
図3の撮像全体処理は、システム制御部50により実行される。
図3において、ユーザにより、電源スイッチ72が操作され電源がオンに切り替わると、フラグや制御変数等を初期化し(ステップS301)、記録媒体110に記録されているファイルに関する管理処理を開始する(ステップS302)。
次に、モード切替スイッチ60が静止画記録モードで設定されているか否かを判別し(ステップS303)、静止画記録モードに設定されているときは(ステップS303でYES)、後述する図4の静止画記録モード処理を実行して、静止画を記録するための処理を行う(ステップS304)。
次いで電源スイッチ72がオフであるときは(ステップS306でYES)、終了処理を行い(ステップS307)、本処理を終了する。
上記ステップS307における終了処理では、表示部128を終了状態に変更し、バリア41を閉じて撮像部22を保護する。また、終了処理では、フラグや制御変数等を含むパラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56に記録し、電源供給が不要な部分への電源を遮断する。
一方、ステップS303の判別の結果、静止画記録モードに設定されていないときは(ステップS303でNO)、モード切替スイッチ60の設定位置が動画記録モードか否かを判別し(ステップS309)、動画記録モードに設定されていると判別されたとき(ステップS309でYES)、動画記録モード処理を行って、動画を記録し(ステップS310)、ステップS306以降の処理を繰り返す。
一方、ステップS309の判別の結果、動画記録モードに設定されていないときは(ステップS309でNO)、モード切替スイッチ60が再生モードに設定されているか否かを判別し(ステップS311)、再生モードに設定されているときは(ステップS311でYES)、再生モード処理を行って、再生し(ステップS312)、ステップS306以降の処理を繰り返す。
ステップS311の判別の結果、再生モードに設定されていないときは(ステップS311でNO)、その他の対応するモード処理を行い(ステップS305)、ステップS306以降の処理を繰り返す。上述したその他のモードとしては、例えば記録媒体110に格納されたファイルの送信を行う送信モードや外部機器からファイルを受信して記録媒体110に格納する受信モードが挙げられる。
ステップS306の判別の結果、電源スイッチ72がオフでないとき(ステップS306でNO)、ステップS303以降の処理を繰り返す。
また、上述した3つのモード(静止画記録モード、動画記録モード、再生モード)のうち、本実施の形態では静止画記録モードを対象としているため、その他のモードについての詳細な説明を省略する。
図4は、図3のステップS304で実行される静止画記録モード処理の手順を示すフローチャートである。
図4の静止画記録モード処理は、システム制御部50により実行される。
図4において、静止画記録モードが開始されると、不揮発性メモリ56より前回の静止画記録モード終了時における撮像モードを取得し、システムメモリ52に格納するか、或いは、ユーザにより操作部70が操作されて撮像モードの設定入力があれば、入力された撮像モードをシステムメモリ52に格納することで撮像モードを確定し(ステップS401)、撮像部22からの画像データを表示するスルー表示を行い(ステップS402)、電源制御部39により電池等により構成される電源部30の残容量、記録媒体110の有無、及び残容量がデジタルカメラ100の動作に問題があるか否かを各々判別する(ステップS403)。
ステップS403の判別の結果、いずれか1つでも問題がないときは(ステップS403でYES)、スルー表示される画像信号中で人の顔を検出する検出処理を行う(ステップS404)。
このステップS404の顔検出処理の結果、人の顔が検出された場合、顔情報として画像信号中において検出した位置座標、サイズ(幅、高さ)、検出個数、信頼性係数等をシステムメモリ52に記録する。また、表示部128にスルー表示されている画像信号に重ねて顔枠を表示する。検出されなかった場合はシステムメモリ52内の位置座標、サイズ(幅、高さ)、検出個数、信頼性係数等の領域に「0」を設定する。
次いで、シャッタースイッチSW1が押下されたと判別されたときは(ステップS405でYES)、測距処理を行って撮像レンズ103の焦点を被写体に合わせ、測光処理を行って絞り値及びシャッター時間を決定する(ステップS406)。このステップS406における測光処理では、必要であればフラッシュの設定も行う。また、この時S404において顔を検出していれば、検出した顔の範囲で測距を行うことも可能である。
シャッタースイッチSW2が押下されたとき(ステップS407でYES)、表示部128の表示状態を固定色表示状態に設定し(ステップS408)、後述する図5の撮像処理を実行して、被写体を撮像し(ステップS409)、表示部128に対し撮像した画像データのレックレビュー表示を行う(ステップS410)。このレックレビューとは、撮像画像の確認のために、被写体の撮像後記録媒体への記録前に、予め決められた時間(レビュー時間)だけ画像データを表示部128に表示する処理である。
クイックレビュー表示後、後述する図6の記録処理を実行して、撮像処理で得られた画像データを画像ファイルとして記録媒体110に対し書き込みを行い(ステップS411)、シャッタースイッチSW2が押下されたか否かを判別し(ステップS412)、押下されていないと判別されたとき、すなわちシャッタースイッチSW2を押し続けてレックレビュー表示を継続して撮像画像の確認を行った後にシャッタースイッチSW2を放した状態になったとき(ステップS412でNO)、予め定められたレックレビュー時間が経過したとき(ステップS413でYES)、表示部128の表示状態をスルー表示状態に設定する(ステップS414)。この場合、表示部128でのレックレビュー表示によって撮像画像データを確認した後に、次の撮像のために撮像部22からの画像データを逐次表示するスルー表示状態にすることが出来る。
シャッタースイッチSW1が押下されていないと判別されたとき(ステップS415でNO)、一連の撮像動作を終えて撮像待機状態に戻る。
一方、ステップS403の判別の結果、電源部30の残容量、記録媒体110の有無、及び残容量がデジタルカメラ100の動作に問題があるときは(ステップS403でNO)、表示部128を用いて画像や音声により所定の警告表示を行う(ステップS416)。
また、ステップS407の判別の結果、シャッタースイッチSW2が押下されていないと判別されたときは(ステップS407でNO)、シャッタースイッチSW1が押下されたか否かを判別し(ステップS417)、押下されていないと判別されたとき(ステップS417でNO)、本処理を終了する。
一方、ステップS417の判別の結果、シャッタースイッチSW1が押下されたと判別されたとき(ステップS417でYES)、及び、ステップS415の判別の結果、シャッタースイッチSW1が押下されたときは(ステップS415でNO)、撮像に備えるために、ステップS407以降の処理を繰り返す。
上記撮像モードとは、撮像シーンに適したシャッター速度や絞り値、ストロボ発光状態、感度設定等を組み合わせた撮像条件で撮像するモードのことである。本実施の形態のデジタルカメラ100は後述する撮像モードを有する。以下、予め定められた撮像モードを列挙する。
まず、「オートモード」は、デジタルカメラ100が被写体等を考慮して自動的に絞り値等を設定するモードである。「マニュアルモード」は、デジタルカメラ100の各種パラメータを自由に変更可能なモードである。
「各種シーンモード」は、撮像シーンに適したシャッター速度や絞り値、ストロボ発光状態、感度設定等の組み合わせが自動で設定されるモードである。このシーンモードには以下のようなモードが含まれる。まず、背景をぼかして人物を浮き立たせるようにして人物撮像に特化した「ポートレートモード」、人物にストロボ光をあて背景を遅いシャッター速度で記録することにより夜景シーンに特化した「夜景モード」、広がりのある風景シーンに特化した「風景モード」、三脚なしで夜景と人物をきれいに撮る「ナイト&スナップモード」、よく動き回る子供やペットをシャッターチャンスを逃さず撮像可能にした「キッズ&ペットモード」、新緑等の木々や葉を色鮮やかに撮像する「新緑&紅葉モード」、蛍光灯や電球のもとで、手振れを抑えて被写体に忠実な色味で撮像する「パーティーモード」、雪景色をバックにしても人物が暗くならず、青みも残さず撮像する「スノーモード」、太陽光の反射の強い海面や砂浜でも、人物などが暗くならずに撮像可能な「ビーチモード」、打ち上げ花火を最適な露出で鮮やかに撮像する「花火モード」、屋内の水槽内の魚などを撮像するのに適した感度、ホワイトバランス、色味を設定する「水族館モード」、水中に最適なホワイトバランスに設定し、青みを押さえた色合いで撮像する「水中モード」、被写体から顔を検出し、笑顔を検出することで自動的に撮像をおこなう「スマイルモード」、ユーザが設定した内容を不揮発性メモリ56に記録し、いつでもその設定で撮像が可能な「カスタムモード」が含まれる。このカスタムモードに関しては後述する。
図5は、図4のステップS409で実行される撮像処理の手順詳細を示すフローチャートである。
図5の撮像処理は、システム制御部50により実行される。
図5において、撮像開始時にその日時をシステムタイマより取得し、取得した日時をシステムメモリ52に記録し(ステップS501)、続いてシステムメモリ52に記録される測光データに従い、絞り機能を有するシャッター101を絞り値に応じて開放し(ステップS502)、撮像素子22を露光し(ステップS503)、測光データに従って撮像部22の露光終了を待ち、露光が終了したと判別されると(ステップS504でYES)、シャッター101を閉じて(ステップS505)、撮像部22から電荷信号を読み出し、A/D変換器23、画像処理回路20、及びメモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器23から直接メモリ制御回路22を介して、メモリ32に撮像画像データを書き込み(ステップS506)、メモリ制御回路15そして必要に応じて画像処理回路24を用いて、メモリ32に書き込まれた画像データを読み出して圧縮伸張部16を用いた圧縮処理等の画像処理を順次行い(ステップS507)、メモリ32に処理を終えた画像データを書き込み、メモリ32から画像データを読み出し、メモリ制御回路15を介して表示画像データの転送を行い(ステップS508)、本処理を終了する。
図6は、図4のステップS411で実行される記録処理の手順詳細を示すフローチャートである。
図6の記録処理は、システム制御部50により実行される。
図6において、後述するファイル名生成ルールに則りファイル名を生成し(ステップS601)、図5のステップS501において撮像シーケンスの中でシステムメモリ52に記録した日時を取得し(ステップS602)、さらに生成したファイルのデータサイズを取得し(ステップS603)、生成したファイルを記録するディレクトリが記録媒体200に存在するとき(ステップS604でYES)、ファイルを記録するディレクトリを作成し(ステップS605)、メモリ32に記録された画像データに対し、撮像日時や撮像時条件等から構成されるファイルヘッダを作成し(ステップS606)、ヘッダ作成の完了後、ステップS601で取得したファイル名、およびステップS602で取得した日時からディレクトリエントリを生成し、画像データを記録媒体200に記録し(ステップS607)、本処理を終了する。
一方、ステップS604で、ファイルを格納するディレクトリが記録媒体200に存在しないと判別されたとき(ステップS604でNO)、ステップS606に処理が進む。
図7は、図2におけるシステム制御部により実行されるカスタムモード登録処理の手順を示すフローチャートである。
図7のカスタムモード登録処理は、システム制御部50により実行される。
なお、図7に示される処理では、一例としてカスタムモードをC1及びC2のいずれかに登録可能になっている。
図7において、現在の設定内容を不揮発性メモリ56から取得し、図8に示される登録先を選択するためのカスタムモード登録画面を表示し(ステップS701)、そのカスタムモード登録画面において選択された登録先がC1か否かを判別し(ステップS702)、登録先がC1と判別されたとき(ステップS702でYES)、不揮発性メモリ56のC1に対応する領域に現在の設定内容を記録し(ステップS703)、本処理を終了する。
一方、ステップS702の判別の結果、登録先がC2のとき(ステップS702でNO)、不揮発性メモリ56のC2に対応する領域に現在の設定内容を記録し(ステップS704)、本処理を終了する。
図8は、図7のステップS701で表示させるカスタムモード登録画面を示す図である。
図8において、カスタムモード登録画面の一例は、登録するカスタムモードが2つある場合の画面例を示しており、登録先として、カスタムモードを示すC1、及びC2のいずれか一方を選択する画面である。ユーザは現状の設定されている項目をカスタムモードに登録する場合、図7において、C1、C2のどちらのカスタムモードに設定するかを選択する。尚、ここでいう設定項目とは、撮像モード、WB(ホワイトバランス)、シャッター速度、絞り値、ストロボ発光状態、感度、測距設定、測光設定、レックレビュー表示時間等の撮像条件がある。
図8において、ユーザは登録先を選択し、「SET」をさらに選択することで、その登録先を選択したことがデジタルカメラ100に入力されたこととなる。
図9は、図2におけるシステム制御部により実行されるカスタムモード呼び出し処理の手順を示すフローチャートである。
図9のカスタムモード呼び出し処理は、システム制御部50により実行される。
図9において、デジタルカメラ100が起動した際、現在設定されているモードを不揮発性メモリ56より取得し(ステップS901)、取得したモードがカスタムモードか否かを判別し(ステップS902)、取得したモードがカスタムモードと判別されたとき(ステップS902でYES)、そのカスタムモードがC1か否かを判別し(ステップS903)、C1と判別されたとき(ステップS903でYES)、不揮発性メモリ56に登録されているC1の設定内容を取得し(ステップS904)、その設定内容を各パラメータに反映することで設定し(ステップS905)(撮像条件設定部)、本処理を終了する。
一方、ステップS903の判別の結果、取得したカスタムモードがC1ではないときは(ステップS903でNO)、不揮発性メモリ56に登録されているC2の設定内容を取得し(ステップS906)、ステップS905に処理が進む。
また、ステップS902の判別の結果、取得したモードがカスタムモードではないとき(ステップS902でNO)、現在のモードの設定パラメータを取得し(ステップS907)、ステップS905に処理が進む。
上述したカスタムモード呼び出し処理において、カスタムモードが示す撮像条件が設定された場合に、設定されたカスタムモードにおいてホイール173、ダイヤル174に割り当てられた機能を画面表示部128に表示させるようにシステム制御部50が制御するようにしてもよい。
図10は、図2におけるシステム制御部50により実行される機能登録処理の手順を示すフローチャートである。
図10の機能登録処理は、システム制御部50により実行される。
なお、本実施の形態においては、機能を登録できる部材として、ホイール173及びダイヤル174の2つの部材を例に説明する。また、本実施の形態においては、登録できる機能として、「シャッタースピード」「絞り値」、「ホワイトバランス」、「アスペクト比」を例に説明するが、もちろんそれ以外の機能も割り当て可能である。さらに、本実施の形態において、設定できる撮像モードとしては、「マニュアルモード」(Mモード)、「絞り優先AEモード」(Avモード)、「シャッター優先AEモード」、及び「プログラムAEモード」(Pモード)を想定しているが、それ以外の撮像モードを設定できるようにしてもよい。
なお、「マニュアルモード」は、シャッタースピードと絞り値を設定させる撮像条件である。「絞り優先AEモード」は、絞り数値を設定して撮像できる撮像条件である。「シャッター優先AEモード」は、シャッタースピードを設定して撮像できる撮像条件である。「プログラムAEモード」は、デジタルカメラ100の設定に従って撮像をおこなう撮像条件である。
ホイール173やダイヤル174に機能を割り当てると、撮像待機画面でホイール173やダイヤル174を回転するだけで、割り当てられた機能の設定を変更することができる。
図10において、現在設定されているモードを不揮発性メモリ56より取得し、現在のモードがカスタムモードかどうかを判別し(ステップS1001)、カスタムモードではないと判別されたとき(ステップS1001でNO)、各モードにおいてホイール173、ダイヤル174に割り当てられている機能を不揮発性メモリ56より取得して表示し(ステップS1002)、割り当て変更操作がユーザにより行われたと判別されると(ステップS1003でYES)、変更されるモードを取得し、変更されるモードがMモードであるか否か判別し(ステップS1004)、変更されるモードがMモードと判別されたとき(ステップS1004でYES)、Mモードにおけるホイール173又はダイヤル174に対する機能割り当て内容を変更し(ステップS1005)(変更部)、変更された機能を不揮発性メモリ56に保存することで設定し(ステップS1012)(変更設定部)、本処理を終了する。
一方、ステップS1004の判別の結果、変更されるモードがMモードではないとき(ステップS1004でNO)、変更されるモードがAvモードであるか否か判別し(ステップS1007)、変更されるモードがAvモードと判別されたとき(ステップS1007でYES)、Avモードにおけるホイール173又はダイヤル174に対する機能割り当て内容を変更し(ステップS1008)(変更部)、変更された機能を不揮発性メモリ56に保存することで設定し(ステップS1012)(変更設定部)、本処理を終了する。
また、ステップS1007の判別の結果、変更されるモードがAvモードではないとき(ステップS1007でNO)、変更されるモードがTvモードであるか否か判別し(ステップS1009)、変更されるモードがTvモードと判別されたとき(ステップS1009でYES)、Tvモードにおけるホイール173又はダイヤル174に対する機能割り当て内容を変更し(ステップS1010)(変更部)、変更された機能を不揮発性メモリ56に保存することで設定し(ステップS1012)(変更設定部)、本処理を終了する。
一方、ステップS1009の判別の結果、変更されるモードがTvモードではないとき(ステップS1009でNO)、Pモードにおけるホイール173又はダイヤル174に対する機能割り当て内容を変更し(ステップS1011)(変更部)、変更された機能を不揮発性メモリ56に保存することで設定し(ステップS1012)(変更設定部)、本処理を終了する。
また、ステップS1001の判別の結果、現在のモードがカスタムモードであるとき(ステップS1001でYES)、後述する図12のカスタムモード機能登録処理を実行して、カスタムモードにおける機能登録処理をし(ステップS1006)、本処理を終了する。
図11は、図10のステップS1002で、ユーザに表示される機能割り当て画面を示す図である。
図11において、機能割り当て画面は、撮像モード及び前記カスタムモード毎に割り当てられた機能を、撮像モード及びカスタムモードの各々の名称とともに、撮像モードとカスタムモードとを区別して表示部128に表示させるようにシステム制御部50が制御する。
ユーザは、この機能割り当て画面から、上述した各動作モード(M、Av、Tv、P)におけるホイール173、ダイヤル174の機能割り当てを行うことができる。ステップS1001で現在のモードを取得後、カスタムモードでない場合は、機能割り当て画面に示されるような設定項目にすることで、デジタルカメラ100がどのモードに設定されていても、他のモードの割り当て情報を確認でき、また変更可能なので、使い勝手が向上する。
図12は、図10のステップS1006で説明したカスタムモード機能登録処理の手順を示すフローチャートである。
図12のカスタムモード機能登録処理は、システム制御部50により実行される。
図12において、各モードでホイール173、ダイヤル174に割当てられている機能を取得し(ステップS1201)、そして図13のカスタムモード機能登録画面に示されるように、カスタムモード(C2(P))以外の割り当て内容をグレーアウトすることで、カスタムモードと撮像モードとを区別して表示させ(ステップS1202)(表示制御部)、カスタムモードに変更される前のモード(カスタムモードを設定する際のモード)を不揮発メモリ56により取得し(ステップS1203)、図13に示されるようにカスタムモード(C2(P))と併記する(ステップS1204)(表示制御部)。図13に示されるように、変更される前の撮像モードの名称をカスタムモードの名称に併記するように表示部128に表示させるように制御する。
次いで、ユーザから割り当て変更操作があれば(ステップS1205でYES)、カスタムモードにおけるホイール173又はダイヤル174に対する機能割り当て内容を変更し(ステップS1206)(変更部)、変更された機能を揮発性のシステムメモリ52に保存することで設定し(ステップS1207)(変更設定部)、本処理を終了する。
上記ステップS1202において、カスタムモード以外の割り当てられている内容をグレーアウトさせて表示する理由について説明する。
カスタムモード選択中においては、各パラメータの設定はできるものの、一度カスタムモードを終了して再度カスタムモードにすると、前回のカスタムモードで設定した内容はリセットされる、というカスタムモードの特性上の制約があるためである。
つまり、カスタムモードは、ユーザの好みにより設定されたパラメータのセットとして設定されるべきものなので、カスタムモードにおいて変更された内容は、変更された時点でのカスタムモードにおける撮像にだけ有効とする。
変更された時点でのカスタムモードにおける撮像にだけ有効とは、変更された時点でのカスタムモードから他のモードに切り替わり、再び上記カスタムモードに切り替わっても、先ほど変更した内容は無効となっていることをいう。
もちろん、変更された時点でのカスタムモードにおいて、そのまま電源を落とされ、再び起動され、上記カスタムモードに切り替わっても、先ほど変更した内容は無効となっている。変更された時点でのカスタムモードから、他のモードに切り替わったり、又は電源を落とされることを、カスタムモードを抜ける、と表現する。
このように制御するために、システム制御部50は、変更された内容を不揮発性メモリ56には記録せずに、変更された時点でのカスタムモードを抜けると、変更された内容を無効とするように制御する。このようにシステム制御部50が制御せずに、カスタムモード機能登録画面において、カスタムモード以外のモードに関しても機能登録設定させてしまうと、その内容は他のモードに遷移しても覚えておかなければならなくなり、他のパラメータの記録ルールと整合性がとれなくなってしまう。
以上から、システム制御部50は、図10に示した撮像モードにおいて操作部材の機能の割り当てを変更した際には、不揮発性メモリ56に記録し、図12に示したカスタムモードにおいて操作部材の機能の割り当てを変更した際には、揮発性のシステムメモリ52に記録する。
すなわち、撮像モードにおいて変更された機能は、次に変更されるまで有効とし、カスタムモードにおいて変更された機能は、変更された時点でのカスタムモードにおける撮像にだけ有効とするように、変更された機能をシステム制御部50が設定する。
これにより、操作部材に割り当てられた撮像に関する機能の変更に対するユーザの使い勝手を向上させることができる。
なお、上述した実施の形態において、システム制御部50の制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラ100に適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されない。すなわち、本発明はパーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、プリンタ装置に設けられた印刷画像選択および確認のためのディスプレイ、デジタルフォトフレームなど、複数の画像を同時に表示するように制御可能な表示制御装置であれば適用可能である。
(他の実施形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記録媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
50 制御部
52 システムメモリ
56 不揮発性メモリ
100 デジタルカメラ
170 操作部
173 ホイール
174 ダイヤル

Claims (7)

  1. 予め定められた撮像条件で被写体を撮像する撮像モード、又はユーザにより設定された撮像条件で被写体を撮像するカスタムモードで被写体を撮像可能であり、ユーザが操作可能な操作部材に、撮像に関する機能を前記撮像モード及びカスタムモード毎に割り当て可能な撮像装置であって、
    前記撮像モード及び前記カスタムモード毎に前記操作部材に割り当てられた機能を他の機能に変更する変更部と、
    前記撮像モードにおいて前記変更部により変更された機能は、次に前記変更部により変更されるまで有効とし、前記カスタムモードにおいて前記変更部により変更された機能は、前記変更部により変更された時点でのカスタムモードにおける撮像にだけ有効とするように、前記変更された機能を設定する変更設定部と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 表示部と、
    前記撮像モード及び前記カスタムモード毎に割り当てられた機能を、前記撮像モード及びカスタムモードの各々の名称とともに、前記撮像モードと前記カスタムモードとを区別して前記表示部に表示させるように制御する表示制御部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記表示制御部は、前記変更部により、撮像モードから変更されたカスタムモードの名称を表示する場合には、変更される前の撮像モードの名称を前記カスタムモードの名称に併記するように前記表示部に表示させるように制御することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記撮像モード及び前記カスタムモードが示す撮像条件を、撮像する際の撮像条件として設定する撮像条件設定部と、
    前記表示制御部は、前記撮像条件設定部により、前記カスタムモードが示す撮像条件が設定された場合に、設定されたカスタムモードにおいて前記操作部材に割り当てられた機能を前記表示部に表示させるように制御することを特徴とする請求項2又は3記載の撮像装置。
  5. 予め定められた撮像条件で被写体を撮像する撮像モード、又はユーザにより設定された撮像条件で被写体を撮像するカスタムモードで被写体を撮像可能であり、ユーザが操作可能な操作部材に、撮像に関する機能を前記撮像モード及びカスタムモード毎に割り当て可能な撮像装置の制御方法あって、
    前記撮像モード及び前記カスタムモード毎に前記操作部材に割り当てられた機能を他の機能に変更する変更ステップと、
    前記撮像モードにおいて前記変更ステップにより変更された機能は、次に前記変更ステップにより変更されるまで有効とし、前記カスタムモードにおいて前記変更ステップにより変更された機能は、前記変更ステップにより変更された時点でのカスタムモードにおける撮像にだけ有効とするように、前記変更された機能を設定する変更設定ステップと、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  6. 予め定められた撮像条件で被写体を撮像する撮像モード、又はユーザにより設定された撮像条件で被写体を撮像するカスタムモードで被写体を撮像可能であり、ユーザが操作可能な操作部材に、撮像に関する機能を前記撮像モード及びカスタムモード毎に割り当て可能な撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記制御方法は、
    前記撮像モード及び前記カスタムモード毎に前記操作部材に割り当てられた機能を他の機能に変更する変更ステップと、
    前記撮像モードにおいて前記変更ステップにより変更された機能は、次に前記変更ステップにより変更されるまで有効とし、前記カスタムモードにおいて前記変更ステップにより変更された機能は、前記変更ステップにより変更された時点でのカスタムモードにおける撮像にだけ有効とするように、前記変更された機能を設定する変更設定ステップと、
    を備えることを特徴とするプログラム。
  7. 請求項6記載のプログラムを格納するコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
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