JP6187151B2 - 積層シート、及び、積層シートの接合方法 - Google Patents
積層シート、及び、積層シートの接合方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6187151B2 JP6187151B2 JP2013222701A JP2013222701A JP6187151B2 JP 6187151 B2 JP6187151 B2 JP 6187151B2 JP 2013222701 A JP2013222701 A JP 2013222701A JP 2013222701 A JP2013222701 A JP 2013222701A JP 6187151 B2 JP6187151 B2 JP 6187151B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- laminated
- heat
- melting point
- sealing film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/30—Landfill technologies aiming to mitigate methane emissions
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
またキャッピングシートは、工場や現場において、被覆領域の大きさに合わせて、長方形の反物を接合して形成される。
また積層シートにおいて、前記熱融着フィルムは、前記上面に積層された第1熱融着フィルムと、前記下面に積層された第2熱融着フィルムとが、前記側面において貼り合わされていることが好ましい。
熱融着フィルム12は、シート本体2の一辺Aにおいて、上面2a、下面2b、及び側面2cに存在している。詳しくは、熱融着フィルム12は、上面2a、及び下面2bにおいて、側面2cから50〜500mmの領域に存在している。熱融着フィルム12が側面2cから50mm以上の領域に存在していると十分に防水性を維持することができる。また、500mmを超える領域に存在していると、経済的及び実用的に不利であり、透湿性の領域が狭くなるので好ましくない。なお、熱融着フィルム12は、シート本体2の少なくとも一辺に存在すればよい。また、積層シート1を複数枚接合することができるように、シート本体2を長方形とし、熱融着フィルム12をシート本体2の両長辺に存在させることが好ましい。
図4は、熱融着フィルムの断面図である。図4に示すように、熱融着フィルム12は、1枚の高融点物質層14の両面に1枚ずつ低融点物質層13が積層されている3層構造であることが好ましい。
(1)合わせ工程において、図5(a)に示すように、積層シート1を2枚以上用意し、第1積層シート1aの熱融着フィルムと、第2積層シート1bの熱融着フィルムとを重ね合わせる。積層シート同士を重ね合わせる部分の幅(接合部分の幅)は特に限定されないが、実用的には、50mm以上150mm以下であることが好ましい。
JIS_L_1906の規定に従って測定した。
JIS_L_1906の規定に従って測定した。
JIS_K_7128_1法の規定に従って測定した。
JIS_L_1906の規定に準拠して測定した。15cm角のサンプルを切り出し、80℃のオーブンに10分間置いた後の、縦横の辺の長さの変化率を測定し、その平均値を採用した。
JIS_L_1055_A法の規定に従って測定した。
ASTM_D_4833の規定に従って測定した。
JIS_L_1099_A−1法の規定に従って測定した。
JIS_L_1092の耐水度試験A法の規定に従って測定した。サンプルを固定ホルダーより一回り大きい円形に切り出し、端部を溶融パラフィンにつけてシートの末端封鎖を行い、隙間のありそうなところにはシリコン系シール材を塗って固化した。その後ホルダーにセットし、目視により水滴が浮き上がった際の水頭を測定した。n=5点測定し、その中で最も値の低いものを採用した。
JIS_L_1906の規定に準拠して測定した。接合部が上下の固定チャックの中間に来るようにセットして測定を行った。
第1繊維シートとして、黒色に着色されたポリエステル製の部分熱接着長繊維不織布(目付100g/m2、厚み0.4mm、遮光率99.8%以上)を用いた。この第1繊維シートの上に、防水透湿性シートとして、ポリエチレンをインフレーション法により製膜した防水透湿フィルム(トクヤマ株式会社製の「ポーラム」高耐候高伸度タイプ:目付100g/m2、厚み100μm、破断伸び率530%、引裂強度2.1N、80℃での縦横の熱収縮率の平均値16%)を積層した。
実施例1で作製した防水透湿性積層体1の第1繊維シート面にホットメルトフィルム(表裏層融点110℃、中間層融点180℃の3層構造)を端部から100mm、端部から20mmはみ出すように積層させ、フィルム端部から10〜60mmの幅を接合させた以外は実施例1と同様の方法で施工及び評価を行った。実施例2では耐水度圧、接合部強度ともに極めて良好であった。実施例2の接合部強度結果を表1に示す。
実施例1で作製した防水透湿性積層体1の防水透湿性積層体1両端部の第1繊維シート面にホットメルトフィルム(表裏層融点110℃、中間層融点180℃の3層構造)を端部から100mm、端部から20mmはみ出すように積層させたものと、防水透湿性積層体1両端部の第2繊維シート面にホットメルトフィルム(表裏層融点110℃、中間層融点180℃の3層構造)を端部から100mm、端部から20mmはみ出すように積層させ、2枚の積層体のホットメルト面同士が重なり合うように接合した。その他の点は実施例2と同様の方法で施工及び評価を行った。実施例3では耐水度圧、接合部強度ともに極めて良好であった。実施例3の接合部強度結果を表1に示す。
実施例1で作製した防水透湿性積層体1同士を100mmオーバーラップさせ、端部から10〜60mmの幅を接合させた。その他の点は実施例1と同様の方法で施工及び評価を行った。比較例1では耐水度圧、接合部強度ともに低い値であった。比較例1の評価結果を表1に示す。
10 透湿防水シート
11、11a、11b 保護シート
12 熱融着フィルム
13 低融点物質層
14 高融点物質層
Claims (14)
- 透湿防水シートと保護シートとが積層されたシート本体と、
前記透湿防水シート及び前記保護シートよりも融点が低い低融点物質を含む熱融着フィルムとを備える積層シートであって、
前記熱融着フィルムは、前記シート本体の少なくとも一辺において、該シート本体の上面、下面、及び側面に存在していることを特徴とする積層シート。 - 前記シート本体は長方形であり、
前記熱融着フィルムは、前記シート本体の両長辺に存在している請求項1に記載の積層シート。 - 前記熱融着フィルムは、
前記上面に積層された第1熱融着フィルムと、前記下面に積層された第2熱融着フィルムとが、前記側面において貼り合わされている請求項1又は2に記載の積層シート。 - 前記第1熱融着フィルムと前記第2熱融着フィルムとが貼り合わされている部分が、前記側面から3mm以上突出している請求項3に記載の積層シート。
- 前記熱融着フィルムは、
1枚の熱融着フィルムが曲げられて、前記上面、前記側面、及び前記下面に貼り付けられている請求項1又は2に記載の積層シート。 - 前記低融点物質は、
融点が150℃以下である請求項1〜5のいずれか1項に記載の積層シート。 - 前記熱融着フィルムは、
前記低融点物質からなる低融点物質層と、
前記低融点物質よりも融点が高い高融点物質からなる高融点物質層との積層構造である請求項1〜6のいずれか1項に記載の積層シート。 - 前記高融点物質は、
融点が160℃以上である請求項7に記載の積層シート。 - 前記熱融着フィルムは、
前記高融点物質層の両面に前記低融点物質層が積層されている請求項7又は8に記載の積層シート。 - 前記熱融着フィルムが、前記上面、及び前記下面において、前記側面から50〜500mmの領域に存在している請求項1〜9のいずれか1項に記載の積層シート。
- 前記シート本体は、
前記透湿防水シートの両面に前記保護シートが積層されている請求項1〜10のいずれか1項に記載の積層シート。 - 請求項1〜11のいずれか1項に記載の積層シートを2枚以上用意し、第1積層シートの熱融着フィルムと、第2積層シートの熱融着フィルムとを重ね合わせる合わせ工程と、
前記合わせ工程により重ね合わせた部分を加熱して、前記第1積層シートと前記第2積層シートとを熱溶着する接合工程とを含むことを特徴とする積層シートの接合方法。 - 透湿防水シートと保護シートとが積層されたシート本体を含む積層シート同士を接合する積層シートの接合方法であって、
第1シート本体の一辺、及び第2シート本体の一辺において、前記透湿防水シート及び前記保護シートよりも融点が低い低融点物質を含む熱融着フィルムを、該シート本体の上面、下面、及び側面に存在させて、前記第1シート本体の一辺と、前記第2シート本体の一辺とを重ね合わせる合わせ工程と、
前記合わせ工程により重ね合わせた部分を加熱して、前記第1シート本体と前記第2シート本体とを熱融着する接合工程とを含むことを特徴とする積層シートの接合方法。 - 前記熱融着フィルムは、
前記低融点物質からなる低融点物質層と、
前記低融点物質よりも融点が高い高融点物質からなる高融点物質層との積層構造である請求項13に記載の積層シートの接合方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013222701A JP6187151B2 (ja) | 2013-10-25 | 2013-10-25 | 積層シート、及び、積層シートの接合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013222701A JP6187151B2 (ja) | 2013-10-25 | 2013-10-25 | 積層シート、及び、積層シートの接合方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015083362A JP2015083362A (ja) | 2015-04-30 |
JP6187151B2 true JP6187151B2 (ja) | 2017-08-30 |
Family
ID=53047260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013222701A Active JP6187151B2 (ja) | 2013-10-25 | 2013-10-25 | 積層シート、及び、積層シートの接合方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6187151B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016101569A (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | 旭化成ジオテック株式会社 | キャッピングシート |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6147622U (ja) * | 1984-09-03 | 1986-03-31 | 禎美 伊藤 | 貼付加工用シ−ト部材 |
JPS6226499U (ja) * | 1985-07-29 | 1987-02-18 | ||
JPS63197455A (ja) * | 1987-02-13 | 1988-08-16 | 昭和電工株式会社 | 衛生物品 |
JP2762039B2 (ja) * | 1994-07-12 | 1998-06-04 | クレハエラストマー株式会社 | 遮水シートの接合方法 |
JPH0858030A (ja) * | 1994-08-22 | 1996-03-05 | Inoac Corp | 三層ホットメルトフィルムとそれを用いた内装材 |
JP2003211116A (ja) * | 2002-01-23 | 2003-07-29 | Mitsuboshi Belting Ltd | 遮水シートの端部処理方法および遮水シートの端部処理装置 |
JP2009183878A (ja) * | 2008-02-07 | 2009-08-20 | Osaka Prefecture | キャッピングシートの敷設方法およびその方法に用いられるキャッピングシート |
-
2013
- 2013-10-25 JP JP2013222701A patent/JP6187151B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015083362A (ja) | 2015-04-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5737862B2 (ja) | キャッピングシートの接合方法及び接合構造 | |
US8377536B2 (en) | Seam fabrication method and article made by the method | |
US5494720A (en) | Seams and closures for plastic fabrics and clothing | |
MX2019001071A (es) | Metodo de costura impermeable a liquidos para la costura de una barrera a un virus permeable al vapor. | |
JP2014210379A (ja) | 積層シート、及び、積層シートの接合方法 | |
JP5147439B2 (ja) | 廃棄物被覆用のキャッピングシート | |
JP6187151B2 (ja) | 積層シート、及び、積層シートの接合方法 | |
JP6540197B2 (ja) | 積層シート、および、積層シートの接合方法 | |
JP6160458B2 (ja) | 積層シート、及び、積層シートの接合方法 | |
JP5586428B2 (ja) | 土木用シート | |
JP4377636B2 (ja) | 透湿防水性キャッピングシートおよびその施工方法 | |
JP5105533B2 (ja) | 廃棄物被覆用のキャッピングシート | |
JP2009183878A (ja) | キャッピングシートの敷設方法およびその方法に用いられるキャッピングシート | |
JP5402179B2 (ja) | 廃棄物被覆用キャッピングシートおよびその接合方法 | |
JP2009022836A (ja) | 水膨張性マット及び遮水構造並びに遮水構造の施工方法 | |
JP2016101569A (ja) | キャッピングシート | |
JP2022043874A (ja) | マスクおよびマスクの製造方法 | |
JP2004239619A (ja) | 保護層付き面電極シート体 | |
JPH09174723A (ja) | 熱収縮可能な外装具 | |
JP2008221052A (ja) | 遮水シートのための保護マットの敷設方法 | |
JP2008188500A (ja) | 遮水構造及び遮水構造の施工方法 | |
JP6241182B2 (ja) | 廃棄物被覆の処理方法 | |
JP7215314B2 (ja) | 土木用通気遮水複合材 | |
JP6117277B2 (ja) | 筒状保護部材及び筒状保護部材付ガス用ポリエチレン管 | |
JP3154202U (ja) | 積層保護マット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160706 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170324 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170404 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170529 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170704 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170717 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6187151 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R154 | Certificate of patent or utility model (reissue) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R154 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |