JP6188182B1 - 空席管理装置及び空席管理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者に供される施設や設備の混雑時、利用者に対して施設や設備の迅速な利用を促して、効果的に混雑解消を図ることを目的とする。【解決手段】本発明に係る空席管理装置は、利用者に供される施設の空席情報を管理する空席管理装置であって、利用者が参照する表示装置に施設の空席情報を配信する配信手段と、第1の利用者による施設の利用待機を検知する検知手段と、施設が満席であって且つ利用待機が検知された場合、第2の利用者が利用中の施設に設置された通知端末に、第1の利用者を含む待機者に関する情報を通知する。【選択図】図9

Description

本発明は、空席管理装置、空席管理プログラム、及び通知システムに関する。
従来より、空席管理システムが知られている。例えば、飲食店、鉄道、宿泊施設、更にはトイレなど幅広い分野で、利用者に供される施設や設備の空き状況を管理し、リアルタイムに空席情報を管理する(例えば、特許文献1−4参照)。
特開2015−095178号公報 特開2014−085806号公報 特開2012−248211号公報 特開2011−221804号公報
このうち、飲食店やトイレなどの施設が混雑し満席の場合、入り口に人が溢れ出ていたり、行列をなしている光景がしばしば見られる。このような場合、入り口付近に空席管理端末等が設置されており、現在の待ち人数や待ち時間などを表示することで、利用者の便宜性を向上させる。
しかしながら、利用者の中にはあまりに待ち時間が長い場合、利用を諦めて引き返したり、他の施設を探す者も少なくない。また利用者にとっては無駄足となり顧客満足度が低下する可能性もある。
本発明は、上記の点に鑑み提案されたものであり、一つの側面では、利用者に供される施設や設備の混雑時、利用者に対して施設や設備の迅速な利用を促して、効果的に混雑解消を図ることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る空席管理装置は、利用者に供される施設の空
席情報を管理する空席管理装置であって、利用者が参照する表示装置に前記施設の空席情
報を配信する配信手段と、第1の利用者による、前記施設に設置された操作装置の操作を検知することにより、前記施設の利用待機を検知する検知手段と、前記施設が満席であって且つ前記利用待機が検知された場合、第2の利用者が利用中の施設に設置された通知端末に、前記第1の利用者を含む待機者に関する情報を通知する通知手段とを有し、前記第2の利用者に対して利用中の施設の迅速な利用を促す
本発明の実施の形態によれば、利用者に供される施設や設備の混雑時、利用者に対して施設や設備の迅速な利用を促して、効果的に混雑解消を図ることができる。
本実施形態に係る空席管理システムの構成例を示す図である。 本実施形態に係る空席管理システムのトイレ施設設置例を示す図である。 本実施形態に係るサーバのハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態に係るサーバのソフトウェア構成例を示す図である。 本実施形態に係る空席管理DBのデータ例を示す図である。 本実施形態に係るデジタルサイネージの空席情報表示画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る操作ボタンの一例を示す図である。 本実施形態に係る携帯端末の空席情報表示画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る通知端末の通知情報表示画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る通知端末の変形例を示す図である。 本実施形態に係るサーバの更新処理を示すフローチャート図である。 本実施形態に係るサーバの通知処理を示すフローチャート図である。
本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
<システム構成>
(ネットワーク構成)
図1は、本実施形態に係る空席管理システムの構成例を示す図である。図1の空席管理システム100は、空席管理サーバ10と、デジタルサイネージ20と、携帯端末30と、監視機器40と、接近検知装置50と、操作ボタン60と、通知端末70とを含み、ネットワーク80を介して接続されている。
空席管理サーバ(以下、単にサーバという)10は、デジタルサイネージ20及び携帯端末30に、施設(又は設備)の空席情報などの各種コンテンツを配信する装置である。配信された空席情報はデジタルサイネージ20及び携帯端末30のディスプレイ上に表示される。
デジタルサイネージ20は、屋外(例えば、巨大ディスプレイ)、店頭、施設エントランス、壁面などに設置された液晶ディスプレイなどの映像表示装置である。デジタルサイネージ20は、ネットワーク80を介してクラウド上のサーバ10と接続され、看板やポスターなどのように、施設の案内情報、広告、又は空席情報などの配信情報を表示する。
携帯端末30は、施設の利用者が所持するスマートフォンやタブレット端末、携帯電話などを含む各種の情報処理装置である。予め専用アプリケーションをインストールする。
監視機器40は、施設の空席情報(空席状況)を監視する機器である。監視対象施設毎(例えば、施設A、B・・)に設置される。監視機器40は、利用者の人感を検知する空席検知センサー40aなどの空席検知デバイスと接続されており、ネットワーク80を介してクラウド上のサーバ10に対して、監視対象施設の空席情報を送信する。なお、監視機器40は、空席検知センサー40aを含む一体型筐体の機器でもよい。
接近検知装置50は、施設エントランス近辺に設置され、施設利用者の接近を検知する。接近検知装置50は、例えばBLE(Bluetooth Low Energy)やNFC(Near Field Radio Communication)等の技術を利用して、自置から所定距離範囲X内に利用者の所持する携帯端末30(専用アプリケーションあり)が位置した場合、これを検知するとともに、サーバ10に携帯端末30の接近信号を送信する。
操作ボタン60は、施設エントランス近辺に設置され、混雑時、待機者が操作(押下)を行う操作装置である。操作ボタン60は、待機者により操作がなされるとサーバ10に操作信号を送信する。
通知端末70は、利用者に供される施設毎(例えば、トイレ、座席テーブル等)に設置され、混雑時、施設の利用を待機する待機者がいることを通知する端末装置である。利用中の利用者に対して施設の迅速な利用を促して、効果的に施設の混雑解消を図る。小型モニター、LEDランプ、スピーカーなどにより実現される。
ネットワーク80は、有線、無線を含む通信ネットワークである。ネットワーク80は、例えば、インターネット、公衆回線網、WiFi(登録商標)などを含む。
(設置例)
図2は、本実施形態に係る空席管理システムのトイレ施設設置例を示す図である。以下、本実施形態に係る空席管理システム100について、トイレ施設に適用した例を示しながら詳しく説明する。
デジタルサイネージ20は、トイレ施設入口内近辺など分かりやすく目立つ場所に設置される。サーバ10から配信されたトイレの空席情報がディスプレイ上に表示される。デジタルサイネージ20上、リアルタイムに空席情報が大きく表示されるので、利用者はトイレ空席の有無、混雑状況など一目で把握することができる。
監視機器40は、施設・設備の空席情報(空席状況)を監視するため、空席検知センサー40aなどの空席検知デバイスと施設内の無線又は有線ネットワークを介して通信可能に接続され、施設内の任意の場所に設置される。また、図2のトイレ施設には、設備番号1〜5の合計5つの個室が設けられているため、監視機器40が個室毎に計5台の空席検知センサー40aと接続されている。
空席検知センサー40aは、各個室(例えば、開閉扉)に設置され、利用者の個室の使用を検知する。監視機器40は、空席検知センサー40aの検知信号に基づいて個室が非空席状態(使用中)になったことを検知すると、施設ID、設備番号及び個室が非空席状態になったことを示す情報を、監視機器40を介してサーバ10に送信する。
また、空席検知センサー40aは、利用者の非使用を検知する。監視機器40は、空席検知センサー40aの非検知信号に基づいて個室が空席状態(非使用中)になったことを検知すると、施設ID、設備番号及び座席が空席状態になったことを示す情報を、監視機器40を介してサーバ10に送信する。
接近検知装置50は、利用者の所持する携帯端末30の接近を検知できるように、例えば、トイレ施設入口近辺に設置される。
操作ボタン60は、混雑時に待機者により操作しやすいようトイレ施設入口内近辺など分かりやすく目立つ場所に設置される。なお、操作ボタン60は複数設置されてもよい。
通知端末70は、利用者に供される施設毎(例えば、トイレ個室内、座席テーブル等)に設置される。図2のトイレ施設には、設備番号1〜5の合計5つの個室が設けられているため、個室毎に計5台の通知端末70が設置される。
(ハードウェア構成)
図3は、本実施形態に係るサーバのハードウェア構成例を示す図である。図3に示されるように、サーバ10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、HDD(Hard Disk Drive)14、及び通信装置15を有する。
CPU11は、各種プログラムの実行や演算処理を行う。ROM12は、起動時に必要なプログラムなどが記憶されている。RAM13は、CPU11での処理を一時的に記憶したり、データを記憶したりする作業エリアである。HDD14は、各種データ及びプログラムを格納する。通信装置15は、ネットワーク80を介して他装置との通信を行う。
(ソフトウェア構成)
図4は、本実施形態に係るサーバのソフトウェア構成例を示す図である。サーバ10は、主な機能部として、空席管理部101、配信部102、検知部103、通知部104、記憶部105を有する。
空席管理部101は、利用者に供される施設(設備)の空席情報を管理する。
配信部102は、施設の利用者に向けてデジタルサイネージ20や携帯端末30に、施設の空席情報を配信する機能を有している。これにより利用者はリアルタイムに施設の空き状況を把握することができる。
検知部103は、利用者による施設の利用待機、即ち待機者(利用待ち者)の存在を検知する。具体的には、施設に対する携帯端末30の接近を検知する、又は、利用者による施設に設置された操作ボタン60の操作を検知することで、待機者の存在を検知することができる。
通知部104は、施設が満席であって且つ利用者による施設の利用待機(即ち、待機者の存在)が検知された場合、利用者が利用中の施設に設置された通知端末に、待機者に関する情報を通知する。
記憶部105は、空席管理DB(Data Base)105aを記憶する機能を有している。空席管理DB105aは、施設の空席情報(空席状況)をリアルタイムに管理するためのデータベースである。
なお、各機能部は、サーバ10を構成するコンピュータのCPU、ROM、RAM等のハードウェア資源上で実行されるコンピュータプログラムによって実現されるものである。これらの機能部は、「手段」、「モジュール」、「ユニット」、又は「回路」に読替えてもよい。
(空席管理DB)
図5は、本実施形態に係る空席管理DBのデータ例を示す図である。空席管理DB105aは、施設・設備の空席情報(空席状況)をリアルタイムに管理するためのデータベースである。空席管理DB105aは、例えば、「施設ID」、「施設名」、「総設備数」、「空席数」、「設備番号」、「待機者数」などのデータ項目を有する。
「施設ID」は、施設毎に付番される固有の識別子を示す。
「施設名」は、施設の名称を示す。
「総設備数」は、利用者に供される施設又は設備の総数を示す。なお本実施形態の場合、トイレ施設を対象としているためトイレ個室を設備と呼んでいるに過ぎず、実際利用者に供される対象が施設か設備かは、その施設や供される対象に拠るところである。
「空席数」は、「総設備数」のうち、空いている設備の数を示す。「空席数」は、空席状況に応じてリアルタイムに変動する。
「設備番号」は、施設の備える設備の識別番号を示す。例えば、総設備数5の施設の場合、「設備番号」1〜5にそれぞれの設備を固定的に対応付けて登録することで、設備毎に実際の空席状況(ステータス)がリアルタイムに管理される。例えば、図5の場合、「設備番号」が下線表示になっている設備は非空席状態を示す。よって上記の「空席数」は、下線表示になっていない設備の総和数に等しくなる。
「待機者数」は、当該施設の利用を待機している待機者の数を示す。カウントタイミングは、後述するようにサーバ10が接近検知装置50からの接近信号又は操作ボタン60からの操作信号の何れかを受信したときにカウントアップされる。一方、空席が1つ出るたびにカウントダウンされる。
(デジタルサイネージ20)
図6は、本実施形態に係るデジタルサイネージの空席情報表示画面の一例を示す図である。上述したように、デジタルサイネージ20は、トイレ施設入口内近辺など分かりやすく目立つ場所に設置される(図2)。
図6のデジタルサイネージ20の空席情報表示画面には、当該トイレ施設の空席情報がリアルタイムで表示される。図6の場合、No1〜5の全個室が非空席状態(使用中)になっている。
(操作ボタン60)
図7は、本実施形態に係る操作ボタンの一例を示す図である。上述したように、操作ボタン60は、トイレ施設入口内近辺など分かりやすく目立つ場所に設置される(図2)。
図7の操作ボタン60には、「個室が満室のときにノックボタンを押下してください。」と記載されており、施設の混雑時、扉のノック動作に見立てて待機者が操作(押下)を行う。待機者により操作がなされるとサーバ10に操作信号を送信する。
なお、操作ボタン60は、ハードウェアタイプのボタンに代えて、デジタルサイネージ20の空席情報表示画面中の一部に配置されたソフトウェアボタンとして実装してもよい。
(携帯端末30)
図8は、本実施形態に係る携帯端末の空席情報表示画面の一例を示す図である。上述したように、携帯端末30は、施設の利用者が所持するスマートフォン等である。
上述のデジタルサイネージ20と同様、携帯端末30の空席情報表示画面には、当該トイレ施設の空席情報がリアルタイムで表示される。当該施設をこれから利用しようとする利用者は、施設利用前にどこからでも空席状況を予め確認することが可能となっている。
(通知端末70)
図9は、本実施形態に係る通知端末の通知情報表示画面の一例を示す図である。通知端末70は、利用者に供される施設毎(例えば、トイレ個室等)に設置され、混雑時、施設の利用を待機する待機者がいることを通知する。これにより、利用中の利用者に対して施設の迅速な利用を促して、効果的に混雑解消を図る。
図9(A)は、小型モニタータイプの通知端末70を示す。通知端末70は、サーバ10から当該施設の空席情報をリアルタイムに受信し、「トイレの使用状況」として表示する。また、利用者が使用を開始した使用時間をカウントしており、併せて「使用時間」として表示する。更に、施設が満席であって且つ利用者による施設の利用待機が検知された場合、サーバ10から待機者に関する情報(例えば、待機者の存在有無、人数等)をリアルタイムに受信し、「待機者」として表示する。
図9(B)は、LEDタイプの通知端末70を示す。通知端末70は、利用者が使用を開始した使用時間をカウントしており、「使用時間」に応じて点灯する。更に、施設が満席であって且つ利用者による施設の利用待機が検知された場合、サーバ10から待機者に関する情報(例えば、待機者の有無、待機者数等)をリアルタイムに受信し、「待機者」として表示する。
なお、通知端末70による通知は、文字・テキスト、ランプ点灯・点滅の他、スピーカーからの音声(例えば、ノック音やメロディ)などであってもよい。
ここで、施設の利用待機が検知された場合とは、具体的には、(1)施設に対する携帯端末30の接近を検知した場合、又は、(2)施設に設置された操作ボタン60の操作を検知した場合である。
(1)施設に対する携帯端末30の接近を検知した場合
携帯端末30の空席情報表示画面には、トイレ施設の空席情報がリアルタイムで表示される(図8)。当該トイレ施設をこれから利用しようとする利用者は、トイレ施設利用前に空席状況を確認する。仮に混雑していた場合であっても利用者が当該トイレ施設に向かうと、利用者の携帯端末30が接近検知装置50から所定距離範囲X内に位置した場合、サーバ10に対して携帯端末30の接近信号が送信される。
サーバ10は、接近検知装置50から携帯端末30の接近信号を受信すると、空席管理DB105aを参照し当該トイレ施設が満席であるか否かを判定する。サーバ10は、満席であると判定した場合、待機者に関する情報(例えば、待機者の有無、待機者数等)を通知端末70に送信し、通知端末70はリアルタイムにこれを表示する(図9)
(2)施設に設置された操作ボタン60の操作を検知した場合
施設の混雑時、待機者がノックに見立てて操作ボタン60の操作を行う(図7)。待機者により操作がなされるとサーバ10に対して操作信号が送信される。
サーバ10は、接近検知装置50から操作ボタン60の操作信号を受信すると、空席管理DB105aを参照し当該トイレ施設が満席であるか否かを判定する。サーバ10は、満席であると判定した場合、待機者に関する情報(例えば、待機者の有無、待機者数等)を通知端末70に送信し、通知端末70はリアルタイムにこれを表示する(図9)。
操作ボタン60により携帯端末30(専用アプリケーション)を所持していない利用者でも、上記(1)と同様に待機者に関する情報を通知端末70に送信することができる。
従来、誰でも次のような経験をしたことがある。例えば、トイレにおける混雑時、もしくは待機者がいることを分からなかった場合でもドアノックがなされたときは、先の利用者は「早く次の人のために空けてあげよう」という気持ちが芽生えるものである。また例えば、昼時の込み合う時間帯の飲食店で食事が終わった後、入口付近の待機客を目の当たりにした場合、「待っている人がいるので早く座席を空けてあげよう」という気持ちから食後早々に退店することがある。もしくは食後の歓談中、店員から「お待ちのお客様がおりますので・・」と伝えられるなど、長時間の座席占有を控えるよう促されることもある。
上記経験に基づいて、本実施形態に係る空席管理システム100は、施設等の混雑時、「現在利用中の利用者」に対して能動的な働きかけを行うことで、利用中の利用者に対して施設の迅速な利用を促す。これにより、現在利用中の利用者は迅速な施設の利用に努めるためその結果施設の混雑を迅速に解消しうるとともに、これから利用したい利用者に対しても待ち時間を少なくして迅速に施設を提供することが可能である。
図10は、本実施形態に係る通知端末の変形例を示す図である。上述の通知端末70は、利用者に供される施設毎に設置されるものであった。本変形例に係る通知端末70−2は、現在利用中の利用者が所持するスマートフォン等の携帯端末である。
施設が満席であって且つ利用者による施設の利用待機が検知された場合、サーバ10から近距離等の無線を介して施設内(例えば、トイレ個室内)に、待機者に関する情報が送信される。利用中の利用者が所持する通知端末70−2は、待機者に関する情報を受信し、「Message」として表示する。なお、通知端末70−2には予め専用アプリケーションをインストールする。こうすることで利用者に供される施設毎に通知端末70を設置するコストを削減し、導入の容易化を図ることができる。
<情報処理>
本実施形態に係るサーバの情報処理について説明する。
図11は、本実施形態に係るサーバの更新処理を示すフローチャート図である。
S1:サーバ10は、監視機器40から、施設IDを含む起動信号を受信したか否かを判定する。監視機器40は、起動時、施設IDを含む起動信号をサーバ10に送信する。
S2:サーバ10は、空席管理DB105aを参照し、施設IDをキーとして起動信号を受信した施設の空席情報(空席状況)を取得する。
S3:サーバ10は、空席情報を配信する。配信先はデジタルサイネージ20、携帯端末30である。なお、携帯端末30からは任意のタイミングで配信要求を受信するため、携帯端末30からの配信要求を受信したときは、サーバ10はS2及びS3の処理を実行すればよい。
S4:サーバ10は、監視機器40から、施設ID、設備番号及び設備が非空席状態になったことを示す情報を受信したか否かを判定する。受信した場合、S5へ進む。
S5:サーバ10は、S4の情報に基づいて空席管理DB105aの空席状況を更新する。即ち、施設IDで特定される施設において、設備番号で特定される設備の空席状況(ステータス)を、空席状態から非空席状態へ変更する(例えば、図5の「設備番号」が下線表示)。上述したように、監視機器40は、空席検知デバイスの検知信号に基づいて設備が非空席状態又は空席状態になったことを検知すると、施設ID、設備番号及び設備が非空席状態又は空席状態になったことを示す情報を、サーバ10に送信する。
S6:サーバ10は、監視機器40から、施設ID、設備番号及び設備が空席状態になったことを示す情報を受信したか否かを判定する。受信した場合、S7へ進む。
S7:サーバ10は、施設IDをキーとして空席管理DB105aを参照し、「待機者数」が正の数か否かを判定する(「待機者数」>0?)。
S8:サーバ10は、S6の情報に基づいて空席管理DB105aの空席状況を更新する。即ち、施設IDで特定される施設において、設備番号で特定される設備の空席状況(ステータス)を、空席状態から非空席状態へ変更する。また、空席管理DB105aの「待機者数」を1カウントダウンする。(図5)。空席が1つ発生したことで、待機者が1人減るためである。
図12は、本実施形態に係るサーバの通知処理を示すフローチャート図である。
S21:サーバ10は、接近検知装置50から携帯端末30の接近信号、又は接近検知装置50から操作ボタン60の操作信号を受信したか否かを判定する。受信した場合、S22へ進む。なお、接近信号及び操作信号には、その接近検知装置50及び操作ボタン60が設置されている施設IDを含むものとする。
S22:サーバ10は、接近信号及び操作信号に含まれる施設IDをキーとして空席管理DB105aを参照し、当該施設が満席であるか否かを判定する。満席とは、使用可能な施設のうち全設備が非空席状態(使用中)のステータスにある状態である。満席と判定した場合、S23へ進む。一方、満席でないと判定した場合、S24へ進む。
S23:サーバ10は、S21の情報に基づいて空席管理DB105aの「待機者数」を1カウントアップする。(図5)。
S24:サーバ10は、通知端末70に待機者に関する情報を送信する(図9)。
<総括>
以上のように、本実施形態に係る空席管理システム100は、施設等の混雑時、「現在利用中の利用者」に対して働きかけを行うことで、利用中の利用者に対して施設の迅速な利用を促す。これにより、現在利用中の利用者は迅速な施設の利用に努めるためその結果施設の混雑を迅速に解消しうるとともに、これから利用したい利用者に対しても待ち時間を少なくして迅速に施設を提供することが可能である。
即ち、本実施形態によれば、利用者に供される施設や設備の混雑時、利用者に対して施設や設備の迅速な利用を促して、効果的に混雑解消を図ることが可能である。
なお、本発明の好適な実施の形態により、特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
例えば、利用者に供される施設や設備は、本実施形態に係るトイレ施設・設備のみに限られず、利用者が利用可能な数に限りがある施設や設備であればよい。例えば、飲食店の座席や個室、カラオケボックス、まんが喫茶のシート、貸与品、遊技店の遊技機などであってもよい。
また、本実施形態に係る空席情報とは便宜上の呼び名であって必ずしも施設・設備が席を伴うものに限られるものではなく、総じて施設・設備に空きがあるのか無いのかの情報を意味するものである。
また、本実施形態に係るデジタルサイネージ20は、例えば、ダイナミック・サイネージ、インタラクティブ・サイネージ、ナロー・キャスティング、映像配信、音声配信、デジタルPOP、デジタル・サイン、デジタル掲示板、デジタル表示サイネージ、デジタル・コンテンツ配信システム、電子POP、電子ポスター、電子ボード、電子情報ボード、電子ディスプレイ、電子看板システム、電子掲示板、電子広告板などと称してもよい。
10 空席管理サーバ
20 デジタルサイネージ
30 携帯端末
40 監視機器
50 接近検知装置
60 操作ボタン
70 通知端末
80 ネットワーク
100 空席管理システム
101 空席管理部
102 配信部
103 検知部
104 通知部
105 記憶部

Claims (4)

  1. 利用者に供される施設の空席情報を管理する空席管理装置であって、
    利用者が参照する表示装置に前記施設の空席情報を配信する配信手段と、
    第1の利用者による、前記施設に設置された操作装置の操作を検知することにより、前記施設の利用待機を検知する検知手段と、
    前記施設が満席であって且つ前記利用待機が検知された場合、第2の利用者が利用中の施設に設置された通知端末に、前記第1の利用者を含む待機者に関する情報を通知する通知手段と、
    を有し、前記第2の利用者に対して利用中の施設の迅速な利用を促すことを特徴とする空席管理装置。
  2. 前記施設は、利用者に供される施設内の設備を含むこと、
    を特徴とする請求項1に記載の空席管理装置。
  3. 利用者に供される施設の空席情報を管理する空席管理装置に、
    利用者が参照する表示装置に前記施設の空席情報を配信する配信手段と、
    第1の利用者による、前記施設に設置された操作装置の操作を検知することにより、前記施設の利用待機を検知する検知手段と、
    前記施設が満席であって且つ前記利用待機が検知された場合、第2の利用者が利用中の施設に設置された通知端末に、前記第1の利用者を含む待機者に関する情報を通知する通知手段として機能させ、前記第2の利用者に対して利用中の施設の迅速な利用を促すための空席管理プログラム。
  4. 利用者に供される施設の空席情報を管理する空席管理装置であって、
    第1の利用者による、前記施設に設置された操作装置の操作を検知する検知手段と、
    前記施設が満席であって且つ前記操作装置が操作された場合、第2の利用者が利用中の施設に設置された通知端末に、前記第1の利用者を含む待機者に関する情報を通知する通知手段と、
    を有し、前記第2の利用者に対して利用中の施設の迅速な利用を促すことを特徴とする空席管理装置。
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