JP6188321B2 - グロープラグ - Google Patents
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Description
[態様]
軸線方向に沿って延びる貫通孔を有する金具と、
前記貫通孔に挿入された中軸であって、前記中軸の外周面と前記貫通孔の内周面との間に隙間をあけて配置された前記中軸と、
前記中軸の前記外周面と前記貫通孔の前記内周面との両方に接触することによって、前記中軸と前記貫通孔との間の前記隙間をシールするOリングと、
を備えるグロープラグであって、
前記中軸の前記Oリングと接触する部分の外周面の周方向に沿った表面粗さの最大高さは12.5μm以下であり、
前記グロープラグは、さらに、
前記金具よりも後端側に配置された端子部材と、
前記金具の先端部に固定され、通電によって発熱するヒータ部材と、
前記ヒータ部材の後端部に固定された接続部材と、
を備え、
前記中軸は、
前記中軸の先端に形成され、前記接続部材に接続された第1接続端部と、
前記中軸の後端に形成され、前記端子部材に接続された第2接続端部と、
前記第1接続端部と前記第2接続端部とを接続し、外径が一定な、定径部と、
を含み、
前記ヒータ部材は、前記軸線方向に沿って延びるセラミックヒータを含み、
前記接続部材は、前記セラミックヒータの後端部に固定され、
前記中軸の前記定径部の前記外径は、前記セラミックヒータの外径よりも小さく、
前記第1接続端部の硬度と前記第2接続端部の硬度とは、前記定径部の硬度よりも、大きい、
グロープラグ。
軸線方向に沿って延びる貫通孔を有する金具と、
前記貫通孔に挿入された中軸であって、前記中軸の外周面と前記貫通孔の内周面との間に隙間をあけて配置された前記中軸と、
前記中軸の前記外周面と前記貫通孔の前記内周面との両方に接触することによって、前記中軸と前記貫通孔との間の前記隙間をシールするOリングと、
を備えるグロープラグであって、
前記中軸の前記Oリングと接触する部分の外周面の周方向に沿った表面粗さの最大高さは12.5μm以下である、グロープラグ。
適用例1に記載のグロープラグであって、さらに、
前記金具よりも後端側に配置された端子部材と、
前記金具の先端部に固定され、通電によって発熱するヒータ部材と、
前記ヒータ部材の後端部に固定された接続部材と、
を備え、
前記中軸は、
前記中軸の先端に形成され、前記接続部材に接続された第1接続端部と、
前記中軸の後端に形成され、前記端子部材に接続された第2接続端部と、
前記第1接続端部と前記第2接続端部とを接続し、外径が一定な、定径部と、
を含む、グロープラグ。
適用例2に記載のグロープラグであって、
前記中軸の前記定径部の前記外径は、前記中軸の素材の外径と同じである、グロープラグ。
適用例2または3に記載のグロープラグであって、
前記中軸の前記第1接続端部の外径は、前記中軸の前記定径部の前記外径よりも大きく、
前記中軸の前記第2接続端部の外径は、前記中軸の前記定径部の前記外径よりも小さい、
グロープラグ。
適用例2ないし4のいずれかに記載のグロープラグであって、
前記ヒータ部材は、前記軸線方向に沿って延びるセラミックヒータを含み、
前記接続部材は、前記セラミックヒータの後端部に固定され、
前記中軸の前記定径部の前記外径は、前記セラミックヒータの外径よりも小さい、グロープラグ。
適用例1ないし5のいずれかに記載のグロープラグであって、
前記中軸は、鍛造で成形されている、グロープラグ。
適用例1ないし6のいずれかに記載のグロープラグであって、
前記中軸は、ステンレス鋼を用いて構成されている、グロープラグ。
A−1.グロープラグの構成:
本発明の実施の形態を実施例に基づき説明する。図1は、本発明の一実施例としてのグロープラグを示す説明図である。グロープラグ10は、図示しない内燃機関(例えば、ディーゼルエンジン)の始動補助等のための熱源として機能する。図1(A)は、グロープラグ10の縦断面図であり、図1(B)は、グロープラグ10の一部分(セラミックヒータ40を含む部分)を示す拡大断面図である。図示されたラインCLは、グロープラグ10の中心軸を示している。以下、中心軸CLのことを「軸線CL」とも呼び、中心軸CLと平行な方向を「軸線方向」とも呼ぶ。図中の第1方向D1と第2方向D2とは、軸線CLと平行であり、第2方向D2は、第1方向D1と反対の方向である。後述するように、通電によって発熱するヒータ部材740は、グロープラグ10の第1方向D1側の端部を形成している。以下、このような第1方向D1側を「先端側」とも呼び、第2方向D2側を「後端側」とも呼ぶ。また、グロープラグ10の種々の部材の第1方向D1側の端を「先端」とも呼び、第2方向D2側の端を「後端」とも呼ぶ。
図2、図3は、グロープラグ10の製造方法のフローチャートである。図3は、図2の続きを表している。フローチャートの各ステップには、そのステップで処理される部材の概略断面図が示されている。図2、図3のフローチャートは、中軸30の製造方法を詳細に示している。グロープラグ10の他の部材の製造方法としては、公知の方法を採用可能であり、詳細な説明を省略する。
図4は、中軸30の外周面の粗さと、Oリング50の気密性と、の間の関係の説明図である。図中には、中軸30(具体的には、定径部35と第2接続端部39)の一部分の斜視図が示されている。定径部35の外周面上に形成された帯状の接触領域Acは、定径部35の外周面のうちのOリング50(図1)と接触する領域である。接触領域Ac上には、周方向Dcが矢印で示されている。この周方向Dcは、中心軸CLを中心とする円に沿った方向である。接触領域Acは、この周方向Dcに沿って定径部35の外周面を1周するリング状の領域である。
評価A:流量が1cm3/min未満である。
評価B:流量が1cm3/min以上である。
定径部35(図2)の外径Dw : 2.6mm
大径部312の第2外径D312 : 3.9mm
小径部311の第1外径D311 : 3.1mm
第2接続端部39の外径D39 : 2.25mm
(1)中軸30の形状と寸法としては、上述の実施例の形状と寸法とに限らず、種々の形状と寸法とを採用可能である。例えば、定径部35の外径が、素材(例えば、線材900(図2))の外径と異なっていてもよい。定径部35の外径が素材の外径よりも小さい場合には、定径部35を鍛造(例えば、回転鍛造)によって形成してもよい。また、第1接続端部31の外径が定径部35の外径よりも小さくてもよい。この場合も、第1接続端部31を鍛造で形成することが好ましい。また、第2接続端部39の外径が定径部35の外径よりも大きくてもよい。この場合も、第2接続端部39を鍛造で形成することが好ましい。いずれの場合も、中軸30の少なくとも一部(例えば、第1接続端部31と第2接続端部39)を鍛造で成形することが好ましい。ただし、中軸30を、鍛造を用いずに、切削等の他の加工方法によって、形成してもよい。
Claims (5)
- 軸線方向に沿って延びる貫通孔を有する金具と、
前記貫通孔に挿入された中軸であって、前記中軸の外周面と前記貫通孔の内周面との間に隙間をあけて配置された前記中軸と、
前記中軸の前記外周面と前記貫通孔の前記内周面との両方に接触することによって、前記中軸と前記貫通孔との間の前記隙間をシールするOリングと、
を備えるグロープラグであって、
前記中軸の前記Oリングと接触する部分の外周面の周方向に沿った表面粗さの最大高さは12.5μm以下であり、
前記グロープラグは、さらに、
前記金具よりも後端側に配置された端子部材と、
前記金具の先端部に固定され、通電によって発熱するヒータ部材と、
前記ヒータ部材の後端部に固定された接続部材と、
を備え、
前記中軸は、
前記中軸の先端に形成され、前記接続部材に接続された第1接続端部と、
前記中軸の後端に形成され、前記端子部材に接続された第2接続端部と、
前記第1接続端部と前記第2接続端部とを接続し、外径が一定な、定径部と、
を含み、
前記ヒータ部材は、前記軸線方向に沿って延びるセラミックヒータを含み、
前記接続部材は、前記セラミックヒータの後端部に固定され、
前記中軸の前記定径部の前記外径は、前記セラミックヒータの外径よりも小さく、
前記第1接続端部の硬度と前記第2接続端部の硬度とは、前記定径部の硬度よりも、大きい、
グロープラグ。 - 請求項1に記載のグロープラグであって、
前記中軸の前記定径部の前記外径は、前記中軸の素材の外径と同じである、グロープラグ。 - 請求項1または2に記載のグロープラグであって、
前記中軸の前記第1接続端部の外径は、前記中軸の前記定径部の前記外径よりも大きく、
前記中軸の前記第2接続端部の外径は、前記中軸の前記定径部の前記外径よりも小さい、
グロープラグ。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載のグロープラグであって、
前記中軸は、鍛造で成形されている、グロープラグ。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載のグロープラグであって、
前記中軸は、ステンレス鋼を用いて構成されている、グロープラグ。
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- 2012-12-17 JP JP2012275163A patent/JP6188321B2/ja active Active
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